社会
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社会 2023年08月25日 18時37分
「おぐらが斬る!」プリゴジン暗殺⁉ 人気者の反乱指導者は大空に散る
ロシアのウクライナ侵攻から1年半、民間軍事会社ワグネルの反乱からちょうど2カ月、そのワグネルの創設者でトリックスターであったプリゴジンが暗殺された。プリゴジンのプライベートジェットが墜落したのだ。ワグネルの共同創始者のウトキンやワグネルのナンバー3も同乗していたという。もちろん「プリゴジンは生きている」という噂もある。プリゴジンは2019年と2022年に「飛行機事故で死亡した」と報じられたことがあったが、それはニセ情報であり、今回もニセ情報ではないかというのだ。だがこの項では殺されたという説を採用して話を進める。ではまず誰になぜ殺されたのか? 誰もが思い浮かべるのはプーチンの顔だろう。プリゴジンは『ワグネルの反乱』を起こしている。反乱のワグネル軍はモスクワ手前で止まり、ベラルーシのルカシェンコ大統領が間に入る形でおさまった。そのときからプリゴジンはいつかプーチンに殺されるだろうと言われてきた。なぜいまプリゴジンは殺されたのだろう? ワグネルは軍隊だけではなくいろいろな事業をアフリカで繰り広げていて、資産も莫大にある。2カ月かけてそのすべてをロシア政府が吸収する準備が終わったからという説がある。そして見せしめのために殺された。さらに言えば、プリゴジンは数日前にアフリカと思われる場所で、反乱後初めてビデオパフォーマンスをやった。その内容は「すべての大陸でロシアをより偉大にする。アフリカをより自由にする」といったものであった。プリゴジンは、その個性的な容ぼうと、ショイグ国防相などに対して歯に衣着せぬ物言いで批判する発言で、ロシア国民に大変な人気があった。一種のカリスマ性がある人物だったのだ。その人気は、死の報道直後からワグネルの本部近くで、市民が集まりプリゴジンを追悼する花やろうそくが並んだことでもわかる。プーチンという独裁者にとって、自分以外のカリスマは不愉快であったことだろう。プーチンとプリゴジンは、一応和解をしたが、和解の条件に「目立ったことはするな」というものがあったのかも知れない。プーチンにとって、プリゴジンはもう用済みの存在だ。プリゴジンの乗った飛行機は、田舎の上空にしては、数カ所から墜落の映像が取られている。公的メディアや公的機関の報道も早かった。プーチンにとって一度反乱を起こし、それでも人気者のプリゴジンは、いま始末しておいた方がいいという判断だったのだろう。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月24日 19時01分
「おぐらが斬る!」日大は大麻がドーピングであることの自覚があったのか?
8月5日、大麻取締法などの疑いで日大アメフト部員の北畠成文容疑者(21)が逮捕された。その後の供述によると、北畠容疑者は「大麻は他の部員と一緒に吸った」「複数の部員と一緒に吸った」と語り、別の部員も大麻を所持していた可能性が浮上した。そしてアメフト部の寮に2度目の家宅捜査が入り、4人の部員が任意で事情徴収された。どうやらかなりの人数が、大麻を使用していたらしい。日大側は北畠容疑者が逮捕された後の記者会見で「この度の問題は部員1名による薬物単純所持という個人犯罪であり、個人の問題を部全体に連帯責任として負わせることは、競技に真剣に取り組んできた多くの学生の努力を無に帰することになり・・・」と、これは「1人の犯罪」であり、無関係無実の他の部員も「連帯責任」を取らないといけないというのは、教育上いかがなものかという考えで「無期限停止」処分とした活動を5日後には再開している。しかしこんどは4人が事情聴取された。今後日大はどう対応するのか?記者会見のとき日大の澤田副学長は、アメフト部の寮に大麻が「蔓延しているとは考えていない」と答えているが、今回はどうなのか?大麻や覚せい剤といった違法薬物に触れる機会というのは、そういうものが身近にある“環境”や“仲間”次第なのだ。そういう環境や仲間と付き合っていると「少し分けてあげようか」とか「このSNSで買えるよ」と、違法薬物が身近なものになってくる。いま疑われているものの一つに日大アメフト部が、違法薬物に接する環境そのものになっているのではないかということなのだ。日大アメフト部の違法ドラック疑惑は何年も前から噂になっており、今回の件で、事実解明をしっかりやり、膿を出し切って改革をするチャンスでもあったはずなのに、日大は何とか隠蔽をしようとし、逮捕された北畠成文容疑者1人を警察に差し出すことで、トカゲのしっぽ切りで済ませようとしたとしか思えない。それと大麻にせよ覚せい剤にせよ違法ドーピングでもあるのだ。今回の事件は、運動部にドーピングが蔓延していたということでもある。日大首脳部は、その自覚もないらしい。日大アメフト部の信用は地に落ちた。それどころか日本大学そのものの信用にも傷がついたことに日大は気が付いているのか。数万人いるいま就職活動中の4年生や来年就職活動をする3年生も「何か影響があるのではないか」と不安な思いだという。本当にかわいそうだ。アメフト部で違法薬物をやった部員らは悪い。同時にその膿を出し切らず、うやむやにしようとした日大首脳部の罪は重い。というかバカなのか日大首脳部。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月24日 11時45分
橋下徹氏、プリゴジン氏死亡情報に「都構想で負けても元気にやれてる」自身と比較し疑問の声相次ぐ
24日、元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿。実現しなかった「大阪都構想」を振り返った。 橋下氏は、ニュースサイト『朝日新聞デジタル』の記事を引用リポストする形で投稿。記事では、23日、ロシアの民間軍事会社ワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏が搭乗したとされる所有機が墜落したことを報道。プリゴジン氏は6月23日に反乱を宣言しており、プーチン政権から「粛清」されたのではとの見方もある。事故の詳細は不明としつつも、記事ではプリゴジン氏の死亡は確定的と伝えている。 >>橋下徹氏、マイナカード「全国民に出生時に配布すべき」主張が物議「写真は?」の指摘も<< これを受けて橋下氏は、「権力闘争で負けたとしても命までは奪われない民主国家日本はありがたい。都構想で負けても、元気にやれてるからね。」と投稿。橋下氏は、2011年に大阪都構想の実現を目的として大阪府知事を辞任、大阪市長に当選している。主に、大阪府と大阪市の行政制度を、東京都が採用している都区制度に変更するという構想が、大阪都構想と呼ばれている。 橋下氏は2015年5月にその賛否を問い、大阪市で住民投票を行うも結果は否決。同年12月には大阪市長の任期満了、政界を引退している。ロシアにおける“権力闘争”と、自身の経験を重ねた投稿と思われるが、橋下氏にとって命がけの戦いだったことを表しているようだ。 これにSNSには「比較対象がおかしい」「クーデター起こした人物と都構想を対比する意味がわからない」「都構想とロシアの権力闘争が同じ次元か? 理解出来ない」と、疑問の声が上がっていた。記事内の引用について橋下徹の公式Xアカウントよりhttps://twitter.com/hashimoto_lo
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社会 2023年08月23日 19時02分
「おぐらが斬る!」ススキノ首狩り事件 親子の仲間割れがはじまった!
札幌・ススキノで起きた首狩り事件。逮捕された田村瑠奈容疑者とその両親である修容疑者と浩子容疑者親子だが、仲間割れがはじまったようだ。逮捕された両親の弁護人が「殺人や死体損壊について、両親は一切共謀していない」とコメントを出したのだ。これがどういうことかというと、コメントを出したのが【両親の弁護人】であり、親子3人の弁護人ではないということだ。この弁護人がいうには、マスコミに母親の浩子容疑者が「娘の【犯行】を止めたかったが、止められなかった」と報道されたが、そのような事実は一切なく、修氏と浩子氏は瑠奈氏が事件を起こすとは全く想像しておらず、一切共謀していないとのこと。また両親の弁護人によると両親は「被害男性と遊びに行くと聞いていた」とのこと。では父親の修容疑者は、犯行当日に一緒にナイフやノコギリを買いにいっているが、それについては「娘は趣味でナイフを集めていた。木やベニヤ板を切るのが好きで買い与えていた」と、犯行に使われるとは思ってもいなかったということを語っている。事実、瑠奈容疑者の部屋や自宅からナイフなど刃物約20本が押収されているから、ナイフが趣味というのは本当なのだろう。親子が逮捕された罪は『死体遺棄』『死体損壊』『死体領得(死体などを支配下に置くこと)』そして『殺人』だ。もし両親が本当に「まったく娘が人を殺すとは思いもしなかった」のなら『殺人の共謀罪』はまぬがれる。共謀罪は殺人について主犯格並みに知っており、関与していたということだ。ところが「まったく知らなかった」となると、この共謀罪は成立しない。両親は共犯ではないということになる。つまり両親が何を言いたいかというと「やったのは娘1人だけだ。我々は関係ないんだ」ということ。これまで娘を溺愛していた両親は、ここに来て娘を見捨てたようだ。もし瑠奈容疑者1人がこの猟奇犯罪を考え、被害者に後ろ手錠をし、自分は返り血を浴びないためにレインコートを着て浴室で襲い、首を切り落とし、証拠が一切残らないように血を洗い流し、証拠隠滅をしたとすれば、いわば完全犯罪を狙ったことになる。それだけ瑠奈容疑者の罪は重くなる。さて、両親の弁護人に瑠奈容疑者が入っていないとすると、瑠奈容疑者は別の弁護人を立てているのだろう。すると裁判で弁護人同士が対立をすることになる。ただ両親が、この犯行についてまったく知らなかったというのは、いまのところ信じがたい。父親は被害者と面識があり、母親は被害者の生首と一カ月近く暮らしているのだ。やがて起訴され裁判になるのだろうが、そのとき両親の弁護人は「共謀していない」と主張するだろう。瑠奈容疑者の弁護人は、それが事実でないとしたら、親子の罪の擦り付け合いという裁判になるかも知れない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月23日 17時00分
玉川徹氏に「よく言った」と称賛 大阪万博巡り「税負担上がるの納得できない」とズバリ
23日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、レギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、大阪・関西万博について言及して話題となっている。 2025年4月から始まる「大阪・関西万博」だが、目玉となるパビリオンの建設の遅れが深刻になっているという。番組では、資材の高騰や人手不足によって、会場の建設費が当初の約1.5倍になり、国民の負担が増える可能性を指摘した。 玉川氏は、万博のテーマとなっている「いのち輝く未来社会のデザイン」を揚げながら、「医療がどう進んで、老化をどう克服していくのかを見せてもらえる場だと思っていた」と吐露。その上で、「今の話だと、奇抜なパビリオンで目を引くという発想が昭和だなあと思っていて、昭和でやったような万博をもう1回やるんですか?という感じに見えてきている」と不満を述べた。 >>玉川徹氏に「性犯罪の例を間違えている」指摘 DJ SODAの服装批判に「海やプールでも?」発言が物議<< また玉川氏は、この万博について「主催は国ですけど、日本維新の会が二人三脚で進めてきた。日本維新の会は税の使い方に厳しいですよね? 例えば議員を減らすとか、無駄な税金は減らすとか、予算を組み替えるとか、ずっと言ってるわけです。じゃあ、この万博はどうするんですか? 万博だけが特別なんですか?」と批判。 番組では、ANNによる万博に関する関心度調査の結果を紹介。「全く関心がない」「あまり関心がない」を合わせると現状では63%、約6割になることが判明。来場者数も現時点ではあまり期待されていないことが分かった。 ここで万博が仮に赤字になった場合、どこが補填するかを番組が万博協会の担当者に聞いたところ、「それは仮定の質問にはお答えしかねる」という回答が得られたそう。 玉川氏は「楽しみにしてる方もいらっしゃる。一方で行かない人もいっばいいる」とまとめた上で、「それで考えると、行かない人にとって税負担がどんどん上がりますという話は納得できないと思う。当初予算から増やさないでほしい。日本国民のために」と訴えていた。 ネットでは「よく言った」「胸がすく」「玉川さんがはっきり維新の名を出してくれた。玉川さんナイス」といった声が寄せられている。
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社会 2023年08月22日 19時00分
玉川徹氏に「性犯罪の例を間違えている」指摘 DJ SODAの服装批判に「海やプールでも?」発言が物議
22日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、レギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、韓国の人気女性アーティストDJ SODAの性被害について語り、話題を呼んでいる。 DJ SODAは14日に行われた大阪での野外音楽イベントのパフォーマンス中、ステージを降り、フェンス越しに観客とハイタッチをしていた時に、一部の観客から胸などを触られたと被害を告白。 イベントの主催会社は、男女3人を「不同意わいせつ罪」と「暴行罪」の疑いで刑事告発した。21日、20歳の男性2人が大阪府警に出頭した。 >>玉川徹氏、主婦に「わざわざ働かないでいる」単身者として不満漏らし物議「出産子育てをなめてる」の声も<< 一方、SNS上では、DJ SODAの服装に対して非難する書き込みがあり、物議を醸している。番組が紹介したツイートとしては「露出の多い格好で観客のところにちょうど目の前に胸が見えるのは用心が足りない」「そんな格好でいておきながら触られましたと言われても自業自得」といった声ものがあったという。 こうしたSNSへの書き込みについて、玉川氏は「ちょっとは考えてから投稿したらいいんじゃないかなと思うんです」と主張。続けて、「例えば露出が多い格好をしているから自業自得って、じゃあ海とかプールに行って露出の多い格好をしていたら触られても自業自得なんですかね?」と疑問。 司会の羽鳥慎一アナウンサーが「水着を着ているお前が悪いだろっていうことですよね」と続けると、同氏は「誰も言わないでしょ。同じじゃないですか。海だろうがプールだろうがフェスだろうが、同じことですよ、それは。そういう格好をしているからって触られたらそれは被害なんだから、そんなの当たり前のことでしょ。当たり前のことなのになんでこんなツイートとかするんですかね」と嘆き、「馬鹿じゃないのかと思うんですけど、こういう投稿」と呆れていた。 だが、同氏の私見に対してネットでは「また極論」「筋違いな話」「海やプールでは あんなに接近して来ませんよ!! 性犯罪の例を間違えている」「皆が水着になる海と、イベント会場は違う」「水着で群衆に突っ込むの?」といったツッコミが寄せられている。
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社会 2023年08月22日 18時10分
「おぐらが斬る!」なぬ⁉立民原口一博議員と参政神谷宗幣議員の反ワクチン共同演説だと!?
驚いた! 立憲民主党の原口一博氏がディープ・ステート(闇の政府・通称DS)の存在を信じていて、反ワクチンなどの陰謀論者であることは知っていた。参政党も同様にDSやら反ワクチンを主張している政党であることも知っていた。しかし立憲民主の原口氏が、参政党の副代表兼事務局長の神谷宗幣氏と、共同で街頭演説を行い、原口氏は開口一番「【親友】の神谷宗幣さんをご紹介いたします」と言ったのだ。野党第一党で民主党時代には、総務大臣、民進党時代には副代表にもなった立憲民主の大重鎮が、2022年の参院選に初当選したばかりの、しかも別の政党の神谷氏と、そんなに深い関係にあったのかと。また参政党はかなりの右派政党であり、立憲民主は共産党と手を組むなど左傾化が進んでいるのにだ。そしてこの2人を結び付けているのが、反ワクチンなどの陰謀論なのである。原口氏は街頭演説で「実は今年1月に悪性リンパ腫が見つかりました。ワクチンのせいだと思います」と明言。悪性リンパ腫は血液のがんと言われている病気だが、新型コロナワクチン接種でがん患者が増えるというのは憶測でしかない。幸い原口氏の病気は今では「寛解」しているという。さて、2人の街灯演説を聞いてみると、立民原口氏の参政党神谷氏への応援演説としか聞こえなかった。演説の途中で原口氏は「俺、参政党に入ろうかなあ」と冗談をいうほどであったのだ。原口氏と神谷氏の主張によると「今回のパンデミックは、コロナウィルスのワクチンがまず先にワクチンが完成してから、ワクチンに合わせて作られたウィルスがバラまかれた」というものであった。さらに2人が言っていたのは「ワクチンは利権」「これは生物兵器、バイオテロである。このことを防衛省にも言ったが、取り上げてもらえない」「ワクチン接種のせいでがんが増え、たくさん死んでいる」「すべてDS(闇の政府)の仕業」などなどだ。原口氏や神谷氏は「我々はデータを調べて語っている」と主張しているのだが、どうもご自身のご都合のいいデータのみをつまんで「我々は正しい」と主張しているようだ。彼らの主張は「ワクチン接種の後に超過死亡者(本来想定されている死亡者数より増えた数)が増えた。だからワクチンは打ってはいけない」と、実に単純でわかりやすい。不安になっている人は「やっぱりな」と思う。だが、超過死亡者数の原因がそんなに単純なものではないことは、皆さんご存じの通りだ。それと、確かに陰謀論や反ワクチンには一部熱狂的な支持者がいて一定の票になる。日本は民主主義国家だ。政治家がどのような主張をするのも自由である。その政治家を選ぶのは我々の1票で、彼らは選ばれて議員になっている。だから無視するわけにはいかない。それにしても立憲民主党の重鎮原口議員の言動に、立民代表の泉健太氏は、頭を抱えているのだろうな。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月22日 17時00分
ひろゆき「頭の悪さが統一教会らしい」北九州市を提訴した旧統一教会をバッサリ
22日、実業家のひろゆきこと西村博之氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿。旧統一教会に強烈な毒舌を放った。 ひろゆき氏は、『共同通信』のWEBニュースを引用リポストする形で投稿。同記事は、北九州市議会が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関与しないと宣言した件で、教団が21日、決議は名誉毀損や宗教ヘイトに当たり違法だとして市に1100万円の損害賠償を求め福岡地裁に提訴した件を伝えている。 >>ひろゆき、防衛費増額「おいらも反対派」米が“型遅れ兵器”押し付けと主張も「デマ」指摘集まる<< これにひろゆき氏は、「『やべー組織とは関わらない』と言われた時に、きちんと襟を正そうとするのではなく、訴えればなんとかなると考える頭の悪さが、統一教会らしいなぁ、、と。」と投稿。旧統一教会を“頭が悪い”とバッサリ切り捨てた。続けて、「日本社会の中で問題を起こさずに共存して行く姿勢が見えないんですよね。」と、根本的な姿勢を批判した。 旧統一教会を巡っては、2022年7月に安倍晋三元総理を銃撃した山上徹也被告が、母親の献金などで旧統一教会を恨んだことが犯行につながったと供述。高額献金や宗教2世問題、政治家との関係など、1年で様々な問題が明るみとなっている。 ひろゆき氏の投稿を受けてSNSには「全然反省していない証拠」「ただの逆ギレですよね」「これは破滅への道でしょうね」「だからカルト扱いされちゃうんだと思う」など、同調の声が寄せられている。記事内の引用についてひろゆきの公式Xアカウントよりhttps://twitter.com/hirox246
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社会 2023年08月21日 19時05分
「おぐらが斬る!」慶応高校野球部に観る髪型の自由と、学校教育の旧軍隊の影響
慶応高校野球部の長髪と活躍が話題になっている。高校運動部の髪型は、野球部に限らず平成の前半くらいまで、強豪校ほど丸刈りであったように思う。日本人の髪型が自由になったのは、明治時代になってからだ。それ以前の江戸時代は、職業によって髪型が決められていた。時代劇で泥棒が風呂敷で「ほっかむり」をするのは顔を隠すだけではなく、その身分も隠すためだ。町奉行遠山の金さんも「ほっかむり」をして悪人の所へ乗り込むのもそのためだ。明治4年(1871)に散髪脱刀令が出され「髪型を自由にしてよい」ことになった。それまで髪型を自由にしたことがない大衆は戸惑ったのではないだろうか?明治6年(1873)徴兵令が制定された。兵士の髪型は基本、元帥から二等兵まで丸刈りである。ただし外交を行う海軍の一部などは長髪が認められた。欧米では「丸刈り=囚人の髪型」というイメージであったからだ。丸刈りにするにはバリカンが必要で、バリカンの輸入によって丸刈りという新しいスタイルが誕生し、普及するようになった。明治21年(1888)には、バリカンが国産化されている。兵士を丸刈りにするのは、集団生活ではケジラミやノミが発生しやすいし、頭部をケガした場合も、ケガの場所がわかりやすいからだ。この髪型は児童・生徒・学生に浸透していく。おもしろいことにこの時代、質実剛健、男らしさ、勇猛さなどを主張する「バンカラ」と言われる学生が登場したが、彼らの髪型では長髪を良しとした。丸刈りばかりの周囲への反抗だろうか?学校教育の中に見られる軍隊の影響としては、明治期に軍服をモデルにした詰襟の学生服が誕生し、大正期にはほとんどの学校が詰襟の学生服となった。この時代に日本の男子学生や男子生徒と言えば、ほとんどが学生服に丸刈りとなったのである。ただし現在の学生服は、詰襟からブレザーに、取って代わられようしとている。学校教育への軍隊の影響といえば、運動部ではいまでも、監督と選手間や、上級生と下級生間の封建的な上下関係が残っているが、これも軍隊がルーツと言われている。また運動会でも、いまだに「休め、気をつけ、前へならえ、なおれ、右向け右!」とさらに「行進」など軍事教練と同じことが行われている。明治時代にはじまった学校教育は「良き兵隊」を作るためでもあったからその影響だろう。軍隊というものは、個性や自由よりも集団行動が必要とされるからだ。戦後、日本の教育者には左翼という「軍隊絶対反対主義者」がたくさんいたのに、これら軍隊の影響を強く受けた教育法に、強く反対してこなかったのは、少し不思議である。慶応高校野球部の活躍や髪型の自由を見ていると、日本の教育はいまだに残る軍隊の影響から、少しずつ脱しつつあるのだろうか?プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月21日 19時00分
元フジ中野美奈子アナ「恐怖を煽るような報道に…」とくダネでの原発事故報道振り返る
元フジテレビでフリーアナウンサーの中野美奈子が19日、都内で開催された環境省主催「福島、その先の環境へ。」対話フォーラムに同じく元フジテレビ・フリーアナウンサーの政井マヤと共に出席した。 >>全ての画像を見る<< 東日本大震災の原発事故で除染された除去土壌を、いかに再生利用するかを議論する目的で行われた同イベント。「メディアや環境省が取り組むべきこと」について質問を受けると、中野は「東日本大震災が発生した時に朝の情報番組に携わっていました。毎日入ってくる情報をとにかく正しく伝えないといけないので、毎日、CM中にも入ってくる数字が正しいかどうかを確認しながら情報を伝えていたのを覚えています」と話す。中野は当時、『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)にサブMCとして出演していた。 中野はまた、「放射能の話も今まで聞いたことのない言葉がたくさん入ってきました。どういう風にメディアで伝えて行くかは重要な問題。捉え方によっては恐怖を煽るような報道になってしまう」と報道の在り方に対しても持論を展開。「香川のフォーラムに足を運んだ時は、除去土壌が香川に来るかもしれないからここで開催されているのかという風に捉える人もいました」と報道された情報に対する捉え方も人それぞれであることを強調する。 「福島では若い方の話をたくさん聞くことができました。日本全国、東日本大震災に対する捉え方も場所によって違うんだなと思いました」とも述べ、放射能問題や除去土壌の問題について、子どもたちの不安の大きさも紹介。「まだ目に見えないものはすごく子どもが怖がります。得体が知れないからだと思います。個人的には環境省という場所から出ているデータを自分たちがそこに行ってきちんと拾いに行くことが大切だと思います。 今はいろんな情報が氾濫しています。そこにはいろんな情報があるんですけど、環境省というちゃんとした機関の作るデータを受け取り、安心できる情報を提供することが一番大切だと思います」と話していた。 イベントには西村明宏環境大臣、北海道大学の佐藤努教授、長崎大学の高村昇教授、東京大学の開沼博准教授も登壇した。(取材・文:名鹿祥史)
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