川谷といえば、2016年1月に発覚したタレント・ベッキーとの不倫騒動が思い起こされる。その際、「ありがとう文春!」「センテンススプリング!」といった生々しいLINEのやり取りが流出し、世間を騒がせた。
あれから10年が経とうとしているが、川谷の炎上騒動を振り返ってみたい。
同月、2人の不倫をスッパ抜いた週刊誌「週刊文春」(文藝春秋)は当時、川谷の妻だった独占告白を掲載。同誌によると、元妻は川谷と同じ年でもともと、川谷が「ゲス極。」の前に立ち上げたバンド時代に知り合い、アルバイトをしながらバンド活動をする川谷を支え交際に発展したという。2014年のクリスマスにプロポーズされ、2015年7月に結婚。しかし、川谷は結婚を公にすることを拒み、同年10月ごろからは、ライブの際に元妻を楽屋にも入れなくなり、やがてベッキーと交際するようになったという。
しかし、ベッキーとの交際以前から、川谷には女性問題が浮上。結婚前の同年6月には「ゲス極。」のライブに川谷の元彼女の姿があったといい、その後に川谷は元妻に電話口で大泣きしながら、「元カノから『ずっと好きだったと言われた。どうしたらいいのかわからない』」と相談し、結果的に元妻との結婚を選んだようだ。
当然ながら、世間は川谷の結婚の事実に驚愕。そして、川谷の奔放すぎる女性関係に世間のみならず芸能界までもがバッシングを浴びせた。交際当初は、ベッキーも川谷が既婚者であることを知らず交際に至ったとしていたが、この騒動を機に芸能界の“不倫”に対する仕打ちや禊が定番化されたといっても過言ではない。
そして、川谷は芸能史上に残る不倫騒動を起こしておきながら、すぐさまに新たなパートナーを見つけたのだ。
「元妻と2016年5月に離婚した川谷は、翌6月に当時19歳だったモデル・ほのかりんと出会い、まもなく交際に発展したことが『週刊文春』に報じられたのです。川谷は元妻と生活していた都内のマンションで“半同棲”していたといい、ほのかにはベッキーとの不倫を自虐ネタとして笑いにしていたという話も。世間からは『最低。クズ以下』『全く反省がなくナメている』『どうしてこんな男がいいのかわからない。本当にゲスの極み』といった批判が集まるも全く動じない川谷は次々と炎上させ、終いには未成年のほのかとの飲酒騒動で活動休止を発表。芸能界復帰は困難ともいわれていました」(芸能ライター)
近年では2023年12月、ゲスト出演したバラエティ番組「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)での発言に反感を集めた。番組内での発言をもとに発信されたニュースだが、川谷は「これでちょっと叩かれてるんですが、僕は番組アンケートに『仕事場の楽屋弁当を食べずに仕事終わりに外食する』って書いたんですよ。そしたらテレビだと伝わらないから駅弁に変えてくれないか?ってスタッフさんに言われて、共演者と面白おかしく言い合うみたいになったんですよね…」と内幕を明かしたのだ。
番組内で川谷は「駅弁を食べる意味が分からない」などと主張したのだが、この発言を巡ってちょっとした騒ぎになった。川谷は更新した自身のXの文面に「テレビなんでね。こういうのでいつも音楽まで否定されるの悲しいな。。」などとつづり複雑な胸中を記していた。
あれだけの騒動を起こし、無傷ではないが大きなダメージもなく平常を取り戻せた川谷は運がいいとしか言いようがない。ある意味、鈍感程度が芸能界ではちょうどいいのかも知れない。

