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「貴重品はリュックに入れない」 大阪・関西万博で未然に犯罪を防ぐ方法

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Expo2025 大阪・関西万博の公式Xより

閉幕まで残り2週間となった「EXPO 2025 大阪・関西万博」(万博)。その盛り上がりぶりは開催期間中最高潮と言ってもいい。現に9月27日、28日の土日は両日とも20万人を超える来場客があり、予約サイトは数時間待ち、当日券を求める人の列が並ぶなど混乱が見られたようだ。

現在「日本で最も注目されているイベント会場」なのは間違いない万博だが、人が過剰に来場することでさまざまなトラブルも報告されている。

特にスリや盗難の被害はSNS上でも多く報告されており、「リュックに付けていたグッズが盗まれた」「傘を盗まれた」のほか、9月には万博会場で複数回スリを働いた中国籍の男性が逮捕されているなど、混雑に乗じたスリなどは今後、さらに表面化されると思われる。そのため、スリや盗難被害を未然に防ぐため「貴重品はリュックに入れない」「サブバッグを常に身に着ける」など防衛策をとる利用者も多いようだ。

盗撮に関しても注意が必要である。万博では多くのパビリオンが撮影の許可をしているため、スマホカメラを常時起動させている利用客は数多い。万博内での一部パビリオンでは会場の狭さに加え、暗所で展示物を見るパビリオンも少なくないため、女性の利用客は盗撮や痴漢被害には特に注意する必要もありそうだ。

被害は会場内だけではなく「チケット盗難」も深刻な問題である。今回の万博では入場方法がほぼ電子決済であり、事前に公式サイトなどに登録する必要があるのだが、不正ログインによるチケット乗っ取りといった被害も報告されている。

なお、会場内には「会場警察隊」のほか防犯カメラなどが数多く設置されている。警察隊は数多く配置されているため何かトラブルがあればすぐに駆け付けるようになっている。

予想以上の盛り上がりを見せた「大阪・関西万博」。警備の面でもラストスパートといったところか。

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