橋下氏は「世界各国は、『中国に激怒されて何も言い返せない日本』と映ってるやろうね。格好悪い。一部の威勢のいい支持者だけを意識した、『戦略なき威勢のよさ』の失敗例」と批判。
フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演した際も、薛剣・駐大阪総領事のXポストについて「あれだけむちゃくちゃなことを言われて、日本が言い返せないんだったら、こんな格好悪いことはない」とコメントした。
ネット上では「言い返したからいいってわけでもない」「売り言葉に買い言葉で動く愚があります。そんな軽率を日本政府に犯せ、とでも言うのでしょうか」「どっちに転んでも批判するくせによく言うわ」「外交は感情ではなく、国益と安全を守る戦略的判断が重要」といった声が上がっている。
一国の首相が感情任せで外交的な発言をするべきではない。一言で戦争に発展することも起こりえる。橋下氏には高市首相が及び腰に見えるのかもしれないが、戦争を起こさないように進めるのが外交だ。
売り言葉に買い言葉で進んだ先が、戦争であれば目も当てられないだろう。そうならないように、過度に言い返さないのは正しいやり方と言える。格好が悪くても、最悪の事態にならなければいいのだ。国際情勢は乱れ気味だからこそ、冷静に対応していただきたい。

