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月9より大切 フジが三谷幸喜と菅田将暉の連ドラを局あげてバックアップへ

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菅田将暉

今年の夏ドラマで、多くの作品が低視聴率となり大惨敗したフジテレビ。かつては「月9ドラマ」をはじめ、数多くの高視聴率作品を放送していたのがうそのように、低迷を続けている。そんなフジテレビだが、10月からスタートする秋ドラマでは、話題を独占しそうな大作を放送することが発表された。その作品は、水10ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」だ。

このドラマは、脚本が三谷幸喜、主演を菅田将暉が務めるという豪華な作品。さらに、菅田以外の出演者も豪華で、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波と主演クラスが勢ぞろいしている。同作は、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇となり、三谷の半自伝的要素を含んでいるというオリジナルストーリー。脚本を務める三谷は、25年ぶりにゴールデン・プライム帯の民放連続ドラマの脚本を手がけることになり、今年の秋ドラマでもっとも注目される話題作だと言われている。

「三谷さんが連ドラの脚本を久しぶりに担当するだけでもすごいですが、出演者が大作映画を撮れるほど豪華です。二階堂さんはメイプル超合金のカズレーザーさんと結婚したばかりだし、浜辺さんはKing & Princeの永瀬廉さんとの熱愛報道で話題性も十分。視聴率だけでなく、見逃し配信でも好成績をあげそうで、秋ドラマでは一番の注目作だと言われています」(民放関係者)

実際、フジテレビ社内では同作を各部署で全面バックアップし、視聴率をあげる動きが出ているそうだ。10月1日のスタートにあわせ、出演者をはじめ脚本の三谷もキャスティングして、バラエティーや情報番組で集中的にPRする準備が整っているという。

一方で、フジテレビの看板である月9ドラマはそれほど期待されず、秋ドラマは「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」を一押しにするつもりだとか。今回の月9ドラマは、人気シリーズの最新作「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」を放送し、35年ぶりに沢口靖子がフジの連ドラで主演を務める。ただ、あまり局内では期待されていないそうだ。

「沢口さんは、『科捜研の女』(テレビ朝日系)のイメージが強すぎて、月9ドラマの主演に合いません。今年放送した小泉今日子さん、中井貴一さん主演の『続・続・最後から二番目の恋』はヒットしましたが、基本的に月9は超ベテランが主演を務めないのが通例ですしね。沢口さんの主演作だと見逃し配信の数字も伸びなそうだし、フジは月9を捨てたと他局では噂が立っています。逆に、『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は、早くも映画化も視野に入れているといううわさもあり、かなり力が入っています。月9ドラマより、フジは水10ドラマに全BETしている状況です」(民放関係者)

かつては月9ドラマに力を入れていたフジテレビだが、もはや時代は変わってしまったようだ。

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