スポーツ
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スポーツ 2019年09月25日 22時30分
新日本、ボストン大会でオカダ&飯伏&棚橋の豪華トリオが実現!
新日本プロレスは、アメリカ東海岸での3連戦『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』(現地時間27日ボストン大会、28日ニューヨーク大会、29日フィラデルフィア大会)の全対戦カードを発表した。 27日(マサチューセッツ州ボストン、Lowell Memorial Auditorium大会)のメインイベントでは、オカダ・カズチカ&飯伏幸太&棚橋弘至という、日本でも実現していないドリームトリオが初結成される。SANADA&EVIL&内藤哲也のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと6人タッグで対戦する。 まさにニュージャパン・ザ・ベストと言っても過言ではないこのカード。10.14東京・両国国技館でIWGPヘビー級王座を懸けて対戦するオカダとSANADA、同大会でIWGPヘビー級王座挑戦権利証を懸けて対戦する飯伏とEVILの2組にとっては、ダブル前哨戦。来年1月のドーム大会に向けて巻き返しを図る棚橋と内藤にとっては、何とか割り込みたいところだ。 セミファイナルでは、“G.o.D”タマ・トンガ&タンガ・ロアの持つIWGPタッグ王座に“ロッポンギ3K”SHO&YOHが初挑戦する。16日の鹿児島アリーナ大会では、YOHがタッグマッチながらタマを丸め込み3カウントを奪取。さらに、22日の神戸ワールド記念ホール大会では同じくYOHがタンガから丸め込みで連続勝利を収め、IWGPタッグ挑戦を表明していた。 過去にジュニアのタッグチームがIWGPタッグ王座に挑戦した例はない。3Kが王座を奪取するようなことになれば歴史的な快挙となる。 28日(ニューヨーク、Manhattan Center Hammerstein Ballroom大会)は、タイガー服部レフェリーのアメリカで最後のレフェリング大会となる。 メインイベントでは、オカダ&飯伏が、SANADA&EVILと10.14両国大会の前哨戦に臨む。オカダと飯伏は来年1月のドーム大会で対戦する可能性もあり、チームワークには疑問符が付く。逆にSANADA&EVILは長らくタッグチームとして、IWGPタッグ戦線で共闘しているだけに優位と言えるだろう。セミファイナルではKENTAのNEVER無差別級王座にYOSHI-HASHIが挑戦。激化するバレットクラブとCHAOSの総力戦になるかもしれない。 29日(ペンシルバニア州フィラデルフィアの2300 Arena=元ECWアリーナ)のメインでは棚橋、後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHIにロックンロール・エクスプレスのリック・モートン&ロバート・ギブソンが加わり、ジェイ・ホワイト、KENTA、タマ・トンガ、タンガ・ロア、チェーズ・オーエンズのバレットクラブとスペシャルイリミネーションマッチで激突する。 オカダはフィラデルフィア大会は欠場。ロックンロール・エクスプレスは連日バレットクラブと対戦することが決定しており、悪の軍団を成敗してくれるはずだ。 10.14両国大会に向けて見逃せない闘いが海の向こうで繰り広げられる。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月25日 20時24分
V逸ソフトバンク、3大“チョンボ”にファン激怒! 主力の怠慢守備は工藤監督にも責任あり?
24日に行われたソフトバンク対楽天の一戦。この試合中に今宮健太、松田宣浩、柳田悠岐のソフトバンク3選手が見せたプレーが、多くのファンの怒りを買っている。 この日はソフトバンクが敗戦し、ロッテと対戦する西武が勝利すれば、西武の2年連続リーグ優勝が決まるという状況。西武の優勝阻止、そしてチームの逆転優勝のためには絶対に負けられない試合だった。 その重要な一戦に臨んだソフトバンクは、4回表にデスパイネが36号ソロを放ち1点を先制。しかし6回裏、楽天の先頭・ブラッシュの打球を遊撃・今宮がエラー。これで出塁を許すと、その後2死一塁からウィーラーに痛恨の19号2ランを浴び試合をひっくり返された。 また、続く7回裏1死一、二塁の場面では、重盗阻止を狙った捕手・高谷裕亮の送球を三塁・松田が後逸しこの間にランナー1人が生還。さらにこの直後、浅村栄斗が放った大飛球を、中堅・柳田はホームランと思い込んだのか全力で追わず。その後打球がフェンスに直撃してから、慌てて処理に向かう有り様だった。 中盤以降にミスが続発したチームは、結局「2-4」で楽天に敗戦。西武が「12-4」でロッテに勝利したため、昨年に続き2年連続でリーグ優勝を逃すことが決定した。 重要な一戦で出てしまった不甲斐ないプレーに、ネット上のファンからは「優勝を争うチームとは思えないお粗末さ」、「主力がエラーで足引っ張るならそりゃ勝てんわ」、「この大一番で怠慢守備とか最初から諦めてただろこいつら」といった批判が殺到。 また、今後控えるポストシーズンについても、「今の状態で出ても恥をかくだけ」、「選手がこんな体たらくなのに勝つとか無理無理」、「むしろ惨敗して一から出直した方がいい」といった声が数多く挙がっていた。 この日のミスは、3選手のせいだけではないという見方もある。まず、背景に「諦めムードがあった」と指摘するネットの声もある。この試合でV逸が決定したソフトバンクだが、もし勝利していたとしても西武が26日の楽天戦に勝てば同じくV逸。また、仮に西武が負けたとしても、28、29日のオリックス戦で連勝しないと逆転優勝は不可能だった。もしかしたら、この圧倒的不利な状況がチーム内に「どうせ勝っても結果は同じ」といった類の諦めを生み、それが結果として土壇場でのミスや怠慢プレーにつながってしまったのかもしれない。 また、中には「首脳陣への不満・求心力低下が、チームの士気を下げていたのでは?」と見る向きも。チームを率いる工藤公康監督は今回の一件で「ポカする選手を使った監督も悪い」、「2位以下は最下位と一緒、責任取ってさっさと辞任しろ」とファンから総スカンを食らっているが、9月に入ってから2度選手に自らの指示を拒否されてもいる。ひょっとすると、この推測も的を得ている部分があるかもしれない。 ただ、その原因がいずれにせよ、土壇場でのミスが敗戦、そしてV逸決定につながったのは紛れもない事実。昨年はリーグ2位から日本一までたどり着いたチームだが、この調子ならば今年は早々に敗退に追いやられる可能性は高いと言わざるを得ない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月25日 18時00分
ZOZO社長辞任 前澤氏「次に進む」発言はメジャー球団買収か
プロ野球チームの“ネクスト・オーナー”とも目されていたZOZOの前澤友作社長(43)が、自社持ち株をすべて売却。今後、同社はヤフー傘下に入ると発表した。前澤氏は9月12日付で社長を退任。今後はフリーの身となるが、その発表会見で意味深なコメントも残している。「やはり事業家であり続けたい」 前澤氏の社長退任は、球界にも影響を残しそうだ。「千葉ロッテの本拠地球場の命名権を取得しているのは、ZOZOです。ヤフーとは、ソフトバンク社のことも指している。ホークスの本拠地も『ヤフオフ!ドーム』というネーミングを使っています。ZOZOがヤフー傘下になったことで、ソフトバンクは2球団分の球場の命名権を持つことになり、是か非か、今後、オーナー会議で協議することになりました」(スポーツ紙記者) ただ、球団所有ではなく、命名権なので、容認される模様。その権利買収額は2016年12月から10年契約で約31億円だ。ロッテ球団が手放したくないと思うのも当然で、これは羽振りがよかった頃の前澤氏が「ポケットマネーで出した」とも言われている。命名権存続が容認されれば、前澤氏の影響は球界に残るわけだ。「前澤氏は2018年7月、球団買収の計画をブチまけたことがありました。その後もプロ球団を持つための調査を続けていました」(同) 旧態依然とした日本球団のオーナーになるのは大変だが、一方で、メジャーリーグは、さほど難しくない。というのも、MLBは近い将来、30球団から32球団に拡大する計画を進めているからだ。「ポートランド、ラスベガス、カナダのモントリオールやバンクーバー、さらにはメキシコなどの候補地がいくつかありますが、本命不在です。大企業や著名人が参入すれば、膠着状態は一変すると見られています」(特派記者) 前澤氏で思い出されるのは、昨年9月に民間人初となる月旅行の権利を買収したこと。こちらの事業はアメリカ・テキサス州に研究基地があり、現地での会見のついでに、新球団本拠地として立候補したテキサス州サンアントニオ、オースティンの様子を探ってきた可能性は捨てきれない。「前澤氏は個人的な借金があり、それを清算するのに現金が必要となったようです。当面は月旅行のための訓練に当てられ、無一文になったわけではなく、絵画や高級車などの資産は残っています。新事業とのコラボ案を出せば、MLBも前向きに検討できます」(同) 気になるのは、社長退任の会見にも駆け付けた孫正義氏との関係だ。肩を抱き合い、軽口を叩き合っていた。ソフトバンクホークスのオーナーとして孫社長は、球界参入当初からサッカーのクラブ世界一を決めるクラブカップのような大会を野球界にも設けたいと思っているという。 前澤氏のメジャー新球団計画が進めば、孫オーナーの応援も必至だ。NPBも前澤氏には好印象を抱いており、新事業に野球界の発展が絡むのなら、後方支援も得られるだろう。フリーになったことで、球界参入の夢はむしろ加速すると見る関係者は少なくない。
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スポーツ 2019年09月25日 17時30分
巨人・阿部の引退、松井が全国放送で漏らしていた? 原政権の後継者争い、高橋由も交え三つ巴の展開となるか
あの人も知らされていたと見るべきだろう。 巨人・阿部慎之助(40)が今シーズン限りでの引退を表明した。ライバル球団を含め、各方面から労いの言葉が寄せられた。9月21日のリーグ優勝決定の際、原辰徳監督(61)は阿部を呼び寄せている。24日の引退報道前に知らされていたからだろう。 しかし、阿部の引退を知らされていた“ビッグネーム”はグラウンド外にもいたようだ。 「東海大学の強肩捕手、海野隆司が巨人の上位指名リストに残っています。巨人はドラフト会議直前か当日(10月17日)に誰を指名するのか、最終決定をします。小林、炭谷、大城など、阿部がいなくなっても十分にやっていける捕手を揃えています。彼らが元気なうちに『次世代の正捕手』『阿部の後継者』を育てようとしているのでしょう」(ベテラン記者) 球団首脳陣は阿部の引退を聞かされていたようだ。巨人はスカウト部長が現地入りするほど、熱心に海野の視察を続けている。 それだけではない。去る8月29日の対広島戦だった。同日は松井秀喜、高橋由伸両氏によるダブル解説で久々の地上波中継が行われた。 「松井氏が阿部に対し、意味シンな発言をしていました」(前出・同) 3回、二塁打を放った阿部に代走が送られると、松井氏はすかさず、「だいぶ早い交代ですね。ここに慎之助も呼びますか?」と言った。笑いを誘うような軽い口ぶりだったが、その後に出たのは、「今はヨシノブが使った選手たちが躍動している」のセリフ。試合は巨人リードのワンサイド・ゲームだった。阿部の途中交代の後に「若手の活躍」を出したことで、“ピンときた”取材陣も少なくなかったという。 「阿部は松井氏にも引退の報告をしていたようです。松井氏はFA権を行使してメジャーリーグに移籍しており、その時の指揮官が原監督でした。そういう経緯から『現巨人とは距離がある』と見る声もありますが、松井氏が巨人時代の同僚とこまめに連絡を取り合っているのは本当です。阿部との関係も良好です」(球界関係者) 松井氏の現役晩年、一部メディアが巨人帰還の可能性を報じた。それに対し、原監督は「今は阿部のチームだから」と言い、一度退団した選手が帰還することの難しさを伝えていた。9月21日に阿部を呼び寄せ、肩を組んでいたこともそうだが、原監督の後継者は松井氏ではなく、阿部と見るべきだろう。 「来季、阿部がコーチ入閣することになれば、『次期監督』の布石と位置づけられるでしょう」(前出・ベテラン記者) 阿部の今後に関しては、日本シリーズを含めた全日程が終了してからの発表となる。年齢的なことを考えると、45歳の松井氏、40歳の阿部の順番が理想的だが…。 「原監督は3年契約。勝敗に関係なく、延長はないと言うのが本人談です。チームが大敗すれば50代、60代のOBに再建を委ね、禅譲ならば、阿部か、松井。ヨシノブの再登板も予想されています」(前出・同) 全日程の終了前に引退が正式発表された理由だが、巨人側は「明日(25日)、一部で報道されるみたいだから」と説明していた。スキャンダルではないので、記事の差し止め交渉はいくらでもできるはずだが? 阿部の引退声明には、在野の次期監督候補に向けたメッセージも含まれていたようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年09月25日 11時30分
オリックス西村監督、最下位確定に「申し訳ありませんでしたのひと言しかない」
▽24日 京セラドーム大阪 観衆 23,845人オリックス 0-3 日本ハム(23回戦 オリックス7勝14敗2分け) オリックスが2016年以来の最下位になることが24日確定した。残り試合は4試合。最後まで最下位回避を諦めていなかったが、西村徳文監督による新生オリックスの1年目は苦い結果となってしまった。 日本ハムの先発は昨年までオリックスのエースを務めていた金子弌大。今季オリックスは金子を相手に開幕から6試合勝ちがなく、前エースを前に4連敗中。さらに34イニング無得点と苦手としている。オリックスの先発は張奕(ちょうやく)。張は初回、清宮幸太郎に押し出しの四球を与えると、3回にも清宮に2点タイムリースリーベースを打たれてしまう。しかし、球筋自体はそれほど悪くなく、4回を3失点で降板。張は「調子自体は悪くなかったと思いますが、相手打者を意識し過ぎて、ピッチングのテンポが悪くなってしまいました。無駄なボール球も多く、全体の球数も多くなってしまいましたし、早い回でマウンド降りることになってしまったことが悔しいです」とコメントを残している。 「ランナーを出すイニングが多かったのですが、その後の打者に集中して抑えることができました。ピンチが多く球数も増えてしまいブルペン陣には負担をかけますが、なんとか0点に抑えられたことは良かったと思います」と金子が話しているように、オリックスが三者凡退に終わったのは、最終回のみ。8回は日本ハム4番手の石川直也を攻め立て、先頭のロメロが18号ソロ、続く中川圭太、小島脩平の連打で無死1、2塁のチャンスを作るが後続が倒れた。 西村監督は「チャンスのところで点を取らなきゃいけない。こういう状況からバッターがどう判断するか。やられっぱなしなわけですから、金子だけじゃなく他のチームも含めて、苦手なピッチャーを作っちゃいけない」と試合を振り返ると、最下位が確定したことについて、「応援してくださるファンの皆さんに、最下位になってしまったことは、申し訳ありませんのひと言しかない。チームとして残り4試合、練習も含めてどうやっていくのかを考えていかなきゃいけない」と語り、残り試合も全力で闘っていくことを明らかにしている。 またこの日、2年連続リーグ優勝を果たした西武については「やはり切れ目のない打線が印象的です。下位打線も強力で、1、2番が出塁しクリーンアップが還すなど、個々がしっかりと役割を果たしていたと思います。ビッグイニングを平気で作れる打線は何点リードしていたとしても気が抜けませんでした。内野も外野も、守備の面でもしっかりとしていましたし、盗塁数もリーグ1位と、打線に加え足を使った攻撃も脅威でした。走攻守、全てにおいて素晴らしかったと思います」とコメントを発表した。 チームは吉田正尚の最高打率、最多出塁率、山本由伸の最優秀防御率、山岡泰輔の最高勝率のタイトル争いを全力でバックアップしていく。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月25日 06時30分
新日本、内藤がジェイに敗れIC王座陥落で、どうなる?来年のドーム2連戦
新日本プロレス『DESTRUCTION in KOBE』▽22日 兵庫・神戸ワールド記念ホール 観衆 6,148人(満員) 新日本プロレスは22日、兵庫・神戸ワールド記念ホールで今シリーズ最終戦となるビッグマッチ『DESTRUCTION in KOBE』を開催した。 まずセミファイナルでは、後藤洋央紀が『G1クライマックス29』公式戦で敗れた鷹木信悟と再戦。自ら気合いを入れるかのように後藤を挑発し、後藤のパワー殺法を受けながらも気迫では鷹木が後藤を圧倒していたが、終盤になって後藤の底力が爆発。牛殺し式のGTRから、正調のGTRをズバリと決めてカウント3。後藤が完勝でリベンジを果たした。ただ、鷹木もコメントブースで胸を張り、この試合への手応えを口にし、今後の巻き返しを誓っている。 メインイベントでは、内藤哲也がG1で敗れたジェイ・ホワイトを相手にIWGPインターコンチネンタル王座を懸けて再戦した。両者とも史上初となるIWGPヘビー級王座とのIWGP2大王座同時戴冠を狙っている。IWGPヘビー級王座挑戦権利証を持つ飯伏幸太も含めて、来年1月4日、5日に開催される東京ドーム大会2連戦でのダブルタイトルマッチ開催への機運が高まっている状況だ。 試合は、内藤が焦らしながらジェイをイライラさせる作戦を採用したが、ジェイもマネージャーの外道を巧みに使って、内藤の攻撃をうまくかわしていく。ジェイの執拗な首攻撃に苦しんだ内藤だったが、致命傷となる技を寸前でかわし、ジェイも内藤に得意技をなかなか許さなかった。スリリングかつスピーディーな攻防に会場の熱は上がっていく。 終盤に外道が介入したが、内藤は計算済みで、これを難なく排除。しかし、ジェイはG1のときよりも“モンスター化”していた。内藤はバレンティアを放ったものの、ジェイは着地すると息つく間もなくブレードランナーを決めてカウント3。なんと、ジェイが王座奪還に成功。これには場内のファンも唖然としていた。ジェイは昨年も神戸大会のメイン終了後に外道とともにオカダ・カズチカを裏切り、滅多打ちにしてバッドエンドにしている。2年連続でバッドエンドを見せられ、マイクアピールをするジェイを見ることなく、席を立つファンが多く見られた。 ジェイはこれを逆手にとり、神戸のファンを挑発しながら内藤の締めをバレットクラブ仕様にアレンジするなど、やりたい放題。これに怒って出てきたのが、セミファイナルで快勝した後藤だ。後藤はジェイを蹴散らすと、挑発表明するだけにとどまらず、4人目の「2冠」宣言。ジェイへの次期挑戦者は後藤に決まりそうだ。 ここで気になるのは、新日本の人気選手である棚橋弘至、内藤の2人がタイトル戦線から離脱したこと。内藤はジェイに2連敗を喫しているだけになかなか厳しい状況となった。しかし、ドーム2連戦には欠かせない選手であることは間違いない。 棚橋、内藤がドーム2連戦に向けてどのような巻き返しを見せてくれるのか注目である。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月24日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ルー・テーズ」誇り高き “鉄人”のプライド
プロレス史上最高のレスラーといっても過言ではない“鉄人”ルー・テーズ。日本においては力道山をはじめ、ジャイアント馬場やアントニオ猪木、さらには蝶野正洋と対戦するなど、時代を超えてその雄姿を披露し続けた。※ ※ ※ 1933年(昭和8年)、16歳でデビューしたルー・テーズの全盛期と言えるのは、第二次世界大戦前から戦後しばらくの間で、日本で力道山と初対戦した’57年にはすでに40歳をすぎており、そろそろキャリア晩年に差しかかる頃であった。 1955年、レオ・ノメリーニに反則負けを喫するまで、前人未踏の936連勝を飾ったと喧伝されるなど(テーズ本人は「そんなに勝っていない」と否定している)、当時、プロレス史上最強の1人であることは全世界で周知されていた。 力道山がテーズを招聘したのも、日本においてプロレス人気にやや陰りが出ていたためで、実際に人気回復に成功している。ちなみにテーズ対力道山の日本初戦は後楽園球場で行われ、試合の様子は『力道山対ルー・テーズ世界選手権争奪戦』のタイトルで映画化までされている。 そんなテーズ全盛期の試合をリアルタイムで見たというファンは、今やほとんどいないだろうが、ネット検索すると往事の映像がいくつかヒットする。「どうせ古くさくてつまらないのだろう」などと言わず、一度は見てもらいたい。たぶん想像している以上に面白く見られるはずだ。 もちろん、近年のように派手な大技はないが、逆に言えば大技を食らった後、長々とダウンしているような場面もない。互いの動きがとにかく止まらず、次々に技を仕掛け合う。 テーズが相手の頭部をつかんで拳を握るという、のちのアントニオ猪木のようなアクションを見せれば、相手はリック・フレアーのごとく“嫌々ポーズ”をするなど、近代につながる様式も見られる。 好みは人それぞれなので、過激技を連発するスタイルとどちらがいいということではないが、当時の映像を見ればオールドタイマーたちが昔を懐かしむのも理解できよう。 レスリング的な技術の攻防をよどみなく続けながら、しっかりと観客を沸かせる見せ場もつくる、そんなことのできる選手が、近年どれほどいるだろうか。 テーズに対する批判的な評価としては、高額のファイトマネーを要求することなど、金銭面でのシビアさを指摘する声もある。しかし、それも最高のレスラーとしてのプライドであり、おいそれと「テーズの名を安売りできない」との思いがあったのだろう。★バックドロップ失神事件の真相 テーズのプライドということで語られる試合に、1968年1月3日、国際プロレス(当時はTBSプロレス)でのグレート草津戦がある。 TBSで国際プロレス中継がスタートするにあたり、エース候補とされた草津がテーズの持つTWWA王座に挑戦した試合で、テーズは3本勝負の1本目にバックドロップを決めて、そのまま草津を失神KO負けに追い込んでしまった。 3本勝負のタイトルマッチといえば、互いに1本ずつ取り合ってからの勝負というのが、当時においてもプロレスファンの中では半ば常識であった。 そのため草津の不自然な敗戦は、「TBSがテーズに対し、レスリング技術に乏しい草津の勝利を要求し、それに怒ったテーズが受け身の取れないバックドロップを放った」などの憶測を呼ぶこととなった。「ただ、テーズの記録を調べてみると、3本勝負の1本目だけで決めた試合は結構あって、ハワイで力道山が初対戦したときにも、これをやられています」(プロレスライター) 言わばテーズ流の試合術であり、力道山の場合は試合時間が40分以上に及んだため、「ここいらで終わらせよう」ということ。草津の場合は先に「4週連続での挑戦」が発表されていたため、「まずは厳しくいこう」ということではなかったか。 最初に苦汁を舐めさせて、そこから徐々に盛り上げていくという判断は、プロレス的に十分あり得る。草津の挑戦がこの一戦で終わってしまったのは、当時の国プロやTBSの内部事情もあってのことだろう。視聴率が今ひとつだったから相手を替えてみようというのは、いかにもテレビ局的にありそうな話である。「そもそもプロレスラーとしてのプライドとは、気に食わない相手には花を持たせないなどという軽いものではない。誰が相手でも好勝負を披露するのが本来の姿なんです」(同) なお、この草津戦の前年、日本プロレスに参戦したときのテーズは、ジャイアント馬場のインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦して、2フォールを奪われて敗退している。 3本勝負で2本取られるのは、テーズの歴史でもあまり例がなく、これは馬場をそれだけ認めていたのと同時に、50歳をすぎてもメインイベンターとして遇してくれる日本マットへの敬意もあってのことだろう。 そんなテーズが身勝手なプライドから草津をKOしたというのは、やはり考えづらいのである。ルー・テーズ***************************************PROFILE●1916年4月24日生まれ〜2002年4月28日没。アメリカ合衆国ミシガン州出身。身長191㎝、体重110㎏。得意技/バックドロップ、フライング・ボディシザース・ドロップ。
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スポーツ 2019年09月24日 22時30分
ライガー対鈴木みのる電撃決定!新日本10.14両国全カード発表
新日本プロレスは年内最後の首都圏ビッグマッチ『キング・オブ・プロレスリング』10.14東京・両国国技館大会の全対戦カードを発表した。 既にメインイベントでIWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカにSANADAが挑戦することが決まっている。ほか、セミファイナルでは東京ドームでのIWGPヘビー級王座挑戦権利証を持つ飯伏幸太にEVILが挑戦、IWGP USヘビー級王者、ジョン・モクスリーにジュース・ロビンソンが挑戦する。さらにIWGPジュニアヘビー級王者、ウィル・オスプレイに『スーパーJカップ2019』優勝者、エル・ファンタズモも挑戦するなど豪華カードが並ぶ。東京ドーム大会につながる大会として、毎年期待される大会とあって、今年もチケットは残りわずかだという。 今回発表された追加カードの中で目を引いたのは、来年1月の東京ドーム大会をもって引退する獣神サンダー・ライガーと、パンクラス時代にライガーとパンクラスルールで対戦し、プロレスへの復帰を決めた鈴木みのるの一戦だ。みのるはライガーが引退を表明してから、あの手この手を使ってライガーを散々挑発。先シリーズではテレビ解説席のライガーをリングに上げて、ゴッチ式パイルドライバーでKO。マスクにも手をかけ続けてきた。 怒りの沸点に達したライガーは、22日の兵庫・神戸ワールド記念ホール大会で、自らマスクとコスチュームを剥ぎ取り、全身にペイントを施し、かつて神戸でグレート・ムタと伝説の闘いを繰り広げた鬼神ライガーに進化。みのるとレフェリーに毒霧を噴射し、反則負けになると、テーブルを投げ、若手を椅子で殴打。インタビューブースではみのるを襲撃するなど大暴れした。みのるはそんなライガーを見て、高笑いをしながら引き揚げている。 最初はパンクラスルールでもう一度やりたいというライガーからの約束を果たすべく、みのるが挑発していたのだが、当日はどんなコスチューム、どんなスタイルで現れるのか大いに注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月24日 19時35分
ファン激怒! 巨人、阿部の現役引退をまさかの人物がフライング暴露「こんな形で知りたくなかった」
各メディアが24日午前4時ごろに第一報を伝え、プロ野球ファンの間で大きな話題となっている巨人・阿部慎之助の引退。その情報が“フライング発表”されていたことが物議を醸している。 事の発端となったのは、ある巨人ファンが24日午前0時半過ぎにツイッター上に投稿したツイート。そのツイートには「阿部引退マジか」といった旨の文面と共に、阿部の引退を一面で伝える某スポーツ紙を収めた画像が添付されていた。 この巨人ファンはその後のツイートで、画像のスポーツ紙が24日の朝刊であることや、自身が新聞配達員であることを告白。また、画像をツイッター上に投稿した理由については、「出勤の際に一面を見て驚いたから」といった旨の釈明をしている。 一配達員によるまさかのフライング発表に、ツイッター上では「何考えてんだこのバカ配達員は」、「一配達員が情報漏らすとか大問題だろ」、「阿部の引退をこんな形で知りたくなかった」、「阿部の決断を踏みにじりやがって、絶対に許さん」といった批判が噴出。 また、「この配達員はどう責任取るつもりなのか」、「会社に特定されたら人生終わりだろうな」、「処分どうなるんだろう、賠償金とかすごそう」などと、配達員の責任に言及するコメントも数多く見受けられた。 球団・選手に関わる重大な情報が、フライング発表された事例は過去にも存在する。例えば、今月13日には、一部スポーツ紙が阪神・メッセンジャーの引退を伝える記事を自社のWEBサイト上で出すもすぐに削除。その後翌14日に球団公式サイト上で引退が正式発表されたため、当該記事の削除理由は配信時間のミスによるものと推測されるが、ネット上では困惑の声が相次いでいた。 また、2018年10月3日には、一部WEBメディアが巨人・高橋由伸監督(当時)の辞任を午後5時過ぎに発表するもすぐに削除。こちらもその後、午後9時前に正式報道が出されたため、当該メディアが配信のタイミングを間違えたことが削除の理由と思われるが、それまでは「誤報なのかフライングなのかどっちなのか」といった声も多かった。 一方、球団や報道機関ではなく、選手の方がフライング発表した事例も存在する。2018年10月2日午後1時、阪神・西岡剛(当時/現BCリーグ・栃木)が自身のインスタグラム上で「今シーズンをもちまして阪神タイガースのユニフォームを脱ぐことになりました」と球団から戦力外通告を受けたことを公表。ただ、午後5時の球団発表より4時間も早い公表だったため、「球団の発表ぐらい待てないのか」、「こういうことする奴は信用されないぞ」といった厳しい声が寄せられていた。 発生するたびに物議を醸している球界のフライング発表。予期せぬ事態につながるリスクを考慮すると、各関係者には改めて情報管理の徹底が求められているといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月24日 18時00分
巨人が「平成の怪物」松坂大輔獲得で王会長に急接近
元号が変わっても、「平成の怪物」の心根は変わらない。救いの手を差し伸べるのは巨人になりそうだ。「松坂大輔(38)と、加藤宏幸球団代表との話し合いの場が持たれました。これは、中日が来季の契約を結ばないための布石が打たれたと見るべきです」(球界関係者) 右肘を痛め、二軍調整中の松坂が加藤球団代表と去就について話し合いの場を設けたのは、9月1日だった。会談後、松坂は「僕の口からは何も言えません」と言うだけ。あとはダンマリを決め込んだが、加藤球団代表は「僕の方から彼の気持ちを聞いた。彼は現役を希望している。やりたいという強い気持ちは分かった」と、松坂の気持ちを代弁した。来季、「中日と松坂は契約を結ぶのか?」と聞けば、「白紙」と返したが、完全に“ジ・エンド”という雰囲気だった。 「松坂は今月、二軍戦に登板します。結果次第では明るい方向に進むかもしれません。が、ファンに対し、解雇の判断は間違っていないというアピールの場になりそう」(ベテラン記者) さらに、こんな声もある。「本来の契約更改の時期ではなく、シーズン中にわざわざ球団代表職にある中日グループの役員幹部が来て、話し合いをしたということは、解雇の可能性が高いということでしょう。球団代表が直接話をしたのは、松坂に対する誠意です」(前出・球界関係者) 昨季、復活勝利を挙げた松坂だが(6勝4敗)、今季は右肩痛で大きく出遅れた。7月16日の復帰登板では5回2失点と力投したが、2度目の登板となった同27日のDeNA戦では1回途中で8失点と大炎上。そのまま二軍落ちした。 その後は右肘の痛みも訴えており、「もう松坂の時代は完全に終わった」というのが大多数の意見だ。「一部の知人、横浜高時代の友人、同世代の元選手らも心配しています。彼らが聞くと『まだ燃え尽きていない』と判で押したように答えていますが」(スポーツ紙記者) だから西武時代の恩師である現中日の森繁和シニアディレクターが、引導を渡しても辞めないだろう。「燃え尽きていない」発言を聞かされた先の関係者は言う。「韓国、台湾、メキシコ、さらに国内の独立リーグでも、現役を続けられるのなら契約しそう」 現役への執着心の強さは、並大抵ではないようだ。そこで受け入れ先として急浮上してきたのが、5季ぶりの優勝が目前に迫った原巨人である。「ソフトバンクの王貞治会長(79)も、陰ながら松坂のことを心配しています」(前出・球界関係者) 松坂と王会長との縁は、’17年オフのソフトバンク退団を機に切れている。3年12億円で迎えられた松坂だったが、契約期間中の勝ち星はゼロ。右肩にもメスを入れた松坂にソフトバンクは復活のための全面サポートを約束し、リハビリ期間中はコーチ契約とする内容で延長契約を提示したが、退団を選択した。「中日入りが決まった直後、松坂は個別取材などで、『コーチ契約の提示はなかった』と言っています。これを間接的なソフトバンク批判と捉えた関係者は多かった。でも、王会長は違いました。広い心で松坂の今後を心配していたのです」(前出・ベテラン記者) そもそも、ソフトバンクが松坂の獲得を決めたのは、「将来への布石」だっだ。松坂はいずれ、王会長のように球界を代表して、社会、経済界の仕事も託される1人と見なされた。その時、「ソフトバンクOBの肩書で」の思いもあったのだ。「ソフトバンクと巨人はホットラインがあるのではないかと勘繰りたくなるほど、密に連絡を取り合っています」(同) 中日入りできたのは、森前監督、デニー友利氏など、西武時代のツテがあったからだ。 しかし、今度はもうそんなコネはない。「何とかしてやりたいと陰ながら応援している王会長の気持ちを、巨人が代わって具現化することも十分に考えられます」(同) 昨年オフの巨人の補強を見ると、中島宏之、岩隈久志など、ひと仕事を終えたベテランもいた。原辰徳監督(61)の温情との見方もあり、第2回WBCで指揮官を務めた時の縁を大切にしたようだ。「上原浩治も巨人で引退したし、村田修一氏の引退セレモニーも行いました。チーム功労者に対し花道を用意する球団に変わりつつあります」(前出・スポーツ紙記者) 近年、侍ジャパンの選手選考はパ・リーグ優先の傾向にあり、松坂を得ることで“待った”の一石を投じることもできるかもしれない。平成の怪物に死に場所を与えてやることが可能なのは今の巨人しかない。
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