スポーツ
-
スポーツ 2021年01月05日 17時00分
阪神・矢野監督、ドラ1佐藤の今後を明言「そんなに甘くない」 鮮烈デビューには否定的も、数年後の未来には期待?
阪神・矢野燿大監督が、4日放送の『虎たまプレミアム』(ABCラジオ)に生出演。昨年10月のドラフトで1位指名し獲得した佐藤輝明(近大)に今季の好成績は求めていないことを明かした。 今回の放送で矢野監督は、2021年シーズンの展望について複数選手の名を挙げながらトーク。その中では佐藤の名も挙げたが、1年目からの活躍はあまり期待していないと語った。 昨年のドラフトでは阪神だけでなく、巨人、ソフトバンク、オリックスも1位指名するなど複数球団から高い評価を受けた左打者の佐藤。矢野監督も「素材は間違いなくスケールがデカいので、どう力をつけていくのかは一緒に頑張っていく」、「理想は生え抜きの日本人で中心選手(になること)。(そのような選手は)チームを安定させる、ファンの人が喜んでくれるというところにつながると思う」と、将来的にチームの絶対的主軸に育つポテンシャルは十分だと口にした。 ただ、この直後に矢野監督は「今年すぐに結果を残せるのかというと僕はそんなに甘くないと思う」と、佐藤がプロ1年目の今季、いきなり好成績を残すことは考えづらいと主張。また、「大学卒業して1年目で期待以上の成績を残したのは巨人の高橋由伸ぐらい」と、過去に1年目から主力級の数字を残した大卒左打者は1998年の巨人・高橋由伸(.300・19本・75打点)ぐらいしかいないとも指摘した。 佐藤が通用しないと思う理由については触れなかったが、今季は「まずはプロの投手を経験して、自分はどれくらい通用するのか試していく年になる」という矢野監督。現段階でどれくらい通用するのか楽しみだとしつつも、「本当の力が出るのは何年かかかると思う」と成長するまでにはそれなりの時間を要するのではと推測していた。 >>元阪神・川藤氏、ドラ1佐藤の“即レギュラー”に反対「簡単にやったらいかん」理由は“天狗”になるから?独自主張に反発も<< 今回の放送を受け、ネット上には「佐藤はドラフト以降かなり持ち上げられてるから、監督はこれぐらいドライな方が安心する」、「まだ新人合同自主トレも始まってないからなあ、じっくりと力量を見定めた上で育成するつもりなんだろう」、「左打者がいきなり甲子園で結果残せるとは思えないし、過度な期待はしないという考えは理に適ってると思う」といった反応が多数寄せられている。 「今回矢野監督が名前を挙げた佐藤は大学4年時に関西学生野球リーグの通算本塁打記録を更新(14本)した左の強打者ということもあり、指名当初からファンやメディアの間では『新人での開幕スタメンは十分あり得る』、『30本塁打は十分達成できる逸材』といった期待の声が多く挙がっています。ただ、阪神の本拠地である甲子園は右翼側から左翼側へ吹く浜風が存在することに加え、右中間、左中間が深い構造をしているため左打者が本塁打を量産するのは難しい球場。実際、過去の生え抜きを見ると左打者で30本塁打をクリアした選手は掛布雅之のみで、20本以上にラインを下げても藤田平、桧山進次郎、鳥谷敬の3名を加えた4名しかいません。矢野監督はこうした歴史があることも踏まえ、佐藤が期待外れに終わらないように慎重に育成しようとしているのではないでしょうか」(野球ライター) 今回の放送内で矢野監督は「大山(悠輔/2016年ドラ1)、佐藤、井上(広大/2019年ドラ2)、そこらへんが中心になっていくような時代がくれば」と、ゆくゆくはドラフト上位野手でクリーンナップを構築したいという構想も口にしている。その構想の実現に向け、佐藤の育成には時間をかけてじっくりと取り組む方針なのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年01月05日 11時00分
巨人、守備位置が被る助っ人をダブル獲得したワケ 原監督が画策する“プラトーン作戦”とは
不思議な縁で結ばれていたようだ。原巨人の新外国人選手に関する情報が飛び込んできたのは、2020年の年末だった。 韓国球界も経験したエリック・テムズ内野手(前ナショナルズ/右投左打)と大筋で合意したとのこと。近年のテムズは右投手との対戦する時に限って出場していたプラトーン選手。パワーヒッターではあるが、「連覇、打倒ソフトバンクをめざす上では、ちょっと頼りないが?」というのが、第一報を聞いた時の感想だった。 そのテムズ巨人入りの一報の翌日だ。今度は20年シーズン、ブルワーズ、SFジャイアンツを渡り歩いたジャスティン・スモーク内野手(左投両打)の獲得に向け、調査を進めているという。 「スモークは17年シーズンに38本塁打を放ち、米球宴にも選ばれました。近年は若手に出場機会を奪われておりますが」(特派記者) メジャーリーグでの成績がそのまま日本プロ野球界で反映されるわけではないが、こちらもパッとしない。 「テムズは一塁と外野が守れます。スモークは一塁のみ。外野もできるとは思いますが、近年は外野守備に就いたことはないはず」(前出・同)どちらも長打を売りにしているパワーヒッターだが、守備位置が重複する。しかし、この2人が一緒に巨人入りすることになれば、米国の野球ファンは驚くのではないだろうか。 「19-20年オフ、テムズ、スモークが同じ記事内で報じられたことがありました」(米国人ライター) 当時、テムズはブルワーズに残るかどうかの交渉中だった。結果、テムズは新天地を求めることになるのだが、そうなると、ブルワーズはテムズの代役を探さなければならない。そこで、ひと足先にブルージェイズからフリーエージェントになっていたスモークの名前が報じられたのだ。 「スモークは若手の台頭でブルージェイズを追い出されたようなもの。二つ返事でブルワーズのオファーを快諾しましたが」(前出・同) しかし、スモークはブルワーズで活躍できなかった。シーズン途中で契約解除となり、その後、すぐにSFジャイアンツに拾われたが、故障も重なって20年シーズンは散々な結果となってしまった。 ブルワーズの地元・ミルウォーキーでは「テムズが残留していれば、スモークの獲得はなかった」と認識されている。 >>元巨人・岩隈氏に「そんなに消極的だったとは」驚きの声実は早期降板を願っていた? MLB時代の快挙の裏話を明かす<< 両選手とも、ここ2、3年は好成績を残していない。おそらく、今回の巨人入りが“一軍選手扱い”してもらえる最後のチャンスだろう。 「一塁の守備で中島宏之、ウィーラー、テムズ、スモークが重複し、左翼でもウィーラー、テムズ、亀井らが重複します。右打ちのウィーラー、中島と、左打ちのテムズをプラトーンで起用するビジョンも予想されますが、セ・リーグの指名打者制導入を見越しての重複補強かもしれません」 日本のプロ野球解説者がそんな予想もしていた。テムズ、スモークの両方を獲得するのではなく、2人分の年俸でワンランク上の外国人選手を探した方が良さそうだが? (スポーツライター・飯山満)※外国人選手のカタカナ表記は「メジャーリーグ選手名鑑2020年」を参考にいたしました。
-
スポーツ 2021年01月05日 10時50分
新日本、小島聡がドーム本戦で見せた強い気持ち「頑張れば報われる!」
新日本プロレスは4日、『レッスルキングダム15』東京・東京ドーム大会を開催した。 第3試合では、IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦、権利証保持者KENTAに小島聡が挑戦した。当初はジュース・ロビンソンが挑戦する予定だったが、負傷により小島が名乗りあげた。試合前には、来日が途絶えているIWGP USヘビー級チャンピオン、ジョン・モクスリーからのビデオメッセージが流され、新日本マットに必ず帰ってくると約束。場内からは大きな拍手が起こった。 小島のセコンドには相方の天山広吉が付いて、試合開始。小島はパワーでKENTAを押していき、ショルダータックルで吹っ飛ばすと、KENTAはたまらず場外へ。天山に難癖をつける。リングに戻ると、ネックブリーカードロップや振り落とすエルボーの連打、グラウンドのテクニックを駆使しながらKENTAが反撃。小島は天山の必殺技モンゴリアンチョップを放つと、コーナーに追い込み逆水平チョップの連打。KENTAも反撃し、小島の「イっちゃうぞ!バカヤロー!」エルボーをブレーンバスターで切り返す。 KENTAは本部席から権利証が入ったブリーフケースを取り出すが、小島がブリーフケースごと吹っ飛ばす。パワーでは明らかに小島が上回る中、KENTAも粘りを見せて、一進一退の攻防に。最後はKENTAがgo 2 sleepを決めてカウント3。小島の健闘を振り切ったKENTAが権利証を防衛している。だが、今回のような緊急事態に小島聡というレスラーが控えている新日本はやはり強い。まだまだ小島には隙あれば第一線の一角を狙ってもらいたい。あの肉体は嘘をつかないはずだ。 バックステージにフラつく足取りでインタビュースペースにたどり着いた小島は「昨年の 12月23日にジュース・ロビンソン選手の代打を請け負って、そこから KENTA に挑戦表明し、約2週間、とても濃密な、自分にとってかけがえのない時間を過ごすことができました。ジュースのケガはとても心配だし、ずっと『早く治してほしい』と願っています」とまずジュースを気にかけると、「だけど、俺に巡ってきたこの機会は、やはり逃したくはなかった。あえて“チャンス”とは言わない。別に、人のケガをチャンスなんて思いたくないから。ただ、そういう機会がたまたま俺のところに回ってきた。だから、そういう機会を逃さないようにやってこそ、長いキャリアを持っているプロレスラーだと、そう思って、今日の試合に臨みました。ですが、そんなに甘くない。だからこそ、甘くないから、今日までずっと夢中になってプロレスを続けてきたんだと、そう思ってます。そんな簡単に物事が運んだら、こんなにつらい思いで、厳しい気持ちでプロレスを続けてはいなかったと思います。いいこともいっぱいあるけど、たぶんその何倍も大変なこととか、つらいこととかの方が多いと思う。どのプロレスラーも、そういうレスラー人生を送っていると思う。だから俺みたいにとても長いキャリアの人間はそういう、頑張れば報われるというところを見せたかった。たくさんいるプロレスラーの人に。そういう姿を見てもらいたかった。そしてこんな俺にも、いろんなことを重ね合わせて応援してくれるファンの方にも、そういう姿を見せたかった。たとえプロレスラーじゃなくても、サラリーマンでもその他の仕事でも、俺と同じぐらいの年齢で、俺と同じぐらいのキャリアで、様々な悩みを抱えている人間の、その代弁者となって、俺は今日の試合に勝ちたかった」とこの試合に対する想いを激白。 最後は「だけど、甘くないからこそ、また明日から頑張ろうと、思っています。すげぇありがたいプロレス人生だよ。こんな、30年迎えるにあたって、こんなかけがえのないパートナーが、試合前に『セコンドついてやるよ』って言ってくれる、そんないいプロレス人生ねぇだろって、俺は思ってるから。だからもうちょっと、俺のやれること、できることを、信念を持って続けていきたいと思います」とデビュー30周年を迎えるにあたり、ブレずに闘い続けていくと誓った。小島聡の物語はまだ終わらない。(どら増田)◆新日本プロレス◆『レッスルキングダム15』2020年1月4日東京・東京ドーム観衆 12689人▼IWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦(60分1本勝負)<権利証保持者>KENTA(小島聡<挑戦者>※go 2 sleep※KENTAが防衛に成功
-
-
スポーツ 2021年01月04日 22時30分
スターダム&新日本が日本武道館2連戦開催!ブシロード傘下団体が占拠
新日本プロレスは『旗揚げ記念日』を復活させ、今年3月4日に東京・日本武道館で開催する。 昨年3月3日に東京・大田区総合体育館大会での開催を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で中止となっていた。 『旗揚げ記念日』は今年で創立49周年を迎える。昨年はIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル二冠チャンピオンの内藤哲也と、当時IWGPジュニアヘビー級チャンピオンだった高橋ヒロムの対戦を予定していた。階級を越えたIWGPチャンピオン対決、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン対決であり、師弟対決でもあった。 しかし、両者の対戦が実現することなく2021年を迎えてしまった。毎年、数々の伝説や名勝負を生んだ『旗揚げ記念日』大会だが、旗揚げの地である大田区から武道館にスケールアップ。どんなカードが実現するのか期待が高まる。 前日の3日には、新日本と同じくブシロードグループの女子プロレス団体スターダムが『スターダム10周年記念~ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA~』を武道館で開催。ブシロードグループの2団体が武道館で2連戦を行う。スターダムは「10年間の集大成を見せる」大会にするとしている。タイトル通りオールスターのお祭りになりそうだ。新日本も旗揚げ記念大会と趣旨が一致することから、連携を図ることが予想される。 チケット販売時にどれだけ観客を入れられるか未知数だが、1万人以上収容可能な武道館は、東京オリンピック、パラリンピックの柔道で使用されることから、19年9月から改修工事が行われ、照明がLEDになるなど、より使いやすい会場になった。昨年12月11日には新日本が1年半ぶりに使用し、3564人を動員。今年2月12日にはプロレスリング・ノアが11年ぶりに進出するなど、プロレス界の武道館需要が広がりつつある。女子プロレス界の盟主スターダムと日本プロレス界の盟主・新日本が2日間でどんな大会を見せてくれるのか。注目の2日間になるのは間違いない。(どら増田)
-
スポーツ 2021年01月04日 21時30分
西武選手が自身のサインミスに逆ギレ!「なんでお前がグレてんだよ」大久保氏も困惑? 片岡コーチが生意気エピソードを暴露
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が3日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、巨人三軍野手総合コーチの片岡治大氏がゲスト出演。現役・西武時代の逆ギレエピソードを暴露した。 大久保氏が昨年12月31日に投稿した動画で初出演し、今回が3本目の登場となる片岡氏。本動画では西武が渡辺久信監督(現GM)の指揮のもとリーグ優勝・日本一を達成した2008年シーズンの思い出話や裏話を中心にトークを展開したが、その中で渡辺監督のスクイズ指示に逆ギレし、ふてくされてしまったというエピソードを披露した。 具体的な日時は動画内で明かしていないが、2008年シーズン中のある試合で渡辺監督からスクイズのサインを出されたという当時プロ4年目・25歳の片岡氏。片岡氏は足が速く小技もきく打者だったためスクイズ指示は特に珍しくない采配だが、片岡氏によると渡辺監督はスクイズのサインに苦手意識があるのか、かなり緊張しながらサインを出していたとのこと。そのため、「監督緊張して(サイン)出したんだろうな、絶対決めたろう」と、何としてもスクイズを成功させようと思って打席に臨んだという。 ところが、相手バッテリーはスクイズを警戒していたのか初球からウエストを敢行。どのようにバットを伸ばしても届かないところに球を外されてしまったため、片岡氏は「あ~無理だ」、「自分の打席がなくなっちゃう」と思いながら瞬間的にバットを引いてしまったという。 片岡氏や大久保氏によると、当時の西武ではスクイズのサインが出された際はどのような球が来てもバットを引かずに最後まで当てにいくよう指示が徹底されていたとのこと。そのため、バットを引いてしまった片岡氏に対し渡辺監督は「あれバット引いた?」とかなり不満げだったといい、横で戦況を見守っていた大久保氏も「いや、引いてないと思うんですけど…引いたかなあ…」と渡辺監督の言葉にしどろもどろだったという。 片岡氏のスクイズ失敗もあり敗れた試合後にチームの野手陣はミーティングを行ったというが、大久保氏によると片岡氏は1人だけユニフォームを着ずにアンダーシャツでミーティングに参加。また、大久保氏をはじめとした首脳陣の指示や注意に対しても空返事だったため、「なんでお前がグレてんだよ」と困惑したという。 これを聞いた片岡氏は「(自分でも)悪いのは分かってるから『そこをまた(ミーティングで)言われるな』と思って、『あ~やっぱり言われた』(と思ったことで)のふてくされ」、「『分かってるよ…』みたいな(気持ちだった)」と、自分でも猛省したミスに改めて触れられたことで逆ギレしてふてくされてしまったとコメント。一方、その日の深夜に大久保氏に「今日は態度悪くてすみませんでした」と謝罪の連絡を入れたことも語っていた。 片岡氏はこの他にも優勝目前の試合中に思わず涙してしまったエピソードや、巨人を下した2008年日本シリーズの直前に大久保氏が出したという意外な指示などについて動画内で語っている。 >>西武・松坂、ソフトB・工藤監督のおかげで命拾い?渡辺GMがリスク覚悟の残留を決断したワケは<< 今回の動画を受け、ネット上には「渡辺監督がスクイズサイン苦手っていうのは初耳、あんまり成功率高くなかったんだろうか」、「ウエストに対してバット引くのは分からなくもないけど、引くなって指示されてたのにやったらそりゃ渡辺監督も怒るよ」、「乱れた服装で参加して指示まともに聞かないって凄い態度だな、ある意味メンタルが強いのかもしれない」、「あの頃の片岡は若さを活かしたイケイケなプレーをする選手だったから、若気の至りが出てしまったって感じの話だな」、「ふてくされたままだったらただの素行不良だけど、その後ちゃんと謝ってるからこうして笑い話にできるんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 同年は二塁のレギュラーとして139試合に出場し、「.287・4本・46打点・167安打・50盗塁」で最多安打と盗塁王の二冠に輝いた片岡氏。リーグ優勝・日本一の立役者の1人であるその片岡氏が若気の至りを見せていたというエピソードに驚いたファンは多かったようだ。 文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
-
-
スポーツ 2021年01月04日 20時30分
ロッテ・澤村「国内の移籍は無い」今オフの方針を断言 念願のMLB移籍、実現しなければ道は一つ?
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が3日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、ロッテ・澤村拓一がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のロッテファンの間で話題となっている。 上原氏の動画にゲスト出演したNPB現役選手は澤村が初。本動画では今オフ狙っているMLB移籍の現状や、昨年9月に巨人からロッテにトレード移籍した際の心境などを中心にトークを展開。澤村は現在(4日午後5時)までMLB球団と契約には至っていないが、「気にかけてくれるチームでいうと8(球団)とか」と8球団が接触してきていることを告白した。 話題となっているのは、NPB残留となった場合の去就に関する発言。澤村は海外FA権を行使しているため交渉に明確な期限は設けられていないが、仮にMLB球団と契約に至らなかった場合でもNPB他球団と移籍交渉することは可能となっている。 ただ、本人はあくまでMLB移籍が第一希望としつつも「日本国内の移籍は無いです」と、MLB移籍が失敗に終わってもNPB他球団に移籍することは無いと断言。また、ロッテ側も宣言残留を認めており、もしMLB球団との交渉が不調に終わった場合は速やかに残留に向けて動ける状態だと語っていた。 >>ロッテ・澤村、トレードの原因はプロ2年目にあった?「どうしたのこの体」川口元コーチが投球を狂わせた誤算を明かす<< この澤村の発言を受け、ネット上のロッテファンからは「メジャー以外ならロッテ残留と宣言してくれたのはすごく嬉しい」、「本人の意向もあるしMLB移籍が決まった方がいいけど、無理なら来年もロッテというのは凄く大きいな」、「巨人復帰は無いことが分かったからとりあえず一安心」、「巨人に戻る心配もしてたけどこの口ぶりだとそれは無さそうだな」といった安堵の声が多数挙がっている。 「澤村は2010年ドラフトで巨人から1位指名を受けプロ入りしましたが、『巨人以外の指名なら浪人かMLB行き』と公言するほど巨人に対して強い思いを持っていた選手。こうした経緯もあってか、ロッテファンの間ではMLB移籍失敗ならロッテ残留ではなく、巨人への出戻りを目指すのではとの見方も少なくありませんでした。今回動画内で“NPBならロッテ”という旨を宣言したことで、巨人を含めた他球団への流出は無いと胸をなでおろしたファンも多いようですね」(野球ライター) 昨年9月のトレード加入後は22試合に登板し、「0勝2敗13ホールド1セーブ・防御率1.71」と好成績を残した澤村。MLB挑戦に失敗した場合という条件付きながらロッテ残留を宣言したことは多くのロッテファンを喜ばせたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
-
スポーツ 2021年01月04日 18時30分
RIZIN視聴率も健闘!那須川天心戦実現へ武尊が動く!
総合格闘技イベントRIZINは昨年12月31日に、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN.26』を開催した。会場には9978人の格闘技ファンが集まったが、RIZINでは新型コロナウイルスの新規感染者が急激に増えたことにより、埼玉県の要請でチケットの前売り券の販売を終盤で止めて、当日券の販売も出来なかった。それを見事に埋めたのが、フジテレビ系列による5時間45分の地上波中継である。序盤にはYouTuberのシバターとXとされていたHIROYAの試合をオンエア。シバターがまさかの大健闘を見せ、試合後には引き分けとアナウンスされたが、「腕ひしぎ(アームバー)でタップしていたと思う」というシバターのアピールにより判定が覆り、シバターがアームバーでタップアウト勝ちを収めている。「あんだけいい試合したら良いゴールデンの枠で使われると思う」という言葉通り、シバターの試合がゴールデンタイムで放送された。 20時前からは生中継枠に。例年であれば番組終盤にメインイベントを生中継していたが、今回は大晦日の終夜運転が首都圏で見送られたことにより、この日、さいたまスーパーアリーナの最寄り駅であるさいたま新都心駅の改札に設置されたLED掲示板には、「22時30分頃終了」という文字が定期的に流されていた。RIZINでは毎年行っていた出場選手とのカウントダウンセレモニーを取り止めて、試合後のインタビューなども含めて、大会の進行もいつも以上に配慮していた印象を受けた。この生中継枠5試合には、浜崎朱加、山本美憂、五味隆典、皇治、朝倉未来、那須川天心、朝倉海、堀口恭司と知名度のある選手をズラリと揃えただけではなく、手に汗を握る好勝負が続いたことで、視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が2019年大晦日の5.2%から7.3%に大幅アップと大健闘を見せている。 メインの堀口の圧倒的な強さもインパクトを与えたが、セミファイナルの天心とクマンドーイ・ペットジャルーンウィットの一戦を前に、K-1のエース武尊がリングサイドへ。武尊がリングサイドに向かう姿をテレビカメラで追うだけではなく、「K-1三階級王者 武尊」という文字とともに着席した武尊をカメラが捉え、会場内でも聞こえる試合前の実況でも武尊の来場がアナウンスされると、大きな拍手がわき起こった。これまで天心がアクションを起こしたことはあったが、武尊の口から明確に「天心」という名前が公式に出ることすらなかっただけに、今回の行動には驚かされた。 クマンドーイに判定勝ちを収めた天心は「一緒に格闘技を盛り上げていきましょう!」とリングサイドの武尊に呼びかけると、武尊は大きく頷き、退場時に2人は笑顔で少しだけ会話を交わした。武尊は「中立のリングで出来る目処が立った」ことからこの日の来場を決めたという。また、天心に対して、「僕の試合見に来てほしいなって思うんで、1月24日、K’FESTAで待ってます」とK-1の1.24東京・代々木第一体育館大会(武尊はレオナ・ペタスと対戦)への来場を呼びかけている。 天心もRISE2.28神奈川・横浜アリーナ大会で志朗戦を控えており、両者ともにここをクリアした上で、スーパードリームマッチに駒を進めたいところ。中立のリングとはどのリングになるのかも含めて、今年の格闘技界はこの2人を軸に動いていく。(どら増田 / 写真©︎RIZIN FF)
-
スポーツ 2021年01月04日 17時00分
元巨人・岩隈氏に「そんなに消極的だったとは」驚きの声 実は早期降板を願っていた? MLB時代の快挙の裏話を明かす
昨年現役を引退した元巨人・岩隈久志氏が、3日放送の『再会2~プロ野球の黄金3世代が今だから言える、聞ける、話せること~』(BSテレ東)に出演。マリナーズ時代の2015年に達成したノーヒットノーランの裏話を明かした。 1981年生まれの同級生であるBC栃木・川崎宗則と共に今回の番組に出演した岩隈氏は、引退後の心境やMLB時代の思い出などについてトーク。その中で、2015年8月13日(現地時間12日)オリオールズ戦でノーヒットノーランの達成した際の意外な考えについて語った。 当時プロ16年目・34歳の岩隈氏は、3回まで1人の走者も許さない完ぺきな投球を披露。4回に四球を与え完全試合は途切れたものの、その後は相手打線にヒットを許さず最後まで投げ切り「9回無失点・被安打0・7奪三振」でノーヒットノーランを達成している。 20連戦の最後の試合だったこともあり、それまでの登板や移動でかなり疲労がたまっていたという岩隈氏。「7回100球くらいで投げれたらいいや、(首脳陣はこれくらいで)交代してくれないかな」と、最低限の働きさえできれば十分という考えで試合に臨んだという。 ところが、無安打投球が続き球場内が記録達成を期待する雰囲気となったことで、「(7回交代は)さすがにないか」と感じたという岩隈氏。イニング間にはベンチ裏のロッカーで自身の通訳に「さすがに(首脳陣は7回じゃ)交代してくれないですよね?」と冗談交じりに聞いたというが、「いや、あるわけないじゃないですか!」と笑顔で“一蹴”されたという。 その後8回までノーヒットノーランを継続し、記録達成をかけ最終回の9回も続投することとなった岩隈氏。「9回は『ここまできたらノーヒットノーラン意識しなきゃな』じゃないけど緊張して投げた」と、残り3人となった段階でようやく最後まで投げ切る気持ちになったと語っていた。 >>巨人・岩隈、楽天入りに義父は関係無かった?オリックス入りを頑なに拒んだ真相は…「やりたい気持ちにはなれなかった」<< 今回の放送を受け、ネット上には「疲れがあるとはいえ、そんなに消極的な考えだったとは知らなかった」、「省エネ投球で降板したいってどれだけ疲れてたんだ」、「一世一代の記録に迫ってる投手から交代の話されるのは通訳の人もびっくりしただろうな」、「結果をあまり考えないことで、逆にいい感じに力抜いて投げられたのかも」といった反応が多数寄せられている。 日本人メジャーリーガーとしては、野茂英雄氏(元ドジャース他/1996,2001)以来2人目となる快挙を達成した岩隈氏。最終盤まで結果は二の次だったというエピソードに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年01月04日 11時55分
DeNA・百瀬「ベイスターズで野球ができたことに感謝」 期待の内野手がそっとバットを置く
ベイスターズの6年目内野手、百瀬大騎が引退を決意した。 長野・松本第一高校から2014年ドラフト6位でベイスターズに入団した百瀬は、俊足と高い身体能力が武器の内野手だったが、2020年オフに戦力外通告を受け、トライアウトも受けずに引退となった。 2019年には初めて1軍に昇格し、2020年は2月中旬のキャンプから1軍に帯同。目標であった開幕一軍は逃したが、マルチポジションを守れるユーティリティ性が重宝され、直後には昇格するなど、内野手の中で序列は上位だった。 課題は打撃にあったが、2019年の「7月8日から西武第二球場でカーブマシンを打っている時、調子も悪く全然打てないので思い切って右足を内側に入れてみたら、急に今までとは違う感覚が掴めた」とその月は打率.390と突然覚醒。2015年から18年まで打率は2割を超えることは無かっただけに、そのまま上昇気流に乗るかと思われた。 9月3日には念願のプロ入り初ヒットもマークし、ファームの最終戦でもシュアなバッティングで猛打賞との活躍を見せていただけに、ファン目線では自由契約は意外とも写ったが、ファームでも打率.182と振るわなかったのも事実だった。2020年ドラフト2位、牧秀悟は百瀬と同じ松本第一高校出身で、内野手として切磋琢磨する姿も楽しみだったが、叶わぬ夢となってしまった。 「ファンの皆さま、6年間という短い時間ではありましたが応援ありがとうございました。どんな時でも温かいご声援をくださった事は一生忘れませんし、皆さまの温かい言葉で何度救って頂いたことか数え切れません。本当にありがとうございました」とファームでは何度も「ももちゃーん」との声援が飛んでいたことを感謝。「もっと球場で皆さまに見てもらいたかったのが本音ですが、今シーズン、プロ初ヒットを打ったことが1番の思い出です」と晴れ舞台での唯一の安打を振り返った。「今年で現役を引退しますが、このプロ野球人生に悔いはありません。様々な方々に支えられながら、6年間横浜 DeNA ベイスターズで野球が出来たことに感謝、誇りを持ち今後の人生に活かしていきたいと思います。最後になりますが、この横浜の地で野球が出来たこと、ファンの皆さまに出会えた事、本当に嬉しく思います。6年間沢山のご声援ありがとうございましたI☆YOKOHAMA!」とファン思いの百瀬らしいコメントを残した。 屈託のない笑顔と、ひたむきなプレースタイルは、いつまでもファンの脳裏に焼き付いている。キッパリと野球人生に別れを告げた百瀬大騎は、第二の人生に向かって歩み出した。 取材・文・写真 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2021年01月04日 11時30分
大谷翔平に「ラストチャンス」MLB公式の真意は 古巣日本ハムも危惧? 本人だけに収まらない二刀流の弊害とは
2021年元旦(日本時間)、MLB公式ページがエンゼルスの課題と題し、大谷翔平選手の二刀流復活に関する考察を報じていた。その中に、気になる文言もあった。<今年は、二刀流で健康を維持できることを証明するためのラストチャンスになるだろう> この衝撃的な記事は日本の一部メディアでも取り上げられた。 しかし、大谷の古巣・日本ハムの関係者たちは少し違った視点で捉えていた。 「大谷が二刀流のまま、現役生活を全うするとは考えていませんでした。いつか、投手をやめて、打者に専念する日が来ると見てました」(球界関係者) 「投手か、野手のどちらかに絞らなければ」という言い方をする関係者も何人かいた。いずれにせよ、投手、野手の両方ができるのは、20代の限られた期間だけと見ていたようだ。 「投手で登板し、中1日休んで野手として3試合出て、また1日空けて投手登板…。体力自慢のアスリートだって、こんなシーズンを過ごしていたら、選手寿命を縮めてしまいます」(前出・同) 体力面での懸念が、二刀流にタイムリミットがあると思わせていたようだ。 今回、MLB公式ページが「ラストチャンス」という表現をした背景だが、こんな指摘も聞かれた。 「メジャーリーグでは通常、先発投手は5人。6人制でペナントレースを戦っているのは、マリナーズとエンゼルスです。マリナーズはゼネラルマネージャーの強い持論によるものですが、それに賛同する他球団のスタッフはほとんどいません。でも、エンゼルスはちょっと事情が異なるんです。『投手・大谷』の登板間隔が他先発投手と異なるため、6人目が必要になったんです」(米国人ライター) 20年シーズンのように、ペナントレースが始まってから「投手・大谷」が離脱すると、他の先発投手は登板間隔を整え直さなければならない。5人制で回すのなら、中4日。6人で回すとなれば、中5日か、移動日の関係で6日の間隔を空けなければならない。6人制を前提にキャンプ、オープン戦で調整してきた他投手に戸惑いが生じ、本領を発揮できない。それは、チーム全体にとってもマイナスでしかない。 「19-20年オフが特にそうでしたが、大谷の二刀流復活を前提にした戦力補強がされました。彼が『打者』で出場する時は指名打者、『投手』で出場する時は他の選手を指名打者で起用しなければなりません。『打者・大谷』がいない時のみの出場となると、オファーを受けた選手は、他にもっと出場機会の多いチームから誘われていたら、エンゼルス入りに魅力を感じないでしょう」(前出・同) 二刀流は「大谷の才能」「魅力」だが、チームの協力があって成立するものなのかもしれない。 >>巨人・菅野、まさかのエンゼルス移籍?実現なら先輩・大谷の“巨人入り”も浮上か<< MLB公式ページが「ラストチャンス」とまで言ったのは、エンゼルスのチーム低迷も影響してのこと。投打ともに不本意な成績で終わった大谷の才能を惜しみ、「どちらか一本でも」という期待も込められていたのだろう。 エンゼルス首脳陣がオンライン会見で語った限りでは、21年に「投手・大谷」が復活するそうだ。投打ともに大活躍し、コロナ禍のモヤモヤを吹っ飛ばしてもらいたいものだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
【DeNA】3度目のプラン変更も、CSへ正念場!ラストスパートを見せてくれ!
2018年10月04日 17時45分
-
スポーツ
CS出場に黄信号 巨人とAクラス争いのDeNAが痛恨の連敗
2018年10月04日 17時15分
-
スポーツ
稀勢の里 大記録を打ち立てた白鵬と真逆 負け方に協会が失望
2018年10月04日 17時00分
-
スポーツ
新日本、10.8両国大会の全カードが決定!Codyがケニーと飯伏に割り込みIWGP挑戦
2018年10月03日 21時15分
-
スポーツ
二刀流封印の大谷が「米史上5人目の快挙」を引き寄せる!
2018年10月03日 17時45分
-
スポーツ
早くも期待大?阪神の来季打撃コーチに和田一浩氏が浮上
2018年10月03日 17時15分
-
スポーツ
横野レポーター、相撲協会の責任に言及も結局「ファンと弟子を置き去り」と貴乃花親方批判 視聴者から怒りの声
2018年10月03日 12時00分
-
スポーツ
新日本“ジェイの乱”にオカダが初言及、「外道さんと仲良くとことんやったらいい」
2018年10月02日 21時45分
-
スポーツ
新日本、内藤哲也が「10.8両国で新しいパレハを紹介する」とビデオメッセージを公開!
2018年10月02日 21時15分
-
スポーツ
貴乃花部屋所属力士の移籍が正式決定 そのメリットは?
2018年10月02日 17時30分
-
スポーツ
貴乃花部屋所属力士の移籍が正式決定 そのデメリットは?
2018年10月02日 17時30分
-
スポーツ
「そだね〜」と同調できない!? カーリングLS北見の“男断ち”組織改革
2018年10月02日 17時00分
-
スポーツ
イニエスタの先発落ちを選手がツイッターで「ぽろり」
2018年10月02日 06時00分
-
スポーツ
RIZIN夢対決「この先の格闘家人生を決める試合」“神童”那須川天心が堀口恭司に判定勝
2018年10月01日 21時45分
-
スポーツ
RIZIN台風で逆取り開催も神興行に!美憂はKIDに捧げる勝利!大砂嵐はサップに敗戦
2018年10月01日 21時15分
-
スポーツ
「男・村田」は去れども魂は遺る!”背番号25”と共に
2018年10月01日 17時45分
-
スポーツ
西武、広島にあって巨人にないもの「下位指名選手が育つチームは強い!」
2018年10月01日 17時15分
-
スポーツ
スポーツ界「パワハラ」裏にある血みどろ権力闘争③
2018年10月01日 17時00分
-
スポーツ
貴乃花親方騒動でワイドショーを席巻する“貴闘力無双”にネットは称賛の声
2018年10月01日 12時20分
特集
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
-
豊ノ島“ライバル”琴奨菊との思い明かす 業界には「いい物は残し、時代に併せて変わっていけば」と期待
芸能
2025年07月20日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分