スポーツ
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スポーツ 2019年09月03日 22時30分
新日本10.14両国大会でオカダ・カズチカとSANADAが今年4度目のライバル対決!
新日本プロレスは2日、ビッグマッチ『キング・オブ・プロレスリング』(10月14日、東京・両国国技館)の一部対戦カードを発表した。メインイベントでは、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカが、SANADAを相手に4度目の防衛戦に臨む。その他、IWGP USヘビー級王者のジョン・モクスリーに、前王者ジュース・ロビンソンが挑戦。IWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイに『スーパーJカップ2019』覇者エル・ファンタズモがそれぞれ挑む。 日本時間1日に行われたイギリス・ロンドン大会で鈴木みのると対戦し、33分を超える死闘の末にIWGPヘビー級王座3度目の防衛に成功したオカダ。試合後マイクをつかむと、鈴木との再戦をアピール。「まだ、借りを返せてない人がいますね」と、先の『G1クライマックス29』公式戦で唯一敗れたSANADAを逆指名するかのような発言。すると入場ゲートからSANADAがスーツ姿で現れ“分かりやすい英語”で、「今度ここ(ロンドン)に戻ってきたときは俺がチャンピオンだ」と事実上の挑戦表明。ライバルと認め合う2人が対峙すると、ロンドンのファンは歓喜していた。 3月の長岡、5月の福岡、そしてG1公式戦の8.3大阪大会と、2人は今年に入ってから既に3回対戦しており、いずれも好勝負を繰り広げている。通算7度目の対戦となった先月の対戦では対オカダ6連敗中のSANADAが、師匠である武藤敬司から伝承したラウンディングボディプレスで初勝利を挙げている。4度目の対戦は単なるタイトルマッチや、ライバル対決という枠には収まらない。なぜならここ数年の流れを見ると、10月の両国大会以降、年内はIWGPヘビー級選手権試合が組まれない傾向にあるからだ。つまり、この試合の勝者が来年1月4日から開催される東京ドーム2連戦初日のメインイベントで、東京ドームIWGPヘビー級王座挑戦権利証の所有者と防衛戦を行う可能性が高い。 挑戦権利証が導入されてから、1.4東京ドーム大会までの間に挑戦権利証が“移動”した例はこれまで一度もないが、IWGPヘビー級王座はAJスタイルズから棚橋弘至に移動したことがある。あれも10月の両国大会だった。オカダが「新日本の顔」としてドームのメインに駒を進めるか?それともSANADAがニュージャパンドリームをかなえるのか?今度のライバル対決も激戦になるのは必至である。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月03日 22時30分
◎プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「テリー・ゴディ」馬場が高く評価した_“人間魚雷”の妙技
三冠ヘビー級王座を2回、世界タッグ王座を7回にわたり獲得した“人間魚雷”テリー・ゴディ。スティーブ・ウィリアムスとの殺人魚雷コンビではWCWタッグ王座を獲得するなど日米マットで活躍し、その才能は関係者から高く評価されていた。※ ※ ※ 80年代半ばから90年代初頭にかけて、全日本プロレスでトップの一角を占めたテリー・ゴディ。その素質たるや相当であったに違いなく、これはジャイアント馬場の“偏愛”ぶりからもうかがえる。 「1982年にゴディは、アメリカマットにおいて馬場のPWFヘビー級王座に挑戦していますが、その翌年に初来日となったのは、当然、馬場の推挙があってのことでしょう」(プロレスライター) その頃のゴディはマイケル・ヘイズ、バディ・ロバーツとのユニット「ファビュラス・フリーバーズ」として活躍していたが、ゴディ単独での招聘であった。 初戦はスタン・ハンセンとタッグを組み、ジャンボ鶴田&天龍源一郎とのメインイベントで、日本初披露となったパワーボムにより天龍からフォールを奪っている。 なお、この時の技の入り方は自ら相手を振り上げるのではなく、ハンセンが天龍を逆さに持ち上げたところを引き受けて、そこから落とすものだった。 「ゴディの売り出しのために勝ち役を与えながらも、天龍のプライドを傷付けないよう、ゴディ単独の技で仕留められたのではなく、あくまでもツープラトン攻撃でやられたことにしたと思われます」(同) また、実況では“パイルドライバー”と称されており、のちにゴディ自身がパワーボムという技名を披露したことで、その名称が広まることとなった。 さらに、同シリーズでは同じくハンセンのパートナーとして、テリー・ファンク引退試合の相手も務めている(テリーは実兄のドリー・ファンク・ジュニアとのザ・ファンクス)。結果は、テリーのコーナーポスト最上段から飛び込んでの回転エビ固めに敗れたが、巧みなインサイドワークでハンセンをフォローするなど、随所に見せ場をつくっている。 この時のゴディは22歳。14歳の頃から年齢を偽ってリングに上がっていたというが、それでもハンセンや天龍とは一回りほど若かった。にもかかわらず、これだけの大役を任されるレスラーは、なかなかいるものではない。 翌年にはフリーバーズそろっての来日となったが、その後はゴディのみが全日の常連外国人となる。 「同時期に、やはりフリーバーズとして参戦したWWFでは、メンバーそれぞれを単独で売り出そうとしたことに反発し、ゴディは短期で離脱しています」(同) それでいて全日での単独参戦を受け入れたというからには、相当の配慮がなされたに違いなく、これも馬場がゴディを買っていたことの証しと言えそうだ。★差し替えられたメインイベント 1992年10月、日本武道館で行われた全日本プロレス創立20周年記念大会でも、ゴディは特別タッグマッチに抜擢されている。馬場&ハンセン&ドリーvsアンドレ・ザ・ジャイアント&ジャンボ鶴田&ゴディという組み合わせに、「ゴディだけ格が落ちる」と見る向きもあろうが、馬場にしてみればここに加えるにふさわしい選手ということだった。 なお、この試合は鶴田がドリーのスピニング・トーホールドを首固めで丸め込んで勝利しており、決してゴディは負け役として選ばれたわけではない。鶴田は肝炎による欠場直前で、馬場、ドリー、アンドレも全盛期をすぎていたことから、ハンセンとゴディで試合を引っ張ることを求められての起用であった。この頃、すでに馬場と鶴田の日本人トップ2人からフォールを奪っているゴディは、馬場の認識においては押しも押されもせぬトップファイターだったのである。 ただ、こうした馬場の高評価ほどにファンからの信頼を得ていたかというと、そこには疑問も残る。 1990年4月に東京ドームで開催されたWWFと全日、新日本プロレスの合同興行「日米レスリングサミット」で、当初にメインイベントとして発表されたのはハルク・ホーガンとゴディのシングル戦であった。しかし、これがまったくと言っていいほどにファンには響かず、チケットの初動はまったくもって芳しいものではなかった。 結局、体調不良の名目でゴディを下げ、代役にハンセンを立てたことでチケットの売れ行きは一気に加速、大会も無事成功に終わったのだが、それにしてもなぜ馬場とファンの間で、ゴディの評価にこれほどの乖離が生じたのか。「パワーファイターでありながら、実は相当のテクニシャンでもあるゴディ。同業者の馬場はそこを買ったのでしょうが、ファンにしてみれば巧さゆえに、ハンセンのような荒々しさが足りないと感じたのでは…」(同) やはりプロレスというジャンルは難しく、決して一筋縄ではいかない。テリー・ゴディ***************************************PROFILE●1961年4月23日〜2001年7月16日。アメリカ合衆国ミネソタ州出身。身長195㎝、体重135㎏。得意技/パワーボム、魚雷ラリアット。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年09月03日 22時00分
かど番大関・栃ノ心が故郷に豪邸 外国人力士の“大相撲ドリーム”
大相撲秋場所(東京・両国国技館)の初日は9月8日(日)。またまた大関かど番を迎えている栃ノ心(31)だが、成績とは別のことで話題になっている。 栃ノ心は、ヨーロッパの東側にあり、気候温暖でワインが有名なジョージアの出身。小さい頃から柔道で鳴らし、18歳の時に裸一貫で来日して名門の春日野部屋に入門した。 以来、13年。右ひざに大けがを負い、幕内から西幕下55枚目まで急降下するなど、様々な試練を乗り越えながらも昨年、ついに大関に昇進した。その間、去年の初場所の平幕優勝をはじめ、三賞を11回(殊勲賞2回、敢闘賞6回、技能賞3回)受賞し、金星も2個獲得している。 その栃ノ心がこのほど、故郷のジョージア・ムツケタ市の実家近くに、日本では想像もつかない超豪邸を建設中であることを、本人が明かしたのだ。 「敷地は2000平方メートル、600坪以上で、建設中の建物は2棟あり、その1つは住居スペースで、入り口には『栃ノ心』と漢字で書かれた表札が下がっている。そこにトレーニング施設、ジャグジー付きの風呂、サウナ、地下にはバーもある。もちろん、これまで獲得したトロフィーや賞状を展示するコーナーも。照明は蛍光灯を俵に見立てて円形にしたもので、こちらは一般開放する予定だよ」 もう1棟はレストランで、オオカミをイメージした暖炉を備え、滝も流れる内装になる予定。さらに、この2棟の間には大きなプールも設置され、そこに寝そべって酒を飲むのを楽しみにしていると本人は笑う。 このように、故郷に錦を飾る外国人力士は数多い。すでに引退した朝青龍は故郷のモンゴルで実業家になって大成功し、現有資産100億円と言われている。日馬富士も生徒数760人という学校を設立した。 「貨幣価値や物価の違い」と言えばそれまでだが、1億円前後の年寄株を確保できれば大成功と言われる日本人力士とはスケールが違う。まさに“大相撲ドリーム”。外国人力士の天下は、まだしばらく続きそうだ。
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スポーツ 2019年09月03日 17時30分
フジテレビ、大晦日特番に向けて3大会ぶりにRIZINのゴールデンタイム全国中継復活!
フジテレビは2日、総合格闘技イベントRIZIN『RIZIN.19』10.12大阪・エディオンアリーナ大阪大会を、当日の19時から20時54分まで全国放送すると発表した。延長対応もするとしていることから、一部試合が「生中継」されるものと思われる。フジテレビのRIZIN中継は、『RIZIN.16』6.2兵庫・神戸ワールド記念ホール大会を最後に、ゴールデンタイムでの放送だけではなく、朝倉兄弟が飛躍した『RIZIN.17』7.28埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会、『RIZIN.18』8.18愛知・愛知県体育館大会は、関東ローカル(一部ネット)で、後日深夜枠で放送された録画中継だった。 これまでRIZINのテレビ中継の中心を担ってきた“神童”那須川天心、“ツヨカワクイーン”RENAら世間的に知名度の高い選手が出場しなかったことも要因とされているが、RIZINの榊原信行CEOは「お茶の間に届く努力と実験をフジテレビさんといろいろしている」と話しており、RIZINとフジテレビの関係はまだまだ盤石と言ってもいい。6.2神戸大会では「あえて」3試合のみを完全生中継とし、他の試合を一切放送しない試みをしている。しかし、メインイベントで那須川天心がダウンを奪った場面がCM中に起きてしまうという格闘技ならではのハプニングが発生。フジテレビにはクレームが殺到したようだが、「チャレンジをした結果、起こってしまったこと。これからCMを入れるタイミングなどをしっかり話し合っていきたい」と榊原CEOは前向きに捉えている。 今回の大阪大会は、天心やRENAといったこれまで支えてきた“キラーコンテンツ”は出場しない見込み。目玉はライト級グランプリのトーナメント1回戦となる。これは、12.29、31にさいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.20』『RIZIN.21』に繋がる大事なトーナメント。昨年は堀口恭司がバンタム級のトーナメントを制し、一気に知名度を上げているだけに、ライト級戦線の日本人選手には頑張ってもらいたいが、当初、榊原CEOが「説得してみせる」としていた朝倉未来の出場は見送られる模様で、フェザー級へのこだわりが強い未来に、RIZINがどのようなビジョンを提供していくのか注目したい。 また、8.18愛知大会でノンタイトルながら堀口を秒殺した朝倉海も大阪大会の出場は濃厚。榊原CEOは「大阪か年末」と、両者の再戦を早期に実現させたい考えなだけに、このカードが再び今度はRIZIN初上陸の浪速の街で、タイトルマッチとして実現するかもしれない。RIZINにとって、2大会ゴールデンタイムからは離れたが、その間に朝倉兄弟という“ニュースター”を生み出せたことは大きい。また、年末に天心との一戦を見据えている“元K-1ファイター”大雅も「もう1試合強い選手とやりたい」と話していたことから、今大会でカードが組まれるのではないだろうか。 大阪大会の結果は年末の2大会に繋がる。また、フジテレビにとっても大晦日の特番に向けた最終調整の場になるだけに、内容、視聴率ともに注目が集まるところだ。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月03日 11時30分
オリックス、逆転CSへ負けられない11連戦は2勝1敗1分け発進!悔やまれる1日の逆転負け
“大”下克上を目指すオリックスの逆転CS進出に向けて大きな「貯金」が求められる魔の11連戦が8月30日、千葉ロッテとのZOZOマリンスタジアム4連戦で開戦した。 初戦は6回まで点差を広げられていたが、7回に小島脩平の4号ソロをロッテ先発の西野勇士から放つと、8回、9回とロッテのリリーバーを破壊力ある打線が打ち崩し逆転。終わってみれば10-4と快勝で初戦を制した。先発の“エース”山岡泰輔は4回4失点でKOされ、ベンチで悔しさを滲ませていたが、高山郁夫投手コーチがしっかりとフォローする姿が印象的で、山岡は「チームにとって大事な連戦の初戦を任されていたのに、今日のようなピッチングになってしまい、申し訳ないということしかありません」と大反省のコメント。この悔しさを次戦に生かしてもらいたい。 第2戦は先発のアルバースが、ロッテ先発の佐々木千隼とお互いに1失点ずつの投げ合いを演じて、リリーバーにスイッチ。ドラマは最終回に待っていた。ロッテの守護神、益田直也から、安達了一が2号ソロをオリックスファンが集まっているレフトスタンドへ直撃。最後はディクソンが締めて2連勝。5位の北海道日本ハムが敗れたため、実に4か月ぶりに最下位を脱出。オリックスにとっては大きな1勝となった。 3戦目は、吉田正尚の23号3ランなどで4点を先に取るも、先発の竹安大知がピリッとせず3回2/3を3失点で降板。竹安に続いてマウンドに上がった山田修義も制球に苦しみ、ロッテのマーティンに9号3ランを打たれてしまい、まさかの逆転を許してしまう。その後、突き放されながらも追いついたオリックスだったが、その直後、近藤大亮が藤岡裕大にボール球をライトスタンドに運ばれ再び2点差で万事休す。この試合、ロメロが走塁、小島が自打球のアクシデントでそれぞれ途中交代しており、後味の悪い試合となってしまった。 オリックスの2勝1敗で迎えた4戦目は、K-鈴木と、ロッテ先発の土肥星也が2失点ずつに抑える投手戦に。結局、延長になっても両チームともに決め手を欠く内容で延長12回引き分けに。得意としているロッテを相手に3勝1敗…願わくば4タテを狙いたかったオリックスにとっては、マイナスには終わらなかったが、大きな貯金を生み出すことも出来なかった。特に9月1日の試合は4点を先に取っただけに、“勝てた”ゲームであり、まだ可能性を残しているシーズン終盤での“取りこぼし”は痛過ぎる。 ただし幸いだったのは、好調のロメロと小島が抹消されずに済んだことである。小島は2日の試合の最終回に一塁の守備に就いていた。ファームでは“神童”山本由伸が復活に向けて実戦登板し、近日中の再昇格が見えてきた。由伸も「順調に来てます」と、抹消されてから無駄な時間を過ごすことなく、チームの“大”下克上と、自身の最優秀防御率のタイトル獲得、そして“秋以降”を見据えて、しっかりと準備が出来た段階で再び一軍で勇姿を見せてくれるはず。由伸が帰ってきた時、ミッションオクトーバーへのスピードをさらに加速させるためは、4日から始まるほっともっとフィールド神戸での埼玉西武との3連戦は最低でも勝ち越さなければならない。今年最後の神戸という意味でも負けられない要素が揃っている。 神戸の後は札幌3連戦と仙台で1試合が待っている。西武、東北楽天との差を縮めていくことを最優先に、「負けない」ヤル気MAXオリックスに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月03日 06時30分
何も聞かされていなかった…中日・松坂、球団との関係はもはや修復不能? 阪神・鳥谷とは今後明暗分かれるか
例年以上に慌ただしいオフになりそうだ。阪神・鳥谷敬内野手(38)が引退勧告を受けたのに続き、中日・松坂大輔投手(38)も現役続行の危機に晒された。 「1イニングと持たず、1/3回8失点のKO劇以降(7月27日)、松坂は二軍で調整を続けていました。8月に入り、右肘の違和感を訴え、チームを離れ、横浜市内の病院で検査を受けるなどしていましたが」(関係者) 中日・加藤宏幸球団代表(60)がナゴヤ球場で松坂との直接会談に臨んだのは、9月1日。同代表は8月27日からの阪神3連戦(甲子園)に同行しており、29日、「近日中に松坂と面談する予定」だと伝えていた。 鳥谷が「最後かもしれない」と引退を示唆するような言葉を発したのは、8月25日・神宮球場。その後、球団幹部と面談し、引退勧告がされた。そのため、阪神・中日戦(甲子園)は、通常以上の記者団が集まり、そこに松坂の去就問題も重なってきたわけだ。 「鳥谷の『最後かも』発言が騒動の発端とされていますが、普段の彼はそういう発言をしません。野球人生を振り返るような感慨深い物言いをしたということは、それ以前に球団幹部との話し合いがあって、来季の契約か厳しい(現役続行)と伝えられていたと見るべき」(ベテラン記者) その見解を松坂のほうに照らし合わせてみると、中日球団との関係がアヤシクなってくる。29日の加藤代表の発言を、翌30日に中日番の記者たちが松坂本人にぶつけている。その時、松坂は「聞いていない」と答えたが、さらに「いつ言ったの?」と聞き返したそうだ。 ベテランへの肩たたき発言は、言う側もつらい。そして、長年の功績に配慮し、事前に何度か会って、ヤンワリと伝えておき、お互いが感情的にならないよう配慮するのが一般的だ。 「松坂は現役続行の意思を強く持っています。8月に痛めた右肘のこともありますが、中日は松坂の投手生命に限界を感じたのではないか」(前出・同) 今季、いろいろなことがあった。2月に右肩を故障、それについて、松坂は握手を求められたファンに強く引っ張られたと説明した。この言葉に嘘はないとしても、相手がファンならば、球団は松坂を咎めることができない。また、同月米国での永住権取得のため、一時的にチームを離れることも球団は認めている。一方、5月に知人とゴルフに出掛け、「10日間の外出禁止と反省文の提出」のペナルティ処分を受けた。 「試合で投げるか投げないかは、いつも松坂の申告次第。他選手の調整の兼ね合いが難しい」(前出・同) こうした松坂への配慮は、他選手にも影響する。結果を残せないベテラン、待遇に対する球団への疑念…。ナゴヤ球場で行われた松坂との面談だが、球団側は「意見交換」というニュアンスだった。しかし、現役続行が叶わない可能性は松坂も察していたはずだ。 鳥谷と松坂。試合前の守備練習で、鳥谷が木浪、糸原などの若手にアドバイスを送ることもある。スタメンを外されても、試合開始と同時にベンチの最前列に出て、声を出す。松坂は故障を抱えているとはいえ、自身の練習が終わると、すぐに帰り支度を始める。性格もあるのかもしれないが、両者が他球団での現役続行を望むとしたら、松坂は厳しい状況に置かれそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年09月02日 22時30分
三冠も視野?棚橋弘至、苦手のザックから“柴田が巻いていた”ブリティッシュ王座を獲得!
新日本プロレス初のイギリス大会『NJPW Royal Quest』が日本時間1日、ザ・カッパーボックスで開催され、セミファイナルでブリティッシュヘビー級王者のザック・セイバーJr.に、棚橋弘至が挑戦するタイトルマッチが行われた。 8.11東京・日本武道館大会で行われたタッグマッチで、棚橋がザックから3カウントを収め、翌12日の武道館大会では、ザックがブリティッシュヘビー級王座の次期挑戦者として棚橋を逆指名。真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス29』では公式戦4勝5敗に終わり、連覇の道が途絶え“次の光”を探そうとしていた棚橋にとっては願ってもないチャンスが舞い込んできたことになる。 イギリスはザックにとって地元なのだが、2012年のロンドンオリンピックでも競技で使用された会場に集まった6,119人(満員)のファンは、日本から直輸入された『ニュージャパン』の世界を純粋に楽しみにしていた。棚橋の入場テーマ曲に合わせて手拍子が沸き起こり、ザックには日本よりも大きなブーイングが起こった。ひと昔前であれば、たとえヒールレスラーであっても地元の選手が応援され、日本人レスラーはブーイングを浴びていたものだが、時代が変わった証である。ファンは“ニュージャパンのエース”タナハシをスーパースターと見なし、憧れの眼差しで声援を送っていた。 直前の前哨戦ではザックが勝利を収めており、やはり棚橋にとってザックは自他ともに認める「苦手なタイプ」であることに違いはない。また満身創痍の棚橋にとっては、ザックの予測不能かつバラエティーに富んだ関節技の数々で、再び欠場に追い込まれるリスクもある。本当に厄介な相手なのだが、この日はザックのバリエーションに富んだ関節技をあえて引き出しながら、隙を突く作戦で理詰めの闘いを展開していく。ザックとグラウンドで渡り合うことで、棚橋が新日本で学んだグラウンドテクニックを世界にアピールしているようにも見えた。 試合は中盤からザックも棚橋の土俵に上がって張り手を繰り出すが、棚橋の「諦めない気持ち」は揺るがず。最後は渾身のハイフライフローがズバリと決まり、ファンと一緒にカウント3。棚橋が初のブリティッシュヘビー級王座を戴冠した。怒り狂いながら退場するザックを横目に、タイトルコレクターとして新たに加わった同王座のベルトをギターに見立てて、棚橋はエアギターを披露。ザックは次期シリーズでのリターンマッチを要求している。 棚橋は「このベルトとつながっているのは、月イチでイギリスに来られる(権利がある)ことと、(同期で長期欠場中の)柴田勝頼が巻いていたこと」とコメントした。来年1月のダブルドームに向けて、IWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座と合わせて、三冠統一王座も視野に入れていると言われている棚橋の野望は、そう簡単に崩れることはないのではないか。そう感じさせるほどの完勝劇であった。 これで今年の両者のシングル戦績は棚橋の2勝1敗だ。(どら増田)
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スポーツ 2019年09月02日 19時30分
試合が崩壊したことも? 広島、観客による投球後の“目つぶし”に「わざとだろ」批判の声 迷惑行為止まず
先月30日〜今月1日にかけ、広島・マツダスタジアムで行われた広島対DeNAの3連戦。このカード中に一部ファンがフラッシュを用いて撮影したとみられ、ネット上のファンの間で物議を醸している。 ネット上にアップされた動画によると、当該行為が確認できるのは31日、1日の試合で、場面はいずれも広島の攻撃中。相手・DeNA投手のリリース後、それに合わせるかのようにバックネット裏からフラッシュが複数回光っており、1日の試合では球審が一度試合を止め直接注意に向かう場面もあった。 また、現地に居合わせたファンがネット上に寄せた声によると、同様の行為は30日の試合でも複数回見られた上、その全てが同一人物によるものであったという。 相手投手に対して行われた“目つぶし”に、ネット上のファンからは「カメラの設定ミスかもしれんが、それにしてはフラッシュの回数が多すぎる」、「絶対わざとだろこれ、何考えてるんだ」、「そんな卑怯な手を使ってまで勝ちたいか?」、「自分たちの本拠地だからって何でもやっていいわけじゃないぞ」といった批判が殺到。 また、広島ファンからも「同じチームのファンとは思えないほど恥ずかしい」、「ファン全体のイメージが悪くなるから勘弁してくれ」、「こんな奴はファンじゃない、一刻も早く球場を出禁にしろ」といったコメントが数多く寄せられており、擁護の声はほとんど見られなかった。 広島を含めたセ・パ12球団は、いずれも球場内でのフラッシュ撮影、レーザーポインターの使用などを固く禁止している。光が投手や野手の目に入ることで、試合進行・展開に影響が出る恐れがあるためだ。 過去には、こうした妨害行為が実際に影響を与えてしまった事例も存在する。1997年8月5日、大阪・大阪ドーム(現京セラドーム大阪)を舞台に、巨人主催で行われた巨人対ヤクルトの一戦。ヤクルト2点リードで迎えた3回裏無死、ヤクルトの先発・吉井理人に対し、何者かがバックネット方向からレーザーポインターを照射。これを右目に受けた吉井は、球審に対し光線の方向を指さしながら抗議を行った。 その後気を取り直して投球を再開した吉井だが、光線が目に入ってしまった影響は大きく2失点を喫しこの回限りで降板。同点に追い付かれたチームは試合に敗れ、さらに犯人も見つからずと、なんとも後味の悪い結末となってしまった。 今回のフラッシュ撮影が故意によるものなのか、それとも過失によるものなのかは現時点では不明。しかし、いずれにせよ球場内では禁止されている迷惑行為であるため、球団側も何らかの対策をとる必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年09月02日 17時30分
DeNA、猛暑の8月を貯金1で乗り越えた!ラミレス・マジックで奇跡の逆転優勝へ
ベイスターズは敵地広島で迎えた、3位カープとの直接対決を2勝1敗で勝ち越し、2位キープに成功した。 8月の成績は14勝13敗となり、貯金1で終えた。スワローズとタイガースの下位球団に3タテを喰らい、ガタガタと崩れかけそうな時も、直後のカープ、ジャイアンツ相手に勝ち越し、なんとか踏ん張った。暑さの厳しい夏場。ドームでの試合は6試合のみ、しかもレギュラーキャッチャー・伊藤光、不動のサード・宮崎敏郎、剛腕セットアッパー・スペンサー・パットンをいずれも骨折で欠いた状況での戦いで、貯金を増やせたことは大きい。 それは、ラミレス監督の思い切った采配によるところが大きいだろう。8月のチーム打率.238でリーグ5位。同じく防御率は4.61で最下位。その中で2番サード・筒香嘉智に始まり、相手ピッチャーにより左バッターを7人並べる、先発で結果を出していた石田健大を再び中継ぎに戻すなどの“ラミレス・マジック”で、チームに勝利をもたらした。 また、いわゆる伏兵の活躍も目立った。8月10日にはドラフト2位ルーキー・伊藤裕季也がプロ1号2号のマルチホームランと派手な活躍。28日は延長12回2アウトから、山本祐大がサヨナラヒットを放つ。守備が自慢の柴田竜拓も、29日のゲームで猛打賞。フル回転の中継ぎ陣の中、今年は武藤祐太と国吉佑樹が“しびれる場面”での登板で結果を出すなど、ヒーローが日替わりで誕生することも、全員で戦ってきた証拠であろう。 シーズンも終盤に入り、指揮官からは「Day by day」と口にする場面が増えた。首位のジャイアンツとのゲーム差は4。直接対決を6ゲーム残しているだけに、大逆転優勝の目も大いにあるが、まずは9月3日からの「苦手」タイガース戦を落とすわけにはいかない。今年も7勝13敗1分とカモにされているが、胸突き八丁の9月、知将はどのように虎退治を考えているのか。そのタクトに注目したい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2019年09月02日 12時00分
張本氏、メジャーリーグ大谷翔平のコーチと選手に「何やってんだ」 “全て推測”と批判の声も
1日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がメジャーリーグの選手とコーチを厳しく叱責するシーンがあった。 まずやり玉に上がったのは、今年は指名打者一本で出場している大谷翔平選手の所属する、アナハイム・エンゼルスのバッティングコーチ。張本氏は大谷の打撃フォームについて、「崩れてる」と指摘を入れる。関口宏の「どう崩れましたか?」という質問に、「全体的に」と話す。 そして、「しっかりね、サポートして教えているコーチがいればいいんだけど、アメリカはあんまり言わないからね。全然言わないから。聞いたら言うというコーチですから。それで結構な給料をもらってね、ホントに何やってんだと思うくらいですよ」 と、大谷が打てないことは、「打撃コーチがフォームを教えないから」と結論づけた。 さらに、今週の珍プレーを取り上げる場面では、サンディエゴ・パドレスの選手が左中間に長打を放ち、二塁を蹴って三塁に向かう途中、スパイクが脱げて転倒してしまう様子を取り上げる。 これを見た張本氏は「喝」を入れると、 「スリッパ履いて野球やってんじゃないんだから。アメリカの選手多いんですよ、ピッチャーの中にいるんですよ。日本ではわらじでもじっくり締めてね旅に行くのに、運動するのに脱げるような靴を履く。自己管理をしないと」 と厳しく批判。さらに、外野手が守備につくと、色の違う別のスパイクを着用したことを見て、 「グローブでも靴でも大雑把なんだね。あるものを履いたりするんだね。(中略)別な靴履いてるもんね、青い靴。逆だろっつんだよ。だからしっかりね、紐を結んでほしいわね」 とメジャーリーガーの道具の使い方について苦言を呈し、「紐を結べ」と説いた。 張本氏の直言に、ネットユーザーからは「靴が壊れたんでしょう。そもそもその選手のものかどうかもわからない」「全て推測でそこまで言うのはちょっと…」「全員がそういう選手ではないと思うけど…」「緩くしているのには何か理由があるのでは?」「日本にも大雑把な選手はいるでしょ」など反論が並んだ。 アメリカ・メジャーリーグの選手というだけで、厳しい批評を続ける張本氏。もう少しリスペクトしてもいいように思えるのだが…。
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ドラフト戦線異常有り 異例「各球団が早期のドラフト1位選手を表明」
2011年05月30日 11時45分
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2011年05月28日 17時59分
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2011年05月28日 17時59分
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2011年05月27日 15時30分
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サッカー日本代表ザッケローニ監督「勇気と力を日本へ」
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トラの緊急トレードに「何故?」の声
2011年05月27日 11時45分
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スポーツ
中村ノリ「横浜入り」で加速するアノ噂…
2011年05月26日 15時30分
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スポーツ
大相撲八百長問題の余波で前代未聞の珍事が発生! 負け越して十両昇進
2011年05月26日 11時45分
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スポーツ
緊急トレードか!? プロ野球 打線沈黙で投手継投も悪循環…(楽天編)
2011年05月26日 11時45分
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スポーツ
中村ノリ横浜入団を待ち構える「男・村田」、来季はどの球団へ?
2011年05月25日 11時45分
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スポーツ
緊急トレードか!? プロ野球 チェンと岩瀬の復調はいつ?(中日編)
2011年05月25日 11時45分
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スポーツ
着物ガール「YUKI」が5・24後楽園『武道掣圏 第1回大会』にラウンドガールで登場
2011年05月24日 15時30分
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スポーツ
異国で大化け“YOKOZUNA&OSHO”の肉弾坊主コンビ、阿吽の帯をガッチリ防衛! 5・22地下プロレス『EXIT-74 SERIOUS』
2011年05月23日 17時59分
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スポーツ
大関魁皇ガチンコ場所で男を上げた!
2011年05月23日 11時45分
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スポーツ
ガチンコ化推進の技量審査場所で勝ち越し、株上げた大関魁皇
2011年05月21日 17時59分
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スポーツ
白鵬「負けは負けですから、気持ちが空回りした」
2011年05月21日 17時59分