スポーツ
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スポーツ 2021年07月08日 11時20分
松坂大輔引退にロッテ井口監督がコメント「私にとっても彼との対戦は印象深い」
埼玉西武ライオンズは7日、松坂大輔投手の引退を発表した。渡辺久信GMは「このような決断に至り、本人も大変悔しい思いをしています。昨年7月に手術を受け、それ以降も『メットライフドームで勝利する』ということを目標に大輔自身、厳しいリハビリに耐えながらここまでやってきました。ライオンズファンに自身の姿を見せることができていない日が続き、体調面もなかなか向上せず、ずっと苦しい思いをしてきたと思います。実際、今年もここまでずっと、球団施設などで毎日復帰に向けて必死にリハビリやトレーニングを重ねる大輔の姿がありました。大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います。今は双方の回復に専念をさせていただきたく、ぜひ皆さまには彼のことを引き続き、温かく見守っていただけますと幸いです」とコメント。松坂の会見は後日行う予定だ。 松坂は西武からメジャーに移籍し、帰国してからは、福岡ソフトバンク、中日を経て2020年から古巣である西武に復帰。復帰会見で「あまり大きなことは言えない。リーグ3連覇、惜しいところで届いていない日本一のために、少しでも力になりたい」、「球も遅くなったし、やりたくないと思っていたボールを動かす投球もしている。昔の(速球派の)イメージを持っている人もいると思うが、今の自分ができる形を100%出してチームに貢献したい」と語り、残り30勝となっていた日米通算200勝については、「難しくない数字だとは思うが、ここ数年を考えると、近くはないと思う。僕自身、終わりというものがだんだん近づいている中で、達成したいという気持ちが強くなってきている。最後まであきらめずに200という数字をめざしてやっていきたい」と話していたが、昨年、脊椎内視鏡頸椎手術を受けたこともあり、西武復帰後は公式戦で登板していない。「このタイミングでまた西武のユニホームを着られることになって、『やっぱり最後はここなのかな』と今は思っている」とも語っていたが、その言葉の通りになってしまった。 千葉ロッテの井口資仁監督は「もう一度、ライオンズの松坂大輔としてマウンドで投げる姿を楽しみにしていましたので非常に残念です。現役時代にはライバルチームのエースということで幾度となく素晴らしい勝負をすることが出来ました。私にとっても彼との対戦は印象深く、心に残っています。日米で大活躍され一時代を築いた投手が引退するということは寂しく非常に残念に思いますが、またこれから始まる第2の人生でも野球界の発展のために頑張ってもらいたいと思います。長い間、お疲れ様でした」と松坂を労っている。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年07月07日 19時30分
ソフトB・千賀の大炎上は侍ジャパンのせい?「壊れたら責任取れるのか」追加招集直後の乱調で稲葉監督に批判
6日に行われたソフトバンク対ロッテの一戦。「11-3」でロッテが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンクのプロ11年目・28歳、千賀滉大の大炎上だった。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< 4月6日・日本ハム戦中に左足首損傷の怪我を負い翌7日に登録抹消された千賀は、6日試合前の公示で2カ月ぶりに一軍に復帰。そのまま復帰後初登板に臨んだが、初回にいきなり1死三塁のピンチを招くと、中村奨吾にタイムリー二塁打を打たれ先制を許してしまった。 これ以降追加点は許さず2回は三者凡退と立ち直ったかのように見えた千賀だったが、3回は先頭の田村龍弘に三塁打を浴びると、1死後藤原恭大にタイムリー二塁打を打たれ2失点目。続く中村に左安打でつながれ1死一、三塁となった後、マーティンに右犠飛、レアードにタイムリー安打を許し2点を追加された。 千賀はその後2死満塁と再びピンチを招くと、藤岡裕大、田村に連続で押し出し四球を与え6失点目。さらに、荻野貴司に2点タイムリー、藤原にも2点タイムリー二塁打を打たれ、失点が10となったところで工藤公康監督はたまらず降板を決断。「2.2回10失点・被安打9・与四球3」と散々な内容で今季初黒星を喫する結果となった。 千賀の大炎上を受け、ネット上には「怪我明けだし多少の失点はしょうがないと思ってたけど、まさか10点も取られるとは思わなかった」、「球速はそれなりに出てた(最速158キロ)けど、とにかく球がバラついてたな」、「三振が0だったのもマズい、直球も変化球も全く打者に通用してないってことだし」といった反応が寄せられている。 一方、「千賀の炎上は復帰を急かすような招集をかけた稲葉監督にも責任があると思う」、「下での登板で微妙だったのに一軍に上げたらそりゃこうなるよ、稲葉監督が侍ジャパンに呼ばなきゃもう少し調整できただろうに」、「今日の大量失点は故障してるのに稲葉が無理に代表に呼んだせいだ、このまま千賀が壊れたら責任取れるのか」と、侍ジャパン・稲葉篤紀監督への批判も複数見受けられた。 「6月17日に三軍で実戦復帰を果たした千賀は、その後同月29日までに二軍で1試合、三軍で1試合に登板。この3試合では「12回3失点(自責2)・防御率1.50・被安打11・与四死球6」と制球の不安定さを露呈していたのですが、工藤監督は同月30日に『本人がいけますとなればぼくらはゴーです』と、一軍復帰の時期は本人に委ねる意向を口にしたことが伝えられました。その後、7月5日に稲葉監督が『先発はもちろん、WBCで中継ぎを経験していることも大きな武器』というコメントとともに、千賀を東京五輪に臨む侍ジャパンに追加招集することを発表。千賀は発表翌日の6日に一軍復帰しましたが、同日の試合で大炎上を喫しました。こうした流れから、ファンの間では千賀は一軍で投げるにはほど遠い状態でありながら、追加招集への責任感から無理を押して工藤監督に一軍復帰を訴えたのではという見方があります。また、一軍昇格や炎上のきっかけを作ったとして、追加招集の決断を下した稲葉監督への不信感を強めているファンも少なからず見受けられます」(野球ライター) 試合後、工藤監督は「彼でなければ早めに(交代)というところも考えたかもしれないが、投手コーチもまさかというところで、なかなか動けなかった」と、千賀が乱調から立ち直る可能性を捨てきれず交代が遅れたと語ったことが伝えられている。次回登板についても白紙とのことだが、稲葉監督は10失点の大炎上をどのように受け止めているのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月07日 17時30分
巨人から楽天に移籍の炭谷銀仁朗「楽天は球場と選手の一体感が凄かった」
東北楽天ゴールデンイーグルスは5日、読売ジャイアンツから金銭トレードで獲得した炭谷銀仁朗捕手の入団会見を行った。 炭谷は「トレードは初めての経験でバタバタしましたけど、移籍に関しては1回FAしていますので、もともと13年間やっていたパ・リーグですし、一緒に現役時代を過ごした選手も多いということで、すんなり(チームに)入っていけるのかなという気がしています。戸惑いもなく、やってやろうという感じで、今はいます」とまだ少し落ち着かないようだが、埼玉西武時代のチームメイトが多いこともあり、あまり心配はないようだ。 イーグルスのイメージについては「西武時代に仙台の球場でアウェイで戦っていた時は、球場と選手の一体感が凄かったですし、球場の雰囲気は、対戦チームとしては、やっぱり嫌なものがありましたね」と語り、西武でもチームメイトだった石井一久GM兼監督のイメージを聞かれると、「今は『監督』と『選手』という立場ですけど、現役時代は『先輩』『後輩』として、プライベートでも可愛がってもらいましたし、『いいお兄ちゃん』って感じでした。その石井監督が今監督をされているので、何とか優勝したいと、力になりたいという思いでいます」と今度は女房役からプレーヤーとして力になりたいと誓っていた。 楽天に所属している西武時代のチームメイトには「岸選手、涌井選手もそうですし、連絡先知っている方は連絡して、これからよろしくお願いしますと。涌井選手なんかとは、西武時代に『10代バッテリー』と当時取り上げられたこともあったのですが、バッテリーを組むことがあれば、『30代バッテリー』になってしまうのかなというやり取りをしました」と連絡は取ったとのこと。 楽天では「若いキャッチャーが多いですし、僕が移籍して(捕手の中で)最年長になると思いますので、自分の今まで経験してきたこと、若い選手たちに伝えれることをどんどん伝えていって、互いに切磋琢磨してレベルアップし、チームが強くなればと思っています。シーズンも約半分の試合が終わり、残り半分ですが、本当に優勝をめざして頑張るだけだと思います。力になれるように精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」と語り、即戦力としてチームの力になる考えで、この日も早速一軍に合流して汗を流していた。 楽天はキャッチャーが補強ポイントだっただけに、優勝争いをしていく上で、炭谷の加入は大きいだろう。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年07月07日 13時25分
元阪神・藤川氏、引退の松坂に「心が落ち着いた時にまた改めて…」 苦悩の末の決断に複雑な心境吐露、他OBからも惜しむ声相次ぐ
これまで西武(1999-2006,2020-)、ボストン・レッドソックス(2007-2012)、ニューヨーク・メッツ(2013-2014)、ソフトバンク(2015-2017)、中日(2018-2019)でプレーし、日米通算で「376登板・170勝108敗3ホールド2セーブ・防御率3.53」という数字を残しているプロ23年目・40歳の松坂大輔。7日、その松坂が今季限りで引退することを西武が発表した。 球団はこの日、公式サイト上で「松坂投手は今シーズン限りで現役を引退することとなりました。本件につきまして、会見の日時などは現時点では決まっておりません。決まり次第、お知らせいたします」と発表。また、「大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います」という渡辺久信GMのコメントも掲載されている。 引退を伝える報道によると、松坂は右手のしびれを和らげるため昨年7月5日に受けた「脊椎内視鏡頸椎手術」からの回復が思わしくなく、特に中指はほとんど感覚がなくなっていたとのこと。今年5月のブルペン投球では右打者の頭部付近に球が抜けたといい、その後の治療でも改善の兆しが見えなかったことから、今月7日までに渡辺GMに引退を申し出たという。 >>西武・松坂、引退後の指導者転身は拒否? 渡辺GMはアドバイザー職打診で流出阻止の構えか<< 松坂の引退を受け、現役選手や複数の球界OBが自身のツイッターを通じコメントしている。中日・又吉克樹は、「引退報道が出てびっくりです 短い間でしたが松坂さんと、一緒に野球をやれたのは人生の宝物です」と投稿。2018~2019年にかけ共にプレーした松坂に感謝を述べた。 元巨人・上原浩治氏は、「ついに来たか…誰もがいずれ引退はするけど、やっぱり寂しいなぁ 解説者、メディアの立場から、現役の大輔のピッチングを見たかった 周りからの目、手術など、想像が出来ないくらい大変だったと思うね 高卒、大卒で立場が違うって思いながら、いろいろ比べられたなぁ おつかれ!」とコメント。1998年ドラフトで1位指名を受けた者同士として、周囲から比較された日々を振り返りつつ、今季まで現役を続けた松坂を労った。 松坂と同じ1980年度生まれ、いわゆる“松坂世代”の1人である元阪神・藤川球児氏は、「松坂選手の引退については 彼の心が落ち着いた時にまた改めて、、」と投稿。心身両面で万全ではない松坂の心情を思いやった。 松坂の決断を受け、ネット上にも「高校時代からずっと応援してた選手の引退は寂しい、本当にお疲れ様でした」、「甲子園春夏連覇、ルーキー最多勝(16勝)、WBC連続MVP(2006,2009)と伝説的なキャリアだったと思う、今まで楽しませてくれてありがとう」、「今の状態がどうかは分からないけど、最後にもう1度一軍で投げるところを見たい」といった反応が寄せられている。 球界に大きな衝撃をもたらしている松坂の引退。具体的日時は不明だが開催は濃厚な引退会見の席上で、本人はどのような言葉を語るのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について埼玉西武ライオンズの公式サイトよりhttps://www.seibulions.jp/又吉克樹の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/mata11katu上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara藤川球児氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2021年07月07日 11時30分
千葉ロッテ始球式に今度は千葉ジェッツ原修太が登板「キャッチャーまで届くよう頑張る!」
千葉ロッテマリーンズは、7月10日の北海道日本ハム戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム、17時00分試合開始)に国内男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」2020-2021シーズンで初優勝を達成したB1千葉ジェッツふなばしの原修太選手が始球式を行うこととなったと発表した。 千葉ジェッツふなばしに所属している原選手の始球式は、千葉ロッテマリーンズオフィシャルスポンサーである小久保製氷冷蔵株式会社が千葉ジェッツふなばしのオフィシャルパートナーも務めていることとから実現に至ったという。なお、始球式は当日開催される小久保製氷冷蔵株式会社の冠協賛試合イベント「とけない、情熱。ロックアイスクールナイター」のファーストピッチセレモニーとして16時50分頃から開催される。 原選手は1993年12月17日、千葉県生まれ。習志野高校、国士舘大学出身。身長187cm、体重96kg。2015年、2017年にはユニバーシアード日本代表を務め、2018年3×3日本代表として出場した。 原選手は「マリーンズファンのみなさんはじめまして!同じ千葉県のプロバスケットボールチーム千葉ジェッツの原修太です!小さい頃からよく観に行っていたZOZOマリンスタジアムで始球式ができること嬉しく思います。初めてマウンドから投げるのでキャッチャーまで届くよう頑張ります」と、地元であるZOZOマリンスタジアムには幼い頃からプライベートで足を運んでいたようで、今回の始球式決定を素直に喜んでいるようだ。 当日は「小久保製氷冷蔵×マリーンズオリジナルタオル」を先着5000枚配布。「小久保製氷冷蔵×マリーンズオリジナルタオル」の配布終了後は「ロックアイスグラス」を先着1000個配布することも決まっており、かなり気合いが入っているだけに、チームの勝利も強く求められるところ。 今年の千葉ロッテマリーンズは、青山学院大学陸上競技部長距離ブロック原晋監督を始め、お笑い芸人のぺこぱ、ティモンディ、とんねるずの石橋貴明、タレントの稲村亜美、渡辺美奈代、そしてYouTuberのトクサンなど大物著名人の始球式が多数企画され、千葉ジェッツふなばしの原選手がここに加わった形となる。次は誰が始球式を行うのかという点においても注目される。(どら増田 / 写真提供・千葉ロッテマリーンズ)
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スポーツ 2021年07月07日 11時00分
西武・松坂、引退後の指導者転身は拒否? 渡辺GMはアドバイザー職打診で流出阻止の構えか
平成の怪物・松坂大輔投手が今季限りでの現役引退を決意した。昨季、プロ生活をスタートさせた埼玉西武に復帰したものの、ここまで一軍登板ナシ。昨年7月に受けた「脊椎内視鏡頸椎手術」からの復帰をめざしたが、回復の兆しが見られなかったという。 「親しい知人などには先に報告したと聞いています」(スポーツ紙記者) 「松坂引退」の一報が入ったのは、各地でのナイトゲームが終わった頃。西武は旭川遠征に出ていたため、“伝聞”で知ったメディアも少なくなかった。旭川に帯同した側も詳しいことが分からず、各々が“個別ルート”を使って事実確認を行った。 その確認作業の過程で分かったこともある。球団職員、現場スタッフ、選手たちの中には知らなかった者もいた。辻発彦監督は知らされていたとは思うが、松坂本人から直接連絡があったのかどうかは疑問だ。 >>西武・松坂、ソフトB・工藤監督のおかげで命拾い? 渡辺GMがリスク覚悟の残留を決断したワケは<< しかし、それは良い意味で、西武は“選手寄りの球団”になった証でもある。 「松坂のチーム帰還を決め、各方面に調整を付けたのが渡辺久信ゼネラルマネージャー(以下=GM)です」(球界関係者) 渡辺GMが理想とするチーム像は、選手を大切にすること。功労者に対しては特にそうであり、フリーエージェント権を行使して退団した選手も帰還させ、西武で引退させてやりたいと考えていた。その第一号は現ソフトバンクの工藤公康監督である。 「それまでの西武は退団したら、それで全ての関係も切ってしまうような感じでした。そういう雰囲気を一掃し、チーム功労者を呼び戻し、現役を続けたいというのなら、トコトンまでやらせてやりたい、と」(前出・同) 松坂は自分自身で進退について考え、結論を出すことができたということだろう。プロ野球選手の多くは球団から「戦力外」を通告されて、現役生活を退く。その意味では、松坂は幸せなプロ野球人生を送れたようだ。 また、「今季限り」ということは、ペナントレース終盤のどこかで引退セレモニーも行われるのだろう。しかし、こんな声も聞かれた。 「松坂は米国での永住権を取得しています。指導者として球団には残らないと思われます。あれだけのビッグネームなので、アドバイザーのような肩書を与え、名目だけでも球団に残ってもらうのではないか」(前出・同) 古巣帰還のために尽力してくれた渡辺GM、そして、ファンのためにも西武球団に残るべきである。 1998年、夏の甲子園大会で松坂と対戦した選手がこんなことを語っていた。 「直球だと思ってバットを振ったら、次の瞬間、視界からボールが消え、左太股に直撃していました。あんな凄い曲がり方をしたスライダーは初めて見た」 五輪、WBCなど国際試合で見せた圧倒的なピッチングも思い出される。国際舞台で強かった平成の怪物が五輪イヤーに引退を決意したのも、何かの巡り合わせだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月07日 10時50分
DDT竹下幸之介、8.21旧・川崎球場で秋山準に挑戦!3度目の正直で秋山超えなるか?
DDTプロレスが4日に開催した東京・後楽園ホール大会で「KING OF DDT 2021」トーナメントを制したDDTプロレスの竹下幸之介が同5日、東京・千代田区の神田明神内で一夜明け会見を行い、KO-D無差別級王座獲りを力強く宣言した。 冒頭、竹下は「昨日、自宅に帰ってから自分の試合を見直したけど、決勝であの火野裕士選手によく勝ったな、そんな気持ちになりました。プロレス界トップクラスの化け物級レスラーから、完全な3カウントを奪えたってことはフィジカル、メンタル、運、勢い、そのすべてが今一番整っている何よりの証拠だと思います。この優勝は偶然ではなく必然で、今の竹下幸之介だからできたんだと思ってます」と自信たっぷりに話した。ここで、今林久弥GMが8月21日、富士通スタジアム川崎(旧川崎球場跡地)で開催される「WRESTLE PETER PAN 2021」で、チャンピオン秋山準に竹下が挑戦するKO-D無差別級選手権戦が決まったことをアナウンス。 これを聞いた竹下は「僕が8.21富士通スタジアム川崎のメインイベントに立つ。KO-D無差別のベルトに挑戦するということは、昨日の試合を見ていただければ異論はないんじゃないかと思います。昨年11月(3日)、12月(27日)と秋山選手に2連敗して、そこから半年が経ちました。僕にとっては長い夜が明けるというか、たかが半年ですけど、本当に長い半年間で。いろいろもがきましたし、苦しみました。でも、4月のAEW参戦から何かを変えていかないと、再び秋山選手の対角に立てる日は来ないと。そう思って、自分なりに行動した結果、今一番脂が乗った竹下幸之介で、自信をもって、秋山選手の前に立てることを楽しみにしています。富士通スタジアム川崎という大きな舞台で、竹下幸之介が再びDDTのトップに立つ準備は整いました」と力を込めた。 「秋山はどう映っていたか?」との問いには、「新鮮だったと思うんです。DDTに定期参戦して、約1年。マッチアップの面でも初対戦、初シングルとか、そういうのが多い中、新鮮だったんじゃないかと。だからこそ話題になるものもあった。でも、その新鮮なマッチアップというのは、僕が止めちゃってもいいかなって。まだ見たい組み合わせがあると思うけど、それはタイトル戦でなくてもいいと思うので。今はDDT所属の秋山選手ですけど、僕は一発やり返すまで、外敵じゃないけど、倒さないといけない相手、もっと言えば敵だと思ってるんで。DDTにKO-D無差別のベルトを取り戻す。そんな気持ちでいます」と語っている。 8.21川崎は野外会場でのタイトル戦になるが、「僕はもともと陸上競技をトップ選手でやってたんで。陸上なんて野外でスタジアムで何度もやってるわけで。高校時代、八種競技、十種競技みたいなのをやっていたので、ずっと走る飛ぶ投げる、全てにおいてスタジアムで闘ってきたので、場所がふだんと違うことへの不安はない。僕はプロレスを見始めて、4歳、5歳の時にはFMWのビデオを見て育ったので、そういう意味では旧川崎球場というのは感慨深いものがあって。22年経って、自分がそこのメインイベントに立ってるという。DDTの、プロレスのおもしろさだと思います」と自信ありげな表情で語った。 3度目の正直で、秋山超えを果たすのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月06日 20時45分
阪神・佐藤の5三振は「名誉ある記録」? 里崎氏が批判の声に反論、ライバル選手と比較するファンも
野球解説者の里崎智也氏が5日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で里崎氏は、7月2~4日に行われたプロ野球の試合についてカードごとに解説。2日の中日対ヤクルト戦で中日側に見られた拙攻や、4日の日本ハム対ソフトバンク戦で目に付いた日本ハム守備陣のミスなどを語った。 その中で里崎氏は、4日・阪神対広島戦で阪神・佐藤輝明が1試合5三振を喫したことに言及。1試合5三振は史上19人目、セ・リーグの新人野手では初の記録(セ投手とパ・リーグ選手を合わせると史上3人目)だったため、ファンからは状態を危惧する声も少なからず挙がっている。 >>阪神・佐藤に低迷の危険信号が点灯?「今後他球団もやってくる」谷繁氏が指摘、中日バッテリーが見せた攻略法とは<< ただ、自身も記録保持者である里崎氏は「1試合5三振はすごいいい記録なのよ、逆に言うと」と恥ずべき記録ではないと主張。「なぜかというと、4三振も連続でしてるのに代打を出されてない(から)。すなわちベンチから信頼(されている)、認められているということ」と、佐藤が4三振を喫してもベンチに下げられないのは信頼を得ている証だと指摘した。 里崎氏は続けて、「(一部のファンは)不名誉な記録とか言ってるけど、名誉ある記録よ。(試合に)出続けてるんだから、普通代えられるよ?」とコメント。代えられずに5三振を喫するまで起用されたことは誇るべきことだと語った。 里崎氏の発言を受け、ネット上には「5三振なんて情けないと思ってたけど、里崎さんの言葉を聞いて悪くないと思えるようになった」、「まだ前半戦の段階で、1年目のルーキーが首脳陣に我慢させるほど信頼を得ていると考えたら喜ぶべきことだな」、「数字がついてきている現段階なら特に問題は無い、いくら三振してもいいからこの調子でフルスイングを続けてほしい」といった反応が寄せられている。 同時に、「それだけバットが振れてるってことだからいいのでは、村上だって三振しながら打ちまくってたわけだし」、「村上は三振気にせず振り回した結果成績がついてきた、佐藤もそれぐらいの大物になってくれるだろう」、「今のとこは村上ルートを辿ってるから、変に当てようとか考えずにこのままバットを振ってくれ」と、ヤクルトのプロ4年目・21歳の村上宗隆を絡めたコメントも複数見受けられた。 「ファンが名を挙げている村上は2019年に『184個』、2020年に『115個』と2年連続でセ・リーグ最多三振を喫しています。一方で2019年は『.231・36本・96打点』をマークし新人王に輝き、2020年は『.307・28本・86打点』と打率3割をクリアし最高出塁率(.427)のタイトルも獲得しました。そのため、4日終了時点で『109個』と三振ランキングを独走している佐藤も、シーズンが終われば村上のような好成績を残してくれるだろうと前向きに考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 4日終了時点で「.270・19本・48打点」と早くも20本塁打に王手をかけている佐藤。三振と同時にこうした打撃成績も伸ばしていくことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2021年07月06日 19時50分
元日本ハム・新庄氏が後輩の守備を評価「いいステップ」二軍観戦に驚きの声も、裏には別の思惑アリ?
元プロ野球選手の新庄剛志氏(元日本ハム他)が、6日に自身の公式インスタグラムに投稿。その内容がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 新庄氏は同日午前0時ごろに投稿。西武の本拠地・メットライフドームでの試合中に中堅の守備に就く日本ハムのプロ2年目・23歳の片岡奨人の様子を捉えた動画を添え、「打者がインパクトする時いいステップで打球が来るのを待ってるが更に落下地点まで早く行けるには、4歩位前に歩きながらのインパクトに合わせてのこのステップがベスト」、「ちょっとした見えないファインプレーが1軍に上がれる近道」という文章を投稿した。 同球場では5日に日本ハム対西武の二軍戦が行われていたが、新庄氏は試合中のグラウンドを背にバックネット後方の通路でポーズをとる自身の写真を同日午後8時ごろにインスタに投稿している。そのため、6日に投稿した動画は同戦の現地観戦中に自身で撮影した動画と思われる。 >>新庄剛志氏、トライアウト後に五十肩を発症? 体の異変を明かしファンも驚き、次の挑戦も既に進行中か<< 今回の投稿を受け、ネット上には「自分が守ってたポジションってこともあるだろうけどよく選手のこと見てるなあ」、「もう少し足動かしながら打球を待てば、その分一歩目を踏み出しやすくなるってことか」、「今一軍は外野手手薄だから、それなりに守れるなら片岡にも付け入る隙は全然ありそう」といった反応が寄せられている。 一方、「これまで二軍戦来たことなんか無かったのにどういう風の吹き回しだ?」、「ここ最近インスタに野球関連の投稿増えてるし、この片岡へのコメントも『俺ちゃんと野球見てますよ』アピールに過ぎないのでは」、「ちょっと前コーチやりたいって言ってたらしいし、色々発信することでどこかがオファーくれるかもとか考えてるのかもな」と、投稿の背景を推測するコメントも複数見受けられた。 「日本ハムは昨年大田泰示(113試合・.275・14本・68打点)、西川遥輝(100試合・.306・5本・39打点)、近藤健介(74試合・.340・5本・60打点)の3名がレギュラーとして主に外野で起用されていましたが、今季はレギュラーとして活躍しているのは近藤(34試合・.284・7本・39打点)のみ。西川(62試合・.232・3本・20打点)、大田(49試合・.212・3本・17打点)はともに不振で、大田に関しては6月25日に一軍登録を抹消されています。そのため、今回新庄氏からコメントを寄せられた片岡が、期待通りに一軍昇格を果たすチャンスは十分にあると考えているファンは少なくないようです。新庄氏は現役・日本ハム時代に中堅を主戦場にしていましたので、古巣で同じポジションを守る片岡の動きに自然に目が行ったのかもしれません」(野球ライター) 「一方、新庄氏は今年に入ってからプロ野球関連の投稿はあまりしておらず、他活動や車・バイクについての投稿が多かったのですが、7月以降は7件と投稿が増えています。加えて、独立・BCリーグの始球式(4月18日)を務めた際にNPB球団のコーチをやりたいと関係者に語っていることなどから、今回の投稿は指導者としてのNPB復帰をにらんだアピールにすぎないのではという意見も散見されます」(同) 阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)でプレーし「1714試合・.252・225本・816打点」といった通算成績を残し、外野手としてゴールデングラブを10回(1993-1994,1996-2000,2004-2006)獲得している新庄氏。実績的には申し分のない数字を残しているが、今後指導者として声をかける球団は現れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について新庄剛志氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shinjo.freedom
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スポーツ 2021年07月06日 15時45分
十両・貴源治が炎鵬を“アッパー”でKO! 不戦勝をもたらした張り手連発が物議、「兄の貴ノ富士のような暴力」と批判も
5日に行われた大相撲7月場所2日目。同日に今場所初白星を挙げた東十両6枚目・貴源治(常盤山部屋)の相撲が、ネット上の相撲ファンの間で物議を醸している。 東十両5枚目・炎鵬(宮城野部屋)と対戦した貴源治は、立ち合いで組み止め距離を取ると炎鵬の顔面に左右の張り手を見舞う。この後も10回以上にわたり、下からアッパー気味に張り手を突き上げ顔面に食らわせた。 その後土俵際に後退した炎鵬を捕まえた貴源治はそのまま土俵外に押し倒したが、炎鵬が体をそらして粘ったこともありほぼ同時に土俵外に飛び出てしまう。これを見た行司は炎鵬に軍配を上げるも物言いがつき審判団が協議した結果、同体取り直しとなった。 ところが、炎鵬は1度目の取組終了直後から鼻血を出しており、取り直しのため再び土俵に上がった際も足元がおぼつかない様子。すると、この様子を見ていた呼び出しが高田川審判長(元関脇・安芸乃島)に何か声をかけると、高田川審判長は両力士を土俵から降ろすよう指示した後、再び審判団を集め協議。協議後、高田川審判長は「ただ今の協議について説明です。炎鵬が脳震とうを起こしているため、貴源治との取組が取れないと見なし貴源治の勝ちといたします」と場内にアナウンスした。 日本相撲協会は今年の1月場所後に開催した臨時理事会で「審判委員は、力士の立ち合いが成立する前に、相撲が取れる状態ではないと認めた場合には、協議の上で当該力士を不戦敗とすることができる」という一文を審判規則に盛り込んでいる。炎鵬はこの一文に基づき脳震とうによる不戦敗となり、車いすに乗せられ花道を下がっていった。 この取組を受け、ネット上には「これで炎鵬が負けになるのは納得いかない、悪質な掌底で相手を破壊しにいった貴源治の方を負けにしてほしい」、「脳震とうを故意に狙ったような酷い取り口、こんなのが許されていいはずはない」、「張り手自体はルールで認められているとはいえ、あからさまな顎狙いは見ていてモヤっとする」、「貴源治としてはあくまで炎鵬の上体を起こすために張ったのかもしれないが、それ以上に顔や顎へのダメージが目的のようにしか見えなかった」と貴源治への苦言や批判が寄せられている。 一方、「張り手で相手をKOって凄いな、兄貴より格闘技向いてるんじゃないか?」、「スダリオの弟ってことを考えると、暴力的な取組も『まあするだろうな』って思ってしまう」、「兄の貴ノ富士みたいな暴力的な振る舞いだな、そんなに相手をボコボコにしたいなら同じ道にいけよ」と、兄を引き合いに出したコメントも複数見受けられた。 >>大相撲、貴ノ富士の“逆ギレ会見”に批判続々 この1年で3人、続発する旧貴乃花勢の騒動に「意図がありそう」の声<< 「貴源治の兄は『貴ノ富士』の四股名で相撲をとっていた元力士ですが、当時東十両14枚目だった2018年3月場所中に弟弟子への暴力行為が発覚し1場所出場停止処分に。さらに、西十両5枚目で迎えた2019年9月場所前にも付け人に暴力を振るったことが発覚し、この影響で翌10月に引退届を提出し廃業。その後、2020年7月に総合格闘技選手に転身し、現在まで『スダリオ剛』のリングネームで活動しています。こうした背景があることからか、今回の貴源治の取り口を『兄が兄なら弟も弟』と皮肉るファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) 炎鵬が付け人を務めていることから、横綱・白鵬(宮城野部屋)も「昨日から(自分の)取組が終わってから付け人をやってくれたので残念だが、無事であることを祈る」とコメントしたことが伝えられている今回の取組。炎鵬は6日に行われる3日目には出場予定とのことだが、貴源治の“アッパー張り手”の是非はしばらく議論の的になりそうだ。文 / 柴田雅人
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