トレンド
-
トレンド 2009年08月04日 15時00分
鉄道マニアは品川へGO!
“撮り鉄”“乗り鉄”なんでもござれ! 鉄ちゃんから鉄子まで鉄道ファンを魅了してやまない特別イベント「大鉄道博」が、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催中だ。鉄道ファンはこの夏「品川へGO!」だ。 巨大な鉄道模型などをホテルの大宴会場に集めた大鉄道博は、「ファミリーから鉄道愛好家まで、存分に楽しめる」がコンセプト。冷房の効いた都内のホテルで、さまざまな角度から心ゆくまで鉄道の魅力を満喫できる。 まず現れたのは懐かしい時代を再現した風景。昭和30年代の駅前広場へとタイムスリップ。中華そば一杯40円の看板がお父さんを少年時代へと連れ戻す、涙ちょちょぎれもんの演出だ。 昭和を抜けると、ドーンと開けた宴会場が現れた。3、4階はありそうな高い天井。ビッグサイトや幕張メッセと違うのは、巨大なシャンデリアや深い絨毯が敷かれていること。「何でこんな所で鉄道博?」というミスマッチ感覚が逆におもしろい。 会場内には所狭しと鉄道模型がジオラマ上を走り抜ける。日本では珍しい大型のHOゲージ(本物の80分の1)のフル編成も披露され、車両撮影専門の“撮り鉄”におススメだ。 鉄道は乗ってナンボという“乗り鉄”にはリニアGTがピッタリ。JR東海が実験を進めている最高時速581キロのJR式マグレブとは異なる仕組みのものだが、磁石の力で実際に浮上して走行する。会場内約30メートルを突っ切るのだが、いざ走るとこれが人が歩くのと同じくらいの速度! 拍子抜けして来場者のウケを取っていた。 子供たちにはプラレール生誕50周年を記念して作られた巨大ジオラマがお薦めなら、お父さんたちには鉄道文化の達人コーナーが良いだろう。切手、絵葉書、ポスターなど達人らのコレクションが並び、“収集鉄”初心者にはピッタシだ。同じ月に2冊発行されたあの時刻表1969年5月号も展示。運賃改定に間に合わずやむなく2冊発行された“時刻表鉄”垂ぜんのお宝だ。 会場内のレストランでは、鉄道員のまかない食をアレンジした「ハチクマライス」や東海道線沿線の味を凝縮した「東海道弁当 味くらべ」(ともに1900円)などを提供。味に厳しい高級ホテルのチョイスがマニアをうならせる。ちょっと厳しいが“呑み鉄”も楽しめる内容だ。 鉄道イベントが一流ホテルで開催されるのはきわめて珍しいこと。“サービスのプロ”が提供しているだけに、かゆい所に手の届いたイベントとなっている。(関)
-
トレンド 2009年08月04日 15時00分
AKB48チームBがアニメに挑戦するぞ
CS放送ファミリー劇場で毎週金曜23時から放送中の「AKB48 ネ申テレビシーズン2」。ムチャぶり指令により、アイドルAKB48メンバーの「素」が明かされていく。最新のムチャぶり企画は、「Bメンよ、アニメを描け!」。まったくの初心者であるAKB48チームBのネ申テレビ選抜メンバー8人が、アニメのキャラクターやストーリーを考えるプロット作りから始まり、絵コンテ、作画、そして効果音、アフレコまで全ての工程に挑戦。短編のオリジナルアニメーションを作る。 前編は7月31日に放送済みだが、後編が8月7日に放送される。
-
トレンド 2009年08月04日 15時00分
相葉雅紀 マイガールに主演
人気グループ「嵐」の相葉雅紀が、週刊コミックバンチ(新潮社)連載中の人気漫画「マイガール」(佐原ミズ作)原作の同名ドラマ(10月スタート)に主演する。 同作は、平凡な男性が、亡き恋人が残していった5歳の娘との新生活を送る様子を描く暖かくてちょっぴり切ないネオ・ホームドラマ。 相葉雅紀が演じる主人公は、原作では文具製作メーカー勤務の会社員だが、ドラマではカメラアシスタントになっている。
-
-
トレンド 2009年07月31日 15時00分
ワンダーフェスティバル詳報、エロフィギュア初登場「18禁コーナー」に芸術を見た
ヲタクたちの夏がついに始まった。世界最大のガレージキットの展示・販売イベント「ワンダーフェスティバル2009夏」(主催・海洋堂)がさきごろ、千葉・幕張メッセで盛大に開催された。今年の注目は新しく設けられた“18禁コーナー”。魅惑のエリアに一歩足を踏み入れると、もはや芸術の域に入った甘美な官能作品たちが出迎えた。 1年間のブランクを要した待望の再開だった。昨年8月のイベントで、開場時に来場者が密集して突如エスカレーターが逆流する事故が発生。雪崩のように押し戻され10人余りがケガをした。年2回開催が恒例だったが、昨冬の開催は見送られた。 あれから1年を経た今年は場所を移転し、ヲタクたちは幕張メッセに“民族大移動”。都心を離れ来場者数減が心配されたが、フタを開けてみれば東京モーターショーと肩を並べる巨大スペースに過去最大規模のディーラーが出展。会場は超賑わいで、炎天下の当日はヲタクたちの熱気と汗が充満し、一種異様な雰囲気に! 不況下にフィギュアファンの熱気の高さをあらためて実感させる催しとなった。 今回の注目は初めて18歳未満立ち入り禁止の「成人向けゾーン」が設置されたことだ。魅惑の桃源郷への入り口には警備員が常駐し、白髪の初老男性にも身分証明書の提示をお願いする徹底ぶり。レンタルビデオ店のアダルトコーナーよりも厳格な入場制限をくぐり抜けた先には前衛的官能作品の数々が並ぶ甘美な世界が広がっていた。 ロリ&アニメフィギュアの全盛期にあって、あえて大人の和風美女で勝負している実写系フィギュアの前に、目の肥えたヲタクらが集っていた。リアルな人妻系フィギュアの立像には品格すら漂う。 その隣には葛飾北斎の「蛸と海女」を再現した作品。熟した女体に絡みつく蛸の足はまるで本当に湿っているかのような質感。「だめよだめよ」と言いながらも蛸の攻めに感じてしまう美女の悩ましげな表情は芸術の域だ。販売主は「本当はもっと知名度を高めて美術館に持って行きたい」と語った。 フィギュアの原型を作る人を原型師と呼ぶ。見入っていたファンの一人は「いま、これだけの実写系が作れる原型師は全国に100人もいないですよ。さらにこれで食べていけるって言ったら片手にも満たないはずです。それだけ貴重な芸術品なんです」と手放しで称賛した。 そんな中、美女たちの裸に混じって、なぜか素っ裸な青年のフィギュアを発見! 青年の股間は可愛いピンクの宝刀がヘソにくっつく勢いでおっ立っている。販売していた男性に「なぜ男のコの?」と尋ねると、「いや、単純に好きなんで」と顔色一つ変えずに答えた。「学校に通いながら作ったので、完成には一週間かかりましたね」。 これを痛い趣味と侮るなかれ。昨年、日本を代表する現代芸術家・村上隆氏作の、青年が勃起した男の象徴を握りしめ空に向かって精液をブッカケているというナゾのフィギュアが、米国で開かれたサザビーズのオークションで約16億円もの大金で落札されたのだ。未来の前衛芸術家との出会いもイベントの楽しみ方の一つかもしれない。 同イベントを皮切りにヲタク界のビックイベントはコミックマーケット(8月14日〜16日)、東京ゲームショウ(9月)へと続いていく。ヲタクたちの長い夏はまだはじまったばかりだ。(関)◎今年話題になったこんな人もフィギュアに 成人向けゾーンはあくまで広大なイベントのごく一部。会場にはエイリアンから戦艦大和まで自慢の芸術品が所狭しと並んでいた。 そのなかに、4月に最高裁で死刑判決が確定した和歌山毒物カレー事件のあの人にソックリなフィギュアを発見。一体1500円で丁寧に塗装すれば写真下のような本人瓜二つの完成品が出来上がる。でも、これをどこに飾ればいいのか…。
-
トレンド 2009年07月31日 15時00分
“人気台”の秘密を探る
7月25日(土) 今日は土曜ですけど、甘デジ台の「009-1」を2台導入したばかりのホールさんを見つけてしまって急きょ出勤することに! この機種については以前にも紹介しましたがホント、甘デジらしからぬ爆発力があってビックリな台です。そして狙い目の時期は新装導入から1週間まで! ホールデータに結果が出てしまうと一気に回らなくなってしまうので、短いチャンスをしっかりものにするのがポイントでしょう。 さて午前9時に家を出ると高速道をひた走り9時45分にホール到着。今日は土曜日だというのにお客さんは10人程度。たった2台の導入なので、少々やきもきしましたが…ほかのお客さんは“くぅちゃんII”狙いだったようで、楽にキープできました! データ表示機に目をやると片方が大当たり60回平均で、もう片方の台が連日100回超えの大当たりデータ。見た目のクギ調整に差をあまり感じなかったのでデータの良い台に座りました。理由はこちらの台の方が人気だからです(笑)。そして大事なことがもうひとつ。「回るから大人気!?」という推察あっての選択です。 打ち出してみると思った以上に風車から外側へ流れる玉が多く、それにワープ入り口で玉が詰まるのもいただけませんねぇ…。それでも4000円打ち込んで90回転とスペックの甘い本機にしてはまずまずの回転率。 「今日は往復交通費だけで5000円以上! せめて交通費だけでも回収したい!」。そんな思いで打ち込むと、投資9500円目に擬似3連予告からこの機種の主人公であるミレーヌちゃんが降りてきてマシンガンが炸裂です。さらに対決リーチに発展し、ミレーヌちゃんの蹴りの時に花柄のパンティーがチラリ! いやぁ…いくつになっても時折見せつけられるセクシーショットはたまりませんねぇ。全部見えてもダメ! この微妙さがイイのかも(笑)。 ここで今日の初当たりを取ると、運良く出玉のある7R確変(ヘソ抽選の40%)。そして右打ちをすると10個賞球7カウント7ラウンドの際にこぼれた玉はわずかに50個程度で1分15秒ほどの大当たり消化。うーんこれは速い! この機種は出玉能力が高いためにアタッカー周りを殺されやすいのですが、新装直後はここが良いのもメリットですね。甘デジはわずか25個の出玉差でボーダーラインが1回転違ってきますので出玉はとても重要です。 加えてこの台はスルーも途切れることなく、玉数は現状維持以上をキープしてくれて大満足! 「あとは大当たりを重ねるだけ!」。そう願った連チャンは出玉ありの13連チャン! この時のドル箱は3箱なり。 「これで当分、再投資はないかな?」と思いきや次の大当たりから5回連続の2R当たり。実はヘソ抽選の2Rを当てると40%対20%の割合で確変or通常となります。一応セグ出目をチェックしていますがまだ正確なセグ判別を把握できていないのが残念なところ。まぁこんなマニアックな機種を、詳しく取り上げる専門誌もあまりありませんからね…本紙くらいでしょう(笑)。 その後は再投資することなく3連→6連→13連と出玉を順調に伸ばして終わってみればドル箱が8箱。甘デジ台にしては上々の成績。もちろん交通費も無事に回収できて…気持ち良くホールを後にできました!! 今回はデータ重視の台選択をしてみましたが、大当たりの波を読むのではなく、人気台の秘密を探るという観点が大切です。特に羽根モノや甘デジは優秀台ほどに良いデータを伴いやすいのが特徴! もし日々のデータが安定して良い甘デジ台があれば、その“人気の秘密”をぜひ探ってみてください。 そしてスカパー!モンド21「パチンコ激闘伝!実戦守山塾」でもクギ読み、データ読み、試し打ちの3点セットで全力を尽くして優秀台を探しております。ぜひ参考にしてください!◆稼働10時間◆大当たり86回◆収支+3万2300円週間稼動データ (7月20日〜25日)7月20日(月) 稼働なし21日(火) 「勝利のDNA」の実戦ロケ。今回は“くぅちゃんII”に挑戦! …のつもりでしたが人気がありすぎて甘デジ台の「009-1」を打つことに。回転率順位は後半戦で発表です。◆稼働8時間◆大当たり80回◆収支+5万500円22日(水) くぅちゃんIIと地中海を打ち散らかして、大当たりナシのまま2店舗の貯玉が利用限度オーバー! その後ハネデジ台で大当たりを取れたものの優秀台にはたどりつけませんでした…。◆稼働7時間◆大当たり12回◆収支-4万3000円23日(木) 最初のホールでサクッと貯玉5000個をなくしてから2店舗目で23/Kレベルの地中海勝負! 夕方からの13連チャンで逆転勝利。やっぱり海はいいですねぇ(笑)。◆稼働10時間◆大当たり24回◆収支+3万4100円24日(金) ショールームで見つけたイチ押し台は、初代「花の慶次」の甘デジタイプ。もちろん弱めのストロークでブン回り。ホールでも回りますように! 導入は8月17日から。稼働なし。25日(土) 本記参照総括 ◆総稼働35時間◆総大当たり202回◆総収支+7万3900円 今週も甘デジ「009-1」が大活躍。回転率的には20/K前後ですけど、右打ちのスピード感と爆発力が魅力です。今後も20回転以上のレベルなら積極的に打ちたいですね!<プロフィール> 守山アニキ(もりやま・あにき)「納税するパチプロ」として業界ではつとに有名。スカパー279chモンド21の「パチプロ奥義伝承! 実践守山塾」や専門誌「パチンコ必勝ドリームス」(総合図書)などメディア露出多数。また、HP「熱闘!守山塾」(http://pachibaka.blog88.fc2.com/)で公開される数々の立ち回り術は全国のファンに注目されている。ペンネームの名付け親は有名パチプロ・安田一彦氏。
-
-
トレンド 2009年07月30日 15時00分
京楽はやっぱり面白かった
京楽が力を入れている「進化系ぱちんこ」だが、その第1弾はご存知「キン肉マン」だ。セグが非常に分かりづらく、小当たりか否かは基本的に演出から判断するというものであり、要はパチスロのゲーム性を強く意識した作りとなっている。 が、結果的にこれが大失敗。発売当初は大量に導入するホールも多かったが、分かりづらいゲーム性はパチンコファンから大ブーイング。そんなわけで続く「グラディエーター」もイマイチの結果に終わってしまう。 しかも、今年1月に業界4団体で抱き合わせ販売の禁止が合意に至ったにもかかわらず同様の販売方法を続けたため、全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連・ホールの全国組合)から警告を受け同機種のキャンセル・返品に応じる事態にまで発展してしまった。 これまでウルトラセブン、冬ソナ、仕事人と、ヒット作を連発してきた京楽。ここ数年のホール経営を支えてきたメーカーの一社であることは間違いなく、同社に期待しているホールはまだ多い。 特に仮面ライダーの続編はかなりの問い合わせがあった模様だが、あれだけCMをやっていたにもかかわらず延期。その代わりに発表されたのがまさかの「キン肉マンMAX」である。昔からの京楽ファンの私でもこれには閉口し、「殿様商売もいい加減にしろ!」と一喝したくなった。 そんなわけで、今回の実戦は京楽好きをやめるか否かの重要な一戦となる(大げさか…)。機種は進化系ぱちんこ第3弾の「おぼっちゃまくん」だ。スペックが甘く、プロ連中の間では評判のマシンだが、その分、クギも渋い。ちなみに等価のボーダーは16回程度。 さて、1軒目と2軒目で1台ずつ試し打ちしてみたが、いずれも1000円で11回のシメシメ調整。しかも、1軒目の台では5回転目にかかった、激アツリーチの「X斬り」をハズす有り様。まあ、京楽の信頼度50%オーバー演出は昔から信用していないが…。 良台と出合うことができたのは3軒目、普段からガラガラの駅前店。内装も外装も古めかしく、出ない雰囲気が漂っているが、逆に考えると、これは余計な経費をかけないという主張でもあり、良台に巡り合えるチャンスは実は意外と多い。 最初の1万円で稼いだ回転数は237。つまるところ単純に1000円あたり23回は回せる計算だ。寄りクギの調整具合から、思ったほどは回らなかったが、ボーダーを考えると十分である。 それにしても、この台は激アツ演出をことごとくハズす。300回転までにX斬り2回と亀群予告を3回もハズしている。いずれも信頼度は50%オーバーなのだが…。 本来ならイライラが最高潮に達するはずだがそこは京楽マシン。演出完成度が高いため激アツ演出を何度ハズしても通常時が楽しく感じる。京楽マニアなので京楽パロディーも大歓迎だ。 結局、初当たりは540回転と大きく出遅れてしまい、しかもこれが潜伏確変からの単発終了。その後、2度の現金投資でようやく本日最初の出玉アリ確変を引き当てることができた。ちなみに途中で何度も小当たりを繰り返し、心が折れそうになったが、キン肉マンと違ってセグを覚えなくても特別に困ることはないのが好印象である(特殊モードを抜けない場合は潜伏確変確定)。 さて、確変中は京楽の十八番・バトルモードが展開されるわけだが、これはウルトラセブンと黒ひげのパロディーとなっており、途中のセリフや攻防で連チャンか否かの期待度が変わる仕組み。確変1発目と2発目はともに7がテンパイし、あっさり勝利で15R確変の御坊ーナスゲット。その後、この確変は9連。しかも約6割以上が15R確変という内容。 が、左アタッカー周りのクギに思わぬ落とし穴があった。不覚にも、見落としてしまったが、結構球こぼれが多い。チャレンジボーナス時は左アタッカーで出玉を稼ぐことになるので、ここを削られているとキツい戦いを強いられる。というわけで大当たり確率を少し超えたところで実戦終了。出玉を削られているのを考慮すると、ボーダーギリギリ。大火傷しないうちに切り上げるのも仕事のうちだ。 それにしてもやはり京楽マシンは面白い。抱き合わせなんかしなくても十分戦っていけると思うのだが…。個人的にはもう少し、年輩層に配慮したスペックにすればいいと思う。マイナス5500円ナリ。<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
-
トレンド 2009年07月29日 15時00分
堀越日出夫の「私、テレビの味方です」 芸能界ライバル物語が見たい!
本紙はスポーツ新聞なのだから、今月20日放送の『20世紀スポーツ名勝負 ライバル伝説…光と影』(TBS系)をご覧になった読者は多いだろう。念のために説明すると、シンクロの小谷実可子(42)と奥野史子(37)など4組のライバルにクローズアップ。当時の心理、関係を思い出しながら語ってもらって、その上さらに因縁の2人を思い出の場所で再会させるという、かなり踏み込んだ特番だったのだ。 この番組の目玉は何と言っても江川卓(54)と西本聖(53)だった。説明の必要もないだろうが、巨人軍の元エースである。ドラフト外で入団した西本。そして鳴り物入りでウルトラCの入団を果たした江川。当時、お互いがお互いを良く思っておらず、「エースは2人いらない」という信念のもと、まともに口をきくこともなく熾烈なライバル関係を続けていた。 このコーナーにつけられたタイトルは「いつも、おまえが憎かった」だったのだから、どれほど強烈に意識し合っていたか、おわかりいただけるはずだ。 そんな2人が思い出のキャンプ地で再会を果たす。 どちらからともなく歩み寄ってガッチリ握手。当時抱えていた疑問をぶつけあうなどした後、2人はキャッチボールをする。企画、構成ともに抜群だった。 これを芸能界に適用してみては? スポーツの世界と同様、芸能界も気が強く、「俺がエースだ!」と思っている人たちの集まりであるわけで、江川×西本級のライバル物語がゴロゴロしているに決まっているのだ。特にアイドルでやってくれたら…。うーん、見たい! おニャン子クラブのメンバーを取り上げるのもいいだろうし、広末涼子(29)を一方的かつ強烈に意識しながら高校時代を過ごしてきた田中麗奈(29)に話を聞いてもいい。また、堀越高校時代は登下校をともにするなどベッタリだったのに、急に関係が冷えてしまった(ように見える)深田恭子(26)と加藤あい(26)でもいい。そういうのが見たいのです。 「事務所的にNG項目」とか「交渉が面倒くさい」とかいう理由で実現しないのであれば、それが芸能界の限界ということになる。誰か優秀なスタッフの方、ぜひともお願いいたします!!
-
トレンド 2009年07月29日 15時00分
書評「放送禁止」長江俊和著、角川学芸出版
放送禁止とは、何らかの理由で放送を見送られ、お蔵入りとなったテレビ局のテープのこと。 ジャーナリストがストーカー被害の実態を追った末にとんでもない事実を知ったり、大家族の取材中に父親の激しいDVを目のあたりにしたり。 まさに事実は小説よりも奇なりを地で行くドキュメンタリーの醍醐味なのだが、実はこれすべてフィクション。ここで「なんだやらせか」と言ってしまってはいけない。 フィクションだけあって最後にはアッと驚くオチが待っている。ドキュメンタリー中の伏線を読み解き、オチを推測する楽しさが本書にはあるのだ。 サスペンス初心者のためにオチの解説が付いていればさらに良かった。この夏は「フェイクドキュメンタリー」と呼ばれる新たなサスペンスをお試しあれ。(税別1429円)
-
トレンド 2009年07月29日 15時00分
官能小説書評「実録 近親相姦 第二集」素人投稿編集部著、マドンナメイト文庫
《「母さん、好きなんだ」「亮太! 何してるか、自分でわかって…」私の叱責は、唇をキスで塞がれて最後まで言わせてもらえません。息子の手が、オッパイを離れて再びショーツの中にもぐり込んできました。そしてその指がクリトリスを捉えた瞬間、私は、今度は紛れもなく女の声をあげていました。「あっ…ああぁぁぁ」「母さんのココ、グジュグジュになってる。ものすごく熱いよ」気がつくと、私は言葉では息子を拒否しつつも、しっかりと彼に抱きついて指の動きに合わせて腰を振っていました。 「俺、ココから生まれたんだね…。母さんのココ、きれいだ」「恥ずかしい…。見ちゃイヤ」…(長峰涼子・36歳)》 本当にあった近親相姦ストーリーのみを集めた体験記。タブーと分かっていつつも抑えられないのが男女の性!(税別686円)
-
-
トレンド 2009年07月29日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計 「ワタル」(居酒屋)
港区新橋JR新橋駅烏森口から徒歩140歩。 筆者高橋四丁目の本名は、高橋渡(たかはしわたる)。灯ともしころ、新橋のガード下を行きつ戻りつしていたら、「ワタル」という同名の居酒屋があったので、表敬訪問した。 そうじて親というものは、思案投げ首して子どもに名をつけるわりには、命名の由来を理解できる年齢になると、こんどは照れと煩雑さが手伝って、きちんとした説明を避けるきらいがある。わたしが親から説明を受けておらず、わたしが子に説明をしていないからそう断じたけれど、不届きの点はお許しいただきたい。名前というものは長じれば命名者の手を離れて、すっかり子どものものになっているということもあるし、思春期の子が、自分の名前に込められた親の願いを知って、端座合掌するはずもないという現実もある。 さてしかし、わたしの名前の由来は「生きるとは渡世です。上手に渡れないのなら、かろうじてでも渡りなさい。そうして世間とは高い橋なのです(高橋渡)」などという願望が込められているということではないらしいのだ。断片的な情報によると、昭和23年(わたしが生まれた年)当時、たかはしわたる、という(姓名に似た)代議士がいた。その人は、保守合同以前の民主党で勇名をはせ、運輸大臣時代には個人タクシー制度導入にらつ腕を振るい、その後、武州鉄道汚職事件を起こして逮捕され、現職大臣在任中の犯罪で有罪となったのは戦後初という記録をお持ちの、楢橋渡(ならはしわたる)氏。時の人からヒントをお借りすると、その人の浮き沈みがついて回るから、のちのちわたしの場合のように説明に窮する場合も出てくる。小学校の同級生だった英機君(東條ではない)や、秀樹君(湯川ではない)も還暦のはずだなあ、などと考えながらモルツの生ビールや、角のハイボール(いずれも180円)を、カウンターで飲んでいる。つまみは各人一品は取ることになっていて、入場料は300円なり。高橋四丁目の息子T君はプロ野球チーム「東北楽天」のファンで、仙台市の東隣・多賀城市に「高橋四丁目」という地番が実際にあったと、ホームグラウンドに応援に行ったついでに電信柱の住居表示板を撮影し、証拠写真として持って帰ってきてくれた。あなたも、フシギな人よのお。「スタンド・バイ・ミー」に出演したリバー・フェニックス(RIVER PHOENIX)というハリウッドの俳優をご存知か。あれが本名であることをご存知か。翻訳すれば「不死鳥川男」。妹は「不死鳥虹子(レインボウ・フェニックス)」。名づけた彼の両親は、アメリカの団塊世代の人でした。不肖の父四丁目も時代に準じたということになるのか、君に、ちょっとリバーと似たような名前をつけてしまって、ゴメンネ、ゴメンネ〜!(U字工事)予算1300円東京都港区新橋3-26-3
特集
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分