社会
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社会 2023年07月23日 07時00分
ホテルのプールで息止めトレーニング、男性死亡 息を長く止めすぎたか
健康維持のために、心肺機能の向上は欠かせないものだろう。海外では、驚くような方法で健康維持をしようとして、命を落とした人がいる。 イギリス・スコットランドのホテルプール内で、息止めトレーニングをしていた男性が、意識を失い病院に搬送され、のちに死亡が確認された。海外ニュースサイト『Daily Mail』『The Scottish Sun』などが7月2日までに報じた。 報道によると6月29日午後1時半ごろ、スコットランド・アーガイル地方の高級ホテルで、ウェイターとして勤務する31歳の男性が同ホテルのプールを利用したという。しばらくして、プールの利用客が、うつ伏せでプールに浮いている男性を発見。急いで発見者らが、男性をプールから引き上げた。男性の意識は回復したとみられるが、具合が悪く、すぐに救急隊が呼ばれた。 >>「求めていると思った」ホテル従業員がカードキー複製し客室に侵入、寝ている女性客を襲う<< 男性は重体で緊急を要する状態だった。病院に搬送されたが事故発生から2日後、男性の死亡が確認された。死因は公表されていないが、溺死とみられる。 スコットランド警察は、男性が死亡した経緯を公表し「男性の死に事件性はない見込み」などと各社の取材に話している。ホテル関係者の話では、亡くなった男性はプールを頻繁に利用しており、プール内で定期的に息止めトレーニングを行っていたという。男性は、息を止めるトレーニングが、心肺機能の強化につながり、健康維持になると信じていたそうだ。 捜査関係者によると、事故は息止めトレーニングを行っていた男性が、長く息を止めすぎて溺死したか、または何らかの身体的疾患が発生したとして、調べを進めているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「普通に泳いで心肺機能を強化すれば、死なずに済んだ」「運動よりも、息止めトレーニングの方がつらそうだが」「痛みなくして、得るものなし。男性の場合は、苦しいのに命を失っただけ」「これは恥ずかしい」「筋肉よりも脳を鍛えたほうがよい」「プールで息止めトレーニングは危険だ。禁止にすべき。子どもがまねしたらどうするのか」といった声が上がった。 息止めトレーニングなどの過激な運動は、常にリスクと隣合わせだ。素人判断で行えば、命を落としかねず、細心の注意が必要なのは言うまでもない。記事内の引用についてTragedy at luxury Scottish resort as hotel worker drowns 'performing breathing stunt' in spa pool(Daily Mail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-12258113/Tragedy-luxury-Scottish-resort-hotel-worker-drowns-performing-breathing-stunt-spa-pool.htmlPOOL HORROR Hotel waiter fighting for life after pool ‘breathing stunt’ goes wrong(The Scottish Sun)よりhttps://www.thescottishsun.co.uk/news/10903619/hotel-worker-dies-pool-breathing-stunt-wrong/
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社会 2023年07月22日 19時01分
「おぐらが斬る!」元人気プロ棋士橋本崇載 元妻をクワで襲って殺人未遂のなぜ
元プロ棋士の橋本崇載(たかのり)容疑者(40)が、元妻(33)の実家にクワを持って襲撃し、元妻と元妻の父親に軽いケガを負わせ住居侵入と殺人未遂で逮捕された。プロ棋士としてはA級八段というトップエリートであり、何手も先を読めるはずの男が、なぜ「詰んで」しまったのか?橋本容疑者は、元妻に対する名誉棄損でこれまでに2度逮捕されている。6月には大津地方裁判所から、懲役1年6カ月・執行猶予4年の判決を受けたばかりだった。かつて橋下容疑者はツイッターに元妻らの写真を掲載し「仕事と子供を奪い取り、絶対に許せない」と投稿したり、「僕の全てをつぶした殺人鬼」「僕を地獄に落とした」と投稿したりしていたのだ。また元妻や元妻の父親の実名、住所、画像を投稿したこともある。元妻への憎しみと執着は相当強いものがあったようだ。実は橋本容疑者は2019年に妻から離婚を求められており「対局を終えて自宅に帰ると、書置きを残して妻と生後4か月の息子が消えていた」と、手記やネットに告白している。その後、「子どもの面会」と「監護権」を家庭裁判所に求めたが認められず、2021年4月に日本将棋連盟を引退した。なぜ妻が子どもを連れて消えたのかという理由はよくわからないが、家庭裁判所が面会などを認めなかったことや、今回の事件や元妻への名誉棄損などから「推して知るべし」であろう。他にモラハラの噂がある。モラハラとは、身勝手な言動が多く、妻の言動を制限し支配しようとする特徴がある。そしてハラスメントをしている夫は、その自覚がない。橋本容疑者は自身を『実子誘拐・子どもの連れ去りの被害者』と主張していたが、少なくとも橋本容疑者の場合は「嫁さんが子どもを連れて家を出て行った」と表現したほうがよさそうだ。そして泥沼裁判を経て離婚が成立する。その後も元妻への誹謗中傷をツイッターやユーチューブで発信しつづけ、名誉棄損で2度逮捕とかなりの異常な性格であるようだ。将棋界を引退後、ユーチューバーをやっていたが、数か月前から博多でホストとして勤務。その間、自殺をほのめかすようなツイートをしている。そして今回の事件の3週間前にホストをやめ、博多から600㎞離れた滋賀で凶行に及んだ。凶行の内容は7月21日午前7時ごろ、元妻の実家に窓から侵入、元妻と元妻の父親にケガを負わせ父親が抵抗中に、元妻は4歳になる息子を連れて逃げ警察に通報。橋本容疑者は殺人未遂容疑で緊急逮捕された。橋本容疑者は、かつてバラエティ番組に出るほどの人気者で、羽生善治九段に2度勝ち藤井聡太名人とも戦ったことのある男である。そんな男でも理性で感情を抑えられなかったようだ。殺人未遂罪の法定刑は、殺人罪と同じ「死刑、無期懲役、5年以上の懲役」である。現在執行猶予中であるため、実刑であろう。子どもを連れ去った元妻を憎むあまり、一番会いたかった我が子には一生会えないかもしれない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年07月21日 18時01分
「おぐらが斬る!」全米映画俳優組合ストライキ、生成AIで俳優がいらなくなる?
16万人が加入する全米映画俳優組合のストが続いている。俳優組合の主張は、これまでテレビの再放送やDVD化されるたびに支払われてきた印税が、ネットフィリックスやアマゾンなどの動画配信ビジネスの台頭によって激減しているので、報酬の支払いに新たなルール作りを求めているのがひとつ。もうひとつは、生成AIに仕事を奪われないための保証だ。「俳優が生成AIに仕事を奪われる」と言っても、ピンと来ないかもしれない。生成AIの急速な発達で、いまや亡くなった俳優をそっくりな姿や声を、スクリーンに再生することができるのだ。わかりやすい所では「ディープフェイク」と言われる顔合成AI技術を使って、政治家や有名人のフェイク動画を作って拡散するなどが、すでに行われている。ディープフェイクは、顔の合成のみだが、いまや人間の外見をスキャンするだけで、全身の姿を再現できてしまうのだ。姿だけではない、音声もその人の声のデータがあれば再現できてしまう。この技術はもう映画などでは使われていて、いま上映中の映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の中で80歳のハリソン・フォードは、生成AIの技術で37歳の若さになったハリソン・フォードが、約25分間も出演している。ジェームズ・アール・ジョーンズは、『スターウオーズ』シリーズのダースベイダーの声を45年も演じてきたが引退し、後任は生成AIによってジョーンズの声を合成したものを使用することになった。このように生成AIは着々と映画に活用されているのだが、アメリカの俳優たちは何を主張しているのか?俳優組合の俳優たちのほとんどは、バックグランド(エキストラ)と呼ばれる下っ端俳優たちだ。いまそんな俳優たちに、1回10万円のギャラで外見をスキャンして提供するだけの仕事が出てきた。もし1度スキャンされると、自分が知らない間に、自分の容姿の「AI俳優」が知らない間に映画やテレビに出演し、自分が言ってもいないセリフをしゃべる可能性があるのだ。またスキャンされたデータは、いろいろな映画に使われるおそれもある。そこに映っているのは、すでに俳優である自分ではなくただのデジタルデータに過ぎなくなる。また生成AI俳優が跋扈してくると、映画やテレビに生きた人間の俳優はいらなくなってくるのではないかという心配も出てくる。映画監督にしても、自分が求める完璧なルックスと演技を、文句を言わず演じてくれるのだから、生きた人間を使うよりいいという人も出てくるだろう。生成AIと言えば、集英社が5月29日に、生成AIで作成したグラビアアイドルの写真集が発売され、いろいろな批判があって10日ほどで発売中止になるということがあった。そう遠くない未来、映画やテレビのスターは人間ではなく、AI俳優ばかりになるかもしれない。例え人間であっても、AIによって美顔補正された60代の俳優たちが20代を演じているかもしれない。映画や演劇はそんなものだと言えばそうなのだが・・・プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年07月21日 10時35分
ひろゆき「無能トップにする悪習そろそろ終わりに」小倉大臣を更に攻撃? 賛同の声集まる
21日、実業家のひろゆきこと西村博之氏が自身の公式Twitterに投稿。各大臣に「無能トップ」と強烈ダメ出しし話題となっている。 ひろゆき氏は、21日「2ヶ月半で2回目の離婚をし自分の家庭すら維持出来ない人が子供の未来を司る“こども家庭庁“の担当大臣。デジタル庁初代トップは経営学者、二代目はデザイナー。パソコンを触った事がないIT大臣。」と投稿。“こども家庭庁“の担当大臣とは自民党の小倉将信子ども政策担当相のこと。元妻でテレビ朝日の島本真衣アナウンサーとの離婚理由を巡り、ひろゆき氏は小倉大臣から自身のTwitterで「ひろゆきさんのような影響力のある方が、事実と異なる発信を私人を標的に行うのは、止めて頂けないでしょうか」と19日に注意を受けていた。 >>ホリエモン、ネットの誹謗中傷批判した直後ひろゆきに「バカ」本人も反論、ひろゆきが1枚上手?<< ひろゆき氏は同投稿に続けて、「経験も実績もなく結果を出せない無能をトップにする悪習は、そろそろ終わりにした方が良くないですか?」と厳しい指摘。この投稿に、Twitterユーザーからは「ぐうの音も出ない」「IT大臣がパソコン触ったことないのはやばいやろ」「子供がいない人がこども家庭庁大臣ってのも同じくらいやばいです」「意見を吸い上げて調整する役に徹するなら良いんだけど」などと、賛同の声が上がった。中には、「以前からひろゆき氏はデジタル庁に就きたくて就きたくて堪らない」という指摘も見られた。ひろゆき氏は2021年9月、デジタル庁の採用に応募し面接を受けるも不採用だったことを明かしている。記事内の引用についてひろゆきの公式Twitterよりhttps://twitter.com/hirox246小倉まさのぶ(衆議院議員)の公式Twitterよりhttps://twitter.com/masanobu_ogura
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社会 2023年07月20日 15時01分
「おぐらが斬る!」8歳の娘に食事与えず入院させ共済金詐取 遊ぶ金ほしさに我が子を虐待
共済金をだまし取る目的で、当時8歳の娘に食事を与えず入院させていた母親が逮捕された。逮捕されたのは大阪のパート従業員、縄田佳純容疑者(34)だ。警察によると、5年前の2018年以降、娘は同じような症状で40回余り入院し、入院に伴う共済金や保険金合わせておよそ570万円をだまし取っていた。娘の病名は「ケトン性低血糖症」、なんでもケトン性低血糖症は幼児期に多くみられ、過度の長時間の絶食により、けいれんや嘔吐(おうと)。頭痛などの症状が出て、最悪の場合死亡することもあるという。縄田容疑者は、娘が入院しているときでもショートメッセージで、ごはんを食べないよう指示していた。さらに娘に対して「けいさつにゆっとくわ うそつきやからもうそだてられませんって」と、言う事を聞かないと「捨てるぞ」という意味の脅迫めいたメッセージまで送っている。8歳くらいの子どもにとって、親は絶対的な寄る辺で、子どもにとってもっとも恐ろしいのは「親に捨てられる」ことだ。それは1人で生きて行けない子どもにとって、自分の死を意味することだからだ。また、縄田容疑者は、一般的な8歳児の摂取カロリーが1日1800キロカロリーなのに、入院前の娘には3日間で700キロカロリーしか与えていなかった。一方の縄田容疑者自身はだまし取った金で、交際相手を旅行に誘い、エステに通い、友人と外食を楽しんでいたことがわかっている。つまり遊ぶ金ほしさに、我が子を虐待していたのだ。さらに娘の聞き取りでは「小学2年生の頃から、ママからピンク色の変な薬を飲まされる。その薬を飲むと気持ち悪くなってゲーする」と。縄田容疑者は入院期間を延ばすために、娘に下剤を飲ませていたのだ。はらわたが煮えくり返るような母親だが、行政や病院、学校の関係者は気が付かなかったのだろうか?行政には匿名で「子どもが入退院を繰り返しているが、食事が与えられていないのでは?」とか「母親が子どもに罵声を浴びせている」という虐待を疑う通報が2件あったという。そこで市の職員が、縄田容疑者や娘に聞き取りを行った結果「見守りが必要なケース」として登録した。しかしその後も娘が入退院を繰り返していたが、それ以上の対応はしていない。学校は縄田容疑者が、「娘は難病で、検査のために入退院を繰り返している」というので、特に問題なしと判断したそうだ。娘の虐待が発覚したのは、入院時に看護師が、娘に電話をかけてきた縄田容疑者の発言を、携帯電話のスピーカーホン越しに聞いたからだ。娘は泣いていたという。縄田容疑者は「泣くなって、うっとうしいから」「泣いている理由は、ユーチューブばっかし見てたから怒られたって言いや」「食うなよ、寝とけ」などと言っていたという日本では毎年50人ほどの子どもが、親など保護者に殺されている。つまり週に1回、どこかで子どもが殺されているのだ。縄田容疑者の娘が、無事保護されてよかった。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年07月20日 12時40分
谷原章介、子どもに説教「ちゃんと食べなさい」発言が物議「無理やり食べさせるのどうか」の指摘も
谷原章介が、20日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。母親の幼児虐待事件にコメントしたことが議論を呼んでいる。 この日紹介されたニュースは、当時8歳だった娘に十分な食事を与えず低血糖症にさせ、入院で支払われる共済金をだまし取ったとして、大阪府大東市の34歳の母親が逮捕された事件。母親は娘を入院させたその当日、友人を「岩盤浴に行こう」と誘っていたことや、交際相手と旅行の計画をしていたことも分かった。 警察によると、娘は入院前の2日間で口にした食事について、「梅の駄菓子を3つしか食べていない」などと説明。入院の前には食事が一切与えられていないことも判明した。娘がお菓子やトマトなど「食べてもいいか」と了承を得ようとしても、母は全て禁じていたという。 >>『めざまし8』トラウデン直美の取材に「テレビの傲慢さが出てる」と批判 “特別に”帽子未着用で疑問の声<< 事件発覚前には「母親が子どもに罵声を浴びせている」「子どもが入退院を繰り返しているのは母親が食事を与えていないからではないか」という匿名の情報も寄せられていた。現在、娘は大阪府の「中央子ども家庭センター」で保護された後は、1日3食の食事も取り、元気だという。 この報道を受けて、6児の父親である谷原は「女の子がちゃんと保護されて本当に安心しましたし、僕は思いますけど、子どもに食べ物を与えないということは虐待を超えていると思うんですよね」と主張。 続けて、「昨日うちの子どもがあんまり食べないので、『もっとちゃんと食べなさい』と説教というか、言い合いではないですけど、話し合いをしたりしたんですけど、その逆で食べさせないということが 本当に理解ができないです」と怒りをにじませていた。 ネットでは「谷原さんのコメント素晴らしい。ほんと親はどうやって子どもにしっかり食事を取らせようと努力してるのに、食べさせない親って考えられない」と谷原の意見を評価する声が。 一方で、聞き手によってはこれが谷原のエゴと捉えた視聴者もいたようで、「無理矢理食べさせたの…? 谷原さんこわい」「食べろもいけないだろw」「谷原さんが言った、食べたくない・食べられないって言ってる子どもに怒って、無理やり食べさせるのもどうかと思う」など賛否が分かれている。
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社会 2023年07月20日 06時00分
ツアーガイド、タイで16人の中国人観光客を置き去り? 警察が出動する事態に
海外旅行に行く際、ツアーガイドを雇う人は少なくはないだろうが、海外ではそんなツアーガイドに見捨てられたと参加者が苦情を警察に入れる騒動が起きた。 タイで中国人観光客16人が、ツアーガイドに置き去りにされ警察が出動する事件に発展した。海外ニュースサイト『SAYS』と『MustShareNews』などが3月30日までに報じた。 報道によると、16人は現地のツアー会社を通して3月20日から2日間のパッケージツアーを購入したという。3月22日、旅行者らはパタヤを観光する予定だった。観光には2人のツアーガイドが同行していた。 >>旅行中にバーで大ゲンカ、小便かけられ激怒したオーナーがイスで男性を殴殺<< 当日、旅行者らは象のライフスタイルを見ることができ、象に乗ることもできるチェンマイの施設「エレファントビレッジ」を訪れた。現地で旅行者のうちの一人Aが「ツアー内容がつまらないからツアープログラムを変更してほしい。別の場所に行きたい」などと言った。要求を受け、ツアーガイドは別の場所に行くには追加料金が必要だと説明。しかしAやAに同調した他の旅行者は支払いを拒否したという。 ツアーガイドは旅行者16人全員を置き去りにして帰った。旅行者の一人が助けを求めて警察に通報。「ツアーガイドに置き去りにされ、ホテルに帰りたくても帰れない」などと説明した。通報を受けて警察が現場に到着。警察は旅行者らを保護し、無事にホテルに送り届けたという。 事件を受けて警察は捜査を開始。ツアー会社に対して処罰は与えなかったが、今回の事件について原因究明を求めた。 なおタイではここ数年、中国人観光客をターゲットにしたツアー会社の詐欺が横行しており、警察はタイへの観光への影響を考えて対応を検討中であるとのことだ。具体的にはツアーに参加した旅行者から金銭をだまし取ったり、存在しないツアーパッケージを購入させる行為が多発しているという。 今回騒動を起こしたツアー会社が過去に詐欺のような違法な行為をしていたという情報はないが、旅行者の一人は「彼らのツアーガイドのライセンスを僕たちは確認していない」「彼らの中国語はとても上手だったが、彼らは自分たちがタイ人だと言っていた。しかし中国人のような名前であった」などと話している。ライセンスについて警察から詳細な情報はないが、法に問われていないため、ツアー会社の運営に関して違法性は認められていないとみられている。 このニュースが世界に広がると海外のネットユーザーからは「いきなり置き去りにされて可哀想」「確かに困るけど警察に通報するほどのこと?」「異国の地で立ち往生したら警察に通報するしかない」「旅行者は決められたツアーに納得して参加したはず。それに文句を言い出すのは自分勝手だ」「追加料金を払わないと言ったのも問題」「ツアーの内容に満足しなかったから追加料金は払いたくなかったのだろう」「東南アジアのツアー会社はどこも対応が良くないし金をだまし取るような会社ばかり」「こういった事件が続くと観光業に影響が出そう」といった声が上がっていた。 コロナ禍が落ち着き、今後さらに世界中で観光客は増えるであろう。悪徳なツアー会社への対応の取り締まりを各国は強化する必要があるかもしれない。記事内の引用について「A trip to Thailand for 16 Chinese tourists turned into a nightmare when they were abandoned by their tour guides in Pattaya」(SAYS)よりhttps://says.com/my/news/16-tourists-abandoned-by-tour-guides-in-thailand-after-allegedly-protesting-the-itinerary「Tour Guides Allegedly Abandon 16 Tourists In Thailand, Agency Claims They Refused To Follow Itinerary」(MustShareNews)よりhttps://mustsharenews.com/guides-abandon-tourists-thailand/
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社会 2023年07月19日 22時01分
「おぐらが斬る!」ロシアはまた崩壊するか? ロシアはまた分裂するかもしれない
いつ終わるとも知れないウクライナ戦争も、いつか終わる日が来る。その後、ロシアはどうなるのだろう?プーチンはウクライナとの戦争をあきらめる様子はない。6月からはじまったウクライナ反転攻勢は、成果を出していない。ニューズウィークによると、この1カ月で支配地域を広めたのはロシア側だという。それでも欧米の戦争研究者たちは、長期的に見れば、ロシアは勝てないというのが共通認識だ。経済制裁で、原油や天然ガスは安値で買い叩かれ、経済成長の基盤である労働者は、300~400万人が海外に逃げている。親ロシアだと言われていたトルコやインドは、ロシア離れを起こしている。頼れるのは中国だけだ。その中国も、去年の9月には原油や天然ガスを「半分はルーブルで買ってやるが、半分は人民元だ」と人民元の決済を求めてきた。ロシアの中国依存は増え、おそらくいまでは取引のほとんどを人民元で決済しているようだ。ロシアとしてはこれに逆らえない。ウクライナ戦争後、ロシアは中国のゆるい支配下に入るのではという研究者もいる。ロシア連邦という国は、21の共和国と195の民族からなっている。彼らは言語も宗教も違う。だからこそ1991年にソビエト連邦が崩壊したとき、ロシア民族の支配から逃れ、15か国もの共和国が独立したのだ。さらにいまウクライナに徴兵されて戦っているロシア民族は少なく、多くが各共和国に住むイスラム教徒や少数民族が、動員され戦い戦死しているのだ。表にはあまり出てこないが、各共和国はかなりの不満を持っているという。もしロシアがウクライナ戦争に敗れた場合、キーウの『ポストロシア自由民族フォーラム』の見解では、敗戦後ロシアは41もの国に分裂する可能性があるという。さすがに41もの国に分裂なんてことはないと思うが、万が一分裂したら、イスラム教徒が多い共和国は、トルコに近づいていくに違いない。地下資源の豊富な共和国が独立したら、ロシアは大きな資金源を失うことになる。そして地下資源のある国に、中国が接近して行くだろう。中国にしてみれば、ロシアは西側の緩衝国であってくれればいいので、辺境の共和国が独立しても、民主主義国家にならなければそれでいい。来年3月にロシアの大統領選がある。プーチンの求心力は落ちているが、プーチンは当選し、このままウクライナの戦争を続けるつもりだろう。しかし長期化すればするほど、ロシア連邦の各共和国はクレムリンへの反感が強くなる。もしソ連崩壊のキッカケになった軍部のクーデターが、再び起こったらロシアはまた崩壊の可能性は大いにある。クーデターは戦争が終わる前に勃発し、それで戦争が終わりロシア再崩壊になるかも知れない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年07月19日 06時00分
長年不仲だった隣人の養鶏場のニワトリ1100羽虐殺 ライトを当てパニックに陥れる
隣人トラブルは珍しいことではないが、海外では男が隣人に卑劣な嫌がらせをし逮捕される事件が起きた。 中国・湖南省で中国人の男(年齢不明)が、不仲だった隣人男性が飼っていたニワトリを約1100羽殺害して逮捕された。海外ニュースサイト『New York Post』と『INSIDER』などが4月9日までに報じた。 報道によると2022年4月、男は隣人の家の敷地内にある木を許可なく伐採し、それ以降、男と隣人は敵対関係にあったという。隣人は養鶏場を営んでいたが、ある夜、男は隣人が保有する養鶏場の小屋に忍び込み、点滅するライトをニワトリに向けて照らした。犯行時、隣人は男の犯行に気づかなかった。ライトを照らされ、ニワトリたちはパニックに。一斉に逃げようとして小屋の隅に群がり、互いを押しつぶしたそうだ。結果、約500羽のニワトリが死亡。男は逮捕され、隣人に対して3000元(約5万8645円)を支払うように命じられ男は支払った。なお、ニワトリは音や光に敏感で、パニックになることがあるそうだ。 >>くぎ入りソーセージを放置した男が逮捕 散歩中の犬が食べてしまい病院に<< しかし男は支払いを命じられたことに腹を立て、再び鶏を殺す計画を実行。最初の事件から経過した期間は明かされていないが、男は再び隣人の養鶏場の小屋に忍び込み、点滅するライトをニワトリに当て、パニックにして約640羽を殺害した。2件の虐殺で、ニワトリは約1100羽死亡したという。なお、男がなぜライトを当てるとニワトリがパニックになると知っていたのかは不明で、隣人の養鶏場に元々いたニワトリの数は明かされていない。 事件を受け、当局は約1100羽のニワトリに約1万3840元(約27万円)の価値があると推定し、男は隣人の財産を損害させたとして4月4日に逮捕された。同時に男には執行猶予1年、懲役6カ月の判決が言い渡されている。当局によると、男は自分の犯行に対して反省の意を示しているという。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「男は最低。ニワトリに罪はない」「明らかに動物虐待。もっと重い罰が下されてもいい」「ニワトリが残酷に死ぬ様子を見ていた男は狂っている」「私の祖父母は養鶏場を営んでいたけど、ニワトリは怖がるとパニックになって互いの上に乗って積み重なる習性がある。怖がらせることは非常に危険」「そもそもなぜ男は他人の家の木を勝手に伐採しようと思ったのか」といった声が上がっていた。 ニワトリは明らかにとばっちりを受けたといえよう。なんの責任もないニワトリが殺されたことはまさに悲劇だ。記事内の引用について「Man jailed for scaring neighbor’s chickens to death」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2023/04/09/china-man-jailed-for-scaring-neighbors-chickens-to-death/「Chinese man jailed for scaring 1,100 chickens to death amid a feud with his neighbor, report says」(INSIDER)よりhttps://www.insider.com/china-neighbor-scared-1100-chickens-to-death-over-feud-report-2023-4
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社会 2023年07月18日 12時00分
橋下徹、都知事選出馬の可能性を否定「東京では全く受け入れられない」
元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が15日、都内で開催された前明石市長・泉房穂氏の著書「政治はケンカだ!明石市長の12年」(講談社)の出版記念トークライブに泉氏と共に出席した。 >>全ての画像を見る<< 2人は同イベントの直前に、橋下氏と松井一郎前大阪市長が設立したコンサルタント会社を巡って、Twitterで舌戦を繰り広げたばかり。イベント前に橋下氏が当日のイベント打ち合わせをキャンセルし、楽屋も分けられるなど、ぴりぴりムードが漂う中で開催された。トークの最中、橋下氏は政界復帰や東京都知事選への出馬の可能性について聞かれる一幕もあったが、両方を全否定。政界復帰については「ないですね」と即答し、「メディアに色々言われるの嫌ですもん。そこまで我慢してやることじゃないと思います」とその理由を述べる。 橋下氏は「政治というのは、時代が人物を求めてくるもんなんです。僕はあの時代だからこそ、大阪で求められたんです。今は吉村(洋文)知事のような包摂的なやり方の政治家が求められていると思います。時代から求められてやるものであって、自分から『やりたい、やりたい』っていう政治家の人は違うと思います」と持論を述べる。 都知事選出馬に関しても、「東京では全く受け入れられないと思います。出稼ぎで来ているだけなので、今日もとっとと帰りたい気持ちなんです」と興味がない様子。これに泉氏は「人生ですから、その人が決めること。ただ(橋下氏の)突破力はすごいですよ。一定の方は新たな展開を期待していると思います」と橋下氏の政界復帰には賛成の意見であるとのこと。 また、故・安倍晋三元首相と岸田文雄首相のカラーの違いが議題に挙がると、橋下氏は「まず、政策の中身はいろんな意見が(周囲から)出るんです。100パーセント完璧な政治はないです。みんな問題点ばかり挙げますけど、完璧はない。政策の中身よりも動くところが大事」と前置きをした上で、「安倍さんは波を起こす政治、岸田さんは波に乗る政治。安倍さんのやり方でやっていたら国民は疲れていたと思います。安倍さん型と岸田さん型が両輪になって、いろんなことが実現していくんだと思います」と自身の見解を話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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44歳男、AirTagで車泥棒を家族と追跡 警察到着前に泥棒を射殺、罪に問われない可能性も
2023年04月23日 06時00分
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空手部の生徒が先生を滅多打ち!一体、何があったのか?【衝撃の未成年犯罪事件簿】
2023年04月22日 19時00分
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岸田首相に爆発物、過去の首相に発砲や刃物での襲撃未遂事件も
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ひろゆき、岸田首相襲撃に「社会を良くしたい人が空回りする時代」背景を分析し物議
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旅行中、誘拐を演出し交際相手にプロポーズ TikTok動画が拡散され物議に
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40歳男、2年前の交通事故裁判を恨み70代女性宅に嫌がらせして逮捕
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玉川徹氏「当選見込みない人も名簿が手に入る」選挙での個人情報扱い問題視 「民主主義の否定」指摘も
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社会
ひろゆき、野党批判「無責任な事を言い続けるだけで生涯議員」国民民主・玉木代表の発言に同調?
2023年04月20日 11時15分
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社会
中学校教師の女、教室で生徒同士のケンカを煽り逮捕 女は近くで観戦、叫ばないなどのルールも
2023年04月20日 06時00分
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社会
広島在住61歳男、島根のスーパーで下半身露出し女性に見せつけ逮捕
2023年04月19日 23時00分
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社会
「おぐらが斬る!」寿司ペロ、コンビニ強盗配信に見る承認欲求と自己顕示欲
2023年04月19日 23時00分
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社会
24歳女、女性警察官の肩に噛みつき出血させ逮捕「酔って覚えていない」と供述
2023年04月19日 22時00分
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社会
金子元議員、麻生太郎氏の「戦える自衛隊に」発言の背景に「信頼されていない」指摘
2023年04月19日 21時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分