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社会 2025年11月05日 08時00分
増え続ける防衛費、確保できない自衛官 トランプ大統領の要望受けGDP比2%に
高市早苗首相は2027年度にGDP比2%とする防衛費の増額目標を本年度中に前倒しして達成する方針を表明した。日本が主体的に防衛力強化に取り組む姿勢をアピールする狙いだ。1日放送のTBS系「報道特集」が取材した。高市首相が主体性をアピールしたのは、トランプ政権が今年GDP比3.5%への引き上げを要求してきたことが背景にあると報じられている。元財務官僚で法政大学の小黒一正教授は「3.5%だと約21兆円、仮に消費税で全額を賄うとすれば、消費税がプラス3.5%分くらいの増税になる」と説明する。さらに、社会保障費について「2018年度は約120兆円だが、2040年度は約190兆円になると予想され、消費税を18~19%まで引き上げないと賄えない」という。番組では、戦闘機やミサイルの爆買いは6年前の安倍政権から始まったという。F35Bは1機250億円で、来年度だけで2250億円の概算要求がなされている。パイロット出身の元空将、永岩俊道氏はF35Bの配備について「いかにいろんなところに着陸できるか、あるいは離陸できるか作戦基盤が必要」と語る。現在、民間の空港や港を使った訓練が日本各地で急増しているが、自衛隊基地が攻撃されて使えなくなったことを想定したものだ。防衛費が増えて関係者が皆手放しで喜んでいるのかと言えば、必ずしもそうでもない。現役自衛官が覆面インタビューに応じた。「武器があっても人が足りなければ国は守れない。予算はすぐにつかないので、とりあえず買っておこうということだろう。人は後から何とかしようと考えているのかもしれない」23年度の自衛官の採用人数は、募集計画の51%で過去最低だった。この現役自衛官は「(人が)足りているところもあれば、ブラック企業のようにしょっちゅう募集をかけているところもある。仕事を覚えたばかりの隊員が辞めていく部署がある」と話す。さらに、「戦闘機を買うなら、まずは我々の給料を上げてほしい。この給料で命は張れない」と主張する。小泉進次郎防衛相は、原子力潜水艦の導入について「あらゆる選択肢を排除しない」と否定しない。これからも武器の爆買いは続くのだろうか。
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芸能 2025年11月04日 21時00分
特撮「スーパー戦隊シリーズ」放送終了に落胆の声 背景に収益低迷や“未成年”不倫報道も
テレビ朝日系で放送されている特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」が10月30日、現在放映中の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」を最後に、来年放送を終了することが判明した。1975年にスタートした第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」から世代を超えて愛されてきた人気シリーズが、50年の歴史に幕を下ろす。同シリーズは、カラーテレビの普及に伴い、全国の子どもたちがカラフルなヒーローたちのアクションにくぎ付けとなった。毎年1作のペースで放送され、作品数は現在の「ゴジュウジャー」を含め計49作に上る。報道によると、「イベントや関連グッズ、映画化などで得られる収入が、番組制作費に見合わないことなどが放送終了の背景にある」と関係者が証言しているという。また、同シリーズは若手俳優の登竜門としても知られ、人気俳優の座を射止めた俳優・松坂桃李、横浜流星らを輩出してきた。一方で、テレビ朝日広報担当者は「今後の編成については、お答えしておりません」としている。同シリーズの世帯視聴率が長期的に下降線をたどっていることは、紛れもない事実である。「『スーパー戦隊シリーズ』が終了に向かっている背景には、いくつかの根深い要因があるといわれています。単なる人気の低迷ではなく、ビジネス構造全体の変化が関係しているようです。特に2018年に『パワーレンジャー』の玩具化権が米国ハズブロに売却されたことは、スーパー戦隊ビジネスにとって大きな転機となり、日本国内の販売戦略やシリーズの構成にも大きな影響を与えた可能性があるといいます」(特撮関係者)そんな最中、例の“不倫騒動”が大きな影響をもたらし放送終了の決め手につながったという話も漏れ聞こえる。今年9月、「ゴジュウジャー」でレッド・ゴジュウウルフの“中の人”を務めるスーツアクター・浅井宏輔と、ブラックポジションのゴジュウユニコーンに変身する一河角乃役・今森茉耶の不倫疑惑が週刊誌「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたのだ。記事によれば、2人の親密な関係は浅井の妻に知られ、事務所に報告されたという。浅井は、突如番組の降板が発表。“未成年”との22歳差不倫愛に批判が殺到し、局も対応に追われていたようだ。さらに文春は“二の矢”を放ち、今森の本命はサッカーU-20日本代表FW・道脇豊選手で、浅井との不倫はこれと並行した「二股」だったという始末。撮影現場を騒然とさせ、同月のニュースサイト「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)では、「残りの撮影スケジュールは予定されていた分が一旦すべてストップになってしまった」といった制作会社関係者の話を報じ、「子ども向け番組という背景もある番組だけに放送中止も十分考えられる」と伝えていた。放送終了の報道を受け、「子どもの頃、日曜日の朝が待ち遠しくて早起きした記憶が鮮明に残っている」「三世代にわたってお世話になった番組の終了に愕(がく)然」「切ない。誤報であってほしい」といった惜しまれる声がネット上に広がった。前出サイトでは、「放送中止も十分考えられる」と示唆していたが、中止を通り越した結果となった。国民が慣れ親しんだ長寿番組がまた一つ消えていくこととなるが、果たして放送終了の真相やいかに。
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社会 2025年11月04日 20時00分
物価上昇の波を受け飲食店で度重なる商品値上げ 「掲示されている値段と違う」飲食店側に罰則は
コロナ禍以降、日本で円安が加速するなか、ちまたではある問題が深刻化しているという。それは「飲食店の看板」問題である。実はすでに値上げしたのにも関わらず、店外に掲示されている看板の値段が値上げ前のまま修正されておらず利用者が困惑する、という事態が多く発生している、というのだ。例えば、ある食堂で「ラーメン600円」と大きく掲示された看板でも、実際に入店してみると、メニューが実際には700円に値上げしていたり、そもそものメニューが発売を休止したりするケースが相次いでいるのだ、という。また、修正しても再度の値上げなどにより、当初はメニュー表を全面改修していたが、テープで修正するなど見た目を著しく損なう恐れがあるときは、そのまま放置してしまうパターンもあるという。店主が価格の修正作業を後回しにしてしまい、注文を受けてから口頭で現在の価格を伝えることもあるという。この背景にあるのは、原材料の度重なる高騰などにより値上げされたことで料金が変わったのにも関わらず、看板を修正できる予算がない飲食店などに多いという。看板と値段が違う商品を売り続けた場合、法律の観点では「不当景品類及び不当表示防止法」(景品表示法)という法律違反になり、罰則が科せられる可能性がある。だが、多くは数百円の誤差であるためか、そのまま放置されており利用客も物価高は理解しているため、あえて指摘しない人も少なくないという。だが、近年はあまりに「看板を修正しない店」が多くなってしまったのか、ネットでは「看板と店の値段が違う!」「誤差が怖くて店に入れない」「最近、目に余るようになってきた」という声も多いようだ。止まらない物価高。看板と実際の値段が違う「看板に偽りあり」という状況は、現在では驚くことではないのかもしれない。
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芸能 2025年11月04日 19時00分
子連れ系年の差夫婦YouTuberが子どもへの性的虐待で物議 不適切動画については「心当たりがありすぎる」と自認
13歳の年の差夫婦が運用するYouTubeチャンネル「ポンコツらいす」が11月3日に動画を公開し、今後のチャンネルの方針について明かした。40歳の妻と27歳の夫によるYouTubeチャンネル。10月下旬頃から、妻の連れ子である10歳の長女に対する夫の言動が物議を醸す事態に発展。夫が必要以上に長女に身体を押しつけたり、長女に対し「親子っていうか妻」と発言したり、執拗にお風呂に誘う動画が拡散され、炎上していた。炎上を受け、「ポンコツらいす」は1日に夫婦と長女が出演する動画を公開。その中で批判コメントを長女に読ませたり、長女自身に「嫌な顔を(自分が)元々してる」などと説明させ、再炎上する事態になっていた。そんな中、「ポンコツらいす」は3日に「【緊急報告】頭冷やしました、連れ子の件と方向性について。」という動画を公開。この日、警察が話を聞きに来たといい、今後は児童相談所職員も来る予定とのこと。妻は「自分たちの中でよしとしていたこととか、別に問題視していなかったところがあまりに、こんなに影響とか余波があるんだということの重大さというのは重々受け止めた上で、今後どうしていくかっていうところがすごく大事になってくると思う」とコメントした。一方、夫は今後について、「子どもは『痴話コント』に混ぜない」と、これまで夫が長女に向けてきた発言はあくまで「コント」という設定とした上で、その動画には出さないと断言。しかし、「世間はネタがやっぱ通じないから、そこは要注意っていうか基本触れない感じ? 子どもがいるときは」と若干不満げに明かしつつ、過去の不適切動作については「心当たりがありすぎる」などと話していた。その後、改めて「【活動休止】しばらくYouTubeを自粛します。」という動画を公開。話し合いをした結果、動画投稿を休止することを発表し、妻も「最初に謝る相手は子どもたちなので、そこはしっかりと、今回巻き込んでしまったことだとか、いろいろ不安にさせてしまったこととか、そこは本当に二人で丁重に謝罪しました」と明かした。とはいえ、夫によるとYouTube自体をやめる選択肢はないとのこと。一方、児童相談所や行政の指導は聞くと説明している。
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芸能 2025年11月04日 18時00分
「アッコにおまかせ!」来年3月、40年の歴史に幕 時代にアップデートできなかった「芸能界のご意見番」
タレントの和田アキ子が司会を務めるTBS系「アッコにおまかせ!」が来年3月で放送を終了することが発表された。同番組は先月40周年を迎えたところだった。2日の放送の終盤で、和田は「これが一番いいタイミングだと思って、来年3月に終了とさせていただきます」と視聴者に伝えた。同番組は、スタート当初はゲストとのトークが中心だったが、徐々に情報バラエティーとして1週間に起こったさまざまなニュースを取り扱うようになっていった。和田は舌鋒鋭くニュースを斬り、「芸能界のご意見番」と呼ばれるようになった。最近では和田の傍若無人な物言いから、放送後にネットで炎上することも珍しくなかった。中でも波紋を呼んだのが2024年8月、パリ五輪陸上女子やり投げ金メダリスト・北口榛花選手への“トド発言”だ。和田は北口選手が横たわる写真に対して、「なんかトドみたいなのが横たわってるみたいな。かわいい」と感想を述べた。この発言に対して「人に対してトドってなんなんだ」「容姿を揶揄(やゆ)している」と批判が殺到。翌週の放送では和田自ら謝罪した。ただ、利害関係のある人物には忖度する姿勢があったことも否めない。今年2月の放送では、フジテレビの日枝久取締役相談役(当時)の進退について、「(日枝氏に)辞めたほうがいいとは軽々しく言えない」とフジテレビを擁護するような発言をしていた。コンプライアンスの問題だけにとどまらない。和田は23年に膝関節の手術、昨年には股関節の手術、今年に目の手術と3年連続で手術を受けたことを出演番組で発表しており、まさに満身創痍の状態だった。ニュースのコメント欄には、「ここまでやってこれたのは本当にすごいと思います。最後まで頑張ってください」との応援する意見がある一方、「番組自体痛々しくて見てられず、チャンネルを変えてしまいます」「もっと早く決断できなかったのか」と厳しい書き込みもあった。また大物司会者が一人、地上波レギュラー番組を降りることが決まった。時の流れには誰しも逆らえないものだ。
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芸能 2025年11月04日 15時00分
ダレノガレ明美、ソフトバンクホークスの祝賀会で潜入リポーターに 起業家としての一方で「干された」との厳しい意見も
モデルでタレントのダレノガレ明美が10月31日、自身のXを更新。5年ぶりに日本シリーズを制した福岡ソフトバンクホークスの祝勝会に参加したことを報告し、シャンパンファイトの様子を公開した。Xには4枚の写真がアップされており、「祝勝会ありがとうございました 一生シャンパンかけられていました! 選手の方、スタッフのみなさま本当に貴重な経験をありがとうございます」と記された。勝利の美酒に酔いしれる選手たちにまみれる自身の“ズブ濡れ”ショットもアップされた。同チームは、敵地・大阪市内のホテルで祝賀会を実施。ダレノガレは、球団公式のYouTubeチャンネルで配信された祝勝会中継でリポートを担当し、選手たちから次々とシャンパンをかけられていた。この投稿にファンからは、「シャンパンファイトでのインタビューよかった!」「アナウンサーとは違った引き出し方で選手をクローズアップできていた」「バラエティーの印象と違った魅力のダレノガレが発見できた」といった高評価の声が寄せられた。一方で、「なんで、この人が潜入するの。不愉快」「選手を品定めしている感がすごい」「ダレノガレ明美じゃなくても他にいくらでもいたじゃん! リポートそっちのけで自分が楽しんでる」といった否定的な声も多く見られた。ダレノガレの祝賀会リポーター起用について、同日配信のニュースサイト「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)では、「通常、テレビ中継ではスポーツ番組を担当する、各局の女性アナウンサーがあてがわれることが多い祝勝会。普段からグラウンドに赴いて取材を重ねるだけに選手とも顔なじみで、野球知識や裏情報も持っているために本音も聞き出しやすい」と指摘。その上で、「元朝日放送のフリーアナ・ヒロド歩美も適任」と独自の見解を述べ、疑問の声を上げている。ダレノガレといえば、日系ブラジル人の父とイタリア人の母を持ち、2012年5月に雑誌「JJ」(光文社)で電撃デビュー。一躍ブレークを果たし、歯に衣着せぬサバサバしたぶっちゃけキャラが注目を集め、バラエティー番組で存在感を放った。「元々、大の野球好きを公言していたダレノガレでしたが、13年に巨人・坂本勇人選手との熱愛の噂が噴出したのです。すると、自身のオフィシャルブログに坂本選手・巨人ファンからの中傷コメントが相次ぎ、ひと騒動を起こしています。そういった経緯もあったことから、今回のリポーター起用に不満の声が続出したのかも知れません」(芸能ライター)かつてはテレビで見ない日はないといわれたダレノガレだが今回、久々にメディアに登場した印象を受けた。「ダレノガレは、高校時代から起業家を目指していたといいます。24年に事務所を退社して独立し、今年9月より自社主導による新体制でブランド経営を本格始動したばかり。自営業の継父の影響なのか、芸能界への執着はなく起業家として事業を拡大していくことで今は多忙を極めているようです。一部では『干された』といったSNSへの書き込みがあり、ダレノガレがこれに反論したりと今なお存在感を放っていますが、新たな“毒舌キャラ”の出現などにより『需要がなくなった』『人気低迷』といった切実な声も漏れ聞こえてきます」(前出・同)とはいえ、24年1月に発生した能登半島沖地震では現地に赴きボランティア活動をしながら被災者を励ましたりと、メディアの裏側でもマルチに活動している。今後、起業家としての手腕にも期待したいところだ。
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芸能 2025年11月04日 11時00分
ついに復帰の松本人志、SNSでは批判コメントが大量発生 旧ジャニタレントもプチ炎上に発展
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、11月1日に有料インターネット配信サービス「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」で芸能活動を再開した。松本といえば、「週刊文春」の報道などを理由に2024年1月から活動を休止し、約2年ぶりに復帰したことになる。今回は、「DOWNTOWN+」の中で生配信を行い、ファンや視聴者に騒動の説明や今後の展望などを語った。また、あわせて「DOWNTOWN+」では、芸人たちが参加するいくつかの動画の配信をスタート。生配信の視聴者数について松本は数十万人規模になっていると明かし、多くのファンが有料サービスに登録したことを示唆した。復帰が大成功した形だが、一方でSNSでは松本を批判するコメントが多く投稿され、賛否両論を巻き起こす事態となっている。現時点でも新たな批判コメントが次々と投稿され、「あの件しっかり説明してからにしろ」「時代遅れ」「記者会見してから復帰しろ」など、アンチからバッシングが相次いでいる。「松本さんは、今回の生配信で文春との裁判について時間を割いて説明しました。ただ、アンチは有料会員にならず、生配信を見ていないので松本さんが何の説明もなく復帰したと考えているようです。現在は、松本さんのファンとアンチがSNSでけんかしている最中で、殺伐とした状況になっています」(スポーツ紙記者)一部のアンチからバッシングを受けている松本だが、その矛先は復帰を喜ぶ芸能人にも向けられている。旧ジャニーズ事務所のアイドルグループ・Kis-My-Ft2の二階堂高嗣は、自身のXで「DOWNTOWN+ 松本さんが!! いらっしゃる! 動いてる! 話してる! 感動です! 62歳の再デビュー!!」と、松本の復帰を喜ぶつぶやきを投稿した。この投稿に対して、「他のメンバーにも迷惑かかる」「ジャニーズにも性加害問題があったことを忘れたのか」「軽率な発言で残念」など、批判的なコメントが書き込まれる事態となった。自分の好きな芸人の復帰を喜んだだけなのに、なぜ二階堂は批判を受けたのだろうか?「二階堂さん以外にも、複数の芸能人が松本さんの復帰を祝う投稿をSNSに上げていますが、同じようにアンチが批判コメントをしています。松本さんの復帰がどうしても許せないユーザーが一定数いるようで、Xに多い印象です。特に二階堂さんはネットニュースでコメントを取り上げられ、アンチの標的になりました」(スポーツ紙記者)今回、アンチとの衝突を避けるために、わざわざ有料会員サービスで復帰した松本だが、バッシングから逃れることはできなかったようだ。
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社会 2025年11月04日 08時00分
「1000個のところ間違って1000ケース発注」 失敗をポジティブに、味の素で「失敗展」開催
「仲のいい担当者に“1000個”なら発注していいと言われたのを間違って“1000ケース”発注」――。味の素(東京・中央区)が本社オフィスで「失敗展」を開催した。社員の仕事上での失敗がイラストになって展示された。30日放送のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」が取材した。味の素グループの従業員に聞いた仕事上の失敗をグラフィックデザインで展示するユニークなイベントだ。クスっと笑えるものから、ヒヤっとしてしまうエピソードまでさまざまだ。例えば、「新入社員マナー研修で『社外に対して社内の人間を発話する際、敬称をつけてはならない』と学んだ。しかし、配属間もない頃、反射的に社内の人間に敬称をつけていた。次こそはと電話をとった際、勢いづいて電話の相手方の名前を敬称つけずに復唱してしまった」など、本人にとっては忘れたい過去を披露する。「Cook Do(クックドゥ)の開発時代に作った新商品『ひき肉のレタス包み』、発売したら『ボロボロこぼれる』『おかずにならない』とヒットせず……」。これは佐々木達哉専務の失敗談だ。「30年前の失敗。客に寄り添っているつもりで、実は見誤っているところもある。新しい一歩につながったかなと今は振り返って思う」と佐々木専務は振り返る。味の素グループではこれまで若手社員を中心に、社内横断プロジェクトを立ち上げ、自律的な社内づくりを目指して来た。今回の展示会もその活動の一環で、主催は“挑戦する人”を応援するプロジェクト「Team Flags」のメンバー。失敗をポジティブに捉えて次への挑戦につなげていく狙いがあるという。中村茂雄社長は「失敗を早くしてより深く学べばいい。より挑戦する文化が味の素グループ全体で広がっていくといい」と語った。味の素グループは世界24の国・地域に117工場を有するグローバル企業だが、成功の数々はこれまでの失敗から学ぼうという姿勢の上に成り立つものだということがわかる。
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社会 2025年11月02日 08時00分
中国BYD社が軽EV「RACCO」を初公開 日本の軽自動車の勢力分布に変化を及ぼすか
中国の自動車メーカーBYDが軽自動車型EV「RACCO(ラッコ)」を世界初公開した。今後、日本の軽自動車市場に参戦する。日本のメーカーはどう対抗するのか。29日放送のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」が解説した。「RACCO」は深圳で日本専用モデルとして生産され、このたび日本に上陸した。商品企画の責任者である田川博英氏は長年、日産で軽自動車の開発を指揮し、「デイズ」や「サクラ」などの開発責任者を務めた人物だ。「自信は120%、軽自動車の歴史に名を刻めるような車に携われるのはやりがいを感じる」と語った。こだわりは丸みを帯びた車体で、独自開発の薄型バッテリーをシートの下に敷いて広い車内空間を確保したことが特長だ。来夏販売予定で価格は200万円台前半を目指す。将来的に拡大が見込めるEVだが、欧米で補助金削減や優遇政策の見直しで販売台数が減少傾向にある。さらに中国の景気低迷は深刻化している。日本の軽市場は世界でも特殊と言われるが、BYDが狙ってきたのはそんな背景があるからだ。迎え撃つ日本勢だが、軽自動車の大手スズキは初の軽自動車クラスのBEV(バッテリー電気自動車)のコンセプトモデル「Vision e-Sky」を発表した。来年度の量産化を予定している。ホンダは9月12日に発売した軽EV「N-ONE e:」が好調だ。9月の販売は2508台で国内メーカーのEV首位となった。日本のEV市場をけん引してきた日産の軽EV「サクラ」を抜いた。4〜9月のEV国内販売台数(軽自動車含む)は、前年同期比3%増の2万8501台となり、「N-ONE e:」が市場を引っ張っている状況だ。また、ホンダは10月29日、EVの世界戦略車をインドで生産すると発表した。2027年度発売予定のSUV(多目的スポーツ車)の新型EV「ゼロ アルファ」の輸出拠点にする。インドは市場の成長余地が大きく、製造コストも日本より安い。しかし、日本の自動車メーカーを取り巻く環境は厳しい。国内の新車販売台数、24年は442万台で前年度7.5%減少している。トヨタは販売台数世界トップを誇るが、アメリカで生産した車を日本に逆輸入することを検討し始めた。トヨタはジャパンモビリティショー2025(会期:11月9日まで)に「カローラ」の新しいコンセプトカーを出品しており、ガソリンや電気など幅広い動力を想定している。2023年には「センチュリー」のSUVを発表したが、今回はスポーティーなクーペタイプを公開した。マツダはロータリーエンジンを積んだPHV(プラグインハイブリッド)を発表している。走りながら排ガスのCO2を回収するコンセプトカーで、藻からできたバイオ燃料で走行する。発売時期は未定だが来月から実証実験に入る。日産は16年ぶりフルモデルチェンジ「新型エルグランド」を発表しており、来年発売予定だ。少子高齢化で日本国内の自動車市場が縮小していくのは必然だが、どのメーカーが消費者のニーズを捉えていくのか注目だ。
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芸能 2025年11月01日 11時00分
「月9」視聴率5%台とフジテレビ秋ドラマが惨敗 フジ社員は堅調な映画事業に異動希望
民放テレビ各局で秋ドラマが放送中だが、その中でも不調なのがフジテレビだ。放送しているドラマがどれも低視聴率をさまよい、沢口靖子が主演を務める月9ドラマの「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」は、ここまで放送された4話の平均世帯視聴率が5%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と低迷。人気が高い「絶対零度シリーズ」の最新作としては、さびしい数字が続いている。また、三谷幸喜が脚本を手掛け、菅田将暉が主演を務める話題作「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、10月29日に放送された第5話が、平均世帯視聴率で3.8%と大コケムードを漂わせている。その他にも、草なぎ剛が主演の「終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー」は、10月27日放送の第3話が平均世帯視聴率4.6%とこちらも低迷。北村有起哉が主演で仲間由紀恵が共演する「小さい頃は、神様がいて」も、10月23日に放送した第3話が平均世帯視聴率3.3%と、打ち切り寸前の低視聴率となっている。また、それぞれのドラマがTVerのお気に入り登録数でも好成績を上げられず、まさに“一人負け”状態だ。放送前には話題になっていた作品が多かったのに、なぜフジテレビのドラマは支持を得られなかったのだろうか? キー局の編成担当者が内情を明かしてくれた。「大きな低迷の原因は、シニア層に合わせたドラマが多いことです。超ベテランの沢口さんを月9の主役にしたり、三谷さんが25年ぶりに民放のGP帯連ドラで脚本を担当したりするなど、若者を無視した取り組みばかり。『終幕のロンド』と『小さい頃は、神様がいて』もかなり大人向けの内容で、全体的にシニア向けに作りすぎています。結果として、SNSであまり話題にならず、ネットニュースに取り上げられていない状況。しかも、TBS日曜劇場のように本格的なドラマを作っているわけでもなく、中途半端な作品がフジテレビは秋ドラマで勢ぞろいしてしまいました。結果として視聴率も悪く、見逃し配信でも人気がないんです」そんなフジテレビだが、他局のスタッフからはドラマにあまり力を入れていないのではないかという声も聞こえてきた。「フジはドラマが不調な一方で、木村拓哉さん主演の『教場』は、最新作がNetflixと映画で公開される予定で、いまから大ヒット間違いなしと言われています。また、『踊る大捜査線』シリーズの最新作『踊る大捜査線 N.E.W.』が来年に劇場公開されますが、こちらも興行収入で100億円以上を目指すと言われています。映画事業は絶好調で、来年は一人勝ち状態になりそうです。現在、フジでは社員が映画を作りたがっていて、ドラマ班にいきたいというスタッフが少ないと聞きます。局としても、予算ばかりかかるドラマにはあまり力を入れず、映画をとにかく作って稼ぐ方針を今後は強化するのではないかとうわさが出ています」(民放関係者)フジテレビといえば、人気バラエティー番組「酒のツマミになる話」で、出演者とのトラブル疑惑が浮上し打ち切りが報じられたばかりだ。映画に力を入れるのは良いが、ドラマに出演した俳優陣とトラブルを起こさないように気を付けてほしい。
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