社会
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社会 2023年08月10日 19時35分
「おぐらが斬る!」ウクライナ戦争 ドローンが戦い方を変えた
昨年2022年2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻してきたとき、戦車や歩兵といった何とも20世紀型の戦争をやっているなと思ったものだ。当初数ロシアの攻撃からウクライナを守ったのは、米国製の対戦車ミサイル『ジャベリン』などの携帯型ハイテク兵器たちだ。それが少しずつドローン(無人機)が活躍しはじめ、ついにはウクライナ軍が無人艇、つまり海上ドローンでの攻撃まで試みるようになった。まだウクライナの正規軍のものかどうかわかっていないが、モスクワで再三繰り返されているテロ攻撃もドローンだ。ロシア侵攻前には、ドローンがこれほど使えるとは、ほとんどの人は考えていなかっただろう。いまや戦場でドローンは欠かせないものになっている。それがいまや海上でも使われるようになった。ウクライナ戦争でドローンが戦争の姿を変えたのだ。そもそもなぜドローン兵器が開発されたかというと、戦場で兵士の犠牲を少なくするためだ。民主主義国家の場合、兵の犠牲者が増えると世論が戦争反対に動く。これを防ぐためだという。それに安く作れる。安価な自爆型ドローンが戦車を破壊してしまうのだ。今年の3月末、ウクライナは世界初の「ドローン専門部隊」を結成すると発表。約720億円をドローンの調達にあてる計画で、兵員の損失を抑え、数で圧倒するロシアに対抗する予定であるという。さらに、ロシアのドローン攻撃をドローンで防ぐ技術を開発中で、これは官民協力して行っており、6月には新たなドローンを発表した3つのチームに、合計4億2000万円を贈呈したと発表。ウクライナはいま、国産の軍事ドローンを量産しようとしている。この官民一体の開発プロジェクトの中心人物は、民間出身のフェドロ副首相兼デジタル大臣である。フェドロ副首相は弱冠32歳だ。この人物は有能で、どこかの国のデジタル大臣とはちょっと違うらしい。フェドロ氏はウクライナ史上最年少の閣僚で、侵攻後は「ドローン調達計画」を監督。いわゆる「技術オタク」のような人なども集め。多くの中小企業を参入させ、作業場所を分散することで、ミサイル攻撃を受けても大規模な被害を受けないようにしているという。いまウクライナ軍もロシア軍も、まず上空にいるドローンを叩かないと、前に進めないほどドローンは重要な兵器になった。いまやドローンは偵察や攻撃だけでなく、上空から傷ついた兵士を探し出し、水や薬を落とすといった人命救助にまで使われている。またドローンが戦争などに非常に有効であるとわかったいま、世界中のテロリストがドローンを使ってテロ行為を行うようになるに違いない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月10日 17時00分
元議員・杉村太蔵、海外研修を岸田総理に止められた 炎上の仏研修日程は「こんなもん」ミヤネ屋で発言
10日、『ミヤネ屋』(日本テレビ系)に元衆議院議員でタレント・実業家の杉村太蔵が出演。自民党の女性局の「フランス研修」問題にコメントした。 松川るい参院議員や今井絵理子参院議員ら38人の自民党女性局員が、7月下旬から3泊5日で「フランス研修」として訪仏。その際、エッフェル塔をまねたポーズの写真をSNSに投稿するなどし「観光旅行だ」と批判が続いている。 今回番組では、8日発売の『FLASH』(光文社)が報道した「フランス研修」の日程、純粋な研修時間はたったの6時間だったことなどを取り上げた。更に、松川るい議員(大阪府選挙区)の参院選挙区支部長更迭を、身内である自民党枚方市支部が申し入れたことも伝えた。 >>『ミヤネ屋』自民党女性議員のフランス研修を杉山愛が擁護?「そんなフォローいらない」ネットで不快感<< この報道のコメンテーターとして「お騒がせ議員と言えば私ですから」と、登場した杉村。番組MC宮根誠司から、研修で海外に行ったことがないのか問われた杉村は「海外行ったことないんですよ。行きたいって言ったんです。僕が当選したとき、厚生労働委員会だったんですけど、最初の上司は岸田さん(岸田文雄総理)で、いろいろ相談したんですけど、まずはしっかり国内の情勢を見た方が良いと。10年ぐらい(議員を)やってから、もし海外のこと勉強したかったら(海外研修を認める)と、ぐうの音も出ないご指摘をいただきまして…」と、議員当時のエピソードを明かした。 松川議員も、今井議員も2016年に初当選、10年には満たないようだ。問題の研修内容について聞かれた杉村は、研修の時間割に疑問はなく「こんなもんかな」と答えた。行ってみて視察が増える可能性もあり、国会議員の研修としては、時間というよりもその後の成果が問われると付け加えた。 この発言に、ネットでは「俺も遊びに行きたかったけどいけなかった、てコト?」「小泉チルドレンのタイゾウも今なら大炎上してたろ」「たいぞーは堂々と議員報酬でスポーツカー買うとか言ってボロクソに叩かれたし ぶっちゃけあれと変わらんよな」と、杉村の議員当時を思い出す声が上がっていた。 杉村は2005年に、“小泉チルドレン”として初当選。直後に「料亭に行きたい」「BMWに乗りたい」などの失言で炎上、謝罪会見を開いている。次の総選挙には出馬せず、2010年に自民党を離党、参院選にたちあがれ日本から比例代表で出馬したが落選し、以降はテレビ出演や経営者として活躍している。 当時の杉村のように、松川議員らが岸田総理から「研修はまだ早い」と却下されていれば、今回の問題は起きなかったかもしれない。
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社会 2023年08月09日 19時10分
「おぐらが斬る!」日大違法薬物会見があまりにひどすぎて
日大アメフト部で、違法薬物所持の部員が逮捕され、林真理子理事長、酒井健夫学長、澤田康宏副学長が会見を行った。正直、あまりにひどい会見であった。それぞれの発言がただの「言い訳」にしか聞こえなかったのだ。驚いたのは、澤田副学長が元検事で、「パケ」「ブツ」など専門用語を多用していながら、違法薬物“らしきもの”を発見し、澤田副学長自ら預かり日大本部に保管していたというのだ。ちなみにブツは「押収物」、パケは「覚醒剤などを小分けにした袋」を意味する専門用語だ。澤田副学長は「これが違法薬物かどうかわからない」としながらも約2週間預かりっぱなし。「自首させようと思った」とも言っているが、それなら一緒に警察に連れていけばいいだけのこと。何も2週間待つことはない。結果、容疑者の部員は自首せず、手錠を掛けられてパトカーに乗せられる場面を全国のニュースでさらされることになった。しかも報道によると、警察の捜査がアメフト部の寮に入ったとき、北畠容疑者は自ら薬物を差し出したという。ということは、澤田副学長は、いったん預かっていた薬物を捜査直前に返したことになる。「大学は捜査機関ではなく教育機関」とも澤田副学長は言っていたが、これは教育者のすることだろうか? これはやはり隠蔽が疑われても仕方がない。約2週間もの間警察に知らせなかったのは「7月は前期が終わる時期で、最後の授業や試験があり、学業優先で調査を続けていたので」「教育的配慮のため」警察に薬物鑑定を出すことができなかったということだが、これも言い訳にしか聞こえない。また、8日の会見あとに緊急保護者会が開かれ、昨年11月下旬に「7月頃に大麻を吸った」と自己申告してきたアメフト部員がいたという。日大は「警察に相談した」というが、それは薬物の部署に相談したのではなく、単に日大OBの警察官に相談し、口頭の厳重注意ですませ、その部員はすでに卒業したという。これで今回逮捕された容疑者と、大麻を吸ったと自己申告してきた部員の2名が違法薬物に手を染めていたことになる。林真理子理事長もひどかった。「隠蔽と言われることは非常に遺憾」だの「私がお飾りの理事長であるという報道がなされているようだが、そのような評価を私はとても残念」などと冒頭に言ったのだが、この会見はアメフト部員に違法薬物の逮捕者が出ての謝罪会見であり、報道に対する反論をするための場ではないのだ。他にもツッコミどころ満載の会見であった。今回の会見で5年前、日大アメフト部は「危険タックル」問題をめぐって、言い訳と後手後手の対応を続け、社会問題にまで大炎上してしまったことを思いだす。改革のために林真理子氏が理事長になって1年だが、今回の会見で日大はあまり変わっていないという印象を付けてしまったようだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月09日 10時30分
前澤友作氏「宇宙なう」写真の合成疑惑に言及?「切り取り下手すぎ」指摘相次ぐ
9日、実業家の前澤友作氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿、物議を醸している。 前澤氏は、一般ユーザーのXアカウント投稿を引用リポストする形で「みんな、これどう思う?」と呼びかけ。ユーザーは「#NASAの嘘」と本文につけ、前澤氏が宇宙船内で投稿したと見られる写真と、それを加工し、前澤氏が背景合成用のグリーンバックの前で写真を撮っているような画像を投稿している。前澤氏の宇宙写真が、合成だったと指摘する意図があるようだ。 >>前澤氏、シングルマザー限定マッチングアプリ発表で物議「男性像考えると怖い」指摘集まる<< 前澤氏の元投稿は2021年12月、自身の公式Xアカウント、公式インスタグラムアカウントに投稿された写真。「宇宙なう」として、宇宙船内であぐらを組んで浮かんでいる前澤氏が写っている。通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者で資産家としても知られる前澤氏は同月8日、日本の民間人として初めて、ロシアの宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)へと出発、滞在し、20日に地球に帰還した。その費用は、2人分で100億円とも言われていた。 同画像は、前澤氏が「言ってみたかったやつ笑。↑これが宇宙からの初ツイートです!」として同アカウントに投稿し、話題となっていた。前述の一般アカウントは、この写真を加工しているようだが、まさかの本人が反応。前澤氏の今回の投稿には「右のグリーンバックは切り取り下手すぎ(笑)」「前澤さんは許して貰えるという発想のかまってちゃん!」「反射板あるのに関係無い方向に影が出てたり光が当ってなかったり、雑なコラですなw」など、ユーザーの合成写真の雑さを指摘する声がSNSに相次いだ。 前澤氏は2022年12月、今年予定する宇宙船「スターシップ」での約1週間の月周回旅行メンバーを発表。同行者は、韓国の男性音楽グループBIGBANGのT.O.P(チェ・スンヒョン)や、欧米の写真家、インドの俳優など22~45歳の8人だという。宇宙船は、X社オーナーでも知られるイーロン・マスク氏率いる米スペースX社が開発中だ。 同月周回旅行の具体的日程はまだ明らかにされていないが、また話題を集めそうだ。記事内の引用について前澤友作の公式Xアカウントよりhttps://twitter.com/yousuck2020
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社会 2023年08月08日 19時01分
「おぐらが斬る!」自民党スキャンダル続々 岸田政権の足を引っ張る自民党議員たち
8月4日、東京地検に収賄の疑いで強制捜査を受けた秋本真利(まさとし)議員47歳。問題となっているのは秋本議員が推進してきた「脱原発」を掲げる洋上風力発電事業の収賄容疑だ。秋本議員はその事業に参入を目指す会社から、約3000万円もの資金提供を受けていた疑いが持たれている。これまで何度も起こっている『政治と金をめぐる疑惑』と言うヤツだ。秋本議員は自民党で一二を争うほどの「再生可能エネルギー通」と言われてきた。2017年には国土交通省の政務官に就任。2017年には洋上風力発電の普及拡大に力を注ぎ、「再エネ海域利用法」成立に一役買った。突如浮上した収賄疑惑は風力発電大手の『日本風力開発』から3000万円の資金提供を受け取り、そのうち1000万円は議員会館で直接現金で受け取ったとみられている。資金提供をしていたとされる『日本風力開発』は、政府が2020~2021年にかけて入札を実施した洋上発電事業の参入を目指していたが落選。その後、秋本議員への金の受け渡しがはじまったらしい。洋上風力発電は巨額のお金が動くビジネスである。秋本議員は国会で選定基準の見直しを求め『日本風力開発』を有利に導こうとしたと見られている。秋本議員は、昨年8月に外務政務官に就任したが、この問題で今年8月4日に辞任。8月5日に自民党を離党した。この辞任と離党は「実はやっていました」ということなのだろう。さてこの時期の収賄騒ぎに頭を痛めているのは岸田内閣だ。マイナカードの迷走。岸田総理の長男翔太郎氏が首相公邸でバカ騒ぎをして、総理秘書官を辞めることになった問題。サラリーマン増税問題。木原官房副長官の妻が、元夫の死に関係しているのではという疑いと、木原氏が捜査に圧力をかけたのではないかという週刊誌の報道。自民党女性局が実施したフランス研修でのおふざけ写真問題。それに加えてこの秋本議員の汚職問題である。立て続けのスキャンダルで、岸田内閣の支持率は低迷中なのだ。秋に解散総選挙どころか年内解散も打てないのではないだろうか。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月08日 10時55分
ひろゆき「電車内を常時録画した方が良い」に賛否 「悪用されるリスク」指摘する声も
8日、実業家のひろゆきこと西村博之氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿。公共機関の監視カメラに疑問を呈し、ネットで議論となっている。 ひろゆき氏は同日、「電車やバスや飛行機は、盗難や痴漢や暴力事件が減るので車内を常時録画してくれた方が良いと思ってるおいらです。」という私見を投稿。続けて、「反対する人は、人に見られたらまずい事でもしてるの?」と綴った。 >>ひろゆき「何もやらない人が政治家になって税金で食ってる」米山隆一議員に指摘し反響<< これにSNSでは「賛成。むしろ冤罪の防止にもなるし痴漢や盗難する卑劣な人間許せないので付けて欲しい」「広告流してないで車内のカメラ映像流して欲しい 暇な人がみんな監視してくれる」「昔は、ひとりひとりの心の中に自分を監視するカメラを持っている人がいっぱいいました。今そういう人が減ってるから、必要ですね」と賛成意見が集まり、中には「『監視社会』とか抜かしてカメラ設置に反対する奴は犯罪者。」「やましいことがある人に限って声高に反対する」と、反対する人の意図を推測する声もあった。 一方、「監視を強化すると回り回って権力者の権力強化になる気もします。個人的にはあまり気が進みません。」「日本の法律案件変えないとマータデメリットとか色々生まれるわけよ」「その映像が漏洩したり悪用されたりしたときのリスクが怖いというのはあるかな。ストーカーに悪用されるなんてことも出てくるだろうし。」「実際に事件が起きる場面は満員の場面が多くなる事が予想できるから効果は薄いと思う。」「監視されてたら、プライベートもないし、精神的に圧迫される。」といった、反対意見も散見された。 プライバシー侵害、「監視社会」となる危惧などから反対する意見もあったが、防犯意識からも監視カメラは必要だという意識が強まってきた昨今。ひろゆき氏の提案が実現されることはあるだろうか。記事内の引用についてひろゆきの公式Xアカウントよりhttps://twitter.com/hirox246
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社会 2023年08月07日 19時01分
「おぐらが斬る!」日大アメフト部薬物汚染 大学は知っていた? 隠蔽体質は変わらず?
日大アメフト部薬物汚染問題、どうも数年前からこの問題はあったらしい。それが表に出てきたのは去年の春から「日大アメフト部の屋上で大麻を使っているのではないか」という告発文が、保護者から複数警察に寄せられていた。警察としては、家宅捜索を行うほどの証拠はなかったが、日大側に『こういう告発文がある』ということは伝えていたという。実は日大は2020年にも大麻問題が起こっている。このときはアメフト部ではなくラグビー部であった。この年にはラグビー部の元ヘッドコーチが暴行を繰り返していたことが発覚している。日大アメフト部が悪質タックルで問題になったのは、5年前2018年5月のことだ。もしかしたらその頃からすでに、大麻を使用する選手がいたのかもしれない。情報誌の『FLASH』によると「9年前から寮の屋上で大麻を吸う選手」がいたという報道もある。とすると、今回の事件でようやく表ざたになったということか。昨年12月、複数の告発文をうけて警視庁がアメフト部の学生を中心に『薬物乱用防止教室』を開いていたというから、警察はもちろん大学側も証拠がなかっただけで「知っていた」ということだろう。7月上旬にまた、保護者から「アメフト部の学生が寮で大麻を吸っている」という情報があり、7月6日に大学側が、調査をしたところ、大麻と覚せい剤の錠剤が発見された。だがこのことは林真理子理事長に知らされていなかったようだ。去年の10月に保護者から、「大麻を使用している部員がいるので調査してほしい」と言われながら、今年7月になるまで簡単な聞き取り調査くらいしかしていない。調査ができない・したくない理由があったのだろうか?しかも調査の後、なぜか日大は12日間も警察に報告をしていない。『日刊スポーツ』によると、この12日間中に大学側は、寮生全員に尿検査と、部員に対して1人数時間に及ぶ聞き取り調査も行ったという情報も出てきた。大麻の代謝物が尿から抜けるまで2~3日。覚醒剤は10~12日くらいだ。当然誰もが大学側の「証拠隠滅」「犯人隠避」を疑う。少なくとも大学側は、2週間もの間、違法薬物を所持していたとすれば、これだけで犯罪になるはずだ。どうも日大は5年前の悪質タックルや、前理事長の脱税事件の頃から、隠蔽体質のままであるようだ。今回、逮捕された部員は1名だけだ。もし複数人の使用が証明されると廃部もあり得る。8月8日に日大の林理事長と酒井学長が会見するというが、何を語るのか注目したい。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月07日 19時00分
玉川徹氏、マイナカード問題「ETCカード」と比べ物議「問題のすり替え」指摘も
7日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、レギュラーコメンテーターの玉川徹氏が、マイナンバーカード問題について言及して話題となっている。 4日、岸田文雄首相が、トラブルが相次いでいるマイナンバーカードの対応を巡って会見を開き、来年の秋の健康保険証の廃止について、延期を含めた対応を取る考えを示した。 マイナカードと保険証を一体化した「マイナ保険証」については、別人の保険証情報が誤ってひもづけされたケースが7000件以上起きており、中には受診履歴を閲覧される事態も起きているという。 >>玉川徹氏、ビッグモーター不正問題「利用者は等級が下がるだけ」に疑問「保険料が上がる」の指摘も<< 首相は、マイナンバーカードと一体化した保険証を持っていない人全てに、保険証とほぼ変わらない「資格確認書」を発行することなどで、国民の不安払拭に努める考えを示した。ただ、この確認書を毎年発行すると241億円かかるという。 番組ではオープニングから、この話題について議論が交わされていた。玉川氏はまず「資格確認書」について、「いろいろ税金の無駄遣いを取材してきましたけど、税金を使うのはそれなりに意味があったりするんですよ。だけど、これに関してはほぼ100パー、無駄使いだと思いますよ」とバッサリ。 さらに、マイナ保険証の移行について「同じ政府がやってる、高速のETCカードってあるじゃないですか」と切り出すと、「2001年の導入から20年ぐらい経って初めて(高速の)係員を廃止するのをいつぐらいにしましょうかという話が出ている」と言及。 また、同氏は「(実際に)全国で係員が廃止になるのが2030年ぐらい。なぜならカードを持たない需要もあるからね」「係員がいなくなったとしても、料金精算機は置くと言ってるんですよ」と訴え、今回の件について「それに比べて本格導入からわずか3年ぐらいで廃止しようというのが、いかに極端に短いか。何をそんなに急いでやってるんだ」と批判していた。 これに対して、ネットでは「一緒にするな」「ETCカードとは前提条件がだいぶ違う気がする」「ETCとの比較は問題のすり替え」といった声が寄せられていた。
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社会 2023年08月07日 17時00分
『ミヤネ屋』予定変更で「ジャニーズ性加害」取り扱わず批判「最低!」「逃げやがった」の声
7日に放送された『ミヤネ屋』(日本テレビ系)の、放送内容が物議を醸している。 この日同番組では、台風6号を巡る気象庁と国土交通省の記者会見や、プロフィギュアスケーター・羽生結弦の電撃結婚、日本大学アメフト部員の違法薬物事件などが取り上げられた。 問題となったのは番組最終盤、「一部内容を変更」して放送したとテロップで知らされたのだ。この日、同番組のテレビ欄に記載されていたのは「▽台風6号…気象庁が緊急会見▽関東ではゲリラ雷雨も▽羽生結弦が電撃結婚…世界中から祝福の声▽ジャニーズ性加害問題」という内容だった。 >>宮根誠司、『ミヤネ屋』で離婚触れず「逃げやがった卑怯もん」落胆集まる中、納得の声も<< これを受けネットには、「ミヤネ屋、ジャニーズ事務所問題やるってなってて最後の最後で『一部内容変更』でた 最低!」「テレビ欄に書いてあったのにやらなかった。ジャニーズ」「天気予報引き延ばした時点でジャニーズやる気ないのは分かってたけど、ホントにやらないとは思わなかった」「羽生結弦の事よりジャニー性加害の事やるべきでは?」「テレビ番組概要を変更してまでやらない日テレ」「最後に内容変更テロw」「ミヤネ屋逃げやがった」などの指摘が相次いだ。 ジャニーズ喜多川氏の性加害問題については、国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会の専門家2人が聞き取り調査のため7月末に来日、4日に記者会見を行っていた。会見では、ジャニーズ事務所のことだけではなく、日本の芸能界や社会全体の人権意識の問題点にも言及された。 番組では、この会見を受けた報道がある予定だったようだが、急遽予定変更とのこと。台風被害の心配や、羽生の結婚など、予定外のニュースが増えた影響だろうか。中には「忖度」ととらえてしまった視聴者もいるようだ。
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社会 2023年08月07日 11時10分
ひろゆき、イーロン氏投稿に「2chで実際やってた」発言で物議「辛い思いした人大勢いた」スマイリーも指摘
6日、実業家のひろゆきこと西村博之氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿。Xを運営する米実業家イーロン・マスクの投稿に賛同した。 ひろゆき氏は、マスク氏の投稿を引用リポスト。マスク氏は、Xの投稿や「いいね!」で雇用主から差別を受けた場合、訴訟費用をX社が負担すると投稿。費用に制限は設けないとしていた。 >>ひろゆき、YouTube“投げ銭”がフランス1位!「何もしなくても収益が増える」2ちゃんねる訴訟秘話も明かす<< これを受けてひろゆき氏は「経営者に対する牽制として面白い動き。ユーザーはプラットフォームに対して安心感を持つ。」と評価し、「おいらが2chで実際にやってた事ですが、、、」と続けた。 ひろゆき氏は1999年に匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設。2009年、サイト管理者と名義がひろゆき氏からシンガポールのパケットモンスター社に移転、2014年には運営を協力していたジム・ワトキンス氏とロン氏に2ch.netの管理権を剝奪される。同サイトは2017年に「5ちゃんねる」に名称変更している。 ひろゆき氏は2014年、代替掲示板「2ch.sc」を開設。2015年パリに移住、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」を買収し、管理人に就任。また、「2ちゃんねる」上に書き込まれたネット中傷の削除依頼を拒否したことにより多数の訴訟に敗訴、総額30億円を超えるといわれる損害賠償を請求されている。 ひろゆき氏の投稿を受けSNSには、「この視点は面白いな」「トップが余裕のある有能だと利用者も安心ですね」「社会的に正義か悪かはわからないけれど、2chでひろゆきがやったことの中では一番偉大だったと思う。」など、好意的な反応も寄せられたが、「金を払わねぇから2chで悪事をした連中が反省しないんだろうが。」「2chで30億もの賠償金を踏み倒した男の有り難いお言葉」「過去の悪行を知らん世代も増えて来たんだから黙っておけばいいのに」など、厳しい声も上がっている。 これに、誹謗中傷に苦しんできた芸人のスマイリーキクチも反応。同投稿を引用リポストし「2ちゃんねるで誹謗中傷の被害に遭ったとき、削除依頼しても管理者から『事実無根を証明しなければ削除には応じない』の一点張りで、削除してもらえませんでした。」と、所属する事務所からひろゆき氏宛てに送ったと思われる書面画像もあわせて投稿。書面には、スマイリーに対する誹謗中傷投稿の削除願いが書かれている。スマイリーは「実際僕よりもっと辛い思いをした人が大勢いたのも事実。」とも綴っていた。 マスク氏の方針に共感したひろゆき氏だが、この発言に疑問を持つユーザーも多いようだ。記事内の引用についてひろゆきの公式Xアカウントよりhttps://twitter.com/hirox246スマイリーキクチの公式Xアカウントよりhttps://twitter.com/smiley_kikuchi
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