スポーツ
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スポーツ 2019年08月26日 11時30分
絶体絶命のオリックス、夏の陣3勝3敗も残り試合から逆転CS進出の可能性を探る!
“荒ぶる猛牛”をテーマに、ストロングブラックのユニフォームに身をまとい、今年の『Bs夏の陣』前後半全6試合が25日終了した。今年はこのユニフォームの効果もあり、開催中はいずれも約3万人の観衆が京セラドーム大阪に詰めかけ、25日は期間中最多となる33,712人ものファンが集まった。近年は日程的な問題もあり、人気企画でありながら動員に苦戦していた夏の陣だが、今年は夏休みの週末に2度開催したのが成功だったようだ。関係者によると「ほとんどの特典付き前売り券はすぐに売り切れた」そうで、例年であれば関係者に配布されるユニフォームのレプリカも「全て売ってしまった」ため、配られなかった。気になる試合結果は、前半の西武戦が2勝1敗、後半の日本ハム戦が1勝2敗に終わり、3勝3敗のイーブンで終了。今年のユニフォームは、選手やファンに好評だった上、西武戦を連勝スタートしたことから、関係者はもし大きく勝ち越すようなことがあれば、このユニフォームを着用する機会を増やすことも視野に入れていただけに、日本ハム戦の負け越しは残念である。 この日本ハム戦の負け越しは、再び借金が「6」に膨らみ、最下位から逆転のCS進出を目指しているチームにとっても、痛すぎる結果となってしまった。だが、各チームとの戦績と残り試合を見ると、まだ諦めるには早すぎると言っていいだろう。 オリックスとパ・リーグ各チームの戦績と残り試合数は、次の通りだ。1位 福岡ソフトバンク 20試合6勝13敗1分け 残52位 埼玉西武 21試合8勝13敗0分け 残43位 東北楽天 21試合10勝10敗1分け 残44位 千葉ロッテ18試合11勝7敗0分け 残75位 北海道日本ハム 19試合7勝10敗2分け 残6 既に、1位のソフトバンク、2位の西武とはシーズン“負け越し”が決定しており、ゲーム差を見ると、2位の西武とは6ゲーム差と射程範囲内に見えるが、負け越しの数が多く残り試合も少ないため、データを見る限り2位通過は厳しい状況になっている。しかし、3.5ゲーム差の3位の楽天から2.5ゲーム差の5位日本ハムまでは、楽天とは5割、ロッテには4つの勝ち越し、日本ハムには3つ負け越してはいるものの、なお6試合残していることから、まだ可能性が残されている。 CS進出に望みを繋ぎたいオリックスにとって最後の天王山は、30日から始まる怒涛の11連戦だ。ここでロッテと4試合、西武と3試合、日本ハムと3試合、楽天と1試合が組まれており、うち本拠地開催は、ほっともっとフィールド神戸で行われる西武との3連戦のみ。この11連戦で、下位チームとの直接対決でどこまで貯金を伸ばすことが出来るかが、逆転CS進出へのポイントであるのは間違いない。日本ハム戦では、アグレッシブさが故にミスをしてしまう場面も目立った。終盤戦に向かってアグレッシブさは大切だが、ミスは命取りになる可能性が高くなるだけに、まずは確実に先制点を挙げて、疲れが出て来ている投手陣の気持ちを和らげてもらいたい。 ファームでは、前半戦ローテーションを守ってきた榊原翼が復帰した。“神童”山本由伸も早期復活に向けてトレーニングに励んでいる。25日の試合で途中交代したモヤも病院で診察した結果、「異常なし」の診断を受けており、好調なクリーンナップは引き続き他球団の脅威であることに違いない。叶うべき夢の先を、今年こそオリックスというチームを愛する全ての人間が見たがっている。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月25日 17時30分
新日本イギリス大会はG1スペシャル!鈴木みのると棚橋弘至がチャンスを掴む!
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』が終わり、ジュニアヘビー級勢はアメリカで『スーパーJカップ』に参加し、31日には英ロンドン・ザ・カッパー・ボックスで新日本ロンドン大会『NJPW Royal Quest』を開催する。 新日本は90年代、G1の次のシリーズで、G1になかったスペシャルカードをメインに、主要都市のアリーナクラスの会場で『G1スペシャル』というシリーズを開催していたが、今回のイギリス大会はまさに『G1スペシャル』というタイトルをつけても文句のないカードぞろいだ。 “何かが起こる”G1最終日。12日の東京・日本武道館大会のセミファイナルで、オカダ・カズチカ&棚橋弘至対鈴木みのる&ザック・セイバーJr.のタッグマッチが実現した。この中でG1にエントリーしなかったのは、みのるだけ。昨年もエントリーされなかったタイチが、後藤洋央紀を最終日のアンダーマッチで破り、NEVER無差別級王座への挑戦権を得たが、今年はみのるがオカダを完膚なきまでに叩き潰しピンフォール。なんとG1に“選ばれなかった”みのるが、驚きの飛び級でIWGPヘビー級王座への挑戦権を得たのだからたまらない。 みのるは10、11日と試合後に不気味な笑顔を見せていたのだが、全ては最終戦でオカダとの対戦を実現させるためだったことを12日の試合後に明かしている。みのるはその日が来ると確信してG1のアンダーマッチに出場し続けていたのだ。昭和最後の新日本を知るみのるにとってIWGPヘビー級王座は手に入れておきたいタイトル。本人も「あのベルトは予約済みなんだよ」とかつて語っていた。ファンからの待望論も多く、イギリスの地で悲願達成なるか注目されるところだ。 G1を負け越して終わってしまった前年度覇者の棚橋。ウィル・オスプレイに敗れ負け越しが決まった10日の武道館大会では「G1負け越し、いつ以来だろう。みんなが俺に引導を渡してくる。『棚橋もういいよ、棚橋もういいよ』って。オカダ、飯伏、内藤、オスプレイ…もう引導はもらいすぎてるから。必ず復調して、必ず棚橋は戻ってくるから」と強がっていたが、内心穏やかではないのは表情を見れば一目瞭然だった。 しかし、11日の武道館大会でブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバーJr.とのタッグマッチで3カウントを奪うと潮目が変わってきた。12日の試合後に次期挑戦者としてザックから逆指名を受けたのだ。本人も「G1クライマックス最終日にして、進むべき道、また、テッペンを目指すための第一歩、見つかりそうです」とニヤリ。今年のG1は棚橋の「志」を引き継いだ飯伏幸太が優勝したが、まだまだ「タナハシ」のブランドは落ちていない。 その証として、すぐにタイトルマッチ挑戦のチャンスが巡ってきた。棚橋にとってはブリティッシュヘビー級王座も巻きたいベルトのひとつ。ここから再び新日本プロレスの中心に戻るキッカケを作ることができれば、来年のダブルドームも面白くなるはずだ。 他にも石井智宏と、バレットクラブに電撃加入したKENTAのNEVER無差別級選手権試合、IWGPタッグ選手権試合など、新日本のビッグマッチがロンドンで爆発する。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月25日 06時30分
親戚関係だけじゃない?星稜・奥川のドラフトが「巨人で決まり」とされているワケ
石川・星稜高校のエースとして、チームの準優勝に貢献した奥川恭伸。その右腕が巨人・高木京介と親戚関係にあることを一部スポーツ紙が報じている。 報道によると、この関係は奥川のいとこが高木の妻ということによるもので、甲子園出場前後には高木から奥川に対して直接激励の言葉もかけられていたという。 今秋のドラフトで1位指名が確実視される右腕と、ブルペン陣の一角として首位・巨人を支える左腕に意外なつながりが存在していたというこの一件。これを受けてネット上には「こんなつながりがあるとは知らなかった」との声が多数寄せられているが、その一方で「巨人の単独指名決まりじゃん」、「指名に向けて外堀を埋めてきてる感」、「これは新手の囲い込み」などと、今秋のドラフトを心配する声も少なくない。 奥川に関する報道の中では、他にも巨人と関連付いた内容が伝えられている。例えば、奥川が使用するグラブは菅野智之モデルのもので、今大会では新調して使用。大会前にはその菅野から評価されていたことを知り、喜ぶ一幕もあったという。 加えて、奥川が所属する星稜高校は、“ゴジラ”の愛称で親しまれた松井秀喜氏を輩出した学校でもある。ちなみに、松井氏はチームの戦いをネット中継で全試合観戦していたといい、大会終了後にはねぎらいのコメントを寄せてもいる。 もちろん、こうした周辺情報の多寡にかかわらず、他球団も欲しいと思えば奥川を指名することはできる。ただ、過去の巨人のドラフトを振り返ると、長野久義(2009年/日本ハム、ロッテの指名を拒否)、澤村拓一(2010年/大学時代の監督が巨人OB)、菅野(2012年/原監督の甥・日本ハムの指名を拒否)といった“相思相愛”の選手はいずれも一本釣り。このことを考えると、場合によっては巨人との競合を避けるために、奥川から手を引く球団が出てくる可能性も否定はできない。 当初は奥川ではなく、岩手・大船渡の佐々木朗希を評価していたという巨人。仮に狙いを切り替えたとなれば、先述したような奥川と巨人のつながりは他球団に対する強烈な“牽制球”となるかもしれない。ただ、肝心のクジ運はというと、巨人は2016年(田中正義/ソフトバンク)、2017年(清宮幸太郎/日本ハム)、2018年(根尾昂/中日)と、3年連続で当たりクジを逃し続けているが….文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年08月24日 17時00分
藤波辰爾ドラディション、10月ツアーはヒロ斎藤40周年記念ツアーに決定、旧友集結!
プロレスラー“炎の飛龍”藤波辰爾が主宰するドラディションは19日、都内で会見を開き、『RAGING OUTLAW TOUR〜HIRO SAITO 40th ANNIVERSARY〜』(10.25東京・後楽園ホール大会、10.27大阪・大阪南港 ATCホール Cホール大会)の概要を発表した。 今回のツアーは藤波とともに新日本プロレスを退団し、現在ドラディション所属のヒロ斎藤のデビュー40周年記念ツアーとして行われる。 ヒロは1978年に新日本に入団してデビュー。メキシコ、カナダでの海外武者修行生活を経て、85年に当時、初代タイガーマスク引退に伴い初代タイガーの“後継”として新日本のジュニアヘビー級戦線のトップだったザ・コブラのライバルとして凱旋した。コブラからはWWF(現WWE)ジュニアヘビー級王座を奪還している。 故上田馬之助さんと金髪タッグなども結成したが、同年8月、スーパー・ストロング・マシン、高野俊二とともに新日本を電撃離脱。カルガリー・ハリケーンズを結成し、全日本プロレスに主戦場を移すと、86年には初代世界ジュニアヘビー級王座を獲得。新日本から移籍してきた選手の中で、故ジャイアント馬場さんが最も評価していたと言われている。しかし、翌年には長州力、マシンらとともに新日本へUターンした。 新日本復帰後はヒールユニットのバイプレイヤーとして、ブロンド・アウトローズ(レイジング・スタッフ)、狼軍団、nWoジャパン、TEAM2000で存在感を発揮。特に蝶野正洋とは狼軍団時代から脇を固めており、信頼も厚かった。2006年に新日本を再び退団すると藤波と行動をともに。近年では新日本の東京ドーム大会にサプライズ参戦し、武藤敬司プロデュースのプロレスリング・マスターズにも参戦している。 10.25後楽園大会では、蝶野の来場が決定。ヒロは、武藤、天山広吉とnWoジャパンを復活させ、藤波、越中詩郎、獣神サンダー・ライガーのドラゴンボンバーズと対戦。10.27大阪大会では、新日本の道場で一緒に汗を流した藤原喜明、船木誠勝とトリオを結成し、大阪初登場となるドラゴンボンバーズと対戦する。新日本は前回大会のライガーに続いて、今回もライガーと天山をドラディションに派遣。新日本の協力で、最高の形で40周年を祝うことができるだろう。 ライガーにとっては師匠の藤原、同じく藤原門下生だった船木と最後の対戦になる可能性があるだけに、こちらにも注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2019年08月24日 06時30分
巨人・坂本勇人、13年目のキャリアハイ 三冠王も夢ではない?
今季は目下、首位をひた走る巨人の主軸として打棒を振るっている坂本勇人。開幕から好調な打撃を維持し、夏場を迎えた現在でも、打撃3部門では何れも上位に位置し、自身3年振りの個人タイトル獲得も視野に捉えている。巨人のペナント奪還へ向けての最重要キーマンであることは間違いなく、さらには夢の3冠王さえ予感させる勢いだ。 今季は8月に入り、早々に本塁打を30本の大台に乗せた。今まで以上にフルスイングを心掛けていると言い、「練習から強く遠くに飛ばすことを意識している」というスタンスがまさに結果に表れている。これまでは、中距離打者のイメージが強かった巨人の背番号6は、見事なまでに「和製大砲」へと変貌を遂げた。 もう一つ、トップを争う打点でも80を記録、ヤクルトの主砲・村上宗隆らとしのぎを削っており、得点圏打率が3割3分を超えるという勝負強さも目立つ。自身の記録を本塁打はすでに更新、打点も塗り替えるのは時間の問題か(何れも2010年に記録、31本・85打点)。プロ生活13年目でのキャリアハイは見事としか言いようがない。 また、打率も3割をキープしており、トップ10内に着けている。首位を行く広島の鈴木誠也にやや差を付けられているものの、坂本自身も3年前に首位打者を獲得しており、長打と共にヒットメーカーとしての才能は言うまでもなく、秋までに首位の座を手繰り寄せる可能性も少なくはない。 坂本の活躍を後押ししているのは、今季より加わった丸佳浩の存在も忘れてはならないだろう。こちらも開幕から好調である中、シーズンを通して打順では坂本の後を打つことが多い。長打力を備える丸が後ろにいることで、投手は坂本に対し神経質にならざるを得ない。また、坂本が4番に座った際には、丸がその前と、二人が常に並ぶ打線は脅威となり、どの場面でも投手に対し、これ以上ない程の重圧を与え続けている。 打撃だけでなく、守備でも球界屈指の遊撃手としてもチームを支え、攻守で計り知れない存在感を発揮しており、主将としての頼もしさも誰もが認めるところ。そして今シーズン、チームの5年振りの優勝とともに、坂本個人でも新たな勲章を手にする姿を多くのファンが心待ちにしている。夢のトリプルクラウン、2リーグ制移行後では、セリーグ初となる右打者での三冠王。坂本勇人は今、最も近い位置にいる。(佐藤文孝)
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スポーツ 2019年08月23日 22時30分
「志」高き兄・那須川天心の叱咤を受け、妹・那須川梨々の再起戦が決定!
格闘界の“神童”那須川天心(TARGET、Cygames)の実妹でキックボクサーの那須川梨々(りり、TEAM TEPPEN)の2カ月ぶりの試合が決定した。 アマチュアでは30勝3敗という圧倒的な強さを誇っていた梨々は、昨年6月のRISE千葉・幕張メッセ・イベントホール大会でデビュー戦を行い佐藤レイナと対戦。破格の扱いとなった闘いで3-0の判定勝ちを収めている。TEAM TEPPENの那須川弘幸会長は「天心がいちばんかわいがっている」と話す。4歳年上の兄・天心とは仲がいいようだが、RISE QUEEN王座決定戦(7月5日、RISE後楽園ホール大会)で紅絹に敗れ涙。その際、天心は「言いたいことは話しました」と厳しく叱咤したことを明らかにしている。 再起戦となる今回の一戦は、梨々のデビュー戦の地、幕張メッセ・イベントホールで9月16日に開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』の追加カード。上仮屋真莉(ROAD MMA GYM)と対戦することになった。上仮屋はアマチュアではK-1、J-GROWトーナメントで優勝経験があり今年7月のKROSS×OVERでプロデビュー戦を勝利で飾っている実力派キックボクサー。デビュー2戦目とはいえ侮れない相手だ。 天心と同じく「負けず嫌い」な梨々は、前回の一戦で流した悔し涙を力に変えて、勝利を手にすることができるのか?この日は、メインイベントで兄の天心が、セミファイナルでTEAM TEPPENの白鳥大珠が、それぞれ世界トーナメントの決勝戦に臨む。梨々は勝利を挙げて、2人の勝利にもつなげたいところ。 「チームで勝つ」 これは「志」をともにしたTEAM TEPPENがスローガンとして掲げていること。今度は兄妹でうれし涙を流すべく、幕張大会に向けて日々ジムで汗を流し続けている。(どら増田 / 写真提供 RISE)
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スポーツ 2019年08月23日 17時30分
広島を激震させた「プロ野球・ドーピング検査」の内幕
バティスタの離脱は、ペナントレース終了後にも影響しそうだ。 去る8月17日、広島球団は、サビエル・バティスタ外野手(27)が、日本野球機構(以下=NPB)によるドーピング検査で陽性反応が出たことを発表した。記者団は確認を含めていくつか質問をしたが、「現時点で差し控える」と、球団は言葉を濁した。一軍試合登録も抹消した。バティスタには反論の機会が与えられ、証言を裏付けるための調査も行われるが、疑惑が晴れるまでは公式戦に出場することはできない。“潔白”だとしても、今季中の復帰は難しいだろう。「首位・巨人とのゲーム差がなかなか縮まりません。口ではまだ優勝を諦めていませんが、悪くとも3位に滑り込めば、クライマックスシリーズで巨人を倒せると見ています。現に、広島は今年も巨人戦で大きく勝ち越していますから(12勝7敗1分け/同時点)」(球界関係者) 緒方構想を狂わせたNPBのドーピング検査とは、どんなものなのか――。 各メディアも伝えていたが、バティスタに陽性反応が出た検査実施日は6月上旬だという。約2カ月も経過してから通達された理由を調べてみると、その検査の実態が見えてきた。 「全員が検査を受けるわけではありません。くじ引きをやって、各球団から2名ずつ、被験者が決められています」(関係者) 検査日は選手には通達されない。球団スタッフには知らされているようだが、セ・パ6試合と二軍戦が行われている全球場に、NPBの調査チームが一斉に向かう。すると、選手控室に「検査実施」の張り紙が出され、試合終了後、その全てが終了するまで、全選手が帰宅できないルールになっているそうだ。 「たとえば、巨人対広島戦の試合が行われている球場なら、両球団のフロント代表1名ずつがまず呼ばれます。誰が被験者になるのかは、調査チームの見ている前で、巨人が広島選手の背番号が書かれたくじを引き、広島が巨人選手の背番号が書かれたくじを引きます」(在京球団スタッフ) 調査チームの見ている前で被験者となった選手は排尿し、それを専門の調査機関に持っていく。「見られている状態」で用を足すのだが、被験者は心理的な理由で「検査が可能となる量」を出せないそうだ。規定の量が出なかった場合、いったん集めた尿は捨てられ、やり直し。この一定量の尿を出すのにけっこうな時間がかかるとされ、その間、他の選手たちは控室から出てはいけないことになっているそうだ。 「だいたい、2カ月に1度のペースで検査が課されています。くじ引きだから、1回も被験者にならずに現役を終えた選手もいれば、くじ運の悪い選手もいます」(前出・同) オリンピック選手の検査は、もっと厳しいという。6月上旬に行われた検査の結果が8月になって通達されたのは、専門機関がきちんと調べているからなのだ。 かつてメジャーリーグでは選手が禁止薬物の力を使って、本塁打記録を塗り替えたこともあった。その後、自浄努力で社会的信頼を取り戻すまでに、それ相応の時間を要している。「2カ月に1度」「被験者はくじ引き」と聞かされると生ぬるい感がしないでもないが、人気選手の疑惑はファンを失望させ、球場広告に出資した企業の撤退にもつながりかねない。広島の本拠地・マツダスタジアムに集まったファンは、潔白を信じているが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年08月23日 11時30分
母校の初優勝に履正社OBオリックス岸田護&T-岡田、ロッテ安田尚憲が祝福のコメント!
第101回全国高等学校野球選手権大会で優勝をした履正社高校について、プロの世界で活躍しているOBから祝福のコメントが相次いだ。履正社出身でプロで活躍している選手は多いが、甲子園の全国制覇は春夏を通じて今回が初めて。偉業を成し遂げられなかった先輩たちがプロで大活躍しているだけに、優勝メンバーの将来にも期待したい。 1年生の時に甲子園出場を果たすも、登板する機会はなかったオリックスの岸田護投手は「当時、僕が1年生の時に初めて甲子園に出場したころから考えると、まさか甲子園で優勝して全国1位になるとは思っていなかったので、感慨深いものがありますし、本当にうれしいですね。今や野球の名門高校だと思いますし、岡田(龍生)先生の指導力が日本一だったんだということを後輩たちが証明してくれたんだと思います。大阪大会の時に『頑張ってください』と連絡して以来、岡田先生に連絡できていないので、落ち着いたころに連絡したいと思います」と感慨深げ。 また、甲子園出場こそないものの、高校時代は“浪速のゴジラ”として、桁外れのパワーを誇っていたオリックスのT-岡田外野手は「初優勝おめでとうございます。令和になって初めてという歴史的な大会で母校が初優勝という快挙を達成してくれて、本当に嬉しく思います。僕らの時はなんとか甲子園に出ることが目標でしたが、今では全国区になっていますし、甲子園で優勝することが目標に変わってきているなということを感じます。高校の監督とはたまに連絡を取っていましたが、甲子園に来てからは連絡できていなかったので、まずはラインで『優勝おめでとうございます』と連絡しました」と恩師に祝福のメッセージを送ったことを明かした。 現在の3年生と1年間ともに過ごし、甲子園には夏と春の2回出場し、インパクトを残したロッテの安田尚憲内野手は「本日は練習日で14時には寮に戻っていたので、自室のテレビで試合を見ました。凄く興奮しました。自分が3年生の時の1年生の後輩たちが3年生となって活躍をしている姿を見て、とても嬉しかったですし、何か不思議な感じがしました。岡田監督の嬉しそうな顔を見て自分も嬉しくなりました。監督を中心に日夜、厳しい練習を繰り返してきた成果だと思います。監督は『春のリベンジをしたい』とずっとおっしゃっていました。今回の試合に並々ならぬ決意で挑んでいたと思うので、勝てて本当に嬉しいです。今回の後輩たちの頑張りにボクも強い刺激を受けました。もっともっと努力をして、自分について報道されるのが、この後輩たちへの『おめでとう』コメントだけで終わることがないように精一杯頑張ります(笑)!」と最後は自虐ネタを盛り混ぜながらも、実際に一緒にやっていた選手がいるチームの初優勝はかなり嬉しい様子で、自身も刺激を受けたようだ。 果たして、優勝メンバーの中から何人のプロ選手が登場するのか?先輩たちはプロの世界で再会を果たす日を楽しみにしている。(どら増田 / 写真・垪和さえ)
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スポーツ 2019年08月23日 11時00分
「星稜高校を褒めてあげて」甲子園優勝インタビューに批判 質問アナが特定され炎上状態に?
22日に夏の甲子園大会決勝が行われ、履正社(大阪)が星稜(石川)を破り、初優勝に輝いた。しかし、履正社の井上広大外野手に対するインタビューが物議を醸している。 試合終了後、優勝選手インタビューが行われ、この日逆転3ランホームランなどを打ち、同校の優勝に貢献した井上選手が登場したのだが、インタビュアーは試合の内容にはほぼ触れず、井上選手に「奥川(恭伸)投手はすごいピッチャーでしたか?」と星稜のピッチャーについて質問。これに井上選手が「素晴らしかったです」と話すと、さらにインタビュアーは続けて、「相手も素晴らしい決勝戦を戦ってくれました、星稜高校もぜひ褒めてあげて下さい」と相手校を褒めるように勧めていた。 井上選手はこれに困惑しつつも「お互いに全力を出し切った結果が、自分たちが勝っただけなんで、まあ、嬉しいです」と答えていたが、このインタビューを視聴していたネットユーザーからは、「いや、ホームランの感想聞きなよ…」「せっかく優勝したのに何で相手校褒めることを強要されなきゃいけないの?」「優勝インタビューで聞く質問じゃない。失礼すぎる」といった批判の声が集まっている。 「質問したインタビュアーについては、ネット上ではABCテレビの中邨雄二アナウンサーではないかと言われており、中邨アナがパーソナリティ−を務めるラジオ番組『【公式】サクサク土曜日 中邨雄二です』(ABCラジオ)の公式ツイッターアカウントには、『両校を馬鹿にしてる』『選手と不快にさせた甲子園ファンに謝罪してください』などの声が寄せられていますが、公式アカウントは中邨アナに肯定的なツイートだけをリツイート。それがまたネットユーザーを刺激しているようで、公式ツイッターは炎上状態となっています」(芸能ライター) 甲子園優勝を勝ち取った立役者に対する質問としては、あまりに不適切だったようだ――。
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スポーツ 2019年08月23日 06時30分
ザ・デストロイヤーさんの名の下に…令和初のプロレスオールスター戦開催!
今年2月に『ジャイアント馬場没20周年追善興行〜王者の魂〜』(両国国技館)を成功に導いた株式会社H.J.T.Productionは、ザ・デストロイヤーさんの追悼興行『ザ・デストロイヤー メモリアル・ナイト〜白覆面の魔王よ永遠に〜』を11月15日、大田区総合体育館で開催する。 今年3月に亡くなったデストロイヤーさんは、馬場さんの追善興行にビデオメッセージを送っていた。2月の両国大会は平成最後のプロレスオールスター戦と言われたが、今回も縁が深かった全日本プロレスをはじめ、業界最大手の新日本プロレスら多くの団体が協力する令和初のプロレスオールスター戦になりそうだ。 大会プロデューサーは全日本の和田京平名誉レフェリーと木原文人リングアナウンサーが務め、ドリー・ファンク・ジュニアPWF会長、スタン・ハンセン氏、徳光和夫氏がゲストとして来場することが発表されている。デストロイヤーさんと対戦経験はないが、日本プロレス時代に一緒だった藤波辰爾も大会に協力することになった。藤波は「デストロイヤーさんとは一度、対戦したかったですが、今回の追悼興行に自分が名を連ねられるのは光栄です。精いっぱい協力したい」と今大会への意気込みを語っている。 和田京平プロデューサーは「多くのレスラーを呼びたい。いろんな人に来てほしい。7〜8試合と考えていますけれど、内容の濃い、来てよかったなと思ってもらえるようにしたい。カードを期待してください。みなさんを驚かせるものになると思う」と、2月の両国大会と同じくバラエティーに富んだ華やかな大会にすると示唆していた。 その言葉通り、豪華なカードが発表された。武藤敬司&宮原健斗&獣神サンダー・ライガー対SANADA&KAI&BUSHI。これは武藤の師弟対決に、現三冠ヘビー級王者の宮原、来年1月に引退するライガーが絡む興味深いカードである。新日本はライガー、SANADA、BUSHIを派遣。SANADAとKAIは、全日本、W-1で出世争いを演じていたライバルだ。 デストロイヤーさんと関わりがあった現役選手は減ってきているが、マスクマンのパイオニアをしのぶべく、ライガーら現役のマスクマンが出場するのは大会の名にふさわしい。若手時代、デストロイヤーさんに連日足4の字固めの洗礼を受けていた井上雅央ら、全日本系の選手にも出場してもらいたい。第1弾カードを見ただけで、今回和田氏を支える木原プロデューサーの手腕が発揮されているのは間違いない。今後もドリームマッチの発表を楽しみに待ちたい。(どら増田 / 写真©︎H.J.T.Production)
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