スポーツ
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スポーツ 2021年01月08日 18時55分
MLB移籍断念の巨人・菅野に「もう違う考えなんだ」上原氏ら球界人から驚きの声 本人は来オフの再挑戦を示唆?
昨年12月8日にポスティング申請し、今オフのMLB移籍をめざしていた巨人・菅野智之。8日、その菅野がMLB移籍を諦めチームに残留すると球団が発表し、複数メディアもこれを報じた。 球団公式サイトの発表によると、菅野はポスティング制度の交渉期限である8日午前7時(現地時間7日午後5時)までに、来季もチームに残留することを決意したと球団側に連絡したとのこと。公式サイト上には「悩み抜いた末に残留を決断してくれ、感謝します」という山口寿一オーナーのコメントも掲載されている。 また、報道では菅野と巨人が結んだ契約についても詳細が伝えられている。それによると、菅野は4年4000万ドル(約41億5000万円/推定)という超大型契約で巨人との残留に合意したというが、契約の中には菅野側が1年ごとに契約の続行可否を判断できる、いわゆるオプトアウト(契約破棄条項)の条項が含まれているとのこと。また、菅野は順調にいけば2021年シーズンに海外FA権を取得するため、来オフに改めてMLB移籍を目指すのではとみられている。 >>日本ハム・有原、巨人・菅野を差し置いてMLB移籍に成功したワケ「交渉決裂」現地メディアの報道に原監督は一安心?<< 菅野の残留を受け、複数の球界OBが自身のSNSを通じコメントしている。元巨人・上原浩治氏は8日に自身の公式ツイッターに「巨人にとっては嬉しいニュース」、「必ず行くからポスティング、って思ってたんだけど、もう違う考えなんだね」と投稿。菅野の残留は巨人にとっては追い風とした一方、海外FA権の取得を待たずにポスティングに踏み切り、最後まで獲得に動いていたパドレスをはじめ複数のMLB球団と交渉しながら結果的に残留を選んだ菅野の決断に驚いている。 元阪神・藤川球児氏は同日に自身の公式ツイッターに投稿し、「セリーグの対戦チームは脅威になるだろうけど 弱気な発言は聞きたくない」、「素晴らしい投手と素晴らしい対戦を期待します」とコメント。セの他5球団は菅野の残留に気後れすることなく、対戦時に打ち崩せるように頑張ってほしいと激励した。 今回の菅野残留については、ネット上にも「今オフの退団、MLB行きは既定路線という雰囲気だったから残留はびっくり」、「コロナ禍の影響でいい契約は引き出しにくいし、そもそもシーズンがまともに行われるかも分からないから決心つかなかったのかな」、「来オフにまた再挑戦できるよう、文句のつけようがない数字を残してくれることを期待したい」「菅野本人は残念だろうけどNPBにとっては朗報、セ他球団は打倒菅野、打倒巨人を目標にレベルアップしてほしい」といった反応が多数寄せられている。 残留についての報道の中では、「原監督やチームメイトたちと日本一奪還を目指し、今シーズン後に改めて自分の夢、将来を考えたいと思っています」とコメントしたことが伝えられている菅野。来オフのMLB再挑戦に向け、今季はどのような成績を残すのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について読売巨人軍の公式サイトよりhttps://www.giants.jp/top.html上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara藤川球児氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2021年01月08日 17時00分
巨人の助っ人獲得に「俺だったら獲らなかった」高木氏が苦言 1年でクビのパーラが露呈していた弱点とは
元大洋・横浜で野球解説者の高木豊氏が7日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。巨人・パーラの獲得は失敗だったと指摘した。 今回の動画で高木氏は、昨季セ・リーグでプレーした助っ人を複数名挙げそれぞれのプレーを評価。今オフ1年限りで退団となったパーラの名を挙げ、スカウトは獲得を決断するべきではなかったと語った。 >>巨人肝いりのDH制、交流戦までの“お試し導入”が急浮上予想外の援軍が出現?各首脳陣は既に準備中か<< 2019年11月20日に年俸1億6200万円(推定)の単年契約で巨人に加入したものの、昨季は「47試合・.267・4本・13打点・39打点」と不振に終わり、2020年12月2日に自由契約となったパーラ。高木氏は「来日する前にユーチューブで(プレー動画を)見たけど『こりゃダメだな…』と思った」と、当初から獲得は失敗に終わると予想していたという。 失敗を予想した理由について、高木氏は「(プレー動画では)低めの変化球を追っかけちゃう(弱点が見られた)。日本は外国人に対してそういうボールが主流だから、『これ対応がきくのかなあ』と(不安視していた)」と下方向の変化球に対応できていなかった点が見られたからだと説明。実際、昨季のパーラはフォーク(.143)、チェンジアップ(.143)、スプリット(.000)といった下方向の変化球に対しては軒並み低打率だった。 パーラはそれまでMLBで11年間プレーし「1466試合・.276・88本・522打点・1312安打」といった数字を残した好打者だったため、巨人スカウトは「日本でもうまくなるかな、日本ぐらいの投手だったら対応するかな」と期待して獲得したのだろうと推測した高木氏。「俺だったら獲らなかった。変化球が打てる外国人じゃないと日本じゃ通用しない」と、巨人スカウトの見通しは甘かったと語っていた。 高木氏はこの他にも自身が思う最も活躍した助っ人打者や、広島・スコットが昨季「7登板・0勝3敗・防御率15.75」と不振にあえいだ理由などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「確かに落ちる球にはからっきしだったな、横方向(スライダー.300/カットボール.400/シュート.667)にはそこそこ強かったんだが…」、「8月ごろから右ひざの怪我に苦しんでたが、それがなければまた違ったんだろうか」、「MLBでの実績はあったからそれに引っ張られ過ぎたのかも」、「今オフもMLBから打者を2人獲得してるけど大丈夫なんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 今オフの巨人はこれまでMLBで11年間プレーし「1286試合・.229・196本・570打点・951安打」といった数字を残したスモークや、MLB6年間で「605試合・.241・96本・235打点・451安打」をマークしたテームズなどMLBで実績のある助っ人打者を獲得している。パーラは失敗に終わったが、この両名の獲得は果たしてどのような結果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年01月08日 11時30分
日本ハム・有原、巨人・菅野を差し置いてMLB移籍に成功したワケ 「交渉決裂」現地メディアの報道に原監督は一安心?
“エース残留”が、巨人にとって最高の戦力補強なのだが…。 「まだ、何も発表がありません。ギリギリまで交渉するつもりなんでしょう」 米東部時間・1月7日午後4時半(日本時間/8日午前6時半)、巨人・菅野智之投手の代理人であるジョエル・ウルフ氏の動向を追っていた米国人ライターがそう答えた。 新型コロナウイルス禍により、今オフの米球界のフリーエージェント市場も大きな影響を受けた。まず、各球団の編成トップ、代理人が一堂に集まるウィンターミーティングは中止された。そのため、交渉はオンラインや電話となり、代理人は“空気”が読めず、球団側との駆け引きができなかった。球団、代理人双方とも、いったん、持ち帰って改めて返答するとしたため、全ての交渉が遅延したそうだ。 「オンラインが菅野の交渉を遅延させた一因と目されていました。交渉期限の1月8日午前7時(日本時間)が近づくにつれ、菊池雄星(マリナーズ)が渡米した時の『4年総額5600万ドル(約57億7000万円)』以上という、金銭的な話も出てきましたが」(スポーツ紙記者) プロにとって、メンツ、評価はカネだ。しかし、「菊池以上でなければダメ」とする情報を詳しく聞いてみると、今オフの異常事態がまた一つ見えてきた。 >>大谷翔平に「ラストチャンス」MLB公式の真意は古巣日本ハムも危惧?本人だけに収まらない二刀流の弊害とは<< 「有原航平がレンジャーズと2年620万ドル(約6億4000万円)で、菅野よりも早く契約にこぎ着けました。ここで、日本人投手に対する相場が高騰したというか…」(米国人ライター) 菅野と有原は、代理人が同じだ。巨人に未練を残した菅野と、米球界挑戦を熱望していた有原とでは交渉の内容も異なる。「行きたい!」と強く思っている有原が先に決まるのは当然の流れだが、レンジャーズが条件提示してくる前に、別球団のアジア担当スカウトがアタックしていたそうだ。 「パイレーツのスカウトが有原に猛アタックし、有原の評価が一気に上がったんです。大半の米球団はマイナー契約を交わし、キャンプン、オープン戦を見てからメジャー昇格を検討するとしていましたが」(前出・同) その後、好条件で有原はレンジャーズと契約した。「マイナー契約もあり得る」と目されていた有原が好条件で契約できたのも、パイレーツの高額提示が影響しているという。しかし同時に、「菅野は安売りできない」との“空気”が代理人事務所にも広がり始めた。 「新型コロナウイルスは21年シーズンの日程にも影響を及ぼしそうなので、たとえ菅野であっても、メジャーリーグでまだ1球も投げていない投手にエース級の金額提示はできません」(前出・同) また、安価で菅野を契約させてしまえば、代理人がその手腕を疑われてしまう。これも、交渉遅延と決裂につながったようだ。 交渉リミットである日本時間の1月8日午前7時を少し過ぎたころ、代理人のオフィスがあるロサンゼルスの各メディアが「交渉決裂の模様」と報じた。菅野残留は原辰徳監督にとって朗報かもしれないが…。 そう言えば、菅野はプロ入りも“ドラフト浪人”で1年遅れだった。今回のメジャー挑戦もそうだが、「持っていないオトコ」なのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年01月07日 20時45分
ソフトB・和田は遊びに誘いづらかった? 斉藤氏・新垣コーチの暴露に反響「プロ意識高くて凄い」
元ソフトバンクで野球解説者の斉藤和巳氏が6日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で斉藤氏はゲスト出演したソフトバンク・新垣渚ジュニアアカデミーコーチと共に、お互い先発として活躍したダイエー・ソフトバンク時代の思い出を中心にトーク。また和田毅と巨人・杉内俊哉一軍投手コーチを含め“ホークス4本柱”と称されていた2003~2007年ごろのそれぞれの交流についても振り返った。 >>王監督に「死んでお詫びしろ」主力選手も涙ながらに語った、ダイエーファン激怒の“生卵事件”とは<< 話題になっているのは、和田との交流についての両者の発言。斉藤氏は新垣コーチや杉内コーチとは頻繁に食事や飲みに行っていた印象は強いとする一方、「逆にワッチとはあまりない」と和田と行動を共にすることはあまりなかったと暴露。斉藤氏の言葉を受けた新垣コーチも「誘いにくいっすよね」と、自身も和田を食事や飲みに誘うことはあまりなかったと同調した。 和田を誘わなかった理由について、新垣コーチは「僕が(ペースを)乱しちゃダメだなって(思わせる雰囲気の選手だった)」と発言。自身が邪魔をしてはいけないと思わせるほど、和田がコンディション調整や体のケアに真摯に取り組む選手だったからだと説明した。 これを聞いた斉藤氏も、「確かにワッチはそういうとこある」、「(試合でうまく)投げるためだけに時間を使ってるっていう(か)、無駄な時間を使ってない感じがした」とコメント。和田は常に試合で好投することを最優先に日々を過ごす選手だったと語っていた。 和田に対する両名の発言を受け、ネット上には「プロ意識高くて凄いな」、「常に試合のことを考える姿勢は尊敬できる」、「だから和田は息が長いのか、去年も随分勝ってたしな」、「斉藤、新垣が気が引けるって言うんだから相当真剣に日々を過ごしてたんだろうなあ」、「和田が今でも最前線で投げられてる理由が感じられる貴重な話だ」といった反応が多数寄せられている。 「今回話題に挙がった和田はこれまでダイエー・ソフトバンク(2003-2011,2016-)、オリオールズ(2012-2013/マイナー)、カブス(2014-2015)でプレーしているプロ19年目・39歳のベテラン。既に4本柱の中では最も現役生活が長くなっていますが、昨季も『16登板・8勝1敗・防御率2.94』と衰えを感じさせない投球を見せています。その和田が若手時代から自分を厳しく律していたという両名の発言を受け、『それで未だに衰えないのか』と納得しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 毎年1月に行う自主トレでは、現在でも帯同する若手に引けを取らないほどの練習量を維持していると度々伝えられている和田。プロ入り当初から真摯にコンディション調整に努めてきたことが、現在でも第一線で投げられている大きな理由の一つなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCPZTIne5_lbA02WroeXhJtQ
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スポーツ 2021年01月07日 17時30分
本に色紙にみかん10個? DeNA高卒ルーキーたちのユニークグッズは
ベイスターズ期待のルーキー8名が年明け間もない6日に、神奈川県横須賀市にある「青星寮」に入寮した。 毎年ルーキー達は、生活必需品の他に“お気に入り”や“こだわり”の品を持参して入寮する。今年も自己紹介も兼ねて様々な品々を公開し、例年通りそれに対しての思いも語ってくれた。今回は高卒4名のルーキー達のエピソードを紹介したい。 真面目な一面を見せたのが、地元横浜出身の2人。ドラフト3位指名の松本隆之介(横浜高校)は、長年横浜高校硬式野球部の監督として活躍した渡辺元智氏から贈られた「目標がその日その日を支配する」と記された色紙を持参。「コロナで甲子園が中止になった時に頂いた。プロの世界でも念頭に置いて頑張る」と気を引き締めていた。 育成ドラフト2位指名の加藤大(横浜隼人高校)は、松下幸之助著の「道をひらく」を持参。「高校3年生のホームルームで読んだ。人生の志が書いてあって、内容も深く考えた」とパナソニック創設者の思想を学んだ。中でも「真剣勝負という言葉を大事にしています。(本では)剣道の話なんですが、野球に置き換えても人生に置き換えても、真剣勝負は大事」と、目を輝かせていた。 4位指名の小深田大地(履正社高校)は1級上で昨年タイガースに指名された井上広大から贈られたバットを持参。「入寮に何か持って行かなきゃと話していたら、“これ持っていけ”と」言われたそう。自分の使っているものより「1センチ長く、グリップも違う」が、「練習で使っていきたい」と試してみると語った。「仲良くさせて頂いた井上さんに、早く追いつけるように」と目標を定めていた。 今回もっともユニークだったのが、6位指名の高田琢登(静岡商業高校)が持参した「みかん10個」。「みかん畑を持っているおばあちゃんが作ってくれている。これをよく食べて今まで育ってきた」と力の源だと強調。「荷物が多くてあまり持って来られなかったが、なくなったら送ってくれるように頼む」と、みかん好きの静岡っ子は「地元の方に応援してもらって愛されるように、身体作りやトレーニングをやっていきたい」と、甘いみかんで栄養補給してコンディションを整えていく。 まだ真新しいファーム施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」で、金曜日から新人合同トレーニングに挑むルーキーたち。それぞれ思いのこもった品と共に、プロへの第一歩を踏み出す。取材・文 / 萩原孝弘写真提供 / 横浜DeNAベイスターズ
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スポーツ 2021年01月07日 17時20分
新日本、担架で搬送の天山広吉は首負傷も「大事には至らず」
新日本プロレスは6日の『NEW YEAR DASH!!』東京・TOKYO DOME CITYホール大会の試合後に担架で搬送された天山広吉について7日、容態を明かした。 第3試合の天山&小島聡&辻陽太対ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&ジェフ・コブの6人タッグマッチ終了後、天山はオーカーンに自身の技であるTTDを食らってしまいKO。“テンコジ”のパートナーである小島が「山本さん!」と天山の本名を叫んだが天山はピクリとも動かず。トレーナーが首を固定し、天山は担架で控室に運ばれた。 新日本は「1月6日に開催されたTOKYO DOME CITY HALL大会にて、第3試合後に負傷した天山広吉選手ですが、リングドクターの診察の結果、首に負傷は見られますが、幸い大事には至っておりません」と明らかにした。 天山は首に古傷を抱えており、過去にも首の怪我で長期欠場を経験している。それだけにSNSでは天山の容態を心配する声が多かった。大事に至らなかったのは、ひとまず朗報と言っていいだろう。 新日本は「今後の試合出場に関しては、負傷箇所の回復状況とドクターの診断によって判断させて頂きます」としており、万全な状態で復帰をさせる方針だ。 小島はTHE EMPIREの暴挙に怒りが収まらず「これがお前らのやりたかったプロレスかよ。間違えてああいう状態にしたならともかく、もし故意にやったとしたら絶対に許されないだろ。なにがユナイテッドエンパイアだよ。ふざけんなよテメーら」とTwitterに投稿。憤りを隠せなかったが、天山が大事に至らなかったと知ると「色々思うけど、アイツらは強いです、正直。天山さんが、大事に至ってない事だけが今は救いです」と冷静さを取り戻している。 天山はマスター・ワトの指南役としても活動しているだけに、しっかりとケアをして元気な姿を見せてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2021年01月07日 17時00分
西武・東尾元監督、高卒ルーキーを警戒していた?「スライダーばかり投げた」現役最後の日シリでの印象深い“駆け引き”を明かす
日本プロ野球名球会が6日に公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元中日で野球解説者の立浪和義氏がゲスト出演。同じくゲスト出演した元西武監督で野球解説者の東尾修氏と対戦した際の心境を語った。 >>元横浜・駒田氏、巨人と“喧嘩別れ”の真相を明かす「黙って横浜へ行け」決断を後押しした意外な人物とは<< 今回の動画で立浪氏は東尾氏と共に、両者の接点やセ・パの実力差問題などについてトーク。その中で東尾氏が「僕が(立浪氏のことを)一番覚えているのは1988年の日本シリーズ」と口にしたことをきっかけに、立浪氏は1988年日本シリーズ中日対西武で東尾氏と対戦した際の思い出を語った。 中日所属の立浪氏はプロ1年目・19歳、西武所属の東尾氏はプロ20年目・38歳で迎えた同年の日本シリーズ。立浪氏は第1戦の8回裏2死三塁、第5戦の6回表2死二塁でそれぞれ東尾氏と対戦したが、第1戦は三振、第5戦は二ゴロと東尾氏に抑えられている。 当時は交流戦がなかったため、対戦は日本シリーズが初めてだった。ただ、シリーズ前にPL学園高校時代の先輩である西武・清原和博から「東尾さん(の球)は打っても絶対ゴロアウトにしかならん」と言われていたため意識はしていたという。 実際に東尾氏と対戦し、立浪氏は「それくらいコントロールが抜群だった」と制球力の高さに驚かされたという。「対戦できただけでうれしかった」と、このシリーズを最後に現役を引退した東尾氏との対戦は貴重な経験になったと振り返った。 一方、ここまで話を聞いていた東尾氏は「(当時は)1年目から(高卒)野手で出れてるのが珍しい(と思っていた)」、「1年目で日本シリーズでやっているというのは(すごい)」とコメント。立浪氏が自身を意識していたように、自身も高卒1年目でスタメン起用されている立浪氏に注目していたことを明かした。 また、東尾氏は「外スラから入ってインスラ投げて(という感じで)、スライダーばかり投げた」とも発言。直球だけでも抑えられるという考えは一切持たず、変化球主体の配球で立浪氏を最大限警戒していたことを明かしていた。 両者はこの他にもソフトバンクが巨人を4連勝で下した昨年の日本シリーズの感想や、セ・リーグへのDH制導入についての見解などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「当時は立浪が19歳、東尾は38歳だったから雲の上の存在に見えたんだろうな」、「清原からそんな話してもらってたのは知らなかった」、「まだルーキーの立浪を東尾はそこまで警戒してたのか」、「高卒新人野手がシリーズに出ること自体が稀だから、東尾さんも『只者じゃない』という雰囲気を感じていたのかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 高卒1年目の野手が日本シリーズに出場したケースは極めて少なく、立浪氏以降では日本ハム・近藤健介(2012年)、DeNA・細川成也(2017年)の2名しか該当者がいない。東尾氏は後に“名球会仲間”となる立浪氏の才能を早くから見抜いていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本プロ野球名球会の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9ycDcfxt5ge3hUFfnqnQ9Q
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スポーツ 2021年01月07日 11時30分
新日本THE EMPIREが天山広吉を担架送り!小島聡激怒「これがオマエらのやり方か!」
新日本プロレスは6日、『NEW YEAR DASH!!』東京・TOKYO DOME CITYホール大会を開催した。 第3試合では、天山広吉&小島聡がヤングライオンの辻陽太を引き連れ、ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&ジェフ・コブ組と対戦。1.4、1.5ドームでまさかの全敗を喫したTHE EMPIREは、巻き返しを図るように猛攻。最後は辻を合体オスカッターで仕留めると、これだけに飽き足らず、試合後、オーカーンが天山にTTD。オスプレイも小島をヒドゥン・ブレイドでKOした。小島らの呼び掛けにもピクリと動かない天山は、首を固定されて担架で控室へ運ばれ、後味の悪い試合となってしまった。 バックステージでオスプレイは「ドームの勝敗が何だって言うんだ。今日アイツらを完全に潰した俺たちを弱いなんて言わせないぞ!(ドームの)負けは否定しないが、俺は全て出し切った。俺たちはまだ始まったばかりだ。新日本の古株、テンザンとコジマをリングで大の字にしてやったぞ。コジマ、お前ごときが偉そうにしゃしゃりやがって。潰されたいのか?オスプレイ、ビー・プレストリー、オーカーン、コブ、俺たち4人による完全制覇を見せてやろう!」とまくし立てて引きあげると、コブは「俺たちが尻尾を巻いて逃げ出すとでも思ったか?お前らは俺たちの本当の力をまだ知らない」と不敵な表情を浮かべ、最後に興奮気味に笑みを浮かべながら現れたオーカーンは「最高だよ!面白れぇ!何が帝国だよ!何が支配者だ!ボロボロになってよぉ。帝国の城どころじゃねぇ、スラムだ、こんなもん!東京ドームで、みんな苦汁舐めて、EMPIRE 立ち上げて、いまだロゴも何もねぇ。それが面白れぇじゃねぇか!あー、オマエら思ってんだろ、愚民ども!会社のスタッフもよぉ、今年は…飯伏?次はSANADAか?それとも、レインメーカー解禁したオカダ?復活の兆しを見せた棚橋か!あ?NEVERやジュニアを持ってて内藤もいるロス・インゴの年か?んなわけねぇだろうがよ!我々は、進化する。たとえ今がスラムみてぇなとこでも、帝国を築く。東京ドーム、今日のことを覚えとけよ。臥薪嘗胆!この、憎しみを忘れない!」と叫んだ。 相方が担架送りされた小島は怒り心頭で、「何がEMPIREだ。(叫び声になって)何がEMPIREだ、オマエらオイ!これがオマエらのやり方か!こんなことしていいと思ってんのかよ!ふざけんなよオイ!今、どんな思いして運ばれたか分かってんのかオイ!いい加減にしとけよマジ、コノヤロー!」とEMPIREの暴挙がかなり許せない様子。天山の容態が心配だが、小島は必ずEMPIRE制裁に乗り出すだろう。◆新日本プロレス◆『NEW YEAR DASH!!』2021年1月6日東京・TOKYO DOME CITYホール大会観衆 1019人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)天山広吉&小島聡&●辻陽太(9分44秒 体固め)ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&ジェフ・コブ○※合体式オスカッター(どら増田)
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スポーツ 2021年01月07日 11時10分
阪神・矢野監督、ドラ1佐藤が足かせに?「勝利優先となるシーズンなのに」勝利と育成の両立をOBも不安視か
オフの戦力補強に成功したと言っていいだろう。しかし、それは阪神・矢野燿大監督へ、最も難しい采配を“強要”したことにもなる。 「一番難しいのが、ドラフト1位ルーキーの佐藤輝明外野手(近大)です」(球界関係者) 今さらだが、佐藤はソフトバンク、巨人、オリックスとの4球団競合の末、交渉権を引き当てた強肩強打のスラッガーだ。「三塁手」ではあるが、矢野監督は外野手でスタートさせるという。 「阪神の選手構成を見ると、三塁に4番の大山悠輔がいて、矢野監督は一塁にサンズをコンバートし、新加入のメル・ロハス・ジュニアをレフトで固定する予定です。マルテの復活にも期待しており、でも、彼のポジションは一塁か、三塁。大山、サンズ、マルテの3人で一塁、三塁のポジションを回していくつもり」(前出・同) 「佐藤の外野スタート」は、外国人選手を含めた最も厳しい内野のレギュラー争いから外したとも解釈できる。しかし、実際はそんな単純な話ではないようだ。 >>阪神・矢野監督、ドラ1佐藤の今後を明言「そんなに甘くない」鮮烈デビューには否定的も、数年後の未来には期待?<< 前出の関係者は「将来性はともかく」と前置きし、こう説明する。 「佐藤には経営サイドも大きな期待を寄せています。一軍となれば、一軍スタートはもちろん、試合にも出していかなければなりません。でも、今の佐藤のレベルでは厳しいかな…」 「厳しい」とは、打撃のこと。佐藤は打撃力を評価されていたが、アマチュアとプロではレベルが違う。今の打撃フォームのままでは、「レギュラーとしてやっていけない」というのが、本当の評価だ。 「今の打撃フォームだと、内角の直球、外角の変化球に苦しむと思います」(プロ野球解説者) 矢野監督を始め、阪神首脳陣も「このままでは通用しない」と思っている。打撃フォームの修正個所など細かい話はともかく、それでも、経営サイドは「スター候補だから、どんどん試合に出していくべき」と捉えている。 「矢野監督も佐藤をスターに育てたいと思っています。でも、現段階ではレギュラーを獲る力はないと見ています。また、『二軍スタートさせるべきではない』とも考えています。二軍のピッチャーなら、今の佐藤でも打てますから。一軍ピッチャーの強い直球、鋭い変化球を体感させることで、現在の打撃フォームではレギュラーにはなれないと認識させたいんです。プロの壁にぶつかって、そこからが本当のスタートになる、と」(前出・同) 「一軍戦で使う」という点では、中身こそ違うが、フロントと現場の考えは一致しているようだ。だが、佐藤がスタメン出場した時、攻撃の勢いを止めてしまう場面も出てくるだろう。 「韓国球界で打点、本塁打の二冠王に輝いたメル・ロハス・ジュニア、同じく20勝を達成したラウル・アルカンタラ、日米通算95勝を挙げたチェン・ウェインの獲得に成功しました。これは勝つことを最優先とした補強です。勝利優先となるシーズンなのに、佐藤も試合で使って育てていくのは大変なこと。勝利と育成という、矛盾した2つを矢野監督は課せられたわけです」(プロ野球解説者) 去る1月4日、阪神OBの掛布雅之氏が関西圏のニュース番組・スポーツコーナーに出演した時のことだ。「優勝のキーマンは?」との質問に対し、「矢野監督」と答えていた。優勝を意識した補強、黄金ルーキーの育成。掛布氏は冗談めかした口調で語っていたが、佐藤を起用しなければならないことを知っていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年01月06日 22時30分
ノアナショナル王座戦線、桜庭和志に続いて村上和成が拳王を狙う!「記者推薦って書いとけ」
プロレスリング・ノアは23日に行われる『HIGHER GROUND 2021』大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)第2競技場大会で、GHCナショナルチャンピオン拳王に、杉浦軍の新メンバー村上和成が挑戦すると発表した。 4日には『NEW SUNRISE 2021』東京・後楽園ホール大会の第7試合で、杉浦貴&桜庭和志&村上の杉浦軍と、拳王&中嶋勝彦&マサ北宮の金剛による6人タッグマッチがあったばかり。村上は昨年12月29日の杉浦軍興行で杉浦軍の新メンバーXとして登場し、杉浦軍vs金剛の対抗戦となった7vs7でのイリミネーションマッチに参加した。 6人タッグマッチでは村上と拳王、杉浦と北宮、桜庭と中嶋が激しくぶつかり合った。村上のスリーパーに捕獲された拳王が意識を失ってしまいレフェリーストップ。GHCナショナル王者の拳王が絞め落とされてしまう緊急事態に場内は呆然とする。 バックステージに戻った杉浦が「拳王、ナショナルチャンピオンだよね?落ちちゃったら恥ずかしいんじゃないの?情けないんじゃないの?」と煽ると、村上は「あれがチャンピオン?じゃあ2人ともベルト持ってるし、俺はベルト持ってないから。アイツに言っとけ。俺が次やってやっから。逃げんな?まあ逃げるか。来たらいつでもやってやっから。お前ら『決まり』って書いとけよ!『記者推薦』って書いとけ!」と王座挑戦を表明。報道陣に対して記事化を強要した。 拳王に挑戦して極めながら3カウントを取られた桜庭は「クリーンファイトね、クリーンファイト!」となだめると、村上は「拳でクリーンファイトだ!」と高笑い。拳王は悲願だった2.12東京・日本武道館大会を目前にして、またまた厄介な相手にかみ付かれてしまった。それだけ現在の拳王はおいしい選手として見られているということだ。 意識を取り戻した拳王は自身のツイッターを更新。「知らないうちに負けてて。知らないうちにタイトルマッチ決まってた。なんかめちゃくちゃ歯がゆいけど。決まったのだったら、倒すしかないな」とつづった。恥をかかされただけに、村上をKOするぐらいの気持ちを持っているのは言うまでもないだろう。 今のノアの魅力は多様なスタイルのプロレスが見られること。拳王にかかる期待は大きい。(どら増田)
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スポーツ
エース温存で敗れた巨人、西武の舞台裏
2018年10月22日 17時45分
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スポーツ
「よく野球を知っとるから」“世界一監督”元木大介氏を推薦した球界の大物とは?
2018年10月22日 17時15分
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スポーツ
「ドジャーズ以外どうでもいい」と暴論の張本勲氏、関口宏の発言に不快感 その裏には
2018年10月22日 12時00分
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スポーツ
巨人が宮本和知・元木大介・水野雄仁氏の3名にコーチ要請で調整 ファンからは早くも不安の声
2018年10月22日 11時45分
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スポーツ
路上で熱狂! “デスマッチのカリスマ”葛西純が白昼の新宿三丁目にパールハーバースプラッシュ
2018年10月22日 11時30分
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スポーツ
10.5長嶋茂雄氏危篤騒動 マスコミ各社が裏取り取材に走り“予定稿”まで
2018年10月20日 17時00分
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スポーツ
強豪集うUEFAネーションズリーグ 最上位リーグ「リーグA」各グループの成績は?
2018年10月20日 06時33分
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棚橋弘至が描く美意識の高いプロレスとは?1.4ドーム観客動員4万人突破へGO ACE!
2018年10月19日 21時15分
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スポーツ
「一緒に盛り上げたい」那須川天心がオリックス山本由伸と“神童対談”で新たな刺激
2018年10月19日 17時45分
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スポーツ
ドラフト会議は一党体制の始まり!巨人は原カラー一色になる
2018年10月19日 17時15分
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争奪戦が本格化?台湾プロ野球選手・王柏融がポスティング移籍へ
2018年10月19日 06時45分
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レイ・ミステリオが中邑真輔に完勝!新日本マットへの“ネクスト”は?
2018年10月18日 21時45分
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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2025年04月18日 20時55分
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2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分