スポーツ
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スポーツ 2019年08月27日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ボブ・バックランド」日本ではライバル不在だった“MSGの若き帝王”
ブルーノ・サンマルチノから“MSGの帝王”の座を受け継いだボブ・バックランドは、70年代後半から80年代にかけて、怪物ぞろいのWWFマットでその王座を守り続けた。※ ※ ※ 1976年のスタン・ハンセン戦で首に爆弾を抱えたブルーノ・サンマルチノは、年齢的にも長く頂点にはいられない状態であった。次世代のWWWF(1979年に団体名をWWFに改称。2002年に再び改称して現在はWWE)を誰に任せるべきか頭を悩ませていたビンス・マクマホン・シニア(WWWF創業者で、現在のWWE最高経営責任者ビンス・マクマホンの実父)の耳に届いたのが、当時、NWAの主要なテリトリーにおいて実績を重ねていたボブ・バックランドの名前だった。 アメリカ大学選手権で優勝しているように、レスリングの技術は折り紙付き。技術だけでなくパワーも備えている。顔立ちも整っており、上流階級のお坊ちゃんのような品のよさがどこか感じられる。そして、何よりもバカが付くほど真面目な性格で、レスラー仲間や関係者からの評判はすこぶる良好だった。 それまでのWWWFは、イタリア系のサンマルチノやプエルトリコ系のペドロ・モラレスを王者とすることで、特定の観客層を集めるビジネスモデルを指向していた。しかし、バックランドならば、アメリカ人全体から支持を受ける王者になれる。そう踏んだビンスは新時代を託すことを決断し、1978年2月、スーパースター・ビリー・グラハムを破ったバックランドが新王座に就いた。 「ルー・テーズ以来のプロレス界を統一する絶対的な王者になれる逸材」 そんな触れ込みで売り出されたバックランドは、実際にアメリカマットにおいて、NWA王者のハリー・レイスやリック・フレアー、AWA王者のニック・ボックウィンクルらと統一戦を行っている(結果はいずれも引き分け、もしくは反則裁定でタイトル移動はなかった)。 本来はテクニシャンでありながら、ニューヨークのファンの好みに合わせてパワーファイトを展開。いかにも優等生的な見た目とは裏腹に、反則裁定なしのテキサス・デスマッチや金網デスマッチなど、ラフな形式の試合にも真っ向から挑んでいった。 そうして“若き帝王”バックランドは、5年10カ月にわたりメインイベントを張り続けることになる。途中、’79年には日本においてアントニオ猪木がタイトル奪取しているものの、これは正式に認められておらず、記録上ではずっとバックランドがタイトルを守り続けたことになっている。 1984年からのWWFによる全米侵攻では、「派手で分かりやすいアイコン」ということでハルク・ホーガンが抜擢されることになったが、そもそも世界戦略という大勝負に打って出る基盤をつくり上げたのが、誰あろうバックランドだったのだ。 こうして見ればバックランドが、歴代レスラーの中でもトップクラスの名王者であったことに疑いの余地はない。 藤波辰爾戦での★謎の3カウント ただ、日本においてはどうだったか。レイスやフレアー、ニックと比べたときに、バックランドを「一枚格が落ちる」と見るファンも多いだろう。 「全盛期のほとんどを王者としてすごし、アメリカでのスケジュールが過密で来日回数が少なかった。その影響もあるのでは?」(プロレスライター) バックランドの日本での名勝負といえば、1978年〜1979年にかけての猪木戦が挙げられようが、それ以降になると王者としての貫禄を示すような試合はほとんどない。 目立つところでも、猪木のパートナーを務めたMSGタッグ・リーグ戦や、藤波辰爾戦における謎のフォール勝ち(グラウンドの流れの中で、なぜかレフェリーの山本小鉄が3カウントを数えてしまい、勝ったバックランドまでもがこの裁定に抗議している)ぐらいである。 「レイスたちと違って典型的なベビーフェイスだから、単にきれいな試合に終わってしまうところはありました。また、猪木としては年齢やキャリアでは自分が上という意識から、ライバルとは認めたくなかっただろうし、同年代の藤波はジュニアからヘビーに格上げしたばかりで、WWF王者とはそもそものランクが違っていた。そういう意味でライバル不在でした」(同) 猪木がWWF王座を奪取したとされる試合以降、タイガー・ジェット・シンとの対戦などではラフファイトへの対応力もしっかりと披露しており、こういう試合がもっと多くあればその評価も異なっていただろう。 いかなる逸材であっても、相手に恵まれなければ光り輝くことはない。日本におけるバックランドの在り方は、そんなプロレスならではの難しさ、複雑さを改めて教えてくれる。ボブ・バックランド***************************************PROFILE●1950年8月14日生まれ。アメリカ合衆国ミネソタ州出身。身長190㎝、体重115㎏。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年08月27日 21時15分
桐生祥秀「100m代表落ち」危機…ユーチューバーやってる場合じゃない!?
陸上男子100メートル日本歴代2位(9秒98)の桐生祥秀がYouTubeの公式チャンネルを開設したのは、去る7月26日のこと。東京五輪1年前の大事な時期の“配信業兼務”には、当然ながら批判的な意見が多く上がっていた。 「もともと桐生は陸上競技ももっとメジャーにしたい、小学生の低学年にも興味を持ってほしいと思ってやってきました。実際、地方の大会に行くと、握手を求める小さい子どもに気さくに応じていますし、学校訪問にも積極的です」(スポーツ協会詰め記者) 映像配信を始めたのも、陸上競技に興味を持ってもらいたいとの思いからだろう。しかし、その中身は今のところトレーニング風景がメイン。面白いかどうかは別として、こんな声が聞かれた。 「見る人が見れば、桐生の好不調が分かります。どんな調整をしているのか手の内を明かすようなもので、ライバルはニンマリでは?」(スポーツ紙記者) 確かに、五輪本番まで「あと1年」を切ったというのに、桐生の調子は上がってこない。先のマドリード国際大会での100メートル走決勝では、桐生は10秒08で4位。日本歴代1位(9秒97)の記録を持つライバル、サニブラウン・ハキームは10秒05で3位だった。準決勝では桐生の方がタイムを上回っていたので、「久々に強い桐生が見られそう」と期待していたファンも多かっただけに、そのガッカリ感はYouTubeのバッドサインとなって返ってきた。 「桐生はマジメな性格なので、負けると敗因をすべて自分のせいにしてため込んでしまうところもあります。映像の中身はともかく、気晴らしになるのなら配信業も悪くないのでは? という意見もありますが…」(関係者) そんなふうにかばう声も聞かれたが、このままでは100メートル走の代表枠から落選してしまう危険性も高い。 「桐生が9秒台を出して以来、他の日本人選手も『10秒10』を切っても、平凡なタイムに見られるようになりました。代表枠争いは熾烈です」(同・関係者) 日本人初の9秒台をたたき出した桐生に頑張ってほしいと思うファンは多い。手の内を明かすよりも、ハイレベルなレースをけん引してもらいたいものだ。
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スポーツ 2019年08月27日 17時30分
アントニオ猪木氏が愛妻の死を報告、ファンからは心配の声も…
元プロレスラーで元参議院議員のアントニオ猪木氏が27日、自身のツイッターを更新し、妻でカメラマンの田鶴子さんが27日未明に亡くなったと報告した。 猪木氏は「8月27日未明、妻・田鶴子が永眠致しました。生前のご厚誼に深く感謝致します。カメラマンとして私の写真を撮りながら、いつも献身的に尽くしてくれました。今は感謝の言葉しかありません。故人の遺志により、葬儀は家族葬で行います。弔問、香典、供花はご辞退申し上げます。アントニオ猪木」(原文ママ)と愛妻の死を報告。カメラマンとして猪木氏に同行し、公私ともに支えてくれた田鶴子さんに感謝した。 猪木氏は女優の倍賞美津子をはじめ、幾度かの結婚と離婚を繰り返しているが、先月の参院選には「体力の限界」を理由に政治家からの引退を表明。長年激闘を続けてきたこともあり、腰の手術も受けた猪木氏の体の衰えを心配する声がファンの間から漏れていた。田鶴子さんの訃報を受け、ファンや関係者からは猪木氏を励ます声が続出している。 今年2月に行われた永遠のライバル、故・ジャイアント馬場さんの追善興行のオープニングに現れた猪木氏は「私もおくりびとから、おくられびとになりつつある」「最近は元気ですか!と言っても元気がない」などと弱気な発言を見せながらも、大観衆のファンの前で「ダァーッ!」のパフォーマンスを見せてファンを喜ばせた。“燃える闘魂”の務めはまだ終わっていない。令和になっても猪木氏の“元気”で多くの人々を救ってきているだけに、哀しみを乗り越え、また“元気”な姿を我々に見せてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月27日 11時50分
巨人・原監督、「公開処刑」になすすべなし? 由伸・松井の目前で起こり得る最悪の事態とは
原辰徳監督(61)は「こんなタイミングの悪いときに…」と嘆きたい心境ではないだろうか。 8月29日の広島戦、地上波・日本テレビ系列でのプロ野球中継が決まった。しかも、解説は前任監督の高橋由伸氏と、“次期監督候補”とされる松井秀喜氏。巨人ファンでなくても、2人が原采配をどう見ているのか、是非とも聞いてみたいところだ。しかし、同日の巨人はベストメンバーで戦えない可能性も高いという。 「29日の先発は桜井俊貴(25)で決まりました。桜井は高橋前監督が指揮官に就任した最初の年に選手生活をスタートさせた投手です。怪我などもあり、高橋監督の時代は戦力になれなかったので、桜井もやってやろうという思いでいるはず」(スポーツ紙記者) 同日は苦手・広島との3連戦の最終日。しかも、巨人は日程の関係で先発ローテーションに一抹の不安を抱えているのだ。 「24日先発は高橋優貴、25日は山口俊が先発しました。安定している山口、勢いのある高橋はローテーションの日程上、広島3連戦で使えません。かといって、今の巨人は先発投手が不足しているので、高橋、山口に中6日の十分な間隔を与えられません。2人は『中5日』で広島3連戦の次の阪神戦で投げさせる予定」(前出・同) 広島3連戦の初戦(27日)はメルセデスと発表された。順当に行けば、翌28日は菅野。桜井を加えた3人で勝ち越しを決めたいところだが、桜井の前に1人がコケて1勝1敗となっていた場合、桜井に余計なプレッシャーを与えることになる(同時点)。 また、こんな情報も聞かれた。 「広島戦の次の阪神3連戦なんですが、高橋が30日、山口が31日に先発すると、9月1日の先発投手がいないんです。今村を二軍から昇格させて先発させるか、メルセデスを中4日で投げさせるかのいずれかです。今村を投げさせると思われますが、早めの交代となりそうなので、リリーフ陣は総動員となりそう。そういった阪神戦の状況を考えると、広島3連戦ではリリーフ投手を休ませておかないと…」(ベテラン記者) 原采配の長所は、選手起用にある。「勝負どころ」と読んだ場面では代打を送り、また、投手交代でも「ヤバイ」と思った場面ではクローザーの中川を早いイニングで投入し、最後の9回は別投手で逃げ切るといった変則継投策も行う。24日のDeNA戦では延長11回、「カウント2ボール0ストライク」という打席の途中で石川を代打起用し、サヨナラ本塁打を呼び込んだ。 決めたら躊躇しない原采配に、救援陣温存といった選手起用での“制限”が加わったら、長所が発揮されない。 「売り出し中の若手野手の大半は、高橋政権で獲得し、育成した者ばかり。4番の岡本も高橋前監督がガマンして使い続けたから、今日があるんです」(プロ野球解説者) 一方の“次期監督候補”のゴジラ松井だが、これまで指揮官就任のオファーを断り続けたのは、一学年年下の高橋前監督からその座を奪うような図式を嫌ったからだという。高橋時代に育て、原政権で開花した今の若手を見せられたら、巨人との距離感を縮めようとしなかった心境にも変化が見られるかもしれない。やはり、29日の原監督の胸中は複雑だ。同日のテレビ中継は試合以外でも楽しめそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月27日 06時30分
グラウンド外で存在感を増す中畑清氏に原監督の胸中は?
中畑清氏(65)が「強い存在感」を発揮していた。このほど開かれた小中学生対象の野球教室(岩手県宮古市)では、巨人のユニフォームに袖を通した。プロ野球OBによる野球教室で、彼らは在籍していたチームのユニフォームを着用する。 「ユニフォームは主催者が用意します。複数球団を渡り歩いたプロ野球選手もいますので、どのチームのユニフォームを着るかは本人次第です。球団の親会社が変わったところのOBの中には、愛着心で旧チームのユニフォームを着る者もいます。現オリックスのOBだと、近鉄や阪急ブレーブス時代のものを要望する者が多いです」(プロ野球解説者) 横浜DeNAベイスターズの初代監督でもある中畑氏が「巨人のユニフォーム」を選んだところが興味深い。 同野球教室に参加したOBには巨人出身者も多く、周囲に合わせたのかもしれない。しかし、野球少年たちにとって、中畑氏は「ベイスターズの熱血監督」だったはず。DeNAではなく、巨人ユニフォームを着ることで、古巣に何か訴えたいことがあったのかもしれない。 「その野球教室が行われて間もなく、王貞治氏が発起人となった『世界少年野球大会』が福島市で開催され、中畑氏も駆け付けました。福島は東京五輪の野球競技の会場ともなります。横浜スタジアムも同様です。中畑氏は福島県出身、DeNA本拠地の横浜スタジアムは自分の庭みたいなものですし、今夏の精力的な活動を見ると、東京五輪・野球競技で解説を務めることが決まっているのかもしれません」(体育協会詰めの記者) また、福島はソフトボール競技の試合会場ともなる。王氏とソフトボール日本代表の宇津木麗華ヘッドコーチがともに現地入りし、地元ファンとの交流イベントに臨んでいた。昨夏のソフトボール・ジャパンカップの解説は中畑氏が務めた。 王氏のイベントのサポートもそうだが、中畑氏は精力的な活動を続けている。 「巨人は原監督で5年ぶりの優勝を確実とし、その政権基盤を確固たるものとしました。3度目の監督就任に際し、『長くやる気はない』と話していましたが、次の監督に引き継いだ後もチームに強い影響力を与え続けるのは確実です」(スポーツ紙記者) 中畑氏は何度か、古巣巨人の監督候補として名前が報じられたが、今後もそれはかないそうにない。五輪の野球、ソフト競技との接点、野球教室での実績は”野球人・中畑”の地位を確実に高めるはず。また、DeNAとの関係性についても、こんな目撃談が聞かれた。 「都内でU−18の強化合宿があり、駒澤大学との練習試合も行われました(8月24日)。注目は、令和の怪物・佐々木朗希投手(大船渡=3年)。同校出身の中畑氏も視察に訪れましたが、佐々木のことをDeNAのスカウトにいろいろと質問していました。DeNAとの関係は今も良好のようですね」(在京球団スカウトマン) 巨人・原監督は現役時代の後輩、DeNAのラミレス監督とは「指揮官と選手」の関係だった。監督時代の中畑氏はラミレス監督の守備難に怒って、スタメンから外したこともあった。そういう意味では、クライマックスシリーズで激突する可能性が高い両チームに最も詳しい人物が、中畑氏ということになる。 「原監督と中畑氏は現役時代、同じ三塁のポジションと4番を争ったので、お互いに意識しすぎているというか、ヘンな距離感があります。中畑氏の巨人に対するコメントには厳しいものもあり、DeNAには激励するような内容が多い」(ベテラン記者) 試合前、中畑氏が解説者としてグラウンドに姿を現すと、巨人選手の方から近づき、あいさつをしていた。存在感の強い先輩OBが接近してきて、原監督はやりにくいと思っているのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月26日 22時30分
ケニー・オメガがDDTに電撃凱旋決定!新日本移籍から2014年以来、5年ぶりの里帰り!
DDTプロレスリングは11月3日に東京・両国国技館で開催するビッグマッチ『Ultimate Party 2019〜DDTグループ大集合!〜』に、ケニー・オメガ&里歩対アントーニオ本多&山下実優のカードを「ドラマティック・ドリームマッチ」として追加すると発表した。 ケニーが2014年の10.26東京・後楽園ホール以来、約5年ぶりに古巣のDDTマットに戻ってくる。ケニーは自らDDTに売り込む形で2008年に初来日し現在、新日本プロレスに所属。先の『G1クライマックス29』で初優勝を飾り、当時はDDT所属だった飯伏幸太とのタッグチーム“ゴールデン☆ラヴァーズ”で、DDTのみならず日本のマットを席巻。シングルプレーヤーとしても新日本や全日本プロレスなどに参戦し、世界ジュニアヘビー級王座など数々のタイトルを獲得した。 2014年秋、新日本へ“円満移籍”すると、明るく楽しいキャラクターから一変し、ヒールユニットのバレットクラブに加入。IWGPジュニアヘビー級王座を獲得するなどジュニア戦線で活躍していたが、2016年に、当時リーダーだったAJスタイルズを裏切り追放。ケニーはバレットクラブのリーダーに就き、ヘビー級に転向した。棚橋弘至との王座決定戦を制してIWGPインターコンチネンタル王座を奪取すると、同年8月の『G1クライマックス26』に初出場、外国人選手として初優勝を飾った。 2017年からオカダ・カズチカとライバル抗争がスタート。60分フルタイムドローなどの死闘を経て、昨年6月、IWGPヘビー級タイトルマッチ初の時間無制限3本勝負を制して、同王座を獲得した。昨年は飯伏が新日本マットでの闘いに重点を置いたこともあり、ゴールデン☆ラヴァーズが復活。ケニーのファイトスタイルもラフファイト中心のスタイルから本来のスタイルに戻っていく。結果、バレットクラブは分裂。ケニーはヤングバックスらと行動をともにし、“THE ELITE”として、タマ・トンガ、バッドラック・ファレらオリジナルメンバーと袂を分かっている。 昨年のG1では、飯伏とのシングルマッチがDDT東京・日本武道館大会以来、6年ぶりに武道館のメインイベントで実現。飯伏が勝利し決勝に進出した。その後はG1優勝者の棚橋と“イデオロギー闘争”を繰り広げ、今年1.4東京ドーム大会でのIWGPヘビー級選手権試合では激闘の末、棚橋に敗れて防衛に失敗、ベルトを明け渡している。この試合を最後にケニーは新日本との契約を延長せず、ヤングバックス、Codyらの後を追うようにアメリカの新団体AEWと契約。副社長に就任した。AEWはDDTと友好関係にあり、ケニーの盟友である中澤マイケルが移籍した際には、ケニーがビデオメッセージを送り、DDTマットに戻ることも示唆していた。 今大会はDDTグループの全ブランドが集結。スペシャルシングルマッチとして、DDTグループの「大社長」高木三四郎と、年内でDDTグループからの独立を発表したプロレスリングBASARA代表の木髙イサミがシングルマッチを行う他、KO-D無差別級選手権試合、プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、ユニオンMAX選手権試合、インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合といったDDT本隊、東京女子プロレス、BASARA、カンハレ☆プロレスの主要シングルタイトルの防衛戦も行われる。その他の出場選手は次の通り。<DDT>竹下幸之介、HARASHIMA、佐々木大輔、遠藤哲哉、男色ディーノ、高木三四郎、彰人、勝俣瞬馬、飯野雄貴、大鷲透、平田一喜、上野勇希、吉村直巳、高尾蒼馬、マッド・ポーリー、島谷常寛、坂口征夫、高梨将弘、大石真翔、樋口和貞、納谷幸男、渡瀬瑞基、松永智充、ゴージャス松野、スーパー・ササダンゴ・マシン、ポコたん、ヨシヒコ<東京女子プロレス>中島翔子、坂崎ユカ、辰巳リカ、天満のどか、愛野ユキ、原宿ぽむ、YUMI、うなぎひまわり、桐生真弥、舞海魅星、鈴芽、渡辺未詩、乃蒼ヒカリ、らく、まなせゆうな、伊藤麻希、上福ゆき、白川未奈、瑞希、沙希様、操<プロレスリングBASARA>関根龍一、FUMA、塚本拓海、中津良太、トランザム★ヒロシ、久保佑允、風戸大智、SAGAT、阿部史典、下村大樹、中野貴人、神野聖人<ガンバレ☆プロレス>大家健、今成夢人、石井慧介、勝村周一朗、岩崎孝樹、翔太、鷲田周平、HARUKAZE<団体所属外>黒潮“イケメン”二郎、クリス・ブルックス、朱崇花、大和ヒロシ、ヤス・ウラノ、藤田ミノル、ミス・モンゴル DDTグループのオールスター戦である今大会にケニーが凱旋するのは、DDTファンにとってかなりうれしいビッグニュース。今後のAEWとDDTの関係も含めて気になるところだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月26日 19時30分
「試合を壊すピッチング」西武マーティンへの中継中の“悪口”が物議 「酷すぎる」「的確な紹介文」など賛否の声
埼玉・メットライフドームを舞台に、25日に行われた西武対楽天の一戦。この試合に3番手として登板したカイル・マーティンに対し、TV中継の画面上に表示された選手紹介文が、ネット上のファンの間で物議を呼んでいる。 今回話題となっている番組は、同日フジテレビTWO(CS/16:50〜試合終了)が放映し、テレビ埼玉(地上波/17:00〜21:00)へもネット放送された「LIONS BASEBALL L!VE 2019」。番組はその名の通りライオンズびいきのスタンス。野手なら主に第1打席に入った際、投手なら先発・リリーフ問わず登板した際に、今季成績や選手紹介文が画面下部に表示される。 選手紹介文は試合によって変わるが、例えば「150キロのストレートが魅力の高卒2年目」(投手・平良海馬)、「捕手転向3年目となる今年に勝負をかける!」(捕手・駒月仁人)といったように、普段は自軍選手に対してポジティブな文面が付けられることが多い。 しかし、この日の中継でマーティンに充てられた紹介文は、「先頭打者を四球で歩かせて失点のパターンは見飽きた 22日も四球・死球・タイムリーと試合を壊すピッチング」というネガティブな内容だった。 通常とは異なり、かなり辛辣な表現が用いられたマーティンの紹介文。これを受けてネット上のファンからは、「これは酷すぎる、ただの悪口」、「マーティンのコメントだけ当たり強すぎじゃない?」、「一個人の感想みたいな文章をなぜ採用したのか」といった批判のコメントが数多く寄せられている。 一方、中には「すごく的確な紹介文だ」、「何も間違っていないよなこれ」、「文章はキツいけど事実だからなあ」と擁護する声も。書いた側のスタッフだけでなく、書かれた側のマーティンにも非があると考えるファンも少なくないことが浮き彫りとなっている。 マーティンの今季登板を見ると、登板直後の先頭打者に四球を与えたのは全40試合中7試合で、そのうち紹介文通りの形で失点を喫したのは5試合。この数字だけを見ると、「先頭打者を四球で歩かせて失点のパターンは見飽きた」というのは少々言い過ぎのようにも思われるかもしれない。 ただ、この一文から「先頭打者」という条件を外すと、該当試合はほぼ倍の11試合と激増。また、四球絡みの失点は25日の試合前まで2試合連続で続いており、25日も「0.1回・1安打2四球・4失点」と不安定な投球で失点を重ねてしまっている。 この日は「2−14」と大敗を喫したものの、首位ソフトバンクとは3.5ゲーム差の2位と逆転優勝も十分に狙える好位置につけている西武。チームの追い上げムードに水を差しかねないマーティンの投球に、紹介文担当のスタッフも相当イライラを募らせていたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年08月26日 17時53分
“遅れ気味”といわれる日本の大学スポーツ振興のため民間企業が一肌脱いだ!
去る8月21日、わが国の大学スポーツのさらなる振興のために今年3月1日に設立した大学スポーツ協会(以下、UNIVAS)の“民間企業パートナーシップ”発表会が都内で行われた。 パートナーシップ企業となるのは、KDDI株式会社、株式会社マイナビ、MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社。発表会イベントにはスポーツ庁の鈴木大地長官他、ハンドボール元日本代表・宮﨑大輔氏、シドニーオリンピックメダリスト・田中雅美氏、元プロ野球選手・田中浩康氏らが登壇した。 UNIVASは、安心安全を確保した大学スポーツの振興を通じ、社会貢献を果たしていくUNIVASの理念に共感した上記の3社とのパートナーシップ契約を締結し、大学スポーツにおける「学修支援」「安全安心」「ファン層の拡大」の各領域の活動をより一層充実させ、大学生アスリートの環境整備に努めるという。契約期間は5年間で中・長期で活動する。 同時に発表された3社それぞれの活動は、以下の通りだ。〇KDDI:小型センサーを内蔵するボールを使いデータ分析する技術〇マイナビ:アスリートの人材開発や職業紹介〇MS&AD:大学や医療機関とのネットワークを活用し、選手のけがや病気などのリスク防止や保険サービスの提供 鈴木長官は「企業とのパートナーシップ契約によって、UNIVASがさらに大きな成果を挙げることを期待します」と語った。
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スポーツ 2019年08月26日 17時30分
DeNA、絶対エース・今永昇太がチームを救う!巨人・山口俊に投げ勝ち再び2位浮上!
今永昇太が魅せてくれた。25日敵地東京ドームでのジャイアンツ戦で先発した今永は、6回無失点の好投で勝利投手となり、意味あるゲームをモノにした。 24日の試合では、1点リードの9回2アウトランナー無しの状況から、守護神・山崎康晃がまさかの失点で追い付かれ、結果的には延長でサヨナラ負けを喫する痛すぎる敗戦。しかも自力優勝は消え、カープと入れ替わり3位に転落し、4位のタイガースの足音がはっきり聞こえるところまで来てしまった。 それだけに25日のゲームは重要だった。しかもジャイアンツの先発は、ベイスターズからFA移籍し、今やジャイアンツのエース格の山口俊。今永と勝利数、防御率、奪三振などの投手タイトルを争っているライバル。今永は「初回から全力で行くように」とのベンチの指示通り飛ばしていき、やや球数は多いものの、ジャイアンツ打線に得点を許さない。結局6回を投げ抜き、115球、披安打2、奪三振8、与四球2の無失点ピッチング。先発の役割を果たし、勝利投手となった。 先週の日曜日のカープ戦では、140球の熱投で完封勝利を飾り、2位を争うライバルとの3連戦を勝ち越した。しかし、7月25日のタイガース戦で完封勝利を挙げたあとの2試合は、ピリッとしない投球が続いたこともあり、同じような状況のこの日のゲームに、ファンの間では心配の声も聞こえた。だが、蓋を開ければ、疲労もどこ吹く風の快投を見せた。 この日の勝利でキャリアハイの12勝をマーク。しかも、これは山口俊のハーラートップに並び、防御率2.38、奪三振155は単独トップ。投手タイトル3冠王となった。 そして、カープが負け、再び2位の座を回復したので、この大一番をモノにした意義は大きい。27日から前回痛恨の3タテを喰らった最下位スワローズに挑むベイスターズ。ラミレス監督も「Day by day」と繰り返し口にする大事な戦いが続く晩夏に、絶対エース今永が引き寄せた勢いを大切にしたい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年08月26日 12時00分
張本氏、“守備妨害”判定は「厳しい」 西武・源田選手を庇うも関口宏は反論、ネットでは物議
25日の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が野球のルールを誤認するようなコメントをしたことが物議を醸している。 問題のプレーは、20日に行われた埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ戦で発生。西武の源田壮亮内野手が、キャッチャーファールフライを打ち上げた際、折れたバットに気を取られ立ち尽くし、落ちてきたフライと捕ろうとした捕手と当たったのだ。 審判はこのプレーについて、キャッチャーファールフライにもかかわらず、源田選手が退かずに立ち尽くし、捕手の補球を妨げたとして、守備妨害を取られアウトとなった。このプレーを紹介した関口宏は、「どうしてじっとしてるの。避けなきゃいかんのに、何してるのかな」とナレーションする。 これを見た張本勲氏は、 「まあ難しいね。ファールだからね、バッターは走りませんよ。バットが折れたから、打球見て何で折れたかなと見てるからね」 と源田選手を庇う。これに不満そうな関口は「打球がそこにあるならどかなきゃいけないでしょ?」と話すと、張本氏は「そらそうだけど、守備妨害もちょっと厳しいかな」とコメント。審判の判定に苦言を呈す。 それでも納得行かない関口は「厳しい?あっそう?なんかボケッとしてる感じもしますけど」と食い下がる。すると張本氏は、 「ボケっとはしてませんよ。あんたがそう見えるだけでね。やっぱりなんでバットが折れたかなと自分自身で反省をしておるからね、長い時間じゃないからね」 と源田選手を再度庇った。 このやり取りに、視聴者から異論が。張本氏は源田選手がファールを打ったあとボールと捕手に当たり、守備妨害となったことを「厳しい」としたが、ルールに詳しい複数ネットユーザーからは「たとえ故意でないとしても、捕手の補球を邪魔した以上、守備妨害は妥当」との指摘が寄せられた。 「源田選手は打った後、打球を見ていませんので、おそらくどこに飛んだのかわからなかったのだと思います。バットが折れてしまったことに驚き、見失ってしまったんでしょう。 故意であろうがなかろうが、捕球できる打球を打者や走者が妨害した場合は、守備妨害です。厳しくもなんともなく、ルール通りでしょう」(アマチュア野球審判経験者) 今回のプレーについては、関口の「避けなきゃいけない」という論理が正しかったようだ。
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2011年04月26日 11時45分
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2011年04月26日 11時00分
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2011年04月25日 16時30分
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2011年04月25日 11時45分
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不祥事が止まらない! 大相撲・尾上親方が酒気帯び運転で摘発
2011年04月20日 12時30分
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スポーツ
5月に大阪、東京で「野球知識検定」実施
2011年04月20日 11時45分
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スポーツ
斎藤佑樹「初勝利」で、あのオトコの評価も赤丸急上昇!
2011年04月19日 19時00分
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米国代表で2016年リオデジャネイロ五輪目指す! 総合格闘家・石井慧の柔道への電撃復帰の何故?
2011年04月19日 17時30分
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スポーツ
8・27日本武道館で32年ぶりに夢のプロレス・オールスター戦開催! 震災復興支援でメジャー3団体が大同団結!
2011年04月19日 11時45分
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スポーツ
17日、京子旗揚げ! 女子プロレス新団体「ディアナ」
2011年04月18日 11時45分
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アントニオ猪木IGF会長が“八百長力士”に門戸開放! 4・28東京ドームシティで元若麒麟の鈴川真一が“K-1の番長”ジェロム・レ・バンナと激突!
2011年04月18日 11時45分
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苦闘のFEG K-1は6月末再開予定、DREAMは5・29さいたま大会開催!
2011年04月16日 17時59分
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早くも虎がラブコール? 国内FA取得の杉内が早くもモテモテ
2011年04月16日 17時59分