トレンド
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トレンド 2011年02月17日 12時30分
栗山千明のNEWシングルは椎名林檎がプロデュース!
数多くの映画・ドラマ・CMと活躍中の栗山千明が、プロデュースシングル三部作のトリを飾る第三弾シングルのリリースを発表した。 3月2日に発売されるニューシングル「おいしい季節/決定的三分間」は椎名林檎が作詞・作曲・プロデュース、演奏は東京事変! 異なる世界観の2曲を収録した両A面シングルを曲順・ジャケット違いで2枚同時リリース! 椎名林檎プロデュースによる、真逆なテイストの2曲を楽しめる最新シングル「おいしい季節/決定的三分間」だが、二つの曲それぞれの世界観がジャケットやミュージックビデオでも体現されている。 今回のシングルは2曲の曲順を入れ替えて2種類のジャケットで発売されることになっているが、ミュージックビデオも同様に2種類制作される。 「決定的三分間」のミュージックビデオは、アンドロイド「栗山千明」が妖艶に立ち居振る舞う、浮世離れした世界観と、3分ジャストのトータルタイムを活かしたスリリングで衝撃的な内容が魅力の映像になってる。 ジャケットにおいても、人間味すら感じさせない栗山千明という稀有な被写体の魅力を、存分に活かしたビジュアルになっている。 打って変わって「おいしい季節」には、純真な栗山千明を打ち出しながらも、やや小悪魔めいたジャケットを。ミュージックビデオではバンドを従え、圧倒的なパフォーマンスで魅せる「ロックシンガー・栗山千明」をご覧戴ける。こちらもかつてない新鮮な栗山千明の魅力満載の映像となっている。音楽のみならず、視覚的にも真逆なテイストの世界観を楽しめるアート作品なのである! 3月3日(木)東京FMホールでトークイベントも開催(入場無料)。開演19:00〜申し込みは栗山千明の公式サイトまで。
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トレンド 2011年02月17日 08時00分
今や六法もiPhoneで見る時代に 「e六法」
辞書や辞典がiPhoneの中に収まる時代。六法だってアプリ化するってものだ。「e六法」(http://itunes.apple.com/us/app/id417967999)は、その名のとおり、六法全書をiPhoneで見るためのアプリである。 基本六法から「憲法」→「国際私法」…と法名から調べられるだけでなく、「行政手続」や「地方財政」など、事項別に調べることもできるし、法律名を50音から検索することも可能だ。収録データは、政府の法令データ提供システム(e-Gov)や、裁判所のウェブサイトを元にXML化したものだという。 仕事や授業以外で六法を開くことなんてほとんどないかもしれないけど、「e六法」のアイコンを画面に置いておけば、なんとなくカッコよく見えるかも?(谷りんご)
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トレンド 2011年02月16日 17時00分
岡本芳一(百鬼どんどろ)・人形というエロス
岡本芳一という人形師がいた。等身大の人形を使った独特の人形芝居をしていた人で、もしかしたら日本よりも世界の芸術家に認められた人でもある。 またの名を「百鬼どんどろ」ともいう。 岡本氏は、現在全国順次公開中の瀬々敬久監督の映画『ヘヴンズストーリー』(http://heavens-story.com/)に重要なシーンで出演 し、その幻想的なパフォーマンスで話題を集めている。 しかし、とても残念なことなのだが、百鬼どんどろこと岡本芳一氏は、昨年7月に62歳という若さでお亡くなりになってしまった。 ただ、岡本芳一氏が存命中に、彼を取り上げたドキュメント映画『人形のいる風景〜ドキュメント・オブ・百鬼どんどろ〜』と、岡本氏原作にして、岡本氏と少女人形が主人公の映画『VEIN〜静脈〜』の2本が、この春「渋谷アップリンク」にて公開されるという。 といっても、岡本芳一氏のことを知っている方は少ないかもしれない。『VEIN〜静脈〜』のHP(http://vein-dondoro.jimdo.com/)によると、岡本氏は1974年よりテレビ人形劇などの人形製作をしながら、自作の等身大人形を使ったパフォーマンスを都内小劇場、街頭などで上演。 80年より荷車を引いて芝居道具、生活道具を積んで歩く旅芸人生活を開始する。 その人形劇のスタイルは、岡本氏ご自身も黒子としてではなく、人形と共演するという独特のスタイルであり、従来の人形劇ではなく、岡本芳一オリジナルの幻想的で妖美なものであった。 そう、岡本芳一が描き出す独特の等身大人形との共演劇は【幻想的で妖美】なのだ。 岡本芳一の人形劇にはセリフがない。 その分、エロチックなのである。 「エロス」が「生の世界」であるとすると、岡本芳一氏の人形劇は「タナトス(死の世界)」をも同時に感じさせてくれる。 岡本芳一と人形が主演する映画『VEIN〜静脈〜』は、とても静かな映画で、観る者は「生の世界」と「死の世界」の間を、漂流させられてしまうような作品だ。 そこには一抹の狂気すらも感じられる作品なのだ。 決してエンターティンメントの娯楽作品ではない。どちらかというと、アンダーグラウンドの映画や、サブカルチャーの映画、マイナー作品にジャンル分けされる映画であろう。 『VEIN〜静脈〜』を撮った渡邊世紀監督に、この作品を撮った意義と、これから観る皆様に対して見どころをお尋ねしてみた。 −− 映画『VEIN〜静脈〜』を撮った意義や思いを教えてください。 渡邊世紀監督(以下「渡邊」) この作品は、今までになかった、新しい「映画」だと思っています。新しいというのは、3Dのように映像の技術面ではなく、人形と人形遣いが映画の登場人物となってドラマを紡ぐ、という表現においてです。−− 岡本芳一さんと人形の共演ということですね」 渡邊 等身大人形と芝居をするという、岡本さんがずっとやってきたこと自体が極めてオリジナルなものですが、この作品を通して、そういった『表現の多様性』をもっと一般的に受け入れてもらえる社会になってほしい、というのが僕の願いです。 −− 確かにオリジナリティがありますね。観ていて不思議な気持ちになります。 渡邊 でもこの作品は、様々な人に訴えかける作品だと思っています。岡本さんが言っていましたが、人形は空っぽの〈器〉だから、「観ている人の心を映す鏡」になりうると思うんです。 −− この映画はどうすれば、観ることができますか? 渡邊 日程はまだ決まっていませんが、2011年陽春、「渋谷アップリンクX」にて公開になります。決まり次第、ホームページでお知らせしますので、もうしばらくお待ちください!(映画『VEIN』HP http://vein-dondoro.jimdo.com/)「百鬼どんどろ」を追いかけたドキュメントと同時上映です。ぜひ、新しい「体験」をしに来てください。 −− ありがとうございました。 岡本芳一(百鬼どんどろ)は、いまはもういない。 しかし、日本の芸術史に記録と記憶に残されておくべき人であろう。(巨椋修(おぐらおさむ) 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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トレンド 2011年02月16日 15時30分
高野山 世界遺産に泊まれるスポット
大阪からも程近い高野山。大阪難波駅から高野山へのアクセスは、南海の特急で1時間25分、ケーブルカー5分(急行で1時間40分)の小旅行。 あまりテレビなどで紹介されないが、そのエリア一帯の多くが世界遺産だ。 高野山は、真言宗の総本山で、弘法大師のもとに集えば極楽浄土に行ける、という信仰から、宗派を超えて全国のほとんどの歴史上の人物の墓や供養塔が立ち並ぶ(世界遺産エリア内の<奥の院>)というスゴい場所なのだ。 南海りんかんバスの『高野山内1日フリー乗車券』(800円)を使用すれば、高野山駅から奥の院まで21分。短時間のコースも可能なので一度日帰りで訪れるのもいい。 いっぽう、空海の流れを汲む僧正たちが開いた周辺の寺院は、宿坊も多いのだ。気に入れば、いわば弘法大師の足元であり極楽浄土の地にそのまま泊まることも出来る、というワケだ。 宿坊には当然、一千年以上の歴史を残る寺院もあれば、宝物の宝庫のような寺院もあるのだ。玄関、境内、庭園と、ホテルにもない荘厳な雰囲気に包まれて過ごすのは、なによりの癒し体験になる。 誤解される向きもあるかもしれない、写経や勤行は自由参加、また精進料理は「炒める」「揚げる」の日本における元祖、という説もある技量自慢の料理ジャンルだ。当然宿坊ではビールなどのお酒も飲める。詳しくは、高野山宿坊協会に問い合わせたら、最新の情報が得られるだろう。
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トレンド 2011年02月16日 14時30分
連載ラノベ 夢ごこち(21)
デパートからの帰り道は、階段を使わずに、ゆるい坂を歩いて、川辺を回ることにした。健太君は、屋上では元気がなかったけど、アイスキャンディーを取ってくれた時は、小動物みたいにすばしっこかった。やっぱり、男の子だ。 健太君は前を歩いている。 健太君が急に立ち止まって、土手際を木の枝でほじくり始めた。しゃがむ時に、半ズボンから出ている健太君の太ももが、たわんで膨らんだ。 それに、シャツも体にぴったりで、でも健太君は着ている服なんか気にする様子も見せず、気ままに動き回っている。 健太君は、今度は立ち上がって、走りだした。走り始める時、健太君はベルトをしていない半ズボンを持ち上げた。太もものつけ根が見えた。真っ白。この年頃の男の子って、ほんとうにかわいい。 健太君のあとをゆっくり歩いて、健太君の横に並んだ。健太君は、さっきから川へ顔を向けている。 「健ちゃん、何を見てるの」 聞いたけど、健太君は返事をしないで、川を見ている。 健太君の視線の先で、男の子たちが遊んでいた。石で流れをせき止めて、自分たちのダムを造っているみたい。水の流れは、速くなっている。 後ろから、健太君の髪の毛に、そっと触れた。ふんわりしている。もう、抱きしめちゃいたい。健太君の横にしゃがんだ。こうすると、健太君と同じくらいの背丈になる。 「健ちゃんのお友だち」 聞きながら、短い刈り上げになっている健太君の髪の毛をなでた。手のひらの内側がこすられて、気持ちいい。 すると、健太君がこっちを向いた。もっとこすられて、気持ちいい。お腹のところまでかゆくなった。スカートにシャツがちゃんと入っているか、もう片方の手で確かめてしまった。 健太君は私を見てくれたけど、すましている。瞳が真っ黒。健太君の唇が動いた。 「知ってる人」 健太君は、まじめに答えてきた。 でも、「知ってる人」という答え方が、おかしい。仲良しじゃないけど、どこの家の子だかはわかるってことだ。 健太君が、また川辺を見た。ダムを造る男の子たちの背中が動いている。その向こうで、川が流れを増している。(つづく/文・竹内みちまろ/イラスト・ezu.&夜野青)
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トレンド 2011年02月16日 14時00分
AKB48佐藤亜美菜、小林香菜、レイザーラモンRGらを迎えたUstream生番組が無事24時間を完走!
2月13日(日)0時より放送されたジュピターテレコム(以下、J:COM)のUstream生番組「先生!補習が24時間休みなしってホントですか!?(涙)」が無事24時間放送を完走した。 このプログラムはタレントの青山愛子が「24時間の補習授業」にチャレンジするJ:COMのコンテンツ体験型番組。都内某所に“監禁”された青山がスポーツ、グルメ、音楽、映画、韓流、アイドル、アニメ、自然etc。幅広いジャンルの専門チャンネルに沿って登場する延べ29名のタレントや芸人を「先生役」に迎え、各先生方がそれぞれの素晴らしき趣味の世界を24時間に渡って次々とレクチャーしていく、楽しくも過酷な内容。各授業の最後には先生がクイズを出題し、それに答えることで青山は24時間でJ:COMを学習していった。 実際の放送では先生役のゲスト、AKB48の佐藤亜美菜によるAKB「会いたかった」の振り付け生レクチャー、同じくAKB48小林香菜による「ネ申TV」で実際に行ったバンジージャンプなどの体験談。またレイザーラモンRGは「市川AB蔵」に扮して登場。音楽に目覚めたきっかけについて語ったほか、お得意の「あるある」ネタも生放送中のリクエストに応える形で多数披露した。 この放送はUstream内(http://www.ustream.tv/channel/wwwwwh)にアーカイブがあり、いつでも視聴することが可能。また後日Youtubeに作成されるJ:COMオフィシャルチャンネルにも今回放送したコンテンツが格納される予定だ。そして放送中に先生から出題されたクイズに答えて応募すると正解者の中から抽選で豪華な賞品が当たるプレゼントは現在も実施中。応募は2月28日(月)まで、気になった方はアーカイブを観て応募してみよう。▽番組情報「先生!補習が24時間休みなしってホントですか!?(涙)」配信日時:2011年2月13日(日)0時〜24時(アーカイブ視聴可)配信URL:http://www.ustream.tv/channel/wwwwwh出演:青山愛子 他
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トレンド 2011年02月16日 13時30分
巨大ひな飾り、江戸城の写真、…大相撲=両国
JR両国駅構内(東京都墨田区)に巨大ひな飾りが出現し、利用客の目を楽しませている。これは、17段ある3番線ホームの階段を利用し、両国駅駅員が飾ったもの。両国駅3番線ホームは、臨時列車運行時などに使用され普段は使われていない。また、ひな飾りがある階段へ続く通路の壁には、開業時の両国駅、路面電車が走る東京、蒸気機関車の写真などが展示されている。ひな人形は、3月3日まで飾られる。 両国駅は、江戸城(皇居)近くを流れ東京湾に注ぐ隅田川のそばにある。両国駅付近には「旧安田庭園」がある。「旧安田庭園」には、江戸時代には隅田川の水を引き入れて潮の干満で景観が変化した廻遊式庭園がある。明治になり安田財閥創始者安田善次郎の所有となるが、大正12年の関東大震災で崩壊した。現在の庭園は、復元されたもの。付近一帯からは、建設中の「東京スカイツリー」を眺めることもできる。 両国駅ホームからは、江戸東京博物館と両国国技館の建物が見える。 江戸東京博物館では、1月18日から3月6日まで、「140年前の江戸城を撮った男−横山松三郎展」が開催されている。横山松三郎は、幕末から明治にかけて西洋から入ってきた写真技術を学び、写真館を開業した人物。 中国や西洋で発達した城塞都市に対し、江戸のような城下町を「惣構(そうがまえ)」という。江戸にはかつて「見附」と呼ばれた外郭門が無数にあった。外郭門の一つ「数寄屋橋門」(現・千代田区有楽町二丁目)があった場所には、現在、「有楽町マリオン」と呼ばれる複合高層ビルが建っている。江戸の「惣構」は文明開化と関東大震災で失われた。 開催中の「横山松三郎展」では、幕末の混乱で荒廃した江戸城、壕や水路で区画された町、塁や外郭門などを撮影した貴重な写真も見ることができる。 最後に、両国といえば、大相撲。両国駅付近には、ちゃんこ鍋を出す店らも多いが、それら店舗の従業員は、総じて口が重かった。相撲とは直接的な関係のないある商店の従業員は、「しっかりと、みんなが納得できる形で、けじめをつけることが必要でしょう」と語った。(竹内みちまろ)
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トレンド 2011年02月16日 12時30分
『江〜姫たちの戦国〜』第6回、あり得ない展開にも脚本の奥深さ
NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の第6回「光秀の天下」が、2月13日に放送された。突っ込みどころ満載でありながら、脚本の奥深さが感じさせた。 堺で本能寺の変を知った江(上野樹里)は、徳川家康(北大路欣也)と命がけの伊賀越えをする。しかし、家康と別れた後は上野城に到着したものの、野武士に捕らわれてしまう。安土城に送られた江は明智光秀(市村正親)と対面し、なぜ謀反を起こしたのかと問い詰める。史実や時代考証を重視する視聴者ならば、テレビに向かって「あり得ない」と突っ込みたくなる展開がテンコ盛りである。 しかし、このあり得ない展開も『江』の一生を描くドラマでは意味が出てくる。安土城に送られた江が最初に対面する人物が、光秀の家老の斉藤利三(神尾佑)である。利三は江に対して高圧的で、紳士的な光秀と対照的である。これは直近の演出効果としては、光秀の人間味を際立たせ、敵であっても光秀を憎めないという江の心情に説得力を持たせている。 この利三の娘が後の春日局であり、将軍継嗣問題で江は春日局と対立する。長期的に見れば春日局との確執の伏線として、江を斉藤利三と対面させたのではないかと思えてくる。そして利三と対面させるために、家康との伊賀越えからの、歴史的にはあり得ない展開としたとも考えられる。 実際、『江』の脚本は意外と練られている。今回は上野城にいる市(鈴木保奈美)や茶々(宮沢りえ)、初(水川あさみ)が本能寺の変を知るところから始まる。本能寺の変は彼女たちにとって衝撃であった。彼女たちの庇護者であった信長の死は、彼女らの生存にとって一大事である。現実に彼女たちは清州城へ避難する。 一方で信長の死に動揺する展開は、従前の茶々や初の設定と矛盾する。茶々や初は父親を殺した信長に反感を抱いていたためである。これまでの流れからすれば、信長の死に「天罰」と冷淡に反応してもおかしくない。ここに従前の流れと新たな現実との間にギャップが生じる。 このギャップをドラマでは上手く回避した。初が憧れていた森坊丸・力丸の死に嘆き悲しむことで、信長への複雑な感情は隠された。イケメンの森兄弟に初がメロメロになる展開は典型的なスイーツ大河として、多くの視聴者の嘲笑の対象となった。しかし、本能寺の変に嘆き悲しむ初を描くためには必要な内容であった。考え抜かれた脚本の『江』に今後も注目である。(林田力)
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トレンド 2011年02月15日 17時15分
【連載】「ミカエル・コバタの沖縄あれこれ」第9回 沖縄の観光人気は健在〜宮古島が飛躍的にUP!
ハイサイ! 今回はちょっとデータ的なお話を…。 昨年(10年)の県下への入域観光客数が明らかになりました。昨年、沖縄県を訪れた観光客数は585万5100人で、前年(09年)対比3.6%増となっています。目立つのは海外からの旅行者増で、これは前年対比23.6%増。国別では台湾が圧倒的に多く、香港も伸びています。中国、韓国も増えています。国内でも前年対比2.8%増とわずかながら伸びており、不景気といえども沖縄人気は健在のようです。 一方、離島はどうか。本島に次ぐ人気を誇る石垣島(八重山)は、72万5600人で、前年対比1%の微減。石垣島は07年の78万7500人をピークにジリ貧。3年連続の下落となりました。ただ、09年の73万2500人とほぼ変わらず、バブルを過ぎても安定した観光客数を維持しているといえるのではないでしょうか。 石垣島の低迷をよそ目に、飛躍的に観光客が増えたのが宮古島です。同島も、ここ数年は伸び悩み、09年には33万6600人まで落ち込みましたが、昨年は39万5200人で、前年対比17.4%増となりました。こちらはピーク時の数字に戻したといえそうです。飛躍の要因はトライアスロンなどスポーツイベントの定着、音楽イベントの誘致などが挙げられそうですが、何といってもタレント島田紳助のプッシュによるところが大きいでしょう。 紳助は自ら司会を務めるTBS「紳助社長のプロデュース大作戦」の企画で、民宿をオープンさせ、毎週宮古島の良さを訴えた。あれだけ、地上波テレビでPRすれば、宣伝効果は絶大で、地元的には紳助様々だろう。問題なのは、今年その数字を維持できるかどうかだ。 各島々への観光客数の増減はありますが、数字を見る限り、沖縄の観光人気は不動のようです。(旅人:ミカエル・コバタ)
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トレンド 2011年02月15日 17時00分
舞台初主演のイケメン俳優・向井理は、ナマでどこまで脱ぐ?
NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や映画「BECK」などへの出演で注目を集める若手俳優の向井理が現在東京・青山円形劇場の舞台『ザ・シェイプ・オブ・シングス〜モノノカタチ〜』で主演中。 ほぼ初舞台にして初主演の彼がカラダを預けた演出家は、知る人ぞ知るポツドールの三浦大輔。今回は外国の翻訳劇(ニール・ラビュート:作・吉岡裕一:翻訳)で書き下ろしではないのだが、毎度おなじみ「見た目の良し悪し」「モテ」「セックス」にこだわったエロ系ストーリー。チケット入手困難な作品ゆえ、2ちゃんねるなどの批評が気になるところ。で、向井くんはどのぐらい脱いでるの? 外見がさえない大学生の主人公・アダム(向井理)が、あこがれのジェニー(川村ゆきえ)に告白すらできないまま、友人フィリップ(米村亮太朗)と婚約するまでの仲に。ほどなくしてバイト先の美術館で出会った、美しい美大学院生・イブリン(美波)と付き合い始めたアダムは、彼女のアドバイスでモテメンに変身。しかしイブリンにはある企みが…。(演劇誌などにあるストーリーより抜粋) ロックバンド・銀杏BOYZの峯田和伸が主演を務めた映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」を監督してから知名度が急激に上がり、役者とハコ(劇場)がランクアップするにつれてチケットの値段が急上昇。もともとのコアな演劇ファンが見れなくなるという、小劇団によくあるサクセス・パターンを踏んでいる三浦氏。彼が手がける今作は、ドラマや映画で飛ぶ鳥を落とす勢いの向井理を起用。 前作の『裏切りの街』(渋谷パルコ劇場 2010年5月)ではクセのある演技が得意な若手俳優・田中圭を起用し、中年女(秋山菜津子)とのセックスに耽るダメ大学生を演じさせた。もちろん、セックス、電話オナニーシーンまでありの大サービス。しかしさすがに今回は“爽やかさ”が売りのイケメン向井に、そう無理はさせられない。でもちょっとはエロシーンがあるらしいので期待。気になる2ちゃんの反応は…。 「向井くんは上だけしか脱いでない。でも○○シーンはある」と、だいたいこんなところ。もし○○があれだったら、向井のあえぎ声が聞けるのか! そうなのか! ゲゲゲの向井は下は脱がないけどあえぐのか!? ああ、気になるところだ。 「そんなに気になるなら見に行けよ」と言われるかもしれないが、青山円形劇場は小さめでよく見えるとはいえ全席指定で8400円もする。小演劇フリークの記者はさすがに手が出ない…。しかも向井効果でほぼソールドアウトに近いらしく、当日券も出るのか不明な状態。それにいつも思うのだが、余韻を残すためなのか、三浦氏の舞台はいつもカーテン・コールが無い。(あっても1〜2秒)、せっかく向井やゆっきー、美波ちゃんまで人気スターが出てるのに、そんなサービスの悪い舞台にわざわざ大金払って見に行く気がしない。記者は松山バレエ団みたいに、何度も何度もカーテンコールがある舞台や、終わった後、役者や演出家がロビーにふらふら出てきて客としゃべってるような気軽な舞台(例・五反田団)が好きなのだ。 でも『裏切りの街』では、思ったより筋肉質な田中圭の肉体美(全裸)を存分に堪能できたし、その前の乱交パーティが主題の劇『愛の渦』では、米村亮太朗の彫刻のような肉体美(もちろん全裸)が楽しめた。ひとりしかいない劇団ポツドール所属の米村亮太朗は、あんまり売れてないけど、演技はバツグンに上手いし、体がなにしろ素晴らしい。彼はいつもエロシーンで脱いでくれるのでその辺のサービスは満点。もしかして向井のあえぎ声より注目かもしれない。 舞台『ザ・シェイプ・オブ・シングス〜モノノカタチ〜』は東京・青山円形劇場での公演のほか、全国で公演を予定。気になる人は是非!(コダイユキエ)