スポーツ
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スポーツ 2023年05月06日 10時00分
『サンモニ』中畑清氏が好評、上原浩治氏と交代の可能性も?
今年前半、日本を歓喜の渦に巻き込んだワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。スポーツ番組だけでなく、ワイドショーでも大会中は連日試合の様子が取り上げられた。 TBS系列『サンデーモーニング』のスポーツコーナー、「週刊御意見番」。元日本ハムファイターズ監督の大沢啓二氏とセ・パ両リーグで活躍した張本勲氏のコンビでスタート(注・初期の頃は大沢氏単独)し、大沢氏が亡くなった後は、張本氏が長年コメンテーターを担当してきた。 2021年12月に張本氏がレギュラーを降板すると、22年1月からは元読売ジャイアンツの上原浩治氏が後継者として出演することに。ところが、同4月以降は同氏がアメリカにも拠点を持っていることもあり、ほぼ隔週の出演となっている。 >>『サンモニ』関口宏、WBCイタリア戦振り返り“強制終了”提案 中畑清氏が猛<< そんな中、月1ペースで番組に登場しているのが、横浜DeNAベイスターズ初代監督の中畑清氏。明るいキャラクターと『サンデーモーニング』の中心視聴者層である中高年世代への絶大な人気で、好感度が高い。また、その発言も高く評価されている。 WBCが盛り上がっていた3月19日、中畑氏は日系人選手として初めて代表に招集されたラーズ・ヌートバー選手について「雰囲気を変える選手が出てきてくれたのが大きい。ヌートバー選手。いや目立ってますね」と絶賛。さらに、「お母さんが私の大ファンだったということで。これは確実なネタなんです。これを言いたかったんです」とコメントし、スタジオのスタッフから笑いが漏れた。 また、司会の関口宏がイタリア戦のVTR放送を途中で打ち切ろうとすると、なかなか『サンモニ』で絶対的な権力を持つ関口に物申す人物はいないのだが、中畑氏は「この後も良いのがあるんですけどね。イタリア戦で活躍したやつもいるんですよ」と抗議し、全てを放送させた。 プロ野球開幕後の4月16日には、関口がセ・リーグの順位について巨人と阪神のみに言及し、話題を変えようとした際に「DeNAも良いんですよ。DeNAも予想よりはるかに良くなっているんですよ」とDeNAに言及するよう訴える。関口が「ああそうですか」と塩対応を見せると、「もう終わりですか?」と冗談めかしながらも進行に苦言を呈していた。 明るさに加えて関口に苦言を呈することができる中畑氏と、冷静な解説をする元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏は「オチナカコンビ」などと称され、人気が出てきている。一方、上原氏はアメリカにいることもあり、出演回数が減っている状況で、存在感が薄まりつつあるとの声も出ている状況だ。
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スポーツ 2023年05月05日 11時00分
日本ハム・清宮、故障離脱でキャリア崩壊? ブレークに水差す大誤算、来季以降も引きずる可能性も
3月末の開幕からパ・リーグ最下位に低迷し続けている日本ハム。投打で誤算が相次ぐ中、特にファンが肩を落としたのがプロ6年目・23歳の清宮幸太郎の故障離脱だ。 清宮は4月20日・ロッテ戦中に左脇腹を痛め翌21日・楽天戦を欠場すると、22日に今季初めて登録を抹消されたことをNPBが公示。球団は同日、清宮が21日に仙台市内の病院で「左腹斜筋筋損傷」と診断を受けたこと、今後は患部の状況を見ながら復帰をめざすことなどを公式サイトで発表している。 チームを率いる新庄剛志監督は21日の試合後、清宮の故障について(20日の試合で受けた)死球の影響があるのか、そこをかばってハーフスイングした時に脇腹を痛めた」と説明しつつ、「そんなにひどい感じじゃない」と軽症を示唆したことが伝えられていた。ところが同月26日になり、吉村浩チーム統括本部長が「実戦は1か月くらいは無理だと思う」と一転して重症見込みを口にしたことが報じられている。 >>日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言<< 「清宮は高校通算111本塁打(歴代2位)をマークした実績を引っ提げ7球団競合の末日本ハム入りしましたが、翌2018年から2021年までは『230試合・.198・21本・73打点・126安打』と今ひとつ。2021年に関しては、プロ入り後初めて一軍未出場に終わるなどくすぶっていました。ただ、同年オフに就任した新庄監督がダイエットを指示し10キロ減量させたこと、攻守のミスに苦言を呈しつつも辛抱強く一軍で起用し続けたこともあり、2022年は『129試合・.219・18本・55打点』と初めて規定打席、2ケタ本塁打をクリア。迎えた今季は開幕から主軸で起用され、離脱前まで『17試合・.288・1本・9打点』といった数字を残していました。次代の大砲と期待され続けた才能がいよいよ開花するかという中での故障。本人はもちろん、チームにとっても痛すぎる誤算であることは間違いないでしょう」(野球ライター) 吉村本部長のコメントを踏まえると清宮の実戦復帰時期は5月末~6月初旬になるとみられるが、復帰後も試合勘を取り戻す時間などが必要なこと、患部の回復が思うように進まない可能性もあることを考えると、場合によっては前半戦のうちに戻ってこられない展開もあり得なくはないだろう。 また、ファンの間では回復・復帰後も再発リスクに苦しめられるのではという懸念も強い。打撃、守備それぞれで体をひねる動作が多いプロ野球選手にとって脇腹故障は再発リスクが高いとされ、直近では2018年に左脇腹故障で約1か月離脱した巨人・坂本勇人が、その後2020年、2022年にも同箇所を痛め欠場・離脱をしいられている。清宮も今回の故障が厄介な古傷になっても決しておかしくはないといえる。 今回の故障を機に、2021年以前のような一軍半選手に逆戻りしかねないともいえる清宮。アクシデントを乗り越え復活を果たすことは果たしてできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/
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スポーツ 2023年05月04日 11時00分
阪神・青柳の大不振、原因は腰にアリ? 元コーチが致命的問題指摘、岡田監督も怒りの“三冠王”からの転落ぶり
3月末の開幕から約1か月が経過した今季のプロ野球。チーム・選手個人の好不調が徐々にはっきりしてくる中、心配が集まっているのが阪神のプロ8年目・29歳の青柳晃洋だ。 青柳はプロ入りした2016年から昨季までに通算52勝、昨季は最多勝(13勝)・最優秀防御率(2.05)・最高勝率(.765)と投手三冠に輝いたチームのエース。だが、今季は開幕投手を務めた3月31日・DeNA戦こそ「5.2回1失点・被安打2・四球1」で白星を挙げたが、そこからは3登板で2敗。「1勝2敗・防御率4.95」と安定感を欠く内容となっている。 開幕前のオープン戦では「4登板・2勝1敗・防御率2.81」とまずまずの数字を残しながら、シーズンでは不振が続く青柳。チームを率いる岡田彰布監督も、2敗目を喫した4月21日・中日戦後に「調子上がってないやん。毎回点取られて」とぼやいたことが伝えられるなど、エースが計算できない現状に頭を抱えているようだ。 >>「阪神・青柳は僕を恨んでいる」元DeNA選手がドラフト裏話を暴露 ドラ5指名予定が突然白紙、運命の分かれ目に驚きの声<< 青柳の不振原因について、2004~2015年にかけ阪神で投手コーチを務めた中西清起氏は“腰”に問題があるのではと指摘している。同氏は4月24日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、「腰の回転と腕の出どころが遅れて来てるのかなという感じで、リリースがやっぱり合ってないですよね。そういうところで、本来自分が思っているゾーンに投げられていない」とコメント。青柳は腰をかがめた状態からサイドスロー気味に球を投げ込むという東急フォームの持ち主だが、投球時の腰の回転が鈍くなっているためリリースポイントが安定せず、うまくボールを操れていないのではという見解を示した。 また、同氏は腰の回転が鈍くなっている原因について「フルにローテーション守ってきてるわけですから、毎年同じコンディションというのはできないと思う」と、ここ数年ローテを守る中で勤続疲労が出ているのではと推測。その上で「長い距離の遠投やってみたりとか、下半身主導のノック、ショートのあたりにちょっと入って足を使って送球するとか」と、体のキレを出すための調整方法を提案している。 投球フォームに問題がある様子の青柳だが、一部からはメンタル面の影響を心配する見方も上がっている。青柳は4月21日の中日戦後に自身のインスタグラムストーリーに投稿。「メッセージ送るのは自由ですけど訴えられてからグダグダ言わないでくださいね。アカウント消しても意味ないので」という一文を添えた上、「負傷してシーズンを終えろ」、「しんでくれゴミ戦犯」といったコメントが書かれたインスタDM画面のスクリーンショットを投稿している。不振の影響もあってか一部から誹謗中傷を受けている現状を明かしたが、こうした心無い声が青柳の投球を萎縮させる可能性もゼロとはいえないだろう。 今季から就任した岡田監督のもと2005年以来のリーグ優勝、1985年以来の日本一をめざしている阪神。目標実現には青柳の復調は必要不可欠だが、ここから巻き返しを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@user-jw5qu6su8z
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スポーツ 2023年05月04日 10時00分
専門家でもないのに…野球解説不評?『モーニングショー』一茂の物議を醸したWBC発言
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、テレビ朝日系列の『モーニングショー』でも連日熱く報道されたのだが、その中で物議を醸したのが、元ヤクルトスワローズ・読売ジャイアンツに所属した長嶋一茂の発言だ。 元々、自らの考えを強硬に主張することが多い一茂だが、WBCではその傾向がかなり強く出た。WBCが開幕し、3月10日の1次リーグ韓国戦直前の放送では「テレ朝で私のザワつく路線バスの旅(ザワつく!路線バスで寄り道の旅)っていう番組があって。申し訳ないですけど自分の番組を見ませんから」「僕も見ないです、自分の番組。ザワつくは6時50分からやっているから。7時まで見てもらったら後、もういいや見なくて。見なくていいです」と発言する。 MCの羽鳥慎一が「(WBCを放送する)TBS以外の全テレビ局の同時間帯の番組も、力を込めて作っている人もいる」と諫めるが、それでも一茂は「全国民、韓国戦を見よう!」などと呼びかけ、羽鳥を呆れさせた >>玉川徹氏の主張に「じゃあ俺もジャーナリスト」一茂が論破?「名乗る資格は一切ない」厳しい声も<< 3月17日には、スタジオに第1回、2回のWBCに出場し世界一となった岩村明憲氏(当時ヤクルト)をゲストに迎え、準々決勝イタリア戦のVTRが放送され、解説を加える。ここで悠然と喋り出したのが一茂で、試合について「分からないですよ?聞いてないから」「多分」などと前置きしながら、試合展開や選手起用について自説を長々とコメントした。 結局、WBC経験者で元メジャーリーガーである岩村氏のコメント時間が少なくなり、一部視聴者から「一茂の思い込みによる見解はどうでもいい」「専門的な解説が聞きたいのに」などと不満の声が上がることになった。 また、この日の放送では準決勝の対戦カードが当初、アメリカ対日本とされていたものの、主催者によって変更されたことに一茂が「MLBはアメリカと日本を決勝でやらせた方がペイパービューも増えるだろうし。(WBCは)言いたくないけどお金儲けですから」とコメント。さらに、「決勝ラウンドをハワイでやれ」と強硬に主張し、羽鳥が「それ見に行きたいだけじゃないか」とツッコミを入れていた。 良くも悪くもキャラクターが強い一茂。WBC関連の話題は、自身が元プロ野球選手ということもあり、思い入れも強かったと見られるが、一部視聴者からは不評だったようだ。
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スポーツ 2023年05月03日 11時00分
広島・栗林、WBC中の誤算が大事に? 予想外の抹消理由にファンも驚き、チーム順位に響く可能性も
1日時点でセ・リーグ3位(12勝12敗)に位置する広島。同日にNPBが公示した抹消情報が物議を醸している。 NPB公式サイトはこの日、広島の守護神であるプロ3年目・26歳の栗林良吏がプロ入り後初めて登録抹消となったことを公示。抹消を伝える報道によると、チームを率いる新井貴浩監督は同日に応じた取材の中で「昨日(4月30日)、トレーナーから右足の内転筋に強い張りが出ていると報告があった」、「本人は“行きたい”“大丈夫です”“やりたい”と言ったが、私が抹消を判断した」と抹消の経緯を説明したという。 栗林は開幕からここまで12試合に登板するも、「0勝4敗1ホールド7セーブ・防御率5.56」と痛打を食らう場面が頻発している。4月28~30日の対巨人3連戦では29日の試合で中田翔に逆転サヨナラ2ランを被弾。翌30日はベンチ外となっていた。 >>中日・大野「なぜ中日に来なかった?」広島・栗林の返答に驚きの声 オールスター練習中の会話、球団公式YouTubeで公開<< 栗林の登録抹消を受け、ネット上には「え? 痛めたの腰じゃなくて足?」、「WBCで故障した腰が原因と思ってたけど違うのか」、「腰かばってフォーム崩したか? だとしたら短時間じゃ一軍戻れないのでは」といった心配の声が相次いだ。 「栗林は3月8~22日にかけ行われたWBCに選出されたものの、腰の張りを訴え同月14日に侍ジャパンを離脱。その後同月16日に検査を受けたところ『腰椎椎間板症』と診断されたことが伝えられましたが、オープン戦2登板を経て開幕一軍入りしていました。迎えた開幕後の不調は腰の状態が万全でないからではという見方が多数でしたが、今回新たに右足の故障が明らかになったことに驚いたファンも多かったようです。各報道では離脱期間については特に報じられてはいませんが、仮に今回の故障が腰をかばってフォームが崩れた結果ということであれば、故障回復のみならずフォーム固めにも時間が必要となるため、二軍再調整が長引く可能性もゼロではないでしょう。栗林はプロ入り後これまで右足を痛めたことはなく、今季の登板中も足を気にするようなそぶりはほとんど見せていなかったのですが…」(野球ライター) 栗林はプロ入りした2021年から昨季にかけ、「101登板・0勝3敗6ホールド68セーブ・防御率1.16」と非常に安定した数字を残している絶対的守護神。それだけに今回の故障離脱はチーム順位にも大きく響きそうだが、栗林は万全の状態で戻ってくることができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月02日 20時00分
苫米地英人氏、メジャーリーグ時間短縮のピッチクロック導入は「単純にCMの話」背景を解説「ほかのスポーツにも余波が来る」予測も
5月1日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、米国メジャーリーグで今シーズンより導入されたピッチクロックの話題となった。 ピッチクロックは野球の試合時間の短縮を主な目的として導入され、投手は走者なしの場合は15秒、ありの場合は20秒以内に投球をしないと1ボールが追加される。打者の場合、制限時間の8秒以内に打つ準備を整えないと1ストライクが追加となる。すでに4月上旬時点での平均試合時間は27分ほど短くなっているという。一方で、スポーツ観戦の醍醐味の一つである「間合い」がなくなる懸念も指摘されている。 >>大谷翔平、「投手だけで二刀流」を実現? ピッチ・クロック対策には深刻なデメリットも<< これに対し、タレントの武井壮は「あまり気にすることじゃないかと思います」とコメント。「新しいルールができたんなら、新しく生まれたものを楽しめばいい」と前向きに捉えていると話した。 さらに認知科学者の苫米地英人氏は、ピッチクロックの導入の背景には「CMタイムの確保」があると指摘。苫米地氏は「日本もアメリカもテレビはCMのためにある」とし、「単にCMタイムを確保するのに、ほかの競技と重なり合う中で、野球(の試合)だけそんだけ長いの困るよっていう、そんだけの話」ともコメントした。 このほか、日本の野球界やスポーツ界への影響へついても「テレビでほかのようにCMをやる。ほかのスポーツに同じ様な余波は来るでしょうね」と予測していた。 また苫米地氏は、野球は「(映画のような)文化芸術として観るか、情報として見るか。情報だったら早送りでもいい」とし、それに対し「野球みたいなコンテンツの部分を、どこまでバランス取っていくのか」が今後の課題だと指摘していた。 これには、ネット上で「確かにそのうち日本でも導入されそう」「ホームランのあとの次の打者がさっさと入ってて余韻がないのはつまらんな」「そもそもこれまで長く感じていやな奴はいたのかね」といった声が聞かれた。
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スポーツ 2023年05月02日 18時30分
巨人・浅野の一軍昇格を球界OBが猛プッシュ「二軍1割台? 関係ない」 若手時代の浅村と共通点アリ? 独自提案に納得も
元フジテレビでフリーの田中大貴アナウンサーが1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に野球解説者で地盤調査会社『トラバース』副社長のG.G.佐藤氏(元西武他)が登場。巨人のドラ1・18歳の浅野翔吾にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で佐藤氏は1日時点でセ・リーグ5位(11勝14敗)に沈む巨人を見ていて気になっている点や、「23試合・.186・3本・6打点」と不振が続く坂本勇人への見解などを話した。その中で佐藤氏は、浅野は一軍で積極的に起用するべきと主張した。 2022年ドラフトで2球団競合の末巨人入りした浅野は、高校通算68本塁打を誇るスラッガー候補。迎えた今季はここまで一軍未出場の一方、二軍では「22試合(全24試合中)・.200・1本・7打点」とほぼ全試合に出場中。現時点では育成に重きを置いた起用法となっている。 >>巨人・山崎、マウンドに来た原監督を拒否? ボール渡さず真顔で首振り、降板直前の一場面に驚きの声<< 佐藤氏は低迷中の巨人一軍について話す中で、「オコエ(瑠偉/25歳)選手って結構見てたらワクワクしないですか? 可能性感じるじゃないですか。あと最近は秋広(優人/20歳)選手が上がってきて。そういう選手をどんどん使おう。試合に出さないと」と、閉塞感を打破するために若手を積極起用した方がいいのではと指摘。その流れで「あと浅野選手も出しちゃおう」と浅野も一軍に抜擢すべきではと提案した。 続けて、「二軍だと1割台なのかな? 関係ないから。ステージが人を押し上げるから」、「浅野は二軍じゃ打たないです逆に。一軍に来たら打つタイプだと思う」と主張した。 その理由として佐藤氏は、現役・西武時代の2009~2011年にかけ共にプレーした浅村栄斗(現楽天)を例に、「浅村二軍じゃ打たないのに一軍来ると打ちますから」、「浅野選手もそっちタイプだと思う」と持論を展開。同期間の浅村は一軍成績が「167試合・.267・11本・54打点」、二軍成績が「167試合・.248・9本・59打点」と一軍の方が数字は良かったが、浅野も一軍で使えば同様の傾向になるのではと推測した。 「一般的に一軍は二軍に比べ対戦選手のレベル、他球団によるデータ分析の速度、観衆の視線で生じる重圧といった要素に差があるため、二軍で今ひとつの選手が通用する可能性は高くはありません。ただ、大舞台の方がやる気・闘志が出やすいということなのか、佐藤氏が動画内で挙げた浅村のように一軍成績の方がいいという選手もまれにいます。浅野は超高校級スラッガーとして注目を浴びながら臨んだ2022年夏の甲子園で『.700・3本・6打点』とすさまじい数字をたたき出した他、同大会後に参加したU-18W杯でも本塁打を1本放つなど大舞台では強さを発揮していますが、佐藤氏はこれらを元に浅野は重圧・注目度が高い一軍で使った方が結果を残せるタイプとみているのでは」(野球ライター) 佐藤氏の発言を受け、ネット上には「さすがに気が早すぎる、理由もよく分からんし」などと否定的な意見が上がったが、中には「外野埋まってないし検討の価値はあるのでは」、「微妙な中堅使うくらいなら浅野の方がマシかもしれん」、「秋広みたいになれば儲けものだしなあ」といった同調の声も見られた。 今季の巨人一軍はオコエ、丸佳浩、ブリンソンの3名が主に外野レギュラーとして使われているが、オコエが「.256・2本・6打点」とまずまずの数字を残す一方、丸は「.180・1本・4打点」、ブリンソンも「.236・2本・10打点」と今ひとつ。この状況もあり4月18日に一軍招集された秋広は「.421・1本・4打点」と絶好調だが、浅野も思い切って使えば結果を残すのではと期待するファンも少なくないようだ。 1日時点では浅野の一軍昇格について特に報道などは出ていないが、原辰徳監督ら首脳陣が今後、一軍に抜擢することは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田中大貴アナの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/c/TDAthleteChannel
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スポーツ 2023年05月02日 15時35分
広島前監督、栗林守護神抜擢のきっかけは肩の不調?「適性見抜いたのすごい」2021春季キャンプ中の裏話に驚きの声
野球解説者・野村謙二郎氏(元広島監督)が1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・佐々岡真司氏(前広島監督)が登場。広島のプロ3年目・26歳の栗林良吏にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で佐々岡氏は2021~2022年にかけ広島で共に戦った栗林との思い出や、3月のWBCを腰の張りで途中離脱したことの感想などを話した。その中で、同氏は栗林をプロ1年目から抑えに抜擢した経緯を明かした。 栗林は2020年ドラフト1位で広島に入団したが、当時監督の佐々岡氏は翌2021年開幕から抑えで起用。抜擢された栗林は「53登板・0勝1敗37セーブ・防御率0.86」と新人最多タイのセーブ記録をマークするなど大活躍を見せ、その年のセ・リーグ新人王にも輝いた。 >>登録抹消の広島・栗林、やはり重症だった? 新井監督は代役固定せず交流戦突入か<< 抑え起用がハマり新人離れした成績を残した栗林だが、佐々岡氏曰く「1年目入ってきた時に、ちょっと肩の状態がよくなかった」、「栗林もすごく神経質なので、ちょっと(肩に)引っかかったっていったら(調整が)延びてくる。それで(春季)キャンプの時も出遅れてた」と、入団当初は肩の不調による調整遅れに陥っていたという。 また、2021年春季キャンプは抑えを任せていたフランスアの状態も良くなかった(新型コロナ感染により2月中旬までキャンプ合流できず)という佐々岡氏。「先発要員の九里、タフだし体が強いってことも考えながら」と、先発ローテの1人である九里亜蓮の配置転換も考えるほど代役を誰にするか頭を悩ませたという。 他にも塹江敦哉、ケムナ誠、島内颯太郎といった投手を抑え候補として考えていた中、キャンプ中のある日、肩の状態を上げつつあった栗林のブルペン投球を自ら打席に入って確認したという。ストレート、フォーク、カーブ、スライダーと一通り持ち球をチェックする中で「このボールは抑え行けるな。三振取れるな」と抑え適性が高いのではと判断。その後オープン戦で使ったところ「4登板・0勝0敗1セーブ・防御率0.00」と結果も残したことから、シーズンでも抑え固定することを決めたと語った。 佐々岡氏の発言を受け、ネット上には「肩の問題が回り回って抑え抜擢につながったのは知らなかった」、「出遅れがなかったら当初の評価通りに先発やってたんだろうか」、「一応抑え経験はあるってレベルの栗林の適性を見抜いたのはすごい」といった驚きの声が寄せられた。 プロ入り前の栗林はクローザー経験こそあるものの主に先発を務めてきた投手で、入団当初は即戦力のローテ候補という見方が主流だった。ただ、肩の不調を機に守護神として見いだされたのは本人はもちろん、抑えに難儀していたチームにとってもけがの光明だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について野村謙二郎氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@nomukenchannel
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スポーツ 2023年05月02日 11時05分
登録抹消の広島・栗林、やはり重症だった? 新井監督は代役固定せず交流戦突入か
新井カープに「異変」だ。5月1日、広島のクローザー・栗林良吏投手の一軍登録が抹消された。前節の巨人3連戦、特に4月30日の「対巨人戦」を見た者にとっては、ちょっと驚きだった。 「30日、広島は『11対4』で大勝しています。ワンサイドゲームでしたし、登板過多になっていた一部の救援投手たちも休ませることもできました」(スポーツ紙記者) その試合開始前だった。「試合出場のメンバー表」の中に栗林の名前がなかった。前日の同カードで栗林は救援に失敗し、巨人にサヨナラ勝ちを許している。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< この試合終了時点での栗林の成績は0勝4敗、防御率5.56。WBC出場中に痛めた腰の状態が影響しているのは間違いないが、不調でも12試合に登板し、リーグ2位タイの7セーブを挙げている。 本調子でなくても、投球技術で抑えることができるのはサスガである。 そんな逞しい守護神を「ベンチ入りメンバー」から外すにあたって、新井貴浩監督は栗林に、 「今日はゆっくり休んでくれ」 と、直接声を掛けたそうだ。 また、その29日時点での情報だが、チーム関係者も「横浜に向かわせた」と話していた。 5月2日からの次節・DeNA3連戦が控えている。その試合会場にひと足早く向かわせたと聞かされていたので、新井監督の言う「リフレッシュ休暇」の説明を信じてしまったのだ。 「腰の状態が悪化したのかもしれません。5月1日になって、一軍登録を外したということは、ルール上、最短でも11日まで一軍復帰できません。守護神不在で10日間もしのぐことになります。不調でも12試合も投げてくれたピッチャーを外せば、リリーフ陣だけではなく、野手陣も動揺するでしょう」(プロ野球解説者) 「腰の状態」など詳しい状況は発表されていないが(2日午前)、新井監督は「栗林抹消」に関する質問を受けた際、 「全員でカバーしていく」 とも答えていた。 代理クローザーは固定せず、救援陣の登板状況等を見て、リリーフ陣を投入していくという。しかし、こんな情報も聞かれた。 「(ニック・)ターリーが代理クローザーになるみたい。キャンプ序盤、『もし、WBCの疲労で栗林が開幕に間に合わなかった場合は?』の質問を受けた際、ターリーの名前を出していましたから。でも今は違います。代理クローザーの名前を出したら、それは栗林の長期離脱を意味します。『日替わりクローザー』としか言えないでしょう」(球界関係者) 5月と言えば、「セ・パ交流戦」もある。昨年、一昨年はトータルで勝ち越したものの、セ・リーグは交流戦に対する苦手意識も強く、特に広島は、2019年から「3年連続最下位」なのだ(20年は中止)。 栗林の不在が長引くようなことになれば、大打撃である。「右ヒジを手術した森下暢仁投手が1日からチームに合流しました。4月26日に左太股裏を痛めた大瀬良大地投手は復帰までまだ時間が掛かりそうですが」(前出・プロ野球解説者) 遠征、交流戦と続く5月をどう乗り切るか、投手陣のやり繰りが難しくなってきた。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月01日 19時30分
巨人・オコエに「中田見習って」球界OBが広島戦の打撃に苦言 改善なければレギュラー剥奪も?
独立リーグ・大分B-リングス所属の40歳・内川聖一(元ソフトバンク他)が、4月30日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に生出演。巨人のプロ8年目・25歳のオコエ瑠偉にまつわる発言が話題となっている。 番組で内川は現在セ・リーグ首位に立つDeNAの強さのカギや、試合前後に取材を行った4月30日・巨人対広島戦などを語った。その中で、同戦に「1番・右翼」で先発したオコエの打撃を問題視した。 同戦のオコエは1回裏無死の第1打席、3回裏無死の第2打席で2打席連続空振り三振を喫すると、4回裏2死一塁の第3打席は投ゴロ。さらに、7回裏1死一塁の第4打席でも空振り三振を喫し、「4打数無安打・3三振」と全くいいところなく終わった。 >>巨人・山崎、マウンドに来た原監督を拒否? ボール渡さず真顔で首振り、降板直前の一場面に驚きの声<< 内川はどちらも3球三振を喫した1、2打席の内容に着目し、「1回の打席は三振、出塁できませんでした。3回の打席も先頭で回ってきたけれども三振。2度先頭で回ってきてるんですけど、打席の中で何もできずに終わってるんですよね」とコメント。出塁してチャンスメイクをする、打てなくても球数を稼ぐといった、先頭打者に求められる打撃がほとんどできていなかったと指摘した。 内川は続けて「中田(翔/巨人)の打撃を見習ってほしい」とオコエに提案。中田は30日の試合で1回裏二死一、二塁の第1打席でタイムリー安打、4回裏無死の第2打席では右安とマルチヒットを記録しているが、内川は「(第1打席は)中田選手の中で、追い込まれてから打撃をコンパクト(なスイング)に変えてる」、「(第2打席は)先頭でもありましたし、追い込まれてる中で強引にいかずにコンパクトにライト前に打ちました」と、中田は状況に合わせた打撃ができていたと説明した。 その上で内川は「オコエ選手がこれからレギュラーとしてやっていくためには、(タイミングが)合わない投手に対してどういうふうにしていくのかというのが大事じゃないかなと思います」と、状況に応じた柔軟な打撃を実践できるかがオコエの今後を左右するのではと語った。 内川の発言を受けては、ネット上にも「確かに先頭なのに大振りしすぎな印象はあった」、「今は軽打、今は一発狙いって上手く打撃を使い分けられないとレギュラーとしては使いづらい」、「後続につなぐ意識が薄い気はする、四球もほとんどない(5個/規定到達野手ではチームワーストタイ)し」、「だんだん数字も落ちてきてるし、この調子ならスタメン追われる可能性もあるぞ」といった同調の声が寄せられた。 オコエは昨年12月に行われた現役ドラフトにより楽天から巨人へ移籍。楽天時代(2016-2022)は通算打率「.219」とパッとせず、成績面以上に素行面の問題で話題になることが多かったが、環境が変わって迎えた今季は4月中旬ごろまで打率3割超をマークするなどこれまでとは一味違う姿を見せていた。 ただ、直近5試合は「.182」とほとんど打てておらず、シーズン打率も「.256」まで下落している。不調でチーム打撃もできないとなれば、スタメンから代走・守備固め要員に格下げされる可能性も出てくるが、オコエは中田もお手本に打撃を修正することができるだろうか。文 / 柴田雅人
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ソフトB・近藤が柳田に苦言「ちゃんとしてください」 東京五輪での裏話明かし話題、苦手なセンター守備WBCで再来か
2023年01月30日 19時30分
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DeNA、新人合同自主トレ打ち上げでさあキャンプイン! ドラ2・吉野が狙う開幕ローテーションの座
2023年01月30日 18時30分
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ハイスピード王者AZM、プロミネンスとの初遭遇に「私はね、ずっと言いました、鈴季すずと闘いたいと」
2023年01月30日 17時30分
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阪神・矢野前監督、“サイン盗み疑惑”裏話明かし「ブチギレてたのに…」疑問の声も 騒動から2年、自軍も反省点アリと冷静に?
2023年01月30日 15時30分
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西武・松坂臨時コーチの招へい、選手以上に本人にメリット? 球界外での活動にも期待か
2023年01月30日 11時45分
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IWGPジュニア王者の高橋ヒロムに挑戦するYOHに田口隆祐が必勝本を授与「攻略のヒントを YOH さんに伝えていきたい」
2023年01月30日 11時30分
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渡瀬瑞基のガン☆プロ王座に冨永真一郎が挑戦表明「冨永を倒していないのにチャンピオン名乗っていいの?」
2023年01月30日 11時10分
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大相撲1月場所、観客の問題行動が続出した背景は 先場所までに比べ急増、声出し緩和以外の原因も?
2023年01月29日 11時00分
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大相撲、初勝ち越し・三賞かかる力士が思わず反則! 阿武咲以上の大ダメージ? 取組中の負傷が招いた1月場所千秋楽の悲劇
2023年01月28日 11時00分
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巨人、長野の出戻りは“お情け”ではない?「一打席を長く使える」大久保コーチが評価する能力明かし驚きの声
2023年01月27日 21時30分
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中日、主砲・ビシエドに控え落ちの危機?「立場分かってないのか」キャンプ前コメントに心配相次ぐワケは
2023年01月27日 20時30分
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元横浜・高木氏、日本ハム最下位を断言「どこに勝つの?」 近藤流出の穴は埋まらない? 補強の効果も今一つか
2023年01月27日 16時05分
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侍ジャパン、外野陣に人数不足の危機? 栗山監督は岡本のコンバートで応急処置か
2023年01月27日 11時00分
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WBC、伊藤の選出に日本ハムファンから心配「新庄に注目されたらマズい」 抑え転向案再浮上の危機?
2023年01月26日 20時30分
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DeNA、2023年のスローガンは“横浜頂戦”! 3年目に懸ける三浦監督の想い
2023年01月26日 17時30分
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阪神・岡田監督、島田らの一軍入りを早々に固めたワケ 控え3枠内定がチームにもたらす影響は
2023年01月26日 15時35分
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ヤクルト村上宗隆、栗山監督から直電で「日本を背負って」と依頼 WBC選出の舞台裏明かす
2023年01月26日 12時00分
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武藤敬司が最後の相手に内藤哲也を指名した理由「攻めと緩急がやっぱりちょっと俺を思わせるような闘い方をしてるよな」
2023年01月26日 11時10分
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DeNA・三浦監督、森の走塁意識に不満で臨時コーチ続投? 本人もレギュラー落ちの危機は自覚か
2023年01月26日 11時00分