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マクドナルド「ポケモンカード騒動」問題解決のカギは「募金」か

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公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウスの公式サイトより

マクドナルドの子ども向けメニューである「ハッピーセット」を巡り、その「あり方」が見直されようとしている。

ことの発端は8月9日、ハッピーセット付属のおもちゃとして限定版の「ポケモンカード」が配布された。ポケモンカードは子どものみならず、大人をはじめ世界中に熱心なユーザーがいる事で知られている。そのため転売目当てと思われる集団が全国のマクドナルドに来店。一人5個までとされるハッピーセットを大量購入した挙げ句、目当てのカードだけを抜き取りハンバーガーやジュースなどの飲食物は店内に放棄する利用者が後を絶たなかったのだ。SNS上では大量投棄されたハッピーセットの画像が拡散。騒動を止められなかったマクドナルド側にも「非がある」として騒動になっているのだ。

ネットでは全国のマクドナルドファンが様々な方法で「転売対策」を考案しているが、マクドナルドが提供する「ハッピーセット」の意義について改めて考えるユーザーも多く現れた。

本来、ハッピーセットとはマクドナルドのHPなどによると食べ物に加え「親子の団らん」を提供するものであり、親子への話題の提供としておもちゃが付属するのだという。さらに、あまり知られていないがハッピーセットの売り上げの一部は「ドナルド・マクドナルド・ハウス財団」へと寄付されている。

ドナルド・マクドナルド・ハウス財団とは病気と向き合う子どもとその家族のための滞在施設「マクドナルド・ハウス」を管理・運営している財団法人である。全世界に施設を持ち、日本には12カ所のハウスが運営されている。世界的企業が難病と闘う子どもおよび家族を手助けする財団を作るのは珍しく、高く評価されている。

そのため、今回の「ポケモンカード騒動」でも、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団の存在を知っている人は「大人のハッピーセット購入者はマクドナルド・ハウスへの募金を義務付けるのはどうだろうか」「おもちゃを寄付制にしたら良いと思う」「おまけを定価で売って、フード分を寄付金にしたらよいのでは」といったアイディアがネットで多数投稿された。

今回、フードロス問題とも相まって大きな騒動になったマクドナルド。今こそ、ハッピーセットの本当の意味を考える時期ではないだろうか。

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