記事では、中居が被害女性をもてなしている様子から、「行為」におよぶ生々しい場面まで詳細に報道。その後のメールのやり取りまで掲載し、多くの人が疑問に思っていた問題の一夜を克明にリポートしている。
この報道に対して、中居の代理人弁護士は、書面を通じて各メディアにコメントを発表。記事中に登場する「通知書」について、「出所自体や真偽も不明なものですが、そもそも通知書というものは、書き手の一方的な認識を記載するものです」と指摘。他にも、長文にわたるコメントで今回の文春報道に対して反論を行っている。
真っ向からぶつかり合うことになった文春と中居だが、このままだと第二弾のスクープもあり得るとスポーツ紙記者は明かす。
「文春は、スクープの対象者が反論してきた場合は、ねじ伏せるように続報を行う傾向にあります。今回も、中居氏サイドの反論を見越して、新たなスクープを用意している可能性が高い。今回のスクープでも中居氏のイメージはさらに悪化しただけに、もし続報があればかなり厳しい状況になるでしょう」
一方で、今回の文春砲で得をしたのが、フジテレビだとテレビ関係者の間では言われている。
「フジは、今回の騒動を早く終わらせたいと考えています。ただ、中居氏はこの問題を調査した第三者委員会の報告書に対して徹底抗戦を続けているんです。問題は、いまでもくすぶっている状態といえます。そんな中、文春が騒動の詳細とされるスクープを行ったことで、中居氏が窮地に追い込まれました。もし、中居氏が文春を訴えるとなれば、フジにかまっている暇が無くなります。それに、文春がトドメとなるスクープでも出せば、騒動は終焉を迎えるでしょう。どのみち、今回の文春砲はフジにとって、これ以上無い援護射撃になりました」(民放関係者)
スーパースターである中居氏を巡り長く続いた騒動も、ついにピリオドを打つときが来たのだろうか。