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timelesz・寺西拓人の“表紙”立て続け現象に「同時多発テラ」と命名される 問われるファンの姿勢と質

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寺西拓人の公式インスタグラムより

8人組グループ・timeleszの寺西拓人が6日、都内で開かれた主演映画「天文館探偵物語」の完成披露舞台あいさつに登壇。寺西は「初主演です!……初・主・演です!」とアピールし、会場の拍手を浴びた。

イベントでは、物語の内容にちなみ今作のスタッフがキャストの素顔についての調査を報告した。そのなかで寺西については、多くのエキストラが現場到着のたびに自己紹介と一人ひとりへのあいさつしていたことが読み上げられ「おちゃめに見せつつ主演としての意識の高さを感じました」とのスタッフから喝采を受けた。これに寺西は、「一言一句その通りでございます」とほくそ笑み「そういう風にみなさんが思ってくださってただうれしいですけど……僕としては当たり前のことをしただけ」と、淡々と述べると共演した俳優・高田翔は「男の鑑だ」と感銘を受けた。

寺西は2008年、旧ジャニーズ事務所に入所。当初は先輩グループのバックダンサーを務めていたが、グループに属せず長年にわたり俳優として舞台やドラマに出演してきた。2021年4月、ジャニーズJr.を卒業し、2024年にNetflixで配信されたオーディション番組「timelesz project -AUDITION-(通称、タイプロ)」に参加。今年2月にみごと合格し、timeleszの正式メンバーとして加入した。

一気に知名度が全国区に広がり、多忙を極める寺西だが10月29日、“巻き込まれ事故”に見舞われ、ネット上で物議を醸したのだ。

ここ週数間だけでもヘアマガジン「Men’s PREPPY」(株式会社ヘリテージ)、エンタメマガジン「BEST STAGE」(音楽と人)、「Stagefan」(メディアボーイ)、週刊誌「anan」(マガジンハウス)などの表紙を立て続けに飾り、ファンの間では歓喜の声が上がっていた。

しかし、一部のファンがこの“立て続け”の現象を「同時多発テラ」と名付け、物議を醸したのだ。“テラ”は寺西の愛称であることは理解できるが、「同時多発」と付け足すことで2001年9月の「アメリカ同時多発テロ」を連想させる。このテロ事件は、旅客機4機がハイジャックされ、世界貿易センターや米国防総省に突入させた大規模なもので約3000人が犠牲となり、世界中を震撼させた。

この呼び方に批判の声が上がり、「不謹慎。今世紀最大のテロ事件を引き合いにするなんて…。やめてほしい」「こんな呼ばれ方する寺西くんもかわいそう。これ以上、拡散しないように」「大勢の人が亡くなった惨劇をネタにするのはひどい」などとネット上に寄せられた。

この件に同月30日のニュースサイト「Smart FLASH」(光文社)では、寺西本人が発言したわけではないとして、「本人に責任はありませんが、SNS時代ではファンの言葉もアーティストのイメージに直結する可能性もあります」と芸能ジャーナリストが指摘している。

寺西にとってはとんだ悲劇である。好調な活動の裏で起きた“場外論争”もほどほどにしてほしいものだ。ファンあっての芸能活動だが、ファンがタレントをつぶしては元も子もない。寺西の今後も心配だが、持ち前の明るさで乗り切ってほしいものだ。

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