福山や所属事務所はこの騒動に対していち早く謝罪し、結果として事態の収拾を図ることに成功している。そんな福山は、8月26日に都内で行われた主演映画「ブラック・ショーマン」の完成披露舞台あいさつに出席。騒動の影響を感じさせず、多くのマスコミが何事もなかったように報じている。福山は、ファンからのバッシングもなく無傷で騒動を乗り切ったとスポーツ紙記者は明かす。
「まず、本人も事務所もすぐに謝罪して、非を認めたのが大きいです。また、そもそも福山は、過去に出演したテレビやラジオ番組で頻繁に性的な発言をしていて、下ネタキャラを確立していました。それだけに、今回の騒動でイメージが悪化することもなく、ファンも特にバッシングを行ってないです。結果、各マスコミは福山や事務所との関係性を優先して、騒動はなかったことにしています」
そんな福山だが、今回の騒動に関して一つ大きな問題が残っているという。それが、舞台あいさつをしたばかりの同映画の「番宣」についてだ。同作は、東野圭吾氏の小説が原作で、9月12日に公開を控えている。フジテレビも制作に関与している映画となり、同局では公開を記念して福山主演の映画「ガリレオ」シリーズを、土曜プレミアムで一挙放送することが決定している。
本来であれば、公開日前後にはフジテレビの番組に福山が番宣で出演するのが普通だ。しかし、現時点では視聴者からの反応がわからないことで、番宣はなしになる可能性もあるという。フジテレビに出入りする、制作会社スタッフが内情を明かしてくれた。
「福山さんが番組に出演すれば、映画の宣伝になるだけでなく高視聴率を獲得できます。各番組のプロデューサーは、福山さんの出演を期待していました。ただ、いまのところ福山さんを起用した番宣を行うか未定だというわさです。福山さんが番組に出演するにしても、最低限の情報番組だけになる可能性もあると言われています」
本来であればフジテレビは局をあげて「ブラック・ショーマン」を宣伝したいところだろうが、懇親会の騒動もありうまくいかなそうだ。