トレンド
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トレンド 2009年05月20日 15時00分
官能小説書評「義母と愛人」冴渡文人著、マドンナメイト文庫
父親を亡くし義母と暮らす“性春”真っ盛りな高校生・遼。向かいに住む美女・直美を覗いてはガマン汁が止まらない…。 《遼が三階の自室に戻り、窓辺に立つと、直美が部屋のソファで寛いでいるのが見えた。遼は直美に電話した。『遼、どうしたの?』「電話Hしない? …直美のHな声聞きたくなっちゃってさ…この部屋から見てるし…」電話の間も、遼はペニスをシゴいていた。すぐ取れるようティッシュも用意していた。 『ああっ…クリちゃんがいい…いいのぉ』「電話近づけて…オマ×コの音聞かせて…」直美が股間に携帯の通話口を近づけるのが、遼にも見えた。『クチュクチュクチュ…』「ああ、聞こえたよ…いやらしいオマ×コの音がしたよ…」『遼…ほしい…ほしいよぉ…』》 ストレートなエロさがあったあの時代を思い出させる作品。年上の2つの秘貝を手に入れた主人公がうらやましすぎる。(税込600円)
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トレンド 2009年05月19日 15時00分
BESTチョイス 動き回ってお掃除「ロボモップXP」
この春、新社会人や新入生として一人暮らしをスタートさせた男性にとって、何とも面倒くさいのがお部屋の掃除。せめてフローリングだけでも誰かが磨いてくれたら…。そんな男やもめのために発売されたのがお掃除ロボット「ロボモップXP」なのだ。 同商品は部屋の中をランダムに移動し、ボディーに付いているダストシートがホコリ、髪の毛、ダニ、ノミ、糸くずなどをしっかり吸収、床をピカピカに磨いてくれる。30分・60分・90分の終了タイマー付きなので、外出中に作動させておけば、帰宅する時にはキレイに! あっちこっちに動き回る姿は、猫か犬のよう。充電式で定価5229円(税込み)。問い合わせは大作商事。詳細はwww.daisaku-shoji.co.jp/を参照。
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トレンド 2009年05月19日 15時00分
BESTチョイス ズレない見えない「ゼックスブラ」
夏に向けて薄着になるこれからの季節。女性にとっては汗ばんだり、ムレたり…といろいろ大変な時季でもある。 普通のブラじゃ不快だけど、ヌーブラはちょっと恥ずかしい。そんな声に答えた人気商品がスポイルトが販売する「XeX Bra(ゼックスブラ)」だ。 2本の交差するベルトのバランスによりズレの防止と軽量化を実現した。これで大胆に背中が開いた夏服にもチャレンジでき、今年の夏は恋の勝負ができそう!
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トレンド 2009年05月19日 15時00分
オヤジの磨き方 一点豪華主義はカッコ悪い
「一点豪華主義」という言葉があります。念のために解説すると、「カネがないから、せめて1つぐらいはリッチな物を身につけたい」というせせこましい考え方。若い男性ならばまだ許せますが、いい歳をしたオヤジがちっぽけな見栄を張るのは見苦しい。きょうからそんなくだらない主義など捨てましょう。 理想を言えば、カネなど気にせず、じゃんじゃん“いいモノ”を買い集めればいいのです。物欲を駆り立てるモノがなければ、オーダーメードという手もあります。絵画のオークションなどでもお分かりのように、いい作品はだれもが欲しがりますから、結果として値がつり上がります。目利きできない愚かな金持ちもいますが、相対的にみれば“いいモノ”はそれなりに値が張るのが市場原理です。 では、カネのないオヤジはどうすればいいのか。簡単な話。別に高価なものでなくとも、自分がいいと思えるものを身につければいいのです。それを「いくらすると思う?」などといちいち気にしていては実に格好が悪い。それが100万円の腕時計であっても、せいぜい5000円程度のものにしか見られません。少なくとも私の周囲にいる女性は、トータル金額よりもセンスや着こなし方にシビれるそうです。 一点だけ豪華にすることなど自己満足にすぎません。野球と同じで1点で満足せず、もう1点取りにいく姿勢を持ちましょう。(ジゴロライター・紫三太郎)
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トレンド 2009年05月18日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(3)「佐原屋」(さはらや、居酒屋)
「佐原屋」はJR御徒町駅のガード下にある。山手線の内回り外回り、京浜東北線の北行南行が行き交っている。暖簾(のれん)を潜ればしかしそれを忘れるほど、店内は静かなのだ。がたんごとんという音が聞こえてこない。 訳があった。店はガード下にあるが、プラットホームのちょうど真ん中に位置しているため、ホームに各電車はゆるゆる停車する態勢で入ってきて、ゆるゆると発車してゆく。 だから静かなのだ。カウンターの、長いほうの板を取り仕切るおばさまも、観察しているとゆるゆるの停・発車を心がけている。急ブレーキ、急発車は体に悪いし事故のもと。おばさまは、わかっていらっしゃるのである。そのおばさまが、今は使用していないが昔は2階があって、それも騒音のクッションがわりになっているかも、と教えてくれた。 JRつながりがもうひとつあった。国鉄時代、列車の横腹に収納されていた行き先表示板が飾ってあって〈鹿島神宮―佐原〉。店の初代が千葉県の佐原出身なのだった。わたしは血族関係の一親等、二親等まではついてゆけるが、それ以上は混乱するたちなので、千代田区東神田と荒川区の三河島にあるという、暖簾分けした佐原屋の親戚関係は聞いても頭に入らなかったが、台東区のこの本店がもともと酒の卸しをしていたこと、とにかくここが本家であると念押しされた。 ご常連がいずれも健啖(けんたん)家ぞろいで、揚げ物、天ぷら系統を召し上がっているので便乗してみた。豚ぷら、めごちとも結構でありました。箒(ほうき)の実であるとんぶりは秋田の県産品だが、まぐろのやまかけなどにあしらわれていた。温泉玉子は口直し用に、100円。 アメ横では、スポーツ店の放出する耐久性の高いダンボールの配給をうける、路上生活者の長い列が出来ていた。その脇を、外国人観光客がカメラ片手ににぎにぎしく行き交っている。ひとり暮らしらしいおばあさんが、ブツ千円、ブツ千円という声に誘われて魚屋に入ってゆく。今はいい。今はまだいいけれど、ガード脇の煌々(こうこう)たる灯が消えて、威勢のいい掛け声が消えて、御徒町駅や上野駅の終電が果てて、しーんと静まり返ったときのこの町の底知れない深淵におびえて、みんながはしゃいでいた。ここは同じガード下でも、東京駅や有楽町駅のようには整備されていない。整備する必要がないから、今後もこのままなのだろう。予算2200円東京都台東区上野5-27-5
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トレンド 2009年05月18日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(2)「くら島」(くらしま、居酒屋)
「くら島」のくらは、暗と書く。客商売だから、ばか正直にまさか戸籍通りの名を名乗るわけにも行かず、漢字を開いてひらがなにした、などと邪推してはならない。午前10時、三越開店のお時間ちょうどに、デパートにお入りになったことがありますか。儀杖兵を閲兵する元首じゃあるまいし、あのずらりとそろっておじぎしている前を、平然と行き過ぎるような方とはお友だちになれない。なりたくない。あれが好きになったら、ココロの病気を疑ったほうがいい。その伝でいえば、この店に集う方々とはお友だちになれそうな気がする。むろん声などかけないけれど。 一見だろうが十見だろうが、そしてたとえ百見だろうが、客をまったくかまおうとしない店主は、かつてこの店に出入りしたらしい故田中小実昌氏(作家)や故吉村平吉氏(風俗評論家)や、現役でご活躍の小林のり一さん(俳優)らに目もくれず、背中で注文だけを聞いて黙々とモツを焼いた(であろうと思われる)。それあってこそ、ひとりで安心して、なんにも考えずに酒が飲めようというものではございませんか。 らっしゃい、という威勢のいい店に行きたいような夜は、どこか心眼が曇っている。ましてターさんなどという甘い声を聞きたくなるような夜は、心に鵺(ぬえ)が鳴いている。わたしは断じて銀座のクラブなどというものは好きではない。「アルドンサ」だけはもう一度行きたいけれど…。 カウンターに置きっぱなしの、かねて気になっていた沖縄の香辛料をモツヤキにかけてみることにした。小瓶の中味は薄茶色、シマトウガラシではない。 これが効いた。築地場外の鮪丼屋で、練りワサビを追加注文して訝(いぶか)しがられたこのわたしが、辛さに往生して、シェパード犬のようにベロを口外に出した。 後から効くのは、冷酒と親の小言だけではない。口内の炎上はいっかな収まらない。わたしは思わず口数少ないお手伝いのおねえさんに、コレハズイブントカライモノデスネエ、と訴えた。おねえさんは、わたしが文句を言っていると思ったらしい。ご亭主に報告した。報告を受けたご亭主は、コレハ辛イゾ、とでも紙を張っておきますかと笑っている。 わたしは、ハラナイデオイテクダサイ。カケタヤツヲミテイルタノシミガヘルデショーニ、と申し上げるのがやっとだった。冷やしトマトをそういう。 残らず食べて、やっと人心地した。隣席の方が心配して「ダイジョーブデスカ」と声をかけてくれた。なんだ、普通のいい店じゃあないの。 帰りがけにコップに書かれている文字を読むと、「ムズカシイ話は明日にしてね」。 いまはムズカシイことを、考えることさえできない。予算1400円東京都港区新橋3-10-4
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トレンド 2009年05月18日 15時00分
高橋四丁目の居酒屋万歩計(1)「サケショップ福光屋」(さけしょっぷふくみつや、居酒屋)
音羽屋尾上菊五郎が、5月の東京・歌舞伎座さよなら公演で「加賀鳶(かがとび)」の鳶頭梅吉と悪党のあんま・道玄の二役を初演で演じている。「加賀鳶」は正式の狂言名を「盲長屋梅加賀鳶(めくらながやうめがかがとび)」といって、世話物の名手河竹黙阿弥が五世尾上菊五郎にあてがきしたもの。粋を絵に描いた火消しの勢ぞろいする絢爛(けんらん)たる幕開けで知られている。 加賀百万石前田家の江戸屋敷を守る火消し人足、加賀鳶。なりは長半纏(ばんてん)に革羽織。喧嘩(けんか)っぱやいのも、うりのひとつ。今日も町火消しと湯島天神の境内でもめて、血の雨が降ろうとしている、というのが筋書きだ。江戸時代にもてた男といえば、火消しに相撲に役者。うちでは、火消しが一番人気だった。 加賀の古都、石川県金沢の酒蔵福光屋が、5年前に自社ブランドのショールームを開いた。ところは、若者はニコタマと呼び、年寄りはフタゴと濁って発音する傾向にある東京南西部の高級繁華街、二子玉川の玉川高島屋S・C。いま建築中の新商業施設とは、地下と2階でつながることになっている。玉川高島屋はショッピング・センターを自称しデパートとはいわない。そしてS・C(えすしー)と呼ばせて、ショッピング・センターと呼ばせない。頭の下げ方が巧みなのである。 ここで飲める。 「加賀鳶」を飲める。 地下の食料品売り場を行き来する奥さま方と目が合う面映(おもはゆ)さだけしのげば、なかなか快適な空間がこしらえてある。「加賀鳶」ブランドは10種類。 最高級品純米大吟醸千日囲い(要は3年物)に張られている錦絵が、歌舞伎「加賀鳶」の勇ましい鳶の出立ち(いでたち)なのだ。 カウンターで、ブランドの上位から3番目の純米大吟醸藍と、6番目の山廃純米超辛口をいただく。あては平河豚粕漬けなどの3点盛り。「加賀鳶」の特徴は酸味である。有料利き酒をしたら、舌は酒を割る水で洗うことになっていた。この心遣いはうれしい。 さてすべての「加賀鳶」のなかで、粋であるだけでなく、偉いと感服してわたしも飲んでいる、赤ラベルの「加賀鳶純米翔」をご紹介したい。目印は瓶に襷(たすき)がけされている表札「キレの辛口」。目と目が合ったら家まで連れて帰っていただきたい。 一口含んで鼻腔(びこう)から空気を抜けば、酒の甘さを支えているものが酸味だということが分かる。そして酸味は、自分はけっして甘さや旨(うま)みに変化せずに、酸味のまま立ち消えるいさぎよいやつだということも分かる。その「粋」を、1升(1.8リットル)1785円で楽しめる。よっ、福光屋。予算1400円東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川島屋S・C B1
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トレンド 2009年05月15日 15時00分
厳しい状況での立ち回り術
5月8日(金) ゴールデンウイークはパチンコもせずに家でボーっとしていました。本当は原稿仕事や部屋の掃除をする予定だったんですけど、なぜかやる気が起きなくて…これを「5月病」と言うのでしょうか? まぁ4月はファフナーで良い収支が残せましたからねぇ。このあぶく銭がなくなるころまでにはやる気も復活していてほしいものです(笑)。 さて今日は久しぶりに地元ホールへとやって来ました。4月上旬にファフナーが撤去されてから約1カ月ぶりの参上となります。 「どんな状況なのかな?」といった感じでホール内を一周してみると…エヴァ5にはお客さんが多かったものの、他のコーナーはガラガラでゴールデンウイーク前より減った感じ。まぁ世の中不況ですからねぇ…今パチンコが打てるお客さんというのはかなりの上流階級なのかもしれません。 そしてこの日は人気のエヴァ5から一台を選択。「人気コーナーから攻める!」というのは、優秀台確保のための、立ち回りのセオリー。シマの中でワープクギのひときわ広く見える台を選びました。エヴァ5はステージからの入賞率がポイント。ワープからステージに流れやすい台でステージ性能が優秀だったらラッキー! という甘い考えのもとに着席したというわけです。 しかし1000円を投資したところで16回転。個人的な目標は3円交換23回転以上なので、これはかなり物足りないレベル。でもクギを見て台選択したので自信をつけるためにももう少々打ってみることに。すると4000円で78回転。多少は上がってきましたがこのレベルでは打てません。 それから3台を試し打ちして、自信をつけるどころか完全に自信喪失状態でエヴァ5コーナーを離れることに…。投資は1時間で1万2000円なり。 その後は大海スペシャルに着席すると、わずか4回転目に魚群が流れてマリンちゃんが登場! 「かわいそうだから単発あげるね…」というマリンちゃんのささやきが聞こえたような気がしたところで444の大当たり。当然のごとく単発で、しかも、スルーが通らないため100回転の時短が終わるころには上皿分の玉が消滅。回りだけなら23回転レベルはクリアしそうでしたが、この出玉ではやる気も出てきません。 どうしよう? ほかのホールでも偵察に行こうか? しかし重い腰は上がらずに結局は持ち玉を飲まれてしまいました。 それから大海を3台試し打った揚げ句にフラフラとイベント台の牙狼コーナーへ。この時点で投資金額は2万1000円なり。 「一発当てればまだまだ逆転も…」そんな素人考えで打ち出すと、投資4000円目にVFX予告から魔界竜リーチへ。エンブレムが完成しなかったので冷やかに眺めるも、大当たり。しかしここでも単発…。 そして大当たり後52回転で千体撃破リーチからまたまた大当たりするも…単発。まぁこの手の台は最初に連チャンしてくれないとホント勝てる気がしませんよね。 その後はカイジを経由してからアグネスラムを打つ展開で午後5時にはギブアップ…。3万7000円の負債にて終了といたしました。 久しぶりに地元ホールでの実戦だったんですけどね、しっかり通わないと優秀台が見えてこない、といった感じでしょうか。まぁ通ったところでそんなに甘くはないのかもしれませんけどね(泣)。 でもこれくらいの悪条件は過去に何度も経験済み。あとは「やる気」と「モチベーション」だけですかね。とりあえずもう少し負けると、お尻に火がついて頑張りだすかも(笑)。まぁそれまではじっくりホール巡りをして地道に打てる台を探すとしましょう…。 さてスカパー!モンド21「パチンコ激闘伝!実戦守山塾」では日ごろのパチンコ稼働の成果を見せるべく奮闘しております。最近は厳しい状況ではありますが、常に前向きな姿勢で全力を尽くしておりますので応援のほど、よろしくお願いいたします!!◆稼働8時間◆大当たり12回◆収支マイナス3万7000円週間稼働データ (5月4日〜9日)4日(月) 稼働なし5日(火) 稼働なし6日(水) 稼働なし7日(木) 久しぶりにホールへやって来ましたが、リハビリを兼ねてハネデジ台勝負! エヴァ5が打ちたかったのに…回らなくて残念でした。◆稼働8時間◆大当たり33回◆収支+7800円8日(金) 本記参照9日(土) スカパー番組のロケで八王子市のグランドPステーションさんへ。3.5円交換24回転/Kレベルの大海スペシャルで楽しい実戦ができました!◆稼働7時間◆大当たりα回◆±α円総括 ◆稼働23時間◆大当たり45+α回◆収支-2万9200±α円 ゴールデンウイークは家でダラダラしていました(笑)。おかげで仕事始めは少々辛かった…。でも大丈夫!? 来週からはバンバン打ち込みたいと思います!!<プロフィール> 守山アニキ(もりやま・あにき)「納税するパチプロ」として業界ではつとに有名。スカパー279chモンド21の「パチプロ奥義伝承! 実践守山塾」や専門誌「パチンコ必勝ドリームス」(総合図書)などメディア露出多数。また、HP「熱闘!守山塾」(http://pachibaka.blog88.fc2.com/)でこうかいされる数々の立ち回り術は全国のファンに注目されている。ペンネームの名付け親は有名パチプロ・安田一彦氏。
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トレンド 2009年05月14日 15時00分
21世紀型図書館「東京マガジンバンク」オープン
ごく一般的な図書館のひとつだった東京都立多摩図書館(立川市錦町)がこのほど、雑誌約1万誌を所蔵する「東京マガジンバンク」としてリニューアルオープンし、市民らを驚かせている。差別化で再生を図る21世紀の図書館を追った。 「東京マガジンバンク」の所蔵雑誌数はなんと1万誌! 秋までにはさらに約1万6000誌、120万冊まで充実させる予定。そうなると、国立国会図書館を除けば、大宅壮一文庫(東京都世田谷区=約1万誌70万冊)を上回り、国内最大の雑誌図書館になるという。 書棚に並ぶあらゆる雑誌のなかでも、特に海外雑誌の種類が突出している。フランス版「ELLE」に、世界で最もメジャーな黒人向け米国雑誌「Ebony」、ドイツ週刊誌「Stern」、英国で180年以上の歴史を持つ週刊誌「The Spectator」、米スポーツ週刊誌最大手の「Sports Illustrated」などなど。これら知る人ぞ知る海外有名雑誌の最新号が読めるのだ。外国語を専攻する学生はもちろんのこと、日本在住の外国人にとっても待ちに待ったサービスといえる。 同館では貴重な創刊号約3000誌のコレクションも所蔵している。篠山紀信氏が撮ったケレン吉川さんが表紙の「JJ」創刊号(1975年)の実物を手にとって見ることのできる図書館はそうない。ページをめくればもはや死語となった「大特集ニュートラ あなたもニュートラをはじめよう」の文字が郷愁を誘う。そのほか「右手にジャーナル、左手にパンチ」と言われた「朝日ジャーナル」(59年)と「平凡パンチ」(64年)をはじめ、「アンアン」(70年)、「ぴあ」(72年)など、マニア垂涎(すいぜん)の創刊号がズラリだ。 しかし、雑誌不況の時代になぜ“雑誌バンク”なのか? 都直営の図書館は同館を含めて現在3館あるが、同館の瀬島慶子課長補佐は、都立図書館としての役割を問い直す時期にきていたと語る。 「近辺の図書館も充実してきたなかで、普通の図書館にはないものを作って差別化を図りました。区や市の図書館とお互いに刺激し合えればいいですね」 館内には文庫本や事典なども少ないながらも置いてある。雑誌の貸し出しはできないが、利用は都民に限らず無料。コピー(有料)もできる。 「分厚い雑誌は売れない時代になりましたが、雑誌の時代が終わったわけではない。雑誌にはそれぞれの時代・世相を反映する面白さがあります。実は1万6000誌中、約1万誌がすでに廃刊したものですが、今後も置いていきます」(瀬島さん) これまで、際立って特色のある公共図書館はほとんど存在しなかった。廃刊となった雑誌を読みたいがための遠方からの利用者も多数見込まれるほか、新聞・出版の業界関係者の注目度も高い。利用者の約7割をマスコミ関係者が占める大宅壮一文庫のように、業界人御用達の図書館にもなりそうだ。(関 淳一)「都立多摩図書館」東京都立川市錦町6-3-1(西国立駅より徒歩10分)。開館時間=平日9時半から19時、土日祝は17時まで。
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トレンド 2009年05月14日 15時00分
本格ミステリ大賞 「完全恋愛」「『謎』の解像度」に決定
第9回本格ミステリ大賞の公開開票が13日、都内で行われ、小説部門は牧薩次さんの「完全恋愛」(マガジンハウス)、評論・研究部門は円堂都司昭さんの「『謎』の解像度」(光文社)に決まった。同賞は本格ミステリ作家クラブ(北村薫会長)会員の投票で決定される。 「完全恋愛」はトリックの名手として有名な作家、辻真先さんが牧薩次の別名で書き下ろした一冊。辻さんは「恋愛もので書くためにあえて別名義にした」という。 「『謎』の解像度」の円堂さんは音楽ライターであり文芸評論家。会見では「ガチガチに緊張しております」と語りながらも、日本推理作家協会賞とのダブル受賞に喜びを隠しきれない様子だった。
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