トレンド
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トレンド 2009年05月11日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(2) 「西口やきとん」(にしぐちやきとん、居酒屋)
JR総武線、浅草橋駅西口から徒歩220歩 映画やミステリーで、良いものに当たる秘訣(ひけつ)をご存じですか。それは、みんなが良いというものにいさぎよく従うことです。この確率は高く、手間取らず、余計な経費もかからない。同好の士なら、喜々として教えてくれることでしょう。 さて、西口やきとん、である。この店名には食指がまったく動かなかった。物の本にはこうある。 「時分どき、JR浅草橋駅西口の階段を降りきらないうちに、もつを焼く煙が漂ってきて鼻をくすぐり、思わず足がガード下の『西口やきとん』に向いてしまう」(「下町酒場巡礼 もう一杯」ちくま文庫) 「肴はいわずと知れたシロ、カシラ、ガツ、レバー、ハツ、ナンコツといった大ぶりの焼きトンが看板だが、じっくり煮込んだ皿ナンコツ、塩煮込み、独特のガッツにシシトウを挟んだ串焼きの『赤獅子』、シロにシシトウの『白獅子』などという独特のメニューが100円、150円」(「居酒屋礼賛」ちくま文庫) 「(客は)ほとんど五十代、六十代で、みんなコップ酒を手に、思い思いの肴(中略)で和気あいあい飲んでいる。これをみただけでも、ここがどういう店なのか、よくわかる」(「立ち飲み屋」創森社) 「煮込みというと人によっては『ああいう何が入っているかわからない臓物モノはニガ手で』(某ドイツ文学者のI・Oさん)などと言ったりするが、ここの煮込みは煮込みの常識をくつがえすほどの品位がある」(「東京煮込み評判記」光文社) 「『(いままで焼いたもつの本数が)億単位だろうなんて言うお客さんもいますが、そんなことはないですよ。一日に1000本焼くとして、年間200日で20万本。それを40年として、800万本でしょ。まあ、そんなところですよ。とても億なんてねえ』。大将はそう言って笑います」(「もう一杯!!」産業編集センター) 「レモン味のハイボールがまた、いい。そして手ごわい。あらかじめ専用のディスペンサーで作り置きしてある冷たい一杯は、やや濃い目で、しかも氷が入らない。飲み口は爽快極まりないからスイスイと喉を下っていく。いい気分になるまで、まさにあっという間である」(「東京銘酒肴酒場」三栄書房) かように識者が口をそろえて褒めそやす「西口やきとん」に、遅ればせながらやっと行ってまいりました。つけ加えることとてございませぬ。早く素直に従えばよかった。 隅田川が海に注ぐべく川幅が太い。昔はここまでが江戸だった。予算1100円東京都台東区浅草橋4-10-2
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トレンド 2009年05月11日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(1) 「まつもと」(居酒屋)
東急世田谷線、松陰神社前駅から徒歩520歩 都内の銭湯ならどこにでも置いてある無料の銭湯マガジン、その名も「1010(せんとう)」は、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合が発行していて、09年4月で97号を迎えた。「銭湯人インタビュー」(この号は二ツ目の落語家三遊亭時松さん)なるものや、「嗚呼、女湯万歳」と名づけた色物や、都内の銭湯リポート「TOKYO銭湯物語」なるコーナー、なかでもこれはうけるだろうと思われる「銭湯検定4級対策」など盛りだくさんだ。 なかに、風呂上がりに一杯という趣旨で「なかだえりの湯あがり酒場」という見開きページがある。4月号の湯あがり酒場が「まつもと」。「いつでもここで憩える世田谷区民はうらやましい。飲んで食べて大満足でお会計。その安さといったら申し訳ないほどだ」と、熱烈な幸せのおすそ分け。味わいのあるイラスト画には、カウンター上にところ狭しと並べられた大皿料理と、それらを前にしてじつに良い顔をされている丸顔のご亭主。これは行かずばなるまい。 茄子(なす)の煮びたしをはじめとして大皿料理を4品、刺し身は赤貝をそういう。煮物のいずれも旨(うま)い。手がかかっている。熟練の味だ。赤貝は2個。身はぐりんぐりんの歯ごたえ、肝は太く黒緑色で苦甘い。 感服しながら顔には出さず、わたくし一見(いちげん)の客ではございませんというふりをして飲んでいたところ、連れの女子が無邪気なもので、カウンターのご亭主に向けて、お店紹介のページをひらひらかざすではありませんか。 いやあ、はっはっは、と照れるご亭主に、カウンターの常連さんたちが色めき立つ。なんだそりゃ、おらあ聞いてねえぞ、やれ見せてみろ、おれにも貸せ、こっちもだ、と大騒ぎ。押し合いへし合い、ひとしきり雑誌がゆきわたり、紹介記事は誉めすぎだと、ひとしきり店のあれこれをやり玉にあげ、絵はいい男に描かれ過ぎだと、ひとしきり松本さんをくさし、やがて飽きるとそれぞれもとの話題へ帰っていった。 客たちは愉快で騒々しく、飲み屋の客らしい客だった。主の松本さんはそんな客を、風に柳と受け流していた。酒場「まつもと」の主と客は、じつにいい芝居をしている。ぜひまた飲みに伺いたいのものだ。 ちなみに「1010」は、池尻の第二淡島湯というところで入手した。ズック地のバッグに銭湯用品一式を入れて持ち歩いているけれど、お散歩していて成分分析表が表示された天然温泉に出くわしたときの喜びったらない。入浴料(都内均一450円)が値千金となる。 第二淡島湯は、いかにも東京の温泉らしい黒湯だった。女将(おかみ)から、関東ローム層が育(はぐく)んだ都内の黒湯の濃淡は海からの距離に正比例していること、男湯女湯とも気泡風呂の噴き出し口から飛び出てくる湯が源泉であること、などとご教示をたまわった。この黒湯にも再度、漬かりにこなくてはなるまい。予算1700円東京都世田谷区世田谷4-4-3
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トレンド 2009年05月08日 15時00分
恐怖、興奮、そしてムッフッフの新デートスポットに行こう!!
夏には一足早いが、女の子と親密になりたいのならば、お化け屋敷がベストだ。臨海副都心にある日本科学未来館(東京都江東区青海)は6月22日まで企画展「お化け屋敷で科学する! 恐怖の研究」を開催中。新デートスポットの穴場になりそうだ。 そのへんの遊園地にあるお化け屋敷とは一味違う。「恐怖しながら、恐怖について学び、考える」をテーマに、遊びながら学べてしまうことが人気を呼んでいる。 真っ暗やみの中、「廃棄物置場」や「安置所」などの怪しい施設を歩いて回れば、さまざまな仕掛けやドッキリが待ち受ける。身の毛もよだつ恐怖を実体験した後は、彼女と恐怖についてのトリビアを勉強しよう。 そもそも恐怖は体のどこで感じ、どこから生まれてくるのか。その仕組みを知れば、あなたもお化け屋敷で動じない男になれるかもしれない。 「崖の上のポニョを歌った大橋のぞみさんらもイベントを盛り上げてくれることになりました」(同館プロジェクト統括室・深沢秀一さん) 科学について学びつつ、悲鳴とともにあなたに抱きつく彼女とも親密になれる、2倍オイシイお化け屋敷なのだ。 問い合わせは、日本科学未来館まで。(関 淳一)
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トレンド 2009年05月08日 15時00分
イベントでリベンジ
4月26日(日) 今回は守山塾イベントについて紹介したいと思います。守山塾イベントではホール様のご協力のもと「授業」と「実戦」、さらに「懇親会」までを行っています。 またコーナーを借り切っていろいろなクギ調整台を作っていただき回転率の優秀台を競うパチンコ大会でもあります。まぁイベントを行うホール様によって状況は異なりますが、できれば参加者全員に勝ってもらいたい! それこそが私の願いです。 しかし残念なことにこの目標は今のところ達成されておりません…。そんな守山塾イベントの第4回が先月26日に千葉県の「百万弗」さんで行われましたので紹介させていただきます。 今回のイベントは3月に行われたDVD「実戦守山塾」のリベンジイベントです。なぜ「リベンジ」なのかというと前回イベントでは確かに優秀台も作っていただいたのですが、それ以外の台の調整が悪くて参加者が苦戦しました。それを見ていたホールマネージャーさんから「お詫びとしてもう一度チャンスをください!」という強い要望をいただいて、このたび実現したものです。 イベント当日は午前9時過ぎにホール到着。今回のイベント対象機種は72台なんですけど、すでに参加希望者がたくさん来てくれていました。聞けば九州から来てくれた方までいらっしゃって、本当にありがたいことですよね。 そして9時30から簡単なイベント説明と入場番号の抽選会。本来ならここで授業を行いますが、前回イベントでイベント対象機種の授業を行いましたので今回は簡単な説明と質問受け付けのみ。それでも鋭い質問が出ましたね。 「海物語はどんな調整ですか」とか「何を打てば勝てますか」という積極的な質問を受けて、ゲストの守山有人が困っていたのがとても印象に残っています(笑)。 そして10時より入場が開始。まぁ、見た目で台の優劣が分かってしまうこともあって先頭入場を果たした方の方が有利でしょう。その後10時15分から有人のカウントダウンにより、いよいよ実戦がスタート! 私も「回ってくれよ!」と祈る思いで状況を見つめます。開始から2分後には早くも早当て賞第1位の方が現れてイベントも徐々に盛り上がりを見せ始めました。 その後、皆さんが打ち始めたのを見てから唯一空き台として残っていたパトラッシュに私も着席です。まぁ「皆で勝つ!」というのが目標ですので、もちろん私も自腹勝負で頑張りました。 すると投資1500円でデンジャー予告からスペシャルリーチに発展! 「まさかねぇ…」とは思いましたが、これがあっさり大当たり! 両隣の方がまだ当たっていなかったので、ちょっと申し訳ない気持ちでした(苦笑)。 ここは6連チャンで終了したものの、低投資で持ち玉ですし1000円24回転レベルでしたのでもちろん勝負続行です。一方、有人も「花の慶次」で連チャン中! うーんやる時はやってくれる男ですよね(笑)。 そして午後5時に、出玉トップから5位までと、回転率トップから5位までの発表と景品授与を行って実戦は終了です。今回は出玉トップが「花の慶次〜斬」の3万3000発。そして回転率1位はスーパー海物語INカリブの1000円35回転レベルでした。 トップの回転率は前回イベントと同じくらいでしたが、今回はしっかり“底上げ”をしていただいて、笑顔の方が多くてひと安心。それに有人も私も無事に勝利で終わることができました。 そして最後のシメは懇親会。いろんな地域の方とお話ができて個人的にはいつも楽しみにしています。残念ながら参加者全員の方に勝ちを保証するイベントではございませんが、今後も行っていく予定ですので多くの方に参加してほしく思っています。 さてスカパー!モンド21「パチンコ激闘伝!実戦守山塾」では将来的に番組内でパチンコ大会を行いたいと思っています。その時はぜひ多くの方に参加していただきたいですね!◆稼働6時間◆大当たり21回◆収支+3万8500円週間稼働データ (4月26日〜5月2日)4月26日(日) 本記参照27日(月) ショールームで新台を打ってきました。キカイダーゼロワンが新装時に狙い目と感じましたね。稼働なし。28日(火) 今日は3円25回転/Kレベルのカイジを打ちました…でもハマって終了。うーんやっぱり大海を打つ方が利口かなぁ。◆稼働7時間◆大当たり9回◆収支-1万6000円29日(水) 今日はお客さんが多いなぁ…と思ったら祭日だったんですね(笑)。まぁクギ調整は渋めでしたけどエヴァ5でツキました! ありがたくいただいておきます。◆稼働10時間◆大当たり31回◆収支+6万2300円30日(木) うーん…カイジしか回らなかったですね。まぁこのレベルなら明日からはお休み、ということで。◆稼働6時間◆大当たり4回◆収支-2万5000円5月1日(金) 稼働なし2日(土) 稼働なし。総括 ◆稼働23時間◆大当たり53回◆収支+2万1300円 今週もモチベーションが上がってこないのが残念…。状況からすると大海かエヴァ5かカイジかといった感じでしょうねぇ。あと新装なら銀牙伝説かな。とりあえずGWはゆっくりお休みしました。<プロフィール> 守山アニキ(もりやま・あにき)「納税するパチプロ」として業界ではつとに有名。スカパー279chモンド21の「パチプロ奥義伝承! 実践守山塾」や専門誌「パチンコ必勝ドリームス」(総合図書)などメディア露出多数。また、HP「熱闘!守山塾」(http://pachibaka.blog88.fc2.com/)でこうかいされる数々の立ち回り術は全国のファンに注目されている。ペンネームの名付け親は有名パチプロ・安田一彦氏。
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トレンド 2009年05月07日 15時00分
覆面パン調査「かにぱん」(三立製菓)
子供のころに食べたパンとして思い出す人も多いのではないでしょうか? 1974年に発売されたロングセラー商品です。 三十路の記者が子供のころは駄菓子屋で売られていましたし、今でもコンビニやスーパーのパンコーナーの片隅に置いてあるのを目にすると、懐かしくも切ない、まるで気にしつつもなかなか連絡を取れなかった幼馴染に会った気分にさせてくれます。 十数年ぶりに買ってみたこの「かにぱん」、袋に入れたまま食べるのは厳禁! 「楽しみながら食べられる」とパッケージに書いてあるとおり、ちぎって食べるのが正しい食べ方です。記者は爪、足からいって目をもいだ後に残った胴体をいただく派でした。 カニの形は一口サイズにちぎれて合理的だなあと今更ながらに感心しつつ、久しぶりに食べた感想は…、やっぱりパサパサもそもそ! 飲み物がないとむせてしまいそうなこの感覚! 決してけなしているわけではなく、「これだよこれ!」と安心しました。 ほんのりとクセのない甘さとミルクの香りも昔のまま。流行りすたりがあり、ありとあらゆるパンが手に入るようになった今でも、変わらないものもある。ぜひずっと作り続けてくれることを願います。税込み105円。(覆面調査員・カリメロ)
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トレンド 2009年05月07日 15時00分
GW初日辛勝+1万3500円
今年もやって来た5月の民族大移動。普段は激混みの通勤電車もGW中は空席が目立つ。こうして楽々座れる電車に乗っていると、東京は地方出身者が大半を占めているという事実をしみじみと実感する。 …なんて偉そうに書いてみたがそんな自分も地方出身者。母方の実家は田舎というよりむしろ秘境に近く、人の姿より動物を目にする機会のほうが多い。数年前に帰省した時は道路のど真ん中をイノシシが平然と歩いていたし、廃止になったバス停のベンチではタヌキの親子がぼーっとひなたぼっこをしていたことも。そんなド田舎だから帰ってもやることはない。が、都会暮らしで疲れた体を癒やすには最適の場所だ。 そんなわけで久々に帰省するため東京駅に向かっていたのだが、東京発九州行きブルートレイン「はやぶさ・富士号」が今年3月に廃止されたことに今さら気づきプラン変更を余儀なくされる。 高速道路は大渋滞、新幹線乗車率180%オーバー、飛行機は空席待ち…。最終手段は船か在来線での移動だが、いずれも3日ほどかかってしまうので現実的ではない。 やはり九州ブルートレインは偉大であった。東京からはるばる九州まで帰省しようとした場合に移動の疲労を感じさせない唯一の方法がブルートレインである。時間がかかるのに新幹線よりも高いので乗りたがる人は少ない。晩年は、出発当日でも余裕で切符が買えた。ま、これが廃止の原因の一つなのだが…。 結局帰省を諦め普段通りホールへ出勤。といっても帰省は突発的に思いついたもので、GW中も打つ心づもりでいたので下調べはついている。 高速道路や新幹線と同じくホールは大混雑。9時の時点で既に50人は並んでいる。恐らく大半のお目当てはイベント対象のエヴァ5。しかし、導入からこれまでの状況を考えてみると、ガセの可能性がかなり高く、とても打つ気にはなれない。 逆に狙い目なのが大海SPと慶次斬だ。特に海はここしばらくかなりのプラス調整が続いている。GWという要素を差っ引いても、ボーダー以上のクギが期待できると踏んでいるのだが果たしてどうだろうか。 入店するとやはり大半の客がエヴァに流れた。一方、海のシマに走ったのは自分を含め5、6人。これがかつての看板機種かと思うほどの悲しい状況だが、ジュースを買って戻ってくると7割ほどが埋まっていた。さすがは長年業界を引っ張ってきただけのことはある。 久々の海実戦1回転目。魚群が出現しマリンちゃんリーチ発生。おい、いきなり大当たり乱数を拾っちゃった? と思ったのも束の間「ごめんね〜」の声…。1回転目でこの洗礼。久々のマリンちゃんは意地悪だ。 その後マリンちゃんは一度も顔を見せることなく、320回転目にノーマルリーチで大当たり。さらに再抽選が発生して確変昇格。投資16本は可もなく不可もなくといったところか。ベースはちょうど20回。GWだからこんなもんだろうが、アタッカー周りの調整がよろしくないようで、玉がポロポロこぼれる。 この確変は5連とまずまずの結果。なお、玉こぼれに関してはストロークを微調整することで対処できたのでこのまま勝負を続行することにした。 続いての大当たりは追加投資目前の625回転目。1回目の初当たりと同じくノーマルビタ止まりだったが、連チャン数ははるかに少なく2回。しかし時短中に確変引き戻しに成功し都合4連。出玉は6000発近くまで回復した。 しかし、玉こぼれ病が再び発症したのでやめるべきか否か思案していたその時、1&9の確変ダブルリーチでマリンちゃんがようやくほほえんでくれた。これで最低でも6箱。時短終了即ヤメなら+1万円くらいか? 日当1万。その道のプロとして本来なら満足してはいけない数字だが今日はGW初日。時には妥協も必要である。とまあ、これはあくまでもこの確変がショボ連で終了したらの話であって、きっとここで大爆発をかましてくれるに違いない…が、結果は3連。初当たりはすべて確変だったものの連チャン数は5→2→2→3。これでは、どうしようもない。 実戦後、残り4日の勝負をどうすべきかほかの店も見て回ったが、予想よりクギが悪い。ここ数年で最悪の状況と言える。やはり新幹線で5時間立ちっぱなしになっても帰省して羽を伸ばすべきだったかも知れない。うーむ…。プラス1万3500円ナリ。<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
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トレンド 2009年05月02日 15時00分
ハマっ子主導で日本を元気に
1859(安政6)年に横浜が開港し、実質的に日本が開国して今年で150年。横浜市は未来への「出航」をテーマに4月29日から「開国博Y150」を開催中だ。いま横浜がアツい! 近代日本150年の歴史は、明治初頭の富国強兵政策で、日本はアジアで唯一帝国主義化に成功し、大陸進出を果たすなど成長をとげる。第1次大戦を経て植民地を持つ国となった日本だが、世界恐慌から第2次大戦に突入、敗戦ですべてが崩壊した。戦後は軽軍備経済重視の政策の中で経済成長し、再び繁栄を迎えた。 金融危機から世界大不況、100年に一度の危機といわれる今年、150年の歴史を見つめながら未来を考えることは重要であろう。 横浜開港博「Y150」は9月27日まで開催中。さきごろ開かれた開会式では中田宏横浜市長や松沢成文神奈川県知事があいさつに立ち、「開国150周年の節目に、横浜が日本全体を元気にする役割を担っている」(中田市長)などと話した。 期間中はフランス・ナントを本拠地とする劇団「ラ・マシン」によるパフォーマンスや、宇宙飛行士の向井千秋さん監修の地球環境をテーマとした催しなどが連日行われる。 開会式では、北村龍平さんが監督、映画監督の岩井俊二さんが脚本を手掛け、開国博のために独自に制作された横浜を舞台にしたSFアニメ「BATON」も上映された。期間中、約500万人の来場を見込んでいるという。 会場は、みなとみらい地区を中心としたメーン会場「ベイサイドエリア」、食やファッションの人気スポットが多い横浜駅周辺から山下・山手地区の「マザーポートエリア」、豊かな自然に囲まれた「ヒルサイドエリア」の3カ所。これらの各会場以外にも、地元商店街や自治体、市民が独自にイベントを企画し、「Y150」を浜っ子の力で盛り上げる。 メーン会場の「ベイサイドエリア」は3つの有料会場(Y150はじまりの森・Y150トゥモローパーク・NISSAN Y150ドリームフロント&スーパーハイビジョンシアター)と5つの周遊会場(赤レンガ会場=広場・赤レンガ会場=1号館・大さん橋会場・象の鼻会場・山下公園会場)で構成。海や港、歴史的な建造物を楽しみながら、体験型展示、イベント、夜間演出、グルメ、ショッピングなどが満喫できる。 「マザーポートエリア」は特に会場の設定はなく、中華街や山下・元町商店街、各文化施設が独自に「Y150」の企画を盛り上げる。ベイサイド入場券を購入すると、各施設の入場券やショップでの割り引き優待が受けられる。 「ヒルサイドエリア」はよこはま動物園ズーラシアの隣接地区、横浜動物の森公園のなかに、竹林整備事業の一環として、市民と共に伐採した竹を使った日本最大級の竹製施設「竹の海原」を中心に、里山の自然に囲まれ、市民の創り出したイベントが展開される。 従来の博覧会が官主導のイベントに終始したのに比べ、「Y150」の場合は商店街や市民が町おこしの一環として独自の立場で参加している。開国の地・横浜の持つ、多様性、創造性は確かに魅力がある。横浜から未来への希望が生み出されることを期待しよう。◎ヨコハマの持つ「7つの力」「共生力」=異文化や多様性を受け入れる横浜の原動力「共感力」=地球に生きる者としての出会いと喜びを交歓する「想像力」=創造都市としてあるべき未来を描く「創造力」=その未来を実現する原動力となる「交流力」=あらゆる連携を生み出す「横浜力」=「横浜らしさ」を生み出す「市民力」=これからの主人公である行動をする
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トレンド 2009年05月01日 15時00分
「本屋大賞」の存在意義を問う
全国の書店員が一年間で一番売りたい本を選ぶ「2009年本屋大賞」の発表会が先ごろ行われ、湊かなえさん(36)のデビュー作「告白」が大賞に選ばれた。「告白」は早くも増刷が決定し、売れ行きは好調だ。だが最近の受賞作品には有名作品が目立ち、他賞との違いがなくなってきたとの批判もある。本屋大賞よ、どこへ行くのか。 優れた作品を発表しながらも文壇の賞に恵まれない作家がいつの時代にも存在する。文壇の重鎮が選考委員に名を連ねる文学賞はさまざまな“政治”の関与を否定しきれない。そこで生まれたのがこの全国書店員が選ぶ本屋大賞だ。 しかし、近年の受賞作品には「売れている本ばかりだ」との批判の声も聞こえてくる。06年大賞のリリー・フランキー著「東京タワー」は受賞前にすでにミリオンセラーになっていた。また、東野圭吾著「容疑者Xの献身」、桜庭一樹著「私の男」、そして今回8位の「悼む人」はすでに直木賞を受賞しており、受賞によってさらにハクがついたとは言いにくい。本屋大賞の意義とは何なのか? 同賞実行委員会の浜本茂理事長は「賞の創設はあくまで書店の活性化を目的としたもの」と主張する。出版社や書店は、もう何年も続く不況にあえいでいる。その起爆剤になればそれでいいとの考え方だ。 実行委員の努力の賜物か、回を重ねるごとに選考に参加する書店と書店員数は増加中。注目度は増すばかりだ。しかし同時に、この10年間で全国約6000の書店が減少してしまった事実も見逃せない。 その背景には大型書店の陰で個人営業する街の本屋が苦戦を強いられている現実がある。街の本屋はどんな本を並べるかを自由に決められるというメリットがある。大学教授ご愛用の理工系書籍専門店や、軍事オタクが泣いて喜ぶ軍事書籍専門店。 個人書店がまだ元気だったころには、書店員の圧倒的な読書量と知識量で他店にはない特色を打ち出していたものだ。その頃はまだ、本屋をはしごする楽しさがあった。 本屋大賞の意義はそんな貧窮する個人書店を応援することにもあるのではないだろうか。メジャーな本ばかりがノミネートされては、個々の本屋の特色は薄れるばかり。そうなれば決まった一冊を大量に並べ大量にさばくことのできる大型書店の独壇場だ。本づくりの最終点である本屋さんを救うためにも、個性あふれる良書が浮上するような仕組みづくりが急がれる。◎大賞「告白」湊かなえ著、双葉社 大切な娘を失った女性教師がある日、生徒らに向かって「愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」と語る。各人物の告白形式で語られる物語は怒涛の展開で真相に迫っていく。後味が悪いと賛否両論を呼んだラストも話題に。 デビュー作が大賞受賞の快挙にも、湊さんは受賞の喜びを「『これからがんばれよ』と桃太郎がきび団子を渡された感じ」と謙虚に喜んだ。
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トレンド 2009年05月01日 15時00分
激戦スタート! 機種選択も展開も三者三様
4月24日(金) 毎年ゴールデンウイーク前にはホールさんの客寄せイベントが行われるものです。でもここ数年はたいしたことないかな…。2年前が仕事人IIIの大量導入。そして去年が冬ソナ2の大量導入と奇しくも京楽さんの新台大量導入によってホールさんの負担が大きかったのも原因の一つでしょう。 そして今年はエヴァ5の大量導入ですからね。「これじゃあ、サービスする余裕も暇もあったもんじゃない!」と…とある店長さんが嘆いておりました(笑)。うーん…でも笑いごとじゃないですよね。 さて今日はスカパー!モンド21「パチンコ激闘伝!実戦守山塾」のロケ日です。実戦ホールは東京都足立区の「ニューグランド保木間店」さん(3円交換)。達人ゲストは人気パチンコライターのかおりっきぃ☆さんです。実は彼女には以前にも来ていただきましたが、お姉さんぶりを発揮してズバズバ切ってくれるところがありがたいですね! まぁ私はとかく若い女の子に甘いようなので今日は初美ちゃんの面倒をみてもらっちゃおうかな…などと考えております(笑)。それではいつものように前半戦の模様を紹介いたしましょう。 3人揃って開店入場を果たすと向かった先は「エヴァンゲリオン〜最後のシ者〜」コーナー。エヴァ5は最新台でしかも人気機種ですからね。埋まってしまう前に優秀台を探してしまおう! というのがまず初めの戦略です。 かおりっきぃ☆お姉さまに初美ちゃんを押し付けた私はキン肉マンの潜伏モーニング台を発見! まぁね、ホントは自分が打ちたかったですけど…ここは初美ちゃんにお譲りして新台の「弾球黙示録カイジ」から一台を選択。ステージ性能が甘い機種なので「もしかして新装なら回るかも…」といった理由で選びました。 ちなみにエヴァ5コーナーをあきらめた理由はかおりっきぃ☆が明らかに命クギの広い台を選択したからです。この日のイベントが「トレジャーハンター」でしたので優秀台が各コーナーに眠っている可能性大! そこで3人とも違う機種で実戦をスタートすることにしました。 大当たり一番手はキン肉マンのモーニング台を打っていた初美ちゃん! ここはしっかり持ち玉を作って今日の実戦をプラス収支で飾ってもらいたいものです。 私はというと早々にカイジをあきらめて初美ちゃんの指導という名のもとにキン肉マンの隣の台に着席。結局、両隣を打ってみましたがイマイチな回転率に大海コーナーへ移動。そして単発ではありますが大当たりをとることに成功しました。 しかし回転率と大当たり出玉に納得のいかなかった私は「激闘しなきゃ…」という思いで再びカイジの空き台に着席。少しでも優秀な台をつかもうと、あえて台移動を繰り返しました。 すると持ち玉はなくなってしまったものの1000円24回転レベルの優秀台に漂着。ここは迷わず追加投資を決意するといきなりカイジボーナスの大当たり! 6連チャンを達成してまずまずのスタートが切れました。 一方かおりっきぃ☆は24回転レベルのエヴァ5で苦戦中…。まぁ優秀台なのできっと後半戦では大連チャンを魅せてくれるでしょう!! 初美ちゃんも順調に連チャンを伸ばして9連チャン! これだけハンデがあればもう勝ちは確定かな!? 今回は三者三様の機種選択で大連チャンありの大ハマリありの見どころがいっぱい! 個人的にはホール店長さんの嘆きを参考にしつつ「激闘伝!」という名に恥じない実戦ができたと自負しております! この続きはぜひオンエアでお楽しみください。◆稼働8時間◆大当たりα回◆収支±α円週間稼働データ (4月20日〜26日)4月20日(月) 稼働なし21日(火) 新装初日のカイジを打って3円交換25回転レベル。ステージ性能はとても優秀に感じましたね。でも最後は持ち玉消滅にて帰宅…。◆稼働8時間◆大当たり13回◆収支-1万5000円22日(水) 昨日のカイジを打つと20回転レベル…。ホールさん! 結果も出ていないのにシメるの早すぎませんか? その後はリニューアルオープン店の下見にて帰宅。◆稼働6時間◆大当たり5回◆収支-2万7000円23日(木) エヴァ5で勝利しましたが、回りは…正直言ってイマイチでしたね。◆稼働6時間◆大当たり13回◆収支+14500円24日(金) 本記参照25日(土) 稼働なし26日(日) 守山塾イベントが千葉県の百万弗さんで行われました。今回はホールさんがかなり頑張ってくれましたね。私も無事に勝利できてほっとしています。◆稼働5時間◆大当たり21回◆収支+3万8500円総括 ◆稼働33時間◆大当たり57+α回◆収支+1万1000±α円 今週はカイジの新装が良かったですね。でもたった1日での激シメ調整には参りました…。それでも、なんとなく一筋の光が見えて来た感じです!!<プロフィール> 守山アニキ(もりやま・あにき)「納税するパチプロ」として業界ではつとに有名。スカパー279chモンド21の「パチプロ奥義伝承! 実践守山塾」や専門誌「パチンコ必勝ドリームス」(総合図書)などメディア露出多数。また、HP「熱闘!守山塾」(http://pachibaka.blog88.fc2.com/)でこうかいされる数々の立ち回り術は全国のファンに注目されている。ペンネームの名付け親は有名パチプロ・安田一彦氏。
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トレンド 2009年04月30日 15時00分
魔さかの2連続単発
今年のGWは通常5連休。ただし今年は不況の影響でさらに休みを増やした企業も多いようだ。仮に10連休以上の超大型連休となれば海外脱出を試みる人が続出かと思いきや、実はそうもいかない。給料は軒並み下がり、さらにボーナスが出るか否かも分からない状況である。贅沢は敵、浪費は恥ずべき行為と考え、どこにも行かずにぼんやりと過ごす人も多いのではないだろうか。 さてここ最近、パチンコ業界は以前のような活気を急速に取り戻しつつある。理由はいろいろ考えられるが、私個人としては「選択肢が増えた」ことが大きいように思う。出玉感を求めるのならばフルスペック機を打てばいいし、少額で楽しみたい人には甘デジがある。そしてその中間には海や仕事人…。つまり自分の状況に応じた打ち方ができるのだ。 また、甘デジすら厳しいという人は1パチという選択肢もある。短時間では話にならないがなんせGW。時間はたっぷりあるのだからその気になれば勝ち負けに持ち込むこともできるだろう。それに負けても大した金額ではないからちょっとしたレジャー感覚で打つ人も多いのではないだろうか。となれば今年のGWは例年並かそれ以上の混雑が予想され、やはりクギのほうもそれ相応の覚悟をしておかねばならない。というわけで今回はGWの立ち回り術を指南してみる。 まず第一点。本気で勝ちたければ朝から並ぶこと。早く並ぶほど良い台を取れる可能性が高くなるので、サラリーマンの方々はいつもの出社時間に会社ではなくホールへ向かえばOKだ。 次なる問題は台選びである。極論を言えばクギ次第ということになるが、例えば今一番客付きの良いエヴァ5なんかは厳しい状況が予想されるので避けるのがベストだろう。なお、私のオススメは慶次斬。というのもスペックが辛い分、他機種よりも回せることに加え、当初の予想よりも客付きが悪いため、なんとか稼働を伸ばそうとどこも必死になっているからにほかならない。従い、クギに関しては一時期の初代慶事並とは言えないまでも、ストレスなく回せるレベルだ。 ここ数日間、GWを想定していろんな台を試し打ち打ちしていたのだが、エヴァや牙狼、北斗はいずれも戦える状況にはなく、最後に流れ着いたのが慶次であった。 導入当初は結構キツめの調整だったと記憶しているが、しばらく触っていなかったらかなりのプラス調整に。ただしボーダーは等価でも19回。通常の感覚で打つと痛い目に遭うので注意が必要だ。それらのことを踏まえ、台選びしてようやくありつけた、本日の実戦台。等価で24回という絶好の調整だ。GWに多少状況が悪くなったとしてもこれならボーダーは楽々クリアーできそうだ。 184回転目に待望のキセル予告発生。この時点で期待度は60%を超え一気に緊張感が高まる。発展先は風流リーチ。一瞬「やっちまった」と思ったが、実はコレ、地味に鉄板である。そのまま絵柄が3つ揃いになって、15R確変ゲット! その直後にいったんは殿モードに転落するものの、千人斬り演出で一番期待できる50体から見事敵を殲滅し15R確変。その後は一度RUB16を挟み15R確変が4連と、バトルスペックならではの瞬発力で一気に出玉を増やし安全圏に突入! 通常時に戻った後、313回転目、おふうリーチに発展。特にこれといった予告も発生しなかったのでまるで期待していなかったが、気が付くとテンパイ絵柄はなんと七。慶次斬における七絵柄は別格の扱いで、リーチになった時点で激アツ。しかもそれがおふうリーチなら鉄板ときたもんだ。 というわけで見事本日2回目の初当たりを射止めたのだが、これがあろうことか単発…。そしてここからハマリモードへ。500回転ほどアツい予告もリーチも出ずに虚しい時間を過ごしたかと思えば、今度はストーリー系に3連続で発展したりキセル予告が出まくったりと大暴れ。そしてそのすべてをハズした自分は大荒れ。 勝負事だから冷静にならなければならないがさすがにここまで来ると辛い。それでも回るのでなんとか粘ったら、4桁の大台突入直前にようやく本日3回目の大当たりを射止めることに成功。だがこれも単発。80%継続なのに2連続で単発…。さすがに力が抜けた。今日はもうヤメよ…。 それでもGWの戦いのイメージはつかめたので良し。個人的には大好きなエヴァと戯れたいが、ここはグッと我慢して勝ちにこだわっていくつもりだ。プラス6500円ナリ。<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
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