スポーツ
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スポーツ 2021年07月12日 17時00分
巨人・高橋を阪神・矢野監督が酷評?「負け犬の遠吠えでしかない」無得点敗戦後のコメントにファン呆れ
11日に行われた阪神対巨人の一戦。「1-0」で巨人が勝利した試合後、阪神・矢野燿大監督が口にしたコメントがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< 問題となっているのは、同戦に先発した巨人・高橋優貴へのコメント。この日の高橋は阪神打線に対して「7回無失点・被安打1・与四球1」と好投を見せ、得点圏への進塁も3回裏の1度しか許さず。「9回1失点・被安打4・与四球0」だった阪神先発・西勇輝に投げ勝ち、セ・リーグ単独トップの9勝目を手にした。 試合後、矢野監督は完投負けを喫した西については「今年一番よかったんじゃないかな」と擁護。ただ、阪神打線をほぼ完ぺきに抑え込んだ高橋に対しては「今日も向こうがすごく良かったというふうには見えない」と、付け入るすきがないわけではなかったとの見解を示した。 矢野監督の発言を受け、ネット上には「確かに今日の高橋に数字ほどの絶望感は無かったような気はする」、「西は相当頑張って投げてたから何とか勝ちがついてほしかったな」、「高橋本人は『真っ直ぐに力が無かった』って言ってたし、そこを狙い打ちすればまだやりようはあったのでは」といった反応が寄せられている。 一方、「ほぼ完ぺきに抑えられたのにこの言い分は負け犬の遠吠えでしかない」、「その良くなかった投手に封じられたってことは何も対策を行っていなかったのか?」、「今日も含めてずっと好き放題されてるのに何を言ってるんだ」という苦言や批判も複数見受けられた。 「阪神打線を手玉に取った高橋ですが、この日の最速は143キロと今季ワーストタイ。また、全82球のうち47球が変化球でした。矢野監督は高橋の直球が走っていなかったことから、状態は良くなかったという感想を抱いたのかもしれません。ただ、その高橋から変化球で10個のアウト(全21アウト中)を奪われるなど阪神打線が翻弄され負けたこと、今季の高橋が11日の試合を含めて『4登板・4勝0敗・防御率1.08』と阪神相手に全勝していることなどから、高橋への酷評は負け惜しみにしか聞こえないと考えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 11日の試合に敗れ、2位巨人に1.5ゲーム差に迫られた首位阪神。今後の優勝争いでも難敵となることが濃厚な高橋に対してどのような対策をとっていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月12日 11時30分
新日本・棚橋弘至と遺恨再燃のKENTA「いつまで昔の話してんの」
新日本プロレスは11日、ビッグマッチ『SUMMER STRUGGLE in SAPPORO』を札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催した。 第3試合では、棚橋弘至&辻陽太の師弟コンビが、KENTA&高橋裕二郎のバレットクラブと対決。棚橋とKENTAは前日の大会で遺恨が再燃しており、注目のカードだ。 試合は、前日の6人タッグの試合後に棚橋を襲撃したKENTAが、今大会ではゴング前に襲いかかる。試合はバレットコンビが辻に集中攻撃。棚橋組も必死に挽回を試みるも、バレットコンビは主導権を譲らず、最後は裕二郎が粘る辻をピンプジュースで仕留めた。試合後、棚橋とKENTAは場外で駆け引き。今シリーズはビッグマッチが多いだけに、両者がシングル実現の方向に走り出すのかさらに注目が集まるところ。 バックステージでKENTAは「座ろっか。見た、今日の試合?当たり前だよな。何あれ?辻とかいうヤツ。なんだアイツ、マジで。髪切れよ、マジで。ヤングライオン、あれ?ヤングでもなきゃ、ライオンでもねーじゃん。髪切れっつうんだよ。絶対応援する側からしたら、短髪の方が応援したい気持ちになるっつうのが相場なんだから。髪切れよ。何ちょっと他の人との違いを髪の毛で出そうとしてんのかもしんないけど、髪切れよ。短髪が相場なんだから」と辻にダメ出し。続けて、「ほんでアイツだ、ヒロシ(棚橋)。ヒロシっつってもうちのオヤジじゃないよ。わかる?昨日のアイツのコメント見た?何あれ?最後、思い出したかのように俺の話をちょっとだけ。後はどうでもいい昔話してんの。いつの話してんだよ。いつまで昔の話してんだよ。ほんで、俺に何か『もっとデンと構えてろ』みたいな。いや、お前だよ。いつまで昔の話してんの。昔話をいつまでも。昔の話、過去の話をしてもいいのは、何か自分の物を壊された時だけだから、昔のこと話していいのは。だから、俺はあのカバンをアイツに壊されたことを、いつまでも言うからね。ずっと言うよ。いい?マジで、何アイツ。もういいから、昔話は。10年前がどうだとか、そんなこと言ったって知らねーよ、今どきの子にそんな昔話。そんなのどうでもいいよ」と棚橋に対しても不快な思いを明らかにした。 一方の棚橋は「(辻に)俺を倒してトップに君臨してくれよ。となると、辻が倒したい俺はトップにならないといけないよね。そうだよな。目標にされるんだったら、目標とされる側の責任があるから。多分、この言い方は日本じゃ初めてじゃないかな。やるべきことはいっぱいあるよ。どんな状況でも探せばいくらでもある。でも、その一つ一つが無駄じゃないってホントに信じられるかって、そこだと思う。とにかく俺は全部を全力でやってみるよ。それがいい結果につながらなかったとしても、絶対その時間は自分の財産になるから。その前に、まずこのお腹を引っ込めます!」とKENTAというワードは出て来なかったのは意図的だろうか?コメントとは裏腹にこのまま終わる気配はない。◆新日本プロレス◆『SUMMER STRUGGLE in SAPPORO』2021年7月11日札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ観衆 2172人▼タッグマッチ(30分1本勝負)棚橋弘至&●辻陽太(12分40秒 体固め)KENTA&高橋裕二郎○※ピンプジュース(どら増田)
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スポーツ 2021年07月12日 11時25分
阪神の前半戦首位ターンは絶望的? 誤算続きで巨人に負け越し、矢野監督の目論見の行方はヤクルト次第か
前半戦最後のTG決戦は、見応えのある投手戦となった。エース・西勇輝での敗戦は矢野燿大監督にとって、「計算外」であり、次節のDeNAとの3連戦(7月12日~)では総力戦を仕掛けなければならなくなった。 「矢野監督は交流戦以降、勝ち星の計算をしていました。『あと何勝すれば、首位で前半戦を終えられるか』という…。前半戦最後の巨人3連戦は絶対に勝ち越したいと思っていました」 関西圏で活動しているプロ野球解説者がそう言う。 2位巨人とのゲーム差が縮まったため、「追いかけられる側の緊張感」も増してきたのだろう。西を先発マウンドに送った3連戦最後の試合は「1安打、0対1」で敗れた。もし勝利していたら、その時点で“首位ターン”は確定した。前半戦首位が確定すれば、球宴・五輪の中断期間を安心して調整に充てられる。そう思ったそうだ。 「巨人にひっくり返されて中断期間に入れば、チームは重苦しい雰囲気のまま、過ごすことになります」(前出・プロ野球解説者) 前半戦終了まで、阪神はDeNAと3試合。巨人はヤクルトとの2試合を残している。阪神がDeNAとの3連戦を2勝1敗で勝ち越せば、勝率6割5厘。巨人はヤクルトに連勝しても届かない。巨人の連勝が条件となるが、DeNAから2勝できなかった場合は、首位陥落となる。 首位ターンの勝率の計算を内々にしていた矢野監督は「ヤクルトよ、代わりに巨人を叩いてくれ」の心境だろう。 >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< 「矢野監督の采配が裏目に出ています」(前出・同) 第2戦、第3戦の試合後、そんな声も多く聞かれた。 「第2戦の敗因は打順を変えたこと。不振で(前節のヤクルト戦まで)7番に下げていた大山悠輔を4番に戻しました。その大山が4番の務めを果たせなかったのも敗因の一つ」(ベテラン記者) 打順を下げられ、大山は復調の兆しも見せていた。同試合後、矢野監督は「あの打順(4番大山)が一番良い」と記者団の質問に答えていたが、要は立ち直るきっかけを与えたものの、その温情が裏目に出てしまったわけだ。 そして、エース西で落とした第3戦。8回裏の攻撃で、矢野監督は8番・中野拓夢に代打を送らなかった。その時、巨人のピッチャーは左腕・大江。「二死走者ナシ」だったが、9回裏の攻撃があるとしたら、上位打線に回る。代打陣を起用する場面は、佐藤輝明、梅野隆太郎が打ち取られた後の「8番・中野」の場面しかなかったのだ。 「結果、阪神は『1安打完封負け』。3回裏に出たヒット1本だけ。その1本を打ったのが中野でした。それで、代打起用をためらったようです」(前出・同) 結果論だが、巨人3連戦に負け越したのは、矢野采配が裏目に出てしまったからとも言える。阪神の首位ターンが決まれば、13年ぶりだ。球宴・五輪の中断期間は、矢野監督もリフレッシュできればいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月12日 10時50分
東京女子・SKE48荒井優希がシングル初勝利!「いろんな人に挑めたらうれしい」
東京女子プロレスが10日、東京・両国KFCホールで「Don't miss the signs」を開催。SKE48荒井優希がプロレスデビュー5戦目で悲願の初勝利を挙げ、同団体の最強を決めるトーナメント「Ameba presents第8回東京プリンセスカップ」(7月22日、東京・新木場1stRINGで開幕)への出場を熱望した。 5月4日、東京・後楽園ホールでのデビュー戦以降、4連敗を喫していた荒井は、前回の試合(6月26日、両国)でのタッグ戦でギブアップを奪われた宮本もかとシングルマッチで対戦。6・26両国で、宮本は自力初白星を荒井からマークしたが、両者ともに一騎打ちでの再戦を希望している。 2人はエルボーの打ち合い、ボディスラムの応酬などで激しくやり合った。5分過ぎ、宮本は荒井から前回タップを奪った羅生門で絞め上げるも、荒井は押し潰して阻止し、逆さ押さえ込みで丸め込むもカウントは2。荒井が必殺のFinally(カカト落とし)を放つも、宮本は腕でブロックして阻止。それでも攻撃の手を止めなかった荒井はエルボー、ビッグブーツから2度目のFinallyを叩き込んで3カウントを奪取した。 荒井は「まだまだ、まぐれじゃないかと思われるかもしれないですけど、練習してきたことがしっかり出せてうれしい。どんどん先輩に勝っていかないといけない世界だと思う。これからも負けずに食らいついて、いろんな姿を見せられるようにもっと成長していかなきゃなと思いました」と笑みを浮かべ、「東京プリンセスカップ」の話に及ぶと、「東京女子の一員としてやらせてもらってるので、今日勝ったし、ぜひ出れたら出たいです。その時は今日よりもいろんな技を出したりして、勝てたら、いろんな人に挑めたらうれしい」と出場に意欲を見せている。 一方、敗れた宮本は「とても悔しいです。次に闘う時まで成長して頑張って勝てるようにしたい」と悔しさを噛みしめていた。◆東京女子プロレス◆『Don't miss the signs』2021年7月10日東京・両国KFCホール観衆 202人(超満員札止め)▼第3試合 シングルマッチ(15分1本勝負)●宮本もか(7分26秒 片エビ固め)荒井優希○※Finally(どら増田)
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スポーツ 2021年07月11日 11時00分
引退の西武・松坂、デビュー戦から異例の事件勃発の大物ぶり!「またやったらぶっ殺す」敵打者を大激怒させた衝撃の一球
これまで西武(1999-2006,2020-)、ボストン・レッドソックス(2007-2012)、ニューヨーク・メッツ(2013-2014)、ソフトバンク(2015-2017)、中日(2018-2019)でプレーし、日米通算で「376登板・170勝108敗3ホールド2セーブ・防御率3.53」という数字を残したプロ23年目・40歳の松坂大輔。7日、その松坂が今季限りで引退することを西武が発表し多くのファンに衝撃を与えた。 右手のしびれを和らげるため昨年7月5日に「脊椎内視鏡頸椎手術」を受けたが、右手中指の感覚がほとんどなくなるなど回復が思わしくなかったという松坂。渡辺久信GMは球団公式サイトを通じて「大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います」と、松坂がすぐには会見を行えないほど心身両面で疲弊している旨を明かしている。 >>西武・松坂、引退後の指導者転身は拒否? 渡辺GMはアドバイザー職打診で流出阻止の構えか<< 一時代を築いた松坂の決断を受けて球界内外から惜別の声が挙がっており、俳優・妻夫木聡が7日に自身の公式インスタグラムで「松は永遠に俺たち世代の誇りです いっぱいの勇気をありがとう!」、自民党・小泉進次郎環境相が8日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「高校時代に打った横浜スタジアムのレフトスタンド最上段に届く大ホームランが忘れられません」とそれぞれコメントするなど、日本中に大きな衝撃を与えた。 一方、ネットには「乱闘騒ぎを起こしたデビュー戦からもう22年か、時の流れは早いな」、「フランクリンに逆ギレして『凄い新人だな』って驚いたのが懐かしい」というコメントも見られた。 横浜高校時代の1998年に甲子園春夏連覇を成し遂げ、同年ドラフトで西武から1位指名を受けプロ入りした松坂。一軍デビュー戦となった1999年4月7日・日本ハム戦には大きな注目が集まったが、同戦では自身の投球が原因で乱闘騒ぎが勃発している。 アクシデントが起こったのは、「5-0」と西武5点リードの5回裏2死の場面。松坂は打席に日本ハム助っ人・フランクリンを迎えていたが、カウント「1-2」から投じたストレートがフランクリンの顔面に向かってしまう。背後に倒れ込みながら何とか直撃は回避したフランクリンはすぐに起き上がると、松坂をにらみつけマウンドに詰め寄ろうとした。 ところが、松坂が謝るどころか逆ににらみ返してきたため、フランクリンは右手に持っていたバットを振り上げながら激高。この直後にベンチを飛び出した両チームの選手がフランクリンの元になだれこみ、押し合いへし合いの乱闘騒ぎに発展した。 乱闘は1分ほどで沈静化したが、この間マウンドから騒ぎを見つめていた松坂は、声をかけてきた同僚に笑顔を浮かべるなど余裕の表情。さらに、カウント「2-2」からの試合再開後も内角にスライダー、ストレートを続ける(どちらもボールで四球)など強気の配球を貫いた。 松坂はその後8回まで投げ、「8回2失点・被安打5・9奪三振」でプロ初白星をマーク。試合後のお立ち台でフランクリンをにらみ返したことについて聞かれると「そんなに怒る(ような)球じゃないと思ってたので、僕も(にらまれて)ちょっと頭にきてたんで(にらみ返した)」と説明した。 ただ、当時の報道によると松坂はその後、フランクリンが「体に当てられるなら気にしないが、150キロのボールが頭に当たったら今シーズンを棒に振ることになる」、「彼もわざとやったわけではないだろうから次はもうないだろう。ただ、もしまたやったらぶっ殺す」と試合後も激怒していたことを知ったとのこと。そのため、「後でテレビを見たら結構危ないところに行っていた。すみませんでした」と謝罪したという。 同戦の1勝を皮切りに、現在までに170個もの白星を積み上げた松坂。1999年開幕前の春季キャンプで「もしバッターが向かってきても逃げたくはない」と語るなどデビュー前から強気な性格は評判だったが、物おじしない強心臓ぶりもまた長きにわたって活躍できた一因だったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について埼玉西武ライオンズの公式サイトよりhttps://www.seibulions.jp/妻夫木聡の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/satoshi_tsumabuki_official/
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スポーツ 2021年07月10日 17時30分
日本ハム近藤、東京五輪へようやく復調気配?「目標である金メダルを獲得する」プレミア12での汚名は晴らせるか
「全員の目標である金メダルを獲得するため、自分の役割を果たして貢献できるように頑張ります。」 東京五輪野球日本代表に選ばれたことを受け、北海道日本ハムファイターズの近藤健介はそう語っている。「4割到達」さえも実現の可能性を持つ球界屈指の巧打者ではあるが、今季最下位に沈むファイターズからの選出であり、ここまでの成績からも近藤の代表入りには様々な声が聞こえた。 2021年はチーム事情から4番を任されるゲームも多く、本来のコンパクトなバッティングよりも長打狙いの場面が見られるなど、打率は3割に届かずにいる(7月7日終了時)。チームの低迷により、そのスキルを十分に発揮できていないようにも感じてしまう。 また、自身初の代表選出となった2019年のプレミア12では8試合に出場するも、打率は2割を下回っていて(.190)、国際舞台で打撃面でのアジャストがままならなかった印象だ。 だが、安打だけが近藤の魅力の全てではなく、自身が語る「自分の役割」とは攻守においての広い意味であることは言うまでもない。何よりも、選手数が限られる代表戦において貴重とされる、内・外野の複数ポジションを守ることができ、さらに緊急時には「第三の捕手」としてマスクを被る事さえも可能であることは極めて大きい。 打撃面でも、出塁率はリーグ3位(.419)、四球の数も同2位(54個)の数字を残しており、「繋ぎ」を誰よりも確実に行えるという意味では最も頼れる存在と言えるだろう。打率こそ伸びなかった2019年プレミア12でも、四球の数は日本代表でダントツとなる9個を数えている。球筋を見定める眼力こそ、近藤の最大のストロングポイントと見るファン、関係者も多い。 7月5日にはオールスターにも監督推薦で選ばれる等、近藤にとってより注目を浴び続けるであろう夏を迎えようとしている。6、7日での旭川での対西武2連戦でもクリーンナップに座り、2戦ともヒットを放ち、チームの連勝に貢献している。これで近藤は5試合連続で安打を記録、確実に打棒も取り戻しつつあることを証明して見せた。 来たる東京五輪では、日本の強力な野手陣を前に外野手としての出場は微妙ではあるものの、指名打者を含め、要所での堅実なバッティングなど近藤がどれだけ塁に出るかが勝負のカギとなりそうだ。最高の色のメダル獲得の為には、日本が誇るバットマン近藤健介の役割は誰よりも大きい、そんな気がしてならない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年07月10日 11時00分
阪神・近本、疑惑の行動は去年も? 矢野監督と審判団が大喧嘩、メディアも巻き込まれたまさかの大騒動
6日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「5-1」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神・近本光司を巡る“サイン盗み疑惑”だった。 問題となったのは、「4-0」と阪神4点リードの5回表2死一、二塁での近本の行動。二塁からリードを取っていた近本は、ヤクルト先発・田口麗斗の投球直前に何度か左手を横に伸ばした。これを見ていたヤクルト三塁手・村上宗隆は審判員に対し、近本が打席の佐藤輝明に左手で、捕手が構えたコースを伝達しているのではとアピールした。 すると、村上の指摘を聞いて阪神・矢野燿大監督はヤクルトベンチに向かい「絶対やってないわボケアホ!」とどなり、ヤクルト・高津臣吾監督も「じゃあ動くなやオラァ!」と言い返すなど両軍一触即発の状態に。そのため、審判は試合を中断して両監督を本塁後方に呼び協議。協議は1分ほどで終わり、その後試合は再開された。 >>バレンティンと矢野監督のバトルにヤクルト選手が爆笑! コーチの制止も無視? 上田氏が“飛び蹴り乱闘”の裏話を暴露<< 7日にセ・リーグ側が「サイン盗みがあったとは思っていないが、紛らわしい行為はないに越したことはない」と阪神側を注意する形で決着したこの一件を受け、ネット上には「あれだけシュッシュ動かしてたら疑われても仕方ない」、「近本はもちろん、暴言言い合ってた両監督も反省してほしい」といった反応が寄せられた。一方、「近本は去年も怪しい行動で物議を醸してたな」、「また近本きっかけで矢野監督が激怒したのか」というコメントも見られた。 今回の騒動を伝える報道では、近本はベースとの距離や帰塁のタイミングを計るために、以前から左手を伸ばしていたと伝えられている。この行為が誤解を招いたことが騒動の引き金となった形だが、昨季も近本は試合中の不審な行為で騒ぎを起こしている。 騒動が起こったのは、2020年9月26日に行われたヤクルト戦。「1-2」と阪神1点ビハインドの8回表開始前、矢野監督は投手交代を告げようと審判団に近づいた。すると、審判の1人から言葉をかけられ、次第に口論に発展。口論は約5分にわたって続いたが、この時点では矢野監督と審判団が何を巡って言い争っているのかは分からなかった。 ただ、「1-2」で阪神が敗れた試合後、8回裏の口論の原因が7回表の近本の行動にあったことを複数メディアが報じる。この回は2死一塁から相手のエラーの間に本塁に突入した一走・小幡竜平へのアウト判定に対し、矢野監督がリクエストを要求。この間、次打者の近本は本塁後方で待機していたが、審判団は近本がバックネット裏の方向を振り返る様子を見て、ネット裏の記者から何らかの情報を得る違反行為を行ったのではと疑ったという。 これを受け矢野監督はあらぬ疑いをかけられたことに加え、審判団が時間差で指摘したことから「そんなことするわけないでしょ!」、「(事実確認は)終わってからやればええやないか!」とヒートアップ。試合後も怒りは収まらず、審判団に再度「疑われる行動があったなら申し訳ありません。でもなんで試合中に言う必要があるのか」と抗議したという。 ただ、その後セ・リーグ側が事実確認したところ、記者席でモニターを見ていたある記者が両手を左右に広げながら口にした「セーフ」という言葉が、換気のため窓が開いていたこともあり思いかけず近本の耳に入ってしまったことが判明。そのため、セ・リーグ側は近本、記者の双方に他意はなかったと判断して阪神側に謝罪。審判団も阪神や当該記者に謝罪して騒動は沈静化した。 今回も前回も“シロ”と結論付けられているものの、物議を醸す行動が相次いでいる近本。本人は真面目な性格と伝えられているため、疑惑の行動が頻発することを不思議に思っているファンも少なくないが、今後は今まで以上に注意して試合に臨む必要があるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月09日 20時30分
元巨人・槙原氏がコーチになれない理由は“金”? 後輩OBの強烈指摘に苦笑、「出ていこうとしたのも効いてる」との見方も
野球解説者の槙原寛己氏(元巨人)が8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の西崎幸広氏(元日本ハム他)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で両氏は、現役時代に経験した契約更改交渉の思い出をテーマにトーク。西崎氏が1991年オフの交渉後の会見でセカンドバッグをいすにたたきつけた話や、槙原氏が同僚・桑田真澄氏(現巨人一軍投手チーフコーチ補佐)との給料差にがく然とした話について語り合った。 >>日本ハム投手が球団フロントに激怒「低すぎるよ!」 球界が変わるきっかけに? 賛否を呼んだ“セカンドバッグ投げつけ事件”<< その中で、槙原氏は「俺はミスター保留君でしたよ」と、契約更改では毎年のように球団側の提示を保留していたと発言。「今はどうか分からないけど、当時は(評価ポイントなどが)数値化されてなくて分かりにくいのに、こんな(分厚い)資料がドンと(目の前に)来て(た)。これを(その場で)見たって『分からへん』っていう話」、「それを精査するために(保留して)一回冷静になって、(帰宅後に)どう思うか(を考えていた)」と、球団査定の詳細を把握するために頻繁に保留していたと語った。 また、槙原氏は後輩選手たちにも常々「(契約更改はまず)保留しろ」と説いていたことも告白。すると、ここまで話を聞いていた西崎氏は笑い交じりに「だから槙さん(巨人コーチの)ユニフォーム着れないんだな」とコメント。これを受けた槙原氏は「それはあるでしょうね」と苦笑いで口にした。 西崎氏の発言を受け、ネット上には「槙原のことサラッとディスってて笑った、確かに毎度毎度ゴネてくるような人間は使いにくいよな」、「自分は選手が納得できるまで保留するのは当然だと思うけど、球団的には『毎年揉める問題児』って悪印象なのかもしれない」、「金にがめついところに加えて、1回FAでチームを出ていこうとしたことも効いてると思うぞ」といった反応が寄せられている。 「現役時代に巨人一筋(1982-2001)でプレーした槙原氏ですが、『28登板・13勝5敗・防御率2.28』をマークした1993年オフ、FA権を取得したにもかかわらず慰留に動いてこなかった巨人フロントに不信感を抱き権利を行使。一時は出身地・愛知の球団である中日行きも取り沙汰されましたが、当時の長嶋茂雄監督の説得により残留しました。こうした背景もあってか、引退後の槙原氏が現在までコーチとして巨人に招かれていないのは金にがめついこと以上に、チームを一度は出ていこうとしたことが尾を引いているのではとみているファンも少なくないようです。ただ、巨人は2006年シーズン中に自ら退団を表明しそのままチームを出て行った桑田氏を2020年オフにコーチ職として呼び戻していますので、槙原氏に入閣のチャンスが全くないわけではないとも思いますが…」(野球ライター) 現役時代に「463登板・159勝128敗56セーブ・防御率3.19」という通算成績を残し、最多奪三振(1988/187個/当時は連盟表彰なし)のタイトルも獲得するなど豊富な実績を残している槙原氏。今後巨人にコーチとして戻る機会は果たして訪れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について槙原寛己氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCU77bY7q28jGPYlDn089gfg
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スポーツ 2021年07月09日 19時45分
DeNA・エスコバーの炎上で三浦監督に批判「選手を潰す気か」 裏目に出た6連投起用、前日誤算の同僚にも責任?
8日に行われたDeNA対広島の一戦。「5-3」で広島が勝利したこの試合で、DeNA・三浦大輔監督が見せた采配がネット上のDeNAファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点の8回裏に飛び出た采配。この回三浦監督は5番手としてエスコバーを起用。エスコバーは前日まで5試合連続で登板しており同戦が6連投目となったが、これは直近5シーズンの球界では誰も到達した選手がいない珍しい記録だった。 ただ、エスコバーは2死二塁とピンチを招くと、代打・長野久義に勝ち越しの2号2ランを被弾。その後DeNAは9回表に得点を奪えず、逆転負けで今カードの勝ち越しを逃す結果となった。 裏目に出た三浦監督の継投策を受け、ネット上には「三浦監督のエスコバー酷使のせいで負けたっていう感想しかない」、「6試合も連続で使えばそりゃこうなるだろ、三浦は選手を潰す気なのか」、「西川(龍馬)に対して球がすっぽ抜けた時点で代えようとは思わなかったのか?」といった反応が寄せられている。 一方、「本来8回を担う山崎が前日に打たれてたのも悪い」、「山崎が不安定じゃなければ、三浦監督はエスコバーを使う判断はしてないと思う」、「そもそもの原因は投げざるを得ない状況を作ってしまった山崎にある、前日まで11試合連続無失点のエスコバーは責められない」と、リリーフ陣の一角である山崎康晃の責任を問うコメントも複数見受けられた。 >>DeNA・三浦監督に「大輔辞めろって」チームOBが苦言 サヨナラ機で犯していたミスをズバリ指摘、ファンからは賛否の声<< 「エスコバーは長野に被弾する前に西川龍馬を左飛に抑えていますが、この対戦では5球目に投じたスライダーがすっぽ抜け西川の顔面付近へ。西川が体をそらしながら回避したため死球とはなりませんでしたが、三浦監督はこの時点で制球がバラついていたエスコバーを交代させるべきだったと考えているファンは少なくないようです。一方、本来8回を任されている山崎康晃が前日7日・広島戦で1失点し引き分けに持ち込まれてしまったことを引き合いに、山崎が不安定な姿を露呈したせいで三浦監督はエスコバーを無理に使わざるを得なくなったという意見も見られます」(野球ライター) 試合後、三浦監督はエスコバー起用の理由について「いろんな状況を考えて、総合的に判断してエスコバーにしました」と語ったことが伝えられている。ただ、このコメントに対して一部からは「『総合的』とかいう言葉で逃げずにちゃんと説明しろ」、「各投手の持ち場をコロコロ代えてちゃ本人たちのモチベーションにも関わりかねない」と批判が挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月09日 17時00分
阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も
8日に神宮球場で行われた阪神対ヤクルトの一戦。「6-5」で阪神が勝利したこの試合で、一部阪神ファンがとった行動がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-3」と阪神1点ビハインドで迎えた8回表無死であった行為。1点を追う阪神は先頭・糸原健斗が左中間にアウト性のフライを打ち上げる。だが、落下地点に入ったヤクルト左翼・青木宣親は降りしきる雨の影響からか、この打球をグラブに当てながら落球。この間に糸原は二塁まで進塁しチャンスを演出した。 この場面について現地で観戦していた複数のヤクルトファンは、阪神ファンが多数を占めるレフトスタンド側から青木へのコールが発生していたとして「あり得ない」、「不快」という言葉と共にネット上に投稿。その中の何人かは動画もアップしているが、そこにはエラー後の青木がうつむきながら守備位置に戻る中、レフトスタンド側からメガホンをたたく音と共に「青木! 青木!」とコールが上がる光景が。他にも言葉を叫んだのかは不明だが、周囲のヤクルトファンは青木のことをばかにしていると感じたようだ。 この一部阪神ファンの行為を受け、ネット上には「中継だと分からなかったけど、現地ではそんな民度の低い行為が行われてたのか」、「相手のミスを大声で煽るとか本当に神経を疑う」、「自軍の応援じゃなく、相手を煽るために大声禁止のルールを破るって本当にどうかしてる」、「真面目にルール守ってるファンからしたらたまったもんじゃない、頼むから今後一切観戦に来ないでくれ」といった苦言や批判が殺到している。 >>甲子園の審判団に「阪神をひいきするな」ヤクルトファン激怒 藤浪ら死球連発の犠牲に? 今季初の警告試合宣告に反発相次ぐ<< 「現在神宮球場をはじめとした各球場では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため観戦中に大声を出すことは禁止されています。球場内でクラスターが起こると有観客開催が取りやめになるリスクもありますので、今回のコールにファンから猛バッシングが起こるのは当然ともいえるでしょう。なお、こうした行為に対しては球場内の警備員が注意、目に余る場合は退場の措置を取ることが一般的ですが、コールした阪神ファンらが何らかの措置を受けたのかどうかは定かではありません」(野球ライター) 一部からは「ヤクルトを含めた他11球団は今後阪神ファンだけ球場から締め出せ」という過激な要望も挙がっている今回の一件。両球団や神宮球場側は特にコメントを出してはいないが、今後何らかの反応を見せることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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