CLOSE
トップ > 芸能 > 流行語大賞「長袖をください」がノミネート ダイアン・津田篤宏にSNSは大盛り上がり

流行語大賞「長袖をください」がノミネート ダイアン・津田篤宏にSNSは大盛り上がり

pic pic

ダイアン・津田篤宏の公式Xより

年度版雑誌「現代用語の基礎知識2026」(自由国民社)は5日、毎年恒例の「現代用語の基礎知識 選『2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞』」のノミネート語30を発表。これらのノミネート語は、同誌に掲載された新語や話題となったワードの中から、選考を重ねて選出されている。

2025年は、米騒動をはじめ物価高や異常気象、政治、経済、国際・国内の社会情勢を反映した言葉が並んだ。なかでも米・トランプ大統領の復活で関税関連、高市早苗首相の政権は経済政策や議会改革を中心に新たな方向性を打ち出すなど、政治主導の実務革命が始まった年ともいえるだろう。

そんななか、「長袖をください」というワードがノミネートされている。これは、TBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」の「名探偵津田」のコーナーでお笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が発した言葉である。「長袖をください」の語源は、日本列島が猛暑に見舞われた一方で、オフィスやカフェ、電車、映画館などの冷房が強すぎるという不満がSNS上にあふれた。冷房の効きすぎた室内環境に対する皮肉や、“夏なのに寒い”という現代人の共通体験を表すSNSから誕生し、一気に拡散された「バズフレーズ」だ。TikTokでは、震えながら飲み物を飲むコント動画なども投稿され、冷房あるあるとして笑いと共感を呼んだ。

「番組では疑似ミステリーが展開される中、沖縄に行くと聞かされた津田が荷物チェックで“新幹線チケット・新潟行き”を発見すると『寒いやん、新潟なんて気温』と言いながら不満を口に。最終的に『長袖をください』と言って車で移動するという流れが描かれました。この『長袖をください』が世間に刺さった理由には、“なんとかしたいけど仕事として行かざるを得ない”という津田の切実な想いが込められており、ユニクロの2025年『母の日』キャンペーンの広告起用にもつながったのです」(芸能ライター)

この津田の「長袖をください」にネット民は、「『長袖をください』が頭から離れない」「流行語大賞ノミネートは面白過ぎるだろう」「この言葉にはさまざまな背景が絡んでいる。まさに時代を象徴している」といった共感の声がネット上で盛り上がりをみせている。

近年、メディアも多様化し過去に受賞したものには「トリプルスリー」「ふてほど」のようなあまり周知されていない言葉もあり、流行語大賞がマンネリ化しつつある。その一方で、今年はスポーツ関連の言葉が少ない珍しい年ともいえ、“笑える”滑稽さを生み出した津田の一言は、今年一番に相応しいのかもしれない。来月1日の発表が待ち遠しい。

関連記事

タグから探す


芸能→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能→

もっと見る→

注目タグいま話題のキーワードはこちら!