TOKIOのメンバー・国分太一は20日、無期限ですべての活動を休止することを発表。同日、この発表の前に、日本テレビは20日、コンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認し、同局系「ザ!鉄腕!DASH!!の降板を決定。社長会見も行った。
これに先立ち、国分の先輩にあたる田原俊彦は15日放送のTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」で、アシスタントの山本恵里伽アナウンサーの手を触ったり、「こんなに足上げたんですか」という質問に対し、「真ん中の足はもっと上がるんだけどね」など、不適切な言動が問題に。このため24日放送のNHK音楽番組「うたコン」の出演は中止となった。
さらにインパクトが大きかったのは国民的アイドルグループSMAPの一員だった中居正広。昨年末、中居とフジテレビの元女性アナウンサーとの“性加害トラブル”を報じられ、中居は1月23日に引退を表明した。
それにしてもなぜ旧ジャニーズ出身タレントの不祥事が続くのか。
「最近はコンプラが厳しくなり、ましになったとはいえ、もともと芸能界はセクハラ、パワハラが当たり前だった。彼らのようなおじさんタレントはそんな時代をスターとして過ごし、アップデートできないまま、不適切行為をしてしまったのではないか。特に旧ジャニーズは絶大な力があったため、これまでは周囲がガードして、好き放題だったのが、今は力が落ち、表に出るようになったのでしょう」(スポーツ紙記者)
人気タレントが消えていくのはよくある話だが、長年のファンにとってはたまったものでない。