スポーツ
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スポーツ 2021年06月28日 11時30分
新日本7.1後楽園で遺恨勃発の永田裕志と石井智宏がシングル対決!壮絶な前哨戦必至
新日本プロレスは7.1東京・後楽園ホール大会のカードを発表した。第3試合からメインの第5試合までは、翌日7.2後楽園大会で行われるNEVER無差別級6人タッグ王座戦(王者組の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIのCHAOSに、天山広吉&小島聡&永田裕志の第三世代トリオが挑戦する)の最終前哨戦として、シングル3番勝負がマッチメイク。そのトリは石井と永田の果たし合いが飾ることになった。 今回の王座戦の発端となったのは、6.22後楽園大会だ。王者組がEVIL&高橋裕二郎&ディック東郷を下し防衛に成功した直後、第三世代トリオが姿を現し、永田が「新日本プロレス本隊を腰抜け呼ばわりしてるそうだが、なんなら試してみるか?石井、どうする?」とアピール。王者組が6.2後楽園大会で内藤哲也&SANADA&BUSHIを相手にベルトを防衛した後、「次はどこだ?本隊の腰抜けどもか?」(石井)と挑発したことに、第三世代が決起した格好だ。 この永田の言葉に対し、石井は猛然と襲いかかるも、エルボーで返り討ちに遭う。そして、怒り心頭の石井の要求により、翌日の6.23後楽園大会の対戦カードが急遽変更され、両軍は10人タッグで激突。共に一歩も下がらず、試合後も番外戦を繰り広げた。その後、バックステージで石井は「元IWGPヘビー級チャンピオン? 元『G1(CLIMAX)』覇者?そのクソの役にも立たねえ肩書にアイツらしがみついてるだけなんだよ。テメーらで火種作れよ。どうせ今回も俺が挑発しなかったら来なかったんだろ?」と一時代を築いた第三世代をバッサリ。さらに、「テメーらのプロレス人生、最後の思い出作りに俺が協力してやるよ。せいぜい悔いのないように頑張れよ。テメーらとの違い見せつけてやる!」と痛烈な言葉を投げかけた。 一方の永田は「殺せるもんなら殺してみろ。そんなに俺はヤワじゃないから。オマエらなんかよりハードトレーニングもして、パワーもまだまだあるから。心配すんな。叩きのめしてやる」と貫禄のコメント。5月にジョン・モクスリーとIWGP USヘビー級王座戦を敢行し、世界中の評価を得たことにより、健在ぶりを見せた永田は、かなり自信がある様子。 凄まじい前哨戦になるのは必至な状況だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月28日 11時15分
RIZINバンタム級トーナメント金太郎が激闘制して、朝倉海らとともにベスト8進出!
総合格闘技イベントRIZINは27日、『RIZIN.29』を大阪・丸善インテックアリーナ大阪で開催した。 後半戦では、RIZIN JAPAN GP 2021 バンタム級トーナメント1stラウンドが開催され、倉本一真とアラン“ヒロ”ヤマニハ、瀧澤謙太と今成正和、大塚隆史と獅庵、金太郎と伊藤空也がそれぞれ対戦した。 セミファイナルでは、パンクラス大阪稲垣組所属の金太郎が登場。BRAVE GYMの伊藤と対戦した。待望のRIZIN復帰を果たした金太郎。バンタム級GPの1回戦で指名したのはGRACHAN王者の伊藤。伊藤は「ノーマークから下剋上を狙う」と金太郎狩りに意欲を示している。 この試合のポイントは、タックルとそのディフェンスの攻防。金太郎は足を止めての打ち合いをするが、伊藤は常に足を動かしながら打撃だけではなく、様々なものを混ぜてくるだけに、どんな展開が待ち受けているのか想像がつかないところ。 伊藤に続いて、金太郎はド派手な演出をバックに威風堂々と入場。地元なだけに気合いもかなり入っているようだ。コールされると首をカッ切るポーズで伊藤を挑発する。 1R、圧力のかけ合いから、まず金太郎がインローで牽制。スピード感溢れる探り合いが続く。金太郎が左ストレートからラッシュを仕掛けると、伊藤は右を出して抵抗するが、金太郎が上に乗る状態でテイクダウン。膠着したまま1R終了のゴング。 2R、伊藤がワンツーを決めると、金太郎がヒザ蹴りから一気にテイクダウンに持っていく。これを上手く切り抜ける伊藤。何とか倒し切りたい金太郎だが、伊藤が粘りを見せて倒れない。お互いになかなか踏み出せないまま2Rが終了。 3R、手数を出す金太郎だが、伊藤も負けずに返していく。伊藤はジワジワとプレッシャーをかけながら、右ハイを出すなどスタミナはまだまだある様子。伊藤の周りを金太郎が動く展開に。金太郎に絡みつかれた伊藤が担ぎ上げてマットに叩き落とした後、金太郎が伊藤の首をネックロックで締め上げたところで試合終了のゴング。 判定の結果は3-0で金太郎が勝利。金太郎が、ヤマニハ、瀧澤、大塚、6.13『RIZIN.28』東京ドーム大会で勝利した朝倉海、井上直樹、扇久保博正、元谷友貴とともにベスト8に入った。なお、9.19『RIZIN.30』埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会の決定と、夏にも何か大会を開催する予定があると、榊原信行CEOが明言した。2ndラウンドは9.19さいたま大会で開催される。RIZIN『RIZIN.29』2021年6月27日大阪・丸善インテックアリーナ大阪▼RIZIN JAPAN GP 2021 バンタム級トーナメント1stラウンドRIZIN MMA トーナメントルール(5分3R / 61.0kg)●倉本一真(判定 0-3)アラン“ヒロ”ヤマニハ○○瀧澤謙太(判定 3-0)今成正和●○大塚隆史(判定 3-0)獅庵●○金太郎(判定 3-0)伊藤空也●(どら増田)
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スポーツ 2021年06月28日 11時05分
巨人、阪神猛追の裏で正捕手争いに異変? 大城が守備でアピールも首脳陣が懸念する不安材料とは
7連勝で首位阪神に2・5ゲーム差。最大「8」まで開き、トラ独走の状況にあったが、9日間で一気に形勢が変わってきた。 「不振だった丸、故障していた梶谷が帰ってきて、戦力が整いつつあります。阪神は佐藤輝明を始め、打線が下降気味なので」(ベテラン記者) セ・リーグが面白くなってきた。 >>巨人・山口のお立ち台コメントにDeNAファン激怒「煽りとしか思えない」 古巣相手にNPB復帰星も、過去の恨みは未だ根強い?<< しかし、チームの状態が上向きになったのと同時に、新たな問題も発生した。正捕手問題である。 「山口俊が復帰し、初登板で勝利投手となりました。その山口の復帰勝利を導いたのが小林誠司です」 プロ野球解説者、スコアラーなど多くの関係者が小林のリードを称賛していた。山口が先発した23日時点で、「エース菅野(智之)も近く復帰」と伝えられていた。 小林は2019年に山口と、17年に菅野と最優秀バッテリー賞を受賞している。山口と息の合ったところを見せたことで、 「菅野復帰後は出場機会も増えるのではないか?」と言われていたが、首脳陣は決断できなかった。 「大城(卓三)ですよ。これまでは、打撃力なら大城、守備優先なら小林か、炭谷(銀仁朗)と言われてきましたが」(球界関係者) 大城が盗塁阻止率でリーグトップに立ったのだ。正確に言えば、「立っていた」。巨人首脳陣でさえ、最近になって気づいたのだという。27日現在、阻止率4割5分2厘、2位は3割台、3位は2割台となっているので、ダントツである。 投手コーチの経験を持つプロ野球解説者が「捕手・大城」をこう評していた。 「肩は強い方だと思います。でも、小林、炭谷はもっと強いので目立たなかっただけ。まあ、巨人のピッチャーはみんなクイックモーションが上手なので、他球団に比べて捕手の負担は少ないですが」 配球面はスコアラーとの共同作業なので、捕手個人で評価するのは難しい。 性格だが、首脳陣に叱られても淡々としており、試合前に要注意のバッターの配球について念押しした後、「本当に分かっているのか?」と心配する関係者も少なくないという。 先のプロ野球解説者がこんな話をしてくれた。 「大城は捕手ではなく、一塁手で試合に出ることもありました。プロ2年目だったかな、外野手に転向させて、打つことに専念させたら好成績を残すんじゃないかと、当時の首脳陣が真剣に考えていました」 また、原辰徳監督に代わってからの話だが、その打撃力を見込んで打順を上げると急に打てなくなるとのことで、7番か8番しか任せられないとの情報も聞かれるようになった。 「炭谷のインサイドワークというか、しっかりとゲームメイクできるのは彼です。スタメン捕手は先発投手との相性を見ながら代えていくしかないでしょう」(前出・球界関係者) “日替わりマスク”には賛否両論がある。マイナス面の声を一つ挙げるとすれば、「首位チームらしく、正捕手を決めてデンと構えるべき」とのこと。今季の巨人は試合途中から捕手を交代させる試合も多い。 首位攻防戦は過熱しそうだが、中継ぎ投手、捕手とも総動員の慌ただしいスタイルが続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月27日 18時30分
巨人・山口の大失言、2年前の方が酷かった?「完全に当てつけだ」古巣ファンを激怒させたお立ち台での爆弾発言
23日に富山・アルペンスタジアムで行われた巨人対DeNAの一戦で、NPB復帰後初登板・初先発に臨んだ巨人のプロ16年目・33歳の山口俊。その山口が試合後のお立ち台で口にしたコメントは、ネット上のDeNAファンの間で物議を醸した。 同戦で「5.2回1失点・被安打5・四球2」と試合を作り勝利投手となった山口。試合後のヒーローインタビューではインタビュアーから2シーズンぶりとなるNPBでの登板の感想について問われ、山口は「もっとヤジが多いのかなと思ったんですけど、すごく温かい応援ありがとうございます」と、予想以上にファンから厳しい声を浴びなかったという旨を語った。 >>巨人・山口のお立ち台コメントにDeNAファン激怒「煽りとしか思えない」 古巣相手にNPB復帰星も、過去の恨みは未だ根強い?<< 山口がDeNA時代に自軍ファンからしばしばヤジやブーイングを浴びていたという過去もあってか、ネット上には「DeNA側に向けた煽りにしか聞こえない」、「当時の恨みを未だに根に持ってるのか」といったDeNAファンからの苦言や批判が寄せられた。一方、「NPBラスト勝利の時も煽られたの思い出した」、「山口といえばハマスタ初勝利の時のヒーローインタビューも酷かったな」といったコメントも挙がった。 山口はDeNA(2006-2016/2006-2011は横浜)、巨人(2017-2019,2021-)の2球団で活躍した後ポスティングでMLBに移籍し、その後トロント・ブルージェイズ(2020)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2021/マイナー)でのプレーを経て今年6月10日にNPB・巨人に復帰。23日の白星は2019年9月20日・DeNA戦以来となるNPBでの勝利となったが、この試合でのお立ち台コメントもDeNAファンの間に波紋を広げている。 横浜スタジアムで行われた同戦に先発した山口は「6.2回4失点・被安打3・四死球5」と制球が不安定だったが、降板するまでに打線が7得点を挙げていたこともあり15勝目となる白星をマーク。2016年オフにDeNAから巨人にFA移籍した山口はこれが移籍後初となる同球場での勝利だったため、試合後のお立ち台ではインタビュアーから「ハマスタで勝てたというのも(喜びは)ひとしおじゃないですか?」という質問が飛んだ。 すると、山口はニヤリと笑みを浮かべながら「ハマスタで勝ててすっごい気持ちいいです。ありがとうございます」と発言。これを受けた球場からはどよめきが起こり、ネット上にも「完全にDeNAファンに対する当てつけだ」、「こんな恩知らずな奴は出ていってくれて正解だった」とDeNAファンからの批判が噴出した。 古巣ファンの感情を逆なでするようなコメントを残した山口だが、試合中にDeNAファンから受けた仕打ちが発言の伏線になったのではとの見方もされている。山口は7回裏に治療のため一時ベンチに下がる一幕があったが、マウンドに戻った山口に対しDeNAファンは大ブーイングを展開。そのため、他球団ファンからは「先に山口に喧嘩売っといてよく言うわ」、「自分達の民度の低さを棚に上げて山口を叩くのはどうなのか」という苦言も複数挙がっていた。 それから2年後に再び飛び出した爆弾発言により、より遺恨が深まったといえる山口とDeNAファン。次カード以降の対戦でも、いざこざが繰り広げられることになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月27日 11時00分
楽天・田中、長引く不調に改善の兆し? 節目の白星を呼び込んだ粘投、来たる五輪にも好影響か
6月16日、東京オリンピック野球日本代表メンバーが発表された。稲葉篤紀監督が背番号順に選手名を読み上げ、6番目に田中将大の名前が発せられている。「先発投手として投手陣を引っ張ってもらいたい」との指揮官の言葉通り、五輪代表の中心選手としての期待が懸かる。 今回の日本代表の中で唯一、二度目のオリンピックを戦う選手であり、若手時より国際大会の経験も豊富だ。2008年の北京五輪、2009、2013年にはワールドベースボールクラシック(WBC)にも出場し、日本代表の「浮沈」も体に刻み込まれている。五輪という舞台で、最も頼りになる投手であると考えるのは首脳陣やファンも同じだろう。 とは言え、2021年のこれまでの成績を観る限り、決して順調とは言い難いシーズンを送っている。今年1月に日本球界復帰が決定後、NPB新シーズンへの活躍が願われるとともに、かつて成し遂げた「24勝0敗」という偉業の「再現」を期待する声さえも少なくなかった。それ故、3勝4敗(6月23日現在、以下同)という数字は、田中のポテンシャルからは程遠い内容に感じられてしまう。 また、MLBでは6年連続二桁勝利しており、通算78勝は日本人歴代3位タイ。日本復帰会見でも、再びメジャーのマウンドに登る想いがあることも語っていた。現在32歳という年齢を考えても、心身とも選手として全盛期であると信じるファンも多いはずだ。 だからこそ、五輪イヤーであり、日本復帰となる特別なシーズンである今季、一年を通して誰よりも注目され続けることも確かである中、背番号18の力強い投げっぷりを求める視線も増えていくだろう。 6月23日には西武戦に先発、6回4失点ながら、今季3勝目を挙げている。初回から失点を許すなど、苦しい内容だったものの、打線の援護もあり楽天は7回表に逆転に成功、田中にとって約2か月振りの勝ち星となった。 チームの連敗を7で止めることとなり、日米通算180勝目となったこの日の勝利は、楽天イーグルス、さらには田中将大本人にとっても、極めて大きな意味を持つ白星となった。4点を失っても投げ続けたことで、「田中のマウンド姿がチームを奮起させた」との声も強く、その影響力は、やはり期待以上のものをもたらしている。 この勝利をきっかけとして、今シーズンのペナントレース、そして東京五輪の大舞台で「神の子・マー君」がこれまで以上に躍動する姿、そしてあの投球後の激しい表情を取り戻すことを期待したい。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年06月26日 11時00分
巨人投手とDeNA助っ人が怒りの睨み合い! 原監督も仰天「お前さんよく行ったな」 ビエイラの雄叫びで思い出される大騒動
2020年から巨人でプレーし、今季は22日終了時点で「26登板・0勝0敗1ホールド3セーブ・防御率3.25」をマークしている28歳の助っ人・ビエイラ。そのビエイラが20日・阪神戦で見せたプレーは、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸した。 「2-1」と巨人1点リードの9回裏からマウンドに上がったビエイラは1死二塁とピンチを招くも、ここで打席の代打・糸井嘉男を見逃し三振に仕留め勝利まであと1アウトに。この直後、ビエイラは感情を抑えられなかったのか、右手で胸をたたきほえながら、本塁方向に大きく歩み寄り捕手・炭谷銀仁朗からの返球を受け取った。 >>巨人・ビエイラが敵打者を挑発?「煽ってるとしか思えない」阪神ファン激怒、巨人ファンからは“過剰反応”と反論も<< 球界には打者を打ち取った投手は過度に喜びを表すべきではないという不文律が存在することもあってか、ネット上には「明らかな不文律破りだ」、「相手を侮辱するような行動をするな」といった苦言や批判が相次いだ。一方、一部では「いつかの笠原を思い出すような雄叫びだな」、「あの時の笠原みたいに反撃されなくて良かったな」といったコメントも見られた。 ファンが名前を挙げている笠原将生氏は2009~15年に巨人でプレーし、「80試合・7勝1敗3ホールド1セーブ・防御率4.34」といった通算成績を残した30歳の元投手。現在はユーチューバーとして活動していることが広く知られているが、現役時代にマウンド上での雄叫びで乱闘寸前の事態を引き起こしたことがある。 アクシデントが起こったのは、2014年9月28日・巨人対DeNA戦でのこと。笠原氏は「3-3」と両チーム同点の10回裏に4番手として登板したが、2死満塁とサヨナラ負けのピンチを招いてしまう。しかし、ここで打席のDeNA・グリエル(現ヒューストン・アストロズ)を三飛に打ち取り無失点で切り抜けた。 グリエルが打球を打ち上げた直後、笠原氏はマウンド前方へ歩きながら雄叫びを上げ感情をあらわにする。すると、グリエルは一塁進塁を止めて笠原氏の方に詰め寄り、笠原氏もグリエルをにらみつけながら近づいていくなど一触即発の状況に。直後に両チームの選手が両者の元に殺到し、それぞれを自軍ベンチの方向に引き離した。 当事者の2名がすぐにベンチに下がったため、乱闘寸前のところで沈静化。その後再開された試合は、DeNAが11回裏に1点を奪いサヨナラ勝ちを収めた。 試合結果以上にファンの注目を集めた笠原氏とグリエルのバトルだが、笠原氏は2019年4月1日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画で騒動の詳細を語っている。これによると、笠原氏はグリエルが打球を打ち上げた瞬間にうれしさのあまり「よっしゃコラー!」と口走ったが、次の瞬間グリエルがバットを一塁ベンチ方向に投げながら威嚇してきたという。 このバット投げを見た笠原氏は一瞬で怒りに火がつき、「何お前バット投げてんだよ!」とまくし立てながらグリエルに向かっていったとのこと。ただ、事態を見て駆け付けた二塁手の片岡治大(現巨人三軍野手総合コーチ)から「おい将生!」と肩に手を置かれたところで我に返り、「うわっ! やばいやばい!」と思いながらベンチに帰ったという。 試合後、原辰徳監督から「お前さんよく行ったな」と驚いた旨を伝えられたという笠原氏。試合翌日に通訳を介してグリエルに謝罪し無事和解したというが、「今思ったら恐ろしいことをしたなって(感じ)」と、思い返すと冷や汗が出る行動だったと振り返っている。 今回のビエイラの雄叫びについては、打者の糸井は特に何の反応も示さず、試合後も何らかのコメントを出したとは伝えられていない。ただ、糸井の反応次第では7年前と同じような展開になっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
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スポーツ 2021年06月25日 20時30分
広島・佐々岡監督に「誰かを決めた方がいい」 球界OBが捕手併用に疑問、「育成のチャンスと捉えるべき」ファンも同調
野球解説者の高木豊氏が24日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上の広島ファンの間で話題となっている。 今回の動画で高木氏は、6月25~27日の試合において勝利の鍵となるポイントを球団ごとに解説。中日の勝敗を左右しそうな打者や、状態が懸念されるロッテの打者などについて語った。 その中で、高木氏はセ・リーグ5位の広島が捕手を併用している点に着目。広島は正捕手・會澤翼が左脚負傷により16日に抹消され、同日以降は坂倉将吾、石原貴規の2捕手が併用されている。ただ、高木氏は「扇の要って守備では一番大事なところ(ポジション)だと思う。だから誰(を使う)かを決めた方がいい」と併用をやめ1人を固定した方がいいのではと主張した。 高木氏は続けて、「捕手はグラウンド上の監督ってよくいわれてる(けど)、その監督がコロコロ代わるようだとチームが落ち着かない」と発言。捕手は投手へのサイン指示、内外野への守備位置指示、相手走者の盗塁阻止など様々な役割を担うポジションだが、その捕手が逐一代わっているようだと守備に綻びが出るのではと指摘した。 また、高木氏は「俺は坂倉でいってほしい」と固定するなら坂倉が望ましいともコメント。ただ、坂倉を推す理由や固定で見込まれるメリットについては言及しなかった。 >>ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も<< 高木氏の発言を受け、ネット上には「確かに今の運用は會澤がいない間のその場しのぎのようにも感じる」、「捕手毎に配球のクセなんかもあるだろうし、併用だと固定に比べてやりづらさがあるというのは理解できる」、「佐々岡(真司)監督は會澤不在を育成のチャンスと考えて、これと決めた捕手を固定起用するべきだ」、「自分も打率が高くてスタメン時勝率もまだマシな坂倉を固定してほしい、なんなら會澤帰って来ても使い続けてほしい」といった反応が多数寄せられている。 「現在併用されている坂倉と石原の両名ですが、スタメン時勝率は坂倉が『.400(8勝12敗3分)』、石原が『.111(1勝8敗2分)』と坂倉が大きく上回っています。また、打撃成績も坂倉が『.322・1本・17打点』、石原が『.239・1本・5打点』と大きな差があるため、高木氏だけでなくファンも坂倉の固定を望んでいるようです。なお、正捕手の會澤がスタメン時勝率(.333/7勝14敗3分)、打撃成績(.278・2本・10打点)共に坂倉を下回っていることから、坂倉を固定するなら會澤の復帰後も続けてほしいという意見も散見されます」(野球ライター) 25日・中日戦では、坂倉をスタメン捕手として起用している佐々岡監督。今後の試合でも坂倉を固定し続けるのかどうかは大きな注目点となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年06月25日 19時30分
阪神・佐藤に低迷の危険信号が点灯?「今後他球団もやってくる」谷繁氏が指摘、中日バッテリーが見せた攻略法とは
野球解説者の谷繁元信氏が、24日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。阪神のドラ1ルーキー・22歳の佐藤輝明の今後に懸念を示した。 今回の番組で谷繁氏は、同日に行われ阪神が「6-0」で勝利した阪神対中日の一戦を解説。その中で、佐藤が「5-0」と阪神5点リードの7回表1死一塁の第4打席で喫した三振を問題視した。 >>巨人・ビエイラが敵打者を挑発?「煽ってるとしか思えない」阪神ファン激怒、巨人ファンからは“過剰反応”と反論も<< この打席の佐藤は中日3番手・山本拓実に3球でカウント「1-2」と追い込まれた後、4球目に投じられた膝元に食い込むスライダーを空振り。ボールはそのまま佐藤の左膝を直撃したが、直撃前にバットを出していたため死球ではなく空振り三振となった。 この佐藤の三振について、谷繁氏は「これ見てびっくりしましたよ。『ここを振るか?』っていうくらい(驚いた)」と発言。4球目のスライダーは明らかなボール球だったが、その球を佐藤がスイングしたため驚いたと語った。 谷繁氏は続けて「そこまでインサイドを意識させられた(ということな)んですよ、今日の試合で」と、中日バッテリーから執拗な内角攻めを受けたことで手を出してしまったのではないかと推測。さらに、「今後他球団もこの攻めをかなりやってくると思いますね」と、他球団もこの日の中日バッテリーの配球を参考にするのではと指摘した。 この日は第4打席も含めて「4打数無安打・2三振」と、中日バッテリーに仕事をさせてもらえなかった佐藤。谷繁氏は「自分の打てるボールを投げさせられるような、カウントの持っていき方を(意識して)やっていってほしい」と、今後は内角球を決め球にさせないような打撃を心掛けた方がいいと語った。 谷繁氏の発言を受け、ネット上には「確かに第4打席はそれまでの露骨なイン攻めが相当効いてるような三振だった」、「来る球来る球全部内角だから、『舐めやがって、絶対打ってやる』って意識しすぎてしまった部分もあるだろうな」、「今日の佐藤はノーヒットだったけど、この攻め方が今後のスタンダードになるとちょっと不安」、「ボール球なんか元々打てるもんじゃないんだから、そこをどう見極められるかが今後を左右しそう」といった反応が多数寄せられている。 「この試合で佐藤は中日バッテリーから全19球のうち17球を内角に投じられ、さらに17球中12球はボール球と徹底的に厳しいコースを突かれました。その結果完全に封じ込まれてしまったため、谷繁氏は今後同様の攻めを受け続け成績が落ち込むのではないかと危惧しているようです。なお、ここまでの佐藤はストライクゾーンに限れば内角打率は『.384』と4割近い数字を残していますが、ボールゾーンを含めると『.309』とガクッと数字が落ちるため、今後はいかにボール球へのスイングを我慢できるかという点も求められていると言えそうです」(野球ライター) 24日終了時点では『.285・19本・47打点』と新人離れした数字を残している佐藤。今後さらに数字を上げるか、それとも急失速するかの岐路に立たされているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月25日 17時00分
ソフトB・柳田のお立ち台コメントにファン困惑「嫌味にしか聞こえない」 本塁打リーグトップも“非力”と謙遜したワケは
24日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。「7-2」でソフトバンクが勝利したが、試合以上に話題となったのがソフトバンクのプロ11年目・32歳の柳田悠岐のお立ち台コメントだった。 同戦に「3番・指名打者」で先発した柳田は、「4打数3安打・2本塁打・3打点」と活躍を見せチームの勝利に貢献。9回に放った18号ソロはパ・リーグ本塁打ランキング単独トップとなる1本だったため、試合後のお立ち台ではインタビュアーからランキングトップに立った感想について質問が飛んだ。 すると、柳田は「いや~(自分は)ホームランバッターではないんで、これからも一試合一試合いいバッティングができるように、それだけを考えてやっていきたいと思います」とコメント。自分は本塁打を量産する打者ではないと謙遜するような言葉を口にした。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< 柳田のコメントを受け、ネット上には「パ本塁打王暫定トップなのに何を言ってるんだ?」、「アンタみたいに全方向にホームラン打てる打者はそういないのに、俺は長距離砲じゃないって言葉は逆に嫌味にしか聞こえない」、「柳田がホームランバッターじゃないならパは該当者無し、セでもヤクルト村上(宗隆/22本)、巨人岡本(和真/19本)ぐらいしか名乗れないことになるんだが…」といった困惑の声が挙がっている。 一方、「確かに柳田はホームランバッターというよりはアベレージヒッターのイメージ」、「これまでの実績を考えると、本人が謙遜するのも間違いでは無いな」、「当たった時の打球はめちゃくちゃ飛ぶけど、本質的には本塁打よりも率を残すタイプだよね」と理解を示すコメントも複数見受けられた。 「柳田はプロ入りした2011年からソフトバンク一筋でプレーしていますが、昨季までの年平均本塁打数は『18.6本(通算186本)』と30本はおろか20本にも届いていません。一方、通算打率は『.322』と3割を優に超え首位打者も2回(2015,2018)獲得しています。また、近年のパ本塁打王である楽天・浅村栄斗(年平均約17.7本/通算打率.284)、西武・山川穂高(約21.9本/.258)、ソフトバンク・デスパイネ(約22.9本/.262)らと比べると、通算打率は大きく上回る一方で年平均本塁打数は浅村を若干上回る程度となっています。柳田は2019年(7本)に故障でほぼシーズンを棒に振っているため、同年を除けば年平均本塁打数は『約19.9本』とほぼ20本になりますが、柳田は自分はアベレージヒッターであり、今はたまたま打球が本塁打になっているだけと考えている可能性はありそうです」(野球ライター) 6月の柳田は24日の2本を含め6本の本塁打をマークしているが、これはパ本塁打ランキング2位(17本)のロッテ・マーティン(6月は1本)、同3位(16本)のロッテ・レアード(同5本)を上回るペース。この調子で数字を積み重ねていけば、本人も胸を張ってホームランバッターを名乗れる日が来るかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月25日 11時30分
ロッテ・佐々木、剛速球を捨てて変化球投手に変貌? 過去登板から配球が一変、井口監督は交代タイミングも計算か
「勉強になりました」。試合後の佐々木朗希投手は、ソフトバンク打線の猛威やその主軸打者たちの勝負強さについて、そんな感想を述べていた。 去る6月24日の千葉ロッテ対福岡ソフトバク戦に佐々木が先発した。6回途中での降板となり、失点3。プロ初の黒星である。 >>侍ジャパン・稲葉監督がロッテ選手を1人も選ばなかったワケ 井口監督のチーム改革が順調な証?<< 「柳田(悠岐)との対戦は見応えがありました。6回の対決が特にそうでした。結果的には勝ち越し打を許してしまいましたが、初球から全てフォークボールを投げたり…」(プロ野球解説者) 同日の最速は154キロ。足を高く挙げ、ゆったりとしたモーションで投げるので、数字以上に速く見える。その印象は変わらないが、同日の佐々木は過去3回とは違った。 マウンドに上がる際の登場曲が、あいみょんの「今夜このまま」から、「愛を知るまでは」に変わったからか? 変化球が多かった。同点とされた後に迎えた柳田との勝負で“フォークボールを連投したシーン”では勝利への強い執着心も感じられた。 しかし、こんな風にも解釈できる。変化球に頼りすぎていたとも――。 その疑問をネット裏にいたライバル球団の関係者にぶつけてみた。 「プロ初先発(5月16日)では、変化球の割合は30%台でした。初勝利を挙げた阪神戦では約65%がストレート。なのに、この日の佐々木は半分弱が変化球でした」 2ストライク後にフォークボール、そんなピッチングだった。この日のスタメン捕手は、故障明けの田村龍弘。捕手が代わったことで配球の組み立ても見直されたようだが、それだけではなかった。 「調子はイマイチでした。6回途中まで投げて、ストレートで空振りが取れたのは、1球だけ。変化球を多めにすることで田村は佐々木のストレートを狙い打ちされないよう、必死だったのでは?」 偵察に訪れた先のライバル球団関係者のコメントだ。 「回を重ねるごとにその変化球も見極められ、6回表に炎上したというわけです」(同) 初回に柳田にソロアーチを浴びたが、その後は立ち直り、スコアボードにゼロを並べた。変化球に頼り切ったピッチングはロッテ首脳陣も、当然、「アブナイ」と思っていたはず。「100球メド」と井口資仁監督は交代の目安を語っていたが、5回を投げ終わったところで交代させる選択肢もあったはずだ。 逆転を許してから「ピッチャー、交代」を告げたのは、佐々木に経験を積ませるためだろう。 同日の主なピッチングスタイルは、直球でファールカウントを稼ぎ、最後は変化球というもの。佐々木はどんなピッチャーをめざしているのだろうか。ファンはストレートで相手バッターをねじ伏せるところ、ストレートで三振の山を積み上げていくピッチングが見たいと思っているはずだ。 佐々木は捕手のサインに素直に頷き、ミットを目掛けて投げ込んでいく。初々しい光景ではあるが、サイン通りに投げているのは、まだ“自分”を持っていないからでもある。次回登板では剛速球が見たい。(スポーツライター・飯山満)
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