スポーツ
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スポーツ 2021年06月14日 20時30分
西武・平良、歴史的好調の秘訣は“手抜き”?「本気で投げるのは2~3球」登板時の心がけを明かしファン驚愕
13日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に、西武のプロ4年目・21歳の平良海馬がVTR出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 同日に行われた中日戦で、プロ野球新記録となる開幕32試合連続無失点を達成した平良。番組では試合後に平良がリモート取材に応じ、記録達成後の心境などを明かした。 >>清原和博氏を西武コーチが殴打!「八重歯が唇を貫通した」“鬼軍曹”の逆鱗に触れた怠慢エピソードを明かす<< その中で、インタビュアーから「ブルペンで投げる球数が本当に少ないですよね?」という質問を受けた平良は、「(ブルペンで)本気で投げるのは2〜3球くらいです」と回答。今季は登板前にあまり力を入れずに肩を作ることを心がけており、「疲労も残りにくい」と一定の効果を感じていることを明かした。 VTRでは続けて、今季の平良が昨季に比べストレートを投げる割合が減っていること(昨季は55.2%、今季は37.3%)が紹介されたが、これについて平良は「(ストレートは)一番力入れて投げる球なので、(試合では)疲れるので減らしてます」とコメント。登板前だけでなく、登板中も疲労を残さないように工夫していると語った。 平良の発言を受け、ネット上には「偉業の要因がブルペンやマウンドでの手抜きにあったとは驚き」、「確かに今季は変化球増えた印象があったけど、疲労軽減が目的だったのか」、「リリーフはとにかく疲労が溜まるポジションだから、平良くらい力を抜く方が正解なのかもしれない」、「他のリリーフ投手も平良のように心がければ故障リスクが減るんじゃないか」といった反応が多数寄せられている。 「リリーフ投手は基本的に毎試合ベンチ入りして登板に備えているのですが、試合展開に応じて都度ブルペンで肩を作らなければならないため、肉体的疲労がたまりやすいポジションとされています。また、登板前にも一定の球数を投げる影響からか、突然故障や不振に見舞われる投手も少なくはありません。近年でそれが顕著なのが、2016~18年にかけリーグ3連覇を達成した広島のリリーフ陣。この期間は一岡竜司(145登板・防御率2.26)、今村猛(178登板・同3.01)、中崎翔太(188登板・同1.85)といった投手がフル稼働してブルペンを支えましたが、2019年から昨季までは一岡(52登板・同4.10)、今村(33登板・同4.85)が不振、中崎(42登板・同4.69)は右膝故障でそれぞれ成績を大きく落としています」(野球ライター) 13日終了時点で「32登板・1勝0敗21ホールド6セーブ・防御率0.00」と圧巻の数字を残している平良。今回明かした取り組みには、他リリーフが見習うべき点も大いにあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月14日 18時30分
DeNA・国吉のトレードにファン大ブーイング「考え直して」 古参生え抜きを放出してまで新戦力を求めたワケは
2010年のプロ入りからDeNA(2010-/2010-2011は横浜)でプレーし、昨季まで「220登板・20勝29敗34ホールド3セーブ・防御率3.78」をマークしたプロ12年目(2010-2011途中までは育成)・29歳の国吉佑樹。14日、その国吉が交換トレードでロッテに移籍することが球団から発表された。 球団はこの日、公式サイト上で「国吉佑樹選手と千葉ロッテマリーンズ所属の有吉優樹選手によるトレードに合意いたしました」と発表。また、「突然のことで正直寂しい気持ちと、まだ実感が湧いてこないです。リーグは違いますが、野球をすることに関しては変わらないので、移籍してもしっかり自分らしいパフォーマンスを発揮できるように頑張ります」という国吉のコメントも掲載されている。 国吉とトレードでDeNAに加入する有吉は2017年のプロ入りからロッテ(2017-)でプレーし、昨季まで「87登板・9勝13敗18ホールド1セーブ・防御率3.95」という数字を残している30歳右腕。ただ、右ひじ手術も受けた2019年以降は「5登板・1勝3敗・防御率8.35」とほとんど一軍で投げておらず、今季も14日までは一軍未登板となっている。 >>DeNA・大和に「完全に煽ってる」と批判 相手投手にバットを投げつけ、本人は“うっかり”と釈明も報復のリスクも?<< 国吉のトレードを受け、ネット上には「速報見てめちゃくちゃビックリした、横浜時代からの貴重な生え抜きだったからショック」、「今からでもいいからフロントには考え直してほしい、国吉は昔からチームを支えてきた数少ない選手の1人なのに」、「一軍で使われてないならまだしも、普通に起用されてた中での放出は納得できない」、「トレードするにしても、なんで近年まともに投げてない有吉となんだ」といった反応が多数寄せられている。 「国吉は今季『18登板・1勝1敗・防御率5.16』と、失点は多少目立つものの回またぎもこなせるリリーフとして一軍で起用されていました。そのため、近年は一軍でほとんど投げていない有吉とでは価値が釣り合わないと不満を抱いているファンは少なくないようです。なお、国吉は支配下ではただ一人だけ、横浜時代から一貫してチームでプレーしていた生え抜き選手でもあります。そのため、今回のトレードは歴の浅いファンよりも古参ファンの方が落胆の声を挙げていますね」(野球ライター) 報道では先発防御率がリーグ6位(5.15)のため、今後の上位浮上に向け先発強化を図りたかったことがトレードを決断した理由とみられているDeNA。有吉は2018年に先発として6勝をマークした実績を持っているため、DeNA側は環境を変え適切な運用を行えば十分復活できると考えているようだが、古参生え抜きの国吉を放出してまで有吉を獲得する判断は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について横浜DeNAベイスターズの公式サイトよりhttps://www.baystars.co.jp/
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スポーツ 2021年06月14日 17時45分
DeNA、交流戦を足掛かりに上昇気流へ! “らしい”豪快野球の復活でついに最下位も脱出
“悪夢の交流戦”。ベイスターズにとってまさに鬼門、過去15年で勝ち越した年が4回のみで、最下位は5回を数える。通算成績も11位のカープに大きく水をあけられ、12球団最下位とまさに散々たる成績である。 しかしこの数字はいわゆる"暗黒時代"3年連続最下位の"安定の6勝18敗"も含まれる。また、2015年のリーグ戦で首位を走っていたが、交流戦の3勝14敗1分が元凶で最下位に転落した"キヨシの悲劇"のインパクトも大きい。しかしラミレス監督が指揮を執るようになった2016年は、7勝11敗と少しは持ち直し、17年は9勝9敗の5割と目標の数字に届いた。18年は8勝10敗と負け越したが、19年には10勝7敗1分と4位の好成績を挙げ、通算勝率を.402とし3割台からやっと脱出できた。 昨年はコロナの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となった今年の交流戦。リーグ戦では調子が上がらず、苦しい戦いが続いていただけに期待より不安の方が大きかったが、ふたを開けてみれば、自慢の打棒を軸に白星を積み重ねた。波に乗れた大きな原因は、開幕6連戦の勝ち越しにあったとみる。 最初のオリックス戦の先発は、山岡泰輔、宮城大弥、次戦の楽天戦は涌井秀章、田中将大、早川隆久と対戦。戦前は各チームの主戦級が次々と出てくるローテーションに、悲観的になるざるを得なかったが、実際は3勝2敗1分けと見事な勝ち越し。特に初戦、山岡からホームラン攻勢で大勝したゲームで打線に勢いが付き、その先も濱口遥大以外ピリッとしなかった先発陣を強力にバットでバックアップし、チームを勝利に導いた。結果17勝40敗とカモにされていたソフトバンクに負けなし、ロッテにも勝ち越しに成功。最後のロードで負け越してしまい交流戦優勝は逃してしまったが、9勝6敗3分の3位で堂々フィニッシュ。リーグ戦から見れば上出来すぎると言っても過言ではあるまい。 リーグ戦では.237、ホームラン37だった打線は、交流戦で打率.297と12球団トップ、ホームランは24本と12球団トップタイの数字を残し、豪打でパ・リーグを撃破した。最終戦も日ハムに勝利し、リーグでも5位に浮上。今週末から再開するリーグ戦でも、ベイスターズらしい豪快な野球でセ界をかき回してもらいたい。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年06月14日 17時00分
巨人、勝機を逃したのは後藤コーチのせい?「何回同じことをやるのか」ファン激怒、岡本の走塁ミスで本人よりも批判されるワケは
13日に行われた巨人対ロッテの一戦。「5-4」でロッテが勝利したこの試合で、巨人のプロ7年目・24歳の岡本和真が見せたプレーがネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-5」と巨人5点ビハインドで迎えた7回表に飛び出たプレー。この回巨人は2死満塁から亀井善行の死球、岡本の四球で2点を返すと、続く坂本勇人が2点タイムリーを放ち1点差に。さらに2死一、二塁となった後、中島宏之も右前打を放ち2死満塁へとチャンスは拡大したかと思われた。 ところが、中島のヒットを見た二塁走者の岡本は三塁を回って本塁に突入。これを見たロッテ右翼・マーティンは本塁にワンバウンドで返球し、捕手・柿沼友哉も本塁前できっちり捕球。この時点で岡本はまだ本塁ベースから数メートル離れた位置におり、直後にスライディングで滑り込んだが難なくタッチアウトとされてしまった。 同点機をつぶした岡本の走塁死に対し、ネット上には「完全な無駄死にで開いた口が塞がらない」、「鈍足のくせになんで本塁狙えると思ったのか」、「マーティンのデータを全く頭に入れてないことがよく分かった」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「三塁コーチャーの後藤は何回同じことをやるのか」、「後藤コーチは先日の楽天戦と同じようなミスをしでかしたな」、「岡本は鈍足、マーティンは強肩なのになぜ後藤コーチは本塁行けると判断したの?」と、三塁コーチャーの後藤孝志コーチを絡めたコメントも複数見受けられた。 「岡本の本塁突入について、チームを率いる原辰徳監督は試合後に『コーチャーも回したし、当然我々も行けと思った』と語っています。首脳陣としては1点差に追い上げた勢いのまま、一気に同点に追いつきたいという狙いがあったのでしょう。ただ、岡本はプロ通算の盗塁数が10個と走力に優れた選手ではない一方、マーティンは昨季リーグ最多補殺(8個)を記録するなど強肩が武器の選手だったため、三塁コーチャーの後藤コーチは本塁突入の指示を出すべきではなかったと考えているファンは多いようです。また、後藤コーチが5月25日・楽天戦で若林晃弘を本塁に突っ込ませタッチアウトを招いていることも、後藤コーチへの不信感が高まる一因になっているようです」(野球ライター) >>巨人・若林の走塁ミスは後藤コーチの責任? 原監督も激怒した暴走に苦言相次ぐ「明らかに判断ミス」<< 今回の場面は中島の後続が指名打者の石川慎吾で、巨人ベンチにはスモーク、大城卓三といった打力のある打者も控えていた。そのため、一部からは「無理な本塁突入よりも、石川への代打策の方が得点の可能性は高かったのでは?」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月14日 11時50分
メジャーリーガーは喝、長嶋茂雄氏はセーフ? ベース踏み忘れを巡る堀内恒夫氏の発言が物議
13日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、ゲスト出演した元読売ジャイアンツ監督・堀内恒夫氏の発言に、視聴者がざわつくシーンがあった。 事の発端は、ピッツバーグ・パイレーツの選手がホームランを放ったにもかかわらず、一塁ベースを踏み忘れたためアウトになった様子を紹介したこと。VTRを見た張本勲氏は「逃がした魚は大きすぎるわ。日本でもありましたよ、長嶋(茂雄)さんがやりましたから。打球を見すぎてね、真面目というか。一生懸命というか」と話す。 そして、関口宏は「喝じゃないですか?」とコメント。張本氏は長嶋氏が同じ経験をしていることもあってか、「喝は入れられないよ、かわいそうだよ、入れると」と笑う。一方、張本氏が「長嶋さん」というワードを出した時に、驚いたような表情をしていた堀内氏は「アメリカの選手には喝でしょうね。日本のレジェンドの方は、やめときます」と話した。 >>『サンモニ』関口宏、ロッテ佐々木朗希に「もっと早く活躍しろよ」発言が物議 張本氏も反論<< この発言に、一部から「長嶋さんは神、メジャーリーガーは喝って、おかしくない?」「ちょっと違和感がある。同じプレーなのに人で分けるなんて」「差別している感じがする」と違和感を訴える声が上がる。 また、「番組がわざわざメジャーリーガーの悪いシーンをチョイスしている。それが悪い」「堀内さんも恩人の長嶋さんに喝は入れられないし、名前が出てしまった以上、スルーするわけにも行かない。取り上げた番組が悪い」「普段、差別を無くそうと言っていながら、番組全体がメジャーリーグを差別している」と番組の演出を批判する声も出た。 毎週のように、メジャーリーガーのまずいプレーを取り上げる『サンデーモーニング』。メジャーリーガーらしい好プレーも取り上げてもらいたい。
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スポーツ 2021年06月14日 11時30分
スターダム赤いベルト王者の林下詩美が朱里と死闘ドロー!「まだまだ世界は名乗れない」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは12日、ビッグマッチ『TOKYO DREAM CINDERELLA 2021 Special Edition』を東京・大田区総合体育館で開催した。 メインイベントでは、林下詩美と朱里のワールド・オブ・スターダム選手権が行われた。林下は昨年11月に岩谷麻優からベルトを奪取すると、渡辺桃、舞華、上谷沙弥、ビー・プレストリーと4度の防衛を達成してきている。そして今回迎える朱里は、長年にわたり数々の経験を重ねてきた強者。かねてから朱里は林下への挑戦表明をしていたが、5.14東京・後楽園ホールで行われた『シンデレラ・トーナメント』2回戦で、朱里が林下に勝利し赤いベルトへの挑戦に至った。 試合は、ゴングが鳴るとお互い少し睨み合い、グラウンドの攻防が続く静かな立ち上がりに。激しい一進一退の展開が続く中、時間はあっという間に25分を超え終盤に突入。残り1分を過ぎると、両者なりふり構わず技を出してくが、ここで試合終了のゴングが鳴り、時間切れ引き分けが宣告される。しかし、試合後のマイクで両者がまだやれるとアピールしたことで、急遽30分1本勝負の延長戦が決定した。スターダムでは異例のことだ。 延長戦は、林下に起こされた朱里はハイキックで裏拳で畳みかけると、林下もラリアットで応戦するが、朱里のパスゾーキックで両者ダウンに。ここでダメージが蓄積している2人は互いに立ち上がることができず、両者KOのドロー決着となった。 試合後、リング上でマイクを持つ林下だが、ダメージが大きく立ち上がることはできず。すると、大江戸隊の刀羅ナツコがリング上に現れマイクを掴むと、「私は今最高に調子に乗っている。なぜだか分かるよね。ずっと言っていたことを今日、お前らの前で証明してみせた。そして、ツイッターで大江戸隊がトレンド入りしたんだって。そんな調子に乗っている私から、君に挑戦状。受け取ってくれるよね」と挑戦表明。林下は「テメエが調子いいとか悪いとか、どうでもいいわ。そんなに言うなら、このベルト、挑戦させてやってもいいけど、私はSTARSとは違う。テメエに好きなようにはさせねえから」と刀羅の挑戦を受諾。次なる相手は大江戸隊のボスになりそうだ。 バックステージで林下は「防衛したんだけど、赤のチャンピオン林下詩美はこんなんじゃ満足してないぞ。きょうは防衛だけど、朱里とはまたやって今度こそ決着をつけないといけない相手。私はビー(・プレストリー)を倒して、岩谷麻優からベルトも取って、世界の林下詩美になったつもりでいたけど、まだまだこんなんじゃ世界の林下詩美名乗れねえよ。防衛は嬉しい、けど3(カウント)取れてないから、嬉しさ半分不甲斐なさ半分って感じかな」と朱里との再戦に意欲を見せた。 「顔面ボコボコにされて何度も打ち抜かれて、自分が何されたかも覚えてない。何されたかも覚えてないし、自分があの時何してたのかも覚えてない。赤いチャンピオンとしての意地で、今、私はベルトを持って立ってられてる。このベルトが私をここまで連れてきてくれました」と朱里との死闘を振り返っていたが、今回でV5と防衛を重ね王者としての地位を築き上げてる中、「世界の」林下詩美はさらに飛躍していくことだろう。◆スターダム◆『TOKYO DREAM CINDERELLA 2021 Special Edition』2021年6月12日観衆 1240人東京・大田区総合体育館▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合(30分1本勝負)<王者>△林下詩美(時間切れ引き分け)朱里△<挑戦者>▼延長戦(30分1本勝負)<王者>▲林下詩美(13分19秒 両者KO)朱里▲<挑戦者>※第13代王者が5度目の防衛に成功。(どら増田 / 写真・FUZKI)
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スポーツ 2021年06月14日 11時15分
那須川天心「RIZINは大晦日が最後」最初で最後の変則マッチは世間的な話題に!
総合格闘技RIZINは13日、東京・東京ドームで『RIZIN.28』を開催した。RIZINとして東京ドームで大会を開催するのは初めて。セミファイナルでは、キックボクサーの那須川天心(TARGET/Cygames)が、大崎孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)、そして榊原信行CEOが「そう来たか!と思ってもらえると思う」と話していたミスターXこと所英男(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)の3人と1Rずつ対戦相手を変えて3Rを戦う変則マッチを行った。 バックブローは許されていたものの、あのフロイド・メイウェザーJr.戦以来となるキック封印マッチ。最初に出て来たのは大崎兄弟の弟、大崎孔稀。同じキックボクサーで21歳と若く、将来有望な選手として近年期待されている勢いがある選手だ。試合は両者ともに激しく打ち合っていたが、時間内に倒すことは出来ず。大崎にとって変則ルールとは言え、東京ドームという舞台で天心と拳を交えたのは大きい。 続いて出て来たのは、元K-1ファイターのHIROYA。74.3キロと今度は体重差が13キロもある選手である。天心は間合いを取りながらもプレッシャーを与えると、終了間際に右アッパーからのボディでダウンを奪う。これには場内だけではなく、テレビで見ていた視聴者からも反響が大きかったようで、SNS上ではかなり話題になっていた。 最後は、総合格闘技のレジェンド所英男とのドリームマッチが実現。いきなりバックブローの奇襲を受けるも天心は冷静に対応。倒すことは出来なかったが、来年ボクシングに転向すると発表している天心にとってはいい経験になったようだ。 試合後、天心は「なかなか対戦相手が決まらない中で勇敢に向かって、戦ってうれしかったです」と3選手に感謝の気持ちを伝えると、「本気でボクシングの世界チャンピンを獲ろうと思っています。みなさん、那須川天心に夢を託してください」と笑顔でアピールした。バックステージでは「RIZINは大晦日が最後になると思う」と話しており、RISEとともに、RIZINの顔だった天心は、今年の大晦日に開催される予定のRIZIN埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会をもってRIZINから卒業することになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月14日 11時00分
広島・栗林、プロ初失点でメンタルが崩壊? 敗戦後の意味深コメントに二軍降格を勧める声も
残り3試合は、全て消化試合に…。敵地・京セラドームでのオリックス第3回戦(6月13日)にサヨナラ負けを喫し、広島東洋カープはセ・リーグの最下位に転落した。 「この負け方は、尾を引きそうですね」 多くのプロ野球解説者、取材陣がそう口にしていた。 敗戦投手となったのは、ルーキーながらここまで22試合連続無失点記録を更新してきた栗林良吏投手。試合後、「良い流れを壊してしまって申し訳ない」とうなだれたように、精神的ダメージが残りそうな負け方だったのだ。 「9回表、3点を挙げて同点に追いつきました。今季は9回打ち切り制なので、延長戦はありません。オリックスの最終回の攻撃を抑えて引き分けに持ち込んでいたら…」(球界関係者) 敗戦ムードを一変させた9回表の集中打、その雰囲気をブチ壊しにしてしまったが、栗林を責めることはできない。低迷する広島をここまで支えてきたのも「クローザー・栗林」である。 「雨天中止などがあり、セ・リーグで広島だけが交流戦の日程を全て消化できませんでした。他5チームは休みとなりますが、広島だけはあと3試合をこなさなければなりません」(スポーツ紙記者) >>広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは<< 広島は交流戦も最下位だ。埼玉西武と2試合、北海道日本ハムと1試合を行うが、対戦する両チームとも交流戦の優勝争いに絡んでいないため、“消化試合”となる。この「残り3試合」もペナントレースにカウントされるため、無駄にすることはできないが、広島ナインのモチベーションも気になる。 「栗林を休ませてやることができればいいんですが」(前出・関係者) そもそも、クローザーとは、色々な意味で図太くなければ務まらないものなのかもしれない。と言うのも、クローザーとセットアッパーは同じリリーバーであっても、ブルペンでの待機の仕方や調整法が異なるという。 「クローザーとセットアッパー、どっちが楽かと言えば、クローザーですよ。でも、精神面ではセットアッパーの方が楽かな?」 これは、リリーフ経験を持つプロ野球解説者のコメント。肉体的に辛いのはセットアッパーで、精神的に辛いのが9回の最後を任されるクローザーだという。 「セットアッパーは勝敗、点差に関係なく、首脳陣に『行け!』と言われたら投げなければなりません。クローザーは基本的に勝ち試合でしか投げませんから」(プロ野球解説者) 先発投手が走者を背負うと、ブルペンに待機していたセットアッパーの投手たちは肩を作り始める。しかし、首脳陣が「やっぱり投手を交代させない」と言えば、そこで投球練習を終了する。 投球練習をしても無駄に終わることが試合中に何度もあり、実際に登板していなくても、セットアッパーは肉体的な疲労を負うのだ。 「栗林は大学(名城大)、社会人野球(トヨタ自動車)を経由してプロ入りしました。経験豊富ですが、広島では新人です。先輩投手が肩を作っているそばで座っているので、気苦労もあったのでは」(前出・同) 栗林を休ませるとしたら、試合出場登録から外すのがベストだと思われるが、それはできないだろう。リリーバーの経験もある佐々岡真司監督は、どうやってブルペン陣を建て直すのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月14日 10時50分
東京女子プロレス山下実優&伊藤麻希がタッグ王座獲りに好調なスタート!
東京女子プロレスが12日、東京・北沢タウンホールで「スプリングツアー'21~The Bullet~」を開催。同17日の東京・後楽園ホールで、NEO美威獅鬼軍(沙希様、メイ・サン=ミッシェル)が保持するプリンセスタッグ王座に挑む山下実優、伊藤麻希の「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」が王座獲りに向け弾みをつけた。 この日のメインイベントで角田奈穂、らく組と対戦した「121000000」は序盤、らくの独特のペースに引き込まれたものの形勢逆転。10分過ぎ、山下がらくに串刺し式のハイキック、伊藤が飛びつきDDTを決めた。これはカットされたが、伊藤が角田を逆エビ固めで絞り上げている間に、山下が孤立したらくにアティテュード・アジャストメントを決めて3カウントを奪取している。 快勝した山下は「私はこのシングルのベルトを防衛して、シングルのチャンピオンだけど、やっぱり伊藤とタッグのベルトを絶対に獲りたい! 伊藤が大好きだから」とマイク。笑みを浮かべた伊藤は「そこまで言われると清々しいな! 伊藤も嫌いじゃないな、オマエのこと。獲れるよ、絶対に! 伊藤たちはどっちも強いから、絶対大丈夫!」と王座奪取に自信を見せた。 バックステージで山下は「ちょっとの間(タッグから)離れてたけど、結構いい感じじゃないかなと思います。声を掛け合って、試合でもできてたし。角田とらく、なかなかしぶとかったけど、声の掛け合い、連携でしっかり勝てたんじゃないかなと思う。6月17日に向けてはすごくいい試合を見せられたんじゃないかなって思います」とコメント。 伊藤は「みんなしぶとく食らい付いてくるね。我々にはね。来ないと潰し甲斐もないしね。いいよね。そうやって敵対心を持たれているのは。嫉妬されるの大好きだから。ドンドン前に進んでいってベルト獲って、もっと嫉妬される存在になりますよ、我々が」と話した。 なお、6月19日、東京・成増アクトホール大会で、山下と坂崎ユカがタッグを結成し、中島翔子、天満のどかと対戦することが決定。同大会にはNEO美威獅鬼軍も参戦する。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月13日 11時00分
中日・門倉前コーチ、トラブルは失踪騒動以前にも?「一切応じるつもりはない」球団が呆れ果てた強欲ぶりとは
現役時代にNPBでは中日(1996-1999)、近鉄(2000-2003)、横浜(2004-2006)、巨人(2007-2008)でプレーし、「302登板・76勝82敗2ホールド10セーブ・防御率4.36」と突出した数字ではないが一定の実績を残した47歳の門倉健氏(前中日二軍投手コーチ)。その門倉氏が起こした失踪騒動は、多くのプロ野球ファンに衝撃を与えた。 門倉氏は中日二軍練習を無断欠勤した5月15日から、スマホと財布を自宅に置いたまま行方不明・音信不通状態に。これを受けた家族は翌16日に愛知県警に捜索願を提出し受理された。その後、門倉氏から球団二軍マネージャー宛てに「5月15日をもって一身上の都合により退団させていただきます」との退団届が郵送され、球団は門倉氏本人の筆跡と家族に確認してもらった上で26日に受理・退団を発表。このあたりから各メディアが失踪騒動を大きく報じ始め、多くのファンから心配の声が寄せられた。 >>元中日・門倉コーチ失踪、犯人は「中日関係者じゃないか」小木の発言に批判相次ぐ「笑い話にしていいの?」<< 事態はその後2週間ほど進展がなかったが、6月7日に門倉氏の妻が門倉氏の公式ブログを通じ、本人が6日夜に無事に自宅に戻ってきたと報告。帰宅後の門倉氏は病院でうつ病と診断され、「私たち家族すら失踪の理由やこれまでの経緯を聞くことが出来ない状態」だという。 失踪から帰宅するまでの間、複数のメディアから金銭問題や女性関係が背景にあるのではと報じられていた。真相についてはまだ明らかとなってないが、ネット上には「女性関係のトラブルは聞いたこと無いけど、金に関しては昔球団を怒らせてたな」、「もしかしてFAで揉めてた頃から金に困ってたのか?」と、金銭問題との関係を疑う声は少なくない。 「門倉氏には現役・横浜時代の2006年オフ、球団と契約でもめけんか別れした過去があります。門倉氏は同年チームトップの10勝を挙げたこと、FA権を保持していることを材料に、球団に年俸アップ(同年の年俸は推定7500万円)での複数年契約を要求。ただ、あまりにも強気な条件を吹っ掛けたのか、球団側は『10勝しても10敗する投手はいらない』、『交渉には今後一切応じるつもりはない』と激怒し同年12月初旬に交渉を打ち切り。その後、門倉氏は12月中旬に『2年総額2億円(推定)プラス出来高』という条件で巨人にFA移籍しました。なお、門倉氏は巨人入りが発表される直前に参加した少年野球教室で、子どもたちを相手に『みんなプロになりたいんだろ。チャンスはあるよ。でも、横浜はやめとけよ』と横浜への不満をにじませたことも伝えられています」(野球ライター) 巨人入団後の門倉氏は、2年通算で「23登板・1勝7敗2ホールド・防御率5.28」とほとんど結果を残せず。その後、2008年オフに巨人から提示された減額制限(25%減)を超える減俸契約を受け入れず、自由契約という形で退団となっている。 「巨人入団時・退団時ともに金銭面へのこだわりを見せた門倉氏は、その後韓国・KBO(2009-2011)や社会人クラブ(2012)でプレーした後、NPB復帰をめざし2012年11月のトライアウトに参加。そこでオファーをもらえなかったことで、当時39歳の2013年1月に現役引退を表明しています。当時は『完全燃焼するまで野球をやりたい気持ちの表れだ』と巨人退団後の現役続行を好意的にみるファンが多数を占めていたのですが、失踪騒動を機に『収入源を失いたくないからいつまでも現役にしがみつこうとしたのでは』と見方が変わってきています」(同) 門倉氏の妻は7日のブログの中で、失踪騒動の経緯説明について「まずは本人の回復をを待って、改めて、その機会を設けさせて頂ければと思います」(原文ママ)と記している。本人の口から真相が語られるのは果たしていつになるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について門倉健氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/kadokura-ken/
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張本氏、“守備妨害”判定は「厳しい」 西武・源田選手を庇うも関口宏は反論、ネットでは物議
2019年08月26日 12時00分
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絶体絶命のオリックス、夏の陣3勝3敗も残り試合から逆転CS進出の可能性を探る!
2019年08月26日 11時30分
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2019年08月25日 17時30分
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2019年08月25日 06時30分
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2019年08月24日 17時00分
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2019年08月24日 06時30分
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2019年08月23日 22時30分
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広島を激震させた「プロ野球・ドーピング検査」の内幕
2019年08月23日 17時30分
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2019年08月23日 11時30分
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「星稜高校を褒めてあげて」甲子園優勝インタビューに批判 質問アナが特定され炎上状態に?
2019年08月23日 11時00分
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スポーツ
ザ・デストロイヤーさんの名の下に…令和初のプロレスオールスター戦開催!
2019年08月23日 06時30分
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「試合で“魅せたい」“キューティー・ストライカー”ぱんちゃん璃奈の秘めたる決意!
2019年08月22日 22時30分
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巨人「優勝カウントダウン」で中継ぎ投手の評価基準が一新する?
2019年08月22日 17時30分
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巨人 松井秀喜ヘッド誕生の切り札で星稜・奥川1位指名
2019年08月22日 11時00分
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何故かタイガースに勝てないラミ・ベイスターズ…払拭出来ない“虎アレルギー”
2019年08月22日 11時00分
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高校野球、転売問題は高野連にも責任?ファンの批判が飛び火しているワケ
2019年08月22日 06時30分
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DeNAベンチに異変「2番・サード」で筒香がイジラレ・キャラへ
2019年08月21日 22時30分
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オリックス、3位と2.5ゲーム差!CS進出に向けて借金「5」と最下位の壁を破れるか?
2019年08月21日 17時30分
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広島、緒方監督のサンタナ昇格に批判噴出 大物選手の飼い殺しに古巣ファンも「返せ」
2019年08月21日 11時30分