スポーツ
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スポーツ 2021年07月20日 17時00分
全勝優勝の横綱・白鵬に「勝てばいいものでは無い」横審の批判が物議 異例の振る舞いは進退を迫られたことも影響?
4~18日にかけ行われた大相撲7月場所を「15勝0敗」で制した横綱・白鵬。その白鵬に対する横綱審議委員会(横審)の指摘が、ネット上の相撲ファンの間で物議を醸している。 19日に定例会合を開いた横審だが、報道によると昨年11月場所後から白鵬に対し継続していた「注意」の決議を取り下げたとのこと。「注意」は横審の内規で定められている決議の中で2番目に重い決議で、最も重い決議である「引退勧告」を出す前の最後通告と位置付けられているが、横審は全勝優勝という結果を評価し「注意」を取り下げたという。 横審・矢野弘典委員長も「けがを乗り越えて全勝優勝という結果を示してくれた」と無傷での優勝自体は評価。ただ、同会合ではそれ以上に「見苦しく、どう見ても美しくない」、「勝てばいいものではない」、「長い歴史と伝統に培われてきた大相撲が廃れていく」と、白鵬の取り口に対して批判が噴出したという。白鵬は14日目・正代戦で見せた仕切り線から大きく下がっての立ち合い、千秋楽・照ノ富士戦でのかち上げ・張り手連発などがファンの間でも物議を醸していたが、横審もこれらの相撲内容を問題視しているようだ。 なお、報道では会合に出席していた日本相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)が、今後白鵬に厳重注意する意向を示したとも伝えられている。具体的な日時などは不明だが、正代戦の立ち合い・照ノ富士戦のかち上げの双方について厳しく追及するとみられている。 >>横綱・白鵬、物議を醸すガッツポーズ釈明も批判「受け入れられない」 力技連発の取り口に解説や協会上層部も苦言<< 白鵬の取り口を批判した横審の姿勢を受け、ネット上には「確かに照ノ富士戦のかち上げは見るに堪えなかった、上体を起こすのではなく顔面を破壊しにいってた」、「正代戦の立ち合いもまあ酷かった、ルールの範囲内とはいえ横綱がやるような奇襲ではない」、「八角理事長もきっちり白鵬を締めとかないと、次の9月場所でも汚い相撲が頻発しそう」といった反応が寄せられている。 一方、「進退迫って追い込んだ身分で言うことじゃない、これ以上無い結果を出したのに変なケチをつけるな」、「白鵬がなりふり構わず勝ちにいったのは、横審が引退を迫ってたことも原因だと思うんだが」、「白鵬自身も引退の圧力が相当負担だった的なこと言ってたしなあ」といった横審への苦言や批判も複数見受けられた。 「横審は昨年11月場所後に休場の多さ(同場所まで3場所連続休場)を理由に白鵬に『注意』決議を出しましたが、この際矢野委員長は『横綱が出場しない場所をあまり長く続けてはいけない』と、改善が見られないなら進退を考えるべきだと発言しています。この影響もあってか白鵬は連続休場が5場所に伸びた今年3月場所後、故障を抱えていた右ひざを手術し7月場所で進退をかける意向を表明。ただ、結果次第では引退という状況にかなりの重圧を感じていたようで、同場所の優勝一夜明け会見では『引退という2文字がどんと近づいて、本当に隣にきていた。だから今まで以上に自分を奮い立たせた』と場所中は苦しい心境だったと語っています。こうした経緯もあってか、白鵬が物議を醸す取り口を選択したのは進退を迫った横審側にも責任があり、文句を言えるような資格はないと反発しているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 白鵬への批判を伝える報道の中では、矢野委員長が「今後も言動には注目する」と口にしたことも伝えられている。全勝優勝でひとまず引退は遠のいた白鵬だが、次場所以降も取り口や振る舞いを横審に徹底マークされることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月20日 11時30分
オリックス来田涼斗の登場に中嶋監督「戦力としてまた一枚加わったのかな」
7年ぶりに前半戦を首位で折り返したオリックス。前半戦最後の北海道遠征で、新たなるスターが誕生した。【オリックス 7.13〜14戦績】対 北海道日本ハム北海道・ウインドヒルひがし北海道スタジアム(釧路市民球場)7月13日○オリックス(増井)5-0(池田)北海道日本ハム●北海道・帯広の森野球場14日●オリックス(田嶋)2-6(加藤)北海道日本ハム○ 13日の釧路で、7番レフトでスタメン出場したドラフト3位の高卒ルーキー来田涼斗。来田は初回に回って来たプロ初打席で、ライトへライナー性の初ホームランを放ち、3打数3安打の大活躍。初盗塁もマークした。ホームランを放った来田は「打ったのはシュートだと思います。コーチからもどんどん積極的に振っていけと言ってもらっていましたし、1球目から思い切って振っていきました!(プロ初ヒット、初ホームランについて)打った感触もよかったですし、うれしいです!」と笑顔で振り返っている。後半戦の鍵を握りそうな超新星の誕生だ。 中嶋聡監督は首位ターンについて、「全然順位は気にしていませんし、考えていません。ここまでのいい部分というのは難しいですね。いい所はいいんでしょうけど、悪い部分の方が気になって、どうしても、そういう感じにはなれないです」と語ると、「杉本は勝負強さという点では上がっていると思いますが、本当の意味ではまだ4番という感じではないですね。(吉田)正尚の後ろという感じですかね。正尚はいつもチャンスを作ってくれたり、ランナーを還したり、非常に大きい存在ですが、本人もまだまだ上をめざしていると思いますので」とクリーンナップの2人の名を出した。 また、「若手は、本来持っているものを全部出しているかといったら全然だと思いますので、もっともっと持っているものを出して、もっともっと刺激を与えてほしいと思っています。来田は二軍からいいという報告が来ていましたし、映像も見ていましたが、まさか3本打って、ホームランを打ってとかそこまでは考えていませんでしたけど、非常にいいものを出してくれて。チームにもすごく刺激を与えてくれましたし、戦力としてまた一枚加わったのかなと思います」と若手に更なる奮起を促しながら、来田の頭角には嬉しい様子。 投手陣については「最初の方は先発が頑張ってくれて、しがみ付いていけたというのはありますけど、後ろでもたついたところもありましたし、毎日、ピッチャーに関しては試行錯誤というか、いろんなことを考えていかなければいけないと思っています。その中でも宮城は、勝ち星という点ではいろいろなことがあって付くこともあって消えることもあります。それでも怪我無く自分のピッチングをしっかりやってくれているということが大きいと思っています」と宮城大弥の名を出している。 後半戦に向けては「守りにいくのではなく、これからも一つ一つ目の前のゲームに勝っていくということが全てだと思っています。優勝するという意識だけは持って戦っていきます」と優勝を目標にやっていくと改めて誓っていた。 オリンピックブレイク中のオリックスは、27日大阪・京セラドーム大阪の東京ヤクルト戦からエキシビションマッチを開催する。(どら増田/写真・Rinco)
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スポーツ 2021年07月20日 11時15分
マーベラス初参戦の岩谷麻優が門倉凛に快勝!「普通に楽しかったです」
長与千種が社長を務める女子プロレス団体マーベラスが19日、東京・後楽園ホールで『マーベラス旗揚げ5周年記念大会』を開催した。 第4試合では、門倉凛とスターダムのアイコン岩谷麻優との初のシングルマッチが実現。 2人は使う技が被っており、岩谷はSTARSの助っ人として門倉をスターダムに招き、タッグを組み大江戸隊とも対戦している。この日は、門倉も岩谷と同じ水色のスパンコールを基調としたコスチュームで登場。岩谷はそんな門倉の気持ちを確かめるかのように、次々と技を受けていくが、表情からはまるで楽しんでいるかのような余裕を見せる場面もあった。 試合は門倉が逆うちで岩谷を追い込むも、最後は岩谷がドラゴンスープレックスから、2段式ドラゴンスープレックスでカウント3。岩谷が貫禄勝ちを収めた。試合後、岩谷は門倉の健闘を称えてから、女子プロレス界のアイコンとしての存在感を植えつけながら、リングサイドの長与千種と握手を交わしてから退場している。 バックステージで岩谷は「本日、マーベラスに出させていただいたんですけど、門倉凛選手、いい選手だなと思いました。もっと力をつけていけば、マーベラスの1期生だし、マーベラスのアイコンと呼ばれる日も来ると思う。今日闘って良かったです。逆うちはちょっとキツかったですね。自分と(使う技が)同じ技が多いので、初めて受ける技が多かった。逆うちはホントに受ける人はこんな気持ちなんだなって思いました。次に闘う時は自分が逆うちを食らわせたいと思います」と門倉戦を振り返ると、滅多にない他団体の参戦について「それほど敵視みたいな感じじゃなく歓迎な感じだったので、みんなは凛ちゃんに勝って欲しいと思ってたと思いますが、普通に楽しかったです」と笑顔。 マーベラスから彩羽匠が『5★STAR GP 2021』に出場するが、「今日が復帰戦とは思えない動きだったので、リーグ戦のブロックが違くて良かったなと思いました。お互いに決勝で会えればいいなと思います」と語り、決勝での再会を願っていた。 門倉は「タッグは組ませていただいてたんですけど、シングルで当たるのは初めてで、今日までどうなんだろう?って思ってました。いつもビッグマッチの時ってホントにご飯も喉を通らないんですけど、今日はずっとワクワクしてて、小学生が遠足に行く前に眠れない気分みたいな感じでワクワクしてました。嬉しかった」とカード決定からかなり興奮していた様子。岩谷と対戦したことについては「失礼ながら岩谷麻優スゲェなと思いました。まだまだ知らない麻優さんがいてビックリして、ホントに足元にも及ばないと思ってたんですけど、これをきっかけに追っかけて行きたいと思います」と今後は岩谷超えもターゲットにしていくようだ。◆マーベラス◆『マーベラス旗揚げ5周年記念大会』東京・後楽園ホール▼シングルマッチ(15分1本勝負)○岩谷麻優(7分17秒 2段式ドラゴンスープレックスホールド)門倉凛●(どら増田)
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スポーツ 2021年07月20日 11時05分
エンゼルス・大谷、後半戦初アーチは同僚のおかげ? 記録のためにもぎ取った安打で自覚した修正点とは
「大谷っていいヤツじゃん!」、改めてそう感じさせられた一戦だった。 7月18日(日本時間19日)に行われたマリナーズとの一戦で、後半戦初となる34号アーチが飛び出した。試合は落としたものの、9回裏の第5打席でスタンドに叩き込んだ。 「球宴での疲労、ホームランダービーでのフルスイングの連続などで調子を落としているとも指摘されていました。エンゼルスの首脳陣、そして、ファンを安心させる一発だったと思います」(米国人ライター) これで、本塁打王争い2位のゲレーロ(ブルージェイズ)とは3本差。「シーズン60本ペース」なんて米報道もあったが、エンゼルスのジョー・マドン監督を始め、チーム関係者はその前の第4打席に注目していた。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< その第4打席とは、平凡な一塁ゴロ。しかし、必死の全力疾走で「セーフ」にしてみせた。これが、なぜ注目されたかというと、チームメイトの記録更新も掛かっていたのだ。 「チームメイトのデビッド・フレッチャーが『26試合連続安打』の記録更新中でした。エンゼルスの球団史上では1998年にギャレッド・アンダーソンがマークした28試合が1位。あと2試合で1位タイ、なんとかしてあげたいと大谷は思っていました」(前出・同) フレッチャーはここまで4打数ノーヒット。第4打席は7回、このまま試合が進めば、フレッチャーに打席は回ってこない。大谷は自身が出塁することで、9回の第5打席をプレゼントしたいと思っていたのだ。 フレッチャーの記録は第5打席で三振を喫し、ストップ。フレッチャー本人はもちろん、チームメイトも感じるものがあったはすだ。 しかし、同時にこんな指摘も聞かれた。 「大谷の第4打席ですが、前半戦の大谷なら、間違いなくボールがスタンドまで届いていました。明らかな打ち損じ。力で引っ張ろうとしたのか、左肩が下がりすぎている印象を受けました」 同試合の衛星放送を見ていた日本のプロ野球解説者がそう指摘する。 力で引っ張る。つまり、球宴前日のホームランダービーの影響である。 とは言え、大谷は「並みのバッター」ではない。打ち損じた第4打席の反省を、次の第5打席に活かしていた。 「第5打席のホームランですが、低めのボール球です。見逃していたら、完全にボールカウントになっていました。大谷は無意識のうちに左肩が下がっていることを試合の中で自覚したのでは? だから、左肩が下がっても影響の出ない低めの投球に狙いを定めていました。すごい応用力です」(前出・プロ野球解説者) 試合後、エンゼルスのマドン監督も「センター方向に打とうしていた」と、第5打席のホームランを評価していた。34号アーチは右中間スタンドのややセンター寄りに飛び込んでいる。無意識のうちに力が入りすぎていた。それを大谷本人も気づき、“センター返しを意識したバッティングで修正した”と称賛したのだ。 チームメイト思いで、打撃フォームを崩しかけていた自身の状態に気づく。かつ修正もできる。大谷の快進撃は止まりそうにない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月20日 10時50分
初代タイガーとジャガー横田が育てた女版タイガーマスクが7.29後楽園大会でデビュー!
「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスvol.11~初代タイガーマスク40周年記念第2弾~」7.29東京・後楽園ホール大会の会見が行われた。 冒頭で、初代タイガー(=佐山サトル)が「40年前、新間(寿)さんによって作られた夕イガーマスクですが、このたび私が彼女を見た瞬間に、これは40年前を再現できると確信をしました。そして今、その動きを教えて、ジャガーさんに育てられて、一つ一つの技をしっかり復習して、ジャガーさんの教えも私の教えもある、魂の部分では全く一緒ですので、そこの一番重要なところもガッチリと彼女は掴んでいます。いわゆる40年前の夕イガーマスクと同じということです。その彼女を、ここで今日発表できることにボクは非常に感激しています。先程のビデオ映像を見てもおわかりだと思いますが、今は更にもっとすごいんです。あれは(練習の)最初の頃の動きなんで、今はもっとスゴいです。ぜひ期待して、40年前を思い起こしてください。ぜひお願いします」とジャガー横田に振ると、ジャガーは「7月29日にデビューすることになったタイガー・クイーンは、佐山先生が連れて来られ、佐山先生が直々に一つ一つ指導された選手です。初めて見た時から衝撃を受けました。ハッキリ言ったら、初代夕イガーのクローンだと私は思っております。それくらい期待していただいていいと思います。ぜひ29日、ご期待ください。夕イガー・クイーンの相手、私が直々にやりたかったくらいですが、どの選手と当たっても恥じない動き、スピード、テクニックがあると思いますが、コロナ禍ということで外国人選手を考えたりもしましたが、呼ぶことができなかったり、日本の中でもすごい力のある山下りな選手にしました。いろんな選手と闘っていって、夕イガー(・クイーン)もまだまだ成長しなければいけません。やってるうちにどこまで登り詰めてくれるか、それも楽しみにしているところです。山下りな選手とは先日組んで、最高の選手と思ったので、まず29日、ご期待いただきたいと思います」とコメント。 タイガー・クイーンのデビュー戦の相手は山下りな(フリー)に決定した。 初代タイガーは「ボクがデビュー戦の時は、わけのわからないまま必死だったんですけど、今彼女もおそらくそのプレッシャーにさいなまれていると思いますから、そのプレッシャーを跳ね返して、そのプレッシャーを利用してもっといい試合ができるようになってもらいたいなと思います。それから、ずっと前から練習をしてるんですけども、毎回毎回、自分の期待を超えるようなアクションをしてくれて、この選手ならいけると思います。みなさん期待をして当日見てあげてください」と期待を寄せている。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月19日 23時00分
スターダム5★STAR GP開幕へジュリアとスターライト・キッドが火花散らす!
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは17日、東京・ベルサール高田馬場で、31日の神奈川・横浜武道館大会から開幕するスターダム真夏の最強決定戦『5★STAR GP 2021』の公開記者会見を開催した。 『5★STAR GP 2021』は、レッドスターズにジュリア、岩谷麻優、渡辺桃、刀羅ナツコの代役としてフキゲンです★、鹿島沙希、スターライト・キッド、ひめか、なつぽい、コグマ、白川未奈がエントリー。ブルースターズに林下詩美、朱里、中野たむ、上谷沙弥、舞華、AZM、小波、琉悪夏、ウナギ・サヤカに、他団体選手 X改め、マーベラスの彩羽匠が参戦。両リーグともに総当たりリーグ戦を行い、最高得点者同士が9.25東京・大田区総合体育館大会で優勝決定戦を行う。 中でも、レッドスターズの初戦で対戦するジュリアとスターライト・キッドが火花を散らした。 キッドは「大江戸隊のスターライト・キッドです。ええ、レッドスターズ、初戦から一番憎き相手ジュリア。ハイスピードのタイトルマッチが決まってるなつぽいことなつぽい、そして、最終戦ではさっそく岩谷麻優と一騎打ち。これは檄アツやなあ。今年は5★STARでさらに私の強み、魅力を出していきたい。でもまずはジュリア。必ずこの手で復讐してやる。でも、リーグ戦なんだからマスクに手なんか、絶対にかけてこないでよね。正々堂々と、闘いましょうね」とジュリアを牽制。 ジュリアは「ジュリアのことが好きでたまらない諸君!こんばんは!ちょっといろいろ話したいんですが、その前に一つ。キッド、私にマスク触れられてからたぶん快感をコイツ覚えちまったんだよな。なあ?気持ちよくてしょうがなかったんでしょ?忘れられないんでしょ?盛大なフリだよね。いいの?いいのね?オマエのその新品の真っ黒なマスクもいろんな思いも全部この手で引き裂いてやるから楽しみにしとけよ。そして、ジュリアは去年、シングルプレーヤーとして突っ走り、今年ベルトを落とし、今はこのタッグ、タッグを極めていますが、やっぱりシングルのベルトほしい、どうしてもほしい。去年5★STAR優勝できず、シンデレラ・トーナメントも優勝できず、このリーグ戦勝負だと思ってます。必ず優勝して、グロリアス、栄光をつかみ取ります。アリベデルチ、横浜でな!」と既に優勝を見据えているようだ。(どら増田/写真提供・スターダム)
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スポーツ 2021年07月19日 20時30分
侍ジャパン・稲葉監督にファン呆れ「失敗だった」 唯一の本職センター・柳田が故障、五輪金メダルに早くも暗雲か
東京五輪野球競技開幕を28日に控え、19日に強化合宿をスタートさせた侍ジャパン。その代表チームのメンバーであるソフトバンク・柳田悠岐が右脇腹違和感のため別メニュー調整になったと複数メディアが報じた。 報道によると、柳田は17日に参加したプロ野球オールスター中に違和感を覚え、翌18日に病院でMRI検査を受診。骨などに異常は見られなかったが、代表合宿初日は大事をとって別メニュー調整することになったという。 柳田は今季「.296・22本・53打点」とパ・リーグ本塁打ランキングトップの数字をマークし、東京五輪でも中軸としての起用が見込まれる外野手。また、代表チームには柳田以外にセンターを本職とする外野手がいないため、守備面でも重要な役割を担うと目されている。 柳田のアクシデントを受け、ネット上には「メンバー発表の時から懸念されてたことが早くも起きてて笑えない」、「『1人しかいないセンターが故障でもしたら…』って不安が現実になりかけてる」、「稲葉監督が柳田以外に中堅手を入れなかったのはやっぱり失敗だったのでは」といった反応が寄せられている。 同時に、「怪我の程度はよく分からないけど、調整に支障をきたすようならさっさと代わりの選手を呼ぶべき」、「今の内からどこか痛めてるようじゃ本番も不安、手遅れにならない内に他のセンターに追加招集をかけてほしい」、「柳田は過去にも右わき腹痛めてるからここから悪化する可能性もある、本番でのセンター不在を避けるためにも入れ替えを行った方がいい」と、柳田と代表外センターの入れ替えを求めるコメントも複数見受けられた。 >>侍ジャパン・稲葉監督の発言に驚きの声「金メダルは絶望」山本の起用法はまだ決まっていない? 過去の経験が判断に影響か<< 「侍ジャパンを率いる稲葉篤紀監督が東京五輪に臨む代表メンバーを発表したのは6月16日ですが、当時からネット上には『柳田が故障したら代えがいない』と、本職センターが1人だけという異例の人選を不安視する声が多数挙がっていました。こうした懸念通りの展開になりつつあることで、稲葉監督へ風当たりを強めるファンは少なくありません。代表メンバーでは広島・鈴木誠也、日本ハム・近藤健介ら過去にセンターを守った経験を持つ選手もいるのですが、両名とも本職ではないためバックアップは務まらないとも捉えられているようです。また、柳田が2017年に右脇腹を痛め約1カ月離脱した経験を持つことから、故障悪化のリスクを抱える柳田をこのまま帯同させるよりは他選手と入れ替えた方がいいのではという声も高まっています。こうしたファンの間では今季『.307・6本・31打点』と3割以上の打率をマークしているロッテ・荻野貴司や、2年前のプレミア12で秋山翔吾(現シンシナティ・レッズ)の負傷離脱に伴い追加招集された経験を持つ巨人・丸佳浩(今季は.290・10本・25打点)らが適役として名が挙がっています」(野球ライター) 五輪野球競技の開幕まで10日を切った段階で起こった柳田のアクシデント。あくまで今後の経過次第だが、コンディションが上がらない場合は追加招集に踏み切るのも一手なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月19日 17時30分
DeNA・山崎の“ヤスアキマイク“がオールスターで復活! 夢舞台の裏側を披露、掟破りの"カズキマイク”も?
2021年度のオールスター戦、ベイスターズからはキャプテン・佐野恵太、クローザー・三嶋一輝、セットアッパー・山崎康晃の3選手が選出。三嶋は2013年のルーキーイヤー以来2回目、佐野は初選出の中、2015年から19年まで5年連続選出と常連の山崎は自らがマイクを持って選手にインタビューする企画「突撃!ヤスアキマイク」を敢行。これは『マイナビオールスターゲーム2019』や『横浜DeNAベイスターズ ファンフェスティバル2019』、さらには昨年の緊急事態宣言時にリモートで選手やオーナーを直撃する「みんなお家でなにしてんの?」を実施し、ファンも楽しみにしている人気コンテンツだ。 今回、チームメイトの2人にはなかなか辛らつな内容だった。まず1回を無失点ながら被安打2の三嶋を直撃し「今日もよく打たれました」と自虐的コメントを引き出すと、「9回ワンアウト満塁で凡退に終わった佐野選手」の言葉とともに笑顔で直撃。楽しそうにいじっていたところ、タイミングよくMVPとの殊勲選手のアナウンスが入るなど、笑いの神が降りる展開に本人たちも苦笑い。さらに翌日も「悪夢から一夜明けてスタメンで出場」との意気込みを聞くと「昨日は眠れなかった。今日は活躍してグッスリ眠れるように」とのコメントを引き出した。 その後は亜細亜大学の先輩・ホークス松田宣浩に突撃。突然腕立て伏せすると「今日お前からヒットを打つためや!」と気合いを入れるなど、終始ハイテンションの「熱男」にタジタジに。次は同じルーキーから守護神を任されているカープの栗林良吏や、同級生のマリーンズ・中村奨吾にもマイクを向け、ベイスターズファン以外にも夢舞台をアピールしていた。 極めつけは登板後の山崎に、三嶋が掟破りの“カズキマイク”を敢行。オールスター限定のナックルボールにツッコミを入れ、ピンチを迎えながらも無失点に抑えたことに「普段さながらのプレーができた」と自虐ネタを引き出すことにも成功。最後は本人にヤスアキマイクステッカーを贈り、満面の笑みでインタビューを締めた。ラストはベイスターズの3人に、マスコットのスターマンを加えて配信し、みんなが口をそろえて「楽しかった」とコメントする姿は、夢の球宴を体現していた。 オールスター前に「全国の皆様に夢を与えられるようなプレーをしたいなと思ってます」とコメントしていた山崎。プレーだけでなく、マイクでもファンを喜ばせていた。オリンピックから後半戦へ。ヤスアキの暑い夏はこれからが本番だ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年07月19日 15時45分
横綱・白鵬、物議を醸すガッツポーズ釈明も批判「受け入れられない」 力技連発の取り口に解説や協会上層部も苦言
18日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に、同日の大相撲7月場所千秋楽で45回目の優勝を果たした横綱・白鵬(宮城野部屋)がリモートで生出演。取組後に見せたガッツボーズの真相を語った。 前日まで「14勝0敗」と負けなしの白鵬はこの日、こちらも14戦全勝をキープしていた大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)と対決。2012年7月場所の白鵬対日馬富士(元横綱/当時は大関)戦以来9年ぶりとなった千秋楽全勝対決を小手投げで制した直後にガッツボーズを見せ、ネット上では「横綱がやるような振る舞いではない」と物議を醸した。 番組のメインキャスター・副島萌生アナウンサーから「優勝を決めた瞬間横綱の感情があふれ出たように思ったのですが、あの時はどんなお気持ちだったんでしょうか?」と聞かれた白鵬は、まず「進退(がかかる)というか、精神的にも肉体的にも大変な場所でもありましたから」とコメント。成績次第では引退の可能性もあった今場所は心身両面でかなりの重圧を感じていたと明かした。 その上で、白鵬は「(十両・)炎鵬関が関取なのに付け人をやってもらったし、(取組前に)花道で付け人全員にパワーと元気を送ってもらったので、『やったよ!』という思いに(心が)圧倒されてしまったんじゃないかと思いますね」と発言。本来は幕内以下の力士が担う付け人を自ら志願して務めた炎鵬をはじめ、自身を支えてくれた付け人たちに結果で応えたことで感情が抑えられなかったと語った。 >>十両・貴源治が炎鵬を“アッパー”でKO! 不戦勝をもたらした張り手連発が物議、「兄の貴ノ富士のような暴力」と批判も<< 白鵬の発言を受け、ネット上には「ただ勝ったからじゃなくて、付け人たちに報いることができた故のガッツポーズだったのか」、「6場所連続休場から付け人に後押しされての復活優勝、喜びが溢れるのは当然だったのかも」、「『付け人たちのためにも』って気持ちが無かったら、多分最後まで全勝で優勝することはできなかっただろうな」といった反応が寄せられている。 一方、「だからといってあの相撲内容は到底受け入れられない」、「あんな汚い取り口でよくガッツポーズができたな」、「正々堂々とした取組なら心から優勝を祝えたし、この話にも感動できたんだけどな…」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「照ノ富士戦の白鵬は取組後のガッツポーズだけでなく相撲内容も物議を醸しています。白鵬は立ち合いで照ノ富士に強烈な右のかち上げを見舞うと、距離を取りながら顔面への張り手を連発。そこから右四つの体勢となった後、照ノ富士の右手を極めたまま強引な投げで土俵へ投げ倒しました。この日NHK中継で解説を務めていた北の富士氏(元横綱)は、白鵬の取組を受け『ありとあらゆることをやってるからね。うーん…』と絶句。また、取組後の報道では日本相撲協会・尾車事業部長(元大関・琴風)も『決してほめられた内容ではない』と苦言を呈しています」(相撲ライター) 一部では「横審から絶対文句が出るだろうな」と、19日に開催予定の横綱審議委員会で問題視されるのではとの声も挙がっている白鵬のガッツポーズ。角界では土俵上で過度に感情をあらわにすることは好ましくないという風潮があるため、ガッツポーズは花道や支度部屋で行った方が良かったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月19日 11時30分
新日本・棚橋弘至とKENTA、石井智宏とEVILの遺恨が前哨戦で深まる!
新日本プロレスは17日、東京・後楽園ホールで夏のシリーズ『SUMMER STRUGGLE 2021』を開催した。 オープニングマッチでは、棚橋弘至&石井智宏&辻陽太&上村優也が、KENTA&EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷のバレットクラブと対決。7.24愛知・愛知県体育館大会で一騎打ちを果たす、棚橋とKENTA、石井とEVILは互いを意識した攻防を展開。辻&上村のヤングライオンは連携を見せていくが、裕二郎は同士打ちを誘うと辻にインカレスラム。すかさずピンプジュースを決めて3カウント。バレットクラブが勝利を収めた。試合後、EVIL&東郷は石井を急襲し遺恨を深めている。 バックステージでKENTAは「(TV カメラに向かって)座ろうか(と言って、自身も座る)。何あれ?ヒロシ。じゃない方のヒロシ。なんだあいつ。知ってる?あそこでシングルやんだよ。なんだ、あの、どこだっけ?都会なんだか田舎なんだかわかんないとこ。どこだっけあそこ?名古屋!そう、あそこでやんだよ、シングル。ほんで、なんかイマイチ向こうからこの試合に対する思いっていうのを感じねえんだよ。なんかやってんじゃん。ダイエットだかなんだか知らないけど、腹筋がこうだとか。そんなのマジどうでもいいよ。マジでリング上につながらないそういうのって、エンターテインメントでもなんでもないから。ただの自己満足だから。マジでリング上につなげてくれよ。思いが全然伝わって来ねえよ。やるのか?やんねえのか?勝ちてえのか?勝ちたくねえのか?昔の話なんてどうでもいいよ。昔がどうだ、これからがとか、どうでもいいよ。今を生きようよ。俺は今を生きてるよ。(立ち上がって)で、なんかある?(誰も質問していないが勝手に)それはもう相手次第でしょう。(またも質問を聞いたフリをして)いやあ、犬派。(続けて質問を聞いたフリをして)ああ、もちろん見たよ。シーズン1もシーズン2も見たし。『死にたくなったら下を見ろ。俺がいる』つって……。見たよ。結局、俺が今日、何が言いたいかって言うと、最近めっちゃ暑いけど、子どもが外なのにマスクしてんの、あれ熱中症大丈夫かなってこと」といつものように話し続けた。 棚橋は「自分自身に対する自信っていうのはどっから出て来ると思う?自分で言うのもなんだけど、かつて棚橋弘至は自信に溢れていて、やること全部上手くいって、その記憶が俺を苦しめてる。けど、ここ何年かでしっかりと自分と向き合って、今できることは何か、今できる限りの最高の棚橋をリング上に“置き”続ける。それがね、一つの目標であり、きっとゴールなんだと思うよ。なぜなら、それができたならば、結果は自ずとついて来るから。(全身に力を込めて筋肉を浮き上がらせながら)ついて、ついて、ついて来るからぁぁぁ」と自らを奮い立たせることで、気合いを入れ直したようだ。(どら増田)
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侍ジャパン・稲葉監督、決意と覚悟を胸に初の“ビッグマッチ”へ 既に打ち出す独自色、現役時代の経験も活かせるか
2019年11月04日 16時00分
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DeNA、中川大志が引退へ…ロマン溢れるパワフルヒッターがバットを置く決意
2019年11月04日 10時00分
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新日本、本間朋晃の迷い…「パートナーは真壁さんか?棚橋か?」
2019年11月04日 06時30分
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RIZIN榊原氏「本気度が窺える凄いカード」12.29たまアリで“Mr.ベラトール”が直輸入マッチ!
2019年11月02日 06時30分
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スターダム勢も参戦!新日本、米アナハイム大会にジュニア勢が出場
2019年11月01日 22時30分
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元阪神・片岡氏が告白 “実家は檜風呂”応援歌の真実に反響続々 きっかけとなった19年前の意外なエピソードとは?
2019年11月01日 20時27分
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広島・菊池のGG賞、「人選がおかしい」の声? 受賞が期待された選手の票数の少なさ、記者による選出方法にも疑問
2019年11月01日 19時00分
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DeNA鈴木尚典氏を独立リーグ新球団、神奈川に監督として派遣!
2019年11月01日 17時30分
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「来月沖縄に行く予定だった」球界OBや中日・又吉ら現役選手も沈痛 首里城火災、出身選手を中心に衝撃広がる
2019年11月01日 12時09分
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ソフトバンク、故障の西武・秋山を「交渉の余地アリ」と見ているワケ 実はあの選手を上回る“第1候補”だった?
2019年11月01日 11時48分
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慶応アメフト部員“盗撮動画”のハレンチ過ぎる中身に仰天!
2019年10月31日 22時00分
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EXITが武尊のキックの威力を体感! 武尊は横浜アリーナに向け「絶対勝ちます」と宣言
2019年10月31日 19時00分
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中日 東邦・石川昴弥1位指名で堂上直倫「巨人FA移籍」か
2019年10月31日 18時00分