ー2023年に引退されましたが、約11年間のプロ野球生活を振り返った感想をお願いします。
早かったですね。あっという間の選手人生でした。
ープロ野球選手を目指したきっかけを教えてください。
野球を始めたころからの夢でした。子どもの頃からプロ野球選手を目指し、頑張っていました。
ー影響を受けた選手や監督はいらっしゃいますか。
内海哲也さん、菅野智之さんにはすごく助けていただきました。師匠みたいな存在ですね。野球だけでなく、プライベートでもいろいろ助けていただきました。
ー印象に残った試合を教えてください。
初登板、そして菅野さんと投げ合った試合ですかね。
ー菅野さんとの投げ合いは、もっと続けていたいというような感じでしょうか。
不思議な感覚でした。人生生きていたら、こんなこともあるんだなと感慨深かったです。
ー初登板のときの気持ち、まだ覚えていらっしゃいますか。
緊張もあったけど、楽しみの方が多かったことが今も鮮明に覚えています。
ー巨人から横浜DeNAに移籍するまでフリーエージェントの期間がありましたが、その間はどのようなことを思っていられましたか。
僕の中ではあの期間がプラスになっていて、いまも僕の中で生きています。僕にとって大事な時間でした。自分を見つめ直す時間でもあり、野球を見つめ直す時間となりました。
ーフリーエージェント期間中に気付きはありましたか。
今もそうですが、周りの方に支えられていて、プレイできてたんだなと思いました。周りの方々への感謝しかありません。
ー戦力外通告を受けたときの心境はいかがでしたか。
僕もそうなるだろうなとは思っていたので、とくにびっくりしたり、落ち込んだりはしませんでした。
ー野球人生は“やりきった”という感じでしょうか。
はい、燃え尽きました。
ー宅建を取られましたが、資格に興味はお持ちだったのでしょうか。
何かに挑戦したいという気持ちがあり、頑張ってみようと思いました。
ーこれから挑戦したいことはありますか。
特に決めてないです。今の仕事を頑張るだけだと思っています。
ー最後にセカンドキャリア、セカンドライフについての展望を教えてください。
分からないことが多いので、人に教えられるくらいの知識や力をつけたいです。そして、周りの人に頼られたり、笑顔にしたいと思っています。野球とは離れて考えて、できることを探したいです。
30代前半と若く、まだまだ可能性がある宮國氏。まだまだいろいろなことに挑戦できる。今後の人生で具体的にしたいことはまだ決めていないようだが、野球と同じくらい興味が持てる物事を見つけてほしい。