スポーツ
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スポーツ 2023年05月09日 11時10分
ブルージェイズ・菊池が覚醒? 西武時代から続くメンタル面の欠点、今季導入の“ピッチクロック”で克服か
日本時間5月8日、ブルージェイズの菊池雄星がパイレーツ戦に勝利し、日米通算100勝に王手を掛けた。 今季は絶好調だ。7回途中でマウンドを譲ったが、開幕から無傷の5連勝。MLB移籍後の自己最多が2021年の7勝で、こちらは29試合に先発登板して積み上げたもの。今季は7試合に登板しての5勝だから、更新は間違いないだろう。 「悪天候で試合開始が約1時間遅れました。試合後、その影響はなかったのかの質問に『寝ていました』と笑って答えていました」(現地メディア) パイレーツ戦は敵地・PNCパークで行われた。勝手の異なるビジターのクラブハウスで居眠りができるとは思えないが? その真偽はともかく、今季の躍進は“冗談”も言えるようになったメンタル面にあるようだ。 >>元巨人・上原氏、“アンチ大谷翔平”疑惑にSNSで反論「そろそろ止めて」 メジャーで活躍も1人だけ褒めてないと指摘集まる<< 「昨年オフ、自宅にブルペンを造って相当量の投げ込みをしていました。映像チェックもし、課題だった制球力の甘さも克服できました」(前出・同) 「制球力に課題アリ」と言っても、四球で自滅するタイプではない。カウントが苦しくなると、ストライクゾーンに“甘いボール”が行き、それを狙い打ちされていた。 また、続けて勝てない不甲斐なさもあった。古巣・西武球団の関係者によれば、「疲れると、食欲まで落ちてしまうタイプ」だという。昨季後半、急激に成績を落としたのはそのためで、今はスムージーを作るなどして、食欲がなくても『栄養を摂る』ように改善したそうだ。 「考えすぎちゃう欠点もあるんです。その悪癖はMLBに移籍してからも続いていました」 前出の西武関係者がそう言う。 こんなこともあった。試合中、投球テンポが遅かったので、攻守交替でベンチに帰ってきた際、首脳陣が「何かあったのか?」と声を掛けた。 「本人は全くその意識がなかったんです。そうしたら、色々と考え始めちゃって…」(前出・同) 痛打を食らった相手と再び対戦する時、考え始めてしまうという。 今季より、MLBが規定時間内に投球モーションをスタートさせなければならない新ルール・ピッチクロックが導入された。菊池は何度か、「考えるヒマもなくなるので、自分には合っているかも」とコメントしている。 実際のところは分からない。しかし、“プラス思考”で捉えられるようになった点を、古巣の関係者たちは「精神的に成長した」と話していた。 「成長、自信は、オフの練習に裏づけされたものでしょう。MLBに移籍して5年目、投球フォームやウィニングショットの球種については試行錯誤の連続でしたが、ようやく」(前出・同) 今春のWBCに選ばれなかったことも奮起のきっかけになったようだ。高校時代からMLB志望やWBC出場の夢を口にしていたが、活躍できたのは3年後輩の大谷翔平の方だ。 これも高校時代の話だが、菊池は「桃栗3年柿8年」の言葉が好きだと話していた。祖父母から果物は促成栽培ができないとされるため、「何事も根気強くやらなければダメだ」と教えられたそうだ。 MLB5年目、大きな果実が実ると良いのだが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月08日 21時30分
巨人・オコエの二軍降格に疑惑?「不振以外の理由もありそう」の声も 中日戦は1打席も使われず、最短復帰も絶望的か
7日終了時点でセ・リーグ5位(13勝18敗)に沈む巨人。翌8日にNPBが公示した抹消情報が話題となっている。 NPB公式サイトはこの日、プロ8年目・25歳のオコエ瑠偉が今季初めて登録抹消となったことを公示。巨人はオコエの他にプロ7年目・24歳の投手・堀岡隼人、プロ7年目・27歳の外野手・松原聖弥も二軍降格としているが、3名に代わって一軍昇格する選手はこの日の公示には掲載されていない。 今季のオコエはオープン戦で「15試合・.310・0本・3打点」といった数字を残し開幕スタメンを勝ち取ると、4月中旬ごろまでは一時4割に迫る打率をマークするなど絶好調。しかし、打率3割を切った4月23日・ヤクルト戦から5月7日・中日戦にかけて「8試合・.133・0本・1打点」と打撃不振が続いていた。 >>巨人・オコエに「中田見習って」球界OBが広島戦の打撃に苦言 改善なければレギュラー剥奪も?<< オコエの登録抹消を受け、ネット上には「直近の数字考えたら妥当」などと納得の声が上がったが、中には「なんか不振以外の理由もありそうだな…」、「実はどこか痛めてるとかもあり得そうで心配」、「中日戦は3試合で1回も打席に立ってなかったしなあ」、「オコエに関しては不振の原因が怪我だとしても不思議じゃない」と、故障の可能性を指摘するコメントも見られた。 オコエは直近の対戦カードである中日戦(5月5~7日)では3試合で一度も打席に立たず、守備も7日の3戦目・7回裏から2イニング務めたのみ。また、前々カードのヤクルト戦(5月2~4日)も初戦、2戦目は不出場。3戦目は2回裏に負傷した中田翔に代わって途中出場するも「3打数無安打・2三振」とサッパリだった。打率だけでなく出場機会も急落していることから、何らかのアクシデントに見舞われているのではと心配しているファンも多いようだ。 「オコエが二軍降格となった8日時点では、どこかを故障したというような情報・発表は特に出てはいません。ただ、オコエは楽天時代(2016-2022)に右肘痛(2016)、右手薬指靱帯損傷(2017)、右大腿二頭筋損傷(2018年)、左内腹斜筋損傷(2020)、左手関節手術(2021)、左膝手術(2021)と毎年のように故障・手術が続いていましたので、実は公になっていない故障を抱えているとしてもおかしくはない選手ともいえます」(野球ライター) 8日に登録を抹消されたオコエは再昇格が最短で18日となる。ただ、不振・故障にかかわらず、最短での一軍復帰は少々厳しい見通しだといえそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2023年05月08日 19時30分
侍ジャパン・ヌートバー、栗山監督に「何言ってんだお前!」と詰め寄り? WBC韓国戦、先発起用巡る裏話明かし驚きの声
侍ジャパン・栗山英樹監督が、7日放送の『緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!』(テレビ朝日系)に登場。WBCで共に戦ったラーズ・ヌートバー(セントルイス・カージナルス)にまつわる発言が話題となっている。 番組では3月8~22日にかけ行われたWBCを制した侍ジャパンの戦いぶりや舞台裏について、栗山監督や選手のコメントを交えながら振り返った。その中で、栗山監督は3月10日の1次ラウンド第2戦・韓国戦前にヌートバーから出場を熱望されたという話を明かした。 ヌートバーは3月9日の1次ラウンド初戦・中国戦に「1番・中堅」で先発し、「4打数2安打」とマルチヒットをマーク。ただ、栗山監督によるとヌートバーは同戦中に右足をつるアクシデントに見舞われていたという。 >>WBC、森保監督始球式で一部客に「日本の恥」と批判! 中継カメラに映った問題行動が物議<< ヌートバー本人はプレーに支障はないという口ぶりだったそうだが、栗山監督は「僕的には結構、肉離れに近いものの可能性があると思って」と重症の可能性を危惧。そのため、翌日の韓国戦はスタメンから外そうと考えヌートバーに伝えたという。 ところが、栗山監督は「(実際には)そういう言い方じゃないですよ?」と補足を交えつつ、ヌートバーから「何言ってんだお前!」、「俺何のために日本に来たんだ!」と言わんばかりの熱量で出場を直訴されたという。同監督は「通訳を通じて『絶対に何があっても出る!(足が)壊れても行きます!』っていう(気持ちを感じた)」と、ヌートバーの気迫に驚かされたと振り返った。 栗山監督の発言を受け、ネット上には「ヌートバーにスタメン落ち危機があったのは知らなかった」、「故障してもいいから出させてくれってはっきり言えるのは凄い」、「直訴を受け入れた栗山監督も漢だな」、「仮に先発外れてたら韓国戦以降の試合は相当苦戦してたんじゃないか」といった驚きの声が寄せられた。 韓国戦でも「1番・中堅」でスタメン起用されたヌートバーは、「0-3」と3点ビハインドの3回裏に逆転の口火を切るタイムリーを放つと、「4-3」と1点リードの4回裏には遊撃後方にフラフラと落ちる打球をダイビングキャッチするなど攻守で躍動し「13-4」の大勝に貢献。その後も故障離脱はしないままスタメンを張り続け、最終的には大会通算で「7試合・.269・0本・7打点」をマークしている。 ヌートバーの活躍もあり世界一に輝いた侍ジャパンだが、もし中国戦でのアクシデントが故障離脱につながっていた場合は、韓国戦以降の試合で相当な苦戦をしいられていた可能性もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年05月08日 17時40分
DeNA・宮崎、開幕からの勢い止まらず!「後ろにつなごうという意識」で三冠王も射程圏内?
ベイスターズの天才バットマン・宮崎敏郎が開幕から絶好調をキープ。打率はセ、パを含めて唯一の4割超え.429と異次元の数字を記録。ホームランはジャイアンツ・中田翔と並ぶ7本、打点はチームメイトの牧秀悟と去年の三冠王・村上宗隆の18に1差と迫る17で、個人記録レース総ナメまであと一息というところまできている。 それだけではなく1を超えれば優秀とされるOPSはセ・リーグで唯一、1を超える1.326。長打率.805と得点圏打率.533もリーグトップ。今シーズン、チームがキャンプからテーマとして掲げている出塁率も.521と、もちろんリーグトップ。どれを取っても文句のない成績を残している。 さらに周囲を驚かせているのが三振の少なさ。元来三振の少ないバッターではあるが、今シーズンは開幕してから4試合で4つの三振を喫し、見る者を困惑させていた。しかしそこから5月6日までわずか2つしか三振せず、トータル数は6。この数字は規定打席到達者の中ではリーグ最少で、似たような三振数の他のバッターはピッチャーだらけという現状を見ても、いかにすごいかが理解できるだろう。 好調の理由については「後ろにつなぐだけです」と語る。三浦大輔監督も常日頃から口にする「みんなが自分で決めようとせず、後ろのバッターにつなぐ意識」を徹底。また「いいものがあればその日、それを実行するというイメージです。日によって身体も違いますし。自分の体と相談しながらその日に合ったものを練習で試していくという感じです」と自らのコンディションを真摯に向き合いながら、長年培った経験を元にバッターボックスに入っていることが好成績を生んでいると自己分析していた。 実際4日のカープ戦ではサヨナラホームラン、6日のスワローズ戦では2ホームランとツーベースを含む4打数3安打3打点と大暴れと、5月に入っても勢いはそのまま。 チーム状況にも「みんなが一つになって打線になり、チームもすごくまとまっている」と手応えも口にした“ハマのプーさん”。死角の見当たらない今シーズン、最後にはとんでもない数字が残っているかもしれない。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年05月08日 14時55分
日本ハム・新庄監督、ネット掲示板に激怒? 楽天戦での“万波ブチギレ説”、SNSで完全否定し話題
7日に行われ、日本ハムが「3-2」で勝利した楽天戦。新庄剛志監督が試合後に自身の公式インスタグラムに投稿した内容が話題となっている。 >>日本ハム・清宮、故障離脱でキャリア崩壊? ブレークに水差す大誤算、来季以降も引きずる可能性も<< 注目が集まったのは、試合後の20時ごろに投稿されたインスタストーリー。新庄監督は「日ハム万波中正 ベンチでコーチにブチギレ」という文字がサムネイルに入れられたYouTube動画のスクリーンショットを添えた上で、「全く揉めてません。事実と異なります。この『なんJ』を観てプロ野球選手たちもマイナスな影響を受けます」、「みなさんこのチャンネルは信じないでください」とファンに呼びかけた。 万波は7日の試合・9回裏無死で遊安を放ったところで代走を送られ交代となったが、中継ではベンチに戻った万波が飯山裕志内野守備走塁コーチの方へ向かおうとし、山田勝彦バッテリーコーチに右手で制止されているような様子が映った。 これを見て、一部ファンの間では万波と飯山コーチの間に何らかのトラブルがあったのではという憶測が浮上。新庄監督がインスタで触れた動画は、インターネット掲示板『5ちゃんねる』の中にある掲示板カテゴリーの1つ「なんでも実況(ジュピター)」(通称なんJ)上に寄せられた憶測の声をまとめた内容のものだった。 新庄監督の投稿を受け、ネット上には「新庄がインスタでなんJまとめ動画にブチギレてる」、「トラブルないのにあったみたいに言われたらそりゃたまらんよね」、「そもそも選手・監督がなんJ動画を見てるのが驚きだわ」、「文面見る感じ、選手側が見つけて新庄に報告したって感じか?」、「変な噂が定着する前に完全否定して選手を守りにいったんだろうか」といった驚きの声が寄せられた。 新庄監督の投稿を受けてか、問題の動画は現在までに削除され閲覧できない状態に。また、動画を投稿したYouTubeチャンネルはその他の動画も全て削除・非公開としたようで、ホーム画面は「このチャンネルにはコンテンツがありません」と表示される状態になっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について新庄剛志監督の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shinjo.freedom
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スポーツ 2023年05月08日 12時45分
中日、マルティネス投手の100S達成祝いに「亡命、ダメ、ゼッタイ」ケーキプレゼントで物議「ネタにしていいことじゃない」
中日ドラゴンズのライデル・マルティネス投手が通算100セーブを達成したお祝いに、サプライズで贈られたケーキに「亡命、ダメ、ゼッタイ」と書かれていたとして、ネット上で物議を醸している。 マルティネス投手は6日の巨人戦で、キューバ出身投手として初めて、NPB通算100セーブを達成していた。 その翌7日、試合前の練習の合間に、投手陣からマルティネス投手にサプライズでケーキが贈られることに。スポーツ紙各社の記事には、投手陣がケーキを持ったマルティネス投手を囲い、拍手している様子を写した写真が公開されている。 >>和田アキ子、元プロ野球選手に「うるさい、聞け!」WBCレポートに暴言「全力で潰しにくるな」批判集まる<< しかし、問題となっているのはそのケーキに書かれた文言。マルティネス投手のイラストとともに、「祝 100セーブ」「亡命、ダメ、ゼッタイ」と記されていた。 「中日と言えば、昨シーズンまで活躍していたジャリエル・ロドリゲス投手がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場後から姿を消すという事態に。開幕後も来日せず、亡命してしまったという経緯があります。 しかし、キューバでは、低迷する経済事情のために、若者を中心にアメリカへの亡命が後を絶たない状態。ロドリゲス投手の亡命も、家族をアメリカで養うための仕方のない選択だったという見方もあります」(スポーツライター) それだけに、このケーキにネット上からは「公式がネタにしていいことじゃない」「ギャグとして扱うにはセンシティブすぎる」「キューバ選手に対するジョークとしては明らかに一線越えてる」「これはちょっとリテラシーなさすぎる」「亡命を寮の脱走とかと同じレベルに思ってそう」といった批判が殺到していた。
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スポーツ 2023年05月08日 11時00分
巨人を悩ます「魔の8回」、最終手段は大勢の回またぎ? 頼みの助っ人にも深刻問題発覚か
魔の8回。「選手も気にし始めているから、メディアも騒ぐのを…」。試合後、巨人サイドからそんな“悲鳴”も聞かれた。 去る5月7日、原巨人が敵地・バンテリンドームで3タテを食らった。これで10試合連続で先発投手に勝ち星がつかず、首位・DeNAとのゲーム差は今季最大の「7.5」に広がった。 喫緊の課題は8回だ。8回に失点したのは、これで「6試合」連続、しかも、中日3連戦は全て8回に勝ち越されたのだ。 >>巨人・山崎、マウンドに来た原監督を拒否? ボール渡さず真顔で首振り、降板直前の一場面に驚きの声<< 「首脳陣は誰でもいいから8イニング目をゼロに抑えてくれの心境でしょう」(プロ野球解説者) 9日のDeNA戦からロペスを再昇格させるとの情報も聞かれた。元々は「8回・ロペス」の構想でスタートしたので、彼の不振が中日3連戦での不甲斐なさに繋がったとも解釈できる。 ただ、ファームで再調整しているところも見たが、右足に「医療用のギプス」をしていた。関係者によれば、「ヒザを曲げすぎないため。投球過程で右足を曲げすぎる悪癖があり、それを修正させるため」と話していた。 「獲得を決める前、映像チェックした時から(右ヒザの曲げすぎが)気になっていた」(前出・同) 来日してすぐに修正してやれば良かったのに? また、5月下旬には左腕リリーバー・中川皓太も一軍昇格してくるという。 「ロペスと中川が帰ってくれば、『魔の8回』は完全に解消されます」(球界関係者) そんな風に楽観視する声も聞かれた。 だが、中日に3タテを食らった際の原辰徳監督を見る限り、そんな余裕は感じられなかったが…。 「若い投手たちだけれどもね。今は糧として栄養に変えないと。その中で我々も彼らを育てていく」 試合後、「将来のために敗戦を受け入れた」と言わんばかりだったが、その8回のマウンドに送り込まれた直江大輔が「ボールカウント」を連発させるたびに、原監督は下を向き、近くにいた阿波野秀幸・投手チーフコーチに話し掛けていた。 直江が2者連続四球を出したところで、原監督がマウンドに向かう。途中、「投手交代」を告げたが、球審から新しいボールをもらう際、ちょっと強めに取ったように見えた。 その後、直江の後頭部に手をやり、抱き寄せるようにして何かを伝えた。顔は笑っていたが、取材エリアから窺う限りでは「怒っていた」ように見えた。 「5日の初戦は田中千晴、6日は三上朋也、7日は(直江、大江竜聖の後を受けた)菊地大稀が『8回』に失点しました。試合前、クローザーの大勢を8回から投入する案も話し合われたそうです。その席に原監督がいたかどうかは確認できませんでしたが」(ベテラン記者) 「8回の失点」を深刻に受け止めているため、そんな話も出たのだろう。 9日のDeNAの先発だが、20年サイ・ヤング賞投手のバウアーが予定されている。巨人リード、もしくは同点で「8回・ロペス-9回・大勢」と繋ぐ試合展開は予想しにくい。しかし、ロペスが“ギプス投球”の成果を発揮できなかった場合、ヤバイ状況になるのは間違いないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年05月07日 11時00分
藤浪晋太郎、球界OBも推す“サイドスロー転向”あり得る? 大不振脱却期待も、コーチからの助言は絶望的か
3月末にレギュラーシーズンが開幕した今年のメジャーリーグ。開幕からはまだ1か月ほどしかたっていないが、現地ファンから見放されつつあるのがオークランド・アスレチックスのプロ11年目・29歳の藤浪晋太郎だ。 藤浪はメジャー初登板となった4月2日のロサンゼルス・エンゼルス戦から「4登板・0勝4敗・防御率14.40」と4連敗。同月25日にはチームを率いるコッツェー監督からリリーフへの配置転換を指示された。 ただ、藤浪はリリーフ転向後初登板の4月27日・エンゼルス戦こそ「2回1失点(自責0)・被安打2・四球1」とまずまずの投球を見せたものの、同月29日のシンシナティ・レッズ戦では「1.0回2失点・被安打2・四球3」と再び制球難が露呈。各報道によると、現地メディア・ファンは先発4連敗の時点で“球史で最悪の投手”と藤浪を酷評しており、リリーフへの配置転換についても早くも失敗の烙印が押されつつあるという。 >>前阪神・藤浪、マウンド上で監督批判?「誰が責任とんねん」物議醸した“さらし投げ”の裏話、先輩が暴露<< ここまでの6登板では「被安打23・四死球19個・暴投3個」と制球が荒れに荒れている藤浪。阪神時代(2013-2022)と内容がほとんど変わっていないこともあり、日本のファンからももう上がり目はないのではと悲観的な見方が上がっている。 そんな中、野球解説者・高木豊氏(元横浜他)は5月1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、投球フォームをスリークォーター(オーバースローとサイドスローの中間)からサイドスローにしてみてはと藤浪に提案している。高木氏は各報道で使用されている藤浪の写真を見ると、右肘が肩より下に下がっている状態がよく目につくと指摘。 その上で、「このままだとサイドで投げたらまとまるんじゃないかなっていう。開き直って」、「フォームがこうなった(肘が下がった)ら、上げてる時間に体が(前に)いっちゃってるから(球が)抜けちゃうんだよ。それだったら横で、大勢(巨人/サイドスロー投手)みたいな投げ方を習得するか」と藤浪に勧めている。 「球界ではくすぶっている投手が投球フォームをサイドスローに変更したことでブレーク・復活を果たしたケースが少なからずあります。現役ではソフトバンク・嘉弥真新也が5登板に終わった2016年オフにスリークォーターからサイドスローに転向。すると、翌2017年はキャリアハイの58登板(防御率2.76)を記録すると、同年から2022年まで6年連続で50登板クリアとブルペンに欠かせない戦力に変貌を遂げています」(野球ライター) 高木氏が復調の一手に挙げたサイドスロー転向だが、習得できれば制球の安定はもちろん、投球に角度をつけられるといったメリットが考えられる。ただ、藤浪はこれまでサイドスローは未経験のため、習得には相応の時間がかかることは確実。また、サイドスローは一般的に球が横回転になりやすいとされているため、現在武器にしているスプリットの威力が低下するリスクもあるだろう。 また、現在所属するアスレチックスのコーチ陣から、どれだけ技術的な指導を受けられるかも不透明といえる。この点は高木氏も懸念しており、前述の動画内で「(メジャーのコーチは)『彼の人生を背負うことはできない』っていうタイプなんだよみんな。だから精神的なアドバイスとかはするけど、劇的に直すなんていうのはあり得ないことなんだよ」と指摘している。 それでも、ここまで結果が出ていない以上、何かを大きく変えなければいけない状況であることは間違いなさそうな藤浪。今後フォーム変更に踏み切ることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年05月07日 10時00分
「もういいかなあ後半戦」VTR強制終了要求も?『サンモニ』関口宏、WBC巡り問題発言連発
2023年3月、日本全国で空前の盛り上がりを見せたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。栗山英樹代表監督率いる侍ジャパンが世界一となり、多くの日本国民が喜びの声を上げた。 TBS系列で毎朝日曜日に放送される『サンデーモーニング』でも、毎週WBCが特集されたのだが、ここで司会を務める関口宏の発言が、何かと物議を醸すことになった。 WBC開幕前の3月5日放送分では、強化合宿にダルビッシュ有以外のメジャーリーグ所属選手が出場できず、大谷翔平についてはエンゼルスによって投球数が管理されていることに「なんか、うるさいねえ」とコメント。気持ちを理解する声もあったが、「背景がわかっていない」という批判も出た。 >>『サンモニ』 関口宏を岡崎朋美氏が注意「ちゃんと聞いてください」 高木美帆選手の凄さを解説も理解せず?<< 翌週の12日は、侍ジャパンとチェコ代表の試合を特集。チェコ代表が3回表までリードしたほか、先発のオンジェイ・サトリアはMAX127キロながら、村上宗隆や大谷翔平を三振に取るなど好投。さらに、デッドボールを受けた際の対応や試合後全員が日本代表に向かって拍手をするなどスポーツマンシップを重んじた行動を取ったことから、日本の野球ファンから称賛された。 ところが、関口は「勝てるという風に私たちでも思っていた」とコメント。この日、リモート出演した巨人・原辰徳監督が「前半は苦戦した」などとチェコ代表をフォローするが、関口は「向こうはその、なんと言うのかなあ、本職は別の仕事を持つ人たちのチームですよねえ。ピッチャーも良くは投げているけど、スピードは遅いよね。やりづらいですかね、プロとしては」とあくまで格下扱いした上で原監督に再度質問し、困惑させていた。 19日には、WBC準々決勝日本対イタリア戦を放送。日本が3回裏にイタリア代表を相手に先制点を挙げ、優位に進めたことをVTRで紹介し、前半でいったんスタジオに戻し、この日のゲストである落合博満氏と中畑清氏に意見を求めた。 両氏が解説した後、関口は「もういいかなあ、見る? 見る? 後半戦」と強制終了を提案する。この対応に中畑氏が「この後も良いのがある」と抗議すると、渋々後半戦のVTRへと話題を移した。突如VTRを打ち切ろうとした関口の対応に、視聴者からは怒りや真意を問う声が多数上がった。 侍ジャパンの試合を取り上げた放送では、視聴者から疑問符や批判を受ける発言が散見された関口。その真意は、どこにあったのだろうか。
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スポーツ 2023年05月06日 11時00分
元大関・朝乃山、5月場所の優勝争い厳しい?“キャバクラ謹慎”乗り越え幕内帰還も、先場所露呈した致命的弱点は
5月14~28日にかけ開催が予定される大相撲5月場所。横綱・照ノ富士の出場可否、3月場所優勝・霧馬山の大関とりと並んで注目されるのが元大関・朝乃山の幕内復帰だ。 朝乃山は当時大関だった2021年5月場所前、新型コロナ感染予防の協会ガイドラインに違反し複数回キャバクラに通っていたことが一部報道により発覚。協会側に当初事実無根と虚偽の報告を行ったことも響き、同年6月に「6場所出場停止、50%の減給6カ月」という処分を下された。 処分が明けた2022年7月場所では西三段目22枚目まで番付を落としていた朝乃山だが、同場所で三段目優勝を果たすと幕下も2場所で通過。十両に復帰した2023年1月場所では十両優勝(14勝1敗)を果たすも筆頭に留め置かれたが、3月場所で「13勝2敗」をマーク。5月場所では実に9場所ぶりに幕内に復帰することが決定的となっている。 >>ネット騒然、朝乃山優勝直後の一部観客に「民度低すぎる」怒りの声 今場所相次ぐルール違反、今度は“指笛”<< 3月場所後の朝乃山は春巡業(4月2~30日)をかぜで一時離脱する事態に見舞われながらも積極的に稽古を行っており、4月25日にはコロナ禍前ぶりに出稽古を行ったことも伝えられている。元々大関を張っていた実力に加え、場所前調整も順調とあれば優勝争いも大いに期待できそうな調整ぶりだが、「いきなり優勝争いはキツい」、「とりあえず2ケタ勝てば今場所は御の字では」と期待が膨らんでいないファンもいるようだ。 「一部ファンが朝乃山にシビアな視線を向けているのは、3月場所の内容が関係しているとみられます。同場所の朝乃山は13勝2敗と数字だけを見れば立派ですが、2敗のうち1敗は過去のガイドライン違反・外食発覚により1月場所休場処分を食らった上、3月場所前にはヘルニア除去手術を受けさほど稽古ができていなかった逸ノ城。もう1敗は平幕で黒星先行と苦戦する中で十両取組に当てられた王鵬と、お世辞にも好調とはいえないような力士相手に負けています。また、千秋楽では1月場所で幕下15枚目格付出としてデビュー、3月場所で十両に上がったばかりの落合相手に勝ちはしたものの終始攻められるという一番もありました」(相撲ライター) 逸ノ城、王鵬相手の敗戦、落合相手の大苦戦が低評価につながっている朝乃山だが、この3番はいずれも立ち合いすぐに右を差され、抱え込まれたことで劣勢に追い込まれている。得意とする右四つ左上手に付け込まれている形だが、左腕の使い方を工夫し差し手を封じる、立ち合いの当たりを強くし容易に差させないようにするといった対策をとらなければ、5月場所も取りこぼしが頻発しかねない。 実際、朝乃山自身もこの点は重大な問題と認識しているようで、4月23日には照ノ富士から右四つにおける左右の腕の使い方について助言をもらったことが伝えられている。本人は「頭に入れてやっていかないといけない。すぐにはできないので、少しずつやっていかないと」と一朝一夕で習得できるような技術ではないと示唆したというが、右四つを武器に横綱まで上り詰めた照ノ富士の教えをどこまで落とし込めるかが今場所、そして今後のキャリアを大きく左右しそうだ。 5月場所の朝乃山は平幕中位、前頭10枚目前後に置かれると予想されている。上位陣との対戦はあまり組まれない位置だが、優勝争いに絡めば審判部が割を崩して上位戦を組む可能性は十分。展開次第では霧馬山、豊昇龍、若元春といった、自身の出場停止中に三役にのし上がってきた力士たちとの対決もあり得るが、元大関の実力を見せつけるのか、それとも思わぬ苦戦をしいられるのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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DeNA・桑原、試合中“ブチギレ”の真相明かし驚きの声 ファンの指摘とは別の意図? 「ダメって分かってるけど…」
2023年02月01日 15時45分
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スポーツ
赤いベルト防衛戦を控えるジュリアが鈴季すずへの想いを吐露「すずはあんなもんじゃないよねえ」
2023年02月01日 11時30分
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成田蓮が鈴木みのる&デスペラードと本格共闘!新日本マットに新たな風を吹かせるか?
2023年02月01日 11時10分
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阪神・岡田監督、故障の前川を構想外に? 実戦後ろ倒しにも反対意見噴出か
2023年02月01日 11時00分
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中日・根尾、投手の次はスイッチに転向? 荒木コーチが明かした練習内容に驚きと疑問の声
2023年01月31日 19時00分
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スターダム上谷沙弥が白いベルト防衛新記録へ渡辺桃と対戦「私が歴史を塗り替える。今に見てろよ」
2023年01月31日 17時30分
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横綱・照ノ富士、次場所での復帰も絶望的? 両ひざの現状明かしファン衝撃「日常生活も危ういレベル」
2023年01月31日 15時30分
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東京女子プロレスタッグトーナメント決勝は121000000と享楽共鳴がプリンセスタッグ王座奪還を視野に激突へ!
2023年01月31日 11時30分
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KO-D新王者の火野裕士「ワシはヘビー級盛り上げるためにベルト獲ったんや」DDTヘビー級戦線を盛り上げる!
2023年01月31日 11時10分
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日本ハム・新庄監督、ドラ2・金村をローテに抜擢? 10試合以上の実戦で実力見極めか
2023年01月31日 11時00分
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DeNA・オースティンが故障頻発・来日遅れで「ええかげんにせえ」 球界OBの怒りに同調相次ぐ、球団の信頼もガタ落ち?
2023年01月30日 20時30分