スポーツ
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スポーツ 2021年07月01日 11時00分
阪神、土壇場で同点もお先真っ暗? 主力打者が軒並み不振も矢野監督はテコ入れの意思ナシか
阪神はメル・ロハス・ジュニア外野手をなぜ昇格させないのか――。 甲子園球場で行われた東京ヤクルトとの第11回戦は、マルテのソロアーチで同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。 「マルテの同点弾が飛び出す数分前まで、敗色濃厚でした。8回表、セットアッパーの岩崎優が打ち込まれ、いったんは勝ち越しを許しました。そのイニングの裏でマルテの一発が出たものの、ゲーム内容は決して良くありません」(プロ野球解説者) >>元阪神・掛布氏、本当は二軍監督をやりたくなかった? 就任までの裏話を明かし反響、「その後の顛末を知ってると複雑」の声も<< 「阪神が引き分けた」との一報が各球場に届けられた時、2位巨人はゲームを終えていた。先発・山口俊の好投に打線が応えられなかったものの、チームの雰囲気は悪くなかった。連勝はストップしたが、山口は8回一死まで「ノーヒットノーランか?」というピッチングに加え、エース菅野の復帰登板も発表されたからだろう。 敗戦ゲームを引き分けに持ち込んだ阪神の士気が高まらない理由は、「不振」。投打ともにここまでチームを牽引してきた主力選手たちが揃って調子を落としているからだ。 「佐藤輝明が打つと盛り上がるんですが。新人にチームの勝敗まで背負わせる状況も良くありません」(前出・同) 試合後の矢野燿大監督は、岩崎や早くも「100三振」に届いた佐藤をかばうコメントに徹していた。 「大山、サンズも調子を落としています」(前出・同) 疑問がある。二軍調整中のロハス・ジュニアを昇格させる話が一向に上がって来ないのだ。打率こそ低いが、30試合109打席で本塁打7と存在感を見せていた。 矢野監督は「(一軍に)上げても使うところがない」(6月18日)と答えていた。21打席ノーヒットの外国人選手の球団ワースト記録を更新した頃とは別人になっていることは報告済のはず。 守備位置で考えてみると、ヤクルトと引き分けた30日のスタメン外野手は、サンズ、近本、佐藤。一塁には同点弾を放ったマルテもいて、確かに「昇格、即スタメン」とはいかないようだが、大山悠輔も4番から外されており、せめて、ロハス・ジュニアを一軍に昇格させておくべきだと思うが…。 「外国人選手の中で、最も年俸が高いのはロハス・ジュニア(推定2億6000万円)。阪神の場合、外国人選手は年俸の高い順に一軍昇格させていくなんてジョークもあるんです。もし、このまま二軍で飼い殺しにするようなことになれば、獲得のために動いた渉外担当者のメンツは丸潰れです」(球界関係者) 球団も会社組織である。配慮しなければならない人間関係がもし本当にあるとしたら、矢野監督の現有戦力で戦おうとする決意は、相当なものだ。「佐藤を育てていく」と決めたのだろう。矢野監督は敗戦の責任を全て負う覚悟のようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月01日 10時50分
新日本NEVER6人タッグに第三世代トリオが挑戦!絶対王者王手のCHAOSと遺恨勃発
新日本プロレスは、『KIZUNA ROAD 2021』7.2東京・後楽園ホール大会のカードを発表した。メインイベントとなる第5試合は、NEVER無差別級6人タッグ選手権、チャンピオンチームのCHAOS、後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIに天山広吉&小島聡&永田裕志の第三世代トリオが挑戦する。6.22後楽園大会で、EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷の挑戦を退け、見事に6度目の防衛を達成し、またもや最多防衛記録を更新した後藤&石井&YOSHI-HASHI。NEVER6人タッグ王座は、設立されてからこれまで異動が多かったタイトルなだけに、CHAOSトリオが絶対王者になろうとしているのは間違いない。 しかし、その試合後、そのチャンピオンチームの前に天山&小島&永田の第三世代が登場すると、永田がマイクを握り、「オマエらCHAOSが、新日本プロレス本隊を腰抜け呼ばわりしてるそうだが、なんなら試してみるか?石井、どうする?」と挑戦表明。これに対し、石井が永田に猛然と襲い掛かれば、YOSHI-HASHIも「オイ!もちろん、やってやるよ、コノヤロー!いいか、このNEVER6人のタッグベルトは、俺たち3人が、防衛し続けるのは、永遠だ!」と挑戦を受託。 翌日6.23後楽園大会のカード変更で激突した両軍は、石井と永田を中心にバチバチの攻防を繰り広げると、試合後も両軍の熱は止むことなく乱闘をし続けた。怒り心頭の石井は「テメェらのプロレス人生、最後の思い出作りに俺が協力してやるよ。せいぜい悔いのないように頑張れよ。テメェらとの違い見せつけてやる!」と挑発すると、永田も「お前らなんかよりハードトレーニングもして、パワーもまだまだあるから。心配すんな。叩きのめしてやる」と王座獲りにかなり自信がある様子。 防衛ロードを続けることにより、ベルトの価値や6人タッグの面白さを見せて来た現王者組が、今回の一戦も制して、7度目の防衛なるか?それともこのメンバーでは初挑戦となる第三世代トリオが、アメリカで再評価されて帰って来た小島と永田の勢いに、天山のテクニックが加わることで初戴冠するのか?注目の一戦だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月30日 20時45分
DeNA・佐野、雨天中断中のベンチ映像で話題に 「何書いてるのか気になる」読み込んでいた極秘資料とは
29日に行われたDeNA対中日の一戦。「3-2」でDeNAが勝利(6回裏降雨コールド)したが、試合結果以上に話題となったのがDeNAのプロ5年目・26歳の佐野恵太が見せたベンチ内での行動だった。 >>DeNA・大和に「完全に煽ってる」と批判 相手投手にバットを投げつけ、本人は“うっかり”と釈明も報復のリスクも?<< 神宮球場で行われた同戦は3回裏途中の18時30分に雨天により一度中断(18時47分に再開)すると、その後も5回裏途中の19時19分(19時39分に再開)、5回裏終了後の19時56分(20時9分に再開)、6回裏途中の20時30分と中断が頻発。4度の中断を経て20時55分に試合は降雨コールドとなった。 注目が集まったのは、1度目の中断中に中継カメラに偶然映し出されたベンチ内の佐野の様子。佐野は再開後の攻撃に備えてか、表紙に「D投手分析資料」と書かれた冊子を熟読。冊子は中日投手陣のデータがプリントされた複数枚の紙をとじた非売品とみられ、タイトルの下には中日のマスコット・ドアラがプリントされていた。 対戦相手のデータを頭に入れる佐野の姿を受け、ネット上には「中断中の時間を相手の分析に充てるなんて真面目だな」、「対戦相手の資料ってこんな感じで選手がすぐ手に取れるようにされてるのか」、「絶対外部には持ち出されない代物だろうけど、何書いてるのか気になるから読んでみたい」といった反応が寄せられている。 同時に、「佐野って去年も中断中に選手名鑑読み込んでた気がする」、「去年の巨人戦といい今日といい、空いてる時間を有意義に使う姿勢は好感が持てる」、「名鑑や資料を見てあれこれ考えることが結果に繋がってる部分もあるのかな」といったコメントも複数見受けられた。 「佐野は2020年7月17日・巨人戦でも、中断中にベンチで“データ収集”に努める様子が中継カメラに映し出されたことがあります。同戦は降雨により6回裏終了後に中断し、21時前ごろに審判団が降雨コールドを宣告。この間佐野は『2020プロ野球全選手カラー写真名鑑&パーフェクトDATA BOOK』(ベースボール・マガジン社)に目を通しており、ネット上には『結構真剣な表情で読み込んでるな』、『誰のことを調べてるんだろうか』といったコメントが挙がりました」(野球ライター) 昨季は「.328・20本・69打点」で首位打者を獲得し、今季も「.316・6本・25打点」と3割以上の打率をマークしている佐野。相手のデータを積極的に頭に入れる取り組みも好成績の源になっているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月30日 17時00分
広島・佐々岡監督に批判の声「理解できない」 敗戦を招いた継投策、同点打を浴びても続投させたワケは
29日に行われた巨人対広島の一戦。「11-8」で巨人が勝利したこの試合で、広島・佐々岡真司監督が見せた采配がネット上の広島ファンの間で物議を醸している。 >>ヤクルト・田口の投球を広島ファンが妨害? バックネット裏での不可解行動が物議、「目立ちたかっただけでは」と指摘も<< 問題となっているのは、「8-7」と広島1点リードで迎えた8回裏に飛び出た続投策。この回佐々岡監督は6番手として森浦大輔をマウンドに送り込んだが、森浦は2死から死球、四球と制球を乱し一、二塁のピンチを招く。さらに、迎えた丸佳浩にはセンターに抜けるタイムリーを浴び同点に追いつかれてしまった。 ただ、佐々岡監督は丸の同点打直後に首をかしげる仕草を見せたものの、森浦を降ろさずに続投させる。すると、森浦は打席の岡本和真に23号3ランを被弾。この一発が決勝点となりチームは逆転負けを喫する結果となった。 佐々岡監督の継投策を受け、ネット上には「四死球出した時点で危ないと思ってたら案の定打たれた」、「四死球連発後と丸の同点打後、少なくとも継投のタイミングは2つあったのになぜ動かなかったのか」、「被弾後に慌てて森浦を降ろしてたのも理解できない、それなら失点前から下げとけよ」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「森浦は右打者に相性いいから、同点打後も佐々岡監督が続投させたのは別に間違いでは無いのでは」、「四死球をきっかけに自滅したようなものだから、采配が悪いというよりは選手が悪い」、「なんか佐々岡ばかりが叩かれてるけど、そもそも悪いのは制球乱して大崩れした森浦ではないか」と佐々岡監督を擁護するコメントも複数見受けられた。 「森浦は連続四死球から左打者の丸、右打者の岡本にそれぞれ痛打を食らいましたが、左右の被打率は対右が『.176』、対左『.379』と、右打者に強く左打者に弱い傾向がはっきりと出ています。そのため、ファンの間では丸を迎えた時点で森浦を降ろすべきだったという意見がある一方で、岡本への続投策については理にかなっているとの主張も見られます。なお、森浦が今季与四死球率『7.13』と以前から制球難を露呈していることもあってか、今回の逆転負けは森浦が勝手に自滅しただけで佐々岡監督に非はないとの見方もありますね」(野球ライター) 29日の試合に敗れたことで、借金が今季ワーストタイの16に膨らんだ広島。佐々岡監督は同戦の逆転負けを今後の糧とすることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月30日 11時00分
阪神・青柳、ブレークの原動力は新たな投球術にアリ? 矢野監督が受け継ぐ「野村イズム」も好影響か
甲子園球場で野村克也氏の追悼試合が行われた(6月29日)。故人に配球を学んだ阪神・矢野燿大監督と、クローザーに押し上げられたヤクルト・高津臣吾監督の対決。この日は故人の誕生日でもあり、教え子同士の対決に両チームのスタッフも感慨深い表情を浮かべていた。 「連敗中の阪神は打線を変更してこの試合に臨みました。4番の大山悠輔を6番に下げました。ヤクルトもサンタナがワクチン接種の副反応で登録を抹消されています」(在阪記者) 不安要素を持った相手打線を、先発投手がどうやって抑えていくかがポイントとなった。「配球の妙」を説いた故人の教えがどんな風に継承されたかも見えてきそうだ。 >>元阪神・掛布氏、本当は二軍監督をやりたくなかった? 就任までの裏話を明かし反響、「その後の顛末を知ってると複雑」の声も<< 阪神の先発・青柳晃洋投手は先制点こそ許したが、その後は立ち直り、7回2失点と安定感を見せつけた。 そのピッチングを見て、こんな声も聞かれた。「今日は、(阪神の)キャッチャーは楽だと思うよ」 ネット裏にいたスコアラーなど複数の関係者がそう評していた。 青柳と捕手・梅野隆太郎のバッテリーは、スライダー、ツーシームを内外角の低めに散らし、打ち損じのゴロ・アウトを量産していた。今年の青柳のピッチングスタイルだ。 そんなピッチングを指して、「試合途中で配球を変える必要もなかった」と言うのだ。通常、プロ野球の世界では打者2巡目か3巡目に配球を変える。同じ配球を繰り返せば、狙い打ちにされるからだ。 配球を変えずに済んだのは、青柳のスライダーがキレていたのも大きい。しかし、それだけではない。 「阪神打線は2回裏に一挙5点を挙げました。1点か2点の差ならともかく、点差が開いてしまい、ヤクルトの各バッターは出塁することよりも、長打を狙っていました。だから、同じパターンにはまってしまったんです」(プロ野球解説者) 大量得点が阪神バッテリーを楽にしたというわけだ。打線変更が功を奏したようだ。 青柳は、下手投げに近いサイドスロー投手と言われている。「アンダースローのような投げ方の割には、直球が速い」とも称されていたが、ピッチングスタイルを変えている。特に今季がそうなのだが、球速を抑え、低めに変化球を集めるようになった。 「野村氏は長所を伸ばす監督でした。直接アドバイスをすることもありましたが、自分で気づかせようと努めていました」(前出・同) ヤクルトに勝利し、7勝目(2敗)。過去5年の成績を見てみると、勝率5割がキャリアハイであり、彼なりに危機意識があったのかもしれない。 「青柳の長所はスライダー。そのスライダーを活かすためにはどうすれば良いのか、矢野監督も考えていました」(球界関係者) 野村氏は自著の中で、育成には時間が掛かることも伝えていた。特に、ある程度の成績を残している選手をレベルアップさせることがもっとも難しいとしていた。矢野監督の中に「野村の教え」はしっかりと受け継がれているようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月29日 22時30分
K-1不可思が福岡決戦に向けて意気込み「やるべきことをきっちり冷静にやる」
7月17日に福岡・福岡国際センターで開催される立ち技格闘技K-1「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で田村陽典と対戦する不可思が取材に対応した。 不可思は「次しっかり結果を出さないといけないなっていう感じです。前回(3月21日のK-1有明大会)は山崎秀晃選手に1Rにやられちゃって結果はよくなかったんですけど、あの短い中でも自分の中では手応えとか収穫はあって、全然自信は失っていないです。言葉で説明するのは難しいんですけど、リングの上で向かい合った時に“あれ、思ってたより行けるな”みたいな感じがあって、そこで作戦と全然違う戦い方で行っちゃったのが自分の弱さだと思います」と今大会の出場が決まった時の思いについて語った。 現在は「“自分の強さを一番出せる形”というのがやっと掴めてきてるなという感じです」と調子は良さそう。「山崎戦は(試合を)楽しみたくて、相手が一番やりたいこと、こっちがやるべきじゃないこと=打ち合いに行っちゃって。試合を楽しむのはこないだまででいいだろうと思っているので、これからはチームのためにも、練習でやってきたことや作戦を冷静にやれるようにしようと思っています」と前回の反省点を胸に練習を励んでいるようだ。 田村については「試合映像を2つ見たんですけど、すぐ終わっちゃって。相手の動きがあまり見られなくて、参考にならなかったです。気を引き締めてしっかり勝とうっていう感じです」と印象を語ると、「熱く打ち合いに行くとか楽しみに行くとかじゃなく、熱さを忘れず冷静にやれるようにならないとダメだなと思います。それが前回の試合でハッキリ思ったので、そこがテーマです。やるべきことを冷静にきっちりやる。思いっきりやれば自分はスッキリするんですけど、周りの人のためにも、やるべきことをきっちり冷静にやろうと思います。自分のいいところは倒しに行くところだと思うので、それは忘れないように。お客さんを盛り上げたいという気持ちを忘れないで、やるべきことをしっかりやって。それができればスーパー・ライト級のトップで勝っていける自信はあるので、ここからしっかり結果を見せていきたいです」と語り、福岡大会後も見据えていた。(どら増田 / 写真・(C)K-1)
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スポーツ 2021年06月29日 20時45分
元阪神・掛布氏、本当は二軍監督をやりたくなかった? 就任までの裏話を明かし反響、「その後の顛末を知ってると複雑」の声も
野球解説者の田尾安志氏(元楽天監督)が28日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の掛布雅之氏(元阪神)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で掛布氏は、現役時代の打撃や引退後に阪神で務めた役職などをテーマにトーク。自身が強く影響を受けたコーチや、ホームランバッターになろうと意識し始めたきっかけなどを語った。 その中で、掛布氏は当時60歳の2015年オフに阪神二軍監督に就任した際の裏話を明かす。掛布氏は2013年オフから2015年シーズンまで、「阪神GM付育成&打撃コーディネーター(DC)」として非常勤の形で選手を指導。ただ、2015年オフに当時47歳の金本知憲氏が新監督に就任したことを受け、年下の首脳陣に気を遣わせないよう現場から身を引くつもりだったという。 ただ、その意向を球団社長に伝えたところ、「金本(氏)の方から『できれば二軍の監督をしてくれないか』と(要望されている)」と逆に二軍監督のオファーを受けたとのこと。後に知った話として、金本氏は就任直後から「掛布さんが臨時的な形で携わるんじゃなくて、もっと長い時間野球に携わるようなポジションでやってもらうことはできないでしょうか?」と、掛布氏の招へいを球団社長に強く要望していたという。 掛布氏は当時の二軍監督・古屋英夫氏が2015年に就任したばかりだったことから、「古屋を1年で辞めさせることは嫌ですから、この話はなかったことにしてください」と一旦固辞。しかし、その後球団側が古屋氏に新たな役職を用意することを約束し、古屋氏からも「お前が二軍監督を引き受けてくれるんだったら、俺は喜んで(二軍監督の立場を)引くよ」との言葉をもらったことから、翻意して二軍監督就任を受諾したと語った。 掛布氏の発言を受け、ネット上には「金本政権誕生と共に現場を退くつもりだったとは知らなかった」、「金本監督が掛布さんの招へいを球団に直訴してたのも初耳」、「掛布さんは引退(1988年)からずっと正式なコーチ職には就いてなかったから、球団としてもどこかでユニフォームを着させたい気持ちはあったんだろうか」といった反応が寄せられている。 一方、「その後の顛末を知ってるとなんか複雑な話だな」、「結局2年で仲違いしてるから、今考えると固辞した方がよかったのでは」、「掛布さんは就任前に指導方針について金本さんと擦り合わせておくべきだったな」と、二軍監督には就かない方がよかったのではと指摘するコメントも複数見受けられた。 「金本監督の意向もあり二軍監督に就任した掛布氏は、わずか2年後の2017年限りで同職を退任。当時の報道では選手に規律を求める金本氏と、自主性を重んじる掛布氏との考え方に隔たりがあったことが退任の原因になったと伝えられています。こうした顛末もあってか、当初の気持ち通りに固辞していればこのような気苦労を味わうこともなかったのでは考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 二軍監督退任後は「オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)」(2017-2019)、「HANSHIN LEGEND TELLER」(2020-)といった肩書で球団に籍を置いてはいるが、現場で指導を行う役職には就いていない掛布氏。2015年オフのように、再び球団から指導職をオファーされることは今後あるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2021年06月29日 19時30分
中日・京田の一軍復帰に「戻す必要は無い」反発の声 1か月でのスピード昇格、二軍で復調も歓迎されないワケは
打撃不振により5月28日に自身初の二軍降格となったプロ5年目・27歳の京田陽太。6月29日、その京田が一軍に登録されたとNPBから公示された。 昇格を伝える報道によると、京田は降格後に二軍戦で「.283・1本・3打点」と3割近くの打率をマークしたことなどから、前日28日に抹消された阿部寿樹と入れ替わる形で一軍に復帰する流れになったという。また、仁村徹二軍監督が「少しずつ試合への対応、考え方が良くなった」と京田の復調に太鼓判を押したことも伝えられている。 京田はプロ入りした2017年に新人王を獲得し、翌2018年以降もチームの正遊撃手としてプレーする内野手。ただ、今季は「.245・1本・10打点」と打撃成績は振るっていない上、5月5日・DeNA戦では死球を受け一塁へ出塁する際、着用していた手袋やレガースをボールボーイの足元に投げつけるなど精神的に不安定な姿も露呈。成績やメンタルの不安定さから28日に二軍降格となり、与田剛監督から「切り替えるいいチャンスだと思ってやってほしい」と奮起を求められていた。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 京田の一軍復帰を受け、ネット上には「2割後半で復調と判断するのはどうなのか、3割中盤とか打ってるならまだしも」、「降格前にボロボロだった打撃面、精神面がたった1か月で改善されてるとは思えない」、「代役の堂上(直倫)が頑張ってるし、まだ一軍に戻す必要は無い気がする」と否定的な声が寄せられている。 一方、「反対意見も多いけど自分は大賛成、ベテランの堂上でその場しのぎをしてもあまり意味がないし」、「目先の勝ちだけ狙うなら堂上を使えばいいけど、数年先のことを考えると批判覚悟でも京田を使って成長を促すべきだと思う」、「降格は『このままだとダメになるぞ』ってお灸をすえたかっただけだったんだろうし、首脳陣が納得してるならそれでいいのでは」、「そもそも阿部が落ちてるから京田と堂上は共存できるのでは?」と賛同するコメントも複数見受けられた。 「京田が二軍降格した5月28日・日本ハム戦から直近試合の6月27日・広島戦の間は、プロ15年目・32歳の堂上が最も多く(13試合)スタメン遊撃手として試合に出場しています。その堂上が『.257・2本・10打点』と京田とそん色のない成績をマークしているため、京田を一軍に戻す必要性はないと主張しているファンは少なくありません。一方、京田が堂上より5歳若いことや過去に新人王を獲得するなど実績もあることを踏まえ、一軍スタメンに戻し我慢強く起用した方が長い目で見ればチームのためになるという意見もあります。また、与田監督も2020年から選手会長を務めている京田に、苦しみを乗り越えてグラウンド内でもチームを引っ張る存在になってほしいという思いで昇降格を決断したのかもしれません。なお、今後の両名は遊撃でポジション争いを展開するか、二塁堂上、遊撃京田といった形でお互いに二遊間を組むかのどちらかになることが想定されます」(野球ライター) 29日・DeNA戦では堂上が「5番・二塁」でスタメン起用される一方、京田はベンチスタートとなっている。昇格即スタメン復帰とはならなかった京田だが、ここから立場を取り戻していくことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月29日 15時30分
ソフトB・工藤監督にファン激怒「敗退行為だ」 追い上げムードを壊した代打策、打率1割台でも起用したワケは
28日に行われたソフトバンク対西武の一戦。「5-2」で西武が勝利したこの試合で、ソフトバンク・工藤公康監督が見せた采配がネット上のソフトバンクファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-5」とソフトバンク4点ビハインドで迎えた8回裏に飛び出た代打策。この回ソフトバンクは西武3番手・ギャレットから1点を奪い、なおも1死一、三塁の場面で甲斐拓也に第4打席が回る。甲斐は第3打席までに「2打数1安打・1四球」と2出塁を記録していたため、この打席でも後続につなぐ打撃が期待された。 ところが、工藤監督はその甲斐に代え、今季の代打打率が「.154」の明石健志を代打起用。しかし、明石はギャレットの5球目を打ち上げ平凡な遊飛に倒れこの代打策は失敗。その後、後続の松田宣浩が二ゴロに打ち取られ二者残塁で攻撃終了となった。 >>ソフトB・周東、放心状態でベンチ裏に失踪? カメラに映った異様な光景に「メンタル壊れてる」ミスの影響か、心配相次ぐ<< 工藤監督の代打策を受け、ネット上には「謎の代打明石のせいで追い上げムードが台無しになった」、「それまで無安打ならともかく、1安打1四球で結果出してた甲斐を代える必要は絶対になかった」、「打率2割の甲斐を下げて、代打打率1割台の明石を出すのはもはや敗退行為だろ」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「西武との相性を考えると代打明石は間違っては無い」、「対西武に限れば、明石は甲斐より打率が2割ぐらい高いからなあ」、「ソフトバンクファンはなんか怒ってるけど、西武ファンとしては明石はそれなりに怖かったぞ」と理解を示すコメントも複数見受けられた。 「明石は今季『.200・0本・6打点・9安打』(28日試合前時点)という打撃成績で、『.242・7本・29打点・56安打』(同)の甲斐とは大きな差が開いていました。さらに代打打率も1割台と今一つであることから、甲斐に代えて代打起用する必要性はなかったと憤っているファンは多いようです。一方、対西武の打撃成績を見ると明石が『.375・0本・1打点・3安打』(同)、甲斐が『.121・0本・2打点・4安打』(同)と明石の方が2割以上打率が高く、西武に好相性の明石を代打起用したのはあながち間違いではないのではという意見も見られます。ただ、こちらの意見についてはギャレットの対左被打率が『.203』(同)だったことを引き合いに、左打者の明石をぶつけるのは理にかなっていないと異を唱える声も散見されますね」(野球ライター) 28日の試合に敗れたことで連敗は4に伸び、4月6日以来の勝率5割となったソフトバンク。試合後、工藤監督やコーチ陣は約1時間の緊急ミーティングを行ったことが伝えられているが、不発に終わった明石の代打起用についてはどのように振り返ったのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月29日 11時30分
首位オリックス宮城大弥がハーラートップ8勝で連敗を止める!オールスター出場も決定
6月6日の中日戦から37年ぶりの11連勝を飾り、一気に首位にまで上り詰めたオリックス。11連勝の後は2連敗、引き分けと勝ちから遠ざかりかけたが、8連戦の最後に勝利を収めて、東北楽天と同率ながら首位を死守している。【オリックス 6.22〜6.27戦績】対 北海道日本ハム大阪・京セラドーム大阪6月22日○オリックス(山岡)5-2(バーヘイゲン)北海道日本ハム●23日○オリックス(田嶋)3-1(池田)北海道日本ハム24日●オリックス(増井)2-5(伊藤)北海道日本ハム○対 埼玉西武大阪・京セラドーム大阪25日●オリックス(山本)1-3(高橋光)埼玉西武○26日△オリックス(山崎福)3-3(今井)埼玉西武△27日○オリックス(宮城)10-0(ニール)埼玉西武●※(カッコ)内は先発投手。※74試合36勝29敗9分。楽天と同率の1位。3位の福岡ソフトバンクと3.5ゲーム差。 21日まで仙台で3試合を行ったオリックスは、移動日なしで本拠地の京セラドーム大阪へ。負け越している最下位の北海道日本ハムと対戦。初戦は山岡泰輔を先発に立てて、連勝に臨んだ。山岡は1回の途中で右肘に違和感を訴えて緊急降板したが、その後を山田修義が好投を見せて、オリックスが5-2でカード頭を取った。2戦目は田嶋が「初回は少し力みがありましたが、2回以降は落ち着いて、自分らしいピッチングが出来たと思います。全体的には、なんとか最低限の仕事が出来たと思いますが、少し球数が多くなってしまったところは課題だと思いますし、なんとか6回を投げ切りたかったです」としながらも粘り強く投げて、球団を37年ぶりの11連勝に導いた。3戦目は先発の増井浩俊が大乱調。打線も攻めきれず連勝はストップした。 25日からは得意としている西武との3連戦。初戦はエース山本由伸が7回を投げ、被安打4、奪三振9、無失点と好投。「調子自体は立ち上がりから悪くなかったと思います。途中から真っすぐの感覚も良くなっていって、どんどん押していくピッチングも出来ていました。ピンチの場面もしっかりと粘ることが出来ましたし、ゲームを作れたところはよかったと思います」と自身の投球を振り返っていたが、セットアッパーのヒギンスが同点に追いつかれ、守護神の平野佳寿が逆転を許してしまい連敗を喫する。2戦目は何とか追いついて引き分けに持ち込むと、3戦目は宮城大弥が5回まで毎回ランナーを許すも粘投で何とか無失点で切り抜ける。宮城は5回を98球、3安打、6奪三振、無失点の内容で降板。「先頭を出さない意識でいったんですけど反省です。野手の方に助けてもらいながら、なんとか0で抑えられたところは、次に繋がると思うのでよかったですが、抜けてしまうボールも多かったですし、反省することばかりです」と反省しきりだったが、先発全員安打、10得点と大爆発。宮城はハーラートップの8勝目をマークしている。 中嶋聡監督は「8連戦ということで疲れも見えてたんですけど、昨日の引き分けからの(連敗)ストップだったので大きかったです」とホッとした表情を浮かべていた。宮城は吉田正尚とともにオールスターにファン投票で選出された。 今週は千葉ロッテとの2連戦、埼玉に移動して再び西武との3連戦が予定されている。(どら増田 / 写真・Rinco)
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EVILが飯伏幸太から3カウント「NYC is EVIL」とアピール!
2019年09月30日 22時30分
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ヤクルト・つば九郎、広島・赤松に「怒涛の1600字ブログ」で称賛 チームの垣根を超えた友情が育まれた意外なきっかけは
2019年09月30日 19時46分
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DeNA・今永、タイトル逃すもラミレス監督は高評価 2位進出のポストシーズン、歓喜をもたらす快投を見せられるか
2019年09月30日 17時30分
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オリックス岸田護、三球三振で有終の美!「オリックスは強くなる」
2019年09月30日 11時30分
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スポーツ
攻める新日本プロレス!1.4&1.5東京ドームに続いて1.6大田区が決定!
2019年09月27日 22時30分
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大相撲、貴ノ富士の“逆ギレ会見”に批判続々 この1年で3人、続発する旧貴乃花勢の騒動に「意図がありそう」の声
2019年09月27日 20時05分
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巨人・阿部は「キャッチャー失格」だった? コンバート案も囁かれた“失態”を乗り越えられたワケ
2019年09月27日 17時30分
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オリックス岸田護、29日に引退セレモニー開催!最終登板へ
2019年09月27日 11時30分
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石川遼しみじみと…渋野日向子に“自分”を重ね「僕は15歳だった」
2019年09月26日 21時30分
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中日・大島、”骨折を隠して強行出場”に驚きと批判の声も? 本人だけでなく与田監督にも苦言が集まったワケ
2019年09月26日 20時06分
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念願のライガー戦を発表! 琉球ドラゴンプロレス、ベルト防衛のグルクンマスク「沖縄のみんなでありがとうと言いたい」
2019年09月26日 17時30分
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日本ハム・栗山監督「全部僕が悪い」斎藤佑樹の一軍登録は“花道”? 残り2試合出番あるか
2019年09月26日 11時30分
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ザ・デストロイヤーメモリアルに、鈴木軍が参戦!太陽ケアとGURENTAI復活!
2019年09月26日 06時30分
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新日本、ボストン大会でオカダ&飯伏&棚橋の豪華トリオが実現!
2019年09月25日 22時30分
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V逸ソフトバンク、3大“チョンボ”にファン激怒! 主力の怠慢守備は工藤監督にも責任あり?
2019年09月25日 20時24分
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ZOZO社長辞任 前澤氏「次に進む」発言はメジャー球団買収か
2019年09月25日 18時00分
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巨人・阿部の引退、松井が全国放送で漏らしていた? 原政権の後継者争い、高橋由も交え三つ巴の展開となるか
2019年09月25日 17時30分
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オリックス西村監督、最下位確定に「申し訳ありませんでしたのひと言しかない」
2019年09月25日 11時30分
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新日本、内藤がジェイに敗れIC王座陥落で、どうなる?来年のドーム2連戦
2019年09月25日 06時30分