スポーツ
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スポーツ 2019年09月24日 17時30分
阪神、他球団から助っ人打者を強奪する? 2年目に向かう矢野政権、投打の再構築は避けられないか
「トラの熱視線」が関東に向けられている。 埼玉西武ライオンズのエルネスト・メヒア(33)が、優勝目前で強い存在感を見せた。メヒアは今季、3年契約の最終年を迎える。来日3年目の2016年オフに交わした契約は「総額15億円プラス出来高の3年」(金額は推定)。しっかりと結果を残し、「まだやれる!」というところを見せておかなければ、契約延長は勝ち取れないだろう。 「ライオンズの外国人選手で、野手はメヒアだけ。14年本塁打王の実績、来日6年のキャリアはともかく、年俸5億円(推定)は高すぎます。西武も延長するかどうか、迷っているのでは」(プロ野球解説者) しかし、阪神はもっと高く評価していた。今年も外国人選手に泣かされた。“未知の外国人選手”を米国から探してくるよりも、他球団でプレーした“お古”の方が、確実に戦力になるとの意見が球団内でまた強まってきたそうだ。 「18−19年オフ、阪神はブランドン・レアード(32)を獲得すべきかどうか、ギリギリまで迷っていました。今オフはヤクルトのウラディミール・バレンティン(35=推定年俸4億4000万円)もいます。バレンティンはFA権を取得したので、来季からは日本人選手扱いで試合登録ができます。守備難(外野手)がネックですが」(スポーツ紙記者) また、トラが迷ったレアードだが、今季も本塁打32、打点88と好成績を残している(9月23日時点)。ロッテ入りの際に発表された推定年俸は年俸110万ドル(約1億2000万円)。契約年数は発表されなかったが、「1年契約」で間違いないようだ。レアードは日本ハム時代よりも年俸がダウンしている。昇給がロッテ残留の最低条件となりそうだが、球団提示と希望額に開きがあった場合、“新天地”を求める可能性は高い。 「バレンティンは高額年俸ですが、日本人選手扱いになるのが大きい。それとも、さほど高額ではないレアードにするか…。代打に回ったメヒアは出場機会に飢えているので、ダウン提示でも交渉につくでしょう」(前出・同) DeNAの優良助っ人、ホセ・ロペス(35=推定年俸2億3000万円)の去就も決まっていない。 こうした各球団の助っ人の去就について改めて見てみると、阪神の「他球団からの強奪」という方向転換は、間違っていないのかもしれない。 「近年の阪神監督は就任2年目に好成績を出す傾向にありました。でも、矢野燿大監督(50)に対し、OBたちはそうは見ていません。鳥谷敬への引退勧告もあり、チームは動揺しています。ランディ・メッセンジャーが引退を表明し、藤浪晋太郎は復活の兆しが見えず、シーズンを通して投げてくれそうな先発投手は西勇輝だけ。OBたちは『心配だ』と嘆くばかり」(在阪記者) 矢野監督が「大山悠輔の4番」を完全に諦めたとの情報もある。その通りだとすれば、新しい助っ人は「打線の核」を託されることになる。投打ともにチームをゼロから作り直さなければならない…。鳥谷の去就もあるだけに、阪神のオフは大激震となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年09月24日 12時00分
張本氏、大谷選手の手術に「走り込みが足らない」と激怒 “GMが先天性と言っている”と批判の声も
22日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がまたも「走り込み至上主義論」を語り、物議を醸すシーンがあった。 事の発端は、アナハイム・エンゼルス大谷翔平選手が、9月14日に左膝の分裂膝蓋骨の手術を受けたこと。エンゼルスのゼネラルマネジャーによると、痛みは2月から抱えていたそうだが、打撃や走塁など、打者としてのプレーに影響がなかったことからプレーを続行していたが、投手としての復帰を目指したトレーニングで痛みが強くなり、手術をすることにしたという。 そして、痛みの原因については、「先天性のもの」と説明。日本では痛みが出ていなかったが、元々膝蓋骨が分裂しており、チームに優勝の可能性がないことや、来季以降投手としての復帰を目指す上で懸念材料となったことから、手術を決断したと報じられている。 この様子をフリップで確認した張本氏は、「心配だね」と一言。そして、「何回も言ってるでしょ、走り込んでないから。もう、これが一番なんですよ。また怪我しますよ」とコメント。先天的に膝蓋骨が分裂していることによる痛み発症とエンゼルスGMは説明しているが、張本氏は「走り込んでないから痛みが出た」と持論を展開した。 この発言に、視聴者は「GMが先天性と言っている」「走り込んだら膝を酷使して痛みが増すのでは?」「あまりにも常識外すぎて話す気にもならない」「走ることは重要なトレーニングだけど、膝の故障を軽減することにはならないと思う」など、批判の声を上げる。 また、「もはやサンドウィッチマン伊達みきおのカロリーゼロ理論と一緒」「大谷のどこを怪我しても走りこみ不足というbotみたい」と揶揄する声も。一方で、「走り込みが足らないのは事実かも」「身体的な強さを作るには持久力が必要。張本氏の論理は間違いではない」という意見も少数ながらあった。 野球関係者はこう語る。 「走り込みが必要ないとは言いませんが、走れば良いというものでもないですよ。実際、昔のアマ野球などでは、『永遠ダッシュ』などと称して監督がやめろというまでずっとグランドを走らせ、疲労骨折する選手が続出したこともありますので。 張本さんとしては、走り込みの重要性を説きたいのでしょうが、むやみやたらにとにかく走れ、と言われても今の選手はついてきませんよ。もう少し、科学的な論理で重要性を説いてもらいたいですね」 肘の故障も膝の先天性な痛みも走り込みで防止できるとは、にわかに信じがたいが、張本氏はその全てを解消できると考えているようだ。
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スポーツ 2019年09月24日 11時30分
オリックス、アルバース大乱調も西村監督「宜保は大したもん!」と初安打のルーキーを評価!
▽23日 京セラドーム大阪 観衆 30,282人オリックス 0 - 8 ソフトバンク(23回戦 オリックス6勝16敗1分け) 現在パ・リーグ最下位のオリックスが、首位の西武と熾烈な首位争いを演じているソフトバンク相手に2連敗を喫した。前日は4点差を1点差にまで縮める粘りを見せた打線も、この日はソフトバンク先発の高橋礼から、7回を僅か2安打。3塁を踏ませてもらえなかった。高橋からルーキーの宜保翔と宗佑磨が1本ずつ、ソフトバンクの中継ぎ陣から宜保と宗がさらに1本ずつ、最終回に吉田正尚が1本の計5安打無失点と沈黙した。 投げては先発のアルバースが2回0/3、7安打、自責点5の内容で、3回持たずに降板。その後、増井浩俊が1回1失点、山崎福也が2回2失点、合計8失点と大量点を与えてしまう。アルバースは降板後、ショックだったのかベンチで頭を抱えてしまい、しばらく顔を上げることが出来ず、「きょうの試合も含めて今シーズン通して、ファンの皆さんをがっかりさせてしまうような結果になってしまい、申し訳ないということしかありません」とファンに謝罪している。アルバースは昨年19試合に登板し、9勝2敗の活躍だったが、今シーズンは13試合に登板、2勝6敗の成績で、特に大量失点が目立つ試合が多かった。恐らく、これが今シーズン最後の登板になることから、来季は本来のピッチングに戻ることを期待したい。 西村徳文監督は「アルバースは良くないですね。初回3点、(2回以降は)1点、1点ですか。あれだけ点を取られたら厳しい。打線は宗と宜保、最後に(吉田)正尚も1本打ちましたけど、もっと対応出来るはず」と厳しい表情で語っていたが、プロ初安打を含む2安打を記録した宜保に関しては「(前回昇格した時の)札幌では出し切れていなかった。ツーベースと二遊間。みんなが打てない中、大したもんですよ!」と脳震盪で離脱した安達了一に代わって再昇格したばかりのルーキーを高く評価した。宜保は「打ったのはストレートです。なんとか外野を越えてくれ!と思いながら走っていました。初ヒットが出てくれてうれしいですし、ほっとしました。これからの打席も、もっと打てるように頑張ります!」とコメントしている。 「残りハムが3つ、ソフトバンクが2つ。最下位だけは何とか逃れたい」 5位日本ハムとは2.5ゲーム差で、直接対決を3試合残していることに加えて、オリックスの方がゲーム数が2試合多いことから、最下位脱出の可能性はまだあるだけに、残り試合も勝ちにこだわってもらいたい。(どら増田 / 写真・中村実愛)
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スポーツ 2019年09月23日 22時30分
今度こそ那須川天心と武尊の止まっていた針が動き出すか?RISE伊藤代表「賞味期限は半年」
「最後にひとつだけ言いたいことがあります。武尊選手!それからK-1の陣営に言いたいことがあります。僕は格闘技界を盛り上げるため、人生をかけて戦ってきたつもりです。時間は止まっていないですし、やりたい未来がまだまだたくさんあります。みなさんの声に応えるのが選手たちだと思いませんか?ワールドシリーズのように強い選手を集めて戦うのが本当の興行なんじゃないですか?僕は逃げも隠れもしないです。SNSで書き込んだりするんだったら、さっさと正式な話をください。俺は待ってます!」 『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』(16日、千葉・幕張メッセイベントホール)のメインイベント、RISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメント決勝戦で志朗に3−0で判定勝ちし優勝を決めた“神童”那須川天心は、締めのマイクでまるで訴えるかのように、ファンの前で思いの丈を口にした。 これを受けて武尊は同日23時頃に自身のツイッターを更新。「オファー出せるならとっくにお互い出してるでしょ。色々言いたいことあるけど、今はその為に自分が信じることを全力でやるだけ。絶対実現させるから待ってて。まずは11月24日絶対勝つ」と反応した。自身の復帰戦となる『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜よこはまつり〜』11.24神奈川・横浜アリーナ大会を無事にクリアすれば武尊がリアクションを起こす可能性は高い。 「世界ではビッグマッチがどんどん実現してるのに、日本ではファンが見たいと盛り上がっているカードが組まれないのは不思議でしょうがない。あれだけ騒がれて、お互いやる気があるのにやれないのはおかしい。そんな時代じゃない。だからダメなんですよ。ドリームマッチがどんどん実現すれば、もっと格闘技界が盛り上がる可能性がある!」 天心は試合後のインタビューでも、武尊戦がなかなか実現しないことにいらだちを見せていた。この日はRISEの伊藤隆代表も囲み取材に応じ、「こちらはやると言ってるわけだから、全ては向こう(K-1)次第」と強調。「ニュートラルなところでやらせてあげたい。僕はカードには賞味期限があると思っていて、このカードの賞味期限は半年ですよ。年内だと大晦日(RIZIN)ですかね。選手たちもやりたい。ファンも見たい。そう思っている間にやらなきゃ意味がない。全面戦争でもいいです。誰が強いんだ?というのを僕は見たい」とかなり踏み込んだ発言をしている。那須川陣営も「ウチはやるだけですから」というスタンスを今でも崩していない。K-1首脳陣の対応が実現への鍵を握っている。 ジャンルこそ違うが、天心対武尊のカードは1995年に爆発的な盛り上がりを見せた『新日本プロレス対UWFインターナショナル 全面戦争』の武藤敬司対高田延彦のように世間にも大いにアピールできるカード。ここは両陣営ともに“大人の事情”で流すことなく、オリンピックイヤーが終わるまでには実現させてもらいたい。 「別に1回じゃなくてもいいじゃないですか」 一夜明け会見では「早くやらないと武尊選手の全盛期が終わってしまう」とも語り、早期の実現を呼びかけた。天心が漏らしたこのひと言に「今度こそやろう!」という決意がうかがえる。(どら増田 / 写真・藤井ギダイ)
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スポーツ 2019年09月23日 17時30分
「ついに自分の番か…」元プロ野球選手が激白、“戦力外通告”の夜 多くの選手が選ぶ第2の人生は
9月半ば。この時期、どの球団もそうだが、二軍球場に行くと、雰囲気が悪い。「余命、1か月」。そんな自虐的な冗談を口にする選手もいた。 どういう意味かと言うと、二軍はひと足早く公式戦の日程を終了する。10月途中から練習となり、球団も来季に向けたチーム編成を始めなければならない。つまり、「戦力外通告」が始まり、一軍戦力になれなかった選手たちは「いつ、呼び出しを食らうか?」と戦々恐々としているのだ。 「メディアに戦力外通告を受けた選手名が発表されるのは、日本シリーズ終了後。実際はもう少し前に本人に伝えられています」 元プロ野球選手の“経験談”だ。「次に向けて、少しでも早く動けるように」という球団の配慮なのだが、通告された直後は気が動転して、何も考えられないそうだ。 この元プロ野球選手によれば、前日夜、球団スタッフから電話があって、「明日12時、球団事務所に必ず来てほしい」と伝えられた。その年、若手の台頭などがあって、出場機会が激減した。先輩たちが戦力外を通告された経緯は見てきたので、「ついに自分の番が来たのか…」と落胆する。同時に、「いや、ひょっとしたら、トレード放出かもしれない」という若干の期待もあったそうだ。慣れ親しんだ球団を離れるつらさもあるが、野球を続けられるのなら、トレードのほうがマシだと思うのだという。 また、20代の元選手はこう言う。 「二軍球場に球団代表がいきなりやって来たんですよ。暫くして、球団マネージャーが数名の選手を呼び出し、練習を途中で切り上げて代表の待つ控室に行きました」 「前夜の呼び出し」、「二軍球場に来て」の2パターンがあるようだが、どちらにも共通していたのは“敬語”で話し掛けられたこと。 「来季の契約は結ばないことが決まりましたので、お伝えさせていただきました。今まで球団のために尽くしてくださり、本当に有り難うございました」 大半の選手はトライアウトを受験して、現役を続ける方法を模索する。気持ちの整理を付けるまでそれなりの時間も掛かるが、戦力外を通告されて、初めて、「こんなに野球が好きだったんだ」と痛感するそうだ。 日本野球機構が「2018年現役若手プロ野球選手へのセカンドキャリアに関するアンケート調査」の結果を発表した。これは毎年10月、若手選手の教育リーグとも言えるフェニックス・リーグ中に行われたもので、その中に、<引退後、どのような職業をやってみたいですか>の問いもあった。同年、トップになった回答は、なんと、「一般企業の会社員」(15・1%)。このアンケート調査は10年以上行われてきたが、サラリーマンがトップになったのは初めてだった。 「チームの監督、コーチになれるのはごく一部の成功者。球団に残れる可能性が低いと端から諦めている感もあり、高校、大学、社会人などの指導者希望も減少傾向にあります」(球界関係者) 野球は好き。でも、続けていくことの難しさを知った。ここ数年、トライアウトの受験選手も、こんなことを話している。 「ナイショだけど、どこからも声が掛からないのは分かっています。自分自身にケジメをつけるというか、次の仕事に進むため、野球を諦めることを自分自身に言い聞かせるため、トライアウトを受験したんです」 安定のサラリーマンがトップ回答になったのは、「いつ、クビになるか分からない」という不安に駆られた生活から脱したいとの思いもあるようだ。組織の中で生きる厳しさはサラリーマンのほうが大きいと思うのだが…。 プロ野球で学んだ高い知識、レベルを次世代に伝えていく。これが底辺拡大のための第一歩であり、五輪の硬式競技に復活する道ではないだろうか。プロ野球界はセカンドキャリア問題について、もう一度考え直さなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年09月23日 11時30分
「別当さんの一言がなければ...」元祖“ハマのスピードスター”屋鋪要氏、現役時代の秘話を明かす
横浜大洋ホエールズで「スーパーカートリオ」の一角として一世を風靡した屋鋪要氏が、大の大洋ファンで「4522敗の記憶」(双葉社)の著者・村瀬秀信氏の進行でトークショーを行った。 盗塁王3回、ゴールデングラブ賞5回と輝かしい実績を誇る屋鋪氏は、引退後24年経っても変わらないスマートな佇まいで登場。数々の現役時代の秘話を語った。 高卒で入団してきた屋鋪氏は「野球の醍醐味はホームラン」との思いで野球に取り組み、飛ばすことなら「田代(富雄)さんにも負けてる感じはない」ほどの自信を持っていた。しかし、左手首を痛めたことで、当時の監督・別当薫氏からアドバイスを受け、スイッチヒッターに転向したという。「別当さんの左で打ってみろの一言がなければ、選手寿命は短かったかな」と、野球人生のターニングポイントであろう出来事を振り返った。 抜群の俊足を誇る屋鋪氏だけに、“インコースのボールも三遊間に転がせ”との指示を出すコーチも多々いたという。「インコースのボールに上からバット出して、スイング遅らせてなんて理にかなっていない」と、聞く耳を持たなかったとのことで、「プロではコーチの指導の取捨選択」が必要と説き、ファンも大きく頷いていた。 盗塁についても、「興味はないし、上手くもない」と言い切るが、「アウトになることを考えていたら、スタートは切れない」とし、思い切りの良さと身体能力で盗塁を重ねた。「スーパーカートリオ」の生みの親・近藤貞夫元監督には「走らないと怒られた。塁上でチョロチョロするから、4番のレオンが監督にクレーム入れた時も“あいつらは走るしか能がないんだ”と一喝されていた」とのエピソードを披露し、会場の笑いを誘った。 93年オフ、ニュース速報にもなった「主力選手集団戦力外通告事件」は、「必要とされていない自分が悪い。恨みはない」と、意外にもサバサバした語り口だったが、「FA権を行使するか?」と先に聞かれたとのことで、補償金などとの絡みもあることから、納得いかない面もあるようだ。 そのほか、幻に終わった「ジャイアンツ槇原とのトレード話」や、「何を仕出かすかわからないとの理由で寮から7年出してもらえなかった」、「麻雀でわかる98年優勝メンバーの性格」、「金満球団ジャイアンツとホエールズの違い」、「尊敬する人物は王さん」、「野球指導者へのダメ出し」などのほかに、現在の活動の一つ「蒸気機関車の写真」の説明も丁寧に行い、ファンも食い入るように聞き入っていた。 最後に、「ベイスターズを応援して」と古巣への思いを口にし、会場を後にした屋鋪氏。豪快な時代を駆け抜けたスピードスターならではの秘話は非常に興味深く、参加したファンからは「もっと聞きたかった」との声が多く上がっていた。 主催したイベンターの長嶋伸幸さんは「参加者の皆さんが、子どもに戻ったような笑顔をされていたことが何より。大の大人が子どもに戻れるようなイベントをまた手掛けたい」と、本人も童心に帰ったような表情で振り返った。 オールドファンには懐かしく、新規ファンには新鮮なトークショーは、参加者全員に笑顔の花を咲かせて幕を閉じた。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年09月23日 06時30分
メイウェザー「選手を送り込む!」内山高志との強力タッグで、ボクシング賞金マッチを開催!
元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏がアンバサダーを務めるボクシングの賞金大会『内山高志 presents KNOCKOUT DYNAMITE 賞金マッチトーナメント』の開催が発表された。 13日の会見には内山氏、大貫ボクシングジム瀬端幸男会長の他に、元プロボクシング世界5階級制覇のフロイド・メイウェザーJr.も同席した。大会はボクシングイベントDANGANと、メイウェザーをマネージメントするTMTの共催で行われる。『KNOCKOUT』にならい全て5Rで行われ、第1回大会は10.19東京・後楽園ホール大会からスタートする。56kg、60kg、65kgの3階級のトーナメントに各階級4選手ずつエントリーし、10.19後楽園で1回戦6試合、来年1月の後楽園大会で決勝3試合を行う予定だ。 気になる賞金だが、KOするラウンドによって金額が変わるシステム。1Rが50万円、2Rが30万円、3Rが15万円、4Rが10万円、5Rが5万円。さらに優勝賞金として、50万円が加算されるという仕組み。瀬端会長は「みなさんKOが見たいと思うんですよ。短いラウンドでKOマッチは面白い。我々は既に3月以降、オリンピックシーズンを除いて毎月後楽園を押さえています。3月以降は、ワンマッチの賞金マッチをやりたい。ここから内山のような選手が出てくれたらいいですね」とコメントした。 これを聞いていたメイウェザーは「素晴らしいイベントだ。100%協力する」と約束すると、「メイウェザープロモーションからも選手を送り込みたい。勝っても負けても素晴らしいエンターテインメントになると思う。私たちのファミリーに新たなメンバーが加わる、アジアの格闘家が集う中で、私たちからも送り込めればみんなで力を合わせて素晴らしいイベントになると思う。メイウェザープロモーションの選手はアメリカ以外にも世界中にいる」とアピール。売り込みにも余念がなかったが、内山氏は「メイウェザーさんが強い相手を送り込んでくれるんだったら最高に面白い」と笑みを浮かべていた。 出場選手は内山氏が選考。「KO率の高い選手、短いラウンドでスリリングな試合ができる選手を選んだ」という。他にも外人枠としてモンゴルとフィリピンからの招聘も考えるそうで、まずは第1回大会に注目したい。しかしメイウェザーとのタッグ表明で1,000万円の賞金が集まったというのだから驚きである。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月21日 11時30分
東京ヤクルトスワローズ 村上宗隆 チームの顔となるべく、さらなる成長を
9月16日の広島戦で2本の本塁打を放つなど、シーズン終盤を迎えても持ち前の長打力を発揮している、村上宗隆。10代としての本塁打数記録を更新するなど、今季の活躍は華々しく、スラッガーとしての素質を開花させ多くのファンを魅了している。 19歳でありながら打席での存在感の大きさはもはや誰もが認めるところであり、打撃タイトルにも届きそうな勢いだ。反面、チームは5位に大きく離され最下位に沈んでおり、今季の村上の活躍はヤクルトにとって数少ない明るい話題と言えるかもしれない。 本塁打以外でも、176個を数える三振数、そしてリーグワースト2位となる失策数15という数字もどちらかと言えば、規格外の長打力を武器とする村上のキャラクターとして捉えているファンは少なくない。 ただ、低迷にあえいだ今季の東京ヤクルトスワローズ、今後の巻き返しのためには村上のさらなる成長が求められる。今後、チームの中心として勝利に導く存在となっていくためには攻守にわたり、より確実なプレーを身に付けていく必要があるだろう。 セリーグでは断トツ、両リーグを通じてもトップの三振数は、積極性の表れとも捉えられる。しかしながら、レギュラーとして出場を続けた今シーズン、規定打席以上での打率が2割3分台であることを考えると、今以上に確実性を意識する必要はあるだろう。また、一軍での活躍は今年が実質1年目、来シーズンはさらに他球団からのマークが厳しくなることも明らか。長打力のみが売りのままでは、いわゆる「2年目のジンクス」に苦しんだとしても不思議ではない。 一塁手としてレギュラーに定着したからには失策数を減らしていくことも必須だ。勝負所でのエラーは勝敗に直結する。今季のスワローズは失策も目立ち、村上を含め内野手3人がすでに二桁を記録している。高い得点力とは裏腹に、大きく負け越した低迷の原因はディフェンスのもろさにあった。 今季、その打棒でブレイクを果たした村上。ただし、選手としての「伸びしろ」はまだまだ天井知らずだ。ずば抜けたパワーのみならず、チャンスの場面において逆方向に打ち返すシーンも決して少なくないだけに、そのバッティングセンスには光るものがある。守備面の強化と共に、さらなる打撃技術の向上を期待したい。スワローズの、そして球界の「顔」となるべく、若き主砲のストーリーは始まったばかりだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2019年09月20日 22時00分
『貴景勝』大関復帰なるも“元貴乃花恋し”に霞む千賀ノ浦親方
大相撲秋場所(東京・両国国技館)だが、白鵬、鶴竜休場で、今年の初場所以来の横綱全滅となった。 「場所前の稽古で右手の小指を骨折していた白鵬は、初日の北勝富士戦に敗れ、2日目から休場してしまいました。場所前に日本国籍を取得するなど、引退に向けての準備も加速させていますから、いよいよ現役最晩年という感じです。鶴竜は序盤に4連勝したが、5日目から3日連続で金星を献上し、たまらず休場。こちらも明らかにピークをすぎています」(担当記者) 今場所前半、土俵を支えたのは、右ひざのけがで史上最短の2場所で大関から陥落したばかりの貴景勝(23)だ。今場所から場所入りの際は黒の染め抜きを着用。背中には上杉謙信の軍旗「龍」の字を入れた。 今場所で10勝以上すると大関に復帰できるとあって、初日から5連勝。NHKやスポーツ新聞は、まるで優勝でもしたかのような大騒ぎだった。 これに拍車をかけたのが、貴景勝の強気一辺倒、聞きようによっては「人を食ったような発言」。5日目に北勝富士を土俵際で突き落として逆転勝ちすると、ニコリともせずにこう答えた。 「(相撲内容は)いいといえばいい、悪いといえば悪い。勝ったからといって、このぐらいで喜んではいられない」 問題は終盤。なにしろ場所前、関取と稽古したのはたった3日間、15番だけ。これでは後半の動きやスタミナに不安が残る。 実際、貴景勝は6日目と7日目に連敗を喫し、「まだまだ自分は弱い」と珍しくため息をついていた。 「それより心配なのは、師匠との関係ですよ。貴景勝はいまだに元貴乃花親方の弟子気分。先場所前の大関昇進パーティーのご祝儀、2700万円を部屋に渡さずに持ち帰ったように、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)と打ち解けていません。今のような大事な時ほど、師匠の支えや部屋のバックアップが必要になるはずなんですが…」(一門関係者) 貴景勝は、今場所何とか大関復帰の条件の10勝をクリアしたが、苦手とする高安、御嶽海、栃煌山など難敵がこれからも大関潰しにかかってくる。
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スポーツ 2019年09月20日 21時30分
レジェンド上野由岐子が復活 若手の心を掴んだすべらない話
東京五輪の前哨戦となるソフトボール女子のジャパンカップが群馬県高崎市で開かれ、日本、アメリカ、台湾(チャイニーズ・台北)、チェコの4カ国が熱戦を繰り広げた。 9月1日に行われた決勝では、因縁のライバル・アメリカと日本が激突。惜敗したものの、ベテラン投手の上野由岐子(37)が健在ぶりをアピールした。 「上野は今年4月、国内リーグ戦で打球が顔面を直撃。下顎骨折で全治3カ月の重傷を負っていましたが、宇津木麗華監督の強い要望で代表入りとなりました。早すぎる復帰に反対意見もありましたが、『チームにいるだけでいい』と、宇津木監督が絶対に譲らなかったのです」(スポーツ紙記者) 監督の期待に応え、上野は30日のチェコ戦、31日の台湾戦、1日の米国戦に登板。本人は「イマイチ」と謙遜するが、110キロ台のスピードボールを連発し、快投でチームを盛り上げた。 「宇津木監督が狙った相乗効果は、それだけではなかった。試合前のミーティングで、上野がチームを盛り上げたんです」(同) 上野が語ったのは戦術などではなく、なんと入院中の失敗談。アゴを骨折していたため、「流動食をチューブで鼻から入れられた」とか「ゲップをしたらバニラ味。看護師さんに『他の味はないんですか?』と聞いた」と明かし、チームメイトを爆笑させたのだ。 「上野は、2008年の北京オリンピックで、準決勝から決勝までの3試合で全イニングを完投。実は、その413球が上野を神格化させ、若手が距離を置く存在になっていた。ところが、そのレジェンドが自虐ネタで笑いをとることによって、20代中心の若い代表メンバーは緊張がほぐれ、一気に親近感も沸いた。もともと上野は明るくて社交的な性格なんです」(協会関係者) 宇津木監督の狙いがドンピシャで的中したわけだが、爆笑をとった上野には、こんな声も出始めたという。 「大会後、上野は周りの人たちから『すべらない話に出たら?』なんて、からかわれてますよ」(同) 東京五輪前に、笑いでも金メダルを狙えるかも?
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