宮崎氏は1日にXで、石破氏が高市政権を批判しているとの記事を引用しつつ、「先日、人生で初めて鳥取県に行ってきた。石破茂氏のお膝元」と報告。続けて「鳥取の皆様には申し訳ないが、鳥取駅前の活気のなさ、インフラ整備がなされてないことから、政治家の力がないことを実感してきたところ。総理を経験されて、さすがに目が覚めたのではないかと思ったのだが」と持論を展開。この投稿に対し、Xでは「鳥取の方に失礼」との意見が殺到した。
2日に宮崎氏はXで「言葉足らずで申し訳ないです。詳細を綴りました。以後気をつけます、と言いつつも、また誤解の誤爆をしたらごめんなさい」と謝罪の投稿。さらに自身のブログでも「私のXの投稿がヤフコメのランキング1位になるくらいにお騒がせしてしまっているようです」と想像以上の反響に驚いた様子だった。
炎上が冷めやらぬ中、5日にコメンテーターを務めるラジオ番組に出演。「炎上ってものは私にとってなくてはならないもの」とした上で、「石破さんが高市さんのことを批判したんですよ。総理経験者なら今がどれだけ難しい状況かがわかるはずなのに、“後ろから鉄砲”みたいなことを始めたから、『少しお静かにしていらっしゃったら』と思ったんです」と弁明した。
宮崎氏は12年12月に立候補した衆院選で初当選を果たした。たが、16年2月に“ゲス不倫”が発覚。妻で元衆院議員の金子恵美氏が出産入院中だったこともあり、議員辞職にまで追い込まれた。さらに20年11月に2度目の不倫が報じられた。
SNSには「議員時代に何もしていないあなたが上から目線で何様だ」「不倫ばかりのチャラい人がよく言えたもんだ」などの宮崎氏への批判の意見が大半で、思いもしないところで過去を蒸し返されてしまったようだ。

