スポーツ
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スポーツ 2023年06月28日 11時00分
首位陥落のDeNA、広島に天敵投手が出現? 三浦監督の待ち球作戦も不発か
「ガマン比べ」。広島との接戦を落とし、横浜DeNAベイスターズが僅か1試合で首位を明け渡した(6月27日)。「また明日頑張ります」と、三浦大輔監督は笑顔で球場を去ったが、内心は悔しかったはずだ。 「まだまだ先は長い」 2位後退となったことを聞かれ、そう返していた。首位に返り咲いた阪神・岡田彰布監督も同じようなコメントを残していたそうだが、DeNAの作戦が興味深い。 >>DeNA・三浦監督、山崎の投球狂わせた? 元監督が継投策を問題視「目一杯投げられなかった」、本人も試合後に反省か<< 首位奪取となった25日と2位後退となった27日の両日の試合前、選手たちに指示していた「ゲームビジョン」は、ほぼ同じだったのだ。 「広島の先発は、防御率リーグ1位の床田寛樹。ロースコアの展開が予想され、自軍先発の大貫晋一には『辛抱強く、ガマンして…』と伝えていました」(関係者) 先にマウンドを下りたのは大貫の方だったが、広島打線に許したヒットは5本、見応えのある投手戦だった。 しかし、大貫に指示した「ガマン強く」は、25日の試合前にも出ていたフレーズなのだ。 「25日は阪神3連戦の最終日。阪神先発の才木(浩人)攻略の一環として使われました」(前出・同) 野手陣が「ガマン強く」と指示されたようだ。 才木はフォークボールを得意としている。特徴的なのは「2ストライク後のウィニングショット」よりも、その前で使うことも多い。 しかし、フォークボールは見送ると、「ボールカウント」になることも多い。 「フォークボールは直球と同じ腕の振りから投じられます。力強い腕の振りなのにスピードが出ていないので、つい釣られてバットが出てしまいます。それをガマンして、バットを止めることができれば、カウントが不利になっていき、才木が投げる球種は直球、スライダーだけになります」(前出・同) 相手投手の攻略法では功を奏したようだが、広島戦では先発・大貫を援護してやることができなかった。 三浦監督の「まだまだ先は長い」発言だが、作戦が上手く行く日もあれば、そうでない日もある、その繰り返しだと言っていたのかもしれない。 また、「(点を)取った次の回に取られて。ちょっと勢いに乗れなかった」とも語っていたが、この日のDeNA打線は走者こそ溜めるが、「あと一本」が出なかった。スコアは2対3。9回最後の攻撃も走者を2人出している。一打同点、一発が出れば逆転という場面だっただけに惜しまれる一敗となった。 「11残塁は多すぎ。三浦監督は選手を信じて自由に打たせていた印象も受けました」(ベテラン記者) DeNAのチーム打率2割6分1厘は、リーグトップだ(同終了時点)。リーグトップの打線と防御率1位の投手との対戦ともなった。好投手から点を取る難しさだが、こんな指摘も聞かれた。「床田は交流戦前の5月16日もDeNA戦に先発し、勝利しています。苦手意識を持つ選手も出始めました」(前出・同) 三浦監督の言う通り、ペナントレースはまだ先が長い。「ガマン強く」は、「あと一本」が出ないイライラを抱える三浦監督にも当てはまりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月27日 19時30分
ダルビッシュ、先輩に“頭丸刈り”を要求? 無関係のマー君も巻き添えに、球界OBが北京五輪・初戦敗戦後の裏話暴露
野球解説者・上原浩治氏(元巨人)が26日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、BC栃木でプレーする川崎宗則(元ソフトバンク他)が登場。サンディエゴ・パドレスでプレーするダルビッシュ有にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で川崎は2008年北京五輪、2009年WBCなどで共闘し親交も深いダルビッシュとの思い出や印象的なエピソードなどを話した。その中で、北京五輪中にお互い頭を丸刈りにしたという話を明かした。 ダルビッシュはプロ4年目・21歳、川崎はプロ9年目・27歳で迎えた北京五輪。予選リーグ初戦・キューバ戦にはダルビッシュが先発、川崎が「9番・遊撃」でそれぞれ出場したが、川崎が3安打を放つ活躍を見せた一方、ダルビッシュは「4.0回4失点・被安打7・四死球5」と乱調で敗戦投手となった。 >>村上宗隆、大谷翔平に「怒ってる」? ダルビッシュがWBC直前の練習裏話明かす「そこまで意識してたとは」驚きの声も<< 川崎によると、初戦を終えたダルビッシュは復調を期してか、初戦終了後に頭を刈り上げ坊主頭にすることを決意。ただ、その際に「坊主にするから、宗さんも坊主にしろ」と、理由は不明ながら川崎にも丸刈りを要求してきたという。 後輩からの突然の要求に「意味分からん。おかしい」と内心思いつつも、当時抱えていた左足の痛み(大会終了後に骨折判明)に打ち勝つ意味を込め最終的には了承したという川崎。同時に、当時よく食事を共にしていたという青木宣親(ヤクルト)、西岡剛(当時ロッテ/現独立・北九州選手兼任監督)、涌井秀章(当時西武/現中日)にも丸刈りを持ちかけたが、3名からは「するか!」と断られてしまったという。 そのため、ダルビッシュと川崎は宿舎のホテルでお互いに頭を刈り合ったというが、刈っているうちにハイテンションになったようで、他にも頭を刈れそうな選手がいないか画策。結果、当時プロ2年目・19歳だった田中将大(楽天)を「2年前まで坊主やろ?」などと言いながら“道連れ”にしたというが、川崎は「考えてみれば、とんでもないメジャーリーガー(田中は2014~2020年にかけニューヨーク・ヤンキースでプレー)たちを刈ったな俺」と今では考えられない行動だと当時を振り返った。 川崎の発言を受け、ネット上には「先輩相手に一緒に坊主なれはヤバすぎる」、「言ったダルも言われた川崎もぶっ飛びすぎだろ」、「喋り出して1年でこんな仲良くなれるものなのか」、「マー君に至っては完全な巻き込み事故で不憫すぎる」、「川崎も含めたら、後のメジャーリーガー3人で頭刈り合ってたことになるな」といった驚きの声が寄せられた。 先輩のみならず、後輩も丸刈りにさせる結果となったダルビッシュ。川崎とは2007年の北京五輪予選から交流がスタートし、現在でも家族ぐるみの付き合いがあるそうだが、“丸刈り指示”は両者の関係性の良さを表すエピソードといえそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@KojiUehara-Zatsudan
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スポーツ 2023年06月27日 18時55分
阪神、新助っ人獲得へ動きも「無駄金になる」不満の声 二軍落ち投手続出も、ブルペンテコ入れには効果薄?
23~25日に行われたDeNAとの首位攻防3連戦で3連敗を喫しセ・リーグ2位(38勝27敗2分)に転落した阪神。27日に伝えられた補強情報が物議を醸している。 報道によると阪神は新助っ人候補として、BC茨城所属の28歳・キロメの獲得調査を行っているとのこと。キロメは150キロ超の直球が武器の本格派投手で、23日に茨城入団、25日の埼玉戦で来日初登板したばかりだが、阪神以外にも複数の球団が獲得に興味を示しているという。 今季の阪神はチーム防御率(2.85)、先発防御率(2.92)、救援防御率(2.68)がいずれもリーグ2位と投手陣は一定の数字を残している。ただ、6月は月間防御率「3.42」と数字に陰りが見えている上、湯浅京己(16日)、浜地真澄、及川雅貴(19日)など二軍再調整のため離脱する投手も相次いでいた。 >>阪神・湯浅の帽子叩きつけに「大した成績ないのに」江本氏の苦言に批判 八つ当たり許される格ではない?<< キロメの調査報道を受け、ネット上には期待の声が上がったが、中には「実績見たら大したことないけど大丈夫なのか」、「獲っても無駄金になるとしか思えない」、「まだ来日したばっかだぞ? さすがに判断早すぎないか」、「制球も球速も微妙な投手なんかいらないだろ」、「素材としては面白そうだが、即戦力の働きは期待できないのでは」といった反対意見も見られた。 「キロメは茨城入団前まで米球界でプレーしていましたが、メジャーでは『4登板・0勝1敗、防御率11.12』とほとんど実績ナシ。マイナーでも昨季は45回で32四球、今季も3.2回で5四球と制球難が目立っています。阪神としては25日の試合でキロメが無四球だったこと、年齢もまださほど高くないことなどから磨けば光る選手とみているようですが、現状では不発に終わる可能性の方が高いというファンが多いようです」(野球ライター) 物議を醸しているキロメの調査報道だが、一部からは「そもそも補強なら野手が先では?」といった指摘も上がっている。阪神は今季加入のノイジー(.234・4本・27打点)、ミエセス(.222・4本・12打点)が今ひとつなこともあり打線の火力不足が深刻。先日の首位攻防3連戦でも、3戦合計4得点とほとんど点を取れないままDeNAに3タテを食らっている。そのため、ブルペン以上に打線のテコ入れが急務という見方もあるようだ。 球団最多タイ記録の月間19勝(5敗)を挙げた5月から一転し、6月は6勝12敗1分と大きく黒星が先行している阪神。風向きを変える策として新助っ人獲得に乗り出すことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月27日 18時45分
羽生結弦「枷や鎖から解放された」現在の想い明かす ファッションカットや躍動感あふれる表紙で『エル』特別版登場、写真展も開催
フィギュアスケーターの羽生結弦が、28日発売の『エル・ジャポン 8月号』(ハースト婦人画報社)特別版表紙に初登場する。 >>全ての画像を見る<< 羽生は、2022年7月にプロ転向を表明。今年2月には、自身が制作総指揮を務め、スケーターとして史上初となる東京ドームでの単独公演『GIFT』を成功。翌月には、座長公演となるアイスショー『notte stellata』を開催するなど、華々しい活躍を見せている。 同号では、羽生が『グッチ』のエレガントなコレクションに身を包み、同誌の特別版表紙に初登場。宙に浮く一瞬の姿を収めた躍動感あふれる「Butterfly ver.」と、情熱と静寂が入り交じったまなざしが印象的な一枚を表紙にした「Sitting ver.」の2パターンの表紙が完成した。羽生自身も、「フィギュアスケートを通して培ってきた感情表現や腕の動かし方、表情を生かすことができ、充実感があった」と語る今回の撮影。特別版では、通常版未掲載のファッションポートレートをはじめ、芥川賞作家・町屋良平氏による羽生の独占インタビューが掲載されている。 独占インタビューでは、「毎日練習を積み重ねて進化したいと思うのは、羽生結弦として人生をまっとうしたい、強くなり続けたいという気持ちが、9歳のころから変わらず心の中にあるからなんだと思います。世間の方から見たら、競技から離れる=引退と思われますが、そうじゃなくてアマチュアのフィギュアスケーターにかけられる枷や鎖から解放されたからこそ、習得できる技術も表現もあると思うんです」と、プロ転向から1年経った今だからこそ言葉にできる、率直でひたむきな想いが赤裸々に語られている。 通常版表紙には、現在LAを拠点に活動するモデルのローラが登場。同号のメイン特集「LIFE with ART」にふさわしい、ドレスを身に纏った芸術的な1枚に注目だ。 特別版2種のうち、どちらか1冊をタワーレコードオンライン、HMV&BOOKS online、セブンネットショッピングなど一部のネット書店で購入すると、羽生のポストカード全5種のうちランダムで1枚もらえる特典も。絵柄は、本誌未掲載のスペシャルカットに複製サインが入ったデザインとなっている(※数量限定のため、無くなり次第終了)。 さらに、28日より同版の発売を記念した写真展が『グッチ銀座 ギャラリー』にて開催決定。写真展では、今回の未掲載カットを含む19点以上の写真が展示予定。写真展詳細入場料:無料(事前予約制)事前予約:6月28日(水)10:00~https://www.gucci.com/jp/ja/st/stories/article/a-journey-beyond-dreams
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スポーツ 2023年06月27日 11時00分
楽天・田中将大、投球スタイルを大幅変更? 逃げの投球で上位チームを翻弄か
「粘投」という言葉が相応しい。 東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大がチームの連敗を止めた。東京ドームでの白星は10年ぶりだという。 6月26日、福岡ソフトバンクホークスとの一戦は、3対1で楽天が勝利した。同日の田中は7回を投げ、失点1(自責点1)。数字上では「ナイスピッチング」だが、7イニング中、走者を出さなかった、もしくは失点しなかったのは、5回と7回だけ。ハラハラ、ドキドキの連続だったのだ。 「バックの守りに助けられ、本当に感謝したい」 試合後の勝利投手インタビューで出たコメントだ。 >>田中将大に「初めて見た」「物に当たるなんて」驚きの声 ベンチで怒り爆発? 試合後には意味深発言も<< 打ち損じを誘う、あるいは、相手打者のタイミングを微妙に外すと言った感じのピッチングだった。そんな“オトナの投球”について、投手出身のプロ野球解説者がこう評していた。 「変化球を内外角に散らし、勝負どころではスプリット。低めを丁寧に突いていたと思います。走者が出てから、ギアを一つ上げると言うか、ベテランらしい内容でした」 田中のピッチングと言えば、2013年の24連勝が象徴的だが、力とスピードで相手打者をねじ伏せていた。「老い」もあるだろう。テクニックを覚え、「老い」をカバーするのではなく、完全な技巧派投手に変わっていた。 しかし、同日のピッチングで最も見応えがあったのは、6回。この回先頭のソフトバンク4番・柳田悠岐との対戦だった。 「センターバックスクリーンに叩き込みました」(スポーツ紙記者) 初回の両者の対決は三振、2回目は四球。ともに「一打出れば失点」の場面で、2打席目の対決は、田中の方が勝負を避けたようだった。 楽天側の関係者たちの話を総合すると、この四球がホームランに繋がったようだ。柳田は球審が四球をコールした後、「勝負してもらえなかった」ことを察した。また、田中の方も、不満顔で一塁ベースに向かう柳田を見て、「勝負を避けたことがバレた」と分かった。 「6回裏、柳田が先頭バッターとなりました。この日3度目の対決が、5回裏、走者を出した場面で実現していたら、田中は『力勝負』に出なかったはず」(関係者) 6回裏、走者ナシ。スコアは2対0で楽天がリード。田中が勝負球に選んだのは、13年のピッチングと同じストレートだった。 田中の全力投球と、柳田のフルスイング。打球は高い弧を描いてバックスクリーンへ。柳田はドヤ顔でダイヤモンドを一周し、田中は下唇を噛んで、次打者に投じるためのボールを球審に要求した。「柳田以外のバッターだったら、絶対に空振りしていました」(前出・同) そう言えば、この2人も同級生だ。 力勝負には敗れたが、ソフトバンク打線はリーグトップの出塁率を誇る。その試合巧者な打線を相手に、柳田のソロアーチ1本に抑えたのだから、やはり、田中のピッチングはスゴイ。イーグルスは最下位だが、中盤戦以降、田中が上位チームを苦しめて行きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年06月26日 20時30分
レギュラー降格危機の日本ハム石井、悪送球の原因はメンタル? 球界OBが問題点指摘「保守的になってる」
野球解説者・岩本勉氏(元日本ハム)が25日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。日本ハムのプロ7年目・29歳の石井一成にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で岩本氏は同日に行われ、日本ハムが「5-6」で敗れたロッテ戦について複数選手の名を挙げながら解説。その中で、試合終盤に致命的ミスを犯した石井に苦言を呈した。 岩本氏が問題視したのは、「3-3」と両チーム同点の7回裏1死三塁でのこと。前進守備を敷いていた二塁手の石井は、打席の安田尚憲が放ったゴロをほぼ真正面で捕球すると、すかさず本塁に送球。ところが、手元が狂ったのか捕手・A.マルティネスの頭上を大きく越える悪送球となり、三走・和田康士朗は悠々と本塁に生還した。 >>日本ハム、中日で燻る郡司をトレード獲得したワケ 「使い方雑過ぎ」成立直前の不可解起用にも影響?<< 石井は前日24日にも9回表無死二、三塁の場面で2度スクイズに失敗し勝ち越し機をつぶすミスを犯しているが、岩本氏は「何かそれも引きずってなのか打席で、走塁で、守備でも保守的になってしまっている石井一成を感じてしまった」と、前日のミスを一夜明けても引きずっていたように見えたと指摘した。 石井は堅実な守備やシュアな打撃が持ち味の内野手で6月中旬ごろから出場機会を増やしているが、岩本氏は今回の悪送球に「プレー自体に消極的な姿があれば魅力はものすごく欠ける」と、ミスを恐れて持ち味を失っているようでは使う価値は低いと苦言を呈した。 その上で同氏は「あの7回裏の場面で『自分のところに内野ゴロ飛んで来たら絶対にホームでアウトにとろう』という心の準備があったかどうかというのを、もう一度自分に自問自答してほしい」、「その準備があれば、あのプレーはもっともっと際どいクロスプレーになったんじゃないか。あの暴投も生まれなかったんじゃないか」と石井にアドバイス。自分に打球が飛んでくることを前提に、捕球から送球までのイメージをあらかじめ固めておくことでミスは減らせるという考えのようだ。 岩本氏の発言を受け、ネット上には「確かにミス怖がって動きが固い感じはした」、「打撃はそこそこ状態いい(直近3試合は打率.385)だけにもったいない」、「積極性を持てないような選手は首脳陣としても使いにくいだろうな」、「新庄監督も結構怒ってるみたいだし踏ん張りどころだな」といった同調の声が寄せられた。 25日試合後の報道によると、新庄監督はミスを犯した石井について「緊張なのか、実力か。ああいうプレーをすると、レギュラーも離れていく」と、同様のプレーが続くなら立場を失うという旨をコメントしたという。見方によってはキャリアの岐路に立たされているともいえそうだが、石井は今後の試合で汚名返上のプレーを見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について岩本勉氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@iwamoto_tsutomuCH
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スポーツ 2023年06月26日 19時30分
中日・立浪監督、自軍本拠地にブチギレ? フェンス叩きながら絶叫、岡林の“本塁打未遂”にファンも嘆き「他球場なら入ってた」
25日にバンテリンドームナゴヤで行われ、中日が「5-1」で勝利したヤクルト戦。立浪和義監督がベンチ内で見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回裏1死でのこと。打席の岡林勇希は、ヤクルト先発・高橋奎二が投じた初球のストレートをスイング。打球は右翼後方に向かって勢いよく伸び、フェンス最上段に直撃する二塁打となった。 先制点に向けいいチャンスメイクとなった岡林の二塁打。ただ、ベンチ内で戦況を見ていた立浪監督は本塁打にならなかったことが悔しかったのか、岡林の打球がフェンスに当たった直後、眉間にしわを寄せ険しい表情を浮かべながら「あー!」というように口を動かす。同時に、ベンチ前の柵を左手で軽くたたいていた。 この後、中日はビシエドが四球を選び1死一、二塁とチャンスを広げるも、細川成也、石川昂弥が連続三振を喫し3アウト。先制点のチャンスをモノにすることはできなかった。 >>中日の最下位低迷、立浪監督の威圧感も原因? 球界OBは退団者続出を心配、課題の貧打払しょくのカギは<< この立浪監督の表情を受け、ネット上には「立浪監督が誰よりも険しい顔してる」、「何であれが入らないのかって思いがにじみ出てるな」、「不満げなのは仕方ない、他球場ならスタンドに入ってただろうし」、「監督はますますテラス希望が強まったのでは」といった驚きの声が寄せられた。 「バンテリンドームは右・左中間の深さが116メートル、外野フェンス高が4.8メートルとどちらも12球団トップクラスの広さを誇る球場。同球場を本拠地にしていることもあり、中日は昨季までチーム本塁打が4年連続リーグ最下位で、今季も25日試合前時点で29本と最下位に沈んでいます。立浪監督はかねて同球場での本塁打の出にくさを問題視しており、昨季終盤には外野フェンス前の座席エリア、いわゆるホームランテラスを導入してほしいと公言していますが、現時点で球場側は特に具体的な動きは見せていません」(野球ライター) 今回の岡林の“本塁打未遂”は最終的には試合展開に影響しなかったものの、今後も同様の打球が頻発するようならテラス設置の機運もますます高まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月26日 17時50分
DeNA、“ヤスアキマイク“が初のヒーローインタビュー中に突撃!「わざとなんですか?」辛辣な攻めにバウアーもタジタジ?
25日に行われたタイガース戦で勝利を飾ったベイスターズ。交流戦優勝後のリーグ戦再開のゲームでスイープを達成し、一気にセ・リーグトップに立っただけに、スタンドのベイスターズファンのテンションも最高潮のなか、恒例のヒーローインタビューが行われた。お立ち台に上ったトレバー・バウアー、伊藤光、佐野恵太がそれぞれファンの声援に感謝を述べた後、この日セーブを挙げた山崎康晃がベンチから登場し“突撃!ヤスアキマイク特別編”が始まった。 “突撃!ヤスアキマイク“は、2019年のオールスターゲームやベイスターズファンフェスティバル2019、さらにはコロナ禍の緊急事態宣言時にリモートで選手やオーナーを直撃する「みんなお家でなにしてんの?」など不定期に行われている。ベイスターズファンにはすっかり定着している人気コンテンツだ。 この日も勝利投手のバウアーに「試合の中でですね、バントを成功させてその後内側をちょっと走って、わざと走ってんたんじゃないかなというところについて赤裸々に話していきたいんですけど、あれはどうなんですか?わざとなんですか?」と、インターフェア(守備妨害)でアウトになった場面を強烈にツッコミ。バウアーは「自分としてはベースに向かって真っすぐに走っていたつもりでした」と苦笑い。「ただそうではなかったみたいなので、次の打席ではしっかりと遠回りをしました」とアクションを交え説明した。 キャプテンの佐野には「先日のオフですね、実は口コミが入っていてディズニーランドに遊びに行かれたということをちょっと聞いたんですけれども、一番楽しかった乗り物は何ですか?」とプライベートにまで踏み込むと、佐野は「プーさんのハニーハントでーす」と素直に告白。その瞬間ビジョンに"ハマのプーさん”こと宮崎敏郎がビジョンに抜かれると、スタンドは大爆笑に包まれた。 プレーだけでなく、マイクでも大活躍の小さな大魔神。笑顔の裏に隠れた小悪魔の一面を、ファンは楽しみに待っている。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年06月26日 17時30分
結婚するペアも少なくない?「コミュニケーションデザインスポーツ」フレスコボールで“コミュ力”向上! その魅力とは
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ発祥の「フレスコボール」というスポーツはご存知だろうか。ビーチスポーツとして人気が上がっているフレスコボールは、これまでのスポーツのイメージを変える競技になるかもしれない。 >>全ての画像を見る<< フレスコボールはペアを組んだ選手同士がボールをラケットで打ち合い、ラリー回数や落球の少なさなどにより点数が決まる採点競技。スポーツは対戦選手・チームを打ち負かすプレーが求められる競技がほとんどだが、フレスコボールは逆に相手に「思いやり」を見せることが結果につながる。 そのため、どこに打てば相手が打ち返しやすいのか、どこに打ってもらえれば自分が打ち返しやすいのかといった認識をすり合わせるためにペア同士のコミュニケーションは必須だ。 このコミュニケーションをきっかけに、立場や年齢等を問わずどんな人とも心が通じ合うようになることがフレスコボールの魅力。家族はもちろん友人や職場の同僚、果ては初対面のペア相手でも、思いやりの心を持ってコミュニケーションをとれば誰もがフレスコボールを楽しむことができる。 特に、試合が行われる5分間における「総打数」や「落球数」など、ペアで目指す目標が数値として「見える化」されている点も他の競技にはない特徴。同じ目標に向かって汗をかく過程で、ボールだけでなく、自然と「ありがとう」と「ごめん」という言葉のラリーも飛び交い、心が通じ合うというわけだ。こういった競技特性からも、練習過程を通じてカップルや結婚に繋がった例も少なくないという。 フレスコボールは人同士のつながりの分断や個人の孤独化が叫ばれる新型コロナ禍の中、身体的接触がないこと、身近な場所で誰とでも楽しめることなどから注目度を上げた競技。同競技の普及に努める日本フレスコボール協会は競技の特性や社会的背景から、「コミュニケーションをデザインするスポーツ」として、2020年7月に「コミュニケーションデザインスポーツ」という公式キャッチコピーを制定している。 公式キャッチコピー考案者である山下祥氏(日本フレスコボール協会ディレクター兼選手、コピーライター)は同協会公式ブログ内で「年齢も性別も国境も関係ありません」といった思いを表しているが、その言葉通りフレスコボールは老若男女はもちろん、年齢や障害も問わずに楽しめる競技だ。 実際、フレスコボールの本場であるブラジルでは、車いすの選手が一般の選手と同カテゴリーと対等な存在として大会等に出場。日本では足を怪我している選手には椅子に座りながらの出場が認められており、2022年9月に兵庫・明石市で行われた大会では椅子に座りながら出場した選手がベストラリー賞に輝いている。 競技の中で心を通じ合わせた人々がコートはもちろん、コート外でもより良い人間関係を築いているフレスコボール。まさしく「コミュニケーションデザインスポーツ」の名にふさわしいスポーツといえるのではないだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本フレスコボール協会の公式ブログよりhttps://blog.frescoball.org/blog/
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スポーツ 2023年06月26日 15時30分
巨人・原監督に「欲出し過ぎ」と批判 広島戦最終回、無死一塁で中山にバントさせなかったワケは
25日に行われ、巨人が「2-3」で敗れた広島戦。原辰徳監督が見せた采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「2-3」と巨人1点ビハインドの9回表でのこと。この回攻撃の巨人は、先頭・大城卓三が右安を放ち出塁。一走に増田大輝が代走起用された後、打席には中山礼都が入った。 点差、中山の打力(試合前時点で打率.263)を考えると送りバントがセオリーといえる状況だったが、原監督はバントさせずに打たせるという強攻策を選択。しかし、中山はカウント「2-2」からの8球目をスイングするも、打球は二塁手・菊池涼介の真正面に飛ぶ併殺打と最悪の結果に。2死走者なしとなった巨人は、後続・重信慎之介が一ゴロに倒れ敗戦となった。 >>巨人、外国人投手の緊急ダブル獲得? 原監督が隠す「投手陣の本当の状態」<< 原監督の強攻策に「無理な采配のせいでチャンスが台無し」、「無策で最悪のゲッツー、首脳陣は何を考えてるのか」、「そんなに後続の打者が信用ならなかったのか?」、「延長不安なのは分かるがさすがに欲出し過ぎだろ」といった批判がネット上には寄せられた。 「仮に中山がバントを決めていた場合は1死二塁で9番・重信、1番・オコエ瑠偉と打順が回りますが、重信(.259)、オコエ(.245)はどちらも打率が中山以下。一方、中山はこの日第1打席でヒットを放った上、9回表までの3打席で計19球を相手投手に投げさせるなど粘りも光っていました。そのため、原監督はこの日の中山の状態ならば、強攻策で無死一、三塁を狙いにいく価値はあると判断した可能性はあるでしょう。また、この日は守護神・大勢が休養のためベンチ外となっていましたので、勝ち越し点を奪い9回裏で試合を終わらせなければ勝ち筋は薄いという考えもあったのでは」(野球ライター) 試合後の報道によると、9回表の強攻策については「中山は感覚が非常にいいしね。いい当たりでしたけどね。一番感じよく振ってましたね」とコメントしたという原監督。ファンの間では物議を醸しているが、本人は自身の選択を後悔していないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ
WBC、侍ジャパン優勝で中日にも称賛?「真の世界一は中日」大会前の完勝劇に再注目、関連ワードもトレンド入り
2023年03月22日 16時00分
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WBCで活躍、村上宗隆選手が葛藤明かす “打てなかった”ストレスケアには『ヤクルト1000』、迫力スイング映像の新CM完成
2023年03月22日 15時00分
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侍ジャパン・ヌートバー、決着直後が話題 サヨナラ生還の周東をスルー? WBCメキシコ戦に興奮「クレイジーな試合」
2023年03月22日 12時35分
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瑞希が坂崎ユカを破り初のプリプリ王座奪取!「ユカッチに勝ったことはすごく自信になる」
2023年03月22日 11時30分
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ジェイク・リーが全日本三冠ヘビー級王座に続いてGHCヘビー級王座奪取でグランドスラム王手!「今日から俺がノアの舵を取る」
2023年03月22日 11時10分
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WBC実況中のVtuber「頭か身体に投げちゃえば」ツイートで炎上「野球見るのやめろ」怒りの声相次ぐ
2023年03月22日 10時50分
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大谷翔平、WBCの裏で残留交渉が進行中? 球団側は“起用法縛り”も一部緩和か
2023年03月22日 10時40分
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WBC、勝利直後にまさかの退場! プエルトリコを襲った悲劇は日本でも、西武コーチの両足負傷に監督失笑?
2023年03月21日 11時00分
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大相撲、高安戦後の映像に「これ誤審では」と指摘 平戸海のつま先が返っていた? 物言いナシにも不満相次ぐ
2023年03月20日 21時30分
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大相撲、碧山の執拗な攻めに「怪我させる気か」と批判 顔面突っ張り連発が物議、対戦相手も「やだなあ」と苦笑い
2023年03月20日 20時30分
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新庄監督「打たれてもいいから…」WBC伊藤大海投手への助言明かす 開幕ロケットスタートも宣言
2023年03月20日 20時00分
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DeNA・林、“番長野球”の理想を体現? 積極性溢れるドラ3ルーキーが吹き込ませる新風
2023年03月20日 18時30分
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アジャコングが荒井優希に完勝も「まさかこんなに追い込まれるとは思わなかった」と再戦を熱望!
2023年03月20日 17時30分
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スポーツ
楽天・辰己、中日戦の“空振りボール判定”に「全然振ってない」 試合後のSNS投稿が話題、批判受けた球審を擁護?
2023年03月20日 15時30分
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スポーツ
『サンモニ』関口宏、WBCイタリア戦振り返り“強制終了”提案 中畑清氏が猛抗議「活躍したやつもいるんですよ」
2023年03月20日 11時45分
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スポーツ
SANADAが内藤哲也破りロスインゴ離脱、タイチらと電撃合体「ここのリングでトップを獲って、景色を変えてやるよ」
2023年03月20日 11時30分
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スポーツ
SPEED今井絵理子参院議員が川松真一朗都議のタイトル挑戦応援を約束「新しい扉を開いていただけるよう期待」
2023年03月20日 11時10分
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スポーツ
大谷翔平、WBC準決勝以降は二刀流封印? 同僚左腕攻略へ向け打者に専念か
2023年03月20日 11時00分
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スポーツ
WBC韓国戦で大バッシングの“離塁アウト”、日本でも起きていた? 監督をあ然とさせたソフトB選手の痛恨ミス
2023年03月19日 11時00分
特集
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分