同サイトによると、斉藤が手掛ける「バームSAITOU」の運営会社T社との間では、販売利益を折半する契約だったという。だが、先月8日と9日に福岡で売り上げた約160万円とレジに入っていた釣り銭の準備金が、いつまでたっても会社の口座に振り込まれず、斉藤が「“持ち逃げ”している状態」だと伝えている。
今年4月、群馬県高崎市で同店舗をオープン。バウムクーヘンの販売会には朝から長蛇の列ができるなど、ネット上にはその盛況ぶりに驚く声があふれた。再起をかけて新たな事業を展開し始めた斉藤だが、冒頭の報道でわずかに取り戻した信頼はガタ落ちである。
斉藤をめぐっては2024年10月、不同意性交などの疑いで警視庁に書類送検された。同年7月、東京都新宿区に止まっていたロケバスの中で、車内で2人きりとなった女性に性的暴行を加えた容疑。この日はテレビ番組のロケで、仕事中だったといい、スポーツ紙「スポニチ」(スポーツニッポン新聞社)の取材によると口腔性交で、白昼の情事だったことが報道された。捜査関係者によると、斉藤は「軽率な行為で、相手や自分の家族に迷惑をかけ、反省している」と話し、所属していた吉本興業は同月、契約を解除した。
女性は警視庁に被害届を提出し、「許すことは絶対にできません」と怒りをあらわに。その一方で、斉藤は不同意だったことを周囲に否定。妻でタレントの瀬戸サオリも自身のインスタグラムで「相手の方からも行為があり、SNSをフォローしたり連絡先を交換していたことは事実」と主張し、「不同意ではない」とする趣旨のコメントを発して騒動の火に油を注いだ。
「瀬戸のコメントに、相手女性は『斉藤氏の家族から私に“行為があった”と、まるで私に非があるかのような事実と異なるコメントが出された』と弁護士を通じて怒りのコメントを発表したのです。瀬戸の投稿はネット上でも女性に対する“二次加害”などとバッシングされ、それ以降のSNS更新は止まったままでメディア露出もありません。一部報道では斉藤とは別居状態で離婚も視野に入れているといいます」(芸能ライター)
今年4月のニュースサイト「SmartFLASH」(光文社)では、斉藤を知る男性の証言として、長男とも会えず「どうにか金を稼ぎたい、それで家庭を取り戻したい。奥さんに許しを乞いたい」と話していたことが伝えられている。
「斉藤は2017年12月に瀬戸と結婚を発表し、2019年11月には長男が誕生しています。近年は学生時代のいじめ被害を告白したことが話題になり、いじめに関する講演なども行い活動は順風満帆と思われました。しかし、不同意性交報道前年の2023年8月にキャバクラ嬢との不倫疑惑が『FRIDAY』で報じられ、さらに翌9月には14歳年下の元グラドルとの密会がまたも同誌でスッパ抜かれるなど、女性関係は度を越していました。吉本興業からも厳重注意を再三受けていたにも関わらず、最終的に警察沙汰になったことから愛想を尽かされ、芸能界からも抹殺される形となったわけです」(芸能関係者)
冒頭のトラブルに対して、T社側は業務上横領で警察に被害届を出す予定だとしている。報道直後、「バームSAITOU」はインスタグラムで「本日掲載された記事に関して、エビデンス資料含め警察に相談させて頂いております。全ては警察と司法が判断される事だと思っています」とコメント。記事中の報酬未払いの件は「一切ありません」と断言し、「斉藤氏と今バームクーヘンを販売させている為に動いている関係会社は絶対に許しません」と訴えている。
不同意性交の後には、借金騒動が報じられるなど“ホコリ”が出まくる斉藤。再起が不能に近い状態とは、まさにこのことだろう。

