スポーツ
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スポーツ 2019年07月03日 18時00分
横浜DeNAベイスターズ“次期監督”佐々木主浩にもれなく付てくる「薬物依存と闘う男」
2ケタ連敗を喫するなど前半戦はボロボロだった横浜DeNAベイスターズが、息を吹き返してきた。「球宴にも今永、神里の初出場が決まり、イマイチだった筒香の打撃も上向きになってきました。反撃態勢は整いつつあります」(スポーツ紙記者) しかし、経営サイドの評価は少し違っていた。DeNAが目指しているのは優勝だ。よって、「最低でもAクラス確保」なんて生ぬるい結果では許されない。「優勝できなければ、クライマックスシリーズを勝ち抜いて、日本シリーズへ」と考えていた。 「ラミレス監督の任期は昨季いったん終わったんですが、1年延長となりました」(同・記者) この流れからすると、任期延長は厳しいと言わざるを得ない。 気が早いかもしれないが、予想される次期監督は、今季から現場復帰した三浦大輔投手コーチ。しかし、三浦コーチは“切り札”でもある。また、今オフ、主砲・筒香のメジャーリーグ挑戦も囁かれているだけに「切り札投入は時期尚早」との見方もされている。 「DeNAはベイスターズOBを大切にしたいと思っています。三浦コーチを温存するなら、中畑清氏の再登板か、OBでもある高木豊氏も考えられます。他チームの指揮官が若くなっているので、その流れをくむとすれば、大魔神・佐々木主浩氏の名前も出てくるでしょう」(ベテラン記者) 後任候補は困らないようだが、こんな見方もある。佐々木氏が最有力となった場合だ。アノ人も、現場復帰となるのだろうか、と…。清原和博氏のことだ。 「清原氏が覚醒剤の事件で逮捕されたとき、球界で唯一、法廷に立って弁明をしたのが佐々木氏でした。その佐々木氏が現場復帰するとなれば、清原氏も応援したい気持ちになるでしょうから」(同・記者) プロ野球OBは取材の名目で球場入りする。有名OBであれば、メディアと契約していないフリーであっても球場入りは許されている。目下、清原氏はクスリ断ちと健康回復に努めている。甲子園大会を一般観戦者として訪れたように、野球界への思いも秘めているようだ。 こうした状況を考えると、DeNAは次期監督について、チーム事情だけでは決められないのかもしれない。
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スポーツ 2019年07月03日 17時40分
朝乃山(平幕優勝)の三役に“待った” をかけた審判部の力関係
先場所、平幕優勝して小結昇進が確実視されていた注目の朝乃山(25=高砂)が三役に届かず、一歩手前の東前頭筆頭にとどまった。6月24日、名古屋場所(7月7日初日)の新番付が発表されたが、前頭筆頭というまさかの結果に“角界スズメ”たちは一斉に驚きの声をあげた。 「ひと言で言えば、番付編成をつかさどる審判部内の力の差でしょうね。朝乃山の所属する高砂一門の代弁者は錦戸副部長(元関脇水戸泉)ですが、このところ病気がちで影が薄い。このため、朝乃山の新三役昇進を強く推せず、阿武松審判部長(元関脇益荒雄)、高田川副部長(元関脇安芸乃島)らの二所ノ関勢にひっくり返されてしまった。朝乃山に代わって小結に昇進したのは高田川副部長の愛弟子、竜電でした」(協会関係者) 朝乃山は西の8枚目で12勝し、優勝。竜電はそれより3枚上の西5枚目で10勝を挙げ、技能賞を受賞している。どちらが三役に近いか、確かに難しい判断ではあった。高田川副部長は、「俺は(竜電の昇進に)関係ない。藤島(副部長=元大関武双山)と浅香山(元大関魁皇)が竜電を推したんだ」と言い残して逃げた。 この番狂わせのおかげで、周囲はシラケっ放し。一番がっかりしたのは朝乃山の優勝に沸いた郷里の富山と母校・近畿大学がある東大阪だ。16日に富山市内で行われた優勝パレードには、オラが故郷から生まれた(太刀山以来)103年ぶりのヒーローをひと目見ようと、ファンが2万5000人も押しかけていた。 「3年前にリオ五輪で金メダルを取った女子柔道の田知本遥と、女子レスリングの登坂絵莉のパレードより人出が多かったと聞いた朝乃山は『ヨッシャー!』と叫んでいました。東大阪のパレードにも7000人が押しかけ、近大からお祝いに重さ46キロの近大マグロを贈られてニコニコ顔だったんですが…。新三役特集を組んでいた相撲雑誌も内容を差し替えたそうです」(担当記者) それでも、傷心の朝乃山は高砂部屋で「前に前に!」と自らに言い聞かせるように稽古を開始した。目指せ2連覇!
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スポーツ 2019年07月03日 17時30分
RIZIN“居合いパンチャー”町田光が初参戦!大雅との対戦に「かませ犬で終わるのは嫌」
総合格闘技イベントRIZINは、7.28さいたまスーパーアリーナで開催する『RIZIN.17』に町田光対大雅戦を追加すると2日に発表した。RIZINキックボクシングルール62.0kg契約で行われる。イノベーション、REBELS、KNOCK OUT、シュートボクシングなど活動の場を広げている町田は今回がRIZIN初参戦となる。 「橋本道場“居合いパンチャー”町田光です。キックボクサーとしてプロデビューをし、55戦を経験しました。周りの人達に恵まれ、たくさんの協力を得て、これまで戦うことができました。僕の代表する必殺技は『居合いパンチ』です。刀を抜く動作で攻撃を繰り出します。相手はもちろんのこと、観客をも翻弄し勝利を収める必殺技です。ぜひ注目していただきたいと思います」。町田はファンに呼びかけた。 RIZIN初参戦については「大きなチャンスだと思っています。僕は『たくさんの人に勇気と感動を与えられる人間』になるのが夢です。そのためには多くの人に知られて影響力を持つ必要があります。このRIZINの舞台で『居合いパンチ』を繰り出し、勝利を収め大きく羽ばたいてみせます」と抱負を述べた。 独特の世界観を持つ町田はしっかりとした持論を持つ人物。今回のコメントも町田光流だった。ツイッターでは「RIZINに出ることになりました!」とファンに報告。続けて「強烈なインパクトで勝たないと ただのかませ犬で終わる そんなのは嫌だ 俺は居合いパンチを信じてる」とつづった。己の力と信念を信じて、大雅のRIZIN初勝利を阻む強い気持ちを示している。 一方大雅は、4.21横浜アリーナで開催された『RIZIN.15』で、タリソン・ゴメス・フェレイラを相手に善戦するも敗れている。フェレイラは“神童”那須川天心を追い詰め、スアキム・PKセンチャイムエタイジムから2度のダウンを奪った強豪だった。 大雅はK-1離脱後、勝ち星に恵まれていないだけに、今回はしっかりとRIZIN初勝利を収め、次のステップに駒を進めたいところ。もちろんそれは大雅も分かっているようだ。「今回もオファーしていただきうれしく思います。RIZINではまだ良い試合ができてないので、いい加減ぶっ倒します。みなさん会場で会いましょう」と、力強いコメントを発表した。 RIZINの榊原信行CEO兼実行委員長は「RIZIN.17の追加カードとして大雅選手の試合を組むことにしました。対戦相手は、50戦を超えるキャリアを持ち、『居合いパンチ』でおなじみの町田光選手です。大雅選手にとってハードな相手だと思いますが、やるか、やられるかのスリリングな攻防が繰り広げられるはずです。ご期待ください」と呼びかけた。 もともとプロレスラーを目指していた町田は、新日本プロレスの永田裕志と合同練習を行うなど、柔軟な対応力が魅力の選手。6月にはシュートボクシングのリングで村田聖明に見事なバックドロップを決めてシュートポイントを奪い勝利を収めるなど、引退を口にしていたころが嘘のように、好調をキープしている。 また町田は大舞台に強いタイプなだけに、「かませ犬」になる気はさらさらない。大雅にとってはまたもや高い壁が立ちはだかることになった。 今まで当たる可能性すらなかったカードなだけに、ファンの期待値も高い。それをも上回る激戦に期待したい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年07月03日 11時40分
日本ハム移籍の宇佐見が見せた、「非エリート」の意地
巨人から移籍してきた宇佐見真吾捕手(26)が、新本拠地・札幌ドームでスタメン起用され、3安打2打点と大暴れした(7月2日)。「7番・指名打者」、キャッチャーではなく、指名打者での出場ではあったが、栗山英樹監督(58)の期待にも見事に応えてみせた。「6月28日に代打出場し、そのまま捕手として守備にも入りました。翌29日、捕手としてスタメン起用されましたが、途中からベンチに下がっています。30日は出番なし。試合のなかった7月1日をはさんで、7月2日の埼玉西武戦で起用され、バットで結果を出しました。チームが変わって、環境の変化に戸惑っている感もありますが」(スポーツ紙記者) チーム合流後、マスクをかぶらせた。移籍してきたばかりの捕手を守備につけたのも、栗山監督の期待の表れだろう。 今季の日本ハムは、捕手の人材が不足していた。高卒5年目の清水優心、同6年目の石川亮もいるが、兼任コーチで38歳の鶴岡慎也まで試合に駆り出さなければならないほど。正捕手の座を掴みつつあった清水が故障で開幕に間に合わなかったためで、その人材難を宇佐見の獲得で補おうとしていた。 今さらだが、宇佐見は打撃力がウリ。巨人時代も「小林誠司を蹴落とすとしたら、打撃力の高い宇佐見」と目された時期もあったが、巨大戦力の中に呑み込まれてしまった。「栗山監督は宇佐見を捕手として使って行こうと思っています。『打てる捕手』は、ストロングポイントになりますから。巨人・阿部が年齢的衰えを見せて以来、12球団で『打てる捕手』は西武の森友哉くらい」(ベテラン記者) もっとも、「打てる捕手」と言っても、捕手としての守備能力が高くなければ、スタメンでは使って行けない。 日本ハム投手陣の特徴を掴むのはこれからだとしても、「捕手・宇佐見」について、こんな話も出ている。巨人に詳しい投手出身のプロ野球解説者によれば、宇佐見は小林誠司と対照的なタイプだったという。 「ひと言で言うと、マイナス思考。良い意味でね」それは、宇佐見が歩んできた野球人生によるものだ。公立高校、地方大学を経て、巨人入り。ドラフト1位入団の小林は、名門・広陵高校から同志社大学、社会人・日本生命と“エリートコース”を歩んできた。「強肩堅守の小林が高橋由伸・前監督、原辰徳監督からキツイことばかり言われるのは、打撃難のせいばかりではありません。リードに『工夫』が足らない時があるからです」(前出・同) エリートコースを歩んできた小林は、一流のピッチャーとバッテリーを組んできた。有名な話だが、広陵高校時代のパートナーは、現広島の野村祐輔だ。一流投手がパートナーなら、多少の配球ミスがあっても、大量失点になることはない。それに対し、宇佐見のパートナーは無名投手ばかりだったので、「どうやったら、抑えられるのか?」と、常に考えさせられてきた。慎重で、臆病なリードを組み立てていく捕手人生を送ってきたのだ。 宇佐見と小林。同じユニフォームを着て、スコアラーから上がっている同じデータ表を見ても、小林は「攻めの投球」となり、宇佐見は「慎重」になる。ただ、肩の強さ、捕球技術、試合展開の読みなどの捕手能力では、残念ながら、小林のほうが上だった。 どちらの配球が良いという話ではない。宇佐見の慎重なリードには、巨人投手陣も一目を置いていた。そして、宇佐見も、自分のスタイルを変えずに頑張ってきた。栗山監督は「得意の打撃」で宇佐見に自信を取り戻させ、その後で、彼らしい配球も披露できる環境を作ろうとしているのだろう。この先、宇佐見が活躍したら、世のサラリーマンにも訴えるものがきっとあるはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年07月02日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「安田忠夫」プロレス冬の時代を招いた“闘う人生劇場”
大みそかの格闘技イベント『INOKI BOM−BA−YE2001』の生放送、メインイベントで劇的勝利を挙げると、返す刀でIWGP王座も獲得。一躍、アラフォーの星となった安田忠夫であったが、そのわずか5年後、44歳の誕生日を目前にして練炭自殺を図ることになる…。※ ※ ※ プロレスでトップに立ち続けるというのは、なかなかどうして大変なことである。近年は“プロレス=エンタメスポーツ”との認識が広まったことで「団体や主催者がそうと決めれば誰でもトップになれるだろう」と、うがった見方をする向きもあるが、話はそんなに単純ではない。 抜擢されてトップに立つまではできたとしても、その座を維持するのは至難の業なのだ。むろん「ただ勝てばいい」のであれば話は早いし、そこに向けての努力の余地もある。 当然ながらトップ選手にとって強さは重要で、弱くて練習もしないような選手がフロントの推しでトップに立ったところで、ほかの選手が黙ってはいない。下手をすれば団体分裂まで引き起こしかねず、日本でインディー団体が乱立した経緯にも、そうしたことの影響が多く見られた。 ただし、プロの興行として試合をする以上、トップに立つ者はただ強さを誇示するだけでなく、ファンからの支持を得て集客&収益増に寄与することを求められる。「よく大相撲の横綱審議会が、現役力士の品格についてどうのこうのと注文を付けますが、プロレスにおいてはそれがもっと露骨になる。ズバリ“今のチャンピオンで団体は儲かるのか、儲からないのか”と常に問われるわけです」(プロレスライター) 団体の思惑とファンの志向が合致したときには、オカダ・カズチカのようにいきなりトップに上り詰めて、新日本プロレスに新たなブームを巻き起こすまでにもなる。だが、それとは逆に完全な失敗となったのが、2002年にIWGPヘビー級王座を獲得した安田忠夫であった。 元大相撲小結の孝乃富士が廃業して新日に入門。本名の安田忠夫としてプロレスデビューを果たしたのは’93年のことだった。デビュー戦の相手をプロレスでの師匠格にあたる馳浩が直々に務めたことからも、当時のフロントからの期待がうかがえるが、その後は長きにわたり中堅どころでくすぶることになる。 大相撲時代からのギャンブル好きや借金苦、稽古嫌いなどの噂もあって、ファンの目もどこか冷たかった。「ギャンブルに関しては噂通り。『競艇場でデカいのがいると思ったら安田だった』『パチンコ屋で通路にまで巨体がハミ出している安田を見た』なんて話をよく耳にしました。ただし、安田の名誉のために言えば、稽古はしていなかったわけじゃない。巨体のわりに締まった体をしていたのがその証拠で、ただの怠け者なら総合格闘技などできるはずもない」(同)★下馬評を覆してまさかの大金星 しかし、’01年に総合格闘技デビューしてからも、安田がパッとしない状況は大きく変わらなかった。「PRIDEデビュー戦では佐竹雅昭に勝利しましたが、これは安田の巨体に対処できない佐竹をコーナーに押し込んでの優勢勝ち。安田が勝ったというよりも、佐竹が負けたことの印象が強かった」(同) 次戦では佐竹戦での勝利が吹き飛ぶような、レネ・ローゼのハイキック一撃で壮絶KO負け。しかし、同年の大みそか『INOKI BOM−BA−YE2001』で奇跡が起きる。 猪木軍vsK−1軍の対抗戦形式となったこの大会だが、猪木軍の大将格とされていた藤田和之が練習中のアキレス腱断絶により欠場。代役を求められた小川直也も出場拒否したことで、安田にメインイベントの大役が回ってくる。 相手はK−1でトップ級のジェロム・レ・バンナ。どう考えても安田に勝機なしというのが大方の予想であったが、そんな下馬評を覆し、安田はギロチンチョークで大金星を挙げてみせたのだ。 あとから考えれば安田も1年近く総合の稽古を積んできており、総合初挑戦のバンナに勝ってもなんら不思議はないのだが、このときばかりは安田のぐうたらイメージが功を奏したと言うべきだろう。だが、この勝利があまりにも劇的だったがゆえに、周囲は見立てを誤ってしまう。 藤田の故障で空位となっていたIWGP王座は、猪木の「安田しかないだろう」という鶴の一声もあり、永田裕志との王者決定戦を経て安田に託されることになるのだが、これにファンはそっぽを向いてしまう。「プロレスで何の実績もない安田がトップに立つなどは認められないということで、これがプロレス冬の時代に突入するきっかけとなった部分もあったでしょう」(同) 結局、王者としての安田は、天山広吉を相手に1度防衛しただけで、お役御免となる。総合でミルコ・クロコップに惨敗したとはいえ新日トップ戦線で実績のある永田に、その座を譲ることになったのだった。安田忠夫***************************************PROFILE●1963年10月9日、東京都大田区出身。身長195㎝、体重130㎏。得意技/ダブルアーム・スープレックス、突っ張り。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年07月02日 20時30分
武藤敬司プロデュース! 8.30マスターズ後楽園大会に獣神サンダー・ライガーが参戦
プロレスリング・マスターズ実行委員会は、8.30後楽園ホール大会の第1弾参戦選手を発表した。6.26後楽園大会で行われた長州力氏のファイナル興行で、1年3カ月ぶりに国内マット復帰を果たした大会プロデューサー・武藤敬司が参戦。また、来年1月の東京ドーム大会での引退を発表している新日本プロレスの獣神サンダー・ライガーがマスターズにラスト参戦することを発表した。 武藤とライガーは、ヘビー級とジュニアヘビー級でそれぞれ1990年代の新日本マットをけん引していた2人。当時は2人で人気ランキングのトップを争うほどの看板選手だった。2人のタッグが実現したときには、武藤が「世間的には俺たちが組んだら最強」とコメントしていたこともあった。武藤にはグレート・ムタという化身も存在するため、グッズの売り上げは武藤がぶっち切りだったが、ライガーも決して負けていなかったのを思い出す。 90年代のファンにとっては、1996年10月20日に神戸ワールド記念ホールで行われたムタ対ライガーの印象が強いだろう。この試合、一度はライガーの怪我により流れており、当時ジャケット撮影までされていたこの試合を収録予定だったVHSビデオ作品『闘魂Vスペシャル vol.22』は、試合が実現するまで“欠番”に。ムタがライガーのマスクを引き裂くとペイントを施した“鬼神”ライガーが登場するなど、試合内容も素晴らしかったことから、この作品は爆発的なヒットを記録することになる。ビデオ作品用に組まれたドリームマッチだったこともあり、試合はテレビでは流されなかった。現在、公式試合配信サイト『新日本プロレスワールド』でも配信されていない。 武藤とライガー最後の絡みは、ムタとライガーを見てみたい。今回の参戦を知って思い浮かんだのは、あのとき身につけていた白いライガーのマスクとコスチュームだった。文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年07月02日 17時30分
巨人・緊急補強の裏事情 ファーム担当コーチが試されている?
やっぱり、このトレードはヘンだ。6月26日、巨人は日本ハムとの間で「投手・吉川光夫、捕手・宇佐見真吾−投手・鍵谷陽平、同・藤岡貴裕」の交換トレードが成立し、鍵谷の一軍昇格が決まったのは既報通り(7月2日)。また、吉川も7月4日の埼玉西武戦での先発が初登板となりそうだ。巨人は救援陣、日本ハムは先発を。ともに手薄だった人材難を埋める“ウィン・ウィン”の好トレードとなったようだ。 さらに、巨人は米ダイヤモンドバックス傘下のマイナーにいた右腕、ルビー・デラロサ(30)も獲得している。このトレードで、巨人二軍首脳陣は試されているのではないだろうか。 というのも、「課題」を抱えた選手が2人もいるからだ。 去る6月30日、デラロサが本格的な投球練習を開始した。その時、興味深い光景も見られた。ジャイアンツ球場の室内練習場に移ると、スタッフもそれに付いていく。約20球を投げた後、デラロサに何かを伝えた。すると、デラロサはセットポジションを取り、制止した状態で左肩越しに後ろの方を見る。その仕草で、牽制とクイックモーションの練習をさせようとしたのは分かったが、巨人スタッフはストップウォッチでの測定までやっていたのだ。 「だいたい、1・1秒。上(一軍)でも大丈夫だと思う」(関係者) 投球動作を制止し、再び動作を開始してから投げ終わるまで、デラロサは1・1秒を要したという。先に巨人入りしたクックが1・2〜1・4秒だというから、デラロサのほうが「機動力」を多用する日本球界向きだとも考えられる。しかし、素早いクイックモーションができるかどうかは調査段階で確認しておくものだが…。 また、左腕・藤岡について、こんな情報も聞かれた。「蘇生できると見て、交換要員に指名した」と――。投手出身のプロ野球解説者がこう続ける。 「2011年ドラフト会議で千葉ロッテに指名され、今日に至りますが、その素質の半分も発揮していないというのが、日本ハムの評価でした。才能はある。ブルペン投球を見たら、今、ナンバー1の左腕ではないかと思うほど。だけど、実戦マウンドに上ると別人になってしまい…」 巨人の二軍スタッフも「このままではもったいない」と思ったのだが、日本ハムも千葉ロッテとの藤岡の交換トレードを成立させた時、同じようなことを言っていたが。 「同じ左投手ということで、今季から指導者に転身した杉内俊哉ファームコーチが指導に当たる予定です。そして、木佐貫洋ファームコーチがデラロサを担当します。投手の育成では定評のある小谷正勝巡回コーチもいるので、大丈夫でしょう」(前出・関係者) 二軍調整中のゲレーロが投球練習を終えたデラロサに近づき、談笑をしていた。関係者によれば、「デレーロが日本流の練習、クイックモーションの重要性を伝えた」とのことだ。昨季、高橋由伸監督との直接会談を拒否したように、ゲレーロは気難しい性格だと思われていた。指揮官の交代で、チームの雰囲気も確かに変わったが、“後輩思い”な言動は、中日時代にもなかったはずだ。 「原辰徳監督はファーム担当のコーチを一時的に交代で一軍に帯同させています。一軍のミーティング、スコアラーから上がってくるデータをどうやって活用しているのか、見て覚えさせ、二軍から昇格してくる若手に助言できるようにしろ、と指導しています」(同) 藤岡の蘇生が特にそうだが、二軍担当の若いコーチたちは試されているのではないだろうか。 二軍に降格していた新人・髙橋優貴が近く、一軍に合流するという。ペナントレース序盤は先発ローテーションを任されたが、投球パターンを読まれてしまった。その課題が克服されているのかどうか、ここでまず、二軍担当コーチたちの手腕が分かるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年07月02日 12時00分
「選手を呼び捨てにもできない」の声も ドラゴンズ応援歌『サウスポー』自粛の理由に物議
中日ドラゴンズの公式応援団が応援歌『サウスポー』の使用を自粛することを発表し、物議を醸している。 1日に応援団公式ツイッターで発表されたのは、「この度、当団体で使用している『サウスポー』について、チームより不適切なフレーズがあるというご指摘を受けました」と球団側から指摘を受けたというもの。さらに、公式ツイッターは「この件について球団と協議した結果、当面の間『サウスポー』の使用は自粛させて頂くこととなりました。皆様には何卒ご理解、ご協力の程宜しくお願い致します」と自粛することを報告していた。 『サウスポー』はピンクレディーの名曲で、高校野球などでも多く使用され、野球ファンにとっては馴染みの曲であることもあり、球団ファンからは、「どこが不適切なんですか?」「不適切な部分が全然思い浮かばない」「不適切なフレーズってありましたっけ?」といった疑問の声が聞かれた。 その後、ネット上で、中日ドラゴンズに関する新書などを執筆しているライターが5月20日頃、「与田監督はチャンテ(注・チャンステーマのこと)のサウスポーの歌詞『お前が打たなきゃ』の『お前』に抵抗を持っているらしい。こどもが野球選手に対して使う言葉ではないと」とツイートしていたことが判明。ツイートは現在削除されているものの、スクリーンショットがネット上で拡散される事態に。監督側の要請なのでは? という見方が広まっている。 「お前」という部分が不適切だと判断されたことが判明したとはいえ、ネットからは、「そんなこと言ったら選手呼び捨てにすること自体どうなの?」「こんな意見出す奴も出す奴やけどまともに聞く方も聞く方」「『お前』が不適切っていうならほとんどの曲が不適切って言えそう」という呆れ声が集まっている。 野球ファンから残念がる声が多く聞かれている今回の自粛発表。撤回を求める声も多く見受けられた。記事内の引用について中日ドラゴンズ応援団公式ツイッターより https://twitter.com/dragonsouendan
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スポーツ 2019年07月02日 11時30分
オリックス、山岡泰輔&山本由伸が監督推薦で球宴選出! 猛牛三銃士揃い踏み
日本野球機構(NPB)は1日夕方、プロ野球オールスター戦『マイナビオールスターゲーム2019』(7月12日 東京ドーム、13日 阪神甲子園球場)の監督推薦選手を発表した。 監督推薦による初出場のセ・リーグ投手陣は、広島から床田寛樹、フランスア、横浜DeNAの今永昇太、中日の柳裕也、阪神の青柳晃洋、野手は、中日の京田陽太、横浜DeNAの神里和毅を監督推薦で初選出。また、阪神の藤川球児投手は7年ぶりの出場となる。パ・リーグは投手陣で、埼玉西武から高橋光成、平井克典、福岡ソフトバンクの高橋礼が監督推薦で初選出されている。 現在、パ・リーグの防御率トップで、ファン投票、選手間投票でも2位だったオリックスの“神童”山本由伸が2年連続で監督推薦による出場を決めた。オリックスは“エース候補”山岡泰輔も2年ぶり2度目の監督推薦で、“マッチョマン”吉田正尚はファン投票で選出されており、今シーズンからオリックスを引っ張っている猛牛三銃士が3月の侍ジャパンに続いて揃い踏みすることになった。“豪腕”榊原翼や、“交流戦首位打者”中川圭太は、プラスワン投票で選出されるか注目されるところ。 由伸は「素晴らしい選手が多くいる中で、選んで頂いて光栄に思います。なかなか無い機会ですし、いろいろ方に話を聞いてみたいです。昨年はリリーフとして選んで頂きましたが、今年は先発として選んで頂いたと思うので、昨年より成長した自分をファンの方々に見せられるようにがんばります」と、球宴でも先発に意欲を示すと、山岡は「監督選抜で選んで頂いて本当にうれしいです。素晴らしい選手がたくさんいるので、少しでも吸収できるように、いろいろなことを聞ければと思っています。見てくださるファンの皆さんに楽しんでもらえるようなピッチングを見せたいと思います」と、球宴を楽しみたい考えを明らかにしている。ちなみに、山岡は2年前の登板試合で勝利投手になっており、連勝に期待したい。文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2019年07月01日 22時30分
WWE今年の東京公演はトリプルH劇場!2日目もサプライズ登場でドリームタッグ実現!
世界最大のプロレス団体WWEの日本公演『WWE Live Tokyo』が6月28、29日の両日、東京・両国国技館で開催された。 初日は6724人、2日目は7520人とそれぞれ超満員の観客を動員。今回は主力ブランドであるロウのメンバーが中心だったが、日本ファンのお目当ては、昨年犬に噛まれ、来日したものの凱旋試合ができなかった元新日本プロレスの日本人スーパースター中邑真輔と、実に11年ぶりの来日となるトリプルHの参戦だ。 初日、トリプルHの試合は第4試合の予定だったが、会場のファンにとっては入場テーマが流れるまで試合順が分からないのがWWEのお約束であり、楽しみ方のひとつ。まず新日本でバレットクラブとして活躍したルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンが入場し、続いて同じくバレットクラブのリーダーとしてIWGPヘビー級王者にも輝いたAJスタイルズが入場すると会場は最高潮に達した。 ここでヒットしたのがトリプルHの入場テーマ曲『THE GAME』だったのだからたまらない。これには報道陣の中にも席を立って見入る姿が見受けられた。イメージカラーであるグリーンのレーザー光線に包まれるかのように、トリプルHが威風堂々と入場。エプロンに立ち、客席を向くと、昔から変わらぬポーズを決めてから水吹きパフォーマンス。8人タッグマッチだったが、他の7選手がかすむほどの存在感だった。 アメリカでも見られないTHE CLUBとドリームチームを結成したトリプルHは、役員として多忙なこともあり、試合数が減っているとはいえコンディションはかなり良さそうだった。 驚いたのは全盛期と比べても引けを取らない肉体である。THE CLUBとの連携もスムーズで、ドリュー・マッキンタイア、バロン・コービン、ボビー・ラシュリー、サモア・ジョーを相手に格の違いを見せつけていた。最後はうるさいコービンをペディグリーで仕留めてカウント3。試合後もなかなか鳴りやまない「トリプルH」コールに応えるべく、時間をかけてコーナーパフォーマンスを披露し、日本のファンに感謝の意を示していた。 トリプルHの試合出場は初日だけと言われていたが、2日目も中邑真輔の後に『THE GAME』が流れるサプライズ。トリプルH&中邑真輔というドリームタッグが実現した。試合は中邑がロバート・ルードにキンシャサでWWE移籍後、日本初勝利を飾ったが、この記念すべき試合を見事に演出してみせた。ビンス・マクマホン会長兼CEOの娘婿で、後継者の筆頭と言われるトリプルHだが、レスラーとしての魅力は全く衰えていない。次はいつになるか分からないが、日本でトリプルH劇場が見られたのは、とても幸せなことである。文 / どら増田写真 / 萩原孝弘
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ドラフト情報で浮上してきた『ポスト川崎』
2010年10月23日 11時30分
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星野vs岡田注目の遺恨戦開始
2010年10月23日 09時00分
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巨人『外れ1位』候補に長野の後輩が浮上!
2010年10月22日 14時30分
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5年ぶりに行われた、STYLE-E最強を決める過酷なリーグ戦、『E-1クライマックス』開催!
2010年10月22日 13時00分
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CS改定も!? ホークスの恨み節が聞こえそう…
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今度はロッテ・西岡ポスティング志願の元凶
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田中正直のウェブランニングクリニック 「第54回 大人気のキャピラン」
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「毎週火曜はTruthの日」再燃! ガッツワールド vs. STYLE-E!! 田村和宏、ダ イスケに宣戦布告!!
2010年10月16日 10時30分
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アイドル・舞台役者・元プロレスラーが「おとぎ話」に挑戦 2010年10月1日『朗読 Night#1』
2010年10月16日 10時00分
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完全復活ナベツネ節に戦々恐々の巨人首脳
2010年10月15日 18時00分
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楽天・星野監督で選手取り放題、でも資金は?
2010年10月15日 12時00分
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西調布で行われた「秋の婚活大作戦!」10月3日頑固プロレスでは何が起こったのか?
2010年10月15日 10時00分