小出は、父親の仕事関係で幼少期をインドで暮らした帰国子女。芸能界入りのきっかけは、オーディション情報誌「月刊De-View」(オリコン・エンタテインメント)の誌上オーディションに応募がきっかけとなり、大手芸能事務所・アミューズに所属した。2005年1月、映画「パッチギ!」への出演が話題を集め、以降は人気作品に数多く出演。一躍人気俳優の座を射止めた。
そんな最中の2018年10月、小出は米・ニューヨークに移住した。理由は1年ほど前にさかのぼる。
2017年6月、当時17歳の女子高生との飲酒と淫行を理由に、無期限での芸能活動停止を所属事務所が発表した。その翌日、写真誌「FRIDAY」(講談社)が小出の一連の問題行動を報道。小出は、「飲酒と不適切な関係があった」と認め「自覚の低さ、自分自身への甘さが招いた」と文書で謝罪した。
同誌は、淫行の相手となった女子高生の証言を掲載。証言によると、小出がドラマ撮影で滞在していた大阪・ミナミのバーで、男女7人と酒を飲んでいるところに女子高生が合流したという。小出は周囲から「この子は17歳」と聞きながらも一緒に飲酒し、2人で別の店でも酒を飲んだ後に帰宅しようとした女子高生をホテルに連れ帰り性行為に及んだという流れだ。
さらに、性行為は小出の一方的なもので、女子高生は「5回のうち2回も中出しされた」と告白。行為を拒む際には、「狩野英孝と一緒やで」と未成年の少女との交際を理由に謹慎していたタレント狩野英孝の名前を出しても、小出は「分かってる」と開き直った様子だったという。
「相手が17歳と知った上での行為が事実だとすれば、事件化されても仕方のないこと。飲酒を勧めたうえに情事の内容も卑劣極まりなく、イメージ回復は不可能とも言われました。その結果、2018年6月にアミューズを退社して現地で語学と演技の学校に通いながら“武者修行”の日々を送ったのです。その2年後の2020年8月に日本での芸能活動を再開させ、今に至ります」(芸能ライター)
かつては、そうそうたる美女との浮名を流し、プレーボーイの名を馳せた小出。中でも、女優・水川あさみとは結婚目前とも言われていたが、小出の派手な女性関係は今に始まったことではない。
2013年6月、当時の小出は水川と交際していると言われていたが、一般人女性とのお泊りデートを「女性自身」(光文社)にスクープされた。報道を受け、当時の小出の所属事務所は「プライベートは本人に任せています」と同誌に回答したといい、女性との交際を否定しなかった。よって、この報道によりすでに水川とは破局したものとみられた。その一方で2014年2月には、小出の“セックスフレンド”の女性が週刊誌「週刊文春」(文藝春秋)に水川と同時期に“交際”していたなどと、過激な内容ぶちまけられた。
「かつて小出は、タレント・紗栄子と交際していましたが、突如、元夫で大リーガー・ダルビッシュ有とのデキ婚で裏切られた反動からか、“性に奔放”になってしまったとのうわさも」(芸能関係者)
そして再開発表後の2021年7月、ABEMAで約4年ぶりにドラマ出演。2023年1月に米・ニューヨーク州で一般女性との入籍を発表した。
以前ほどの勢いは薄れたが、最近は映画やドラマに出演しており、来月には「劇団TEAM-ODAC第48回本公演 BLACK10-2025-」での主演舞台を控えているという。騒動から8年が過ぎて人の記憶も薄れつつあるが、再びつかんだチャンスを無駄にせず、人として精進し続けてほしいものだ。

