スポーツ
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スポーツ 2023年05月11日 17時55分
DeNA・バウアー、新潟で大炎上も真摯な対応!“トラブルメーカー”のレッテルとは対照的?
元サイ・ヤング賞受賞の超大物、トレバー・バウアーが新潟で行われたジャイアンツ戦で、NPB一軍で2度目の先発。6回を投げ103球、被安打11、奪三振8、失点7(自責点6)と、ジャイアンツ打線に捕まり、初の敗戦投手となってしまった。南場智子オーナーの出身地で、登板間隔を空けることを嫌うメジャー流の中5日での登板。平日のナイトゲームながらも注目度は高く、当日券を求めるファンで長蛇の列を成していたが、残念ながらメジャー級のピッチングを披露することはできなかった。 アメリカでは投手交代を命じられた際に、ボールをバックスクリーンに投げ込むなど激情家と伝えられていたが、こと日本での行動は正反対。担当通訳も「非常に紳士的」と語り、ノックアウトされた新潟での試合後も約10分間、冷静にインタビューに応じるなどチームでもトップクラスの対応を見せてくれている。 その中身も「球種選択のミス、ボールの精度、最後に向こうのゲームプランが勝ったのではないか。その3つが合わさるとなかなかいい結果にはならない」と分析。特に球種選択には「2人の左バッターに合計6本のヒット、2本のホームランを打たれた。その中で真っすぐを2、3球しか投げていなかったのもありますし、攻め方選び方が良くなかった」と細部にまでこだわった内容を明かすなど、非常に丁寧な受け答えを見せた。 降板について「あの場面でもまだいけると伝えてはいたのですけれども、今日のところはここまでにしておこうという判断だった。最終的に判断するのはコーチや監督なので、そこのところは仕方ないかなと思います」と優等生発言に終始した。 最後に「アメリカで投げていたスタイルを続けているような感じなんですけれども、違うリーグ、違う野球があると思うので、これは自分も学ばなければいけないなということはすごく感じます」と日本野球にも敬意を持って順応すると宣言した。数々のバウアーの言動に『実るほど頭を垂れる稲穂かな』の言葉を、米どころ新潟でふと思い出した。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年05月11日 15時40分
中日・ビシエドの二軍降格、原因はゴロの多さ? 立浪監督が経緯明かし批判、打線改造も効果ナシ
2日に一軍に再昇格するも、わずか1週間後の10日に二軍降格となった中日の来日8年目・34歳のビシエド。同日に伝えられた立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 報道によると、立浪監督は「0-4」で敗れた広島戦後に取材に対応。その中で、ビシエドを抹消した理由について「上がってきてから見てて、状態変わらないし、打球もゴロにしかならない。であれば、若い楽しみな選手を使おうと」と説明したという。 今季のビシエドは「8試合・.281・0本・0打点」とヒットは出ていたが、「彼も年齢とともに衰えて形を変えようとやってきたわけですが、思い切って変える期間に充てようと」という立浪監督の意向もあり4月18日に二軍降格に。その後二軍で「10試合・.333・0本・6打点」と結果を出したこともあり5月2日に一軍に戻ってきたが、再昇格後は「7試合・.174・0本・0打点」と苦しんでいた。 >>中日・柳、立浪監督の強攻策に呆然? ベンチでうなだれ放心状態、スクイズ失敗直後の表情に同情の声<< 立浪監督のコメントを受け、ネット上には「ゴロにしかならない? ビシエドの打席見てないのか?」、「難癖つけるな、昇格後はフライの方が多いだろ」、「凡退内容も把握できてない監督に二軍送りにされるビシエドが可哀想すぎる」といった批判が上がった。 「ビシエドは再昇格した2日から降格前日の9日までに『23打数4安打』という打撃成績を残していますが、凡退した19打数の内訳はゴロアウトが5、フライアウトが12、三振が2と特段ゴロが多いわけではありません。立浪監督は凡退よりも安打の内訳(全て単打で長打はゼロ)を問題視した可能性もありますが、角度がついていない打球ばかりという言い草に違和感を抱いたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 立浪監督は10日の試合ではビシエドに代わって昇格した鵜飼航丞をすぐに先発起用、ここ3試合無安打が続いていた大島洋平をベンチスタートとするなど打線を動かしたが、結果は今季10度目の完封負け。試合後の報道によると、今のペースでは完封負けがシーズン46度になる計算で、プロ野球ワースト記録(31度/1956年の大洋、東映)も大きく上回ってしまう見込みだという。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月11日 11時10分
大谷翔平に深刻な問題? 偉業達成も笑顔ナシ、“即席バッテリー”が配球に悪影響か
記録だけがスポーツではない。 5月10日(日本時間11日)のアストロズ戦に「3番DH」で出場したエンゼルス・大谷翔平の第一打席は空振り三振だった。 前日の同カードは「3番DH兼投手」で出場したものの、敗戦投手になっている。10日の試合では、9回裏の第4打席で8試合ぶりのホームランが出たが、勝利には繋がらず、“モヤモヤ感”の解消はできなかっただろう。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 「前日9日、試合後の会見はやりにくかったです。大谷も試合に敗れたため、笑顔を返すわけにもいきませんし」(米国人ライター) また一つ、偉業が達成された。 「投手・大谷」は2イニング目に、この日2つ目の三振を奪った。MLB通算奪三振数は502、メジャーリーグで「通算500奪三振&100本塁打」を達成した選手は、ベーブ・ルースしかいない(諸説アリ)。 米メディアは同じ二刀流として、「偉業に並んだ感想」を求めたのだが、喜びを口にすることはなかった。 試合に敗れているので当然だろう。しかし、9日の敗戦は「投手・大谷」にダメージを残しそうだ。 「スタメンマスクをかぶったのは、マイナーから昇格してきたばかりのクリス・オーキーでした」(現地メディア) 捕手のチャド・ウォーラクが首を痛めたため、緊急昇格となったのだ。 エンゼルス捕手の故障は、これで3人目。試合前、大谷とオーキーはサインの確認をしたが、第一声は「Nice to meet you.」だったという。 「配球のサインは大谷が出すことで決まりました。交換用の電子機器ピッチコムを活用するので、オーキーが間違う恐れはありませんが、お互いに遠慮していた感もありました」(関係者) オーキーは大谷に敬意を表す意味で、「キャッチャーからマウンドに行くことはしたくない」と伝えたそうだ。それに対し、大谷は「遠慮しないで」と返したが、 「今季、『投手・大谷』が好調なのは、新球・スイーパーが効果的に決まっていたからです。大谷もこの新球に自信を持っていて、投球の約50パーセントがスイーパーだったなんて試合もありました。オーキーが曲がり幅の大きいそのスイーパーの捕球に苦しみ、スプリットを後ろに逸らせてしまう場面もありました」(前出・米国人ライター) と“即席バッテリー”のミスも指摘されている。 「スプリット、スイーパーの割合を減らし、スライダーや直球を多く使っていました」(前出・同) 試合後の会見で、米メディアは配球パターンを変更した理由は分かっていたが、あえて質問した。大谷は言葉を選びながら、 「初めて組むキャッチャーなので、あまり分からない状態だったので、リスクのある球種を選択して投げるのが有効かどうかって…。そういうのを天秤にかけて投げていた感じですね」 と答えた。 「バッテリーで負けた」と言っていい。しかも、大谷から逆転2ランを放ったのは、2018年までバッテリーを組んでいた元同僚、マーティン・マルドナドだ。 記録だけではない。人の感情も交錯するのが野球である。投手・大谷の次回登板がちょっと心配だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月10日 19時50分
巨人・門脇、危険なスライディングで批判 「元凶はソト」擁護の声も? DeNA戦序盤の交錯プレーが物議
9日に行われ、巨人が「9-2」で勝利したDeNA戦。「8番・三塁」で先発したドラ4・22歳の門脇誠が見せた走塁が物議を醸している。 問題となっているのは、「1-1」と両チーム同点の2回表2死二塁でのこと。打席の門脇は、DeNA先発・バウアーがフルカウントから投じたチェンジアップをスイング。打球は一塁線に転がる強いゴロとなったが、DeNA一塁手・ソトが左腕を懸命に伸ばし、かろうじて捕球した。 打った門脇は一塁へ走るバウアーとの競争になったが、到達速度を考慮したのか一塁へのスライディングを選択。すると、ソトからの送球を受け取りながらベースカバーに入ろうとしたバウアーの右足と接触し、体勢を崩したバウアーは前へ転がるように転倒した。 バウアーが転がった勢いのまますぐに起き上がった直後、一塁塁審はアウトをコール。ただ、巨人側がリクエストを要求したところ、門脇の方が先にベースに到達している様子がリプレー映像に映っていたため判定は覆りセーフに。一連のプレーの間に本塁を走り抜けていた二走・梶谷隆幸の生還も認められ、巨人が勝ち越しに成功する結果となった。 >>巨人・原監督が激怒「俺をおちょくってんのか!」 巨人入りの話を蹴って騒動に? 川上氏が古巣復帰前の裏話を明かす<< 一塁上で交錯した両名にけがなどはなかったが、ネット上には「下手したらバウアー壊れてたぞ」などと門脇への批判が上がった。ただ、中には「悪いのは門脇じゃなくて相手側だろ」、「そもそもの元凶はソトの送球だと思うんだが」、「一塁送球がインフィールド側だったらよかっただけの話では?」といった指摘も見られた。 「今回の場面で門脇の打球を捕球したソトは、一塁に向かったバウアーがベース到達直前のタイミングで捕球できるよう、下手投げでふんわりとした軌道のボールを一塁に向かって投げています。ただ、このボールがファールゾーン側に少しずれたため、バウアーは門脇の走路を横切る形での捕球をしいられました。打球をギリギリで捕球したソトとしてはいっぱいいっぱいの送球だったと思われますが、これが交錯プレーの引き金を引いたのではという見方もあるようです」(野球ライター) 誰に責任があるのか意見が分かれている今回の交錯プレーだが、いずれにせよ大きなアクシデントにつながらなかったことは不幸中の幸いだったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月10日 18時30分
西武・今井、ロッテ戦中にブチギレ? 降板直後の“道具叩きつけ”に批判、故障リスクへの心配も
9日に行われ、西武が「2-6」で敗れたロッテ戦。先発を務めたプロ7年目・25歳の今井達也が自軍ベンチ内で見せた行動が物議を醸している。 問題となっているのは、「1-3」と西武2点ビハインドの7回表のこと。今井は前の回まで粘りの投球を続けていたが、この回は2死から池田来翔にプロ初ホームランとなる1号ソロを浴びると、四球を挟み中村奨吾にも2号2ランを被弾。「6.2回6失点・被安打9・四球1」となったところで降板となった。 中継では交代を告げられた今井がベンチへ下がる様子が映ったが、今井は粘り切れなかった自身への怒りが抑えられなかったのか、ベンチへ足を踏み入れた直後に右手で持っていたグラブを思い切り地面にたたきつける。さらに、その後座席に腰を下ろす際にも、被っていた帽子を右手でつかんで地面に勢いよくたたきつけた。 >>日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言<< この今井の行動を受け、ネット上には「今井がここまでイラついてるのは初めて見るかも」などと驚く声が寄せられた。また、「何やってんだ今井は、怪我でもしたらどうするんだ」、「モノに当たるのはやめてほしい、指とか痛めたらどうするつもりなの」、「去年の森みたいなことするなよ…」といった故障リスクを心配するコメントも見られた。 「球界では自身のプレーなどへの怒りをモノにぶつけた選手が思わぬけがをしたケースが少なからずあります。西武では昨年4月2日・ロッテ戦で8回裏に途中交代となった捕手・森友哉(現オリックス)が、試合後にベンチ裏ロッカーでキャッチャーマスクを投げた際に右手人さし指の基節骨を骨折。森の行動は『1-8』の大敗を招いた責任を感じたからとされていますが、この故障で翌5月下旬まで戦線離脱をしいられました。今井はこれまでのキャリアの中で、道具に八つ当たりするほど感情をあらわにしたことはほとんどないのですが…」(野球ライター) 今井は9日の試合こそ振るわなかったものの、今季はここまでリーグ2位タイの3勝をマークしている主戦投手。現在リーグ4位(15勝16敗)のチームにとっては欠かせない選手なだけに、故障リスクのあるような行動をとったことに不満を抱いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月10日 11時00分
阪神・岡田監督、「トラの村神サマ」をエースに指名? 先発ローテ再編の裏には不安材料も
新記録樹立ならず。「トラの村神サマ」こと村上頌樹投手が、開幕から32イニング目となる5月9日のヤクルト戦の7回表にサンタナからソロアーチを浴び、「セ・リーグ連続無失点」の新記録達成を逃した。 「村上の失点はこの『1点』だけ。打線が援護できず、敗戦投手になってしまいました」(在阪メディア) しかし、タイ記録もスゴイことなのは間違いない。「31イニング無失点」の記録が生まれたのは、1963年だという。60年、誰も触れることのできなかった“古(いにしえ)の快挙”に並んだのである。 「村上は規定投球回数に到達し、防御率0.28でリーグトップに立ちました」(前出・同) >>阪神・青柳の大不振、原因は腰にアリ? 元コーチが致命的問題指摘、岡田監督も怒りの“三冠王”からの転落ぶり<< 試合後の岡田彰布監督も敗れたとは言え、穏やかな表情を浮かべていた。だが、同時に見えてきたものもある。この村上を先発ローテーションの要所に据えるつもりだ。 「そら、だから火曜日を任せようと思うやんか」 監督インタビューが始まり、新記録を逃した村上のコメントが記者団から間接的に伝えられた。「村上が新記録は気にしていない、自分一人の力ではなく、皆さんのおかげだと話していましたが?」と聞かれ、岡田監督は「火曜日を任せたい」と答えたのだ。 このコメントは意義深い。 通常、ペナントレースの日程は「火曜日」に始まって、日曜日に終わる。月曜日の移動・休日を挟んで、「また火曜日から」となるのだが、その6連戦の初戦を落としたくないというのが指揮官の心境だ。これは、全球団の監督が考えていると言っていい。 「当初、村上の先発は6日の広島戦でした。2試合連続で雨天中止となったため、岡田監督は先発ローテーションの再編に乗り出しました」(プロ野球解説者) ローテーションの再編には、プラスとマイナスの両方が絡んでいる。 昨季まで「一軍登板2試合」だった村上の成長はプラス材料だが、青柳晃洋、西勇輝の実績組はまだ1勝ずつしか挙げていない。岡田監督が期待していた才木浩人も二軍降格で、ベテラン・秋山拓己の調子も上がって来ない。 2試合連続での雨天中止は「ローテーション再編」の機会、プラス材料ともなったわけだが、「阪神はすでに5試合の雨天中止をカウントしています。うち2試合は9月の『予備日』に振り分けられましたが、3試合については未定のまま。今後の台風シーズンも考えると、夏場以降、連戦に次ぐ連戦となりそう」(球界関係者) との声も聞かれた。 ペナントレース終盤での連戦はマイナス材料である。 先のプロ野球解説者がこう続ける。 「9日対戦のヤクルト・吉村貢司郎とは、早くも今季3度目の対戦です。4月30日にプロ初勝利をプレゼントし、9日は6回無得点(1安打)。阪神キラーになりつつある」 その辺に関しては、岡田監督も「苦手を作ったらあかんよな」とこぼしていた。 「火曜日のオトコ」となる村上は、今後、エース対決も避けられないだろう。その村上は試合を落としたことを悔しがっていた。現状に満足しない性格は「火曜日」に適任である。どうやら、1963年の記録に並んだ右腕が前半戦のキーマンになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月09日 21時30分
楽天助っ人の故障情報に「もうクビにしろ!」ファン激怒 石井監督も愛想尽かす? 今季も離脱止まらず批判
6日に行われた社会人相手の練習試合で左手親指を負傷した来日2年目・29歳のギッテンス。9日に伝えられた石井一久監督のコメントが物議を醸している。 報道によると、石井監督はこの日応じた取材の中で、ギッテンスの負傷について「全治は分からないけど、聞いてる感じとか考えると1か月は、また無理なんじゃないかな」と説明。全治までは最低でも1か月かかる見通しを示したという。 今季のギッテンスはオープン戦で「15試合・.407・2本・6打点」と好アピールを見せていたが、3月末に下半身コンディション不良を訴え開幕二軍スタートに。ただ、4月29日の二軍・西武戦で実戦復帰して以降は「5試合・.417・2本・11打点」と好成績をマークしており、一軍昇格は時間の問題とみられていた。 >>侍ジャパン・松井、WBC帰還後に大問題発生?「しんどすぎてヤバい」マー君に明かした深刻な現状に心配相次ぐ<< 二軍暮らしが長引くことが決定的となったギッテンスだが、ネット上には心配の声以上に「いつになったらまともに稼働するんだ」、「去年も離脱続きだったからマジで印象悪い」、「石井監督も何回怪我するのかって呆れ果ててるんじゃないか」、「こんなに計算できない選手はもうクビにしろ!」といった怒りの声が寄せられた。 「2022年から楽天でプレーするギッテンスは同年4月5日・西武戦で一軍初昇格・初先発を果たしますが、その試合の第2打席中に左手首を痛め負傷交代。翌6日に登録抹消され、後に同箇所を骨折したことが判明しました。さらに、その後7月上旬の実戦復帰直後にも、箇所は不明ながら負傷したことが伝えられ、結局一軍復帰は8月下旬までずれ込みました。昨季から故障続きで出場もままならない状況が続いていますが、今回のけがでとうとう愛想を尽かしたというファンも少なくないようです。故障が左手に集中していることを考えると、打撃フォームやスイングに問題がある可能性もあるのでは」(野球ライター) 石井監督も前述の取材対応の中で「どうやって親指が(けがに)なるのか分からない」と首をかしげたというギッテンスの故障。今後の回復速度、実戦復帰後の成績次第では、一軍に戻れないままオフに戦力外という可能性も決してゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月09日 19時45分
太もも肉離れの巨人・中田に「まだ戻ってくるな」の声 リハビリ順調、本人も早期復帰に意欲も離脱長期化望まれるワケ
右太もも裏の肉離れにより5日から登録を抹消されている巨人の16年目・34歳の中田翔。9日に現状が報じられ話題となっている。 報道によると、中田は同日から二軍本拠地・ジャイアンツ球場でリハビリを開始したが、本人が「思ったよりも動けた」と口にするほどベースランニングやマシン打撃などを精力的にこなしたとのこと。また、中田は最終的には首脳陣・トレーナーの判断になるとしつつも「ある程度自分の中でいけるっていう判断が出れば、やっぱ一日でも早く上がれるんだったら上がりたい」と早期復帰に意欲をにじませたという。 中田は5月4日・ヤクルト戦で走塁中に右太もも裏を負傷。阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチらに肩を借りながら負傷退場した様子から重症を覚悟するファンも少なくなかったが、本人コメントなどを踏まえると離脱期間がそこまで長引かない可能性もありそうだ。 >>巨人・中田の一発は「余分な1点」球界OBがズバリ指摘 DeNA戦終盤、ダメ押し弾の裏にあったリスクは<< ただ、ネット上には「はやる気持ちは分かるがまだ戻ってくるな」、「最悪後半戦からとかでもいいからとにかく焦らないでくれ」、「中途半端に復帰して再発するのが1番最悪だし、万全には万全を期すべき」、「他の古傷をいたわる意味でも調整期間は長めにとってほしい」といった長期間の調整を望む意見が相次いだ。 「プロ野球選手にとって太ももの肉離れは再発のリスクが高いとされる故障の一つ。直近では日本ハム・五十幡亮汰が2021年2月に左太もも裏肉離れを発症し一軍キャンプを離脱すると、その後一軍同行中の同年6月、二軍で実戦復帰した7月にもそれぞれ再発・戦線離脱し、最終的に9月末まで一軍に戻れず。さらに、今季5月6日には2年ぶりの再発が判明し7日に登録抹消となるなどキャリアに多大な悪影響を及ぼしています。加えて、中田は左膝(2010)、腰(2021)など下半身の故障歴も複数あるため、古傷をケアする意味でも調整には十分すぎるくらい時間をかけるべきだと考えているファンは多いようです」(野球ライター) 中田は離脱前時点で「28試合・.301・7本・15打点」といった成績を残し打線を牽引していた主砲。チームとしては1日でも早く戻ってきてほしいところだが、原辰徳監督ら首脳陣やトレーナーがどのように復帰の道筋をつけていくのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月09日 15時45分
ロッテ・佐々木朗希、WBCで激変?「これだけ頼れる投手いない」首脳陣も感心、“投手4冠”の裏でメンタルが進化か
とんねるず・石橋貴明が9日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、ロッテの黒木知宏・一軍投手コーチが登場。ロッテのプロ4年目・21歳の佐々木朗希にまつわる発言が話題となっている。 動画では石橋が5月5日・ロッテ対ソフトバンク戦の試合前練習中、黒木コーチをはじめとした両チーム選手・首脳陣に今季の現状や展望を聞いた。その中で、黒木コーチは佐々木がWBCを経て精神的にたくましくなったという話を明かした。 佐々木は今年3月8~22日に行われたWBCに参加し、「2登板・1勝0敗・防御率3.52」といった数字をマークし優勝に貢献した。その後迎えたシーズンでは、9日試合前時点で「5登板・3勝0敗・防御率0.84」と好成績をマークしている。 >>ロッテ・佐々木朗希、松川の致命的欠点をズバリ「あいつ指見えない」 他投手も苦しむ問題点、特番で漏らす<< 最多勝、最優秀防御率、最高勝率(1.000)、最多奪三振(50個)の4部門でリーグトップの数字を残す佐々木について、黒木コーチは「(今季は)『多分12球で終わるな』、『7回まで100球かからないだろうな』って感覚で見てる。となると、何も不具合起きなければブルペン用意しなくていいので。これだけ頼れる投手いないですよ」と、毎試合期待通りに試合を作ってくれていると称賛した。 これを聞いた石橋が「(WBCから)帰ってきて、何が変わったって感じてます?」とWBCの影響があるのか質問したところ、黒木コーチは「(これまでは)ちょっと体に不具合起きたら『僕今日止めときます』って言うようなイメージを持ってた」、「でも(WBC後は)そうじゃなくて、『僕は頑張ります。まだ行きます!』とファイティングポーズをとるような。少し大人になった、男になった感覚を僕は感じる」と回答。WBC後の佐々木は、主戦投手としてチームを牽引するような言動が目立つようになったと明かした。 試合中、佐々木の続投可否は吉井理人監督と黒木コーチがやりとりした上で決めているというが、今季は佐々木が「行きます!」と力強く続投を志願することが多く、首脳陣側も「じゃあ行かそうか」と自信を持ってマウンドに送り出せているという。黒木コーチは「そういうたくましさみたいなものは感じますよね」と一皮むけたような姿を見せる佐々木に目を細めていた。 黒木コーチの発言を受け、ネット上には「今季の佐々木にはそんなWBC効果が出てるのか」、「行けるとこまで行くって姿勢は頼もしすぎる」、「ダル(ビッシュ有)、大谷(翔平)みたいな一流投手に感化された面もあるんだろうか」「佐々木に関してはWBC後遺症って言葉は全く関係ないんだな」、といった驚きの声が寄せられた。 WBCでは優勝という最高の結果を手にした侍ジャパンの面々だが、大会終了後に迎えた今季はヤクルト・村上宗隆(打率.196)、西武・山川穂高(右ふくらはぎの張りで約20日離脱)など故障・不振に苦しむ選手も相次いでいる。そんな中、佐々木にはWBCの好影響が出ているという話を興味深く聞いたファンも多かったようだ。 9日試合前時点ではチームトップ、リーグ全体でも7位タイとなる32イニングを投げている佐々木。WBCで芽生えた自覚を胸に自身初の規定投球回到達や、個人タイトル獲得を果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について石橋貴明の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@user-ke1fy5cc4y
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スポーツ 2023年05月09日 12時50分
フジ、阿部一二三の柔道決勝途中で打ち切り「スポーツ中継する資格ない」怒りの声も
8日深夜にフジテレビが中継していた柔道の世界選手権で、男子66キロ級決勝の途中で中継が打ち切られたとして、スポーツファンの間で物議を醸している。 男子66キロ級決勝は、東京オリンピックで金メダルを獲得した阿部一二三選手と、ライバルの丸山城志郎選手が対戦した。 試合は10分超の延長の末に阿部選手が制す大激闘となったが、フジテレビでは試合終了の残り数分となった時点で、突然中継を終了。番組が終わり、次の番組が始まるという事態になった。 >>プロ野球中継、テレビ各局にとって“オワコン”だった? テレ東の緊急生中継も物議に<< 最注目カードの1つだっただけに、中継が終了となった瞬間、ネット上からは「え?終わり?」「ウソだろ!?」「おい、どうなるんだよ」「はあああああああ??」「なんだこれ舐めてんのか」といった阿鼻叫喚が聞かれた。 「柔道の世界選手権が放送されていたのは夜中。次の番組は収録番組だったこともあり、たった数分間延長しなかったことに困惑の声が寄せられました。また、この時間に中継が打ち切りになることもアナウンスされていなかったため、試合を見ていた人が急いで他のメディアから結果を収集しなければならず、混乱を招きました」(スポーツライター) 最も盛り上がる部分で中継を打ち切ったフジテレビに、ネット上からは「あと数分だったのにひどい」「注目度の高い試合なのに」「ありえない」「フジはもうスポーツ中継する資格ない」「最後まで放送しないのに、ライブでやる意味あんの?」といった怒りの声が寄せられている。 さらに、フジテレビやスポンサーに抗議するといった宣言も多く寄せられていた。
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巨人・小林の年棒「2000万くらいにしないと」大久保コーチが苦言 ファンも苛立つ打撃不振の原因は
2023年02月07日 20時30分
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高橋奈七永&優宇の7Uppが舞ひめ相手にゴッデス王座初防衛「スターダム!ちゃんと7Uppが退治してやる」
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日本ハム、球団首脳が燻る選手に暴言?「使えないよ、ハハハ」OB糸井氏が暴露、野手転向の裏にあった非情発言に驚きの声
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2023年02月07日 11時30分
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2023年02月07日 11時10分
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大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題
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