今年5月、同番組で「独身でよかった」とコロナ禍に痛感したと語っていた熊切。将来については、「どんなシニアハウスに入りたいかを考えていて、そのために必要なお金を貯めようと頑張って働いています」と前向きな発言をする一方で「もちろん今後、パートナーが現れたら考え直します」とも考えを述べていた。
かつて、熊切は結婚をほのめかす相手がいた。だが、自身の知らぬ間に“破局”が一人歩きをし、世間からは“売名行為”などと罵られた過去がある。
2013年2月、歌舞伎役者・片岡愛之助との熱愛が発覚した熊切は、翌3月のイベントで「バラ色ということに…」と幸せいっぱいの様子で、「(愛之助は)優しい。守られてますね」と嬉しそうに明かした。
「片岡は熊切との交際を認め、熊切もまた『ラブりんネイル』と称したイニシャル入のネイルをブログで公開するなどラブラブっぷりを披露していました。2人の交際は2年半にも及んだといい、本人たちのオノロケ発言もあいまって、いわば世間公認の仲だったのです。片岡は、“崖っぷちアイドル”と呼ばれる熊切と結婚を前提とした交際のはずでした」(芸能ライター)
ところが2014年4月、週刊誌「FLASH」(光文社)が2人の破局を報じたのだ。同誌では2人が破局した原因として、片岡が上京した際に泊まっていた熊切のマンションに2013年12月頃から訪れなくなりホテルに滞在するようになったこと、思い出の詰まった愛車を片岡が手放したことや、結婚願望がなくなった2人の間で生じた温度差などを挙げていた。
そして2015年5月、片岡は現在の妻である女優・藤原紀香との熱愛が報じられ、熊切との破局を言及したのだ。だが、熊切サイドは頑なに破局を否定。同月放送の日本テレビ系情報番組「情報ライブ ミヤネ屋」にVTR出演し、片岡からプレゼントされたという指輪を右手の薬指に光らせながらインタビューに応じつつ、破局報道に対して「別れ話になったことはないです」と訴えていた。
さらに、藤原との熱愛報道について問われると熊切は涙を流しながら、「びっくりしました。本当のことはわからないけど(記事に)出ちゃってるから、それが現実なんだろうなと思いました。男の人だから間違いはあったりするのかなと思ったけど同棲まで出ちゃったって言うのが……“W同棲”って言葉を聞いたことがなかったからすごいショックでした」と心境を赤裸々に告白した。
だが、煮え切らない熊切の態度に世間は憤怒。これを機にメディアに出まくる熊切に“売名行為”などと罵声を浴びせたのだ。
同年10月、フジテレビ系特番「日曜ファミリア・中居正広の神センス☆塩センス私はこうしてやっちゃいました!」に出演した熊切は、片岡との破局騒動について言及。だが、またしても「痛々しい」「いつまで売名行為するつもり」「蛇のように執念深い」と厳しい声が相次いたのだ。
“元祖崖っぷちアイドル”と呼ばれた熊切も45歳となった。今後の活躍にますます目が離せない。