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芸能 2025年09月09日 21時00分
不倫、ひき逃げ、50億円訴訟…、不安要素だらけの「102回目のプロポーズ」 “話題性”よりも“炎上狙い”か
かつて、社会現象を起こしたドラマ「101回目のプロポーズ」をご存じだろうか。俳優・浅野温子と武田鉄矢のダブル主演で1991年に放送されたフジテレビを代表する“月9”ドラマである。その続編「102回目のプロポーズ」の制作が8日、正式発表された。地上波での放送時期は未定だが、フジテレビが運営する動画配信サイト「FOD」で独占配信されるという。34年ぶりの名作復活に大きな反響が寄せられるかと思いきや、SNS上では厳しい声が多く見られる。同ドラマは、昨年3月をもって放送作家・脚本家を引退した鈴木おさむ氏の企画。主演は、前作で結ばれた2人の娘役を演じる女優・唐田えりか、お笑いコンビ・霜降り明星のせいやと俳優・伊藤健太郎が共演する。さらに、武田も続投の決定し、小さな建築会社を経営しながら、浅野との間に生まれた愛娘の幸せだけを願う父親を演じるとのこと。一部では、今秋から撮影が始まると報じられている。Xでは早速、トレンドに「唐田えりか」の名前がランクイン。その一方で、ネット上では否定的な意見が集まり、唐田と伊藤の復帰に“水を差す”といったコメントが目立つ。「唐田は2020年1月、俳優・東出昌大との不倫を報じられ日本中に激震を走らせました。2人は2018年9月公開の映画『寝ても覚めても』での共演で知り合い、交際は3年にも及んでいたといいます。東出は2015年1月に女優・杏と結婚し、2016年5月に双子の長女と次女、2017年11月には長男が誕生し3児のイクメンパパとしても知られていましたが、唐田との関係は杏が長男を妊娠していた時期と被っていたことからも“ゲス不倫”と非難が集中したのです」(芸能ライター)結果、夫妻は2020年8月に離婚。以降、東出と唐田は俳優業からフェードアウトした。そして伊藤だが、同年10月に乗用車を運転中にバイクと衝突事故を起こし、負傷者を救護せずその場を離れたことで自動車運転処罰法違反及び道路交通法違反の疑いで逮捕。2021年3月、示談が成立し不起訴処分に至っているが、伊藤は逮捕の余波で出演していたCM契約が打ち切られるなど、複数の仕事に影響を与え、スポンサーなどから巨額の違約金が請求されたという。その額、およそ8億円とも一部週刊誌では報じられ、当時の事務所は伊藤の復帰を見込み肩代わりしたというが、昨年9月に伊藤が事務所を移籍し、騒ぎになったばかりだ。「不倫の唐田と“ひき逃げ”の伊藤がメインキャストを務めることは、話題性はありますが“炎上狙い”という意見も散見されています。8日配信の『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)では、オリジナル作品の主題歌は2014年5月に覚せい剤取締法で逮捕されたシンガーソングライターのASKAに次いで、プロデューサーは元SMAP・中居正広と元フジテレビの女性アナウンサーをめぐる一連の問題で前社長の港浩一氏とともに名指された元専務の大多亮氏に触れています。ましてや、前プロデューサー・大多氏は現在、港氏とともにフジテレビから騒動の責任を追及され、50億円の損害賠償を請求される渦中の人。それらをひっくるめて、『出演者を含めて問題のある人が多く関わりすぎていることも不安要素』と指摘しています。鈴木氏は2023年から企画していた作品とのことですが、キャストが“訳あり”過ぎて世間からは批判的な意見が集中したのでしょう」(テレビ関係者)唐田は同ドラマに「大名作の前作にリスペクトと責任を胸に、今の自分の精一杯をぶつけて挑みます」とコメントを寄せ、意欲は満載。はたして、世間は唐田の恋愛モノを受け入れられるのだろうか。不安要素は強まるばかりだが、今後も目が離せない。
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社会 2025年09月09日 20時00分
「公式で作ってほしい」タイガース優勝で改めて注目された「VR飛び込み」とは
9月7日、プロ野球チーム「阪神タイガース」は2年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた。優勝を決めたのが日曜日かつ本拠地・阪神甲子園球場だったこともあり、大阪の繁華街は一転「お祭り騒ぎ」となった。阪神タイガースの優勝といえば、大阪市中央区にある道頓堀川への「ダイブ行為(飛び込み行為)」だが、一部報道によると8日の時点で少なくとも30人ほどが飛び込んでいるという。ダイブ行為は当然、非公式であり道頓堀川は水位が低くヘドロやゴミなどが漂っているため、飛び込むことでけがしたり、健康を害したりする可能性がある。それでもダイブ行為は止まることをしらず今回も数多くの「虎党」が体を濡らしていた。だが、最近ではダイブ行為にも変化が出てきたようだ。例えば、アメリカ企業が運営している「VRChat」はアバターを操作し、仮想空間を自由に行き来できる。実はVRChat上には架空の大阪が存在しており当然、道頓堀川もある。そのため、阪神タイガースの優勝時にはアバターたちが大量に道頓堀川へ飛び込む様子などが目撃された。もちろん、仮想空間上でのダイブ行為なのでけがや病気の心配はゼロということで、多くのアバターが道頓堀川へ身を投げたと予想される。この流れは阪神タイガースの18年ぶりの優勝となった、2023年以降に定着したと思われ、当時の声によると「メタバースの正しい使い方」「大阪府が公式で作ってほしい」「これなら飛びこみ放題」といった声が相次いでおり今後、日本シリーズなどで阪神タイガースが優勝した際には、リアルには飛び込まずに仮想空間上へ飛び込もう!
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芸能 2025年09月09日 19時00分
もちまる日記、「毎日更新」ストップ宣言も“時すでに遅し”か ネット不評「本当に猫達がかわいそう」
猫系YouTubeチャンネル「もちまる日記」が2025年9月7日に公開した動画で、今後は毎日の動画投稿を取りやめることを発表。ネット上からはさまざまな声が集まっている。「もちまる日記」はスコティッシュフォールドの「もちまる」「はなまる」兄弟と、その飼い主の「下僕」のチャンネル。8月にはレスキューを依頼され野良猫の「ミミ」ちゃんを保護していたが、動物病院での診療の一部始終を撮影したり、傷の治療が終わり本来着せる必要のない服を着せていたりなど、視聴者の疑問を集めることに。その後、ミミは友人に譲渡されていた。そんな「もちまる日記」だが、7日に公開した動画で「今後の動画投稿に関して」と言及。「今まで約6年間、毎日更新してきたのですが、最近、少し仕事が忙しくて編集が追いつかず」と明かした上で、「多忙の中、さらに編集に追われるよりはもちとはなとの時間を大切にしたいと思い今後は投稿頻度を下げることにしました」と報告した。なお、猫たちの「日常のかわいい映像はたくさん撮れてる」とのこと。空いた時間で編集作業を進め、今度は不定期更新になるとしていた。しかし、この投稿にネット上からは「具合悪くても動画撮り続けて本当に猫達がかわいそうでした」「時間を作って、少し猫たちを労ってほしい」「終始もちまる達を金もうけの商売道具としか見てない」という声が集まっていた。「もちまる日記」といえば、猫が飲む場所にわざとボウルに入った炭酸水を入れ、それを飲んで驚くもちまるの様子を撮影したことが物議を醸す事態に。因果関係は不明だが、その後、もちまるは脱水が影響してかかりやすくなる腎臓病や腎結石になり、その治療の様子も動画で公開され続けていた。また、先述したミミは猫エイズキャリアのため、自宅内で隔離していたものの、ミミをお風呂に入れる際に脱衣所の扉を閉めなかったため、もちまるとはなまると浴室のガラス越しに突然対面が起こる事態に。その際、もちまるが威嚇し、ミミが怯える様子も映されていた。猫が動画の道具となっていることが指摘され、炎上し続けている「もちまる日記」。毎日更新ストップのいちばんの理由が「猫のため」であれば、消火できたかもしれないが――。
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トレンド 2025年09月09日 18時00分
天一の看板メニュー“こってり”にゴキブリの死骸混入 SNS「PTSDになりそう」
「天一」の愛称で親しまれているラーメンチェーン「天下一品」の看板メニュー「こってりラーメン」に、ゴキブリの死骸が混入しているのが発覚。混入していた「新京極三条店」と同じオーナーが経営する「河原町三条店」の二店舗(いずれも京都市中京区)が、原因が分かるまで営業停止となる。異物混入が発生したのは、8月24日。20代の女性客が食事中に気が付き、店舗に申告したことで明らかになった。現時点で、健康被害は確認していないという。運営会社の天一食品商事は、問題発覚から10日後の9月3日に京都市保健所に報告。異物混入ルートが見つかるまで、営業再開はしない方針だ。公式サイトでは、謝罪文を掲載している。ネットの反応もさまざまだ。「仕方がない・防ぎようがないで片付けてほしくない」「丼ぶりの底で見つけたらPTSDになりそう」「異物混入はトラウマになる」といった批判の声が上がる一方で、「飲食店で働いたことがあればわかるが、ゴキブリやコバエなどの虫を根絶することは本当に困難」「飲食店なら絶対にゴキブリは居ます」「こういった理由で倒産するのは悲しいのでしっかり対策して頑張ってほしい」「飲食業で従事する方々のご苦労には頭が下がります」といった店側を擁護する声も上がっている。飲食業界の衛生管理は終わりがないと言われている。いくら対策を立てても、思わぬ方法で侵入してくることがあるからだ。特に油や温度、湿度は害虫にとって快適な環境。1時間ごとに清掃をしていても、完全に撲滅することは難しい。今後いかに、異物混入を防ぐか。同店だけでなく、すべての飲食店に使える方法が考案されるといいのだが。
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芸能 2025年09月09日 15時30分
大豪邸の全貌を明らかにした板野友美、球団からの“お達し”で「妻と選手をからめて書かないでほしい」と懇願する夫と懲りない妻
元AKB48でタレントの板野友美が、TBS系バラエティー番組「櫻井・有吉 THE夜会」にゲスト出演し、大豪邸の全貌を明かした。今回、「憧れの新居に引越した人」というテーマで、家賃100万円超えの3LDK高級マンションに住む板野の自宅に後輩で元AKBの大家志津香が訪問。新居は220平米ほどある大きな間取りに大家も驚愕するほど。長女のために、ボルダリングなどの遊具を70万円ほどかけて受注したという。スタジオでVTRを見る共演者たちも驚きを隠せず、視聴者もうらやむ声がSNSに寄せられた。板野は2021年1月、プロ野球・ヤクルトスワローズの高橋奎二と結婚。同年10月に長女の誕生を報告し、翌22年からは自身が手掛けるファッションブランド「ROSY LUCE」を設立し、二足のわらじを履くキャリアウーマンだ。幸せ絶頂の板野だが、その一方で球団側は手を焼いているようだ。2021年11月、ニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)は「今季は球団と番記者の関係がピリピリしっぱなしだった」とつづり、「両者(板野とヤクルト)の対立は、開幕を控えた2月にスポーツ紙が出したある記事が端緒」と報じている。記事によると、〈ヤクルト・高橋、ヘビロテ宣言 開幕ローテからフル回転へ3つの決意〉というタイトルについて球団がとがめたという。AKB48のヒット曲「ヘビーローテーション」に引っ掛け、何度でも登板してやるぞという高橋の意気込みを伝えようとする内容だったというが、「これが高津(臣吾)監督の逆鱗に触れた」と、“某紙のデスク”のタレコミを掲載している。そして、「すぐにその社のキャップが呼び出され、高橋は大事な時期にあるんだから、芸能人との絡みで面白おかしく書くのは止めてほしいと、厳しく申し渡された」とのうわさだ。その結果、ヤクルト側のメディアに対する警戒姿勢は、シーズンに入っても続いたといい、好不調の波が生じた高橋投手はリーグ戦終盤の10月まで登録と抹消を繰り返したことが原因で「球団から、高橋と板野に関する記事を書かないよう内々の通達まであった」という。そして翌11月、クライマックスシリーズ第2戦に先発し勝利を収めた高橋投手が、試合後のヒーローインタビューでフジテレビのアナウンサーに「奥さまに一言」と水を向けられると、神宮球場で観戦していた板野に向かって手を振り、「(妻は)宝物です!」と声を張り上げたのだ。この掛け合いに球団広報が反応し、「今度はフジが板野と出川(哲朗)を球場に案内してダシに使ったとばかりに『締めてやる!』と、すごい憤りようでした」といった関係者の声を報じた。「スポーツ紙各紙は〈ヤクルト高橋がお立ち台で妻の板野友美に手を振り『宝物です』と叫ぶ〉〈板野友美も応援来た〉とタイトルに板野の名前を出して、ネットで速報を飛ばしたのですが、これらの記事はいずれも削除されるか、タイトルと内容が変更されたのです。理由は、球団から“お達し”があり各社一斉に記事を取り下げたとのことです」(スポーツ関係者)その真相を球団広報部に確認した週刊誌「女性セブン」(小学館)は、「スポーツ報道で板野さんの名前を出さないようにお願いしたのは事実です。結婚後、しばらく経っても高橋の記事で板野さんのお名前を出している記事が多かったので。球団としてスポーツはスポーツで、芸能は芸能で分けて報じるべき」との回答があったと伝えている。しかし、懲りない板野は2023年1月、ヤクルトのハワイへの優勝旅行に同行し早速、自身のインスタグラムに水着姿を投稿。一部では高橋投手から「妻と選手をからめて書かないでほしい」と連絡があったとも報道された。冒頭番組で、「私たち夫婦は、家賃プラス養育費、全部合わせたのを折半している」と明かした板野。“のろけ話”もいいが、スポーツ選手を支える妻が目立ってどうする。
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社会 2025年09月09日 12時30分
“選挙で白黒つける”神谷代表 宮城知事選に候補者、検討 SNS「公開討論を蹴っといて選挙に突入……『卑怯』だよね」
参政党の神谷宗幣代表が、宮城県知事選に候補者を検討している。自身のX(旧Twitter)に「次は地方です。まず、宮城県民のお考えを問いたい。来週には応援する方を発表できる」とポストした。神谷代表と宮城県といえば、先般ひと悶着があった。同県の水道事業に対して、「国がやらないから宮城県みたいに民営化しちゃうわけでしょ。おかしい宮城県は。水道なんてめちゃくちゃ大事なわけですよ、なんで外資に売るんですか、外資に任せるんですか、彼ら金もうけですよ」と述べた。発言に対し、村井嘉浩知事は「誤解を与えている」と反論し、訂正を求めたが応じてもらえなかった。さらに、村井知事が「公開討論」を提案したが、参政党から「ご依頼は応じかねます」と断られ、「逃げたということだ。このような回答でがっかりした。(神谷代表が)『おかしいよ宮城県は』という言葉を街頭で言っていたが、そっくりそのまま『おかしいよ参政党は、おかしいよ神谷さん』と言いたい」と批判。ネット上では「まずは首長の村井知事と会談したらどうなの」「公開討論を蹴っといて選挙に突入……『卑怯』だよね」「デマで排外主義と不安を煽るのが参政党のやり方」といった声が上がっている。一方で、「個人的には村井知事の反日政策による悪評の方がもっと酷いと思うので、選挙で白黒つけるのはありなんじゃないですかね」「宮城では村井さんへの『呆れ声』の方が多い」「土葬知事、は嫌すぎる」といった歓迎する声も上がっている。神谷代表のやり方に批判が上がる一方で、賛成の声もある。参院選の結果が、それなりに期待していることを示している。宮城県知事選がどうなるかは分からないが、参政党の行動は一石を投じているのは間違いない。
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芸能 2025年09月09日 11時00分
カズレーザーの番組打ち切りに対する陰謀論の異常さ
女優の二階堂ふみとの結婚を発表したばかりのお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーだが、出演していた番組が相次いで終了となった。冠番組だった日本テレビ系バラエティー番組「カズレーザーと学ぶ。」と、テレビ朝日系「家事ヤロウ!!!」が、それぞれの歴史に幕を下ろしている。特に、「カズレーザーと学ぶ。」は、一風変わった教養番組として視聴率も悪くなかった。それだけに、いきなり番組が終了したことで、「日テレ判断誤ったなぁー もったいない」「この番組面白くて楽しみだったからショックです」という、残念がる視聴者からのコメントがSNSに多く書き込まれた。なぜ、カズレーザーの番組は相次いで終了したのだろうか。「『家事ヤロウ!!!』に関しては、MCのひとりだった中丸雄一さんが女子大生との密会騒動を起こしたことが原因で、打ち切りになったとされています。ただ、『カズレーザーと学ぶ。』に関しては、視聴率も悪くなく不祥事も起こしていないのに終了するのは不思議です。カズレーザーさんも、結婚してこれからさらに人気が上がりそうなときに、いきなり打ち切りは不可解ですね」(民放関係者)テレビ業界でも不思議だと言われる「カズレーザーと学ぶ。」の終了だが、一部の視聴者の間では陰謀論まで巻き起こっている。しかも、なぜかマイナーなSNSのThreadsにて、カズレーザーが池上彰氏の番組でトラブルを起こし、2つの番組を干されたという情報が出回っているのだ。それらの投稿はX(旧Twitter)にも拡散され、一部のユーザーは本気で池上氏の影響でカズレーザーの番組が終了したと信じている様子。ちなみに、カズレーザーは9月6日放送のテレビ朝日系「池上彰のニュースそうだったのか!!」にも出演しているので、まったくのデマであることが分かる。なぜ、こんな事実無根な陰謀論が拡散されているのか。裏側を、民放関係者が明かしてくれた。「池上さんは、選挙関連の番組などで行ってきた発言で、特定の視聴者から嫌われています。そういったユーザーが、池上さんがカズレーザーさんを芸能界から追放しようとしているというデマを流したのでしょう。少し調べれば2人がいまも共演していることは分かるのに、そんなデマに踊らされている人が多いのも異常な状態だといえます」テレビを主戦場とする池上氏を叩きたいのは分かるが、SNSの情報にもデマが多いことを理解したほうが良さそうだ。
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社会 2025年09月09日 09時00分
「アメリカの伝統的な共和党は“トランプ新党”に乗っ取られた」 岸田前首相が公然とトランプ大統領批判、SNSで話題に
率直に言って、アメリカのトランプ大統領が嫌いだという人は世界で少なくないだろう。いわゆる「トランプ関税」は世界経済にとって大打撃であり、世界中の人が悩んでいる。日本にとってアメリカは、経済のみならず安全保障上もっとも重要な同盟国でもあるため、政権を担う自民党の政治家からトランプ批判が出ることはほとんどなかった。内心どう思っているかは別にして、少なくとも公然と口に出す議員はいない。それだけに、8月28日の北海道講演で岸田文雄前首相からトランプ批判が飛び出し、SNSで拡散されたことは衝撃とともに大きな話題となった。岸田前首相の言葉は次の通り。「世界の主要国において、自国第一主義とか移民排斥とか、極めて排他的な右派政党がどんどんと伸長している。ポピュリズムという言葉も盛んに使われる。イギリスでは『リフォームUK』という極端な右派政党が勢力を伸ばしている。チャーチルやサッチャーなどを生んだ伝統的な保守党、包摂的で穏健な保守党が第四党にまで退潮してしまった。アメリカでは共和党のトランプ政権ではあるが、この共和党は、かつてリンカーンやレーガンといった伝統的な共和党とはまったく異質のものだ。看板は共和党だが、実質的には“トランプ新党”に乗っ取られてしまった。かつての伝統的な共和党勢力はどこに行ってしまったのかという状況だ。良き共和党は見る影もない。多くの国々において包摂的で穏健な保守政党が退潮している。一方、排他的な右派政党が勢いを増している。そのことによって国民が分断されていると指摘されている」SNSには「ようやく日本もダメなものはダメだとはっきり言える国になったね」という賛辞がある一方で、「トランプにケンカを売った。石破も岸田も。これが今の自民党。正気の沙汰ではない」という批判の書き込みもあった。解散した岸田派は長らく保守本流だった「宏池会」の流れをくむ派閥で、自民党内では伝統的にハト派の政策集団だった。保守本流としてのプライドが岸田氏に講演のような発言をさせたのではないか。昨年9月に行われた自民党総裁選の2回目投票で、石破茂首相が高市早苗氏に逆転勝利した理由として岸田氏の動きがあったとされる。岸田氏は旧岸田派の議員らに「高市さんでは政策が合わない。党員票が多い候補へ」と事実上、石破支持を伝えたと言われる。そして、「世界中で右派政党が伸長」「国民が分断」という言葉の裏に、岸田氏は参政党への警戒感をにじませているようにも聞こえる。アメリカの共和党について1つ付け加えるならば、伝統的な共和党は、湾岸戦争を始めたブッシュ大統領のときからすでに変質していた。ブッシュ政権はチェイニーやラムズフェルドらネオコン(ネオ・コンサバティブ=新保守主義者)に牛耳られていた政権であり、それ故に世界の多くの反対を押し切って湾岸戦争に突入したのである。トランプ大統領は国防総省が「戦争省」の名称も使えるようにする大統領令に署名した。米メディアによると、正式な名称変更には議会での手続きが必要とのことだが、トランプ大統領のやりたい放題は止まらない。岸田氏の講演は勇気ある発言と言えないだろうか。
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芸能 2025年09月08日 21時00分
法的措置に終止符を打ったコムドット・やまと 深夜の迷惑行為に警察も出動、炎上騒動を振り返る
人気YouTuberグループ・コムドットのリーダーのやまとが自身のX(旧Twitter)で、自身に対する誹謗中傷者をSNS上で“晒した”との批判に反論した。やまとは、自身への「自殺すればいいと思います!!」といった批判を投稿した一般ユーザーに対し「開示だな」「IDもアカウントもバッチリ控えてるから震えて眠れ」と法的措置をチラつかせ、「人の頭に銃口突きつけるならそれなりの覚悟持ってコメント打ってこい どんなツラした奴か楽しみにしてるよ」と対抗措置を表明した。しかし、その後に当事者から連絡をもらい、発言の意図が判明したという。やまとは、「説明を聞いても誤解を招くような表現ではあったなと思いつつ、本人の精神的状況を踏まえこれ以上追求することはやめたい」(原文ママ)と騒動に終止符を打ったと報告。だが、一部ユーザーからの野次は収まらず、これにやまとが「晒す晒さないじゃなくて互いの発言がオープンなのがSNSというフィールド」と応酬した。最後は、「影響力があることを自覚しているからこそ、誹謗中傷の恐ろしさを正面きって発信しています」と言い切ったやまと。その一方では、同グループはこれまで幾多の炎上騒動を起こしている。2020年12月、勢いに乗ったコムドットは、YouTubeチャンネル50万人を突破し、やまとがXで、「【宣戦布告】全YouTuberに告ぐ コムドットが通るから道をあけろ」と強気のツイートを投稿。これに、「生意気だ」と世間からバッシングを浴びる事態となるも、「誰?」「カッコいいじゃん」「興味津々」と一部の視聴者から注目され、登録者数を一気に跳ね上げた。2021年3月、コロナ感染対策で卒業生本人以外は来校禁止となっていた中央大学の卒業式の会場へ出向いた一行は、多くのバッシングを浴びた。当時、保護者でさえ卒業式の参加が許されていなかった状況だったが、マネジャーのぼん君を祝福するため、総出で会場へ押しかけキャンパス内で動画をアップロード。コロナ対策を徹底する最中の非常識な出来事に当然のごとく、猛バッシングを浴びた。さらに同月、ユーチューバーの中町兄妹、アバンティーズらとともにコロナ禍による緊急事態宣言下で10人以上の大人数でマスクなし宴会の様子をインスタグラムのストーリーズに投稿。その後、ストーリーズに「コラボ撮影終わりにみんなで食事した」「飲食前に外したものの撮影中はマスクを着用した」と丁寧に説明を添えたのだ。あげく、「みんなでご飯を食べたこと自体、正直責められることではないと思っています」と挑発し、「確かに医療従事者の方の気持ちを考えれていなかったなと反省」と述べるも、時すでに遅し。「その3カ月後の6月、緊急事態宣言下に総勢31名の人気ユーチューバーらが、ユーチューバー・あやなんの誕生パーティーを開催し、深夜3時まで泥酔カラオケをしていたことが週刊誌「週刊文春」(文藝春秋)にスッパ抜かれています。さらに8月には、女性らと花火禁止の公園で花火を楽しむ動画をアップ。9月は、住宅街にあるコンビニの駐車場で深夜にノーマスクで大騒ぎして、住民から通報される始末。警察が出動する騒ぎに発展したのです。12月には、メンバーの未成年喫煙写真と飲酒が発覚。非を認めインスタライブで謝罪をするも、不満をあらわにするなどと炎上騒動はいくらでも湧いて出てきます」(芸能ライター)そして2024年4月、ヒップホップユニット・Creepy Nutsの代表曲「Bling-Bang-Bang-Born」のカバーMVを公開したのだが、タイトルに「Official」と入っていたことから「コラボでもないのに、公式を名乗るのはおかしい」と批判が殺到。謝罪して訂正する事態となった。また同年6月、メンバーのひゅうがが愛車に乗ってタバコを吸いながら運転する姿をXに投稿。危険な“ながら運転”に批判が押し寄せた。YouTubeで一世を風靡できる時代となった今、将来ある子どもたちのためにも善悪の判断は徹底してほしいものだ。
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社会 2025年09月08日 20時00分
あの芸能人も被害に 津波避難タワーさびつき問題から見る「塩害」の恐ろしさ
太平洋の沿岸にある千葉県匝瑳市に設置された津波避難タワーが2024年4月1日以降、腐食により使用不能になっている事が分かった。この津波避難タワーは8.7メートルの大きさで匝瑳市が2015年に設置したもので津波が発生した際に住民が避難できるよう作られている。工費は7830万円で2014年から、およそ1年かけて施工されており、最大収容数は150人、太陽光ソーラーパネルに加え備蓄品保管庫も設置されたもので、1億円近い予算が投入されたのにも関わらず10年で役目を終えてしまい市民からは不満の声が相次いでいるという。報道によると、タワーは全体的にさびついており、タワーの下には鉄くずなどが散乱。崩壊の危険もあることから立ち入り禁止のテープが貼られているようだ。わずか10年あまりで役目を終えた津波避難タワーについてネットでは「作る意味あったの?」「予算の無駄遣いでは」といった辛辣(しんらつ)な声が相次ぐなか、タワーがさびた原因については「塩害によるものではないか」とする声も多い。塩害は名前の通り、建物が塩に晒される事で塗装が剥がれたり、鉄骨がさびる現象であり津波避難タワーは海岸から500メートルの位置にあることから、海岸からの塩害を受けてしまったと思われる。近年では元横綱・若乃花でタレントの花田虎上が今年7月、千葉県富津市に建てた物件が海に近いことから塩害の被害に遭い、エアコンの室外機や給湯器がさび付いた被害を報告しているほか、大阪・関西万博でも開催会場が沿岸部であることからガラスなどに塩が付着するなどの被害が明らかになっている。このように、塩害は沿岸部にとって身近な災害であり、対策を行わないと建物などに深刻なダメージを与えてしまうことがある。果たして、匝瑳市の津波避難タワーは再建されるのか、注目が集まっている。
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芸能
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分