参政党はさや議員が個人の見解として「核武装が最も安上がりで最も安全を強化する策の1つ」と主張したこともあり、街宣カー周囲には「戦争反対」「人種差別反対」といったヤジやプラカードを持った人たちも集まっていた。
ヤジに対して、神谷代表は「われわれは何度も言っていますが、人を差別したり、レイシズムを推奨したり、戦争を進めたり、一切そういうことはしないとずっと言い続けています」と主張。
さらに人種差別について、日本人が世界で一番最初に言ったと発言した際に、なおも「人種差別やめろ」といったヤジが飛んだ。その際に神谷代表は「してねぇっつってんだろ」と怒号。
「われわれは外国人差別反対です!戦争反対です!皆さんは参政党を応援しないといけないんです」と締めくくった。
ネット上では、「すごいね、神谷宗幣のこのどう喝体質」「高校生じゃあるまいしイキってどうする」「なんで支持政党命令されなきゃならないんだよ」といった批判や、「神谷宗幣、かえって評価、上がるんじゃなかろうか」「このくらい強い党首が居ないと自民の政党戦略、政策に対抗できないと思う」「演説の邪魔をする人達ってどこの支持者なのでしょうか」と支持する声も上がっている。
怒鳴ったことについて批判だけでなく、賛成意見も多い。情勢が不安定になると力のある政治家を求める風潮ができる。そういう意味では参政党は勢いのある政党だ。怒鳴ったことも気になるが、「皆さんは参政党を応援しないといけないんです」と支持政党を強制しようとしている言動が気になる。この言動で支持する人が増えるのかどうか、注目だ。