社会
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社会 2023年05月30日 06時00分
養子に出された女性が実の父と再会、実父から性的暴行を受ける 実父は逮捕
自分のルーツを知る上でも、実の親を知りたいと思う人は少なくないだろう。海外では、実の親との再会が、人生最悪の経験になってしまった人がいる。 アメリカ・フロリダ州のホテルで、意識混濁の状態の女性に性的暴行を加えたとして、警察が父親の男を逮捕した。海外ニュースサイト『Law and Crime』『iHeart』などが5月9日までに報じた。 報道によると2021年8月9日、実の父親に会うために女性がフロリダ州を訪れた。女性は幼児期に養子に出されており、育ての親の下で育った。成人してから、女性は生みの親探しを始めて、SNS上で実の父親を探し当てたそうだ。女性は父親と連絡を取り、実際に会いにいくことにしたそうだ。 >>病院のウォーターサーバーに放尿、清掃員の男を逮捕 水を飲んだ女性が性感染症に<< 父親(以下A)は53歳だった。なお女性の年齢、居住場所などは非公開となっている。同日、女性は無事に男と再会。バーでお酒を飲むなど、1日一緒に過ごしたという。夜になりAは、女性の宿泊するホテルの部屋まで、女性を送り届けたそうだ。そこでさらに、2人はお酒を飲んだ。このとき、LSDも摂取。LSDは女性合意の下、2人で摂取したそうだ。LSDは強い幻覚作用をもたらす薬物で、使用、所持が法的に規制されている。 薬物摂取後、意識がもうろうとするなか、女性はAから性的暴行を受けた。抵抗できない状態だったという。薬の作用が弱まったころ、女性はトイレに逃げ込み、交際中の男性に電話で「レイプされた」などと報告。彼氏が警察に通報した。すぐに警察が駆け付けるも、Aは逃走した後で姿はなかったという。 事件発生から2年ほど経過した2023年5月1日、起訴できるだけの証拠がそろったようで、警察が性的暴行、違法薬物所持などの疑いでAを逮捕した。Aは「私と彼女の間で起こった出来事は犯罪ではない」などと容疑を否認しているという。近日中にAの裁判が開かれる予定だ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「逮捕まで2年?何かおかしい」「不思議な親子関係。再会した父親と、お酒を飲んで薬もやる娘」「飲酒と薬はOKだが、セックスは合意していないという意味か」「実の娘に手を出そうとする時点でアウトだと思う」「実際、実の娘とは、そういう気になれない」「警戒心なさすぎ。初めて会う男には気を付けないと」「DNA鑑定はした? 実の父親のフリをした犯罪者かもしれないぞ」といった声が上がった。 実の父親といえども、初めて会う男性だ。力で劣る女性は、二人きりにならないなど用心するに越したことはないだろう。記事内の引用についてMan drugged and raped his biological daughter during first meet since her adoption: Police(Law and Crime)よりhttps://lawandcrime.com/crime/man-drugged-and-raped-his-biological-daughter-during-first-meet-since-her-adoption-police/Woman Raped By Father She Just Met(iHeart)よりhttps://www.iheart.com/content/2023-05-09-woman-raped-by-father-she-just-met/
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社会 2023年05月29日 23時00分
20代男、一時預かりの猫に暴行し死なせて書類送検「言うこと聞かなくてイライラ」と話す
沖縄県うるま市で、一時的に預かっていた保護猫を殴って死なせたとして、20代ホテル勤務の男が書類送検された。 警察によると、男は2022年2月、自宅で預かり飼育をしていた生後3か月~4か月の保護猫オス2匹に、素手で殴るなどの暴行を加えた。そのうち1匹は内臓を損傷するなどして6か月の大怪我を負い、もう1匹は動物病院に運ばれて死んだ。 保護猫の飼い主が男と連絡を取っていたところ、不審な点を感じたため警察に相談したことで事態が発覚。男が暴行したことが固まり、動物愛護法違反などの罪で書類送検した。警察の取り調べに対し、男は「言うことを聞かなくてイライラしたから殴った」と話しているという。男は保護猫の里親になることを希望し、譲渡に向けた一時預かり飼育をしていたとのことだ。 >>自身の飼い猫3匹を殺した44歳男を逮捕 自ら「死んでいる」と通報<< この事件に、ネット上では「ひどすぎる。始めから虐待をする目的で保護猫を迎えていたのではないか」「こんなことは絶対にあってはならない。虐待をする人間はお金を出したくないため、保護猫を狙うと聞く。里親募集を簡単にできてしまうのも問題では」「愛情がないから懐いてくれない。猫の現実を知ってそれが殺意へと変わるのは許せない」「二度と猫を飼えないようにしてもらいたい」と怒りの声が上がる。 また、「こういうことがあるから、保護猫の審査基準が厳しくなる。もっと厳しくしなければいけないかも」「保護猫の里親募集の基準に、一人暮らしの男性は禁止というものがある。批判されることも多いけど、こういう事件を見ると妥当と感じる」などの声も出ていた。 何の罪もない子猫を殺した男の行動に、怒りを禁じ得ない。
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社会 2023年05月29日 22時01分
「おぐらが斬る!」長野4人殺害容疑者の心の闇とは? もしかしたら統合失調症か?
とんでもない事件が起きた。5月25日午後4時25分ごろ長野県中野市で村上幸枝さん(66)が刺殺され、駆け付けた玉井良樹警部補(46)、池内卓夫巡査部長(61)が銃撃されて死亡。竹内靖子さん(70)も刺され、容疑者の自宅近くで死亡しているのが見つかった。容疑者は青木政憲氏(31)で「2人が話をしながら散歩しているときに『独りぼっち』と自分をばかにしていると思った」という。事件については各マスコミがすでに語っているので、筆者が気になったことについて書く。1つは青木容疑者が、女性を襲い警察官を銃撃したときのコスチュームだ。それは迷彩服と呼ばれる戦闘服であったことだ。戦場やサバイバルゲーム以外で迷彩服のような戦闘服を着るのは【強く見られたい】【自分を強いと思いたい】ということが多い。老いた女性2人をサバイバルナイフで刺殺したときや、警察官2人を至近距離から射殺したときは「俺は強い」という気分で殺したのかも知れない。青木容疑者は「人付き合いがうまくいかず、いじめを受けて大学を中退し、ひきこもっていた時期があった」という。普段はとても大人しい人であったともいうから、普段は自己主張ができず鬱屈した心理や強い劣等感を持っていたと考えられる。「機嫌が悪いと意味不明なことを言いながら「こら」「おい」とか叫んで近所をうろつくので、みんな避けていた」という報道もある。これも容疑者の普段隠された劣等感や被害者意識を出していると思われる。もう一つは統合失調症の可能性だ。ただ青木容疑者は、散弾銃など猟銃3丁、空気銃1丁の所持許可を受けている。本来なら精神科医や心療内科医の診断が必要だったのだが、2015年からかかりつけ医の診断でもよくなった。信濃毎日デジタルによると、大学時代、上京した青木容疑者から電話連絡ができなくなり、心配した両親が上京したとき「青木容疑者は「ここは盗聴されているから気を付けて」と言った。聞くと、盗聴を恐れて携帯電話の電源も切っており「部屋の隅に監視カメラがある」。だが、両親にはカメラがあるようには見えなかった」という。このときも「大学でみんなに『ぼっち』とばかにされている」と語っていたそうだ。統合失調症の主な症状に「盗聴されている」「見張られている」「悪口を言われている」というものがあり、青木容疑者はこのすべてに当てはまっている。この時「自分は正常だ」と、受診を拒否したというが、もし受診していれば今回の事件は起きなかったかもしれない。もちろんこれらは筆者の憶測に過ぎず、病気かどうかは専門医でないと判断できない。また統合失調症は100人に1人がかかるめずらしくない病気で、ほとんどの人は治療を受けながら普通に暮らしている。ただ、何にせよ青木容疑者が、いろいろと心に抱えていたのは間違いない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年05月29日 17時00分
橋下徹氏、岸田首相長男の公邸忘年会を擁護?「僕は許せる派」主張に厳しい指摘も
29日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏が出演。岸田文雄首相の長男で秘書官の岸田翔太郎氏が昨年12月末に親族らと総理公邸で忘年会を開いた際の不適切行動に対し、「許せる派」と明言した。 『週刊文春』が報じたこの問題。翔太郎氏は公邸内にある、赤いじゅうたんが敷かれた閣僚が並ぶ階段で親族らと集合写真を撮影していたとのこと。また、岸田首相のおいにあたる人物はその階段に寝そべってアイスを食べていたという。 岸田首相は26日の参院予算委員会で、「長男に厳重に注意した」と説明。一方、野党の更迭要求は拒否した。 >>蓮舫議員、岸田首相長男批判も過去の“グラビア撮影”指摘相次ぐ 投稿非表示にし物議<< この問題について話を振られた橋下氏は、「僕は許せる派」ときっぱり。その理由について、「たとえばですけどね、知事室、市長室に僕も子どもが来た時には、そこで知事の椅子に座らせて写真撮ってますよ。僕、自分がやってるから許せる派になってしまうんですけど」と苦笑いしながら明らかにした。 また、橋下氏は首相公邸も特別な場所である一方、国会も特別な場所であると指摘。議員が国会に後援者、支援者を呼んで写真を撮ることはよくあることだといい、「公的なスペースで自分の関係者の写真を撮るってことが、もし国民の皆さんが『全部だめだ』って言うんなら僕も悪いことをやってたし、今国会議員がワーワー騒いでる国会内の写真での全部やめにしないといけません」と指摘した。 さらに橋下氏は「(親族の)アイス食べてる態度が悪いというのだったら、態度なんて分かんないから。だから、公的スペースで関係者の写真撮るなってするんだったら僕も謝らなきゃといけないし、国会議員も以後やめないといけない」と言い、「それが許されている現状だったら僕は許されると(思う)」と持論を展開。一方、秘書官が支持率を下げることにつながる行為に及んだことは「ダメ」と話していた。 しかし、この発言にネット上からは、「その写真が漏れてるのが問題なんだろ」「酒飲んで忘年会で撮るのと違うだろ」「仕事として記念撮影してるのと、遊びでふざけてるのとは、訳が違う」「ごろ寝でアイスが普通か?」「知事室と国会や官邸は話が違う」といったツッコミが殺到していた。
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社会 2023年05月29日 06時00分
日本でSDGsキャンペーンが盛んなワケ 浸透していないドイツ、達成度が高い?
最近、日本で連日のように耳にする「SDGs」。持続可能な開発目標のことで、具体的には世界の環境問題や差別、貧困、人権問題を世界で一丸となって2030年までに解決していこうという目標を掲げている。日本では昨年あたりから人気タレントが企業やメディアとコラボしてSDGsを訴える活動が目を引き、5月にはTBSテレビが「地球を笑顔にするWEEK」と称してSDGsについて考えるキャンペーンを開催。現在も日本テレビが「Good For the Planet」と称して6月4日までSDGsを訴えるキャンペーンを実施するなど、引き続き注目度の高さがうかがえる。ただ、他国では環境に配慮した活動が注目されているものの、とりわけSDGsをプッシュすることはあまりないようだ。 そもそも、SDGsは最近始まったものではなく、2015年9月の国連サミットで採択された。8年弱たつわけだが2022年に国際的研究組織「SDSN」が発表した達成度ランキングで日本は19位。1位はフィンランドで以下デンマーク、スウェーデン、ノルウェーと北欧が占め、5位にオーストリア、6位にドイツと欧州が続く。 中でも環境大国と呼ばれるドイツは、2021年は同ランキングで4位という結果で達成率が高い国とされている。ドイツでは何か特別な活動をしているのだろうか。 >>男女裸で同じサウナが常識のドイツ、ジェンダーレストイレには反対派が多いワケ<< ドイツでは2018〜2019年ごろから多くの企業がSDGsについて発信し始めた。ドイツ大手のチョコレートメーカー「リッタースポーツ」は2025年までの目標として製造の際の電力節約やパッケージを再生可能なものにするなど、環境に配慮した方法でチョコレートを製造することを発表している。また自動車メーカーの「フォルクスワーゲン」は2030年までに乗用車と小型商用車の二酸化炭素排出量を車両1台あたり30パーセント削減する目標を発表するなど、大手をはじめとした多くの企業がよりSDGsに沿った取り組みをしているのだ。 一方で、企業がHPなどで告知しているもののSDGs達成に向けた取り組みを大々的にアピールしていない。ドイツ在住者の多くも実はSDGsという言葉を知らない人ばかりなのだ。在独日本人いわく「自分の周りの20人くらいの20〜40歳代の男女に聞いたが、SDGsというワードを全員が知らなかった」と話す。ドイツでは日本のようにテレビなどのメディアもSDGsをわざわざ取り上げることがあまりなく「はやりのように扱われていない」そうで、知らなくても当然なのかもしれない。 ではなぜ、SDGsという言葉があまり広まっていないのか。それはドイツではSDGsにのっとったような環境に配慮する活動がSDGs採択前から続き、今さら言うまでもなくドイツ在住者にとっては普通のことからだ。 例えば、SDGsの取り組みの一つとしてフェアトレード(公正な貿易)という、発展途上国で作られる原料や製品を適正な価格で継続的に購入するという仕組みがある。フェアトレードは特にチョコレート製造の際、カカオ生産国などで児童を安価で働かせることを防ぐことにつながるのだが、ドイツではすでに5年以上前から一般的なスーパーで見かけるほとんどのチョコレートやコーヒーにフェアトレードマークが付けられているのだ。 また数十年近く前から都心、地方問わず街の至るところに大きな寄付ボックスが置かれていて、貧困地域などに寄付するための洋服などが入れられるようになっている。ボックスには子どもの洋服から大人の洋服、靴などが入れられ、人々は着古したり、サイズが合わなくなった洋服をここに入れるのだ。寄付だけではなく、いらなくなった洋服や子どものおもちゃを売るフリーマーケットも週末となれば街の至るところで行われている。フリーマーケットは趣味で行い、収益を寄付に回す人も珍しくない。 さらにレジ袋は2016年から自主ルールにより有料化される前からレジ袋を持参することが当たり前になっていたが、現在はレジ袋がプラスチック製でなく紙製になっている。食品ロス削減を目的とし、パン屋やスーパーマーケットなどから廃棄食品を安値で購入できるアプリも浸透し、2020年ごろから利用者が増えているようだ。 ドイツではSDGsをうたわなくともエコに対する意識は高い。ヨーロッパ市場の情報を発信しているサイト『AJT』の2023年3月の記事や、ドイツの購買行動を分析するサイト『GfK』の2023年2月の記事では、ドイツ国民の70パーセントが環境問題を深刻に捉えており、2021年からの過去5年間でドイツが持続可能な購買行動に向け、最も大きな変化を遂げた国であると伝えている。調査対象者(人数は不明)の31パーセントが商品購入の際に、環境・社会・経済面で持続可能商品のことを指す、サステナブルな商品を購入すると回答しているのだ。具体的にはリサイクル素材やオーガニックコットンを使用したTシャツやタオル、CO2の排出を抑えるなど環境に配慮して作られた食品などが挙げられる。価格はサステナブルでないものと変わらない、もしくは少し高い程度だが、サステナブル商品とそうでないものがあれば、サステナブルな商品を率先して選ぶそうだ。 またドイツのコンサルティング会社『PwC』が18〜25歳のドイツ国民1000人を対象に調査したところ、調査対象者の約65パーセントが買い物をする際にサステナブルな商品を意識すると答えているという。同記事ではドイツのZ世代にとって洋服や化粧品を買う際に商品が持続可能であるかは重要なことであると伝えている。 日本ではSDGsを広めようと政府やメディアが主体となって力を入れている印象だ。しかしドイツのように、力を入れずとも国民一人ひとりが当たり前のように意識するようになって初めてSDGsが現実的に達成に向かっていくのかもしれない。記事内の引用について「Going green in Germany: How sustainable brands can flourish in a growing eco-market」(AJT)よりhttps://www.teamajt.com/going-green-in-germany-how-sustainable-brands-can-flourish-in-a-growing-eco-market/「Bleibt nachhaltiger Konsum 2023 relevant?」(GfK)よりhttps://www.gfk.com/de/presse/bleibt-nachhaltiger-konsum-2023-relevant「Die Gen Z legt Wert auf Nachhaltigkeit beim Einkauf – und bei der Bundestagswahl」(PwC)よりhttps://www.pwc.de/de/pressemitteilungen/2021/die-gen-z-legt-wert-auf-nachhaltigkeit-beim-einkauf-und-bei-der-bundestagswahl.html
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社会 2023年05月28日 06時00分
息子が木から落ちたと父親が通報、息子は死亡 捜査で殺害が明らかに
犯行を隠蔽しようとする殺人犯は多いが、海外では息子を殺害後、巧妙なうそをついて演技をし、罪を免れようとした父親がいる。 イギリス・ダービーシャーで、41歳の父親が11歳の息子を撲殺。その後、息子を公園に運んで犯行を隠すため、木から落ちたと救急隊に連絡した。事件の裁判が行われたことを、海外ニュースサイト『Mirror』と『The Daily Star』が5月18日までに報じた。 報道によると2022年6月18日、父親は自宅で息子を幾度となく殴ったという。息子は意識を失ったが、その後、男は息子を車に乗せ近くの公園へ向かった。公園で木の下に息子を置くと、男は救急隊に電話。「かくれんぼをしているときに息子が木から落ちた」と説明した。 >>61歳母、幼い息子を車にくくりつけ高速道路を走行し逮捕 悪口を言ったのが原因と供述<< 救急隊が到着し息子は病院に運ばれたが、病院で死亡が確認された。男は救急隊が救護にあたっている際も息子を心配するような演技をしていた。 息子はその後司法解剖に回されたが、息子には顔、頭、腕、背中、首に鈍器のようなもので殴られた外傷があったこと、肝臓が破裂し胃の中に1.5リットルの血液があったことが判明。日常的に虐待があった可能性があり、木から落ちただけではこれほどの重傷を負わないことから警察は父親が容疑者として捜査し始めた。なお、母親の存在についての情報はない。 当初、父親は警察の聴取を拒否していたが、後日応じた。しかしその際も「事件当日、私は息子と1日公園で過ごしてかくれんぼをしていた。息子が木に登る場面は見ていなかったが、落ちる音は聞いた」などと主張したそうだ。 その後の調査で監視カメラの映像に父親が運転する車に息子を乗せ、公園に到着する様子などが映っていたことが分かった。これらの証拠から警察は父親が犯人だと断定。証拠を元に行われた2023年4月3日の公聴会で男は殺人を認めた。 5月に事件の裁判が行われ、父親には21年の刑務所行きが言い渡された。なお息子を自宅で殴った時点で、父親が生死を確認していたのかは不明なものの、裁判では病理学者によって父親が殴った時点では息子は生きており、迅速な治療を受けていれば生き残った可能性があると明かされた。一方で、病理学者は息子が死ぬ直前、強い痛みと吐き気を伴っていただろうと話した。 裁判で男側の弁護士は「男は自分がしたことに対して深く後悔している。最愛の息子に心からごめんさないと言いたいと話していた」と伝えた。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「最低な父親。もっと刑が重くてもいい」「父親は悪人としか言いようがない」「子どもを殺しておいてごめんさないで済まされない」「木から落ちたとうそをついているあたり罪を感じていないと思う」「隠蔽工作をしているし計画的。21年の刑期は短すぎる」といった声が上がっていた。 刑の短さを指摘する声も多かったが、罪のない幼い子どもが犠牲になった重大な事件である。男は刑務所で反省の日々を送るべきだ。記事内の引用について「Moment killer dad lies to paramedics after beating son to death saying he fell from tree」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/uk-news/moment-killer-dad-lies-paramedics-30016269「Dad 'went crazy' and battered son, 11, to death before claiming he 'fell from tree'」(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/dad-went-crazy-battered-son-30017115
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社会 2023年05月27日 19時00分
バンドブームの最中で…悲しき少年楽器泥棒現る!【衝撃の未成年犯罪事件簿】
1970年代中盤から1990年代初頭まで、日本は空前のバンドブームが到来していた。 大きな原動力となったのは、サザンオールスターズ、世良公則&ツイスト、RCサクセションを始めとする若手ロックバンド達が音楽界を牽引し出した事、ヤマハ主催「EastWest」を始めとする若きバンドマン達の登竜門的なコンテストが全国で行われていた事などが挙げられる。 それだけに、この時期には「自分たちもやってみたい」と学生バンドを結成する学生も多かったのだが、中には高価な楽器を巡って犯罪行為が行われる事も少なくなかったようだ。 >>いじめっ子の復讐! 相手の母親に2000万円を要求?【衝撃の未成年犯罪事件簿】<< 1985年12月、東京都某市で計45人の未成年者が、窃盗の容疑で逮捕ないしは補導されていた事がわかった。彼らは深夜の住宅や学校に忍び込み、楽器やカーステレオなど高価な商品を盗み出していたと言い、その被害総額はなんと1600万円を超えるという。 逮捕された中には中学生もおり、彼は学校の先輩である高校生二人とグループを組んで、夜の学校へと忍び込み、音楽準備室へ泥棒に入った。彼らの目当ては吹奏楽器のサクソフォーンであり、その値段は30万~60万円もする高価なものであった。 彼らが何故サクソフォーンを盗んだかについては、警察の取り調べによると「チェッカーズに憧れていたから」であったという。チェッカーズは当時、若者を中心に絶対的な知名度&人気を誇っていたバンドで、特にリードボーカルの藤井郁弥とサックス担当の藤井尚之の兄弟は大人気であった。 彼らは藤井尚之のファンで、サックスを練習したかったそうだ。だが、学生の身分では高価なサクソフォーンは到底手に入る訳もなく、仕方なく夜の学校へと忍び込み、楽器を盗んでいたという。
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社会 2023年05月27日 06時00分
薬物入り菓子を食べさせ夫を殺害した女を逮捕 愛人と共に性的暴行などの虐待が原因か
殺人犯に対して同情が寄せられることはほぼない。だが、海外では夫を殺した妻に同情の声が集まっている。 オーストラリア・ビクトリア州で、現在43歳の女が事件当時68歳の夫を殺害。このほど裁判が行われ、夫の異常な行動が明らかになった。海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『Mirror』などが報じた。 報道によると、2人は約14年間婚姻関係にあったという。子どもは3人いたが、一緒に暮らしていなかった模様だ。2020年9月、女は薬物を入れて作ったビスケット2枚を夫に食べさせた。薬物はテマゼパムという重度の睡眠障害に用いられる睡眠薬だったと伝えられている。混入させた薬物の量は明かされていない。 >>25歳女、毒入りチキンで元恋人を殺害しようとするも宅配ドライバーの息子が誤って食べ死亡<< 夫はビスケットを食べるとすぐに眠りについた。それを見た女はパニックになり、夫をひもで縛って自宅の裏庭にある冷凍庫に詰めたそうだ。事件から3日後、隣人が冷凍庫を開け遺体を発見し警察に通報。女は逮捕された。夫は司法解剖されたが、死因が毒物によるものなのか冷凍庫の中での窒息によるものなのか判断できなかったという。 このほど女の裁判が行われ、女は夫を殺害したことを認めたものの「夫を殺すつもりはなく眠らせようとしただけだった。しかし夫が突然眠りパニックになって冷凍庫に詰めた」と主張した。さらに結婚してから精神的、身体的、経済的に支配されていたと夫との私生活についても明かした。 女によると、結婚して一緒に住み始めてから、夫は女に暴力を振るい続けていたそうだ。また夫は常に浮気をしており、殺害直前まで女は夫が連れてきた愛人と3人で一緒に暮らしていたという。夫は女と愛人2人に性的暴行を加えていた。愛人も法廷に立ち、女の夫からの性的暴行があったことを認めている。 また夫は女が自分のものであることを示すため、女の体に18つの自分の名前のタトゥーを入れさせた。愛人もまた5つのタトゥーを体に入れられたと話し、「他の人には見せられないような場所にタトゥーを入れさせられた」「女の夫がいなくなった今、私の生活は良くなった」と証言している。なお事件当時、愛人が現場にいたという情報はない。 『Mirror』などによると殺人を犯したにもかかわらず、多くの人が女を擁護しているそうだ。女の家の向かいに住んでいた男性は事件を知り、「彼女(女)は少なくとも4人(3人の息子と愛人の女性)の命を救った。何もせずにいたら彼女の命が危なかった」と語っている。また別の近隣住民は「彼女が本当の被害者だ」と話している。近隣住民らが虐待について知っていたのかは不明だが、女のキャラクターを知っているがゆえに擁護しているようだ。 また女の息子も「彼女は約14年間、怪物と共に地獄で暮らしていた。我々子どもたちは彼女を必要としているし、地域社会も彼女を必要としている」と地元メディアに語った。 近隣住民らがメディアで女を擁護していることなども踏まえ、女側の弁護士は「近隣住民も支援に名乗りを上げている。女には慈悲が与えられるべきだ」と訴えている。一方検察側は少なくとも数日から数週間前に計画しなければ殺害できなかったとし、殺害の意思があったと主張している。判決は今後言い渡されるが、女には最大で終身刑が言い渡される可能性がある。 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「長年こんな目に遭っていたなんてかわいそう」「夫が女の人生をめちゃくちゃにした」「虐待があったことが認められて彼女の刑が軽くなることを願う」「これは自己防衛だ」「殺さなくてもただ夫の元から去ることもできただろう。殺人以外にも解決策はある」「虐待をされていたら精神的にも支配されているから逃げるのは難しい」「冷凍庫に入れているあたり、殺害の意思はあったように思う」といった声が上がっていた。 女には同情の声も多いが、殺人は決して許されることでないのは確か。陪審員にとっては難しい判決を迫られることとなるだろう。記事内の引用について「'Cookie Monster' killer branded a hero after poisoning her abusive husband with drug-laced biscuits and locking him in a freezer pleads for mercy - as grim new details of 'hell' she suffered emerge」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-12109615/Killer-branded-Cookie-Monster-poisoning-husband-drug-laced-biscuits-pleads-mercy.html「Wife who murdered husband with poisoned biscuit hailed a hero in her tiny town」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/world-news/wife-who-murdered-husband-poisoned-30043363
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社会 2023年05月26日 23時00分
21歳男、下半身露出しコンビニうろつき逮捕 犯行2日後に再び姿を現す
宮城県東松島市のコンビニエンスストアで、下半身を露出した状態でうろついたとして、同県石巻市に住む21歳会社員の男が逮捕された。 警察によると、男は23日午前0時過ぎ、東松島市のコンビニエンスストアへ、上半身にパーカーを着て下半身を露出した状態で入店し、店内をうろついた。様子を見た女性従業員が警察に通報。警察官が駆けつけたが、すでに去っていたという。当時、店に客はおらず、女性従業員1人だったとのことだ。 その後、警察が警戒していた25日午前2時過ぎ、警察官が同じコンビニエンスストアの駐車場に停められていた車の中で下半身を出していた男を発見。職務質問したところ、男が23日に下半身を露出したことを認めたため、公然わいせつの疑いで逮捕した。警察によると、石巻市や東松島市のコンビニエンスストアで下半身を露出する男の目撃情報が相次いでおり、男の犯行である可能性もあると見て、捜査を進めている。 >>46歳男、テニスコートで下半身を露出し寝そべって逮捕 午後6時半の犯行に呆れ声<< この事件に、ネットユーザーからは「何をやっているのだろう。自分のモノを自慢したかったのか」「この女性従業員をターゲットにしていた可能性もある。同じコンビニエンスストアに戻ってくるのは異常だよ」「何を考えているのか理解できない」などと憤りの声が上がる。 一方で、「深夜のコンビニエンスストアを女性従業員1人で任せるのはどうかと思う」「もしこの女性従業員が襲われたらどうするのか。コンビニ側は、そこまで考えているのだろうか」「24時間営業を止める動きもある。本当にこの体制でいいのか考えてほしい」などの声も出ていた。
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社会 2023年05月26日 20時00分
まるで『水ダウ』? 38歳男、面識ない男性の家に侵入しベッドで寝て逮捕
兵庫県尼崎市の民家に侵入し、ベッドで寝ていたとして、千葉県在住の38歳無職の男が逮捕された。 警察によると男は24日午前2時頃、尼崎市の2階建て民家に靴を履いたまま侵入。2階に置いてあったベッドで寝た。この家に1人で住んでいた73歳の男性は23日の夜、家に施錠せず外出しており、翌朝帰ってみるとベッドに見知らぬ男が靴を履いたまま寝ていた。 男性は即座に110番通報し、駆けつけた警察官が男を住居侵入の疑いで現行犯逮捕した。警察の取り調べに対し、男は「酒に酔っていて覚えていない」と話し、容疑を否認している。また、被害男性と容疑者の男に面識はなかったという。現状、男が誤って家に侵入した可能性が高いが、被害者にとってはかなり迷惑な話であり、恐怖を感じる出来事だったであろう。 >>41歳男、スーツ姿で女性向けマンションの壁をよじ登って侵入し逮捕<< この事件に、ネットユーザーからは「『水曜日のダウンタウン』で似たような事案があった。リアルにこんな事件が起こるとは驚きだ」「見知らぬ人間が自分の家で寝ているなんて怖すぎるでしょ。ただの間違いでは済まされないよ」「千葉から尼崎に来て酒を飲んで他人の家に侵入というのは信じられない。しかも無職だし。いったい何をやっている人物なのだろうか」「生活保護を受けていたようにも思えない。どういう人間なんだ」と驚きの声が相次ぐ。 また、「この時代に鍵をかけないで外出していることに驚く」「尼崎は治安があまり良くないイメージがあるけれど、当事者たちはそこまで危険を感じていないのかも」などの感想も出ていた。何かと物騒な世の中。家の施錠は厳重に行いたいものだ。
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岸田首相ウクライナ訪問に「同性婚認めてないの日本だけ」青木氏の『サンモニ』での発言に疑問
2023年03月27日 11時45分
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車椅子ユーザーのエレベーター問題、ドイツではあり得ない? 原因は国民性か、設備の至らなさか
2023年03月27日 06時00分
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営業時間外のスキー場に侵入、男子高校生が死亡 2人乗りソリでハープパイプを滑り降り雪壁に激突
2023年03月26日 06時00分
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孤独死の問題は孤立と孤独 発見までの平均日数は14日
2023年03月25日 20時02分
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2歳男児の口の中に大量の砂! 犯人は「水筒を持った謎の少年」【衝撃の未成年犯罪事件簿】
2023年03月25日 19時00分
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あごマスク連発でコロナに「風邪だから」発言も 麻生太郎氏の物議を醸した言動
2023年03月25日 17時00分
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三浦瑠麗氏のポジションのあっさり奪いそうな元NHKのジャーナリスト
2023年03月25日 12時00分
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電気代で揉め、女が大家男性の股間を強くつかんで引き回す 男性死亡で女を逮捕
2023年03月25日 06時00分
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社会
47歳無職男、高校女子運動部部室に侵入し靴を盗んで逮捕 「生活費のため」と主張
2023年03月24日 23時00分
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社会
34歳相模原市男性職員、パチンコ店の温水洗浄便座を7台壊して逮捕 「結婚できずにイライラして」と供述
2023年03月24日 22時00分
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社会
いつ帰国?議員除名 逮捕状 ガーシーはなぜ失敗したのか
2023年03月24日 20時01分
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社会
岸田首相の差し入れに「カープの応援はしゃもじ」立憲・塩村議員が擁護、疑問の声も
2023年03月24日 13時55分
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社会
ひろゆき「NHK党は犯罪者だらけ」発言が物議 立花氏からは「逃げずに私と対談して」反論も
2023年03月24日 11時40分
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元彼を19回刺した21歳女、逮捕されるも「夢だと思った」無罪を主張
2023年03月24日 06時00分
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社会
54歳男、駅の時刻表を盗んで逮捕 “盗り鉄”による犯行か
2023年03月23日 23時00分
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社会
模倣犯も出てきた強盗犯の安直さと罪の重さ、得になることはなにもない
2023年03月23日 22時01分
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社会
28歳男、福岡から北海道を訪れストーカー行為 元交際相手に嫌がらせか
2023年03月23日 20時00分
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社会
ガーシー旅券返納命令に梅沢富美男「票入れた有権者も責任取らないと」発言で物議
2023年03月23日 17時00分
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社会
松井市長宅侵入で逮捕の自称ジャーナリスト、直前の映像YouTubeで公開?「逮捕されて当然」呆れ声
2023年03月23日 12時55分