スポーツ
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スポーツ 2023年05月14日 11時00分
巨人・菅野、“行方不明状態”から復帰?「魔の8回」脱却へ配置転換もあるか、厳しい姿勢打ち出す原監督の判断は
11日試合前時点でセ・リーグ5位(14勝18敗)に沈んでいる巨人。振るわないチームにファンの心配が集まる中、特に不安視されていた選手の1人がプロ11年目・33歳の菅野智之だ。 今季の菅野は2月の春季キャンプは一軍メンバーとして順当に完走したが、翌3月18日のオープン戦・日本ハム戦で右肘の張りを訴え1イニングで降板。その後状態が上がらず開幕一軍を外れると、4月は中旬にブルペン投球を行ったことぐらいしか続報が伝えられていなかった。 音沙汰がない状況が続いていた菅野だったが、5月11日になり来週中に二軍で実戦復帰する見通しであることが報じられている。報道によると菅野の右肘は既に回復しているものの、キャンプ中に首を寝違えた影響からここまでコンディション不良が続いていたという。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 「菅野は2015年5月末の練習中に突然首の痛みを訴え、10日間の登録抹消をしいられた過去があります。当時の報道ではきっかけや前兆があったとは特に伝えられていませんが、この古傷が今回の寝違えに関係している可能性もゼロではなさそうです。ただ、いずれにせよ復帰の見通しが立ったことはチームにとっては朗報でしょう。菅野はOP戦で『3登板・2勝0敗・防御率0.00』と結果を出していましたので、原辰徳監督ら首脳陣としてはコンディションが戻り次第すぐに先発ローテで運用したいところでは」(野球ライター) 巨人のローテは現在戸郷翔征、グリフィンの2名を中心に運用されているが、6枠全てが埋まっている状況ではない上、横川凱(通算2勝)、山崎伊織(通算6勝)などまだ実績に乏しい若手も複数。通算117勝を誇るエース格の菅野は、ローテに安定感をもたらすためにはうってつけの存在といえる。 首脳陣も菅野を先発要員として考えているものと思われるが、一部の間ではセットアッパー起用も検討するべきではという見方も上がっている。巨人は11日試合前時点で救援防御率がリーグワースト(4.51)に沈んでいる上、2日・ヤクルト戦から7日・中日戦にかけて6試合連続で8回に失点。ファン・メディアからは“魔の8回”とも呼ばれ始めているが、これ以上リリーフ不振が続くようなら経験豊富な菅野に救世主役を担ってもらうことも考慮する価値はあるという考えもあるようだ。 原監督は球団OB・岡崎郁氏(元巨人)が今年2月7日にアップしたYouTube動画に登場した際、菅野と坂本勇人について「彼らが主力、主軸ですから。その中心選手が力がないっていうのではチームとしては一番ダメ」、「昨年のような2人の成績では、とてもじゃないけど主軸、主力っていう(役割)、これは預けることはできない」と明言している。成績次第では先発の役割を剥奪される可能性もあるといえそうだが、菅野はここから出遅れを取り戻していくことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について岡崎郁氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@asuaka
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スポーツ 2023年05月13日 18時00分
特番が高視聴率でまだまだテレビ局がすがりそうな侍ジャパン
7日に放送されたテレビ朝日系の特番「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」の平均世帯視聴率が15.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率を記録した。 同番組には侍ジャパンの栗山英樹監督、野球解説者の古田敦也氏、松坂大輔氏が出演。今だから話せる合宿、強化試合、決勝までの全プロセス、知られざる真実を栗山監督や代表選手らが明かした。 また、強化試合から決勝まで常にチームを鼓舞し、そして自らも大活躍を見せたメジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手のクライマックスとなるチームメイトで米国代表のマイク・トラウト選手との一投一打も徹底解剖するなど、WBCの興奮がよみがえる内容となった。 >>WBCの取材で大ヒンシュクのテレ朝と日テレ、DAIGOと東山紀之は出禁に?<< 「番組は午後7時から3時間にわたって放送された。WBCの全7試合のTBSとテレ朝の生中継はいずれも世帯視聴率が40%を超えたが、まさか、この時期の特番でNHKも合わせたテレビ各局の同時間帯の番組の中でトップの視聴率をダントツで記録するとは思わなかった。逆に、各局は軒並み前週よりも視聴率がダウンしたが、予想外のダウン幅だった局も多かったのでは」(テレビ局関係者) 世界一を奪還した激闘から1カ月半ほど経過したにもかかわらずの高視聴率だったが、今後もTBSとテレ朝はコンテンツとしての侍ジャパンにすがりそうだというのだ。 「シーズンオフには、興行としての侍ジャパンの試合を組むことになるのでは。名目はあくまでも次回の大会に向けての選手選考だが、1人ぐらいメジャーリーガーを呼ぶことで数字は跳ね上がるだろう。次回大会は放映権が高騰して購入が難しいかもしれないが、なりふり構わずに今回、放映権を獲得したAmazonプライム・ビデオのAmazonとの〝3社連合〟の結成もありそうだ」(球界関係者) このところ、各局のニュース・情報番組がスポーツコーナーばりにメジャーの選手たちの活躍をリポートするのも納得だ。
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スポーツ 2023年05月13日 17時30分
日本ハム・田中、“ガラスの剛腕”がついに覚醒?「流れに乗っていきたい」ソフトB時代の悔しさ晴らせるか
今季、新たに日本ハムの一員となった田中正義が存在感を放っている。3月30日、楽天との開幕カードで3番手として初登板を果たすと、続く2戦目で初ホールドを記録、チームの初勝利に貢献した。その後も、試合終盤のマウンドに登り続け、4月26日のオリックス戦ではプロ初セーブを挙げた。試合後、お立ち台に立った田中は、感極まりながらも「すごく嬉しいです」と本拠地のファンに喜びの声を届けていた。 昨年まで6年間を過ごしたソフトバンクでは大器として期待されながらも、満足な結果を残せなかった。2016年のドラフトで5球団の競合の末にソフトバンクにドラフト1位で入団。しかし、大学時代より悩まされていた肩の故障により、ルーキー時は2、3軍での調整の日々が続いた。2年目では開幕1軍、プロ初登板を果たすも夏を待たずに2軍行き。プロの厳しさを味わい、さらにコンディション不良にも苦しんだ。 3年目以降も毎年のように肩、肘の不調を訴え、「リハビリ組」として過ごす時期もあるなど、1軍のマウンドは遠のくばかり。シーズンを通して戦力となることが出来ないまま時間が過ぎ、ドラフト時の輝きはとうに消えていた。 今年1月、その名前が久々に大々的にメディアで伝えられることに。FAでソフトバンクに移籍した近藤健介の人的補償として、田中を日本ハムが獲得したことが発表された。プロ入り後の実績から見て、戦力として未知数と思われながらも、新庄剛志監督始め、日本ハム首脳陣からの信頼、そして期待は絶大だった。 新たな転機を迎えた28歳は、新天地で順調に結果を残し続けてきている。5月に入ってもセットアッパー、そしてクローザーの役割を担っており、涙の初セーブから間もなく、5月7日の楽天戦では待望のプロ初勝利も手にした。2対2の同点で迎えた9回に登板して、打者三人を全て三振に斬って獲ると、その裏に上川畑大悟のサヨナラ安打が飛び出すという劇的な幕切れとなり、この日もエスコンフィールドは歓喜に包まれることとなった。 そして試合後、ヒーローインタビューの場では「チームとしていい流れが来ている。自分もその流れに乗っていきたい」と静かな口調で意気込みを語っている。その言葉は自信に満ち溢れており、遅れてきた「大器」がさらに大仕事をやってのける、そんな予感さえ抱かせていた。(佐藤文孝)
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スポーツ 2023年05月13日 11時00分
中日・ビシエドの二軍降格に「何考えてんだ」不満の声 同僚との“格差”も問題に? 立浪監督の判断の行方は
9日終了時点でセ・リーグ最下位に沈んでいる中日。10日にNPBが公示した来日8年目・34歳助っ人のビシエドの抹消は大きな話題となった。 今季のビシエドは開幕から「8試合・.281・0本・0打点」とヒットは出ていた最中の4月12日、打撃改造を図りたいという立浪和義監督の意向もあり二軍降格に。その後二軍で「10試合・.333・0本・6打点」と結果を残したこともあり5月2日に再昇格したが、昇格後は「7試合・.174・0本・0打点」と結果が出ないまま二軍へ逆戻りとなった。 数字を踏まえると不自然ではないビシエドの再降格。ただ、「1週間しか使ってないのにまた落とすとか何考えてんだ」、「いやいや見切り早すぎる、まだ20打席ぐらいしか立ってないぞ」と不満の声を上げているファンも多いようだ。 >>中日・柳、立浪監督の強攻策に呆然? ベンチでうなだれ放心状態、スクイズ失敗直後の表情に同情の声<< 「球界では一般的に、打者の調子の良し悪しを見極めるには50打席程度が必要とされています。ただ、今回のビシエドは再昇格した2~9日にかけて25打席しか立っていません。そのため、ファンの中には今のビシエドが本当に不調なのか、それとも一時的に成績が出ていないだけなのかを判断するにはもう少し出場機会が必要なのではという考えもあるようです」(野球ライター) ビシエドは1度目の抹消前32打席に立ち、再昇格後の打席数と合わせると57打席(.236)になる。打率の低さに加え、1度目の抹消前から本塁打・打点ゼロが続いていることなどにより降格が判断された可能性もゼロではなさそうだが、時期尚早ではと感じたファンの方が多かったようだ。 また、一部の間ではビシエドと同じ助っ人野手のアルモンテを二軍降格にする方が先ではという意見も上がっている。アルモンテは開幕から10日試合前時点まで一軍に同行し続けているが、「19試合(37打席)・.189・1本・2打点」と不振にあえいでいる。また、アルモンテの本職である外野は細川成也(.323)、大島洋平(.298)、岡林勇希(.289)らがおり駒不足というわけでもないが、なぜ32打席で打率3割近くでも落とされたビシエドとは違い、我慢して起用を続けているのかと不満も高まっているようだ。 10日はビシエド、石垣雅海の2名が二軍降格となり、二軍からは鵜飼航丞(二軍打率.339)が昇格した中日。立浪監督も打線テコ入れに頭を悩ませているようだが、今回の昇降格は果たしてどのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月12日 20時30分
ソフトB・藤本監督の起用法に「壊すつもりか」と批判も 故障明け・栗原は休ませない? 打順降格翌日に明かした方針が物議
11日の日本ハム戦で、今季初めてクリーンナップ以外の打順(6番・三塁)で起用されたソフトバンクのプロ9年目・26歳の栗原陵矢。翌12日に伝えられた藤本博史監督のコメントが話題となっている。 報道によると、藤本監督は12日・オリックス戦前に対応した取材の中で、栗原は2戦続けて6番起用することを明言。その上で「疲れているといってもみんな疲れているんでね。これからまだ100試合以上あるわけだから。主力だから休ませながらなんか考えられない。うまくDHを回しながら使っていけたらいい」と今後の起用方針を口にしたという。 今季の栗原はオープン戦で「18試合・.415・4本・11打点」と絶好調だったが、迎えたシーズンは12日試合前時点で「30試合・.235・4本・21打点」と確実性を欠いている。直近5試合は「.176・0本・0打点」と本塁打・打点もゼロという状況だが、藤本監督は打順・ポジションを適宜変えながら辛抱強く起用を続ける意向のようだ。 >>ソフトB・杉山「先発やりたくない」に驚きの声 藤本監督が弱気発言明かし呆れ、昨季の不振で自信喪失?<< 藤本監督の発言を受け、ネット上には賛同の声が寄せられたが、中には「栗原に関しては休ませながら使った方がよくない?」、「あんだけの大怪我してるのにその言い草は厳しくないか」、「いや休養は考えとけよ、壊すつもりかよ」といった指摘も見られた。 「栗原は昨季開幕直後の3月30日・ロッテ戦の外野守備中に味方野手と交錯。このアクシデントにより左膝前十字靱帯断裂などの大けがをし、残りシーズンを全て棒に振りました。故障明けのシーズンとなる今季はここまで目立った故障はありませんが、左膝前十字靱帯断裂は再発リスクも決して低くなく、また打撃に精彩を欠く状況が長引いていることなどから、休養日を設けながら起用していく方が理にかなっているという見方も少なくないようです」(野球ライター) 栗原は今季の目標に全試合出場を掲げており、ここまでは「6番・三塁」で先発起用された12日も含め全31試合で起用されている。藤本監督は栗原本人の意向も尊重している可能性はありそうだが、今後の起用法がどうなっていくのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月12日 19時45分
中日・立浪監督、バッテリーに苦言も「選手のせいにするな」と批判 広島戦最終盤の失点、敬遠指示ナシのベンチにも責任?
11日に行われ、中日が「2-3」で敗れた広島戦。7番手で登板したプロ12年目・33歳の田島慎二、バッテリーを組んだプロ8年目・31歳の木下拓哉に対する立浪和義監督のコメントが物議を醸している。 この試合は9回裏終了時点で「2-2」と両チーム同点のまま延長戦に突入したが、延長11回表に中日側が1死三塁のピンチを招く。ここで打席の代打・松山竜平に対し、中日バッテリーはカウント「3-0」からの4球目に外角高めのストレートを選択したが、松山に左中間を破るタイムリー二塁打とされてしまった。 この1点が決勝点となり中日は敗戦となったが、試合後に取材に応じた立浪監督は「あのケースは正直にいくところではない」、「相手打者も直球かなと思ってくるとこなので、最悪外野フライになる確率は高い」とコメント。相手は待ち球が絞りやすい上、仮に四球でも得点に直結しない状況で安易にストライクを取りにいくのはよくなかったと苦言を呈したという。 >>元阪神・藤川氏が中日を酷評「浮上することはない」 今季の低迷断言し物議、低評価はやむなしと指摘も?<< ただ、ネット上には同調の声以上に「どう考えても采配が悪い、選手のせいにするな」、「だったら最初から申告敬遠で歩かせとけよ」、「カウント悪くなってからの敬遠指示でも遅くはなかったのでは」、「言ってることは間違いじゃない、だからこそ采配でカバーしてほしかった」といった批判が寄せられた。 「今回の場面は一、二塁が空いていたこと、打席の松山が好調(打率.333)だったことを踏まえると、申告敬遠で松山との勝負を避けつつ併殺を狙える状況に持ち込むのがセオリー。また、次打者の菊池涼介(.339)が怖いのならばその菊池も歩かせ、1死満塁で次々打者の野間峻祥(.231)と勝負という選択肢もありました。立浪監督としてはバッテリーが松山を打ち取る可能性も考え敬遠指示を出さなかったのでしょうが、最初から歩かせる、あるいはカウント不利になったら即座に指示を出すといった動きをとるべきだったのではと不満を抱いたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 現在最下位の中日は11日の敗戦により、広島との今カードは3戦全敗という結果に。セ・リーグ最速で20敗に到達、この日勝利した5位・巨人とのゲーム差も2.5に広がるなど苦しい戦いが続いている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月12日 16時40分
巨人・山崎がブーイングに高笑い!「メンタル強すぎないか」首位DeNAに連勝、ヒロイン一場面に驚きの声
11日に行われ、巨人が「4-1」で勝利したDeNA戦。先発を務めたプロ3年目・24歳の山崎伊織がお立ち台で見せた姿が話題となっている。 同戦は降雨により試合開始が30分遅れるイレギュラーなスタートとなったが、山崎は動じることなく「6.1回1失点・被安打5・四球2」と試合を作る。打線の援護にも恵まれ、4月19日・DeNA戦以来となる白星(今季2勝目)をマーク。チームにとってもDeNAとの今カード(9、11日)を連勝で終える価値ある1勝となった。 試合後にお立ち台に上がった山崎は、インタビューの終盤に首位DeNA相手に連勝した感想を聞かれる。スタンドからは歓声と共に一部DeNAファンからのブーイングも上がったが、これを聞いた山崎は「はっはっはっはっ」と突然声を上げて大笑い。そこから右方向を見渡しながら2、3度首を縦に振った後、「おととい戸郷(翔征)が気持ち出して9回まで投げ切ってくれたので、自分の中でもしっかりしないと、という気持ちがあった」などと質問に答えた。 >>巨人・山口のお立ち台コメントにDeNAファン激怒「煽りとしか思えない」 古巣相手にNPB復帰星も、過去の恨みは未だ根強い?<< この山崎の姿を受け、ネット上には「突然高笑いしだして何ごとかと思った」、「DeNAファン煽ってるのか?だとしたらメンタル強すぎないか」、「ビジター球場のヒロインでこれができるのは相当度胸あるぞ」、「先月の降板拒否といい今日といいぶっ飛びすぎだろ」といった驚きの声が寄せられた。 「山崎はプロ入り前に受けたトミー・ジョン手術とリハビリを経て2022年から台頭してきた先発ですが、昨季からお立ち台では毎回一言目が『あざーす』と軽すぎるとして一部の間では話題となっています。また、今季4月27日・阪神戦ではマウンド上でボールを渡すよう要求してきた原辰徳監督に対し、ボールを持っていた左手を遠ざけたり、一度首を振ったりと降板指示を拒否するようなそぶりを見せたことも注目されています」(野球ライター) 試合後の報道では、原監督も「よかったと思いますね。一生懸命頑張っていたかな」と称賛したことが伝えられている山崎。今季のDeNA戦はこれで2戦2勝となったが、チームにとっては首位追撃へ向け心強い存在が出てきたといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月12日 11時00分
巨人・原監督、「魔の8回」はマシンガン継投で解決? バウアーに打ち勝った勢いも継続か
やっぱり、気にしている…。先発・山崎伊織が責任イニングを投げ、打線も小刻みに得点を積み重ねていた。試合は完全にジャイアンツペースだったが、原辰徳監督は「魔の8回」に動いた。 用心に用心を重ねるように、リリーバーの三上朋也が四球を出した途端、「投手交代」が告げられた。 5月12日、敵地・横浜スタジアムで行われたDeNA戦で原巨人が連勝した。 「先発・山崎は投球テンポも良かったと思います。この日は縦の変化球(カットボール)が効果的に決まっていました」(プロ野球解説者) しかし、原監督が試合を“動かした”。 >>巨人・原監督が激怒「俺をおちょくってんのか!」 巨人入りの話を蹴って騒動に? 川上氏が古巣復帰前の裏話を明かす<< 「イニング別の失点を見てみると、巨人が8回に奪われた失点は計23点。総失点が137だから、約20%が8回に奪われた計算です」(ベテラン記者) 5月に行われた8試合中、6試合で8回に失点している。その6試合がDeNA2戦前までの5月の全試合であり、前カードの中日3連戦では「8回に失った点」が全て決勝点となっている。 指揮官が慎重になる気持ちも分かるが、三上は8回の最初から投入され、打者2人から2アウトを取っている。3人目に四球を出した途端の投手交代である。この慎重さは守備に就いていた巨人選手たちにも“マイナス”となって広まった。 「いや、三上が8回のマウンドに上がってからも、他のリリーフ投手は気持ちの面で待機させられていたと言うか、『万が一に備えろ』みたいなことは言われていました」(関係者) さらに聞くと、投球練習をしていたのは、実際に登板した大江竜聖とロペスの2人。クローザーの大勢が投球練習を開始したのは「9回表の巨人の巨人が始まってから」(前出・同)とのことだが、大江が走者を出していたら、ロペス投入、他投手も投球練習を開始していただろう。 「今までの原監督なら、三上が四球を出しても動かなかったでしょう。中日3連戦での連敗で、考え方を変えたようです。8回をゼロで抑えなければ、チームの雰囲気も変わらない、と」(前出・同) 試合後の原監督だが、メディアとの質疑は打線のことに集中したため、継投策のことは語っていない。 同日の先発は左腕・東克樹だったが、吉川尚輝、丸佳浩、大城卓三、門脇誠と左バッター4人をスタメン出場させた。 「粘っこく、良い攻撃ができたと思いますね」と、原監督が言った。 大久保博元・打撃チーフコーチなどの話も総合すると、9日の同カードで2020年サイ・ヤング賞投手のバウアーに打ち勝った勢いをそのまま出したかったという。 継続させたいことと、断ち切ってしまいたいことの両方が今の巨人にはあるわけだ。 「9日は4本のホームランが出て、今日(11日)はタイムリーヒットや犠牲フライで1点ずつ積み上げていきました。巨人の持ち味はホームラン、でも、この試合で見せた『打線の繋がり』も意義深い」 バックネット裏にいたセ・リーグ球団スコアラーがそう言う。巨人が浮上してくるとすれば、このDeNA2戦がターニングポイントとなるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月11日 20時30分
元横綱・白鵬、現役時代は睡眠薬ナシで寝られず? 引退前に苦悩「晩年の1年半から…」告白に驚きの声
元大相撲力士・臥牙丸氏(元小結)が10日、自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に元横綱・白鵬(現宮城野親方)が登場。自身の現役時代にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で白鵬は宮城野部屋を訪れた臥牙丸氏とちゃんこをつつきながら、現役時代の思い出や弟子に求める食事面のノルマなどを話した。その中で、白鵬は現役晩年に睡眠薬が欠かせなくなっていたという話を明かした。 白鵬は初土俵を踏んだ2001年3月から2021年9月場所後に引退するまでの現役生活で、優勝45回、通算1187勝、横綱在位84場所など数々の記録を樹立。横綱・千代の富士(元九重親方)と並ぶ歴代1位タイの優勝決定戦勝利数(6勝)もマークするなど稀代の勝負強さを誇った。 >>元横綱・白鵬が豊昇龍に苦言「この相撲とってほしくない」トーナメント戦の強引な投げ問題視、先場所の二の舞となるリスクも?<< 現役時代の白鵬は重圧・緊張感とうまく付き合いながら力を発揮していたようで、臥牙丸氏も自身の現役時代(2005年11月場所~2020年11月場所)に「ガガ、緊張しない時はもう(相撲に)興味ないってことだから。興味がある間は緊張するけど、その緊張をどうやってうまく使うかは自分次第だよ」と白鵬から助言をもらったことがあるという。 ただ、白鵬はこの話の直後に「晩年の1年半から2年(は)もう夜も眠れなくなってきて…」と、現役末期の2019~2021年ごろは睡眠に支障が出るなど重圧に耐えきれなくなっていたことを明かす。また、「ついに(睡眠)薬に手を出した。そうじゃないとちょっと寝れない」と、この間は睡眠薬が欠かせない状態だったという。 一方、現役引退から約1年半がたつ現在は「今は頭を(枕に)置けば寝られる」と睡眠に全く問題はないとのこと。また、「ご飯がおいしい。酒がおいしい。何が一番幸せって、明日朝稽古がないのが幸せ」と、日常生活も生き生きとしていることを笑顔で語っていた。 白鵬の発言を受け、ネット上には「薬飲まないと寝られないなんて壮絶すぎる」、「白鵬がそこまで苦しむって常人ならおかしくなってるのでは」、「あの時は相当叩かれてたけど、本人的にもやっぱりしんどかったのか」、「現役末期に比べたら、親方業の苦労なんて屁でもないんだろうか」といった驚きの声が寄せられた。 2019~2021年の白鵬はかち上げ・エルボーの多用やダメ押しなどが元々問題視されていたことに加え、6場所連続で休場(2020年7月~2021年5月)するなど稼働率も落ちていた時期。相撲ファンからバッシングを受けるのみならず、横綱審議委員会からも内規で定めた決議の中で2番目に重い「注意」を決議される(2020年11月場所後)など相当な逆風が吹いていたが、本人も心身に大きなダメージを負っていたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について臥牙丸氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@gagachannel2207
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スポーツ 2023年05月11日 19時20分
大谷の名言がタイトルに!『WBC』侍ジャパン、ドキュメンタリー映画公開 貴重映像で世界一の軌跡を振り返る、主題歌はあいみょん
侍ジャパンの完全密着ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』が、6月2日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国134劇場にて3週間限定で劇場公開される。 >>全ての画像を見る<< 3月に開催され、日本中に旋風を巻き起こした第5回ワールド・ベースボール・クラシック(以下:WBC)。侍ジャパンは悲願の14年振り3度目の頂点に輝き、見事世界一を奪還。世界中から注目された大谷翔平選手をはじめ、日本人の心を鷲掴みにしたラーズ・ヌートバー選手や、“村神様”の愛称で注目を集めた村上宗隆選手など、代表選手全員それぞれが活躍した歴史的な大会となった。 『憧れを超えた侍たち』は、2017年公開の『あの日、侍がいたグラウンド』、2020年公開の『侍の名のもとに』に続く、侍ジャパン完全密着ドキュメンタリー映画の第3弾。同作では、2021年12月に発表された栗山英樹氏の監督就任から代表選手30人の選考会議や宮崎合宿、大会ベンチ、ロッカーでの様子、選手の苦悩や葛藤など貴重映像が満載。さらに、あの歓喜の瞬間まで完全密着した、チーム専属カメラだからこそ撮影できた映像も。世界に日本野球の素晴らしさを伝え、そして憧れを超えた侍ジャパンの世界一への軌跡が収められている。アメリカと対戦した決勝前の円陣で、大谷が「憧れるのを、やめましょう。今日、超えるために、トップになるために来たんで。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう」とチームメイトへ演説をしたことも話題となったが、この名言からタイトルが取られたようだ。 公開に先駆け栗山監督は「侍ジャパンの魂を持ったチーム全員が、優勝のために一つになり、悲願の世界一を達成することができました。そのような最高なチームの大会記録の映画化が決まり、大変嬉しく思います。この映画が次の世代に伝わる日本球界の歴史の一ページとなることを心より願っています」とコメントを寄せている。 また、作品を彩る主題歌は、シンガーソングライター・あいみょんの『さよならの今日に』に決定。あいみょんは、「主題歌起用の報告を頂いた時は、とにかく驚きで目が飛び出そうでした。嬉しくてたまりません。改めて、侍ジャパンの皆さん、チームスタッフの皆さん、世界一おめでとうございます。『さよならの今日に』は、日々を切り捨て切り取られ生きていく中で、あの人なら、明日をどう乗り越えるのか。そんな自身の疑問や過去への執着、後悔が自然と曲に言葉になって楽曲になりました。映画の公開がとても楽しみです」と喜びを明かした。 ムビチケ前売り券は、12日よりムビチケオンライン、コンビニにて発売開始。侍ジャパン公式ホームページ内には特設サイトが開設され、上映館をはじめとした劇場情報が随時公開予定。『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』上映館: TOHOシネマズ日比谷、ほか全国134劇場当日窓口料金:一般¥2,200-均一 高校生以下¥1,100-均一(いずれも税込)出演:侍ジャパントップチームナレーション:窪田等監督・撮影:三木慎太郎『侍の名のもとに』https://www.japan-baseball.jp/jp/movie/2023/
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まなせゆうな長期欠場もガンジョの選手が決起! ガンジョ興行復活へ大家健代表「やりたいという気持ちがあればそれでいいよ!」
2023年02月08日 17時30分
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巨人、菅野・坂本にレギュラー落ちの危機?「主力は預けることできない」原監督が示唆、既に一軍外された選手も
2023年02月08日 15時30分
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阪神・岡田監督、シート打撃の結果にご立腹? コーチ陣のメニューにもダメ出しか
2023年02月08日 11時45分
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グレート・ムタ引退試合で異変?武藤敬司が引退試合への不安を吐露「大腿部を肉離れを起こしちゃって…」
2023年02月08日 11時30分
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全日本との対抗戦に出陣するノア中嶋勝彦「どの対戦カードよりも一番“最高”な戦いになるのは俺たちでしょ」
2023年02月08日 11時10分