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コメ増でスーパー在庫抱え、消費者は値下げ待ち ネット上「5キログラムで5000円のコメなんて手が出ない」

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コメ在庫

2025年産のコメの収穫量が2024年より69万トン増の748万トンと発表された。夏頃までは、コメの棚はあまり品が並んでおらず、コメ不足という現実を受け止めざるを得ない状態だった。いまは、棚にも並んでいる。しかし、値段は下がっていない。在庫を抱えた現在、値下げするスーパーもでてくる見通しだ。

消費者は、まだ高い新米に手を出さず、安く手に入るコメを買うという動きだ。併せて新米の値段にも注目しつつ、値下げが始まったら購入し始めると予想されている。

一方、一部のスーパーは「値下げすると他のコメの価格にも影響がでる」として、なかなか値下げにも踏み切れないところもあるようだ。消費者とコメ問屋・スーパー、お互いがけん制しあい、出方をうかがっているという状況。

ネット上では「5キログラム4000円を当たり前にしようという流れは、コメ離れを加速させ、最終的には農家にしわ寄せが来る」「農家の方々の事を考えればこれまでの価格が安かったというのも理解できる」「備蓄米により、あまりおいしくないコメに対して抵抗がなくなりました」「5キログラムで5000円のコメなんて高すぎて、手が出ません」「古米と新米の両方があり在庫も大量にあるので、高値で売っているものは売れなくて当たり前」といった声が上がり、賛否両論となっている。

コメの値段の折り合いについて、よく考える年となった。コメが安すぎて農家が倒産。その結果、コメが食べられなくなってはいけない。かといって、いろいろな物価は上がったものの、手取りは増えない以上、極力安いものを選ばざるを得ない。国にはコメを安く売っても生活できるような、農家への補助制度を考案してほしいものだ。

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