スポーツ
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スポーツ 2021年06月21日 17時30分
“ノマドベイスターズ”が東京ドームをジャック? ホーム仕様の敵地にDeNAファン「違和感が楽しい!」
本拠地・横浜スタジアムが東京オリンピックのメインスタジアムとして使用される影響で、8月31日まで東京ドーム、明治神宮野球場、新潟などでホームゲームを開催するスケジュールとなっているベイスターズ。交流戦明けのリーグ戦再開最初の3連戦は、主催試合として東京ドームで開催された。 当然ながらシーズン中の東京ドームはガッチリとジャイアンツ仕様。球団は金曜日からの試合に向け、木曜日から準備を開始。メインエントランスなどにベイスターズのプライマリーロゴを設置し、ドーム周辺にも「ベイスターズVSカープ」のバナーを張り巡らせた。1階の売店エリアにはワゴンでグッズ売り場を並べ、ハマスタで人気の「青星寮カレー」も用意。エンタメ面でもチアのDianaや、スターマン&キララ、バート&チャピーも訪れ、いつもと同じパフォーマンスでファンを盛り上げた。イニングの合間の「I☆YOKOHAMA CLAP」や、山崎康晃投手がキッズ向けに行っている「グローブプレゼント」も実施し、一層ホーム感を演出していた。 土曜日はあいにくの雨となってしまったが、もちろん屋根付き球場ということで影響はゼロ。スターマンらのマスコット担当職員も「濡れないので助かりますね」と笑顔を見せていた。実際のプレー面でも練習から通常メニューを支障なくこなせることに、三浦大輔監督も「メリットはありますね」とし「今日の先発は“雨男”と言われているピープルズなので、その点も良かったかな」と昨年再三、雨に泣かされた助っ人右腕にも言及。監督自身も名うての雨男だっただけに、よく気持ちが理解できるのだろう。 ホームユニフォームをまとい、1塁側のベンチを使用するチーム、もちろん攻撃も裏。「横浜一心」が大きく映し出されるビジョンに、普段とは真逆の1塁側を中心に陣取ったベイスターズファンからは「違和感が楽しい」との声が聞こえた。月末には神宮でのホームゲームが開催される。スワローズの聖地がどのように変貌するのかも楽しみだ。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年06月21日 17時00分
巨人・ビエイラが敵打者を挑発?「煽ってるとしか思えない」阪神ファン激怒、巨人ファンからは“過剰反応”と反論も
20日に行われた巨人対阪神の一戦。「2-1」で巨人が勝利したこの試合で、巨人助っ人・ビエイラが見せたプレーがネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-1」と巨人1点リードの9回裏に飛び出たプレー。守護神としてこの回からマウンドに上がったビエイラは、先頭の糸原健斗を左飛に打ち取りまず1アウトを奪う。その後梅野隆太郎には四球を与え、続く代打・糸井嘉男への投球中には梅野の代走・植田海に二盗を許したものの、糸井を見逃し三振に仕留め勝利まであと1アウトとした。 すると、ビエイラは感情を抑えられなかったのか、糸井の三振直後に右手で胸をたたきほえながら、本塁方向に大きく歩み寄り捕手・炭谷銀仁朗からの返球を受け取る。ビエイラはその後、近本光司から空振り三振を奪い試合を締めた際にも、右手で胸をたたきながら雄叫びを上げ喜びを表した。 >>巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?<< 感情を前面に出したビエイラのプレーを受け、ネット上には「明らかに煽ってるとしか思えない振る舞いだ」、「マウンドでやるならまだしも、糸井に近づきながら吼え散らかすのは完全に挑発してるだろ」、「報復食らうリスクもあるし、こういう侮辱行為に捉えられかねない行動は慎んだ方がいい」といった阪神ファンからの苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「変な難癖つけるなよ、そんなに負け越しが悔しいか?」、「まだかなりゲーム差離れてるのに、打てなかった投手に噛みついてくるのは余裕無さすぎでは」、「マルテみたいにチーム総出でやってるわけじゃないんだから大目に見てくれよ」と苦言や批判に反論する巨人ファンのコメントも複数見受けられた。 「セ・リーグ首位の阪神は18~20日にかけ2位巨人と3連戦を戦いましたが、20日の敗戦により『1勝2敗』の負け越しで終了。ただ、同日終了時点でゲーム差は『6』と依然として大きな差が広がっています。ゲーム差を考えると阪神有利の状況は全く変わっていないといえますが、そのような中で阪神ファンがビエイラにバッシングを浴びせていることを不思議に思っている巨人ファンは少なくないようです。また、阪神の助っ人・マルテが今季開幕から本塁打後に『ラパンパラ(チーム全員で弓を引くようなポーズを取るパフォーマンス)』を行っていることを引き合いに、あくまで単独でほえているビエイラを批判する資格はないという主張も見受けられます」(野球ライター) 今回のビエイラの雄叫びについて、試合後に阪神側が何らかの反応を見せたとは伝えられていない。現場の選手・首脳陣は特に問題視してはいないようだが、次カードもビエイラのプレーには注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月21日 11時45分
大谷晋二郎がガン☆プロにレギュラー参戦決定!「注目の選手が2人いる」
CyberFight傘下のガンバレ☆プロレスが東京・後楽園ホールで記者会見を開き、ホットジャパンを提唱する大谷晋二郎(ZERO1)が同27日の東京・板橋グリーンホール大会からレギュラー参戦することを発表した。今後、大谷はZERO1と日程が重ならない限りは、ガンプロに出場する(7月11日の板橋は参戦せず)。 大谷とはホットジャパンの同志で、ともにNWAインターコンチネンタル・タッグ王座を保持する今成夢人は「12日(北沢タウンホール大会)に桜井鷲とシングルでやってもらって、ものすごい熱量が生まれたと思ってます。ガンプロの熱量こそが最大の武器と思ってるんですが、団体の規模感、ネームバリュー感がまだ弱いなと、サイバーファイトフェスでも痛感しました。この熱量を最高の武器にしたいし、搭載できる熱量の分母を増やしたいと考えました。熱量×熱量、このシナジーを発火させていきたい。ホットジャパンでインタコンチネンタル・タッグのパートナーである晋さん(大谷)に力を貸ししていただけないかとということでお願いさせていただいて、快諾いただきました。レギュラー参戦、正式決定を発表させてもらう運びになりました」と経緯を説明。 大谷は「先日の北沢で桜井選手と闘ってちょっとスッキリした。夢人から“ガンプロに”と言われていたんですけど、この団体が何をもって、大谷晋二郎を必要としているのか、今ひとつ分からなかったんです。いろんなプロレスがあって、みんないろんな信念があってやっているんだったら何の文句もない。ガンプロは、来てくださったお客さまに楽しんでいただきます、そういう団体のイメージがあったんです。でも、桜井選手、いや鷲田(旧リングネーム)と闘って、なるほど。この団体には闘いもあるんだと思ったんです。そこで、大谷晋二郎を必要としてくれたと解釈した。このリングに上がりたいと思った。鷲田はもちろん、プンプン匂ってきた。いったい誰か分からないけど。この目で確かめたい。団体から求められたけど、俺からも求めたい。話がなかったら勝手に来ちゃったかも。大谷晋二郎を必要としてる。大谷晋二郎が必要としてる。改めて願ってもない申し出、ありがとうございます」と熱弁を振るった。 すると、今成は「熱量×熱量、“緊急熱量宣言”として、プロレス界にガンプロと大谷晋二郎で発令します。無期限で終わりはない。スケジュールはZERO1とかぶりがないようでしたら、出てもらいます」と発言。続けて、今成は「晋さんの参戦にあたって、懸念でございましたギャランティー、ガンプロの予算の問題は、(親会社の)サイバーエージェント本社から、大谷選手と一緒に熱い運動をしてほしいというお墨付きをいただきまして心配ご無用。ノア、DDT、東京女子に負けないようにやっていきたい」と熱く語っている。 さらに、大谷は「きっかけは夢人だけど、夢人を超えるような熱を持ってる人がいるんじゃないか探して。コイツと闘いたい、熱さを競いたいと思ったら、ガンプロで(NWAインタコンチネンタル・タッグの)タイトルマッチをやってもいい。誰とは言わないけど、男女も言わないけど、(注目の選手が)2人いた」とコメント。レギュラー参戦の初戦となる27日の板橋大会で、大谷は島谷常寛と組み、入江茂弘、岩崎孝樹組と対戦する。島谷が同じ山口出身だと聞いた大谷は「熱い試合をして、(負傷欠場中の)鷲田を悔しがらせてやる」と意気込んだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月21日 11時30分
SKE48荒井優希が初のシングルに敗戦も「自分もワクワクできた試合になりました」
東京女子プロレスが6月17日、東京・後楽園ホールで「Additional attack」を開催。プロレスデビュー3戦目で、初のシングルマッチに臨んだSKE48荒井優希は舞海魅星に惜しくも敗れたものの、今後に期待を持たせた。 5月4日、後楽園(無観客試合)でのタッグ戦、6月6日、「CyberFight Festival 2021」(さいたまスーパーアリーナ)での6人タッグ戦を経て、初シングルに挑んだ荒井は、序盤ヘッドロック、アームロックを仕掛けるも、すぐに舞海に切り替えされてしまった。荒井はエルボー連打、ビッグブーツで攻めるが、舞海はレッグロック、変型デスロックで反撃。足攻めから抜け出した荒井は怒涛のエルボー連打、ボディスラム、スリーパー、胴絞めスリーパーとたたみかけるも、舞海はなんとかエスケープ。舞海は串刺しエルボー、串刺しラリアットを繰り出すも、一瞬の隙を突いた荒井はビッグブーツ、必殺のFinally(カカト落とし)を見舞うがカウントは2。 10分過ぎ、激しいエルボーの打ち合いとなったが、ラリアットをかわした荒井が逆さ押さえ込みに行くも3カウントは取れず。再びFinallyを狙うも、かわした舞海はラリアットからミラマーレを決めてギブアップを奪った。 試合後、舞海は「勝つことができたんですけど、危ないところがあってビックリしました。自分も同じなんですけど、荒井さんは発展途上だと思うので。技どうこうじゃなくて、向かってくる目つきとか表情とか感情をぶつけようっていう部分がすごいなって思ったし、ヤバいなって思いました。でも今日は舞海魅星の最大の武器である折れない魂が上回ったんじゃないかと思います。またいつでも闘いたいと思います。そして、皆さんにご報告がありまして、本日MSS48(魅星ストロングスタイル48)に合格者が2名おりまして。上福ゆき選手、荒井優希選手が合格でメンバーが3名になりました。残念ながら、MSS48は本日をもちまして解散になります」と荒井を称えている。 荒井は「これ(Tシャツ)はもらいました。試合終わって、控室に帰ったら荷物の上に置いてあって。ちょっとは認めてもらえたみたいでうれしいですが、解散ということで。力強い先輩で、どこまでできるんだろうって不安が大きかったんですけど。今できることはできた気がするし。今回の試合に関しては、後悔とかなくて、精いっぱいできたから。今日出せなかったことがないくらい出せたので、次に向けてまた練習とか頑張りたいなって思います。自分もワクワクできた試合になりました。すごく楽しかったです」とコメント。 初のシングル戦だったが、荒井は「私は誰かと一緒の方が心強くて。今日は一人だったので、心細くて。でもちょっと強くなれた気がして。今日の試合をやらせてもらって、よかったなと思いました」と話した。4戦目は6月26日の東京・両国KFCホール大会になるが、「あと1週間ちょっとしかないんで、やっぱり毎回の試合で成長を見せたいので、短い時間ですけど、何かしら成長する姿を見せられたら」と前を向いた。 「どの部分で強くなれたか?」との問いに、荒井は「今までカカト落としは先輩のサポートなしでは出せなかった技なんですけど。今日シングルで“今だ!”と思って出すことができて。まさかできるとは思ってなかったので、すごくうれしかった」と笑みを見せ、手ごたえを感じたようだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月21日 11時25分
エンゼルス・大谷出場のホームランダービー、賞金は日本の100倍! 破格の大金ゲットへ本人も準備万端か
エンゼルスの大谷翔平選手が米オールスターゲームの前日(現地時間7月12日)に開催される「ホームランダービー」に出場する。「日本人メジャーリーガー」として初出場となることは既報通りだが、それに勝てば、得るものは名誉だけではない。 「ホームランダービーに大谷が出場するということで、米国の野球ファンは例年以上に強い関心を示しています。ホームランダービーは全米が注目する人気イベントなんです」(米国人ライター) 大谷は本塁打22本でア・リーグ2位(同6月20日時点)。470フィート(約143m)の大アーチも放っており、ホームランキング争いを繰り広げるライバルたちよりも「平均飛距離が長い」とも伝えられている。 「大谷はア・リーグ指名打者部門でファン投票1位(同時点)、ホームランダービーにも選ばれて当然」(前出・同) >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< ホームランダービーは、8選手によって争われる。日本のオールスターゲームでも行われているが、決定的な違いは「優勝賞金」の金額だ。ナント、100万ドル(約1億1000万円)。日本でも優勝賞金は出るが、100万円。100倍以上も違うのだ。 MLB機構が開示したメジャーリーガーの最低年俸が約57万ドル(2021年)だから、優勝者は「4分×3ラウンド」の12分間で“1年分”以上を稼ぎ出してしまうわけだ。 興味深いのは、それだけではない。米オールスターゲームは「ミッドサマー・クラシック」の愛称で呼ばれている。直訳すれば、“真夏の古典劇”。1933年、カール・ハッベル投手(ニューヨーク・ジャイアンツ/当時)とベーブ・ルース選手(ニューヨーク・ヤンキース)が対戦したらどちらが勝つのかという、普段は対戦のないナショナル・リーグとアメリカン・リーグのスター選手の対戦願望から球宴が始まった。その歴史を選手も大切にしていて、選ばれたことを誇りに思っているそうだ。 日本の球宴だが、出場の経験を持つプロ野球解説者が、こんな内幕を教えてくれた。 「各チームがリーグ指揮官を務める監督に連絡し、『ウチのピッチャーは投げさせないでくれ』『何球以内に』とお願いするんです。リーグ指揮を執る監督が各投手に登板予定を告げても、『投げるなって言われて来ました』なんて言い返したり…」 「故障」を心配する声は、米球界でも聞かれる。しかし、それは張り切りすぎるなという意味である。 普段は対戦のないナ・リーグ球団のファン、エンゼルス戦が中継されていない東海岸地区の野球ファンも二刀流の活躍は知っており、今年の球宴を楽しみにしているという。 「ホームランタービーで大谷のパートナーを務める打撃投手も決まりました。エンゼルスのブルペン捕手であるジェーソン・ブラウン氏です。大谷自らが指名したということは『勝ち』を意識しているのでしょう」(前出・米国人ライター) “クラシック”に名を刻むのもスゴイが、100万ドルの使い道も聞いてみたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月21日 11時00分
新日本7.25東京ドームでIWGP世界ヘビー級王者、鷹木信悟に飯伏幸太が挑戦!
新日本プロレスは5月29日から開催延期となっていた『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』東京ドーム大会の振替日が、「7月25日(日)」に正式決定したと発表した。また、この日のメインイベントがIWGP世界ヘビー級選手権で、チャンピオン鷹木信悟に飯伏幸太が挑戦する。 鷹木は、6.7大阪・大阪城ホール大会にて、第2代王者ウィル・オスプレイが返上したIWGP世界ヘビー級“王座決定戦”でオカダ・カズチカと対戦。待望論も後押ししたのか、死闘の末に、最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンで劇的勝利し、第3代王者となった。試合後、鷹木は「初防衛の相手は、俺はもう決まってんだよ」とマイクし、飯伏を呼び出すと、「俺が言いたいことは一つ。このベルトを懸けて!俺とやるのか、イエスか、ハイか、ここで答えてみろ!」と返答を迫ると、飯伏は「イエスでもハイでも、どっちでもいいんだよ!やってやるよ!」と即答。鷹木は、新日本に参戦した当初から「意識する相手」として飯伏の名前を挙げており、昨年の10.7広島・広島サンプラザホール大会で行われた『G1クライマックス』公式戦での初シングル戦では勝利を奪取。だが、昨年の『G1』に優勝し、今年の1.4東京ドームで二冠王者となった飯伏が、鷹木を挑戦者として名前を挙げることはなく、飯伏は鷹木を相手にしないように見えていた。 一方、飯伏は、4.4両国でのオスプレイとのIWGP世界ヘビー級王座戦の最終前哨戦となった3.30東京・後楽園ホール大会の試合後のマイクで、「彼(オスプレイ)に足りないものは、まだたくさんありますから」「“その部分”を持ってるヤツが、“そこ”にいますけど」と解説席に座っていた鷹木に熱視線を送っていた。鷹木は後に「飯伏幸太が言った意味が分かった気がする」とも語っており、鷹木と飯伏は、ともに“昭和57年生まれ”の同級生であることから、シンパシーを感じる部分はありそうだ。ともに他団体から新日本プロレスにやって来て、団体の頂点を掴んだ選手。今回は、東京ドームのメインという「最高の舞台」で最高峰のベルトを賭けて、IWGP世界ヘビーの第3代王者と初代王者が正面激突するというのも興味深い。 この発表を受け、6.16後楽園大会で鷹木は「飯伏とならば、激烈な潰し合いができる!オレらしか出来ない潰し合いをしようぜ!」と語れば、飯伏は「4代目は、俺ですよ」と自信がありそう。新日本にとって初となる夏の東京ドーム大会は、生え抜きではない2人が大会を締める。 なお、5月15日から延期となっていた神奈川・横浜スタジアム大会は正式に中止が発表された。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月20日 11時00分
DeNA・大和のバット投げ、阪神相手なら大問題だった? 矢野監督が問題行動に激怒、物議を醸した就任初年度の騒動
5月25日~6月16日のセ・パ交流戦で、「9勝6敗3分・勝率.600」と全体3位に入ったDeNA。パ球団相手に奮闘を見せた中、思わぬ物議を醸したのがプロ16年目・33歳の大和が見せたバット投げだった。 大和は6月6日・ロッテ戦の9回裏にロッテ守護神・益田直也からサヨナラタイムリー二塁打を放った際、スイングした勢いのままバットを左手で大きく放り投げた。すると、バットは一塁線際を転々とし、最終的にはマウンド付近でようやくストップ。大和は試合後のお立ち台で、「打った瞬間絶対(打球が外野を)越えると思ったので、バットを投げちゃいました」とサヨナラの喜びで思わず投げてしまったと語った。 >>DeNA・大和に「完全に煽ってる」と批判 相手投手にバットを投げつけ、本人は“うっかり”と釈明も報復のリスクも?<< ただ、バット投げは相手側に侮辱と捉えられるリスクがある行為の上、野球規則では投げたバットが相手選手の守備を妨げると守備妨害になると定められているため、ネット上には「当たってたらサヨナラ取り消しなんだから余計なことするな」、「完全に煽ってるようにしか思えなかった」といった苦言や批判が複数寄せられた。一方、「相手が矢野監督だったら猛抗議受けてそう」、「ロッテ側が矢野監督と違っておとなしくて命拾いしたな」といったコメントも見られた。 コメントで挙がっている矢野燿大監督は、2019年から現在まで阪神を指揮。闘志あふれる監督として多くのファンに知られているが、就任初年度の2019年に敵選手のバット投げに激怒したことがある。 矢野監督が怒りを見せたのは、2019年9月4日・阪神対DeNA戦でのこと。同戦は「5-5」と両チーム同点のまま延長戦に突入したが、10回裏にDeNA・筒香嘉智(現ドジャース)が阪神6番手・能見篤史(現オリックス)からサヨナラ2ランを放ち決着。筒香は打球を放った瞬間にサヨナラ勝ちを確信し、一塁側の自軍ベンチにガッツボーズを見せながらバットを思い切り放り投げた。 ところが、中継カメラには映し出されていなかったがこの時、筒香が投げたバットは捕手・梅野隆太郎の真上を通過し、三塁側の阪神ベンチ付近まで転がっていたことが試合後に伝えられる。これを受けた矢野監督は「うれしいのは分かるけど誰かに当たったら怪我をする。危ないやろ」と怒りをぶちまけた。なお、同じく激怒した清水雅治一軍ヘッドコーチ(現二軍野手総合コーチ)も関係者を通じてDeNA側に抗議したというが、DeNA側がどのような対応を見せたのか詳細は報じられていない。 筒香は試合後のお立ち台でバット投げについては言及しなかったが、ネット上には「梅野の頭に当たってたら大事になってたぞ」、「投げたくなる気持ちも分かるがもう少し考えろよ」といった声が続出。一方、阪神が試合に敗れた立場ということもあってか、「そんな変ないちゃもんつける前に勝てよ」、「能見じゃなくて藤川(球児/現阪神SA)を出せば筒香にバット投げられることも無かった」と矢野監督に呆れるコメントも複数見受けられた。 今回の大和のバット投げはファンの間では物議を醸したが、ロッテ側は特に問題視しなかった。ただ、相手が阪神なら筒香と同じように、大和も矢野監督からやり玉に挙げられていた可能性もあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月19日 11時00分
西武選手の余計な一言に監督が激怒! 直後から野球人生が暗転、球史に残る致命的な大失言
8日の日本ハム対阪神戦で急性腰痛を発症し、翌9日から登録を抹消されている日本ハム・中田翔。その中田に対する野球解説者・江夏豊氏(元阪神他)の発言は、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸した。 同戦で解説を務めていた江夏氏は3回裏に中田が負傷交代した際、「(痛めたのは)右の腰ですかねえ…」と心配した実況の横で、「100%練習不足(のせい)。普段から全力疾走していないからですよ」とコメント。負傷交代は自業自得だと中田に苦言を呈した。 中田が5月17日~6月3日にかけ二軍で調整に励み一軍復帰を果たしたばかりだったこともあり、ネット上には「やっとの思いで復帰したばかりの選手に言うことではない」、「もう二度と解説聞きたくない」といった苦言や批判が相次いだ、一方、「昔口の悪さで苦しんだことを忘れたのか」、「現役時代の失言みたいにこの後干されたらいいのに」というコメントも挙がった。 >>元阪神・江夏氏に「二度と解説聞きたくない」ファン激怒 負傷交代の中田を「練習不足」と切り捨て批判相次ぐ<< 現在73歳の江夏氏は現役時代に阪神(1967-1975)、南海(1976-1977)、広島(1978-1980)、日本ハム(1981-1983)、西武(1984)でプレーし、「829登板・206勝158敗193セーブ・防御率2.49」と名球会入りを果たしている投手。しかし、その現役生活は不用意な失言をきっかけに終了に追い込まれている。 江夏氏の口から問題発言が飛び出たのは、当時プロ18年目・36歳だった1984年5月。当時大阪遠征中だったチームは、滞在先のホテルで西武本社の幹部も交えた朝食会を開催。ただ、当時の広岡達朗監督が選手の食生活管理を徹底していたこともあり、テーブルには玄米や豆乳といった自然食が並んだという。 席がたまたま広岡監督の隣だった江夏氏は「監督はこんな玄米を食べてるのになんで痛風なの?」と質問。江夏氏は痛風持ちだった広岡監督が、なぜ食生活を徹底しているのに発症したのか不思議に思って聞いたというが、広岡監督はこの質問に気分を害して席を立ってしまったという。 すると、江夏氏は大阪遠征が終わった直後に突然二軍に落とされ、その後シーズン終了まで一軍から声はかからず。広岡監督から完全に干された形となった江夏氏は大いに失望し、同年オフに西武に退団を申し入れそのまま現役引退を表明した。 引退後の江夏氏は名球会などの計らいで翌1985年1月に行われた引退試合に臨み、その場でMLB挑戦の意思を表明。実際に同年3月にブルワーズの春季キャンプに参加し開幕ロースター入りまであと一歩に迫るも、36歳という年齢もネックとなりメジャー昇格はならず、同年4月に帰国し完全に引退した。 食事の席での失言が引退の引き金となった形の江夏氏だが、広岡監督にここまで問題視されたのは西武入団の経緯も関係しているとされている。江夏氏は1983年12月に柴田保光、木村広との交換トレードで日本ハムから西武にトレード移籍したが、広岡監督はこのトレードを知らされていなかったため、若手投手2名を勝手に放出された原因になった江夏氏を加入当初から煙たがっていたという。 なお、後年の江夏氏はメディアのインタビューなどで度々西武時代を振り返っているが、広岡監督に対しては「人間的に許せないところがあった」、「日ハムから西武へトレードになったのが運の尽き」、「練習中に帽子をかぶれ、ストッキングを履け(と常々言われた)。学生野球じゃねえぞこのバカ野郎」と溝の深さを感じさせるコメントを口にしている。 広岡監督への失言からは、今年で約37年が経過している江夏氏。ただ、歯に衣着せぬ物言いは当時からほとんど変わっていないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月18日 20時30分
五輪メンバーの指名を中日がまさかの拒否? 高木氏がアテネ五輪での誤算を暴露、「だから北京では大量派遣したのか」と驚きも
野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)が17日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の高木豊氏(元横浜他)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で両名は、東京五輪に臨む侍ジャパンのメンバーが16日に発表されたことをテーマにトーク。なぜ不選出となったのか疑問に思った選手や、メンバーの人選から感じる稲葉篤紀監督の考えなどについて語った。 >>広島・會澤の侍ジャパン入りで阪神ファンから心配の声?「とばっちり受ける」 敵選手の負傷が問題視されているワケは<< その中で高木氏は、日本代表の内野守備・走塁コーチとして参加した2004年アテネ五輪でのメンバー選出を巡る裏話を告白。選出については事前に「各球団2人まで」と制限がかけられていたため、首脳陣はそれに従い計24名をメンバーに選んだが、高木氏は12球団のうち中日は「目ぼしい人はくれなかった」と口にした。 同五輪には中日から岩瀬仁紀氏(現野球解説者)、福留孝介の2名が選ばれているが、高木氏によると首脳陣はもともと川上憲伸氏(現野球解説者)、井端弘和氏(現侍ジャパン内野守備・走塁コーチ)を呼びたいと中日側に打診したとのこと。ただ、中日が派遣を断ったため、「またやり直しだから(大変だった)。『こっちがダメだったら、こっちを削ってこうするか』って(感じで)」と全体的なメンバー見直しをしいられたという。なお、高木氏は他にも希望選手の招集を拒否した球団があったかについては触れていない。 また、高木氏は五輪直前に木村拓也さん(元広島他)が肉離れを負ったことを受け、首脳陣が井端氏を追加召集させてくれないかと中日に頼んだことも明かす。ただ、中日側がこれも拒否したため、首脳陣の間では「えっ?」、「ほんとかよ?」と疑問の声が挙がっていたと語った。 高木氏の発言を受け、ネット上には「岩瀬と福留は当時バリバリの主力だったけど、アテネ五輪には求められてなかったのは初耳」、「川上は中日のエース、井端は内野複数守れる守備職人だから呼べたらかなり心強かっただろうな」、「ペナントが最優先だから選手出したくないっていう中日の考えも別に間違っては無い」、「一応代わりの選手出してるのに、あとからもう1人貸せって言われたらそりゃ中日は反発するだろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「だから中日は北京では選手を大量派遣したのか?」、「北京では結構選手出してて驚いた記憶あるけど、アテネの件が負い目になった部分もあるのかな」、「アテネの後は『中日は非協力的だった』ってやり玉に挙げられてたから、北京ではそれなりに招集を受け入れようってなったとしても不思議じゃない」と、4年後の北京五輪への影響を推測するコメントも複数見受けられた。 「中日は2008年北京五輪の際は、12球団で最多となる4名(川上、岩瀬、荒木雅博、森野将彦)を日本代表に派遣。台湾代表に派遣したチェンも含めると、5名もの主力選手を五輪のために送り出しています。当時は『中日だけ選手を出し過ぎでは?』と疑問視する声もありましたが、今回の高木氏の話を受けアテネ五輪で非協力的な姿勢だったことが影響していたのではと考えたファンは少なくないようです」(野球ライター) アテネ五輪では準決勝でオーストラリアに敗れ銅メダルに終わった日本代表。首脳陣の希望通りに川上氏、井端氏を連れていくことができれば、もしかしたら違った結果になっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2021年06月18日 18時30分
エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声
18日(現地時間17日)に行われたロサンゼルス・エンゼルス対デトロイト・タイガースの一戦。「7-5」でエンゼルスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがエンゼルス・大谷翔平を襲った珍アクシデントだった。 注目が集まったのは、両チーム無得点の1回裏にあった一幕。この日「2番・投手」で先発した大谷は、1回表に1死一、二塁のピンチを招くも無失点でピンチを切り抜ける。その裏、1死で打席に立つと四球を選んで一塁へ出塁した。 すると、一塁を守っていたタイガースのカブレラが大谷に何か言葉をかけた後、突然大谷の股間をちょんとつつくようにタッチ。大谷はタッチされた瞬間に大きく腰を後ろに引き、その後は苦笑いを浮かべながら走塁体勢に入った。 >>オリックス・山本が捕手の“金的”に爆笑! お立ち台で思い出し笑い、インスタライブで真相を明かす<< この光景を受け、ネット上には「談笑から急に股間を触るとは予想外過ぎる」、「股間タッチ食らった大谷が完全に腰砕けになってて笑う」、「あんな大男(カブレラは身長193センチ、体重110キロ)から股に手出されたら誰でもビビるわ(笑)」、「カブレラ初回に三振してたから、『やられたぜこのヤロー』って感じでちょっかいかけたようにも見えた」といった反応が多数寄せられている。 一方、「カブレラって前にもイチロー(氏/元シアトル・マリナーズ他)にセクハラしてなかったか?」、「イチローが塁上で胸揉まれたのを思い出した、あれももう5年前か」、「ちょっと前は上原(浩治氏/元ボストン・レッドソックス他)もカブレラに日本語で絡まれたことあるって言ってたな」と、イチロー氏や上原氏を引き合いに出したコメントも複数見受けられた。 「カブレラは2016年6月30日のマイアミ・マーリンズ戦の試合中に、当時マーリンズのイチロー氏にちょっかいをかけ話題になったことがあります。同戦でイチロー氏がヒットを打って出塁した際、カブレラはイチロー氏の背後から右腕を回して抱きつき、そのままイチロー氏の左胸を鷲掴みに。イチロー氏は表情を変えず冷静な様子でしたが、ファンの間からは突然のスキンシップに対する驚きの声が多数挙がりました。また、上原氏は2020年12月に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画内でカブレラについてトークする中で、試合中ベンチに座っていた時に守備中のカブレラから突然日本語で『ガンバッテ!』と声をかけられ驚いたことがあるという話を明かしています」(野球ライター) カブレラは初めてメジャー昇格した2003年から昨季まで「2457試合・.313・487本・1729打点・2866安打」といった通算成績を残し、2012年にはMLBでは45年ぶりとなる三冠王に輝いたMLBを代表する打者。このこともあってか、一部からは「大打者に触られるなんてなんかご利益ありそうだな」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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