動画のコメント欄には、「この時期に鶴燃やすMVを出すのは炎上するでしょ」「わざとなら性格が悪すぎるしわざとじゃないなら配慮がなさすぎる、ってやつだ」「平和への祈りの象徴である折り鶴を燃やす意図が全くわからないのですが、誰かおしえてください」など、批判的なコメントが多く寄せられている。折り紙の鶴を燃やす映像はほんの数秒映っているだけだが、なぜここまで炎上したのだろうか?
「日本では、折り鶴は平和を意味することが多い。その折り鶴を、人気が高い韓国のガールズグループの動画で燃やしたことで過剰反応したようです。動画の公開が長崎に原爆が投下された日に近かったのも問題視されています。なぜ、わざわざこの時期に、こんな動画を配信するのだと批判が挙がっているんです。また、グループで唯一の日本人メンバーのレイが『I’m sorry』と書かれたTシャツを着ていたことで、さまざまな憶測が飛び交っています」(スポーツ紙記者)
なんとも後味の悪い宣伝動画になったわけだが、この騒動に著名人が参戦したことで炎上はさらに広がっている。タレントのフィフィは、自身のXアカウントで「折り鶴は日本人にとって、特に深い想いがあります。それを燃やすなんて、どんな反応が来るかを分かってやってますよね?このKPOPグループ #IVE」(原文ママ)と投稿。長崎空港の売店でお弁当を買った際、折り鶴をもらったエピソードと共に、今回の騒動に関してつぶやいた。
このつぶやきは、翌日までに1375万件以上の表示となり、こちらにもIVEに関する多くの批判的なコメントが寄せられている。
「現在、K-POPグループが日本で人気ですが、韓国に否定的な人たちは相変わらず多数います。特に、SNSには嫌韓が多く、IVEの騒動も新曲の発売日まで続きそうです」(民放関係者)
これ以上のSNSでの炎上を防ぐためにも、運営は公式にコメントを発表したほうが良さそうだ。