スポーツ
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スポーツ 2019年08月22日 17時30分
巨人「優勝カウントダウン」で中継ぎ投手の評価基準が一新する?
そのとき、原辰徳監督(61)は誰の名前を挙げるのか。 巨人が“マジックナンバーの点灯ウィーク”に入る。2位DeNAの勝敗に左右されるが、近く、カウントダウンが始まるのは確実。5年ぶりのリーグ優勝に向け、チームの雰囲気も良好である。 「巨人の優勝を前提に『MVP』が誰になるのか、予想する向きも出てきました。やはり、坂本(勇人=30)ですかね」(ベテラン記者) シーズン中に最も活躍した選手に贈られる賞が、MVPだ。同賞は記者投票によって決められる。昨季は優勝チーム・広島から、現巨人の丸佳浩(30)が選ばれた。優勝チームの監督の気持ちを忖度するということは絶対にないが、マジックナンバーが点灯した後、記者団はフリートークの際、貢献度の高い選手の名前を聞き出そうとする。丸や坂本のようなレギュラー選手以外の名前が出ることも少なくないという。 「近年、中継ぎ投手の名前を挙げる監督も多いんです。『50試合以上投げてくれたから』とか、『シーズンを通してフル回転してくれた』と言って」(前出・同) もっとも、巨人は「強い救援投手」を持たずにシーズンを迎えた。結果的に中川皓太をクローザーとし、勝ちパターンが作れたが、その中川もマジックナンバーの点灯を目前に“体調不良”を訴え、現在は途中加入のデラロサがそれを務めている。 こうした投手事情を見ると、特定のリリーバーの名前が原監督から出ることは考えにくいが、こんな声も聞かれた。 「原監督の第二次政権を支えたのは、昨年で引退した中継ぎの山口鉄也氏(現・ジャイアンツアカデミーコーチ)ですよ。9年連続60試合登板、プロ野球史上初となる200ホールドの達成…。こんなふうに献身的にチームのために連投してくれ、しっかりと試合終盤のピンチの場面を抑えてくれるピッチャーがいるのといないのとでは、大違い」 コーチ経験を持つプロ野球解説者がそう言う。 優勝監督が“MVPに推薦する”中継ぎ投手に対し、「もっと高く評価されてもいいのでは?」という動きも出始めたのだ。そのきっかけは、やはり、巨人の投手だった。シーズン序盤、上原浩治氏が引退を表明したのがきっかけだったという。 「上原氏は日米通算132勝、128セーブ、104ホールド。救援投手としても長く現役を続けたので、『100勝100セーブ100ホールド』なんて記録が達成されたんです。でも、名球会入りの規定には届いていませんよね?」(前出・プロ野球解説者) 今さらだが、名球会とはプロ野球のスター選手が「規定」をクリアし、入会が認められる組織だ。投手なら、「通算200勝、同250セーブ」、打者は「通算2000本安打」がその規定となっている。しかし、中継ぎ投手のチーム貢献度を表すホールドに関しては、入会規定には入っていない。中継ぎ投手の好不調がペナントレースの勝敗を大きく左右する現状からも、「ホールド」をもっと高く評価すべきではないか、と…。 名球会入りがプロ野球選手の栄誉の全てではないが、球界全体として、中継ぎ投手の苦労が報われるようにしていかなければならないはずだ。原監督が、中川、澤村、デラロサ、鍵谷、先発からリリーフに転向した田口、大竹らの苦労を口にしたとき、大きな進展が見られるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月22日 11時00分
巨人 松井秀喜ヘッド誕生の切り札で星稜・奥川1位指名
「101回目」の夏を迎えた甲子園が、ゴジラ松井にとって巨人帰還の契機になるかもしれない――。 「やっぱり、星稜(石川県)の奥川恭伸がよかった。まだ伸びしろもあるし、『令和の怪物』よりも“オトナ”だということをこの大会でアピールしました。1位指名を変更するチームも少なくないと思いますよ」(在阪球団スカウト) 星稜・奥川の好投に、12球団スカウトは釘付けになっていた。 今大会初の延長・タイブレーク制に持ち込まれた3回戦の智弁和歌山戦。奥川は14回165球を投げ、奪三振数は23。強打の相手打線を「失点1」に抑え込んだ。 「連投したら故障する」と、県予選決勝戦での登板を回避した大船渡高校の佐々木朗希とは対照的なタフネス投球に、12球団スカウトの評価はさらに高まった。 「走者を出した後、ギアを一段階上げる感じ。変化球で抜くところは抜くし、延長戦に入ってもスピンの掛かったストレートの威力は全く衰えませんでした」(同) “佐々木フィーバー”となった岩手県予選中、日本ハムはいち早く、彼の1位指名を明言した。 しかし、甲子園大会が始まるなり、「両方獲れないかなあ…」と、言葉を変えてきた。それくらい、奥川の評価は今大会で急上昇したのだ。「今年は好野手は少ないけど、高校、大学、社会人に好投手が多いんです。12球団の指名が割れる可能性もあるし、初志貫徹で最速163キロの佐々木を指名する球団もあると思います」(スポーツ紙記者) その1位指名だが、原辰徳監督率いる巨人について、こんな情報も聞かれた。「巨人はかなり早い時期から奥川を評価していました。スピンの掛かったストレートについて『江川の再来』とまで言っていました」(球界関係者) 原巨人が奥川の指名に成功すれば、星稜は1992年のゴジラ松井以来の1位指名輩出となる。「松井秀喜氏(45)も奥川の実力は知っているはずです。松井氏は日本の球界事情に物凄く詳しく、’14年にキャンプで巨人の臨時コーチを務めた時も、20代の選手が挨拶に行くと、その選手の活躍した試合のことを切り出し『頑張って』と励ましたりしていたほどです。翌年、横浜DeNAの臨時コーチを務めたときも同様で、衛星放送やネットで日本のプロ野球中継をチェックしているようです」(同) これまで何度も巨人の監督候補に挙げられては、その都度、否定してきた松井氏。しかし、ニューヨークに住んでいる今も、日本のプロ野球界のことは気に掛けていたようだ。 また、星稜の林和成監督は松井氏の1学年後輩。「高校野球もチェックしている」(同)という松井氏が、カワイイ後輩が手塩に掛けて育てた有望株に強い思いを抱いているのは間違いない。 その奥川を指名後、原巨人はゴジラ松井にコーチ入閣のアタックを掛けると目されているのだ。「何度目のアタックかもう分かりませんが、原監督は3度目の今回の指揮官就任において、ヘッドコーチを空席にしました。シーズン中もファームのコーチを『研修』と称して一軍に帯同させることもあり、指導者も同時に育てています」(ベテラン記者) 今年春、松井氏はニューヨークで高橋由伸前監督との会談に臨んだ。松井氏は高橋氏の「監督時代」を労った。「その言葉の端々からは世代交代の時期にあったチームを率いる難しさ、それをあえて引き受けた元同僚への同情のような思いが感じられました。これまでは、巨人監督の話を振られるのも嫌そうだったのに、ここ最近はそうでもないというか…」(同) 松井氏は高橋氏のように「いきなりの監督就任」となるのを警戒しているようだ。空席となっているヘッドコーチを拝命し、原監督の下で学ぶ。そして、投打の担当こそ違うが、奥川の育成も後方支援する。そして、指揮官就任――。そんな青写真も見えてきた。「奥川指名は松井氏に再アタックする大義名分ともなります。エース・菅野智之の不振を受け、今秋のドラフトは投手中心のドラフトになりそうな巨人は、『次世代のエース育成』が最大のテーマです。上原浩治氏が引退し、背番号19も空いている。今の巨人は奇しくも、松井氏、奥川の両方を迎え入れる環境が整っているんです」(同) また、引退後の松井氏は家族との時間を最優先に考えてきた。これから子息は学校に通うわけだが、目が離せないという年齢ではない。日本への単身赴任も可能となってきた。「ヤンキースのフロントは松井氏に絶大な信頼を寄せており、巨人での仕事が終わったら、また戻ってきてくれと前向きに送り出してくれるはず。日本人メジャーリーガーとして、同年代に活躍したイチローもマリナーズのマイナーで指導者になり、井口資仁も千葉ロッテの監督になりました。自分も教える側の年齢になったという自覚を自然に持ち始めたようです」(前出・スポーツ紙記者) 原監督からすれば、松井氏は第一次政権時で退団した離脱者。しかし、そういうわだかまりは両者の間には“ない”という。チーム再建の協力者を「1人でも多く…」の心境だ。「松井氏を帰還させるためにも、奥川1位は決定でしょう」(同) 世代交代の時期を迎え、若手が安定した力を発揮しつつある巨人。ゴジラ松井氏がようやく動き出す。
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スポーツ 2019年08月22日 11時00分
何故かタイガースに勝てないラミ・ベイスターズ…払拭出来ない“虎アレルギー”
お盆時期に痛い5連敗を喫してしまったベイスターズ。しかし、ラミレス監督が「9月での5連敗はキツイが、この時期ならまだ取り返せる」と、17日のカープ戦の前に宣言した後の連戦は、まず土曜日に、筒香嘉智のメモリアル200号で連敗を止め、続く日曜日は、エース今永昇太の完封で連勝。熾烈な2位争いを繰り広げているカープに勝ち越し、2位の座のキープに成功した。 いいムードの中で乗り込んだ京セラドームでのタイガース戦。しかも、タイガースは前カードのジャイアンツに3連敗しており、勢いはベイスターズにあると思われた。だが初戦は、甲子園で2戦2勝、防御率0.56と圧倒的なピッチングを見せている濱口遥大を送り込んだが、5回に突然崩れ4点を奪われKO。打線も振るわず0-8の完敗。翌日も、8月に入って苦しんでいるルーキーの上茶谷大河が久々の好投を見せるも、前日同様打線に元気がなく1-3で痛すぎる連敗。2位争い中のカープは順当にスワローズに連勝したため、ベイスターズは3位転落となった。 ラミレス政権になってからのタイガース戦は、2016年9勝15敗1分、2017年は10勝14敗1分、2018年は8勝17敗、2019年は7勝12敗1分。トータル34勝58敗3分で勝率.370と大の苦手としている。ラミレス監督もそこは百も承知で、今年も開幕前から「阪神に勝たないと優勝はできない」と宣言するなどの意気込みもあり、天敵ランディ・メッセンジャーを打ち崩し、ラミレス政権で初の本拠地・横浜スタジアムでカード勝ち越しをマーク。7月は4勝1敗1分と、苦手意識を払拭出来たかと思われていただけに、この連敗は響く。しかしこの先、明日も含めタイガース戦は5試合残しているため、全ての試合で勝利すれば、今季は対戦成績5割に手が届く。 残り試合は28試合。ジャイアンツ戦を9試合残しているベイスターズは、ギリギリながら自力優勝が消えていない。カープとの2位争いに勝ち抜き、首位を走るジャイアンツに少しでも近づくためにも、虎アレルギーの払拭をなんとか果たしてもらいたい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2019年08月22日 06時30分
高校野球、転売問題は高野連にも責任?ファンの批判が飛び火しているワケ
大阪・履正社と石川・星稜が、22日に雌雄を決する今年の甲子園決勝。その一戦を観戦するための前売りチケットが、ネット上で多数転売されている。 今大会の前売りチケット(一般)は、「中央特別指定席」が2800円、「1・3塁特別自由席」が2000円という値段設定がされている。しかし、オークションサイトやフリマサイトを見ると、前売り・当日に関係なくほとんどの席種が定価の数倍以上で出品されており、中には10倍以上の値段で取引されているものも見受けられた。 履正社、星稜の両校にとって集大成となる大一番が、金儲けのダシに使われているという現状。ネット上の高校野球ファンからは、「本当に観戦したいファンの気持ちを考えろ」、「こいつらのせいでチケット買えなかったと考えると本当に腹が立つ」、「転売する奴はもちろん、それを買う奴も同罪」といった批判が殺到している。 一方、中には大会を主催する日本高校野球連盟(高野連)に向けた「十分な対策とらない高野連にも腹が立つ」、「チケットに注意文追加するぐらいできないのか」といった怒りのコメントも。責任の一端が、高野連にもあると考えているファンも一定数存在することが浮き彫りとなっている。 チケット転売問題に関しては、昨年12月に「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」(チケット不正転売禁止法)が成立し、今年6月14日から施行。これにより、転売禁止の旨や購入者の氏名といった情報が記載されているチケット(特定興行入場券)であれば、転売行為を法律で取り締まることが可能となっている。 法律の成立・施行を受け、具体的な対策に乗り出したスポーツ団体もある。例えば、プロ野球・DeNAは今年2月に「チケットの不正転売および、転売目的購入の禁止について」というタイトルの文章を公式サイトに掲載し、本人確認や2次流通マーケットの設置といった対策を強化することを表明。 その後の報道によると、現地では開幕後から係員が身分証・チケットの照合を抜き打ちで行っており、この結果不正が認められた場合は該当者にファンクラブ退会や以後のチケット購入禁止といったペナルティを下す。さらに、これと並行してネット上における転売品の出品状況にも目を光らせているという。 また、サッカーJ1・川崎フロンターレも転売対策の一環として、今年9月から「シーズンチケット」を電子化。これを皮切りに、来年は通常チケットでも電子化を順次進めていく予定となっている。 一方、高野連は公式サイト上には「営利目的の入場券の転売は、固く禁止しています」という注意文を記載しているものの、肝心のチケットにはその旨を明記していない。そのため、今現在転売されている決勝のチケットは、その全てが法律の保護対象から外れてしまっているというのが現状だ。 始発の電車に乗っても、チケットを入手できないといわれる昨今の甲子園大会。それでも足を運んでくれるファンのために、高野連には迅速な対策が求められているといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年08月21日 22時30分
DeNAベンチに異変「2番・サード」で筒香がイジラレ・キャラへ
「サード・筒香」はメジャーリーグのスカウトも驚かせたようだ。 8月9日の中日戦以降、横浜DeNAベイスターズの主砲・筒香嘉智外野手(27)が、2番・三塁で出場している(20日時点)。2番という打順もビックリだが、三塁でのスタメン起用にはファンもド肝を抜かれた。サードを守る宮崎敏郎の故障離脱により、緊急コンバートされたのだが、筒香の三塁守備は2014年5月5日以来、約5年ぶり。「打撃優先」で外野コンバートされた経緯も有名なだけに、「大丈夫かよ!?」と心配する声は尽きない。 「高校時代はサードを守っていましたが、その当時から守備の巧い方ではありませんでした。プロに入って体も大きくなったので、俊敏な動きは見られません」(プロ野球解説者) 試合前のノックで筒香がサードに入るシーンは何度か見られた。「遊び」というヤツで、トリッキーな采配を好むラミレス監督でなければ、この抜てきはなかっただろう。 ア・リーグ中部地区のスカウトが「サード・筒香」をこう評する。 「メジャーでは、筒香の内野の守備力は平均値以下。彼の後撃力は高く評価されていますが」 日本では「打撃優先」で内野から外野にコンバートされたスラッガーは少なくない。同様に、守備難の選手に一塁を守らせることが多い。 しかし、メジャーの内野守備に関する考え方は、日本とは異なる。セカンド、ショートの二遊間に守備の巧い強肩選手を置くのは同じだが、やや守備に難のある内野手には一塁ではなく、三塁を守らせる。つまり、打撃優先の選手が守るポジションが、三塁なのだ。守備に就かない指名打者制ではまた少し考え方も異なるが、「三塁手=強打者」「チームの看板選手」という解釈がされている。 つまり、メジャーリーグへの挑戦志望を持つ筒香にとって、三塁守備はマイナスでしかないのだ。各チームの主軸バッターとレギュラー争いをしなければならず、近鉄、中日、楽天、DeNAなどで活躍した中村紀洋氏もこの競争に敗れている。 また、外野手に関する米球界の考え方でも、日本とは解釈が異なるようだ。 「マイナーリーグの若手ならともかく、打撃優先で内野手を外野にコンバートすることはほとんどありません。でも、そういう日本の考え方は米国でも広まっているので、筒香は守りの巧くない選手とも認識されています」(米国人ライター) 一軍登録されているDeNAの内野手の顔ぶれを見ると、三塁を守れる選手はほかにもいた。それでも、あえてラミレス監督が筒香を選んだのは、チームの雰囲気を変える目的もあったのではないだろうか。 DeNAの控室は明るい。ポップ系のBGMが流れていて、笑い声が聞こえるときもある。対照的にひと言も喋らない球団もあれば、先輩たちが談笑する若手を「コドモ!」と叱るチームもある。どちらが良いかという話ではないが、DeNAの団結力はこの明るさによって育まれ、BGMの導入など雰囲気の一新を図ったのが筒香だった。 その筒香は今季前半、打撃がなかなか上向きにならなかった。その筒香が本来の当たりを取り戻しつつある今、不慣れな三塁守備に入ったことで、彼は“イジラレ・キャラ”にもなった。チームのキャプテンに指名されたのは2015年。それ以前は口数も少なかったが、「チームをまとめなければ」との責任感で人前でも喋るようになった。 今回の三塁守備について、「チームのためなら、どこでもやる」と筒香は語っていた。守備に関するメジャースカウトの評価はイマイチだが、「チームを変える力」は、プラスとして評価されたはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月21日 17時30分
オリックス、3位と2.5ゲーム差!CS進出に向けて借金「5」と最下位の壁を破れるか?
8月になり、オリックスが10勝6敗と絶好調だ。首位ソフトバンクとは10.5ゲーム差をつけられているが、CS(クライマックスシリーズ)進出圏内である3位の楽天とはわずか2.5ゲーム差、2位の西武とも5ゲーム差と、残り31試合となったものの、一時は1チームだけ上位と突き放されていた最下位のオリックスが、CS進出の射程圏内にまで追いかけてきた。 今年のチームは、大型連勝は交流戦またぎの5連勝だけだが、逆に大型連敗も引き分けを挟んでの5連敗が2回と、低迷が続いている2015年以降では最も勝敗の波が少ない。今月も4連勝から4連敗すると、また4連勝をして“潰し合っていた”上位との差を埋めてみせた。借金も「5」にまで減らしたが、ここから足踏みが続くのも、今年のチームの特徴の一つと言っていいだろう。借金「5」と最下位からの脱出はすんなりと決めておきたい。 「チーム全体が諦めないという気持ちでやっている」 西村徳文監督は、どんなに点差が開いていても「諦めない」気持ちで、時には試合をひっくり返してしまうチームに成長した選手たちを鼓舞しつつ、常にファンの存在を頭の中に入れている。本拠地で勝利を収めた試合後、ファンに対してのコメントを出す西村監督の表情は常ににこやかだ。それだけに、負けた試合では「お客さんに失礼」「来ていただいた皆さんのためにも勝たなきゃいけなかった」「ファンのみなさんに申し訳ない」と、ファンに向けての謝罪コメントをほとんど欠かさない。監督に就任した昨年オフの秋季キャンプから、西村監督は「ファンファースト」を掲げて、自らサイン会を提案。ホテルに戻る際も車を待たせてでも、「1人でも多くのリクエストに応えてあげたい」とサインを書きながら球場を後にする場面が何度も見られた。これは、今年の春季キャンプでも見られた光景で、近年の監督には見られなかったことである。 アグレッシブさをテーマに掲げた西村オリックスは、8月に入りチーム打率.298と、貧打と言われていたシーズン前半戦が嘘のように打線が爆発している。“神童”山本由伸の離脱など投手陣は手薄になっているが、吉田正尚、ロメロを始めとした超攻撃型打線と、竹安大知、K-鈴木、張奕らチャンスを掴んだ若手先発陣の踏ん張りにより、再び借金「5」と最下位の壁を打破する機会が巡ってきた。由伸、榊原翼、澤田圭佑ら離脱組も、「チームがいい調子」であることが刺激になっているという。彼らが戻って来るであろう9月の最終決戦まで、現メンバーで全力を出し切って、今年は5年ぶりに真のミッションオクトーバーを遂行してもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月21日 11時30分
広島、緒方監督のサンタナ昇格に批判噴出 大物選手の飼い殺しに古巣ファンも「返せ」
「.269・26本・64打点・100安打」の成績を残していたサビエル・バティスタが、ドーピング違反を犯していたことを17日に発表した広島。同日付で抹消されたその助っ人の代役として、ファン・サンタナを一軍に昇格させたことが20日の公示で明らかとなり、各メディアによって広く報じられている。 ドミニカ・カープアカデミー出身のサンタナは、育成契約を経て先月支配下登録された内野手で、これが来日初の一軍昇格。2軍では20日時点で83試合に出場し、「.272・5本・31打点・74安打」という成績を残している。 昇格当日のヤクルト戦で即スタメン起用(7番・一塁)され、「3打数1安打・1打点」と早速結果を残したサンタナ。ただ、今回の昇格人事を受けたネット上のファンからは、期待の声以上に「なぜ長野を上げなかったのか」、「実力が上なのはどう考えてもサンタナより長野」、「今上げないなら逆にいつ上げるんだよ」といった、緒方孝市監督への批判が噴出している。 待望論が沸き起こっている長野久義は、「.208・2本・7打点・22安打」と思うように数字を残せず、先月3日から二軍降格中。ただ、8月に入ってからはここまで4割越えの打率をマークするなど、一転して好調をキープし続けている。 また、長野は昨年まで所属した巨人時代から、夏場に調子を上げる“夏男”であることが広く知られている。現に、過去3年間における8〜10月の通算成績は、「.300・16本・49打点・134安打」となかなかの数字だ。 “飼い殺し”の理由がポジションの兼ね合いならば、まだ理解されていたのかもしれない。ただ、一軍の外野陣を見ると、鈴木誠也(.334・24本塁打・75打点・134安打)、西川龍馬(.297・13本・57打点・122安打)はともかく、松山竜平(.248・4本・29打点・51安打)や野間峻祥(.249・2本・15打点・73安打)の数字は今一つ。長野の出る幕がないとは言い難い状況だ。 自軍のファンだけでなく、長野の古巣である巨人ファンからも「使わないなら返せ」といった批判を浴びている緒方監督。サンタナが継続して結果を残せなければ、その風当たりはさらに強くなりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年08月20日 22時30分
新生KNOCK OUT、江幡塁が“エース”を粉砕し初代夏男に!那須川天心戦に強い意欲!
KNOCK OUT『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』▽18日 東京・大田区総合体育館 観衆3,100人(満員) キックボクシング団体KNOCK OUT真夏のビッグマッチ『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』が開催された。 オープニングファイト2試合を除くと、2部構成の全14試合と、長時間興行になった。今年5月に山口元気REBELS代表が新プロデューサーに就任。新体制となって初の大会がビッグマッチになった。試合前はバタついたようだが、木谷高明オーナーは「試合数は多かったけど、白熱したエキサイティングな試合が多かった」と高評価。山口プロデューサーは「3,000枚というのが目標でしたけど、それを超えたのは良かった」と2月に開催した同所での大会と比べ、倍近く動員したことに胸をなで下ろしていた。木谷オーナー、山口プロデューサーともに「課題はたくさんある」としながらも「来年2月(11日)は全面開放して、4,000人入れて札止めにしたい」と語った。 今大会の柱である『KING OF KNOCK OUT 初代スーパーバンタム級王座決定1DAYトーナメント』は、1回戦から死闘の連続となった。 まず、新生KNOCK OUTの“エース”小笠原瑛作は、“エース”をテーマに、新日本プロレスの棚橋弘至をオマージュしたコスチュームで入場し、場内を沸かせる。一方のミケール・フェルナンデスは新日本時代に故ダイナマイト・キッドが使用していたテーマ曲「マジック」で入場した。この試合、身長差を生かした攻撃を見せるフェルナンデスに苦戦しながらも有効打を決めていった瑛作だったが、フェルナンデスが倒れた瑛作に放った打撃で、瑛作は鼻を骨折。ドクターチェックを受けたが、何とかフルラウンドを闘いきり、決勝に進出した。 さらに壮絶だったのが、もうひとつの1回戦、江幡塁と大野貴志の試合だ。序盤は江幡がダウンを奪うなど有利に試合を運んだが、2Rになると、大野が猛反撃。江幡もあわやダウンという場面を許してしまう。江幡は結局フルラウンドを闘い抜き判定勝ちを収めたが、目尻周辺に深い傷を負ってしまう。 「実はドクターから決勝は違う日にできないかと言われたんですが、それでも2人は『絶対やる』と譲らなかったんです」山口プロデューサーは試合ができるコンディションではなかったことを試合後に明かしていたが、この決勝戦は両者ともに怪我を感じさせない熱戦となった。 試合は2Rに瑛作からダウンを奪った江幡が、3Rも優位に進めて3-0の判定勝ち。エースを粉砕し、初代王者になった江幡はマイクを渡されると「今回KNOCK OUTのベルトを持って『代表』として闘うことができると思うので、キックボクシングを引っ張っている存在の那須川天心選手と交われたら盛り上がると思います」ときっぱり。以前から希望している天心戦への思いを口にすると、会場は大きな歓声に包まれた。ちなみに決勝戦は丹羽圭介のセコンドで来場していたTEAM TEPPEN那須川弘幸会長も観戦している。 階級を上げている天心との対戦が実現する可能性は、現時点では低いかもしれない。しかし、天心サイドが再び振り向くぐらいの熱い闘いを、江幡をはじめとした新生KNOCK OUT全体が繰り広げていけば、実現する可能性も出てくるはずだ。 山口プロデューサーは江幡に「強敵を用意する」と約束。敗れた“エース”瑛作もSNSで「諦めない」と切り替えており、木谷オーナーも「今度はタイトルマッチで見たい」と2人の対戦を後押し。江幡も「KOできなかったので、3度目もやりたいですね」と、三たび瑛作と闘う考えがあることを明かした。また僅差で敗れた大野も黙っていないだろう。 キック界の“夏男”江幡塁を止められる日本人はいるのか?そう考えると天心戦はやはり見ておきたいカードである。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月20日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「力道山」“日本プロレス界の父”の企画力と先見の明
「総理大臣の名は知らなくとも、力道山を知らぬ者はいない」とまで称された戦後最大級のヒーロー。今ではその複雑な背景や人間性などから、アンチ・ヒーローとして語られることも増えているが、それもまた一面的なことにすぎない。※ ※ ※ 力道山が亡くなってから56年がすぎた今、その戦いぶりをリアルタイムで見たというファンはいったいどれほどいるだろうか。力道山の経歴を改めて振り返ると、プロレスでの活動期間は10年余りしかなく、その短さに驚かされる。 現役選手と比べると、オカダ・カズチカの新日本プロレス移籍後が12年(闘龍門時代を含めれば15年)。同じ相撲からの転向組では、2005年から本格的にプロレス参戦した曙が、ほぼ同じくらいの経歴。力道山の活躍ぶりのすさまじさが実感できる。 今も語り継がれる名勝負、シャープ兄弟とのタッグ戦や木村政彦との昭和巌流島決戦、ルー・テーズからのインターナショナル王座奪取などが、いずれもデビューから5年以内のことだったというのも驚きだ。「大相撲での実績があったとはいえ、その程度のキャリアで日本中を熱狂させるファイトを見せたというのは、やはり天才だったとしか言い様がない」(プロレス記者) 力道山によるプロレスブームを「戦後、自信をなくしていた日本人が、白人をぶちのめす力道山に快哉を叫んだ」などと説明されることは多い。確かにそうした面はあろうが、しかし、それだけの理由であったならば、なぜ「日本プロレスより先に本格的な興行をスタートさせた」と言われる山口利夫の全日本プロレス協会は、うまくいかなかったのか。「そこはやはり、力道山の企画力や先見の明があってのことでしょう」(同) まず大事なテレビ中継の初戦に、タッグマッチを持ってきたというのが非凡であった。 元来1対1の対決を重く見る日本人の気質と自身の売り出しということを思えば、まずシングル戦でというのが普通の考え方。そこにタッグ戦を持ってきたのは、力道山自身が「プロレスの面白さがどこにあるのか」ということをしっかり認識していた証しである。 「いまだにいろいろ言われる木村政彦戦にしても、ああいう“ガチンコ”を見せることが自身や日プロにとって将来的にプラスになるという、絶対的な読みがあったのではないか」(同) プロレスが真剣勝負ではない何かしらの“裏”があるというのは、実はかなり初期から言われていたことで、木村戦はそういう世間の認識をひっくり返したからこそ大きな話題となったのだ。 当時の記録をひも解くと、観衆は力道山の勝ちっぷりに熱狂するよりも、どこか「引いていた」ようで、これはすなわち世間の思うプロレスとは別物であったからだろう。★朝鮮半島出身の出自を明言せず プロレスを一過性のブームに終わらせなかったことも、力道山の功績である。1955年の木村との頂上決戦後、ファンから「クライマックスが終わった」とみなされ、一時的にプロレス人気が低迷することになった。しかし、力道山は’58年に世界王者のルー・テーズを招聘し、プロレス人気を盛り返す。 テーズ戦後もまた世間のプロレス熱は冷めるのだが、その翌年には画期的なワールド大リーグ戦の開催により、人気復活に成功している。「まだ1ドル360円の時代、大物外国人選手たちを招聘するために、多額のドルを用意することは決して容易ではなかった。アントニオ猪木は大金を積んでモハメド・アリ戦を実現しましたが、力道山は10年以上も前にそれを継続的にやっていたわけです」(同) ジャイアント馬場がアメリカ遠征で稼いだドルを、そのまま借りて外国人選手のファイトマネーに充て、結局、返済しなかったという逸話もある。 力道山は実業家としても、マンションやナイトクラブ、常設会場のリキ・スポーツパレスなどの経営に着手。ビジネス成功の裏には、朝鮮半島人脈によるところもあっただろうが、力道山はそれを活用しながらも、決して自身が朝鮮半島出身であることを公言しようとしなかった。 大相撲時代の番付表には朝鮮出身とされていたので、事情を知っていた人も少なくなかったはずだが、それでも頑なに隠し続けたのは、そうすることが人気を保つために不可欠との思いがあったからに違いない。 もし、力道山が凶刃に倒れることがなければ、その後はどんな戦いを繰り広げたのか、引退の花道はどう飾ったのか、引退後にはいったいどんな手法でプロレス界をプロデュースしていたのか、いずれも興味が尽きないところである。力道山***************************************PROFILE●1924年11月14日〜1963年12月15日。日本統治下の朝鮮出身。身長176㎝、体重116㎏。得意技/空手チョップ。_文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年08月20日 17時30分
「4番・清宮」が定着で再燃する日本ハム・中田翔の去就問題
この英才教育は、主砲の去就に影響するのではないだろうか。 4番一塁、清宮幸太郎(20)――。栗山英樹監督(58)が主砲・中田翔(30)の故障離脱を受け、プロ2年目の清宮を4番に抜てきした(8月13日)。その後も4番でのスタメン出場が続いているが(20日時点)、清宮の打撃は不振そのもの。連日の早出特打ちを強要されていた。 「栗山監督は試合終盤、清宮に代打を出す場面も見られました。試練というか、厳しく育てていくと説明していました」(スポーツ紙記者) 4番抜てきまでの清宮だが、中田の離脱前は早出特打ちだけではなく、栗山監督に連日のように“お説教”も受けていた。コーチ陣からは二軍降格も進言されていた。打撃不振の状態での4番抜てきは“英才教育”であり、将来の糧となるだろう。しかし、こんな見方もある。 「中田が戻ってきたら、どうするのか。中田が復帰してきたら4番に戻すと思いますが、一時的な4番では意味がない。4番バッターを育てるには、4番で使い続けなければなりません」(プロ野球解説者) 近年、必ずしも「4番=最強打者」「チームの看板選手」という考え方ではなくなってきた。対戦投手との相性で打順を変える采配もあれば、初回の攻撃で必ず打順が回るよう、3番に本来の4番バッターを置く方法も定着した。栗山監督は「4番・清宮」に代打を送ったくらいだから、中田の復帰後は清宮をスタメンから外す“冷酷采配”も十分に考えられる。 「いや、清宮の中に『中田の代役』という考えがあるのなら、4番を打たせても意味がない。中田に4番を返さないというくらい、強い気持ちがなければ成長しません。栗山監督はそういうことを言い聞かせてから、清宮を4番に据えたのではないか」(前出・同) 試合終盤での代打起用も“発奮材料”とも解釈できる。しかし、清宮をこのまま4番で育てていくとしたら、中田はどうなるのか。2人を競わせてチーム力を高めていく方法もあるが、清宮の成長次第では“あの話”も再現しかねない。 「中田はフリーエージェント権利(以下=FA)を行使せずにチームに残りました。彼自身、残留するか、新天地を求めるかで迷った時期もありました」(前出・スポーツ紙記者) 中田にもメンツがある。後輩の清宮に4番の座を奪われたとなれば、チームに残留する意味がなくなってしまう。また、中田は肩が強いので、一塁だけではなく、外野守備も可能だ。今オフ、FA権を行使すれば、大砲候補として獲得する外国人選手が活躍できず、シーズン途中での緊急補強を繰り返している阪神、主砲・筒香嘉智の米球界挑戦が噂されているDeNA、戦力の建て直しが必須な広島、チーム打率の低いオリックスなどは、獲得を“検討”するだろう。 「中田の推定年俸は2億8000万円ですよ。FAで獲るとなれば、その後の人的補償や金銭補償のリスクも伴います」(球界関係者) FAでも獲得しにくい選手ということのようだ。 もっとも、日本ハムは戦力の重複を嫌う。日本ハム側から中田を交換要員にし、仕掛けてくるのであれば、話は違ってくる。中田に興味のある球団は少なくないが、日本ハム側から仕掛けてくるのを待つといった感じになりそうだ。 清宮が4番バッターとして成長した暁には、波乱が起こりそうである。(スポーツライター・飯山満)
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