スポーツ
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スポーツ 2019年08月09日 10時10分
キック界のスマイルシンデレラになるか?ぱんちゃん璃奈、8.18大田区決戦へ人気急上昇中!
ブシロードグループのキックスロードが運営するキックボクシング団体KNOCK OUTが18日、東京・大田区総合体育館で令和初の大会『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』を開催する。 今大会からキックボクシング団体REBELSの山口元気代表がプロデューサーを務めるとあって、注目が集まっている。先日、全英女子オープンで優勝し、日本人としては42年ぶり2人目のメジャー制覇を果たしたプロゴルファー、渋野日向子並みのスマイルシンデレラが注目を浴びている。その名は“キューティー・ストライカー”ぱんちゃん璃奈(ストラッグル)だ。 大阪出身のぱんちゃんは今年2月にデビュー。これまでいずれも判定ながら無傷の3連勝中。今年5月にKNOCK OUTの体制が変わり、ぱんちゃんが主戦場にしているREBELSとKNOCK OUTが提携したことから、新生KNOCK OUTを象徴する選手に。都内のJR主要駅に掲示された巨大広告では、ぱんちゃんがキックを放つ全身写真に世間の注目が集まった。SNSのフォロワー数も増加中だ。 雑誌のグラビアやテレビ出演などプロモーション活動も増えてきたが、「キック一本で勝負していく」という覚悟が節々に感じられる。2年間勤め上げたアルバイトも辞めた。今回の祥子戦からは勝利だけではなく「倒さないとヤバイですよ。4戦目でKOしないと」と語り、KOにもこだわる構え。体幹を強化し1.5kgほど体重が増えて、「パワーアップした」とのこと。 KNOCK OUTは既に次回10.4東京・後楽園ホール大会の開催も発表している。これに関してぱんちゃんは「プレッシャーはありますが、楽しさの方が大きい。大きな舞台なので前回とは違って楽しんでできるのかなと思います」と、とびきりの笑顔で話してみせた。まさにスマイルシンデレラそのものである。関係者の話によると前回の試合で、鼻を骨折したにもかかわらず、試合の数日後から率先してプロモーション活動を行っていたそう。ぱんちゃんは笑顔で現場を和ませていたという。 公開練習に集まる報道陣も明らかに増えている。キック界のスマイルシンデレラが令和の女子キック界を引っ張っていく可能性は高い。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月09日 10時00分
オリックス、『Bs夏の陣2019』フィナーレイベントに霜降り明星の出演が決定!
オリックスは25日の北海道日本ハム戦(京セラドーム大阪)の試合後に実施する『Bs夏の陣2019』のフィナーレイベント『真夏のオリフェス2019 #超攻撃型夏の陣』のスペシャルゲストとして、人気お笑いコンビの霜降り明星が出演すると8日に発表した。 霜降り明星は2017年から2年連続で、11月のオリックスのファン感謝デー『Bsファンフェスタ』にゲストMCで出演。昨年のファンフェス直後にはM-1グランプリで優勝を果たしている。 ファンの間では「もうファンフェスには来てくれないだろう」という声もあったが、5日に同イベントのスペシャルゲストが決定したとの発表があった。さらに霜降り明星をイメージさせる謎の画像がアップされ、ファンの間で「もしや」との声が広がっていた。今回凱旋するとイベントはかなり盛り上がることだろう。 霜降り明星・粗品は「2017年、2018年のBsファンフェスタのゲストMCを務めさせていただき、選手の皆さんとファンの皆さんの温かさ、優しさを肌で感じました。M-1を優勝してから、こうしてまた京セラドーム大阪に立てるのが本当にうれしいです!ぜひ皆さんお越しください!」とPRした。 相方のせいやも「オリックスさんは僕たちの思い入れのある球団です。M-1で優勝する前から選手の方々にお世話になって、ファンの方にも無名のときから優しくしていただいた。京セラに帰ってこれたんはとてもうれしいです!!M-1優勝パワーをオリックスさんに還元して優勝してもらえるように盛り上げます!」とコメントしている。 2人とも売れる前からゲストとして起用してくれたオリックス球団や選手、ファンに対しての恩義を感じているようだ。今回はかなり気合いが入っているよう。今後もこの関係は続いていくだろう。 同イベントでは、試合直後に京セラドーム大阪の照明を落として、ファンのスマホライトを使用したスタンド参加型の演出も予定しているという。スマホライトに貼るスマホライト用シールも配布。観客参加型のイベントにするようだ。霜降り明星の出演も決まり、あとは当日チームが勝てば何も言うことはない。最高の形でグランドフィナーレを迎えてほしい。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月08日 22時30分
G1クライマックスAブロック、8.10日本武道館大会オカダ対飯伏の勝者が決勝進出へ!
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』Aブロック第8戦が7日、静岡・浜松アリーナで開催された。決勝進出の可能性がある選手だけでなく、決勝進出の望みがない選手も“G1以降”を見据えて気合いは十分の様子だった。 試合前に決勝進出の可能性が残されていたのは、6勝1敗のオカダ・カズチカ、5勝2敗の飯伏幸太、4勝3敗の棚橋弘至、EVIL、KENTAの5選手だ。 まず棚橋が登場。やや苦手なタイプのバッドラック・ファレと対戦した。2勝のファレだが、KENTA戦ではまさかの丸み込みで白星を挙げている。ファレ対策をしてきたのだろう。棚橋はインサイドワークでファレの桁外れのパワー殺法をうまくいなしていくが、セコンドの邪道がたびたび介入し、勝機を見いだせない。 ならばと逆さ押さえ込みで巨漢退治に挑むが、これを逆にファレに決められてしまいカウント3。連覇の道が途絶えてしまった棚橋はしばらくコーナーに座り呆然とするほかなかった。8.10東京・日本武道館でのウィル・オスプレイ戦を待たずに棚橋の夏は終わった。 続いて4連勝から3連敗のKENTAが、オスプレイと対戦。KENTAは今年2月までヒデオ・イタミのリングネームでWWEの軽量級ブランド205Liveに所属していただけに、IWGPジュニアヘビー級王者のオスプレイとは予想通りの好勝負に。KENTAの打撃やgo 2 sleepをしのいだオスプレイはオスカッターを決めたがカウント2。KENTAもこれ以上負けられない。 しかし、オスプレイはトラースキックからがヒドゥン・ブレイドを決めると、最後はストームブレイカーを炸裂させてカウント3。KENTAは4連敗で決勝進出から脱落した。試合後、オスプレイがKENTAに敬意を払う様子を見せると、KENTAはオスプレイと握手を交わして引き揚げた。 セミファイナルでは飯伏がザック・セイバーJr.と対戦。飯伏はザックに苦手意識を持つ。この日もザックは飯伏が痛めている右足首に、バラエティに富んだサブミッション攻撃を仕掛けて苦しめていく。足に踏ん張りがきかなくなった飯伏は得意の立体殺法を封じられてしまい大ピンチに陥った。 しかし、シットダウン式のパワーボムで形勢を逆転させると、カミゴェを封じられながらもハイキックからボマイェを決め、膝をむき出しにしてカミゴェを命中させてカウント3を奪った。ボロボロの飯伏だが、8.10武道館大会でオカダとの公式戦に勝てば2年連続の決勝進出が決まる。それまでにはできる限りのケアをしたいところだ。 メインイベントではオカダと、飯伏の勝利で決勝進出が絶望となったEVILが対戦。盟友のSANADA同様、ここで勝っておけばIWGPヘビー級王座への挑戦をアピールできるとあって、EVILは気合十分。持ち前のパワーでオカダを追い込んでいく。このEVILの猛攻を受け切ったオカダもすごいが、オカダのエグい攻撃をしのいだEVILもすごかった。迫力満点の攻防に、浜松のファンは大いに熱狂。最後はEVILのEVILを徹底防御したオカダがレインメーカーを決めて大熱戦に終止符を打った。 試合後、1敗を守ったオカダは『ニュージャパンカップ』、IWGPヘビー級王座、そしてG1の3冠奪取を高らかに宣言。最終戦で飯伏に敗れても7勝2敗で並ぶが、同点の場合は直接対決に勝利した方が決勝に進むため、オカダは飯伏戦に勝つか引き分ける必要がある。果たして決勝に進むのは史上3人目のIWGPヘビー級王者によるG1優勝を目指すオカダか、それとも2年連続で飯伏となるのか。8.10武道館でその答えが出る。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月08日 20時00分
バスケ日本代表、3億円ゲット! 八村塁はソフトバンクの5Gイメージキャラクターに
NBAのウィザーズに入団したバスケットボールの八村塁が7日、都内でソフトバンクが開催した「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」の激励会に出席。ソフトバンク5Gのイメージキャラクターに就任したことが発表された。 ソフトバンクは八村の起用について、「NBAの第一巡指名という大きな偉業を達成された。5Gも世界を変えていく。八村さんも世界を変えていくということで、就任をお願いしました」と紹介。八村はこれに「うちは、家族もソフトバンク。小さい頃から使わせてもらっているソフトバンクがスポンサーシップをしてくれるのは本当に嬉しいです。これから世界大会、オリンピックとしっかりやっていきたいです」と嬉しそうにコメント。 すでに、8月22日からオンエアされる同社のCM撮影にも参加したといい、この日、その先行映像が公開されると、「一言でかっこいいです。自分で言うのもあれですけど」と感激の表情。「いろんな撮影があったんですけど、その中で僕の持ち味、僕のいいところを見せることが、できたんじゃないですかね」とその出来映えにも満足げ。 ソフトバンクからはこの日、日本代表に対して3億円の支援金も贈られ、日本バスケットボール協会の三屋裕子会長へ手渡された。代表キャプテンの篠山竜青は「21年ぶりのワールドカップ出場。未知との闘いになると思います。日本が一丸となって世界を驚かせるプレーをしていきたいです。皆さんと一緒にワールドカップを盛り上げていきたいです」と改めてワールドカップへの意気込みを述べていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2019年08月08日 18時00分
夏の甲子園 星稜vs習志野 戦力アップの「サイン盗み」
101回目となる夏の甲子園大会が8月6日に開幕する。令和最初の大会だが、その新しい1ページには、「遺恨」の2文字が刻まれそうだという。今春、「サイン盗み」の疑惑で揺れた星稜(石川)と習志野(千葉)の再戦があるかもしれないのだ。 星稜はエースの奥川恭伸投手(3年)が小松大谷との決勝戦で完投し、甲子園行きの切符を手にした。「令和の怪物」こと、大船渡高校(岩手)の佐々木朗希など何人かの好投手が地区予選で消える中、奥川は安定した投球を見せた。「星稜は昨夏の甲子園の時点で、『2019年の優勝候補』と言われていました。2年生中心のチームでしたが、投打ともに全国レベルの好選手ばかりで、彼らが順調に育てばかなり強いチームになると見られていたからです」(スポーツライター・美山和也氏) 最速163キロの佐々木ばかりが有名になったが、奥川も好投手である。球速はMAX158キロだが、佐々木より球種が豊富。そして、何よりストレートの質が絶品だ。スピンが掛かっていて、打者の手元で浮き上がってくるのだ。その好投手をセンバツで打ち砕いたのが、習志野高校だった。「二塁走者が星稜・捕手のサインを覗き見て、打者に奥川の投げる球種を教えていたと言う。捕手のサインは二塁走者から丸見えで、やむを得ないことなんです。高野連では『サイン伝達』は禁止としています」(アマチュア担当記者) 星稜の林和成監督が試合後に習志野ベンチに行って異例の直接抗議をし、その抗議に対して、今年6月までペナルティーを課せられていた。習志野・小林徹監督が冷静に対処したこともあってそれほど大問題にはならなかったが、これで一件落着とはいかなかった。「甲子園の一部常連校は、『サイン伝達はある』という前提で試合に臨んでいます。試合途中でサインを変えたり、故意に捕手の構えているところとは逆方向に投げるなどして防いでいるのです」(同) 甲子園の試合中継でも、二塁走者がヘルメットを触ったり、リードを広げる際の腕の下ろし方など“不自然な動作”は少なくない。習志野サイドの「やっていない」発言を信じたいが、こんな声も聞かれた。「昨夏、2年生中心だった星稜は秋の神宮大会でも優勝候補とされたが、新興の札幌大谷に決勝戦で敗れています。監督への謹慎措置もあって、『絶対に勝ちたい』の思いは強く持っているはずです」(同) 千葉県大会を観戦した前出・美山氏がこう言う。「決勝戦で習志野は、初回の先頭打者本塁打で主導権を握りました。対戦した八千代松陰のピッチャーも名の知れた好投手で、準決勝の木更津総合戦では9回裏二死から同点とし、延長戦で逆転勝ちしました」 走者を置いた1本がほしい場面で、ほぼ確実に安打が出ている印象だという。「粘り強く、選手も精神的にたくましい。同時に、強豪校の対策をしっかりやっているんだと思いました」(同) 習志野は千葉の高校野球の歴史を作った伝統校だが公立校(市立)。県内では機動力野球の指導で一目を置かれている。「機動力」が得意なことが“誤解”を広げたのかもしれない。「習志野はブラスバンド部も有名です。習志野市にふるさと納税をすると、そのブラバンのDVDが特典についてきます。センバツは習志野にとって10年ぶりの甲子園で、その快挙の裏で『サイン盗み』疑惑をかけられ、ガッカリした行政関係者もいました」(同) 対する星稜には「再スタート」「雪辱」の言葉がついてまわる。キーマンはやはり、エース・奥川だ。「奥川もしたたかです。彼の投球は直球とスライダー、フォークのコンビネーションが軸ですが、県大会では走者を背負うと、『全力投球の演技』をしていました。味方を鼓舞するためですよ」(プロ野球スカウト) 星稜は昨夏の大阪桐蔭を彷彿させるところもある。すでにU―18、U―15の日本代表を経験した選手も少なくない。2年生の荻原吟哉、寺西成騎も「来年のドラフト候補」(前出・スカウト)と言われており、精鋭を集めたチームである。 対する習志野は「伝統校で野球をやりたい」と千葉県内から集まった猛者もいるが、やはり学校行事優先の公立校。昨夏は地元球児だけで戦った。ただ、日本中から好感を得た金足農(秋田)と大阪桐蔭の決勝戦を思い出すと、「精鋭(私立)VS公立」の対決では、後者を応援するファンのほうが多くなる。なのに、今夏は「星稜ガンバレ」の声が多いのは、センバツでの疑義が払拭されていないからだろう。「今夏は好投手の多い大会と称されていますが、横浜・及川雅貴など予選で消えた投手も少なくありません。岩手大会では佐々木の名前ばかり報じられていましたが、大船渡に勝った花巻東は投打ともに相当ハイレベルなチームです。今まではエースの西舘勇陽が頑張ってきましたが、左腕の中森至が故障から復帰し、連戦にも耐えられる状況になりました。圧倒的な力を持つ本命校がいないので、花巻東もかなりの有望校です」(前出・美山氏) 大会前に高野連役員は「連投」「球数制限」について意見交換をする。故障を防ぐために佐々木に連投させなかった大船渡高の決断に共鳴する関係者も少なくなく、議論が加熱するかもしれない。とはいえ、ファンの心境は「サイン盗みのモヤモヤに決着を」か…。
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スポーツ 2019年08月08日 17時30分
DeNA、ネフタリ・ソトが本領発揮で2冠王! 気温と共に調子も上昇中
昨年のホームラン王、ネフタリ・ソト。107試合出場で41本とハイペースでホームランを量産し、打率も.310と確実性も持ち合わせた。今年は複数年契約を結び、開幕からフル回転の活躍が期待されていたが、4月は11本塁打とホームランは出るものの打率は思うように上がない状態が続いていた。しかも5月10日には自打球を当ててしまい、さらに状況は悪化。スタメン落ちも経験し5月は打率.257、ホームラン8本、続く6月は打率.188、ホームラン4本。“2年目のジンクス”、“複数年契約の初年度は働かない”の定説が、ソトにも当てはまってしまうのかとの失望感があった。 しかし、7月に入ると打率は.326と上昇。ホームランは4本だったものの、オールスター後の打率は一時、3割後半をマークすると、得点圏打率は9割を超える驚異的な数字を残し、確実にソトのバットでチームをも上昇気流に乗せていった。 8月3日の横浜スタジアムで放った28号ホームランは、照明灯よりも高い44メートルまで上がってレフトスタンドへ着弾した。7月4日の同じく横浜スタジアムでの25号は、17度の角度しかつかないながらも、178.1キロの打球速度での弾丸ライナーで左中間に叩き込んだ。8月7日のマツダスタジアムでの29号は右中間に運ぶなど、右に左にバックスクリーンにとバラエティーに富んだホームランが打てることもストロングポイントであろう。 個人成績でもホームラン29本は、ジャイアンツ・坂本勇人と並んでトップで、打点は77で単独トップとなっており、現在2冠王に君臨している。昨年は8月に11本、9月に10本と驚異のペースでホームランを打ち続けたソト。南米プエルトリコ出身だけに、気温が上がるとともに自らの調子も上がっていく兆候にあるのは間違いない。 昨年はホセ・ロペスや筒香嘉智などの主力に怪我人が続出しながらも、CS進出争いが出来たのは、投手陣の踏ん張りと、ソトの打棒によるところが大きかった。今年は打線の奮起で勝利する試合も増えてきただけに、ソトが昨年同様の破壊力を見せつけることが出来るならば、悲願のリーグ優勝がグッと近づいてくる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年08月08日 12時30分
東京五輪旗手候補の大坂なおみが「日本国籍取得や〜めた」の怪情報!
プロテニスプレーヤーの大坂なおみが、東京五輪の旗手役に抜てきされる可能性があるという。大坂自身、「うれしい」と一部メディアにコメントしていたが、周囲はそうは思っていないらしい。それだけではない、何と五輪出場そのものにも難色を示しているのだ。 東京五輪に出場するとなれば、現時点で、米国、日本の両方の国籍を持つ大坂は“日本人”にならなければならない。「日本ラブ」を公言してきたが、ここに周囲が難色を示す理由があった。 「アメリカと日本では所得税の税率が異なります。日本の法律では22歳までにどちらかの国籍を取得しなければなりません。アメリカ、日本ともに所得が上ればその分、税金も高くなる累進課税制ですが、ザックリ計算すると、アメリカは最大37%。日本は地域によっては55%となります」(スポーツ紙記者) 大坂は米フロリダ州に自宅を構えている。日本国籍を取得しても、自宅所有に関するアメリカでの税金は続く。さらに、日本国籍の取得を決めれば、アメリカには「国籍離脱税」がある。ここに、日本から所得税の徴収が加わるわけだ。あくまでも推定だが、大坂はこれまで大会賞金、スポンサー契約料などで40億円強を稼いだ。国籍離脱税、日本に支払う追加分等を計算すると、日本国籍取得と同時に、計10億円を徴収されるという。「日本は大変な高額納税者を得ることになります。大坂の日本国籍取得を一番喜んでいるのは、五輪組織委員会ではなく、国税庁では」(同・記者) また、こんな話も聞かれた。大坂の住むフロリダ州には日本の地方税にあたる所得税がない。そのため、ヤンキースの選手は「球場が遠くなってもいい!」とし、ニューヨークから離れてフロリダ州に住んでいる。大坂も“恩恵”を知って、現在の自宅を購入した可能性はあるだろう。“節税”の意識が高いとすれば、日本国籍の取得は得策ではない。 大坂の国籍に関するファイナルアンサーを出すのは、22歳の誕生日が来る10月。同時期、消費税も10%に増税される。まさに日本にとって大ピンチの季節となってしまいそうだ。
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スポーツ 2019年08月08日 11時30分
二軍落ちからひと月半、一軍再昇格の可能性は?日本ハム・吉田輝星が迎える勝負の夏
一軍マウンドへの道のりは険しいのか。北海道日本ハムファイターズのルーキー、吉田輝星が8月7日の二軍戦での先発登板において、相手打者に対する危険球で退場となった。「一軍再昇格テスト」と目されていたこの日、打者3人に対し8球を投げたのみでマウンドを降り、周囲の期待とは裏腹に、思いもよらぬ形でアピールの機会を失う形となった。夏の全国高校野球選手権も始まり野球熱が盛り上がる8月、果たしてゴールデンルーキーの一軍復帰は叶うのだろうか。 前回のファームでの登板となった先月30日のヤクルト戦でも、先発としてマウンドに上がり101球を投げ、「変化球でカウントが取れた」と、いつも以上に多投した変化球に自信を覗かせていた。この日の投球内容を踏まえ、首脳陣からはあくまでも速球が中心の組み立てを望む声もあったと言うが、長いイニングを投げ、持ち味をより際立たせる為には今後、どれだけ変化球をピッチングに織り交ぜるかにかかっているのではないだろうか。 またそれ以外でも、潜在能力はすでに一軍の舞台でも披露されている。プロ初登板を勝利で飾った6月12日の対広島カープ戦では、5回を投げ4安打1失点、初回からストレートで押し続け、84球を投げ切った。最後のイニングとなった5回のピッチングでは、打ち取ったものの、打球を外野深くまで運ばれていた中で球速は146kmまでを記録、直球で三振も奪った。浮き上がるような伸びのあるストレートのキレも抜群だったが、その球筋は正確に打者の外角を突いていた。この日奪った4つの三振は、何れも決め球は外角のストレート。背番号18を背負うルーキーのもう一つの武器として、コントロールの正確さも挙げられるはずだ。 「やっぱり一軍のマウンドは違う。相手打者をギリギリで抑えられたことで、楽しみながらマウンドに上がれた」とはプロ初勝利直後のコメント。 決して平坦ではない、ドラフト1位高卒ルーキーの1軍定着への道のり。それでも今後、吉田の特徴であるストレートを始め、その他の球種も磨き、さらに、それらを投げ分けるコントロールとピッチングの幅を、より広げることができる要素が十分であることが垣間見えてきた。 7日の試合では悔しい結果に終わった吉田だが、報道によると中継ぎとして翌8日の試合にも登板するといい、これを一軍再昇格への“追試”と見る向きもある。投手陣の台所事情が楽ではなくなる夏場、吉田輝星の躍動する姿が、再び札幌ドームのマウンドで観られる日はそう遠くないかもしれない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2019年08月08日 11時00分
秋田中央高校の選手が熱中症で倒れ交代 繰り返される我慢大会に呆れの声
7日、甲子園球場で行われた全国高校学校野球選手権、秋田中央高校対立命館宇治高校戦で、秋田中央高校の斉藤椋平外野手が熱中症で倒れる事案が発生。相変わらず繰り広げられる「我慢大会」に、呆れの声が広がっている。 問題のシーンは7回表に発生。ノーアウト満塁で打席に入った斉藤選手が、ピッチャーゴロを放ち併殺を避けようと全力疾走した際、起き上がれなくなってしまった。斉藤選手の両足は痙攣を起こしてしまっており、この原因は熱中症なのだという。 斉藤選手はそのままベンチに下がり交代。状態が心配されたが、試合後の整列には顔を見せており、大事には至らなかった様子。しかし、試合中に選手が熱中症によって倒れることは異常であり、命の危険にさらされていることにほかならない。大会を主催する日本高等学校野球連盟(高野連)が、熱中症に有効な対策を採っていないことが浮き彫りとなったと言える。 今大会では、球場内に28台のエアコンが増設され、入り口にミスト噴射機を設置するなどして、観客の熱中症対策が進められた。また、開会式では、昨年に続きペットボトルの携帯が認められ、オールドメディアは「熱中症対策バッチリ」「スタンドは快適だった」などと書き立てた。 しかし、選手については、水分補給タイムが設けられたこと、手のひらを冷やすための冷たいペットボトルが用意されたことぐらいで、高野連が有効な熱中症対策を施したとは言い難い。昨年、選手を含め647人が救護室に搬送、うち343人が熱中症の疑いと診断され、まさしく「異常世界」となった甲子園だが、今年もその本質は変わっていない。一部には、慰安婦関連の誤報を犯し、反日的な記事を常時掲載し続ける朝日新聞が主催者だけに、「日本人を命の危険に陥れて楽しんでいるのでは」という声もあるほどだ。 そして開催前、大船渡・佐々木朗希投手の「登板回避」問題で、多くの野球関係者が過密日程を批判していたものの、開幕すると地域性などもあり批判の声は少なくなり、『熱闘甲子園』(テレビ朝日系)のお涙頂戴映像に涙するとともに、試合に一喜一憂し楽しむ人ばかりとなり、選手を死の危険に陥れていることを、忘れてしまっている。 高校野球を楽しむことは決して悪いことではなく結構なこと。しかし、過密日程や熱中症の対策が進んでいない現状、そして、酷使による選手の重大な故障問題を忘れてはならない。実際に、熱中症によってグラウンドに倒れる選手が出たことを、ファン関係者とも重く受け止めるべきだ。
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スポーツ 2019年08月07日 22時30分
阪神、暗黒時代並みのペースでエラー量産 聖地・甲子園の特性を分かっていない?
第101回全国高等学校野球選手権大会が開幕した(8月6日)。今夏の甲子園大会に限らず、出場校の監督、コーチ、選手たちが必ず口にするのが、グラウンドのこと。甲子園球場の整備スタッフが“誇りを持った職人芸”できめ細やかなグラウンド整備を行っているのは、有名な話だ。筆者もそのスタッフにインタビューをさせていただいた一人だが、彼らは、イレギュラーを起こしてはならないという強い責任感を持っていた。イレギュラーによる球児のケガを絶対に起こしてはならないとし、イレギュラーで勝敗が決まるようなことがあってはならないと語っていた。 ここに“100年の歴史”も重なり、高校球児は「甲子園大会に出場したい!」と思うのだろう。 そんなグラウンド整備の行き届いた甲子園を本拠地とする矢野阪神だが、夏の大会が開幕した時点でのチーム失策数は「87」。このペースで行けば、シーズン終了後には120以上をカウントしてしまう。エラーが3ケタに到達したら、暗黒時代にあった2000年シーズン以来になるという。 「途中加入のソラーテの守備位置が固定できず、他選手にも影響が出ています」(在阪記者) 前マーリンズ傘下のヤンハービス・ソラーテ(32)が来日したのは7月21日。矢野燿大監督(50)は、メジャー通算75アーチの大砲に「ショート」を守らせたが、動きが緩慢だからと外野でテストし、最近はセカンドを守らせている。第4回WBC・ベネズエラ代表メンバーでもあり、ブルージェイズ時代(18年)に取材した米国人ライターによれば、「守備はうまい方」と話していた。 「ソラーテの打撃力が惜しいからスタメンから外せないんです。そのソラーテを二塁に回したため、それまで二塁を守っていた糸原にショートを守らせていますが、エラーが目立ち始めました」(前出・同) 「ソラーテの守備がヘタではない」と言うメジャーリーグ取材者はほかにもいた。だとすれば、ソラーテを守備難にさせた原因はどこにあるのだろうか。 コーチ経験を持つパ・リーグ出身のプロ野球解説者は、「土のグラウンドの難しさが原因ではないか?」と言う。プロ野球が開催される日本の野球場は、大半が人工芝だ。人工芝の内野フィールドは打球が速い。だから、打球を待って捕っても、一塁送球でアウトにできる。しかし、土のグラウンドは違う。パ・リーグの選手が甲子園で交流戦を戦う際、人工芝と土の違いにちょっと戸惑うのと同じように、ソラーテも天然芝を敷き詰められたグラウンドと「土の球場」の違いに苦しんでいるのではないかと予想していた。 夏の甲子園大会中、出場校の外野手は手入れの行き届いた内野にスパイクの足跡を付けたら申し訳ないからと、遠回りをして守備位置に就く。阪神の外野手も、ファールゾーンを走って守備位置に向かうことが多い。ソラーテにその理由を説明してやれば、エラーは減少するのではないだろうか。甲子園のグラウンド整備について、教え直さなければならない阪神選手は他にもいるが…。(スポーツライター・飯山満)
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